超便利!ロードサービスアプリの使い方

今年は私にとって世に言う長寿の祝い年かと思いきや、どうも年末から続いているトラブルのことを思うとそうでもないようです。だけどいずれも大事に至らずに済んでいるのだから、これはこれで良いのかも知れない、などとまた独り善がりの思いに耽る今日この頃です。

さて今日は車のことです。みなさんはこの国で車を運転していて不安を感じてはいませんか?

車そのそものは日本製だし、しかも日本で乗っていた愛車を持って来ているわけだし、突然故障して動かなくなるなんてことは微塵も想定していませんけど、、、でも年末には計器盤のアラームランプが再度点灯したので整備工場で詳しく調べてもらったところ、車の四輪にそれぞれついている車速センサーのうちのひとつにエラーが出ていることが判明し、結構高価な部品でしたけど止むを得ず交換してもらいました。

でもこれが正解だったようで、その後現在に至るまでアラームランプは一度も点灯せず、かなりホットしています。

ところで、日本のような車検制度がないこの国では車のメンテナンスは飽くまで自己責任です。なので、このことが原因ではなかろうかと思うのですが、以前より少なくなってはいるものの、いまだに路肩に停車している故障車や傍で呆然自失風のドライバーを良く見かけます。

私は、毎日のように乗る車のことだから、信頼できる整備工場で定期的にしっかりみてもらわないといけないと思い、少々高くても日系の整備工場に出すようにしています。なので先日のアラーム点灯は別にして、車のコンディションには全幅の信頼をおいて乗っているわけです。

しかしながら、それでもまだ少し不安はあります。いつかも書いた気がしますが、この国で車を運転するには周りの環境と言うか、異なる道路事情や周囲のローカルドライバーのアグレッシブな運転マナー、それに何かが起こった場合の対処要領などを常に十分に考慮しておく必要があります。

日本とは異なる道路事情や周囲のドライバーの運転マナーにはそのうち慣れるのですが、交通事故や突然のブレークダウンへの対処要領などへの不安は少なからずあります。

不安の一番の元はやはり言葉の問題でしょう。そして文化や商習慣の違いなども大きな不安要因でしょう。警察、保険会社、整備工場などの関係先に電話して、日本ならばさほど苦も無く対応できるはずが、この国ではどっこいそうは行きません。

警察に電話してもすぐ駆けつけてくれることなど、余程大きな事故以外にはないし、自動車保険会社に電話しても日本のように手取り足取りサポートしてくれるわけではありません。まして昼休みに稼働しない整備工場などはほとんど期待はできません。

そもそも関係先に電話して、今どこ?と問われてピンポイントで自分の現在位置を説明できる人などそう多くはいないでしょう。

私は、自分で言うのもおこがましいのですが、英語でもマレー語でもひととおりの会話は出来ると思っています。でも、なにかあった場合の状況の細かな説明や主張、または示談交渉など果たしてその場で咄嗟に的確にできるかどうかはやはり不安です。はっきり言ってこれはこの国で車を運転する場合のかなり大きなリスクだろうと思います。

このことは、英語にもマレー語にも自信のない平均的な日本人在住者の方たちにとってはなおさらのリスクです。私がmy better halfに、この国で車の運転を絶対にしてもらいたくない理由は実はここにあるのです。

そこで今日は、先日私が実際に体験したことがらをお話し、そんな不安を少しでも和らげてくれるお勧めのロードアシストアプリを紹介したいと思います。



先週の今日、つまり1月12日のことですが、毎年恒例の年金受給手続きのための在留証明書を取りに日本大使館に出かけました。最寄りの有料駐車場に車を停めて、用事が済んで帰る際のことです。屋内の駐車ベイから車を出して屋外に出ようとした時に、灯りがなく暗かったことから、たまたま左前方にあった他の駐車ベイの車止めの縁石に気が付かずに乗り上げてしまいました。

