昨日(4月29日)、ミッドバリーのISEC(International Specialist Eye Centre)で無事に右目の手術を終えました。

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予約時間の11時から1時間半ほど待たされましたけど、その間、待合室や廊下などをちょっと撮ってきましたのでご覧下さい。

ほら↓、眼科病院にしては大きな待合室でしょう。

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↓こちらも待合室です。

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↓スペシャリストドクターごとの診察室です。

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↓長い廊下です。向こうの奥に手術室などがあります。

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↓廊下にずらりと掲示されているのは、ドクターごとのディプロマです。この辺はどこでも同じですね。

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さて肝心の手術ですが、開始までちょっと待たされましたけど、始まってしまえば予告どおり30分程度で終わりました。ベテランの女医さんにしてみればチョチョイのチョイ(彼女の言葉で言うとit's a walk in the park)だったのでしょうね。

でも目の手術って考えただけでも怖いじゃないですか。手術する右目の方だけフェイスマスクから出して、ドクターがピンセットやメス持って目の中を散々弄くりまわすんですよ。

アイドロップの部分麻酔が効いてるとは言うものの、チクチクしたり引っ張られたり、いろいろ弄られてるという感触はもちろんありますし、右目は全開なので、ぼんやりながらも白目の方でなんかやられてるなぁと白目の隣の黒目がしっかり見てるわけですよ。

最後には白目のどこか一部、多分、結膜だろうと思うのですが、切り取ってそれを患部に縫い付け(移植?)て終わったようなのですが、ごく細い手術糸を引っ張ったり結んだりしてるのも黒目がちゃんと見てましたし、正直言ってあまり気持ちのいいものではなかったですね。

ドクターが途中何度か、Are you OK?とか、Are you frightened?などと声掛けしてくれましたが、こんなことぐらいでビビルオレさまじゃないぜ、と強がりのOKを連発してました。

手術後にドクター説明を伺いました。患部はしばらく赤目が続くので、炎症を抑える目薬、点眼薬と軟膏を出してくれるとのこと。そしてその後、MCはどうすれば良いかと問われましたが、咄嗟にその意味が分からず、え、なんですか?って聞き返してしまいました。

ドクター曰く、この程度の手術なら今日と明日安静にすれば、その後は連休に入るので(5/1から4までマレーシアも連休です)MCは必要ないと思うけど・・・・とのこと。そっか、Medical Certificate、つまり診断証明書のことか。会社で特休とるのに必要なヤツだ。でも、オレ、無職だし・・・とちょっと返答を躊躇してたら、今日はMedical Leave(病欠)取ってきたんでしょ?って。。。

オレ若く見られたね、ここでも。でも悪い気はしないよね。すかさず、え、そ、そうです、Medical Leaveです、なんて見栄張っちゃったよ、アハハ。

結局、ドクターから、2日間の安静を要す、みたいなMCを有難く頂戴してきましたけど、コレ、私みたいなリタイアリーには無用の長物なんですけど。(笑)

家に帰ってから、恐る恐る右目をしっかり見てみたら、真っ赤、と言うかマダラ赤、正視に耐えないほどの無残な姿。でも、例の異様なモノはもうない。ほっ、良かったぁ。コレで赤目が綺麗に治ってくれたら万々歳だぜ。

なので早速お祝いしなきゃと考えて、ビールの一気飲みでひとり乾杯しました。くふぅー、う、うめぇ。しっかし、コレ冷えてるなぁ。凍る寸前だぜ。でも、今回はドクターの指示守って、安静にしなきゃなぁ。(これまでの人生、医者の言うこと一切無視し続けてきた大ばか者でした)

缶ビール2本飲み干した後、続けて日本酒に手を出しかけて、ん、待てよ、術後の飲酒制限とかないんだろうな、なんて殊勝にもファーマシィで手渡されたブロシュア(医療パンフ)にやおら目を通したところ、そこにはこんな文言が。。

Here are 5 reasons you shouldn’t chase your treatment with alcohol:(手術後に飲酒してはいけない5つの理由)・・・・・・・・・コレだもんな、多分オレ長生きしないな。。でも、もう随分永いこと生きたからもうそろそろいっか、、なんて、本心では思ってもいないこと書いてみたりする、正真正銘のひねくれモノ+大バカモノなのです。

↓はい、こいつがひねくれモノ+大バカモノです。

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ちょっとはボカシを入れたつもりですが、知ってる人が見たらバレバレの写真ですね。(笑)

あっそうそう、こんな私をご心配いただいた、ゆっきーさん、Shun Ishizakaさん、大変ありがとうございました。この場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。

お陰さまで手術も無事に終了し、多分、多分ですけど成功したのだろうと思います。

今後、ドクターの言いつけどおりに薬も欠かさずちゃんとして、2週間後のフォローアップに備えたいと思います。

で、でも、ここまで書いたらもう日が暮れてきました。こうなるとやっぱり喉越し爽やか、きりりと冷えた、今日はカールスバーグが飲みたい。。でも、我慢我慢、、なんて、言いつつ冷蔵庫に自動的に足が向いてしまう性懲りもないバカな私をお許し下さい。

ではまた。。



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突然ですが、明日(4月29日)、当地(KL)の眼科専門病院で眼の手術を受けてきます。

どういうことかと言うと、最近、右眼の白目の上になにか異様なモノができてきて、最初は別に気にもしていなかったのですが、その異様なモノがだんだん目尻の方から黒目の方に侵食してきたのです。

別に痛くはないのですが、目やにが一杯出るし、瞼を閉じたり開けたりすると若干の異物感があるし、ここ2週間ほどは霞眼が進んで本当に見えづらくなってきて、外見からもはっきりと分かるようになってきたのでこのまま放置すると、死んでしまうのかなと自己判断したのです。(笑)(大ウソです)

最近では、ただでさえ老眼に乱視が加わって物がとても見づらいと言うのに、このままではそのうちまったく見えなくなってしまうのではないかとの不安に苛まされました。

若い頃は人一倍視力が良くて、メガネをかけたことなど一度もなかったのに、いつの頃からか用途に応じた何種類かのメガネを常に持ち歩くようになっているし、まったく齢を取るってことはこういうことなのかと情けなくなります。

時々メガネを忘れて買い物にでてしまったりすると、商品の値札の数字が読めなくて、悩んだ挙句に近くを通る他所の人や店員さんに尋ねたりするのですが、誰もが私の顔を見て怪訝な表情をします。(私の)外見がそんな年寄りには見えないらしく、「そこに書いてあるじゃないの。なんで自分で読まないの?」って言われているようでいつも恥ずかしい思いをするのです。

そんな状態の私なのに、これ以上視力が衰えたらどうしようと言う恐怖もあって、思い切って、眼科専門病院を受診しました。KL市内、ミッドバリーシティにあるISEC(International Specialist Eye Center)と言う眼科専門病院です。

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もちろん私の眼の症状についてはGoogleで検索しまくりました。そして、画像と自覚症状から病名や治療法などがまもなく特定でき、悪性の腫瘍などではないとの見通しもたってひと安心したのですが、とにかくこのまま放置したくはありません。

でも完全な治療法は手術で切り取る以外にないと知り、できることなら次に日本に一時帰国した際に日本の病院で治療を受けたいと、ちょっと前まで考えていました。しかし、意外と眼の中の異様なモノの成長と侵食速度が速く、異物感と霞み眼の自覚症状もハッキリとでてきているので、最早次の帰国までは待てません。

そこで、当地で信頼できる眼科専門病院はないものかと、いろいろ聞きまわり探しまくりました。

そしてここISECに決めたのです。病院のことをいろいろ調べて行くうちに、この病院における私の病名の手術のベテラン医師名までたどり着くことができ、善は急げと早速、ISECのホームページからオンライン予約を入れました。

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ところで、この国の公的機関や民間会社などのこの種のホームページでの申し込みとか問い合わせなど、はっきり言って信用できないと言うか使い物にはならないと今までずっと思ってました。

MM2Hビザ申請の時の観光省もそうだったし、銀行へのオンライン問い合わせだってそう。保険会社への資料請求だって同じようなものでした。問い合わせをしても、資料請求をしても、その後なんの音沙汰もなしなんて普通にあることだし、運よく担当者から返事をもらえたとしても、その返答内容はほとんどがおざなりで、役に立たないものばかり。まったくこの国の人たちはどうなっているんだろう、と何度憤慨したことか。。

なので今回もあまり期待せずに予約申込みしてみたところ、意外や意外、まもなく予約受付完了メールが届いて驚きました。

しかも、診察日もドクター指定もすべて私の希望どおりです。ふぅーんマレーシアにもこんなきちんとしたところがあるんだなと感心してしまいました。

↓ISECが入っている建物の外観です。ISECはこのビル(CENTER POINT)の7、8Fにあります。

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エスカレータで2Fに上がります。

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そしてセキュリティチェックを受けてエレベータに乗り換えて8Fに上がるとISECです。

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なにせ私も大切な目の手術を受けることになる訳ですから、アポイントメントの段階からいい加減な対応されたら考え直したところですけど、そうでなくて正直ほっとしました。

さらに、初診予約日の前々日と前日にはご丁寧にもリマインダーのメッセージも届き、うん、こんな病院なら任せても良いだろうなんて自分に言い聞かせてました。

4月23日、初診予約日です。8Fの外来受付カウンターにて受付と登録を済ませ、指示された診察室の前で待っていたのですが、この病院って眼科専門病院なのにずいぶんと大きくて患者さんもいっぱいです。ドクターも大勢らしく、診察室もたくさんあるんですね。

しばらくすると、私が指名したドクターの診察室の看護師さんから名前を呼ばれ、そして、ドクターとご対面です。と言っても、私はすでにこの病院の医師名簿でお名前もお顔も分かっていたのですが、やはりイメージどうりの方でした。

インド系の女医さんで、この国の眼科専門医としては大変高名な方のようです。

問診と検査を終えて、診断結果を伺いましたが、開口一番、OK、手術しましょう、手術で問題はすべて解決しますよ、と仰って下さいました。私としては、元より手術は覚悟の上なので、疑問も特に感じなかったのですが、ドクターは、私の不安を解消しようとしてか、この正体は脂肪なのだとか、特に脂肪の弛む高齢者(コーレイシャ)には良くあるフツーの病気なのだとか。。。

トホホ、なんと言うことを・・・・。コーレイシャだなんて。でもショーがないです。正真正銘のコーレイシャですから。

手術はこいつをチョチョイのチョイとつまんで切り取るのだとか、その内容や手順を分かり易く丁寧に図解してくださいました。

そんな説明を耳にしながら、きっとこのドクターなら安心できる。なんと言っても眼のことだし、もし万が一なんてことが実際にあったらそれこそ後悔先に立たずだもんな。。この女医さん、見た目優しそうだし、でもメスを手にしたら性格変わるかなぁなんてくだらないことを考えてました。

しかし正直言って、ちょっと怖い気はするのです。後でこのことを仲間に話したところ、勇気あるなぁ、と言われましたが、確かにそうなんです。これって勇気がいるんですよね。

不安なんて全然ないよ、なんて強がり言いながら、内心はちょっと怖いのです。

でも、もうマナイタの鯉です。明日のお昼過ぎにはすべて終わっています。この右目のモヤモヤがすっきりして、また前のような右目に戻ってくれたら言うことなしです。

結果については・・・・、結果が良ければまたブログにアップするつもりですが、万一結果が悪ければしばらくダンマリを決め込むかも知れません・・・・なんてことは絶対ありません。あろうはずがありません。。

とにかくこの国の医療レベルとドクターの医療技術や技量を信頼して明日午前中、11時の予約ですけど・・・

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・・・・・・笑いながらISECに行って、あの女医さんの手術受けて、笑いながら帰ってきますね。

それでは次回。。




さて、今日は例のMH370の捜索活動に関する直近の話題を取り上げてみます。

早いもので、あれ(MH370の失踪)から1年以上も経つのですね。もちろん、今でも捜索活動は続けられているのですが、まだ一片の破片も発見されておらず、一部メディアで、そろそろ捜索は打ち切りになるのではなどとの不確実情報が流されたこともあり、周囲にはそのように理解している方もおられるようですので、信頼できる情報を元に捜索活動の現状と将来予測を書いてみたいと思います。

