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ボラベン高原バイク駆け最終章(Day5-9のつづき)

さて旅の5日目、DAY5はタッドロー(Tad Lo)からセコン(Sekong)を経てアットポー(Attapeu)に向かう約150kmのバイク駆けだ。

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天気は晴れ、道路は簡易舗装ながら行き交う車もほとんどなく頗る快適だ。だが、時にはこんな横断者もいる!!

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↓途中のセコンで立ち寄ったカフェの女の子。土間に裸足とはこれまた素朴そのものだけど、話しかけたら真っ赤になってこれこの通り。なんともカワユイじゃありませんか。。

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見て下さいよ、↓ピーターのこのニヒル(※)な顔。でも日焼け止めのグローブと、それにあの腕カバー、あれ奥さんのソックスか何かの着古しじゃないの?(※ニヒル:虚無的≒クール)←昔流行った言葉

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途中の描写も写真もすっ飛ばしたけど、、夕方、アットポー到着↓

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今夜の宿はここ、一見洋風の小洒落たゲストハウス。昔のフランス植民地時代の名残だろうか。でもここで良かった。オーナーの娘だと言う若い女性が英語話せたから。(この界隈どこに行っても英語がさっぱり通じない)

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今ってオフシーズンなのだろうか?我々二人の他に客の気配なし。珈琲でも飲みたいところだが、スタッフも誰もいないのでそれもできず、とりあえずは昼寝といくか、、

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150kmも駆けたバイクたち。土埃まみれで可哀そう。。

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今夜のディナーは、宿の若女将に聞いた近くのリバーサイドレストランと洒落込んだ。いや、ここはリバーサイドレストランではないな。川に浮いて見えるからフローティングレストランだ。なんとまぁ風情のあるレストランだ。

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辺りは暗くて何も見えないが、真っ黒な川面に煌びやかに光り輝くレストラン、さぞ美味いものが食えるだろうと、オヤジ二人の心は弾んだ。

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おぉ、なかなか良さげなレストランではないか。。中には客もいるぞ。。(いて当たり前か)

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ピーター、早速おネーちゃんたち呼んで、何事か話しかける。ん?なに?通じない?メニューだよメニュー!でも、持って来てもらったメニューはラオ語で書いてあるからさっぱり分からない。小さな写真がついてるけど二人とも老眼で目がよく見えないし、それに灯りが暗いから何がなんだかさっぱり分からん。

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とりあえずラオビア(ラオス産ビールのこと、これは何処でも通じる)持って来てもらって乾杯した後、二人で考えた。なにか肉食いたいな、と珍しく意見が一致した二人。またまたおネーちゃん呼んで、なにか肉料理ある?と英語で尋ねたが案の定ニコニコするだけでなんの反応もない。しょうがないから、メニューのちっちゃな写真を見て肉料理らしきものと野菜料理とスープ料理を指さしてオーダーした。そしてまもなく肉料理が来た。二人とも腹が減ってたのですぐにパクついたのだが、、ん、ん?ナニコレ?ウェ!マズっ!

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いやぁ、なんとも奇妙な食感と奇妙な味だ。チョー不味い。ピーターと顔見合わせながら、そっと吐き出した。これなんだろう。ポークじゃないよね。ビーフでもないし、フィッシュでもないだろう。

遠くからこっち眺めてるおネーちゃんたちをまた呼んだ。

これ何の肉?と聞いても彼女たちも首傾げてる。止むを得ず、持参のメモ帳の切れ端にピッグとフィッシュの絵を描いて、?を付けた。

するとおネーちゃんたち別の店員を呼びに行った。若い男が二人来た。でも彼らも英語はまるっきり通じない。ピッグの絵を指さすとノーノーと言う。そっかポークじゃないのか、ではフィッシュかと指さすとこれもノーノーと言う。じゃ、何なんだ?