ゆっくりと前進していたら左前のタイヤに突然ガツンと来たので、オッと思いましたが、すぐさま車止めの縁石だと気が付き、そのまま前進して縁石を乗り越えました。

大したことはないと思ったので、車を下りてタイヤなどを点検もせずに直ぐ道路に出て走っていましたが、まもなく左前から微かな振動を感じ、あれ?何かな?おいおい、まさかパンクじゃないだろうな? さっきの縁石か? いや参ったな、と思いました。

でも場所がジャラン・ツン・ラザクのアンパントンネルの中だったので直ぐには止まれずそのまま走っていましたが、その後益々振動と異音が大きくなり、これはもうこれ以上は走れないと判断して狭い路肩に車を寄せて車を停めました。

ご存知のとおりジャラン・ツン・ラザクの交通量は半端じゃありません。近くに信号交差点もない直線道路だったので車を停めたすぐそばをビュンビュン他の車が通り抜けていきます。大型トラックが通る時など、風にあおられて怖いなんてもんじゃありません。いや、死ぬ思いと言うのはこういうことを言うのかも知れないなんて思ってました。

そして恐々と左前のタイヤを見てみたら、な、なんと、これパンクじゃないよ。バーストって言うんだよ。見てみなよ、タイヤが見事に裂けてるじゃないか。。

でも日本では、最近では見たことも聞いたこともないタイヤのパンクやバースト、この国では良くあることのようです。私も以前釘を拾ってタイヤがパンクしてしまい慌てて整備工場に駆け込みましたが、意外に簡単に修理出来てなんだこんなものかと思ったこともありました。

ところが今回はそうは行かないようです。タイヤが完全に裂けてる。修理もできないだろう。このままではとても走れない。あんな縁石のせいで、なんでこんなになっちゃんたんだろうと、不思議に思いましたが、そんなことより、今、どうすべきかです。

咄嗟に、よしスペアタイヤに変えようと決心しました。私は雪国で車を乗っていたのでタイヤ交換はお手のものです。こんな1本のタイヤ交換ぐらいなんてことはないよ。それよりこの路肩が心配だよ。タイヤ交換作業中に他の車に激突されたら、それこそ私もお陀仏だぜと背筋を寒くしながら工具を準備しようとしましたが、あれ?ジャッキがない。あれ?確かにいつもはここにあるジャッキがない。

変だなあ、おっかしいなぁ、と車のあちこちを探しましたがどこにもない。なんで?そう言えばマレーシアに来てから一度もジャッキなんて気にしたことがなかったけど、まさか日本に置いてきたわけ?んなことないよなぁ。じゃ、まさか盗られた?どこで?などと頭をよぎったが、今はそれどころじゃない。

どうしよう?ジャッキがなければタイヤ交換など出来るわけがない。うーん、どうしよう。。

しょうがない、誰かに助けてもらおう、と考えたは良いが、こんなところで手を挙げても誰も止まっちゃくれないよ。下手に止まったら後ろから追突されるに決まってる。おー怖わっ!



考えた挙句、思いついたのが自動車保険のロードサイドアシスタンス。私の場合、自動車保険はTOKIO MARINEですが、通常どこの自動車保険にも付帯しているやつです。

これは事故や車両故障で契約の車が自走できなくなった場合などに緊急的に提供されるサービスで、TOKIO MARINEの場合は、
①事故時はRM200まで無償(個人使用自動車の場合:以下同じ)、車両故障時(ガス欠、バッテリー上がり、鍵の閉じ込み、パンク等修理を含む)はRM150まで無償のレッカーサービス及び現地応急修理
②事故時、車両故障時共に無償で提供される情報伝達サービス、通訳サービス、医療機関紹介サービス
③事故時、車両故障時共に費用全額本人負担となる車両自宅回送サービス、代行運転サービス、宿泊施設紹介サービス、代替交通手段紹介サービス、医療機関への緊急搬送手段提供サービス、弁護士等紹介サービス 
を含みます。

このサービスを受ける場合は、事故・故障受付コールセンター(24時間365日対応可)に電話します。TOKIO MARINEの場合、フリーダイヤル1-800-88-1301です。