昨日からトップ画像にも据えているこの写真は、↓KLIA(クアラルンプール国際空港)のエプロン(駐機場)にてグランドハンドリング(地上準備)中のマレーシア航空機。最奥に見えているのはエアアジアなどのLCCが主として使用するKLIA2です。

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↑中央がB777-200ER(MH370と同型機)、手前と奥がB737-800。マレーシアのフラッグキャリアとして世界でも最高位の格付けを受けていたが、近年の経営不振と昨年の連続2件の悲劇的な航空事件・事故により、今年(2015年)1月からは株式上場廃止、事実上の国有化となり政府主導で再建が進められている。尾翼に描かれたシンボルマークは、マレーシアの伝統的な三日月型の凧を図案化したもの。


それでは先ず、4月16日付けのNST onlineに掲載された記事の紹介です。

MH370 search area will be expanded if no discovery made by May

5月までに発見できない場合はMH370の捜索エリアを拡大

NST online 16 APRIL 2015

The search are for Flight MH370 in the Indian Ocean will be expanded by another 60,000 sq km if no discovery is made by May, Transport Minister Datuk Seri Liow Tiong Lai said today.
インド洋におけるMH370の捜索は、5月までに発見がなされなければ、新たな60,000平方キロの捜索エリアに拡大して行われることになると、今日、マレーシア運輸相のDatuk Seri Liow Tiong Lai氏は述べた。

He said about 60 per cent of the current 60,000 sq km search area has been covered and the remaining 40 per cent should be completed by May.
彼は、現在まで60,000㎢の捜索エリアのおよそ60%がカバーされた、残りの40%は5月までに完了しなければならないと述べた。

“If the aircraft is not found in the (current) 60,000 sq km, we will expand another 60,000 sq km. The total will be 120,000 sq km, which will be 95 per cent of the MH370 flight path,” Liow said at a press conference after a tripartite meeting with officials from Australia and China.
「航空機が現在(計画)の60,000㎢で発見できなければ、我々は(捜索エリアを)更に60,000㎢拡大して合計は120,000㎢となる、それはMH370機の(推定)飛行経路の95%をカバーするものだ」と、運輸相はオーストラリア及び中国当局との三者会談の後、記者会見で述べた。

China’s Transport Minister Yang Chuantang said although they had covered more than 60 per cent of the priority search area, nothing has been found. “China continues to be committed in this search effort and won't waver. No matter how daunting the challenges faced, China will not stop its efforts in the search operations with Malaysia and China,” he said.
中国運輸相のYang Chuantang氏は、優先捜索エリアの60%をカバーしたがまだ何も発見できていない。「中国は、この捜索活動を継続し決して諦めない。いかなる困難に直面しようとも、中国はマレーシアと共に行うこの捜索努力を止めることはない」と述べた。

Liow said the possible second phase of 60,000km sq will be an expansion from the current search area, in line with the seventh and final handshake between the aircraft and satellites.
約60,000㎢の第二段階の捜索は現在の捜索範囲の拡大捜索であり、航空機と衛星の間の第7及び最終のデータ通信(log-on request)記録に基づくエリアであると、マレーシア運輸相は述べた。

Meanwhile, addressing recent speculations, Australian Deputy Prime Minister Warren Truss said the possibility of MH370 being in the Maldives or Bay of Bengal is inconsistent with the satellite data and radar studied by the experts. He said the next possible second phase of 60,000 sq km expansion would likely finish by the end of the year.
一方、最近の見通しを述べたオーストラリアのWarren Truss副首相は、(MH370機が)モルディヴまたはベンガル湾に沈んだ可能性について、衛星データ及び専門家によるレーダー情報解析結果と矛盾しているとし、第2段階となる60,000㎢の拡大捜索はこの年末までに恐らく終了するであろうと述べた。



以上、関係3カ国大臣による記者会見の記事でした。

私はこれを読み、マレーシア、中国及びオーストラリアの各大臣ともそれぞれのお国事情に応じた発言であるなと感じました。

マレーシアの運輸大臣は、もちろん他所事ではありませんから今の捜索域で発見できない場合はさらに拡大して捜索すると述べています。中国の大臣も、被害者の大半が自国民な訳で、被害者の家族・親族に対する対応もこれあり、決して捜索を止めることはないと言い切っています。

ただし、オーストラリアの副首相の発言は微妙ですよね。拡大捜索も年内には終わる見込みとしながらも、その先のことには触れていません。これはもちろん、本捜索活動を主導しているオーストラリア政府としては、費用負担も気になるところであろうし、永久に続けることなどできないことなので、捜索活動の幕引きをどうすれば良いのかとの不安が具間見える気がします。

しかし、2009年に大西洋に没したエールフランス機の事故の際は、2年後の2011年にようやくブラックボックスを回収できたと言う例もあることから、2年も経ずに早々と捜索打ち切りなどとすることは到底考えられないことでしょう。

だけど、このエールフランス機の事故の際は、事故発生まもなく、続々と機体の残骸などが発見・収容されているのですが、今回のMH370はまだ一片の破片もなにも見つかってはいないのですから、まるでミステリーと言う他ないですよね。

ま、しかし、今後も地道に捜索活動を継続する以外に方策はないような気がします。



次に、先月3月8日にマレーシア政府は事故調査チームによる中間調査報告書を公表したのですが、その2日前、同じNST onlineに今回の事故原因を示唆しているような興味深い記事が載っていましたので、それを紹介してみたいと思います。

少々長い記事ですが、十分信頼に足る記事であると思いますし、ミステリーの一端が読み取れるような気がしないでもありません。是非、最後まで読んでいただき、思いをシェアしていただきたいと思います。

Rogue Pilot emerges as main theory in loss of Malaysian plane
悪党パイロット説、マレーシア航空機墜落の主(原因)説に浮上

NST online 6 MARCH 2015(中間報告発表の2日前)

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The retired chief pilot of Malaysia Airlines is torn between logic and loyalty to an old friend. Nik Huzlan, 56, was one of the first captains to fly the 12-year-old Boeing 777 that disappeared over the Indian Ocean a year ago this Sunday.
1年前、インド洋上で消滅した機齢12年のB777機の運航機長の一人であったマレーシア航空の元(退役)チーフパイロット、Nik Huzlan氏(56)は、主(原因)説と旧友への忠誠心の間で揺れている。

He knew the pilot who flew the plane that day, Zaharie Ahmad Shah, for decades. Huzlan is convinced that deliberate human intervention, most likely by someone in the cockpit, caused the aircraft, on a red-eye flight from Kuala Lumpur to Beijing, to suddenly turn around, cease communication with air traffic control and some six hours later run out of fuel and fall into the ocean.
彼は、その日、当該航空機を飛ばせたパイロット(Zaharie Ahmad Shah氏)を何十年も前から知っている。Huzlan氏はまた、熟慮された人間の仕業、おそらくコックピット内の何者かが、クアラルンプールから北京へ夜間飛行中の航空機を突然転回させ、航空交通管制との通信を遮断し、約6時間後に燃料欠乏により海中に没したと確信している。

But he also said he had never seen anything in more than 30 years of friendship that would suggest that Zaharie was capable of such a deed.
しかし、彼はZaharie氏との30年以上もの付き合いの中で、Zaharie 氏について、そのような行為ができる人物であると示唆する何ものも見ていないとも述べた。

“Based on logic, when you throw emotion away, it seems to point a certain direction which you can’t ignore,” Huzlan said. “Your best friend can harbour the darkest secrets.”
「理論(原因説)に基づき、あなたが感情を捨てれば、それはあなたが無視できない特定の方向を指し示す」とHuzlan氏は言う。「あなたの親友は、最も暗い秘密を心に抱くことができる」

No trace of the plane has been found, although four ships continue to scour a section of the ocean floor roughly the size of West Virginia and as deep as three miles below the surface.
4隻の船がおよそウエストバージニア州と同じ広さで最大3マイルもの深さの海底の捜索を続けているが、航跡は何も発見されていない。

Without the plane’s flight recorders, the disappearance remains a mystery.
航空機のフライトレコーダーが発見されない限り、失踪はミステリーのままなのだ。


But the “rogue pilot theory,” as investigators call it, has emerged as the most plausible explanation among several.
しかし、調査者たちが称する「悪党パイロット説」はいくつかある中で、最もそれらしい説明となった。

Many, but not all, of the investigators and experts who have reviewed the limited evidence say Zaharie, or perhaps the co-pilot, Fariq Abdul Hamid, is the likeliest culprit, although they caution that the evidence is limited and circumstantial and that the theory is full of holes, like lack of a motive.
すべてではないが数多くの調査者と専門家たちは、限られた証拠を見直して、(機長の)Zaharie氏やおそらく副機長の Fariq Abdul Hamid氏がもっとも有力な犯人であると言う。しかしながら証拠が限られていることや状況証拠のみであることから、動機不明など、その(犯人)説は穴だらけなのだと警告している。

“I would say that’s my favourite, because it would fit best with what has happened,” said Peter Marosszeky, a long time Australian airline executive who is a senior research fellow at the University of New South Wales.
「それ(パイロット犯人説)は、何が起きたかの説明には最も辻褄の合う説なので、私のお気に入りだ」と、長い間オーストラリアの航空会社役員でニューサウスウェールズ大学の上級研究員であるPeter Marosszeky氏は述べた。

But he added that without finding and retrieving at least part of the plane, it would be hard to say anything conclusively.
しかし、彼は、航空機を発見し少なくともその一部を回収しないままでは、何事も結論付けることは困難だとも付け加えた。

Others still offer a different explanation for the disappearance of a jumbo jet with 239 people aboard: mechanical failure, a fire, hijacking, sabotage or some other event as yet unknown.
他(の調査者または専門家たち)は、搭乗者239名とともに失踪したジャンボジェット機に対し、機器故障、火災、ハイジャック、破壊活動または未知なる他の異なる原因説を唱えている。

Psychological profiles of the pilot prepared after the disappearance of Flight 370 do not suggest Zaharie could have taken the plane down or would have had a compelling reason for doing so, several people with detailed knowledge of the investigation said.
370便失踪の後に用意されたパイロットの精神的なプロフィールは、Zaharie氏には当該機を墜落せしめたか、またはそうすることに説得力のある理由があったとは示唆していない、と調査に関し詳細な知識をもつ数人の人々は述べた。

His family has emphatically denied that he would have deliberately turned the plane around and flown it to its destruction.
彼(Zaharie氏)の家族は、彼が故意に飛行機の向きを変えて、破壊のためにそれを飛行させたことをきっぱりと否定した。

A rival theory in the early days after the plane’s disappearance, a mid-air equipment failure, falls apart for lack of a breakdown that could swiftly disable separate communications systems but still allow the plane to stay in the air and perform a long series of manoeuvres.
航空機失踪後の初期段階の対抗説である飛行中の機器故障説は、別々の通信システムが即時使用不能となるも依然として航空機を空中に止まらせ、そして長時間に及ぶ一連の操作を実行し得る故障などない(あり得ない)ことからそのストーリーが崩れている。

There were no reports of bad weather in the area. Yet at 1.21am that March 8, 40 minutes into the flight, all communication with the aircraft was lost, and its radar label vanished from the screens of ground controllers.
当時その地域には悪天報告は出ていなかった。それでも、3月8日午前1時21分、40分の飛行後にすべての通信が失われ、そのレーダー映像は地上管制官のスクリーンから消えた。

According to military radar, which continued to track the plane, it suddenly altered its north-easterly course, veering west and south, over the Malay Peninsula and across the island of Penang, where Zaharie grew up. It then headed out to sea across the Strait of Malacca before turning south into the Indian Ocean.
当該航空機を追跡していた軍(マレーシア空軍)のレーダーによると、マレー半島上空でその北東の飛行方向を突然、西にそして南に転向した後、(機長の)Zaharie氏が育ったペナン島上空を横切った。航空機は、その後マラッカ海峡を横断してインド洋に至る南方向に旋回した。

Why a question that may not be answered until the wreckage is found, and possibly not even then. The Malaysian government is expected to release an accident report in the next several days that may provide more information.
なぜと言う質問は、航空機残骸が発見されるまで、いや発見されたとしても答えられない質問なのかも知れない。マレーシア政府は、ここ数日のうちにさらなる情報を提供するであろう事故報告を発表する予定である。(※)