すると、このやり取りを見ていた隣のテーブルの中国人らしきグループから一人の男性がやって来た。これフィッシュあるよ、ドッグじゃないよ、と言う。

なに、ドッグじゃない?なに言ってんだ、この絵はピッグだよ、ドッグじゃないよ。まったく、オレの絵がいくら下手くそだからと言って、ピッグとドッグの見分けもつかんのか?それで結局この肉は何なんだよ?魚?じゃなんの魚なんだよ?と英語で聞いても、相手はチョー片言英語の中国人、ダメだこりゃ、やっぱり通じない。。トホホ。。

いやしかし、魚にしても奇妙な食感と奇妙な味だ。結局我々はこの一見肉料理らしきものを喰らうのは諦めた。

んじゃ、↓次にこの野菜料理を喰ってみよう。。うーん、これもなんだな、見栄えも悪いがけっして美味しくもない。だが食えなくもない。なんなんだ、このリバーレストランは?もっとましな料理はないのかよ。。。

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最後に↓スープ料理を口にした。うっ、これもチョ不味!それでこっちはスープの具にフィッシュの皮と内臓らしきものが見える。でもこれ見た目も気持ち悪いし食べたくないっ。。

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とどのつまりは、ラオビアたらふく飲んで、つまみは訳の分からん野菜だけ我慢して食った。なんと言うプアなディナーなんだよ。二人とも仏頂面したままレストランを後にした。

その後、宿の若女将に頼んでマッサージに連れて行ってもらい、機嫌なおしたオヤジ組は、その帰りに立ち寄った薄暗く閑散とした店で乾きものをツマミにまたまたラオビア飲んで、その夜はそれで一件落着と相成った次第。。


明けて翌日DAY6、旅の6日目だ。今日は、昨日来た道を途中まで戻り、ボラベン高原最高標高地のパクソン(Paksong)に向かう。約130kmほどの距離だが、途中滝見物などしながらゆっくりのんびりのバイク旅だ。

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おぉ、これぞボラベン高原、どこまでも一直線の簡易舗装路が伸びて行く。でもこれがラオスの主要幹線道らしい。

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↓赤土の集落をバックに、ひねくれ団塊バイクを跨ぐ、、、

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でも一歩幹線道から横路にそれると、そこはもう、ほらこんな赤土の道。対向車とすれ違う時など土埃が酷くて前が良く見えん。

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それでもピーターは元気そのもの。赤土の悪路もなんのそのだぜ。

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かく言うひねくれ団塊だって、ほら負けちゃいないぜ、どんなもんだい!

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幹線道からかなり奥に入ったここは、Tad Yuangの滝と鄙びたゲストハウスのある、この辺でいうリゾート地。

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こじゃれたバンブーレストランでレイトランチだ。ピーターはロシアから毎年来てると言う年配のレディと親しくお話中。なんと彼女、良く見たら裸足で歩いてる。世の中にはいろいろ変わった人がいるものだ。

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そのロシアンレディに滝はどこ?と尋ねたらすぐそこだと言うので、オヤジ二人組、気軽な気持ちで急坂を下った。しかし下れども下れども滝の姿はちっとも見えず音だけ。こんだけ下ったら、帰りはもちろん登るってことだよな、もう30分は下ってるぜ、とかなり焦り始めるオヤジ組。

それでも途中で棄権なんかできるわけもなく、大汗かきながら滝壺まで下った。これ、帰りは倍以上大変だろうなと思ったが、そんな弱みは露も見せず、なにこれしきと強がるオヤジたち。。

ピーター、流石にシャツが汗でびっしょりだけど、それでも満足じゃのしたり顔。

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かすかに虹が出てるの見えますか?

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見上げるとこんな感じ。なかなかの迫力で良いのだけど。ハァ、帰りが大変、、、、

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で今夜のパクソンの宿はここ、シマリィゲストハウス。でもパクソンって閑散としててホントになんにもないところなんですね。町を1本の道路が走っているだけ。

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ゲストハウスでちょっと一休みしたら外は雨が降っていた。ここは標高1000mの高原地。雨が降って気温が下がったのだろう。ちょっと肌寒い。ほら、宿の前の通り(幹線道)もこのとおり、なんか寒々とした感じでしょう。