コール時に必要な情報とは、①氏名、自動車保険種類、証券番号、②携帯電話番号、➂契約自動車の登録番号、車種、車名、塗装色、④要求種別(事故対応要求/車両故障対応要求/情報提供要求)、⑤事故または車両故障等の内容及び情報提供要求内容です。

以上ですが、実は↑このことは、その時にオンザスポットで憶えていたわけではもちろんありません。

コールセンターの電話番号はウィンドウに貼ってある道路税ステッカーの裏に書いてあるので分かるのですが、果たして電話して何をどう言えば良いのか、皆目分かりません。なので慌ててダッシュボードを探しましたがどこかに入れておいたはずの保険証券もサービスの手引きなども見つからず、結局のところ宝の持ち腐れのようなものでした。いざと言う時に使えないなんて何のための保険なのか?と思いますが、いやこれは自分が悪いのだから、保険会社さんに文句は言えません。



で、次のオプションは近くの整備工場です。行きつけの工場はスバンジャヤだから遠くて頼めないと思い、スマホで検索しまくり近くを探しました。

そして何軒か整備工場に電話をかけてみたのですが、何処もタイヤ交換ぐらいじゃ色よい返事はなしです。そうこうしているうちにどんどん時間が経って、焦るは焦るは、怖いわ怖いわ・・・・

多分、そばを通るドライバーから見たら、呆然自失の間抜け面の男に見えたことでしょう。さらに頭に来ることに、その場所の近くにゴミだらけの側溝があってどうも蚊の奴がごまんといたらしい。その時は半ズボン姿だったので、突然もろ出しの両脚にものすごい痒みを感じ、良く見ると10か所ぐらい蚊に喰われてる。蚊の奴らにしたらこんなジジイの生足でも棚ぼたのごちそうだったのでしょうね。

くっ、くっそーと泣きたい気持ちになりながら必死に緊急アシストを頼めるところを探してました。

と、そのうち、やっとのことで良さげなところにヒット。今何処?と問われて、はてここは何処?と言う情けない始末。もちろんジャラン・ツン・ラザクは言えるのだが、ピンポイントの場所説明ができない。

近くに何が見えるなどのやり取りを交わしてなんとか今いる場所を理解してもらったが、その時、無料の専用アプリがあるのでそれをダウンロードして登録すれば簡単ですよと教えてもらった。その時はこのくそ忙しい時にそんなメンドくさいことが出来るかと思ったが、後ほど改めてそのアプリをダウンロードしてみて試したところ、これは素晴らしい。

使い勝手も良く、さくさく動いて実に簡単。特に、何もしなくても何も言わなくても自己位置が瞬時に出て相手に伝わるので、あとはメニューに添ってオーダーするだけ。経費見積もりもすぐに出る。

いやぁ、これは良いですよ。これがあったら、先に書いた不安の大部分を解消できそうです。これは皆さんにも絶対お勧めと思いますので、ここで改めて詳しく紹介してみたいと思います。



CARPUT

CARPUTアプリを立ち上げた直後の画面です。グーグルプレイでもアップルストアでもダウンロード(DL)できるようですが、以下は私のアンドロイドスマホにDLしたアプリの画面です。最初にユーザーに関する初期登録が必要ですが、その後はこのような画面が出てきます。

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"GET STARTED"から"SELECT YOUR CAR"の画面に移ります。なお"ADD NEW CAR"で複数の車両登録ができます。

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車を選択(押し下げ)してサービスメニュー画面に進みます。

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サービスメニューは、バッテリートラブル、トーイング(牽引)、スペアタイヤ交換及びガス欠対応だけのようです。

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日本のJAFのように、もっといろいろと幅広のサービスメニューがあれば良いなと思いますが、でもこれだけでも十分安心ですね。

そう言えば、今思い出しましたけど、マレーシア版JAFのAAMですが、あれ今どうなってますかね。以前から極端な財務悪化で従業員給与支払いもだいぶ滞ったり、そのせいか会員サービスの方もかなり手薄になっているのだとか噂されていますよね。