※マレーシア政府は、この記事の2日後となる2015年3月8日に、調査チームの中間報告書を公表したが、内容は既知の事実がほとんどであり、フライトレコーダー用のバッテリーが更新期限切れとなっていたこと以外に特に目新しいものはなく、事故原因を特定することもなかった。



That puts the focus on finding the aircraft. Search planes and ships have been scouring the ocean west of Australia since late March. Based on modelling from the aircraft’s electronic handshakes with a satellite positioned over the Indian Ocean, an Australian-led team narrowed the search area to a 23,000-square-mile swath of ocean, about 1,100 miles west-northwest of Perth, Australia.
それは航空機を発見することに焦点を当てている。捜索機と捜索船は(昨年の)3月下旬からオーストラリアの西方海域を捜索している。インド洋上に位置する衛星と航空機(MH370)との間の電子データ交換記録のモデリングに基づき、オーストラリア人がリードするチームは、オーストラリアのパースの約1,100マイル西北西、23,000平方マイルの帯状の海域に捜索エリアを絞り込んでいる。

Four ships under contract by the Australian and Malaysian governments are searching the site, braving swells reaching 55 feet as cyclone after cyclone churns the ocean between Africa and Australia. Crews work 12-hour days, with no days off, six weeks at a time.
オーストラリア及びマレーシア政府が契約した4隻の船が捜索海域で捜索している。そして、サイクロンに次ぐサイクロンがアフリカとオーストラリアの間の大洋を掻き回し、55フィートにも達するうねりにも勇敢に立ち向かっている。クルーは、1日12時間、6週間交代でその間1日の休日もなしに働いている。

The vessels are towing side-scan sonar devices that glide above the ocean floor at the end of armoured fibre-optic cables up to 10,000 yards long, creating detailed maps of the ocean floor.
船は、最長10,000ヤードの装甲光ファイバーケーブルの先にあるサイドスキャンソナー装置をもって海底近くの海中を引きながら、海底の詳細地図を作成している。

They follow a pattern like mowing a lawn, heading back and forth in the search box to cover every square yard. They have scoured nearly half the area and they expect to complete the job by May.
彼らは芝生を刈るようなパターンで、すべての平方ヤードをカバーするよう捜索ボックスを行ったり来たりして捜索している。彼らは(3月初旬現在)既にほぼ半分の海域を捜索し終え、そして5月までには全て完了する予定だ。

“We still have pretty good confidence that we’ll find the aircraft in the priority search area,”, chief commissioner of the Australian Transport Safety Bureau, the agency leading the search, said in a telephone interview.
「我々は優先捜索域における航空機の発見にまだかなりの自信がある」と、捜索活動を主導するオーストラリア輸送安全局のMartin Dolan主任コミッショナーは電話インタビューに応えて述べた。

The Australian government has not begun consultations with other governments on what to do if they do not find the missing plane. “I can’t promise that the search will go on at this intensity forever, but we will continue our very best efforts to resolve this mystery and provide some answers,” Prime Minister Tony Abbott of Australia told Parliament in Canberra on Thursday.
オーストラリア政府は、彼らが不明機を発見出来なかった場合、(次は)何をするべきかについて他の政府との協議を開始していない。「私は捜索を永遠にこのまま続けると約束することはできない。しかし、我々はこのミステリーを解き明かしなんらかの答えを提供すべく最高の努力を続ける」と、オーストラリアのTony Abbott首相は木曜日にキャンベラて(オーストラリア)議会に説明した。

Extensive analyses of the satellite pings sent by the plane in its final hours show that it was headed more or less due south until it ran out of fuel. Statistical models show that, in theory, it could have ended up anywhere in a 425,000-square-mile area, about the size of Texas and California combined.
その最後の時間に航空機(MH370)から送信された衛星pingの広範囲な解析は、燃料が枯渇するまでは幾分真南に針路取りしたことを示している。統計モデルは、理論的には、不明機が、テキサス州とカリフォルニア州を合わせたぐらいのサイズの425,000平方マイルの海域のどこにでも墜落し得たことを示している。

Dolan said it was “unlikely” the plane was outside the designated search area, however, because analyses of the satellite data suggest the plane was on autopilot as it flew south and made a steep descent at the end, consistent with a plane running out of fuel.
Dolan氏(豪政府主任コミッショナー)は、航空機が南に飛行し最後に急降下したことは、燃料が尽きた航空機の飛行例(パターン)とも矛盾せず、自動操縦状態にあったことを衛星データの解析が示唆していることから、不明機が捜索範囲外にあるとは「考えにくい」と述べた。

Paul Kennedy, the search director for Fugro, the contractor operating three of the ships, is confident that his vessels can find the aircraft. The company’s sonar equipment can detect objects as small as a meter wide, and a 777 extends more than 63 meters, or about 200 feet.
Fugro(船の3隻を運用している契約者)捜索管理者のPaul Kennedy氏は、彼の船は不明機を発見することができると確信している。(捜索)会社のソナー装置は幅1メートルの小物体探知が可能であり、B777は63メートルまたは約200フィート以上(の大きな物体)なのだから。

“The technical publications give you confidence that we are looking in the right place,” Kennedy said. “It is just not possible for it to be anywhere else. Too many experts, around the world, independently analysed the data and came to the same conclusion. These are seriously clever people.”
「技術出版物はあなたに我々が間違いのない海域を見ている(捜索している)という確信を与えてくれる」とKennedy氏は述べた。「それ(捜索域)は他のどこにもあり得ない。世界中の多すぎる専門家たちが、それぞれ独立したデータ分析を行い、そして同じ結論を得た。彼らは真面目に賢い人々なのだ」

For the relatives of the passengers, a year has been a long time to go without answers. Many complain that the Malaysian and Chinese governments — 153 of the 227 passengers were Chinese — have ignored them. “No one is listening,” said Steve Wang, whose mother was on the plane and who is an unofficial spokesman for the families in Beijing. “I cannot describe our rage.”
乗客の親族にとって答えのない1年は長い時間だった。多くは、マレーシア及び中国政府(227人の乗客のうち153人が中国人)が彼らを無視してきたと不満を言う。母親が乗客の一人で北京の家族会の非公式スポークスマンであるSteve Wang氏は、「誰も聞いていない」、「我々は我々の怒りを説明できない」と述べた。

Like much of the public, they cannot fathom how, in an era where a missing mobile phone can be located in moments, a wide-body jetliner could simply vanish.
市民の多くのように、彼らは、失くした携帯電話機を瞬時に位置特定できるこの時代に、ワイドボディのジェット旅客機がどのようにして単に消えることができたかを理解することができない。

That sense of vulnerability gave new impetus to a long-running debate within the aviation industry over how flights could be tracked more closely in order to help rescuers and investigators respond more quickly in an emergency.
もろさの感覚(磐石ではない脆弱さ)は、(航空機の)飛行が、救助者と調査者が緊急時にはより素早く対応できるよう、いかに密接に追跡されるべきかについて、航空業界の中の長時間にわたる議論に新しい刺激を与えた。

“Flight 370 showed that in today’s very connected world, the idea that we cannot know where every airplane is at any given moment has become unacceptable,” said Rémi Jouty, the director of the French Bureau of Investigations and Analysis, which has been advising investigators on the case.
「370便は、今日の非常に密接な世界で、我々はすべての航空機が今この瞬間にどこを飛行しているかを知ることはできないという考えが受け入れ難くなったことを示した」と、Rémi Joutyフランス調査及び分析局長官は述べ、事故の調査者たちに助言している。

French investigators had recommended closer flight tracking measures, including real-time streaming of flight data, in 2012, after a two-year search for the wreckage of an Air France jetliner that crashed in the Atlantic Ocean in 2009.
2009年に大西洋に墜落したエールフランスのジェット旅客機の残骸の2年に渡る捜索の後、2012年に、フランスの調査者たちは、飛行データのリアルタイムストリーミングを含むより精密な飛行追跡案を勧告していた。

But safety regulators were slow to respond with concrete proposals, viewing the likelihood of a similar event as extremely remote. But it did happen again. And in the wake of the Flight 370 disappearance, the airlines and the International Civil Aviation Organization, a UN body, have agreed in principle on the need for all airliners to have the ability, by November 2016, to automatically report their position at least every 15 minutes, twice as often as the current average of around 30 minutes.
しかし安全監督機関は、そのような事態は遥か彼方のことであるとして、具体的な提案をもって応えることが遅れた。しかしそれは再び起こった。そして370便の失踪の後、航空会社と国際民間航空機関(国連機関)は、すべての大型旅客機には、2016年11月までに、およそ30分ごととしている現在の2倍の頻度、少なくとも15分ごとの自動位置通報を実施する能力を持たせることに原則同意した。

Had those measures been in place before Flight 370 took off from Kuala Lumpur Airport, they may not have prevented the plane from crashing, but the plane would have most likely been found by now and the question of what happened put to rest.
もし、370便がクアラルンプール空港から離陸する前にこれらの措置が取られていたとしても、航空機の墜落は防げなかったかも知れない。しかし、(墜落した)航空機はこれまで発見でき、何事が起きたかの疑問は解消されたであろう。

For his part, Huzlan is reluctant to definitively blame his old friend. “Despite the trail of logic,” he said he could not assume that his old friend “would, on his own accord, for whatever reason, lead 238 others whose lives he was entrusted to hold in his hand to their doom in the depths of the world’s loneliest place, the South Indian Ocean.”
Huzlan氏(元MAS機長)としては、決定的に彼の旧友を非難するのを嫌っている。「論理の流れにかかわらず」、旧友が「いかなる理由があろうとも、自ら進んで、彼の手に委ねられた238名の運命を、世界で最も孤立した地域、南インド洋の海底深くに導いた」と仮定することはできないと、彼(Huzlan氏)は述べた。



最後までお読みいただいた方、大変お疲れ様でした。いかがでしたでしょうか。

真相はまだまだ闇の中ですが、人類の叡智を信じつつ、一日も早く機体が発見され、ブラックボックスが回収されて、晴れて真実が明らかとなる日が来ることを切に願っています。

それから、これはMH370の捜索活動とは関係ないのですが、マレーシアでは新たにFlyMojoと言うジョホールとサバ州をベースとする航空会社の参入が予定されているそうです。ボンバルディアのCS100を当初20機購入、将来は40機態勢で主に東南アジア圏の運航を計画しているとの情報です。

そうなると、MASとエアアジア他の格安航空会社による競争が激化している中、さらなる新航空会社の参入によってますます熾烈な客の争奪戦が予想されます。しかし、そのことが決して運航の安全をないがしろにしたものとはならないよう願うばかりです。

それではまた。。




みなさん、こんにちは。実は前回ブログにアップした例の悪質業者とのバトルの件(ブログタイトルをバトルリポートに変えました)は、案の定あれで終わりではありませんでした。

4月11日夜まで待っても、やはり入金確認はできずじまいでした。あいつは、警察官がかけた電話でこの私に、これからすぐ銀行に行ってbank in(入金)するからと約束したのに、なんと言うことでしょう、またもやcheating(騙し)です。

こうなると怒りを通り越して悲しくなってきます。

人間って、こうも平気でウソをつける動物なのでしょうか。平気で約束を破り、良心の呵責も何もないのでしょうか。

私は、これは決して○○人だからとは思いたくありませんが、今まで永いこと日本に暮らしてきて、こんなトンデモナイ奴には遭遇したことがなかったので、巷で言われているようにこれはやっぱり大陸DNAの為せる業なのかと考えてしまいます。

まぁでもその日は土曜日だったので、週明けの月曜までイライラしながら待ちました。

そして月曜日です。お昼になってもやっぱり入金されていません。がっかりです。

多分また着信拒否されるだろうなと思い期待しないで、いつもの番号をコールしたところ、意外や意外、直ぐに繋がり例のあの不機嫌な声です。私は、またもや電話口で大きな声を出さざるを得ませんでしたが、おい、おまえ、入金の約束はどうなったのだ?と言うと、あいつは、おい、よく聞けよ、なんの問題もない、慌てずに待て、と言うではありませんか。

なに?どういう意味だ?支払いはしたのか?いつだ?いつ入金したのか?と問うと、11日の午後だ、と言います。

なに、11日午後に入金しただと?おい、本当だな?さっき銀行口座をチェックしたがまだ入金されてなかったぞ、と言うと、当然直ぐには着かないだろう。慌てるなよ、などと言います。