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早くも翌日、旅の7日目、DAY7。今日はパクソンからバイク旅出発点のパクセに戻る日。なぁに、たったの50km少々だ。1時間もあれば着いてしまう。なので、途中あっちこっち寄って、ゆっくり滝壺で水浴びなどしながら行く予定。

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でも出がけにまた雨が降ってきた。雨の中のバイク乗りは嫌なので、宿でしばらく雨が止むのを待った。ようやく止んだようだ。帰り支度をして遅い朝食に近くの食堂にやって来た。でも、ここって町と言うより街道沿いの集落だな。洒落たレストランもカフェもなんもない。

そんで、↓これが私の定番の朝めし、もとい、朝麺だ。肉は、うんこれは牛肉だ。スープが美味い。ライス麺もいい。今朝の朝麺は上出来だ。

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でもこれ↓、なんの野菜なんだろう?なんか見た目はその辺の道端から採ってきた雑草のようだけど。ま、土がついてないだけましと言うものか。。

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雨も止んだし、良し出発だ。で、しばらくバイク駆けしてやって来たこの滝、えっと、Tad Itouの滝だっけ?

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ここでしばらく大休憩。周りに誰もいないし、オヤジ二人で素っ裸になって、みっともない体形の裸をお互い晒して、、、、水着に着替えて、代わる代わるドップーン、ジャブジャブ、、フゥー気っ持ちいいー。

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滝を上から見たらこんなだよ。なかなかのもんでしょ。

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でも、滝壺で小1時間もゆっくり水浴びしての帰り道、なんか上からキャーキャー黄色い声が下りて来たと思ったら、、、、なんとどこぞの女子軍団ではないか。えっ、この彼女たち今から水浴びするの?すれ違いざまに変な目でじろりと見られた気がしたが、えっ?ノーノーおじさんたち、そんなことしない、覗きなんてしないから、心配しなくてよろしいよ。。

さてと、今日は滝のハシゴ。いや正確には滝見物のハシゴだね。↓次の滝は、Tad Faneの滝。

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↑ここは深い谷を挟んで向こう側の絶壁を流れ落ちるラオス最大の2本の滝を見物する展望台。そしてなんと驚くなかれ、こちらの崖から向こう側の滝近くの崖までジップライン↓(※)があるんだよ。

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※ジップライン(Zipline):こちらの崖と向こうの崖をワイヤーで繋ぎ、それを滑車で渡るアドベンチャー

さてお次は今回旅の最後を飾るTad Champeeの滝。

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ドラム缶筏(いかだ)に乗って喜ぶ少年1号↓。

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同じく喜ぶ少年2号↓。

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↓滝の後ろに廻ってみた。うん、なかなかの迫力でこれもよろしい。。

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さてと、滝巡りもこれぐらいにして、、と。時間も時間だし帰るべぇとやおらパクセに向けて最後のバイク駆けする二人組。。

すると前触れもなく突然空が真っ黒になり、あっと言う間にバケツをひっくり返したような土砂降りに、、、

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これは堪らんと、道端の屋根付き倉庫のようなところに緊急避難したは良いが、少年2号の山登り用レインウェアはまだしも、少年1号の百均ビニール合羽などほとんど役立たずにびしょ濡れ状態。だがしかし、これも想い出、あれも想い出なれど、百均ビニール合羽で十分十分と、いつまで経っても反省しない少年1号なのでした。

さてラオス最終日。約500kmのバイク旅を無事終えた二人組、パクセでは、奇しくも我が孫娘と同じ名のアリサゲストハウスにまたまた投宿し、再度メコン川を見たいとの少年2号の希望に添って、メコン川の川岸にやって来た。

特に少年2号は遥か彼方のゴールデンブッダの丘を眺め、もうここには二度と来ることもないだろうなどと、殊勝な気持ちで母なるガンジー、いやもといメコンを眺め、深くため息するのであった。

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その後、ラオス最後の夜は、思い切って贅沢にいくかとの少年1号の采配により、近くの安食堂で豪華な、と言ってもたいしたことない料理を肴にまたまたラオビアがぶ飲みし、ふらつきながらも健康マッサージもしっかりこなして、あぁ今回も満足な旅であったなぁと頷きあった。



