今日は、いよいよ1週間後に施行となるマレーシアの消費税(GST)のことについてです。

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しかしちょっと不思議なのですが、KL在住の日本人コミュニティの中では、私の周囲だけなのかも知れませんが、このGSTに関することがあまり話題になっていないように感じます。みなさん、Orang kaya(お金持ち)なので特に気にはならないのでしょうかね。

しかしそんな皆さんとは違ってOrang miskin(お金持ちの反対)の私は連日の新聞記事などをチェックしながら、4月1日が気になって仕方ありません。

GSTに関する前回のブログにも書きましたが、このGST、私たちの日常生活にどれほどの影響を及ぼすのか、なかなか明確には分かりません。何が高くなって、何が変わらなくて、何が安くなるのかなどがはっきりとは分からないのです。

恐らく、日常生活を取り巻く全てのものに影響してくると思われるのですが、始まってみないと、どれほどのインパクトがあるのかが掴めないのです。

そんな中、もう既に2週間ほど前の記事ですが、スターオンラインにこのGSTに関して分かり易くまとまった記事が載っていましたので、今日は、この記事を中心に紹介してみたいと思います。



THE STAR online
Business News

What will be taxed with GST?
Saturday, 14 March 2015

KUALA LUMPUR: Goods and Services Tax (GST) will be implemented effective April 1, 2015 and the rate is fixed at 6%. Sales tax of 10% and service tax of 6% will be replaced with GST.
クアラルンプール発: 物品・サービス税(GST)は2015年4月1日付けで施行されます。税率は6%で固定されます。 (これまでの)10%の売上税と6%のサービス税は、GSTに変更となります。

Under GST, most of the goods and services (except basic necessities) will be charged at every stage of the supply chain – even the ones that was previously not charged with Sales and Service Tax (SST).
GSTでは、大部分の商品とサービス(基本的な必需品以外は)は、これまで売上税もサービス税(SST)も課税されていなかったものも含み、サプライチェーンのあらゆる段階で課税されることになります。

This means we will likely be paying more to purchase or use these goods and services, which were not taxed previously.
これは、これまでは課税されていなかったものも含まれるので、買い物や物品・サービスの利用に際しては、私たちは多分、(これまでよりは)多く支払いをしなければならなくなることを意味しています。

1. Credit card
1. クレジットカード

The RM50 government tax charged annually on credit cards and the RM25 fee for supplementary cards, will be abolished from April 1, 2015 when the Goods and Services Tax (GST) is implemented. Instead, the 6% GST will apply on the credit card’s annual fees – which can range from RM70 to RM1,000 or more annually, depending on the type of card.
毎年(主)クレジットカードに課税されているRM50の政府税及び補助クレジットカードに課税されるRM25の政府税は、GSTが施行される2015年4月1日に廃止されます。そしてその代わりに、6%のGST;カード種に基づき毎年RM70からRM1,000以上がクレジットカードの年間利用料として課税されることになります。

However, there will be no GST charges if the annual fee is waived, for example for free-for-life credit cards or those with annual fees waived, with stipulated minimum spending or transactions on a monthly or yearly basis.
しかしながら、カードの年間利用料が無料のもの、例えば利用料が生涯無料、または毎月/毎年の一定額のカード利用を条件に利用料が無料となるクレジットカードについては、GSTの課税はありません。

To reflect the changes, the GST charged will be reflected as a separate item in the credit card statement. However, purchases will be reflected as a total amount inclusive of GST.
このような変更点を(カード利用者に)明確にするため、GST課税額は、クレジットカードステートメントの中で別個の項目として明記されます。しかし、購入(カード利用)額は、GSTを含む合計額として取り扱われます。

There is some good news though, loyalty points or cash rebates will be given based on the 6% GST paid when using the credit card for retail purchases.
これは若干のグッドニュースですが、カードのロイヤリティポイント(ボーナスポイント)または小売店でのクレジットカード購入に伴うキャッシュリベートについては6%のGST支払額に基づき付与されることになります。

2. Books and e-books
2. 本と電子書籍

The standard 6% GST will be imposed on all types of books except for dictionaries, encyclopedias, newspapers, texts, references, works and religious books. These books will be zero-rated and not be subjected to GST.
標準的な6%のGSTが、辞書、百科事典、新聞、教科書、参考書、職業と宗教的な本(これらの本はゼロ課税となりGSTは課税されません。)を除くさまざまな本に課税されます。

Local e-book suppliers like e-sentral and MPHonline will also be charging GST whereas foreign firms such as Google Play and Apple iBookstore would not be.
E-SENTARLやMPHオンラインのようなローカル(マレーシア国内)の電子書籍供給会社はGSTを(購入者に)請求します。一方、グーグルプレイやアップルのiBookstoreのような外国の販売会社にはGSTの請求はありません。