おい、念のために確認するが、入金した口座番号を言ってみろ、と言うと、確かに私の口座番号を言います。そうか、入金したんだな、じゃいましばらく待つことにする、と言って電話を切りましたが、まさかこれまでウソだとは夢にも思いませんでした。

月曜日1日、そして翌火曜日の午後まで待ってもやっぱり入金確認ができません。

まさかあいつ、11日に入金しただのと言ってたが、これも騙しか、なんと言うやつだろう・・・・・・

まさに開いた口が塞がらないというか絶句なのですが、そうか、入金したと聞いたとき、どこの銀行で入金したかとか、ネットバンキングなのかカウンターバンキングなのかとか、トランザクションナンバー(取引番号)とか、なにも確かめなかったオレも大甘だったな、と反省しきりです。

私も普段いろいろ予定があって決して暇ではないのに、こんなやつのためにくだらない時間をいっぱい費やして、しかも精神衛生には最悪のストレスを腹いっぱい溜めていると思うと、益々腹がたつやら悔しいやらでぶち切れそうです。

もう勘弁ならん、絶対に許さん、と意を決して電話したところ、なんと今度はblocking(着信拒否)です。

よし分かった、よおし、おまえがそう言う態度ならもう一度警察に行こう。あいつのフェイスブックに、オレは心底怒っている、もう絶対に許さん、今からまた警察に行くからな、とコメントを送信し、またまたスリハタマス警察署に行ってきました。

↓スリハタマス警察署です。

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塀の中のあの青い建物です。二度目なのでもう勝手も分かります。受付で事情を説明し、中に入ると、男性と女性のおまわりさんが二人、カウンターに座っています。

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なんの用ですか、と尋ねられたので、事情を説明し、先週金曜日に入力したポリスリポートのゲラが残っているはずだが、と言って、PC検索してもらったのですが、見当たらないと言う。

なんてことだ、やっぱりこっちの警察は当てにならないのかと思いながら、じゃまた最初からやり直しですか、と言うと、ちょっと待って、これはCivil Caseなのでポリスリポートを出したからと言ってあなたのお金が取り返せる保証はありませんよ、私の上司がどのように判断するかにも拠るけど、こう言うことは普通警察ではなくて、弁護士とかに相談するものでしょう、などと言います。

さらに、普通は300リンギぐらいでポリスリポートは出しませんよ、もっとたくさんの金額ならばいいけど、、、、などと私に暗にポリスリポートの提出を思い止めさせるような発言です。

私が、と言うことは、これぐらいの被害金額ではポリスリポートは受け付けないと言うことですか、と気色ばって尋ねると、いやどうしても出したいということなら出してもいいのだが、と年の頃40代の男性おまわりさんです。

金額の多寡ではなくて、客を騙す卑怯な業者は許せないのだと力説し、しかしこのようなことはこの国では普通にあることなのかと尋ねてみたら、あっさり、フツーですよ、とのシンプルな答え。まったく気が抜けるというか、力が入りませんよね。こんなんじゃあ、政府目標の2020年までの先進国入りなど絶対無理、100年早いワと思ってしまいます。

でもいいですよ、出して下さい。それでは被害の概要をこの欄に入力して下さいね、と言うのでまたまたタイピング作業です。この前苦労して打ったものがあれば楽なのにと不満に感じつつ、ひたすら入力し、ようやく打ち終えると、今度はおまわりさんがそれを読みながら私にヒアリングです。

私が微に入り細に入りことの顛末を説明し出すと、ようやくこの男女二人のおまわりさん、真剣に聞く気になったようです。

途中、パスポート記載の私の年齢を指し、本当にこの齢なのか、見た目は40代だぞ、などと持ち上げられていい気になる私です。さらになにかスポーツやってる?って聞くから、若い時はなんでもやったけど今は齢だからと答えると、いい身体してるなぁ、なんて煽てるもんだから、止せばいいのに直ぐその気になって、若い頃のいろんな自慢話などしてしまう私です。

今、なに仕事してんの?って言うから、なんにもしてないよ、年金生活者だからって言うと、年金いくら貰ってるの?と来た。5000(リンギ)も貰ってんのかい、って聞くから、どう答えようかちょっと迷ったけど、いや、7、8000ぐらいかなーなんて、テキトーに答えると、二人して驚いた顔をして、えーっ、そんなにぃ?

この国のガバメントペンション(政府年金)って、もっとずっと少なくて雀の涙ほどだってことローカルの知人から聞いたことがあるので、こんなことあんまり言っちゃいけないかなとも思ったけど、だって、5000だなんて言ったら、そのうち毎月の賃貸料が3000もあるんだからどうやって生活できるんだよってことになるし、だからちょっと考えてテキトーな金額言ったんですけどね。

書きながら思い出しましたけど、最近、新聞で読みました。この国の老後生活に必要な資金はいくらか試算してみたって。だけど、計算の前提となる月々の生活費が一人800(リンギ)なんですよ。それぐらいなんですよね。ちょっと我々日本人の生活や収入レベルからすると驚きですが、いくらこの国の経済発展が目覚しいと言われていてもまだまだそのぐらいのレベルなんですよね。(それでもこの国の7から8割の人がその老後資金の蓄えがないのだそうです。生涯、ガバメントペンションを支給される公務員やおまわりさん、軍人などは、なんにも手当てのない民間人に比べればずっと恵まれてるらしいのですけど、ペンションと言っても極々僅かです。そんな彼らの前で我々の年金額など軽がるに口にすべきではないですね。ちょっと反省しています。)

彼ら二人、随分羨ましそうな顔してましたね。お陰で、そんなら300ぐらいなんだっつうのって言われそうな雰囲気になったから、金額じゃないんだよね、こういうことって絶対に許せないんだよ、、なんて何度も独りごと言ったりしてました。。

さて、ようやくポリスリポート↓の完成です。

police report 2015041402
拡大

2枚綴りの2枚目に担当警察官と私が署名しました。提出(告訴)者である私が控え一部を保持し、原本はスリハタマス警察が保管するが、今後地区本部のBalai PolisTravers(トラバース警察署)にて所管するとの説明を受けました。

これでポリスリポートの完成です。ステートメントも手に入ったし、これを携えて消費者相談センター(Consumer Claims Tribunal Malaysia)にも堂々と行ける態勢は整ったということなのですが、はて・・・・・

参考までに、これを受付した後の警察の対応を教えて下さいと、丁寧にお伺いしたところ、それは上司の判断による、ですと。今後その業者がいつまでも支払いしない場合は、上司がどうするかを判断するとの説明でしたが、どうも具体的なイメージが沸きません。要するに、犯罪と言えるような段階になったら処置してくれるということなのかなぁなどと勝手に想像しました。

最後に、すみませんがおまわりさん、この業者に電話してもらって、早く払えと話してもらえませんか、とダメもとで言ってみたら、即、手元の電話であいつをコールしてくれました。

その後、小声でいろいろ話してくれてましたが、早口のマレー語なので、残念ながら私にはところどころしか聞き取れません。

しかしそのおまわりさん、受話器を置くと、私に向かって、今度は間違いなく払うと言ってるから安心しても良いのではないかと言います。え、本当ですか、でも、それで今まで何度騙されたことか、と私が答えると、今度は私も確かに聞いた、もしこれがウソならば、彼は決定的に不利になる、とのこと。なるほどそう言うことですかと納得した私です。

スリハタマス警察署を後にしながら考えました。今日入金したと言うことは、他銀行からのFund Transfer(振込)入金と考えて最大3日待ってみよう。それで着金しなかったら、警察にその旨を電話連絡し、その足でConsumer Claims Tribunal Malaysiaに行ってみよう、後学のためにもと思いました。

さて、家に帰ってジムとプールの準備をしていたらケイタイにメッセージの着信です。なんと、そこにはこんな文字が・・・・
I proved to bank in to ur akaunt. U hv to go to polis with resit if u not reply I make polis repot.(原文のまま)
マレー語と英語がチャンポンなのはどうでもいいとして、要するに、支払いしたぞ、おまえはそのレシートを持って警察に行って来い、無視すると今度はオレがポリスリポートを出すぞ、と言ってるのです。

思わず笑っちゃいましたね。さらに、まったく盗人猛々しい奴だなぁこいつは、と思いましたね。今まで散々自分がしてきたことをすっかり棚に上げて、こっちに警察に行って取り下げて来いと指図してる、おいおいおまえって奴は・・・・とホトホト呆れました。

金を受け取って当たり前、全部自分の金なんだから。おまえに貰ったわけじゃないんだからな。まぁ、もっとも、受け取ったぞと言うメッセージぐらいは返すけど、バンクレシート持って警察に行けなどと、おまえに指図される筋合いはねえワ。バーカ。。



と言うわけでみなさん、その後ほどなく無事に入金確認が取れましたし、これで2ヶ月半以上に渡る私と悪質電気業者とのバトルは終わりです。

今回のバトルを通じて学んだことや反省したことなどが多くありますので、これを教訓に二度と同じ過ちを繰り返すことのないように注意したいと思います。

恥をさらけ出して綴ったこのバトルリポート、なにかの参考にでもしていただければ幸いです。

ではまた。。


私はここ最近、あること、いやローカルのある男に対してずっと腹を立てていました。

実は、もう2ヶ月以上前のことですが、日本から持ち込んだ愛用の大型冷蔵庫の冷えが悪くなっていることに気付き、ちょうど日本一時帰国直前だったので、急いで中の冷蔵・冷凍食品をもう一台の大型冷蔵庫に移し変えて、インターネットで探した修理業者さんを電話で呼びました。

ネット情報(フェイスブック)によると、冷蔵庫を含む家電製品のベテラン修理業者さんとのこと。しかも、ローカルブランドだけではなく、世界のあらゆるブランドにも対応できる専門技術者と書いてある。これならば良いだろうと即電話をかけて事情を説明し、至急に来てもらいたいとお願いしたのです。

午前中に来るとの約束が夕方になったことは、この国の常なので特に驚きもしませんでしたが、わが家の玄関先に現れた男の、なんだこいつは?と思うほどの怪しげな風体には一瞬不安が過ぎりました。

年のころは私と同じかちょっと若いぐらいか、坊主頭にいかにも胡散臭そうなチャイナ髯、私をじろりと一瞥した後、挨拶もなしに無言で上がりこんで、件の冷蔵庫の後ろカバーを持参のドライバーで乱暴に外すと、露出したコンプレッサーをドライバーの先でたたきながら、This one dead, need to replace.(これ死んでるアル、部品取替え必要アルね)と、いかにも高飛車な口調で言う。(筆者註:和文からこいつの風体をイメージしてみて下さい)(笑)

Dead?But this fridge still working, only problem is, the automatic ice cube maker doesn't work well.(死んでる?だって、この冷蔵庫まだ動いているんだよ、問題は自動製氷器が良く作動していないことだけなんだけど)と私が言うと、それには何も応えず、Need to order a motor, pay RM300 deposit now.(取替えが必要アル、300リンギの保証金、今すぐ支払うアル)だと。

私が、Why you know the motor is dead? Is it common?(モーターが死んでるって何で分かるんだよ、そんなことは普通にあることなのか?)と尋ねると、You using this one how many years?(あんた、これ何年使っているアルか)と来た。About 10 years.(約10年)と応えると、it's common. You order?(フツーアルよ、注文するアルか?)と催促してくる。

しばらく考えていると、彼はもうRM300デポジットの領収証を書き始めていて、I'll get a new motor for this one from the factory. Wait for a week to 10 days, OK?.(工場からこの冷蔵庫用の部品取るから1週間から10日ほど待つアルね、いいか?)と鷹揚でしかも偉そうな態度なのでちょっとムッとくる私。

しかし、私の頭の中では、そっか、そのぐらいで部品が入手できるってことならちょうどいいや、どうせ明日から一時帰国で10日程こっちにいないわけだし、こいつ(修理業者)は見た目も態度も悪いが、他人を外見で判断しちゃいけないな、こっちとしてはちゃんと修理してくれれば文句はないのだし、、と考えて、OK-lah.とお金を300リンギ支払いしたわけです。