入会金も年会費も払って会員登録している皆さん、在住日本人の中にもいらっしゃるのではと思いますが、いざと言う時に使えるサービスかどうか確認されたほうが良いかと思います。

その点、このカープットは入会金も年会費も不要で、アプリが超簡単、支払いは利用の都度にオンザスポットで、現金の持ち合わせがない場合はクレジットカードでもできるのだとか。。

いや便利過ぎますなぁ。

特に超便利なのが↓これです。そう、現在位置表示・伝達機能です。もうこれさえあれば、現在位置を問われてオロオロする必要もありません。何もしなくても、相手にこちらの位置がピンポイントで見えているのですから。

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↓実際にオーダーする前の確認画面です。

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これはスペアタイア交換サービスのオーダー確認ですが、今すぐか時間指定かの確認と費用見積もりが出ています。確認後に"CONFIRM ORDER"で発注(サーピス依頼)完了です。なお、タイヤ交換の費用は大概50リンギのようです。

そして再度、サービス内容のサマリーが出てきます。

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↓次にトーイングを依頼する場合の画面ですが、最初の自己位置画面の次に、何処にトーイングするかの画面(TOWING DESTINATION)が出てきます。これで良ければ"NEXT"に進み、、、

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↓オーダー前の確認画面です。費用は距離によっても異なるのかも知れませんが、ここでは145リンギと出ています。

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次にガス欠対応を見てみます。お、これも50リンギですね。

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次はバッテリートラブルです。このメニューは2つ。新品バッテリーへの交換と、ブースターケーブル使用のジャンプスタートサービスです。

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バッテリー交換の場合は、"NEW BATTERY"を選択すると、車種にマッチするバッテリーが費用と共に出てきますので、いずれかを選択します。

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↓バッテリー画面の続きです。

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いやぁ、どうですか、皆さん。これ簡単でしょう?画面に出てくる以外の細かなやり取りはチャットかボイスで簡単にできるようだし、
シニアにも優しい簡単アプリで絶対これハナマルですよね。

で、一番最初の画面(立ち上げ直後の画面)に戻りますけど、左上にあるメニューアイコン(3本バー)から入るとこんな↓画面です。メニューに"JOB HISTORY"があったので、試しに中を見てみると、、、、

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私のこの前の件が、しっかりと記録されてました。

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おほっ、凄い。克明に記録されてる。凄いですね。

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いや、このアプリ、絶対人気出ますよ、間違いなく。この会社、元々は車のバッテリー屋さんらしいのですが、この仕組みを考えた人は偉い!こういうのが本物のベンチャーかもしれないですね。

以上、今日は私の実際の体験から感じたこと、気付いたこと、新たに知ったことなどを書いてみました。参考にしていただければ幸いです。

ではまた。。



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コメント

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愛車の故障でJalan Tun Razak での立ち往生、肝を冷やされたことと思います。
我輩も昨年イポーのメインロードで、同様の苦い経験がありますので、CARPUT アプリの紹介、有難うございます。
昨年の我輩の事例では、通りがかりの“救いの神様”に助けられましたが、ここは外国、いつもうまくいくとは限りませんので、アプリに紹介非常に助かります。

fulafula

アプリ 早速、ダウンロードしました。
使い方までの説明、大変助かりました。
言葉に不安がある私には、電話で場所を説明するのは無理です。

お世話になりたくないですけど、いざという時 落ち着いて対応できそうです。

kamada

私もいざと言う時の為に早速マレー語を勉強しようと思います!
いつも役に立つ情報をありがとうございます^^

t-ikesan

Re: タイトルなし
NISHIさん、flaflaさん、そしてkamadaさん、
コメントありがとうございます。

世の中には頭の良い人たちがいるものですね。
そしてだんだん便利な世の中になって来ましたね。
でも受け手の頭が堅いままでは宝の持ち腐れですからね。
人間いくつになっても勉強ですね。
↑これ私のことです。(笑)
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t-ikesan

・雪国山形から南国マレーシアへ
・異文化生活辛くもあり楽しくもあり
・孫恋しさにしつこくSkypeお願い中
・息子宅のスリングボックスさまさま

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