3. Housing
3. 住宅

GST will also see basic construction materials such as cement, bricks and sand being taxed the standard 6% GST rate for both residential and commercial properties. Currently, these raw materials are not taxed under the existing SST. Heavy machineries such as cranes will be taxed too. Property developers normally do not buy such heavy machineries but rent them from other contractors – and it typically is factored into the construction cost.
住宅用及び商業施設用のセメント、レンガや砂のような基本的な建設資材には標準的な6%のGSTが課税されます。 今現在、既存のSSTにおいてはこれらの資材は課税されていません。クレーンのような重機もまた課税されます。 不動産開発業者は、通常そのような重機を購入せずに他の契約業者から賃借します – そして、それは一般的に建設コストとして計上されています。

Steel, bricks, and sand make up 44% of the construction cost and with these being charged GST, the cost of building a property is inevitably going to increase. Property companies expect GST to result in a maximum of 2.6% increase in house prices.
鉄鋼、レンガ及び砂は建設コストの44%を占めています。そして、これらにGSTが課税されることで、建物を建設するためのコストは必然的に増加しそうです。 不動産会社は、GSTが住宅価格を最大2.6%増加させると予想しています。

When the GST is implemented in April, residential property including SoHo (small office/home office) will be exempted. However, commercial properties including SoFo (small office/flexible office) and SoVo (small office/virtual office) would be subject to the 6% GST.
GSTが4月に施行されるとき、SOHO(スモールオフィス/ホームオフィス)を含む住宅用不動産はGSTを免除されます。 しかし、SoFo(スモールオフィス/フレキシブルオフィス)とSoVo(スモールオフィス/バーチャルオフィス)を含む営業用不動産には、6%のGSTが課税されます。

4. Fuel
4. 燃料

RON95, Diesel and LPG (liquefied petroleum gas) will be exempted from GST implementation. However, RON97 will be subjected to the new 6% GST.
RON95、ディーゼルとLPG(液化石油ガス)は、GSTを免除されます。 しかし、RON97には6%のGSTが課税されます。

5. Electricity
5. 電気

A household will have 6% GST charged to the electricity bill for usage above 300 units.
家庭においては、300ユニット(訳者註:300kwh)を超える電気使用に対し6%のGSTが課税されます。

6. Used cars
6. 中古車

Currently, used cars are not subjected to SST and is not a GST zero rated item either. Therefore the car industry predicts that used cars will be subjected to an extra 6% tax after the implementation of GST in April.
現在は、中古車はSSTを課税されていませんが、GSTゼロ課税対象品目にはなりません。したがって、自動車業界では、中古車は4月以降は6%のGSTが課税されると予測しています。

7. Banking services
7. 銀行サービス

The RM1 MEPS fee charged when we withdraw from another bank’s ATM will increase to RM1.06. No GST will be charged if you make a withdrawal from your own bank’s ATM.
他行のATMで現金を引出しする場合のRM1/回のMEPS手数料が、RM1.06に増えます。自行のATMで現金引出しする場合はGSTは課税されません。

Similarly, other services offered by the bank, such as money transfers (e.g. cashier’s order and demand draft), telegraphic transfers, money exchange, loan, cheque, credit card, and debit card will see 6% GST charged to its service, commission or subscription fee.
同様に、銀行が提供する他のサービス、例えば、現金送金(例:銀行発行小切手と送金小切手)、電信為替、現金両替、ローン、小切手、クレジットカード及びデビットカードに対しては、6%のGSTがそのサービス、委託または発行手数料として課税されます。

8. Tuition fees
8. (認定教育機関以外の)授業料

Beginning April, 6% GST will be imposed on tuition fees, as tuition centres are not categorised under educational institutions.
4月以降、教育機関として認定されている以外の教室等における授業料は、6%のGSTが課税されます。

9. Beauty services
9. 美容サービス

The price of beauty services like manicure, and hair and facial treatments will be subjected to 6% GST too. Massage services are also chargeable with the GST if the annual turnover for such businesses is RM500,000 and above. Aside from beauty services, cosmetics and other products for skin, hair and body care will also be charged GST.
マニキュア、ヘア及びフェイシャルトリートメントのような美容サービスの価格には、6%のGSTが課税されます。マッサージサービスについては、年間売上げ高がRM500,000以上の場合は課税が可能。美容サービス以外のスキン、ヘア及びボディケアのための化粧品等についてもGSTが課税されます。

However, operators registered to implement the GST will be able to lower their costs by claiming the input tax credit for premises rental fees, electricity costs and equipment purchased to carry out the services. Input tax refers to the GST paid by businesses on the purchase of goods and services used to perform their businesses.
Beauty products sold at airports as duty-free items will not be subjected to GST.