ところがこれが大失敗でした。一時帰国から戻ったのは2月19日、あの冷蔵庫をあいつに修理依頼したのは2月6日でしたから、もう13日も経過してるので部品はとっくに届いているだろうなと、彼に早速電話しましたがこれが繋がらないのです。何度電話しても、電源が入っていないとのメッセージが流れるばかりです。その日も翌日も翌々日も一切繋がりませんでした。

あ、そうか、今は中華正月だ、彼はチャイナのようだから仕事は休みなのか、でも、最初に会った時、日本にちょっと帰ってくるけど19日には戻るので電話するからと彼に伝えていたはずなのに・・・

ずっと電源切ってるなんて、ダメな奴だなぁ。いくら自分が休みだからって客の電話には対応しないといけないよなぁ。それが商売人としての常識って言うか心構えだよ、なんて少々憤慨しながらも、週明けの月曜まで待つことにしました。

そして週明けの月曜日、でも依然として繋がりません。とうとう痺れを切らして、折り返し電話もらいたいとのSMSを送りましたがその日はなしのつぶてです。翌日火曜日の朝に再度SMSを入れ直しても音沙汰なしです。こうなると、私も気が長いほうではありませんから、次第に怒りがこみ上げてきます。

でも夕方まで、しつこくなんども電話していたら、なんとか最後に繋がりました。でも、明らかに不機嫌そうな声で、なんの用だ、との信じられない言葉です。

な、なんの用だって、お、おい、おまえ、冷蔵庫の部品はどうなったかってことだろうが、とついこっちも声が大きくなります。すると彼、明日、工場に行って確かめてくるから明日まで待て、との返。なんだ、まだそんなこともやってないのか、じゃ今まで何してたのだと、一瞬ムッとしたのですが、そうだな、確かにまだ中華新年期間中だしそんなにせっつかなくても良いか、と思い直し、分かった、じゃ明日必ず返事くれ、と言い置いて電話を切りました。

しかし、よく考えてみれば、いくら中華新年って言ったって、この国は多民族国家なワケだから中華新年とはまったく関係のない国民だっていっぱいいるワケだし、商売人とすればそんな客のことも考えなくてはいけない、それが当然のことと思うのだけど、でもこの国ってそんなフツーの常識が通じないことが多いんだよね。

さて、そして翌日、彼からの電話をじっと待ってましたが、またもや待ちぼうけです。再度怒り心頭にして電話してみると、なんとまたまたスイッチが切られている。

な、なんて奴だ、こいつはとんでもなくいい加減な奴だなぁ、やっぱり最初に思ったとおりだったか、、、と私のイライラは益々つのるばかりです。

もちろん翌日以降も彼に対する私の電話攻撃は執拗に続きます。でも彼も一切出ようとしません、て言うかいつも電源が入っていませんと言うメッセージのみです。はて、これ、一日中電源切ってるのだろうか、そんなことしたら自分の商売にも影響するだろうからあり得ないだろうと思い、微妙に時間を変えて時間差攻撃を続けていたところ、修理依頼から約1ヶ月となる3月4日になってやっと、本当にやっとと言う感じなのですが、ようやく彼と話ができました。

怒りを露にして、一体全体どうなっているのだ、いつ電話しても電源が入ってなくて繋がらないのはどう言うことだ、こっちは客だぞ、あんたは商売人だろう、客から受けた仕事の途中経過を報告する義務があるだろう、、などと矢継ぎ早やにまくしたてると、ますます不機嫌な声で面倒くさそうに、オレはそんなことはしない、それがオレのやり方だ、そして、ムカつくことに、おまえはもっと穏やかに話せ、などと信じられない呆れた発言の数々です。

なんていう奴だ、こいつは、と言う思いからこっちの声はさらに大きくなります。ところで、注文したモーターはどうなったんだ、え、おい?と、問うと、ああ、モーターが来たには来たが、230V仕様のやつであんたの冷蔵庫には使えないやつだ。今再注文かけてるからそれまで待て、などとまたまた信じられないことを言う。

なんだって?おまえはオレの冷蔵庫が日本から持ち込んだものだってとっくに知ってるだろう?当然110V仕様でなきゃダメじゃないか、おい、おまえ、ホントに注文したのか?と私が詰問すると、なにぃ、疑うのか?ならばHITACHIに聞いてみろ、だと??????

なんだって?おい、おまえ、日立の工場に注文したのかよ、オレの冷蔵庫はナショナル(パナソニック)だぞ、オイ。

いやはや、呆れましたね、その後、ワケの分からない言い訳に終始するばかりなので、とにかくあと10日ほど待つが、それで部品が入手できなかったら、おまえはまったく信用ならんから修理依頼はキャンセルだ、デポジットの金返せ、と強く言い捨てて終話としました。

さて、それから10日後の3月半ばのことです。さあ第2ラウンドの開始だとばかり、毎日電話及びSMS攻撃です。でも、やっぱりほとんど繋がりません。SMSも届いていないようです。もちろん彼からはなんの連絡もなしです。

そしてそのうちメッセージが、電源が入ってないではなく、この電話番号は使用できません、と言うメッセージに変わりました。とうとう私の電話とテキストメッセージはブロック(着信拒否)されてしまったようです。

私のイライラは益々つのるばかりです。さて、どうしてくれようかと思い、ひょっとしたらと思いついて、My Better Halfの携帯電話からコールしてみたら、ハハ、あいつバカだよね、一発ヒットでした。

逃すものかと、あいつに負けないぐらいにドスを聞かせた声で、おい、おまえ、オレを騙すつもりか、もう我慢がならん、おまえは無責任で信用できない奴だから、直ぐ修理依頼をキャンセルするからな。デポジットで預けた金を返せよ、金返さなかったら訴えるぞ、って言ったら、分かった、金は返すから銀行口座番号教えろと言う。ここはそうだなと考えてテキストで送ってやった。と、あいつから口座番号受け取った、この口座に金を振り込むから、とのメッセージが帰ってきたので、やれやれホッとひと安心、これで一見落着かと安堵してました。

さて、それが3月23日ぐらいのことでしたが、それから2週間以上経っても入金なし、音沙汰なし。しかもあの日以来、My Better Halfの携帯番号もブロックされてしまってる。

もちろん住所はわからないし、いろいろネットや電話帳で検索しても出てくるのは名前と電話番号だけ。トホホ、オレとしたことがあんな、見るからに怪しそうな奴に易々と騙されたなんて、オレの男としてのプライドが泣くぜ・・・とストレスは最高潮に達しそうでした。

一方、肝心の冷蔵庫ですが、もう一台あるとは言え、私の新鮮魚たちや酒瓶も冷蔵(冷凍)しなければならず、やっぱりはなはだ不便です。なので、冷蔵庫の修理は諦めて、新品を購入することに決し、その日のうちに購入しました。と言うのは、あいつに修理依頼をキャンセルすると宣言した後、直ぐに当地のパナソニックのサービスセンターに電話し、専門技術者を派遣してチェックしてもらったところ、やはり、コンプレッサーの交換が必要だが、日本からの部品取り寄せになるので、当地で新品を買った方が安くつく、との助言を得たためです。

と言うことは、あいつの言ったことは間違ってはいなかった。と言うことはまるっきりの詐欺師ではなさそうだ。だがしかし、あいつの態度は絶対許せない、私の怒りは既に頂点に達していたのです。

そうだ、フェイスブックだ、フェイスブックのコメント欄で金返せと毎日クレームつけてやる。

しかし、あいつも生半可な相手じゃなさそうです。相変わらずの知らん振り、もちろん入金の気配もなしです。ついに、堪忍袋の尾が切れました。昨日(4月10日)朝、今から警察に行くからな、とのメッセージを送りつけたのですが、もちろん、これは脅しではありません。最後はそうしようかと本当に考えていたのです。

さて、警察に行ってどうなるのか、果たして期待の効果は得られるのか、日本だったらこんな民事の案件に警察は関与しない。金額の多寡にもよるだろうけど、明らかな詐欺や詐称などの犯罪被害ならいざしらず、こんな消費者と商売人どうしのいざこざなどはほとんど見向きもしてくれない。

思い余ってローカルの知人に相談したところ、こちらにも消費者相談センターみたいなところがあって、警察に対応してもらえないような事柄の相談と仲裁をしてくれるのだそうな。ネットで調べてみたところ、Consumer Claims Tribunal Malaysiaと言うところがそれで、KLにはプトラに本部兼サービスセンターがあるとのこと。

ただし、その前にはやはり警察に行って、ポリスリポートを提出し、可能ならそのステートメントを持参するのが手順と書いてある。

いや面倒なことだなぁとは思いましたが、ご承知の通り、私は、少々のことでは決してめげないかつ諦めない性分です。

と言うことで、今日、実際に警察に行ってきましたので、以下、ご参考までにそのことをリポートしてみたいと思います。



モントキアラにお住まいの方なら、お分かりですよね、ワンモントキアラショッピングセンターの隣にあるBalai Polis Mont Kiara(モントキアラ警察署)のこと。あれ、警察署と言うより日本の交番みたいな雰囲気ですよね、あそこで果たしてこんなことには対応してもらえるのかどうか・・・・・

でも、とにかく行ってみようと、意を決して訪ねてみました。車をワンモントの地下駐車場に停めて、歩いて行ったのですが、中には二人のおまわりさんがいて、一応私の話を最後まで聞いてもらえました。

しかし、話を聞き終えると、お巡りさんのひとりが、実は今、ここのコンピューターが故障していてポリスリポートを作成できないから、申し訳ないけど、スリハタマスのBalai Polisに行ってくれないか、と言うのです。

えっ、スリハタマスにもあったんですか、どこにあるんですか、と詳しく場所を訪ねたところ、Balai Bomba(消防署)の隣のビルだと言う。向こうの方がずっと大きくて立派だから、、ハハハと、自嘲気味に言うお巡りさん。。

了解です、んじゃ、向こうに行ってみますと外に出てからちょっと考えました、車で行こうか、歩いて行こうかと。

モントキアラにお住まいの皆さんはこれもお分かりですよね、モントキアラとデサスリハタマスは隣同士の町だけど、間に高速道路が通っていて、行き来するにはぐるっと遠まわりしなきゃいけないですよね。

でも、歩いて行き来ができるショートカットの抜け道があることはご存知ですか? もちろん、知ってる人は知ってるだろうし、いつも通っているよと言う方もいるのかも知れませんが、まだご存じない方たちへ特別にお教えしますね。

先ず、プラザモントの前から高速道路下の道路を向こう側に渡ります。

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今来た道を振り返りかえるとこんな感じです。

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そして、右にちょっと歩き、高架下をくぐり抜けます。

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↓くぐり抜けたところを振り返りました。

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あとは狭い階段を上り、柵沿いの路地を歩いて行くだけですので説明は不要かと思います。写真を撮ってきましたのでそれをご覧ください。

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↓今来た道を振り返っています。

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↓今来た道を振り返っています。

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えっ、こんな草地を行くんだ?