明けて旅の8日目、DAY8。今日はパクセから陸路国境を越えてタイのウボンラッチャタニ。そして今夜、ウボンラッチャタニからタイ国鉄の夜行寝台列車でバンコクへ向かうのだ。

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少年2号、ゲストハウスアリサの玄関先にて、ちょっと気取っていたところ、どこぞのバックパッカーに、あのぉ、現地ガイドの方ですか?と声掛けられた。な、なんとローカルのガイドに間違えられたらしい。確かに肌の日焼け具合だけはローカルにも負けてないからね。。

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で、ラオス最後のメシもこれ。でもこれは美味い。やっぱりここは都会だよ。パクソンの田舎メシよりよっぽど美味い。盛り付けもなんでも小洒落ているよ。

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↓手配のバンに乗って国境までやって来た。国境を歩いて越える、初めての経験だ。ん、待てよ、初めてじゃぁないな。シンガポールも国境線は歩いて越えたよなきっと。向こうに見えるのがタイ国のイミグレ。

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タイ国のパスポートコントロール通過後、待っていてくれたタイ側のバンに乗り換えてウボンラッチャタニの国鉄駅に向かう。夜もとっぷり暮れた頃、ウボンラッチャタニの駅に着いた。↓

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今夜はここから夜行寝台列車に乗ってバンコクに向かう。今回旅も、ピーターの計画で乗り物一杯の旅だった。ピーターは自分が乗りもの好きだからと言っていつもこうだ。だがそこが良い、オレも大の乗り物好きだ。特にレトロな感じの寝台列車など最高だ。

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ビエンチャンからパクセまでの寝台夜行バスはいただけなかったが、ま、あれも今思えば良い経験だった。

↓ウボンラッチャタニの駅構内だ。

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↓これが駅の列車時刻表だ。ここからバンコクまで1日に8本出てるらしい。

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↓これが切符。これによると、我々が乗るのは夜8時30分発の快速バンコク行きだ。クラスは2等、2号車23番シートと書いてある。バンコク着は翌朝7時20分だが、我々はその手前のドンムアン空港駅で降りるから、もっちょっと早めに着くのだろうと思う。ちなみに運賃は631バーツ(約2,140円)だ。

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どうやら列車が入線したらしい。なにか乗務員さんの点呼のようなものが始まった。で、駅長さんみたいな人が大きな声で訓辞してる。これ、ちょっと面白い光景じゃないですか?

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↓車内の様子。この寝台列車、2等車だそうだけど決して悪くない。いつかやっぱりピーターと乗ったマレーシアのジャングルトレインよりも良いみたいだぜ。。

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↓ここが私の指定席。上段だけど、広いし清潔だし大満足。隠し持ってたアルコールをぐびりと飲んでガタンゴトンガタンゴトンといい気持ち。。いつしか眠りについて気がついたらもう朝だった。

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ドンムアン空港駅で列車を降りて、隣接するドンムアン空港への連絡橋を渡り、ブッキングしてるエアアジア便までの待ち時間は、新設のミラクルラウンジで朝食・休憩、その後定刻どおりにドンムアンをエアアジア便で離陸、無事にKLに帰り着いた。

終わって見れば、サザンラオスのバイク旅、相棒ピーターとのオヤジ、いや少年二人旅は今回もまた頗る楽しいものだった。8泊9日の男旅、いくら親しいとは言え、朝から晩まで顔つき合わせていれば、誰でも些細なことで口論したりもする。でも、お互い旅好きオヤジ組、旅の間はまるで少年のように考え、振る舞い、ふざけあい、あぁこの世で一番楽しきは特に荒野の旅なのだ。。

往年のバックパッカー、わが友ピーターに乾杯!

以上で、サザンラオスのバイク旅は終わりです。

ではまた。。







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t-ikesan

・雪国山形から南国マレーシアへ
・異文化生活辛くもあり楽しくもあり
・孫恋しさにしつこくSkypeお願い中
・息子宅のスリングボックスさまさま

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