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これ、暗い夜などは女性の一人歩きは避けたほうが良いかも知れませんね。

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↓今来た道を振り返っています。

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右には、最近できたばかりの新しいビルが建っています。

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え、意外に遠いんですね。

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またまた、↓今来た道を振り返っています。

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そしてついにスリハタマス側の出口です。↓これは出口の階段を下りた道路側から撮った写真です。

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そして、↓ここに出て来ます。ちょっと下がった右側がシェルのガソリンスタンド、その奥にセブンイレブンがあります。

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歩いてみると結構距離があるなと感じるのですが、それでもぐるりと遠まわりすることを思うとかなりのショートカットです。しかし、これ反対方向(デサスリからモント方向)に行く時は、入り口がちょっと分かりづらいので注意です。

さて、デサスリハタマスの町を、消防署の向こう側にある警察署まで歩きます。距離はたいしたことはありません。

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↓スリハタマス消防署の前を通ります。

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そして、まだ少し歩いたところの角を左に曲がった奥の左が警察署です。でも、ここはいつも車で通る道なのですが、そんなところに警察署があったなんて知りませんでした。

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着きました、ここがBalai Polis Sri Hartamas(スリハタマス警察署)です。おお、やっぱり、さっきのモントキアラの警察とは全く違う大きな警察署です。(すみません、建物内外の写真は撮影禁止と言うので撮っていません)

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入口にある受付で、要件を述べると、建物の中に入って事情を聞いてもらいなさいとのおまわりさんの優しいお言葉、おぉ、なんか、いい感じだなぁ。。

で、今度は真新しい警察署建物玄関の大きなガラス扉から中に入ります。でも、建物内はがらんとして、日本の警察署のような騒々しさや混み合いはまったくなさそうです。右手のやや大きな部屋がどうやらそれらしい雰囲気の場所のようです。

部屋の奥には長いカウンターがあって、制服姿のおまわりさんたちが5、6名、カウンターのこちら側に座った方たち(市民?)と応対しています。その手前には待合椅子がならんでいましたが、誰も座っていません。

はて、どうすれば良いのだろうと立っていたら、カウンター内のおまわりさんに手招きされました。

ご用件を伺いますだって。。いいですね、この丁寧さ、ひょっとっして日本のおまわりさんよりも丁寧じゃないですか。

私が、持参した資料(あいつのフェイスブックをコピーしたもの、あいつと私のやりとりの記録、デポジットの領収書)を提示しながら、ひととおり説明し終わると、それでは今から、ポリスリポートを作成しますから、ご協力願いますって。

カウンター上のデスクトップパソコンをぐるりと私のほうに向け、このフォーマットに分かる範囲で記入するように求められたので、PC用のメガネに掛け直して入力作業にかかりました。

特に被害の概要のところはちょっと私の脚色も加えたりして、小一時間もかかりましたがやっと終了です。

さて、次はどうするの?と待っていたところ、カウンターの端で電話していた年配のおまわりさんが、受話器を持ちながら私を手招きします。え?ひょっとして、あいつと話していたの?そう、そうだったのです。私のリポートを読んだそのおまわりさんが、あいつに電話して話してくれたようなのです。

受話器を差し出されたので、止むを得ず電話に出ると、しばらく振りのあいつの声です。あいつ、今、おまわりさんにも説明したけど、すぐ銀行に行って金払うからリポート取り下げてくれないか、だと。。

なに?ホントなのか?ホントに払うんならばそうしてやるぞ、とこっちも俄然強気になりましたが、あいつは、ただしガソリン代とか仕事の時間使ってるのだから、300全部じゃなくて半分の150にしてくれだと。なにぃ、どこまで図々しい奴だ、何を言うか、そんなことはダメだ。と語気を荒げたところ、件のおまわりさん、200にマケてあげたらどうですか、と仲裁に入ります。

もう一人のおまわりさんも、そうですよ、300のうち200取り返せたら上々ですよって、小声で言ってくれてます。

そうか、それもそうですねと、頷き返しながら、分かった、じゃ200にマケてやる、とあいつに言うと、それでいい、なら、200、今から払いに行くから、と、なんと殊勝なこと。

見かけはヤクザみたいな男だけど、ホントは小心者だなこいつ、とほくそ笑みながら受話器を置きましたが、それにしてもなんと言う展開なのでしょうね。これでもう、消費者相談センターには行く必要がなくなったな、経験のためにちょっと行ってみたい気もしてたけど、これで着金が確認できれば一応この悶着は解決と言うことなので、先ずはめでたしめでたしと言うことなのでしょうね。

担当のおまわりさんに丁寧にお礼を言い、ポリスリポートの取り下げをお願いしたところ、笑いながら、いや、まだ支払い着金を確認するまではこのままにした方が良いですよ、しばらくセーブしときまから、との有難いアドバイス。

それもそうですね、と頷きながら、では、しばらく様子見て着金が確認できない場合にはもう一度来ますと述べて、スリハタマス警察署を後にしました。

異国の地で、交通事故や犯罪被害に会ったりした場合には絶対に避けて通れないポリスリポート、今日始めての貴重な経験をしましたが、思ったよりも簡単と言うか、みなさん親切で涙が出るほどに有難いことだと思いました。私のこの国のおまわりさんや警察に対する印象が少し変わったかも知れません。

と言うことで、今日は家電品の悪質修理業者にご注意あれと題した、私の実体験リポートでしたが、最後に簡単にまとめて3つほどアドバイスです。

先ず、電気製品のうち、コンプレッサーのモーターなど電圧の違いにより絶対この国では調達できない部品が組み込まれているもの、例えば冷蔵庫などはやはり持ち込まない方がベターのようですね。

それと、万一故障した場合の修理依頼ですが、電話帳やインターネットで簡単に探せる個人業者には安易に電話しない方が良いのかも知れません。今回だって最初からメーカーのカスタマーセンターに電話していれば、こんな呆れるほどの悪質業者には捕まらなかっただろうし、こんな嫌なことは経験しないで済んだのにと思っています。

それから、ポリスリポートですが、案ずるより産むが易しだと思いました。案外、おまわりさんたち、優しく丁寧に対応してくれましたし、これだけは、今回の中で唯一嬉しいお話でした。

でも、あれから一日経過した今日(4月11日)現在、まだ入金がありません。他銀行からの入金は1日~2日程度かかることもあるそうなので、まだ見極めはできませんが、これでいつまでも着金が確認できなくて、再度スリハタマスの警察署に行くようなことになったらまたリポートします。

それではまた。。


さて、4月1日にGSTが施行されて今日で6日目です。私は、GST施行後の物価の変動や小売店の対応状況などに興味があって、いつものスーパーマーケットでプライスタグをチェックしてみたり、レストランで食事してみたりしてGST開始による日常生活への影響の度合いをそれとなく観察しています。

新聞やテレビ・ラジオなどではGST開始の話題もそこそこあって、いずれも賛否両論、両サイドの意見などを取り上げてはいますが、総じて肯定的と言うか、政府が決めたものには従わなければしょうがない的な見方が多いような気がします。

しかしながらネット上には、政府の施策に対する厳しい指摘や痛烈な皮肉も多く投稿されています。先ずはこのビデオをご覧下さい。



「Mari membangun bersama GST. Cukai Barang dan Perkhidmatan akan dilaksana jabatan kastama demi ketelusan sistem percukaian.」
「一緒にGSTを作って行きましょう。GSTは透明性のある税システムで関税局が施行します」などと言う手前味噌な台詞(歌詞)で始まる歌とダンスのこのミュージックビデオは、ご覧になってお分かりのようにこの国の関税局作成によるGSTのPRビデオ、いわば政府広報ビデオです。

登場人物はみなさん関税局の職員の方たちと思われますが、これについてマレーシアの視聴者からは、こんな下手な幼稚園ソングのようなものを作って国民を教育しようとは国民をなめるな、だとか、なんだこれは、最後まで歌いきっていないではないか、これじゃぁGSTもうまく行く筈がない、などとの手厳しいコメントや失笑のコメントが数多く寄せられています。

どこの国でも税金は嫌われ者です。納税者にとって見れば安ければ安いほどいい、まったく払わないのが一番良いのだが、それが適わぬ場合はせめて一円でも少なく払いたい。これは一部のお金持ちは別として、大多数の一般庶民の偽らざる気持ちではないでしょうか。

ところが、国の財政を預かる為政者側にとってはそうもいかない。適正な方法で取れるところからしっかり取る。これも当然のことと思います。

特に、ここマレーシアは歳入の約3割をペトロナスなどの原油関連産業に依存している訳ですが、最近の原油価格の下落により大幅な税収減を強いられていることもあり、新たな税収増はこの国の喫緊の課題なのです。

したがって、昨年いきなり6%の消費税導入を決定した。いや、かなり以前から導入の噂はあったので、いきなり、と言うのは当たっていないかも知れませんが、少なくとも一般庶民の視点でみると(十分な説明がないので)唐突に思えます。

日本だって3%からスタートした。お隣のシンガポールでも4%からのスタートだ。なぜ、マレーシアはいきなり6%なのだ、と一部識者は声高に非難しています。

それに、準備期間があまりにも短い、事業者も消費者もろくに分からないうちに開始されることになった。これじゃあまりにも性急だ。まだ準備ができていないのだ、と一部識者や国民だけではなく、前総理大臣も前関係閣僚も、もちろん現野党の人たちも喧々諤々、GSTが実際に開始された今現在でも非難轟々なのです。

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一方、それに対して、現ナジブ首相他、関係閣僚もみな、GSTが無事にスタートして喜ばしい、想像以上の出来だ、誰もパニックになっていない、極めて順調だ、と、こちらも声高に成果を鼓舞しています。(Goods and Service TaxならぬGood Shopping Dayだなんてはしゃいでいる方もおられるようです )

↓これは4月1日、ナジブ首相がGST施行後のプライスチェック(?)のためにスーパーマーケットに出かけた時の写真だそうです。(多分やらせなのでしょうが見え透いた演出ですね)

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一体どちらが正しいのだろう、とも思いますが、オイルマネーによる税収がジリ貧の昨今、国の健全財政のためには新たな税収が必須なことは誰の目にも明らかなことから、遅かれ早かれGSTの導入はあって然るべきだったと私も思います。

ただ、その仕組みの透明性と手順の合理性が問題なのだろうと思います。

私がいつも行くスーパーマーケットでチェックしたところ、それぞれの商品のプライスタグがすべてGST表示のものに張り替えられていました。生鮮食品から日用品に至るまで膨大な数の商品の一品一品のプライスタグを一晩で張り替えるなど、想像を絶する大変な作業であっただろうと思います。

さて、その張り替えられたプライスタグを仔細に見てみると、その商品がスタンダードレートの6%課税なのか、または0%課税なのかがちゃんと分かるようになっています。

しかし、いろいろ見て廻るうち、スタンダードレート課税とゼロ課税の区分けのポリシィがまったく分からないことに気付きました。政府は、低所得者グループの生活を直撃しないように生活必需品をゼロ課税にするなどいろいろと考慮したと繰り返し説明していますが、問題は生活必需品の選別にあるようです。低所得者の食卓とは無縁な高価ロブスターがゼロ課税であったり、庶民生活には欠かせないインスタントヌードルが6%課税であったりすることが、手厳しい批判を呼んでいるような気がします。

また、インスタントのコーヒーやココアはゼロ課税、ところが3イン1などの混ぜ物になると6%課税になるなどどうも区分けのポリシィが判然としません。

GST開始当日の4月1日には、関税局に対する問い合わせ電話が3000件も殺到したと報じられていましたが、恐らく誰しもが同じ思いなのだろうと思います。

以前のブログで、70ページ、940以上ものアイテムのロングリストを紹介しましたが、あのリストと首っ引きにしないと分からないのではないかと思います。でもそんなことは実際には不可能なことなので、もっと簡単にゼロ課税品目が分かるリストがないかと探してみましたが、不思議なことにどこにも見当たりません。

関税局制定のあのロングリストにしてもマレー語記載のみだし、どうも不親切な行政側の対応だよなと感じていたところ、そんな私の気付きにちょうどぴったりの新聞記事に出くわしましたので紹介してみたいと思います。



Enough with the comics, give full list of GST-free items, says Rafidah

Malaysian Insider: 31 Mar 2015

Tan Sri Rafidah Aziz, the former international trade and industry minister, says Putrajaya should do away with jargons in explaining to consumers about the GST which takes effect tomorrow. Putrajaya must change its current approach of educating the public on the goods and services tax (GST) by publishing immediately a list of tax-exempted items in every newspaper in the country, former minister Tan Sri Rafidah Aziz said.
ラフィダ・アジズ前国際通産大臣は、Putrajaya(現政府)は明日から導入されるGSTの消費者説明から専門用語を省くべきだ。プトラジャヤは、直ちにGST無税品目リストを作成し、この国の全ての新聞紙上に公表して、GSTの国民に対する現在の教育方法を変えなければならないと述べました。

The outspoken former international trade and industry minister said a clear list would help consumers to be better prepared for the new tax which takes effect tomorrow.
歯に衣着せぬ前国際通産大臣は、明確な無税品目リストは消費者の、明日から実施される新しい税に対するより良い準備を助けるのだと言いました。(訳者註:この記事はGST施行前のものです)

She said Putrajaya’s reliance on the use of cartoons, billboards and technical jargon such as "zero-rated" for the past year to explain GST has left Malaysian consumers, including herself, more confused over the new tax system.
ここ1年間、漫画や広告板、それにゼロ課税などと言う専門用語を使用したプトラジャヤによるGSTの説明は、私も含めた消費者の新しい税システムに対する理解をさらに困難なものにしました。

"I personally think that right now, we should have a complete list of the categories that are exempted, so the public will know which (items) won’t be taxed.
私は、国民がどの品目が無税なのかを知ることのできる完全な無税品目リストを今すぐ持つべきだと個人的に考えています。

"It should be made available in all the newspapers, in all languages, and it should not be technical,” Rafidah told The Malaysian Insider.
それは、全ての新聞紙上にすべての言語で、専門的でなく(平易な文で)公表されるべきと、ラフィダ前大臣は述べました。

"Our problem is that the explanation so far has not been clear. The government has been using different sources or different approaches, and most of them have been very technical.
我々が問題にしているのは、今までの説明がはっきりしていなかったこと。政府の説明は都度異なる根拠資料を使い、都度異なる教育を行い、しかもそれらはとても専門的だった。

"For instance, who understands what ‘zero-rated’ means? Why can’t they just use the phrase ‘tak kena GST’ or ‘no GST’. That’s much simpler and easier to remember.”
例えば、誰がゼロ課税と言う意味を理解できますか?なぜ、単にノーGSTと言わないのですか、その方が単純でより理解し易いのに。

She said it was also important that Putrajaya first cleared the air over which items would not be taxed, so that consumers would not rush to stores and hoard goods unnecessarily in anticipation of the GST.
Rafidah said the newspaper pull-out would also help consumers identify traders who raise prices on items that were not affected by the GST.

彼女は、プトラジャヤは第一に消費者が不必要な買いだめに走らないよう、どの品目が無税なのかを明らかにすることが重要なのだと言いました。(訳者註:GST施行前のインタビュー記事です) また、(無税品目リストの)新聞チラシは消費者がGSTに関係のない品目を不当に値上げする業者の見極めに役立つと言いました。

"Let’s say on April 1, I read the newspaper and I see that soap will not be taxed. Then I go to the supermarket and see they are charging me 6% for it. Thanks to the pull-out, I know they are cheating me and I can report this.
"Forget about the various codes, the technical jargon and whatnot. All that is irrelevant,” said Rafidah.
She added that Putrajaya could pay for the newspaper pull-out as the cost involved would be far less than erecting large billboards across the country.

例えば、4月1日、新聞チラシで石鹸は無税と知り、スーパーマーケットに行くと6%課税されてる、でも、新聞チラシに感謝です、なぜなら騙されてることが分かるし、このことを報告できるからです。いろんな(タリフ)コードはもう忘れてもいい、専門語や諸々も忘れて良い。プトラジャヤは国中に大きな広告板を設置する代わりに新聞のチラシ代を支払うだけで良いのです、と彼女は言いました。

"Some time ago, there was a billboard near my house that said education would be exempted from GST. It even had a cartoon drawing on it. I thought, what does that mean? Are university fees or tuition fees exempted from GST? What about books or computers or school-related tools?
"Instead of spending money on all those billboards, by this time you could’ve gotten a complete publication on all the items that are not taxed,” said Rafidah.

以前、私の家の近くに、教育は無税との広告板が設置されていました。それには漫画も描かれていましたが、私は、これはどういう意味だろうと思ってました。大学の費用または授業料が無税なのだろうか?書籍やコンピューターや学校関連用品はどうなんだろうと思っていました。こんな広告板に費用をつぎ込むのではなくて、すべての無税品目(のリスト)を発行することができただろうに、とラフィダは言いました。

(以下略)



そうなんですよね、簡明なGST無税品目リストがないから、消費者は簡単には分からないのです。それに、ゼロ課税と免税の違いはなんなんですかね。消費者にとってみればどちらも無税なのだから、いっそのこと、GST無税として全リストを是非公表してもらいたい。上の新聞記事もそうだし、この他にも同じことを言ったり書いたりしてる人たちが多くいるのに、なぜ、未だにこの「誰にも簡単に分かる無税品目リスト」がないのかとても不思議に思っています。

ナジブ首相は、以前、GSTの施行によって(価格が)安くなる商品も多くある、と述べました。確かに車などの高価格品目ではそのような現象が一部にあるようですが、庶民の生活に密着した真の生活必需品を見る限り一様に高くなっている、これじゃあ、このGST、今はまだ様子見の方が多いようですが、そのうちいろいろと問題がでてきそうな気がします。

あっ、そうそう、レストランでの食事の件ですが、今までのSSTが単にGSTに代わっただけでレートは同じ6%なのだから、支払い金額は変わらないはずと思っていませんか?実は私もそう考えていたのですが、一昨日、あるレストランで支払いの後に受け取ったレシートを見て、うーん、なるほどと唸ってしまいました。

レシートを良く見ると、このGST、店側が徴収するサービス料金にもかかるのですね。なので、今までは仮に食事代金のサブトータルが100リンギだとすると、100×1.16=116リンギで良かったわけですが、今はそうではなく、100×1.1(サービス料)×1.06(GST)=116.6リンギなんですね。些細な金額ではありますが、うーんなるほどなと感心しました。

マレーシアのGSTの6%は、政府のお役人がこぞって言うように、東南アジア各国を比較しても最も低いレートです。しかしそれでも巷ではいろいろと姦しい船出であった訳ですが、とにかくスタートしたことの意義は大きいと思います。

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今後懸念されることは、いわゆる便乗値上げなのですが、これを防ぐには消費者による厳しい監視の目が不可欠なわけですので、ここはマレーシアの消費者マインドの成熟度合いが試されるのだろうと思います。

また、前回もちょっと書きましたが、GSTの施行に併せたかのようなタクシー料金の大幅値上げ、私は普段タクシーを利用することなど滅多にないのですが、日常的にタクシーを使わざるを得ない人たちにとってみれば打撃は大きいのだろうと思います。さらに、この先5月にも噂されているその他の公共交通料金の一斉値上げなど、この国においても益々暮らしにくい状況が続くようですね。でも、しょうがないですね。


いつだったか、ローカルの知人とこの国の医療事情について話した際、私が、「この国の民間病院は医療レベルも高いがお金も高い」と言ったら、彼が、「一度、国立病院を試してみたら良い。特にクアラルンプール病院(Hospital Kuala Lumpur)は国が政策的に近代化を進めている病院なので、技術も設備もサービスも最近どんどん良くなってるし、外国人料金でも民間病院に比べればずっとチープだから」と言っていたことを思い出しました。

なぜこんなことを急に思い出したかと言うと、先日夜のこと、急に熱が出て・・・・と言っても38度手前で止まり、朝にはもう平熱に戻っていたので大したことはなかったのですが、困ったことにおなかが張ってチクチクと痛み、下痢も続いたためにいろいろと市販の胃腸薬などを飲みながら、医者に行こうか行くまいか案じていたのです。

どうも最近身体がめっぽう弱くなった、若い頃は風邪など引いたこともなく、病欠などほとんど記憶にないほどだったのに、仕事をリタイアしてからはなぜか毎年風邪を引いてる。この前だって、日本に一時帰国した際にもやられた。たいしたことはないのだが、咳が止まらず喉が痛くて参った。

今回はおなかに来た。まぁしかし、たいしたことはない。そのうち治るだろうと思って2~3日様子をみていたら3日目の朝にようやく下痢も止まり痛みもほぼなくなったので、やっぱりいつもの風邪だ、医者に行く必要などない、と、矛を収めかけて突然思い出しました。国立クアラルンプール病院(HKL)のこと。そうだ、HKLに行ってみよう、まだちょっとおなかが張ってるからちょうどいい。。

巷の噂では、この国の国公立病院は安かろう悪かろうなのだそうですが、日本人コミュニティでは、実際に受診した人の話など聞けそうもないので、本当に安かろう悪かろうなのかをいつか自分で試してみたいと思っていました。でも、深刻な病気や怪我の時には不安なので行きたくはありませんが、今日のこの状態ならもう大丈夫。よし、行こう、咄嗟にそう判断したのです。

と言うわけで、国立クアラルンプール病院(以下HKLと言います)を受診してきましたので、今日はこのことをリポートしてみたいと思います。



HKLは、そのオフィシャルウェブサイト(HKLweb)によると、1870年設立、150エーカーの広大な敷地内に53の部局、83の病棟と2300床のベッド数を誇るマレーシア最大の政府(国立)の総合病院だそうです。

もちろん、マレーシア国民の健康維持・管理などがその設立目的なのですが、我々外国人(非マレーシア人)にも門戸が開かれています。

場所は、KLモノレールのチョーキット駅から北に約500mほどのところなので、わが家のあるモントキアラからは車で約15分、U7の路線バスでも30分ほど、ラッキーなことに極めて交通便利です。

KLモノレール沿いの通り(Jalan Pahang)に面した大きなメインエントランスは、チョーキット駅方向から車で走っていくと、中央分離帯があって右折進入できないので一旦通り過ぎてその先のランドアバウトまで行って戻って来なくてはいけないのですが、セキュリティのためのブームゲートがあるわけでもなく、病院への取り付け進入路を緩やかに左カーブするとそこはもう広大な病院敷地内です。

進入路に続く2車線道は時計回りの周回道路で一方通行になっているようです。エントランスからしばらくの間は右片側が救急車専用の赤道路、左片側が一般車用の道路です。

↓こんな感じで赤く塗装された救急車専用の道路は、病院のメインブロック(病院本棟)手前で右に分岐して病院建物に吸い込まれて行きます。

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↓正面が病院のメインブロックです。でも今日は先ず、3月に完成したばかりと言う駐車場ビルを目指します。

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メインブロックのアンダーパスを通ります。

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アンダーパスを通り抜けると、なにやら赤い色が眼に飛び込んできました。見るとエマージェンシー・トラウマデパートメントと書いてありますが、緊急(救急)外来のようなところなのでしょうか。。

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それにしても広大な敷地です。150エーカーと言う広さは、調べてみると東京ドーム13~4個分だそうですが、果たして駐車場ビルはどこにあるのでしょうか。

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お、ようやく見えてきたようです。でも遠いですね。メインブロックまでかなり距離がありそうですが・・・、この分だと随分歩かなきゃいけないですね。

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ようやく到着です。↓ここが3月10日に完成したばかりと言う新駐車場棟です。

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実はこの病院、以前は駐車場が少なくて大変だったんだそうです。KL内外から毎日大勢の患者が訪れると言うのに、敷地内の駐車場はほとんどが病院スタッフのための駐車場で、一般客や外来患者用は極めて少ない。

なので、毎日駐車場内外で小競り合いが頻発し、挙句の果ては殴り合いの喧嘩まで起きると言う体たらく。ここは絶対に車で来てはいけない病院と悪名が高かったのだそうです。ローカルの知人がそう言ってました。

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そんな国立総合病院の嘆かわしい現状と問題を現ナジブ首相が憂慮して、緊急の予算措置を講じ、駐車場ビルの新築を含む病院の一大改革が始まったのだそうです。曰く、ワールドクラスのホスピタル、ユーザーフレンドリーのホスピタルたれ!ですと。。(2013.3.15付スターオンライン)

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今日は、そんな情報を耳にしたので、では完成したばかりという新駐車場ビルの使い心地を早速試してみようと、一旦は路線バスで来ようかと考えたのですが、急きょ車に変更して来てみたと言う訳なのです。

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おお、やはり新築駐車場はいいですね。それにまだ朝早い(8時30分)のでそんなに混んでなさそうです。

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さすがにGFと1Fはすでに満車のようですが、2Fに上がるとガラガラ。空いてるパーキングベイはグリーンのランプで遠くから明瞭に分かるし、こりゃ便利ですね。我がウィっシュくんもすんなりと駐車できました、はい、この通りです。

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さて、車を停めて駐車場ビルの外に出てみると、おー、病院のメインブロックがあんなに遠い。しょーがないけど、歩かなきゃいけませんね。外来の受付はあのビルのGFにあるってホームページの案内に書いてありましたから。。

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ふぅー、朝から既に暑いですね、さぁ、ここがメインブロック(Blok Utama)だけど、外来の受付はどこだろう?

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Ah-, Excuse me Mr,,,,,, Where is the out patient department?・・・・ Ha? Oh, Sorry, Bolih saya tanya di mana jabatan pesakit luar? いやー、そこに居合わせたおじさんに外来はどこですかって、英語で話しかけてみたけど、なんかモグモグ言ってて分からん、お、ゴメンと再度マレー語で聞いたら、ニッと笑って、なんと今来た駐車場ビルの方向を指さすではないですか。

え、なに?あっちなの?

だって、ホームページには、外来受付はメインブロックのGFにあるって書いてあったのにぃ・・・・・

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どうも信用できん、おじさんからそっと離れて、今度はナースらしき中年のご婦人に質問(これは英語)したところ、この方、ちょっと考えるフリをして、やっぱり今来た道の方向を指さし、途中で右に曲がり、また左に曲がって、ずっと行って、モスクの反対側だよ、って、どうも良く分からん説明だけど、モスクの反対側ってことだけはインプットできたので、とりあえずモスクを目指すことに。。

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でも、この国ってすべからくこれだよ(ホームページの偽情報のことです)。オフィシャルウェブサイトだからと信用してたのに、最初っからこれだもんな。。でも、ま、こんなもんか。。

右に曲がって左に曲がって・・・・と、おっ、外来はこっちって、看板見っけ。

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おーおー、着きました。これが外来診療センターか?ふんふん、そう言えば道路を挟んだ反対側にはモスクがある。でも、なんかイメージが違うなー。。

これって平屋の古い建物で、近代的とか、先進、などと言うワードとは無縁の代物じゃん。。(註:これは確かめたわけではありませんが、新築完成までの一時的な仮住まいのような感じでした)

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JABATAN PESAKIT LUAR HOSPITAL KUALA LUMPURって書いてある。外来センターに間違いないですね。見ると、建物前は既に大勢の人でごった返しています。

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(筆者註:室内での写真撮影は厳禁と言うことでしたので、外来診療センター内及び外来ファーマシー内の写真はありません。)

人ごみをかき分けて中に入ると、おーおーこりゃ大変だ、中は、入口から直ぐのところに楕円形の大きなカウンター、その向こう側は大きな待合所になっていて、既にたくさんの椅子が埋まるほどに大勢の人達が座っています。

さて先ずどうすれば良いのだろう。ここは病院のオフィシャルウェブサイトにあった外来診療の手引き(Procedure for Outpatient Care)をプリントアウトしたものを手にしながら、人混みの中をあっちでウロウロこっちでウロウロ。。

えっと初めに受付カウンター(Registration Counter)だっけ?でもいろいろあるけどどのカウンターなんだろう?どのカウンターにも長い列ができてるし、インフォカウンターはないのかな・・・・、カウンター内の係の人に尋ねようとしても、全員忙しそうに対面応対してたり、電話してたり、立ち働いていたりして、こっちが話しかけても見向きもしてくれない。

傍に居合わせたご婦人に話してみたところ、どうもチケットカウンターでナンバーチケットを発行して貰うのが先らしい。ったく、それならそうとホームページにもそう書いといてくれよ。。

気を取り直して、楕円形の左端にあるKaunter Nombor Giliran(Registration NumberTicket Counter=受付番号カウンター)の列に並びました。そしてようやく、中のおばさんからナンバーチケットと登録カード(Registration Card)の用紙を無事にゲットして、さてどこで記入しようかとテーブルを探したけどそんなものはどこにも見当たりません。

またまたローカルの方にヘルプミー。そしたらなんと、建物の外にあったんです、傾いて壊れかけた記入台が数台。

名前とか、住所とか、パスポート番号とか、電話番号とか、いつもの通りの個人情報を記入し終わり、さて次はどうする?

手持ちの外来診療の手引きにはなんだかわけのわからないことが書いてあるけど、これって全然使い物にならないね。ナンバーチケットだってチケットマシンのAボタンを押せだとか書いてあるから、多分メインブロックのGFに外来があった時のことが書いてあるのかも知れないなぁ。

いつ今の建物に引っ越しになったのかは知らないけど、こういうことって、リアルタイムにアップデートしないとユーザーアンフレンドリーなんだけどねー。

またまたヘルプミー、いやはや今回はたくさんのローカルのおじさんやおばさんにお世話になりました。それにしても思ったのですが、この方たちの英語話せる率は約半分てところでしょうかね。

でも、英語が通じなくても私の片言のマレー語で十分です。いや、却ってその方が親身に教えて貰えるような気がしましたね。

おばさんに教えて貰った通り、いくつかあるうちのひとつのGeneral Counterに並び、中の係の女性からカウンター越しに、外来目的や病状などのいろいろな質問を受けた後、診察室番号が印刷された番号札となにやらが記載された診察カード=登録カードを受け取りました。そして、その番号の部屋の前の待合椅子に座って名前が読み上げられるのを待ちなさいと指示されました。

外来センター内を見渡してみると大きく番号を書いた診察室がセンター内の待合所を取り囲むようにいくつもあります。私に割り当てられた診察室は6、第6診察室と呼ぶべきでしょうか、とにかくその前で座って待っていると、5分もしないうちに診察室の中の係の方から名前を呼ばれ、中に入るように促されました。

番号札と私の診察カードを見せると、外で血圧測定してきなさいと言う。また外に出て、部屋の前のナンチャラ測定デスクのようなところで血圧測定してもらい、カードに結果を記入してもらって再入室です。

第6診察室にはドクターらしき人が3、4名もいて、それぞれの患者さんと向き合いながら問診しているのですが、隣の方と肩が触れ合うぐらいに部屋が狭いので、とても窮屈な感じです。私を診てくれたドクターは多分マレー系の男性ヤングドクター。ひととおり問診した後、オムロンの耳式体温計で体温測定、ん?熱があるね。えっ、今朝測った時には平熱だったのに、熱がありますか?何度ありましたか?って聞いたけどそれには答えず、このドクター、ハイそれではフィーバールームに移動して下さいだと。。

えっなんでフィーバールームなの?って顔したらしく、ドクターが、デングフィーバーかどうか検査しますからって。。。

いやいや参った、これは想定外だった。でも、デングフィーバーなんて絶対あり得ない。だって、熱は一晩で下がったし、そんな高熱は出てないし、絶対あり得ないよ。

でも、仕方がないですね、言われたとおりに今度は第9診察室の前で待ちました。ほどなく名前を呼ばれてホッとしたのですが、今度は部屋前のデスクでもう一度体温を測るように言われ、同じ耳式体温計で測ってもらったのですが、係の男性が熱はないけど、血液検査希望する?って。。え、えっ?さっき熱があるからこっちに移れとドクターに言われて来たんだけど、熱がないなら血液検査なんて必要ないです、と即座に断りました。

そうだよなぁ、今頃熱があるなんておかしいよ、だってあれから4日も経ってるんだし、毎朝測っても平熱なんだから絶対ここがおかしいんだよ。第6診察室の耳式体温計、壊れてんじゃないの?そう思いながら、また言われた通り診察室の前で名前が呼ばれるのをじっと待ってました。

ところが、30分経っても1時間経っても名前の呼び出しがない。周りはどんどん呼ばれては中に入って行くのに、私の名前は一向に呼ばれない。でも1時間半ほどじっと我慢してました。この間、隣に座ったおばちゃんやおとちゃんたちにいろいろ声かけしながら、それはそれで結構ためになったのですけど・・・・。でももう限界、もう待てない!

立ち上がり、第9診察室のドアを開けて、もう1時間半もずっと待ってるんだけどいつまで待てば良いのかと、ちょっとムッとした顔でしかもドスをきかせて(笑)言ったところ、中にいた係の女性が驚いたようにして、じゃ直ぐ入って下さいだと。

係が言うには、名前を読んだ時居なかったからだと…?え、そんなこたないよ、オレずっと居たから。どこも行かずにずっと待ってたからって、言い返すと、黙って、女医さんの前におれの診察カードを差し出し、さあどうぞ座って下さいって。。

今度のドクター、被り物したムスリムの女医さん、またまた前と同じような問診をした後、眼を見せろだとか、舌を出せとか、胸に聴診器当てたりして一応それなりの診察してくれて、結果、デング熱を心配したけど熱はないし大丈夫なようね。じゃ、胃薬と下痢止め、それに下痢が続いた際の経口補水塩を出しときますから、ファーマシーで受け取って帰って下さいねって。

ふむふむ、これで良いのじゃ、これで終わりで良いのじゃよ。でも、最後に1時間半も待ったのはあれは手違いだったな多分。普通はもっと早く終わるはず、もっとも専門医に診てもらわなきゃいけないような場合は違うだろうけどね。

診察室の外に出て、えーと、ファーマシーはどこですかとその辺の誰かに聞いたら別の建物だって。言われたとおりに歩いて行くと↓この看板発見、そしてその先にある小屋みたいな薄暗いファーマシーでほとんど待つことなく3種の薬、5日分を出して貰って、無事に本日のミッション終了です。

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貰った薬をバッグに入れて、外来センター建物の外に出てみると、その向こうにはツインタワーが見えてました。ははーん、こんな位置関係なんですね。

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でも、朝8時半に到着して、現在12時10分、と言うことは午前中一杯かかるだろうと思って来たのだから大体予定通りですね。でも慣れれば絶対もっと早く済ませることができると思います。

それに、なんと言ってもやっぱりチープ。会計は日本のようにすべて終了後ではなく、診察前のGeneral Counterでキャッシュ支払いを求められました。なんとオールインクルーシブ(初診料、薬代すべて込みこみ)で23リンギ。もちろんこれは外国人料金なのでマレーシア人に比べればずっと高い。マレーシア人はもっともっと、ほとんどただ同然(RM1)だと言うことですが、でも外国人料金にしても、民間病院の10分の1か15分の1位ではないでしょうか。

まぁ、今日の場合は診察医がガバメントドクター(一般内科医)なので、スペシャリストドクター(各科の専門医)に診て貰う場合はもっと高くなるのかも知れませんが、それにしてもさすがに政府補助のある国立病院であるなと感心した次第です。

そんなことを考えながら、さて駐車場棟にはどうやって帰るのかな、と後ろを振り返ると。なんと正面の向こうに見えるのは今朝がた車を停めた新駐車場棟ではありませんか。

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なんとこんなに近かったのですね。朝はホームページの偽情報に騙されて一度メインブロックに行ってからまた逆戻りした格好になったので随分遠く感じたのですが、実際にはほんの1、2分程度の至近距離でした。

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駐車場棟に戻ってきました。えーっと、我が愛車を停めたのは確か2Fだったかな。

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おっと、その前に駐車料金の精算をしなくちゃと思い、オートペイマシンで支払いしましたが、約4時間でなんと4リンギ。これも安い。まぁ、駐車場だけは確かにユーザーフレンドリーが完成されているなと感じました。

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駐車場建物の外に出て、さて病院のメインエントランスはどっちかなと、ちょっとウロウロしてしまいましたが、まもなく例の時計回りの周回道に無事に出て来れました。

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それにしても、この病院の敷地は広い。そしていろんな所で建屋の工事中です。

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病院改革のための一連の工事がいつ完成するのかは知りませんが、さぞかし立派なワールドクラスの建物群ができあがるのでしょうね。

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今日受診した外来センターだって、今は恐らく一時的な仮住まいなのでしょうが、新しい外来センター建物が完成した暁には、受付カウンターでの混雑ぶりや診察室内のあの狭隘さ、係の方の忙しさ故のアンフレンドリーな態度などなども併せて改革していただきたいものですね。いや、きっとそうなるのでしょうね。

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↓ここはKOMPLEKS PAKAR & RAWATAN HARIAN、、、

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英語で言うと、Specialist Complex & Ambulatory Care Centre、つまり専門医通院外来センター・・・・・、な、なーるほどここが専門医外来センターなんだ。

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なんか、今日受診した外来センター(一般内科外来)と比べると月とスッポンと言うか雲泥の差だよね。よし、今度はここで受診してみたいですね。

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そしてまもなくメインエントランスです。ここを左に行くとジャランパハン、KLモノレールに沿う通りに出ます。

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病院敷地を出て、ジャランパハンをチョーキット駅方向に走っています。

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これで、本日の国立クアラルンプール病院の受診体験リポートは終了です。まぁ、まだまだ不明なところは山ほどありますが、噂ほど貧弱・劣悪でもなさそうだし、そんなに長時間待たされるわけでもなさそうです。

さすがに今日訪れた外来センターだけみれば、あの混み具合と言い、施設の狭隘さと言い、とてもお勧めできる代物ではないのですが、なんせ抜群に経済的です。これ、施設・設備の近代化がすすめば意外な穴場になるのかも知れませんよね。

以上、私自身の実体験を通じて見たこと感じたことを思うがままに綴ってみました。

それではまた。。