しかしながら、GST施行のための登録オペレーター(美容業者)は、サービスを行うための施設建物レンタル料、電気使用料や器材の購入費用などの仕入れ税額控除を行い課税対象額を抑制することが可能です。それらの仕入れ税額控除により、オペレーターが支払うGSTが異なってきます。空港で販売される免税の美容製品については、GSTの課税対象ではありません。

10. Insurance fees
10. 保険料

All insurance policies except for life insurance will be charged 6% GST from April. GST would also impact all traditional and investment-linked policies which had medical, critical illness or personal accident benefits attached.
生命保険以外のすべての保険商品は、4月から6%のGSTが課税されます。GSTはまた、医療、重度疾病または個人傷害の損害保険の特典が附加されたすべての伝統的保険商品(養老保険、年金保険等)及び投資型保険商品に対しても課税されます。

For traditional policies, the GST is imposed on the premium, while for investment-linked policies, it is charged on the insurance charges. For investment-linked policies, insurance charges will escalate with age because of higher insurance charges.
伝統的保険商品については、GSTはその定額保険料に課税されます。一方、投資型保険商品は、それは変額保険料に課税されます。 投資型保険商品の変額保険料は、年齢と共に段階的に上昇します。



While it is still not clear how much prices will increase, or in some instances, decrease, it is prudent to know your exempted and zero-rated items to avoid opportunists merchants who may be profiteering on GST.
(GSTの導入により)まだどれくらい価格が上昇するか、またはいくつかの例にあるように、下落するかが明らかでない間、GSTで不当な利益を得ようとする日和見主義的な商業者を回避するために、あなたに関係する免税対象品目及びゼロ課税品目を知っておくことは賢明なことです。

With less than a month away before GST is actually implemented, it is wise to understand how GST will affect both our daily or seasonal spending. This will help us to plan our spending ahead, to minimise the negative effect of GST.
For more, click on www.iMoney.my
GSTが実際に施行されるまであと1ヶ月未満となり、GSTが私たちの日々及び季節ごとの出費に及ぼう影響を理解することは賢いことです。このことが、私たちの出費を計画的にしてGSTによる負の影響を最小限にするのです。



いかがでしたでしょうか。GSTの概要が見えてきましたか?上記の記事がスターオンラインに掲載されたのは3月14日。あれから2週間ほど経っていよいよ目前に迫りつつあるGSTですが、巷ではまだ反対運動などの座り込みが行われたりして逮捕者も出ているようです。

上記の記事にもありましたように、GST施行による国民の日常生活への具体的な影響については、まだまだ不明な点が多くあるものの、政府はそのことを払拭するためのPRなどにはあまり熱心であるとは思えず、また国民の側もそれほど心配しているようには見えません。

多くの政治家や役人たちが口にすることは、「いろいろ考えているので心配ない」ですが、果たしてそうでしょうか。もしこれが我が祖国日本であるならば、とてもこうはいかないでしょう。徹底的な説明責任の追及がいたるところで行われ、政府も役所もてんやわんやのことでしょう。

それにしてもつくづく感じますが、この国のお役人も国民も悪気はないにしろ、徹底的に暢気でイージィゴーイングなのですね。

先日の新聞情報ですが、この国では1200万の労働人口に対して所得税支払い人口はたったの170万人だそうです。こんなことを言うと、じゃオマエは払っているのかと突っ込まれそうなので大きな声では言えない(MM2Hビザホルダーには所得税免税の特典があります。)のですが、これじゃ国の財政が立ち行かなくなるのも頷けますよね。

まぁ、そう言う意味では今回のGST 施行は、将来の健全財政を見越した先見の施策なのでしょうが、当初は結構いろいろあると思いますね。

政府関係者が口を揃えて言うことに、低所得者への影響が最小限になるように工夫した、例えばGSTの導入に併せて個人所得税を1%から3%削減するだとか、ほとんどすべての生鮮食品(例えば魚、家禽、羊肉、牛肉、野菜、果物、ハーブとシーフード)はGST免税にするだとか、加工食品であっても、パン、麺、幼児の調乳、米、砂糖、塩、ブラチャン、お茶、コーヒー及び小麦粉などもGST免税にする、などですが、私がざっとみる限り課税対象品目は山ほどあって、果たしてこれで影響を最小限にしたなどと言えるのだろうかと疑問に思います。

これGSTは非課税?

(いいえ、つぎのような商品がしっかりと課税されます。)
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ところで、4月1日以降に値上がりするであろう100の食品一覧へのリンクはこちらです。

GSTの施行がいよいよ1週間後に迫った今となっては既に遅きに失したか感があるのですが、こんなありがたいページを作ってアップしてくれた方に敬意を表し、僅かでも有効活用(値上がり前に駆け込み購買する?)ができればと思います。もっともこんなことを真面目に考えているのは、日本人ではOrang miskinの私ぐらいかも知れませんね。(笑)

なお4月1日以降、一斉に消費税が課税されるとあって、事業者も商店主も消費者もかなり混乱するのではないかと懸念されています。巷では↓こんな「騙されないぞキャンペーン」が盛んです。

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上段和訳(意訳)
AWAK PENAIK HARGA ATAS ALASAN GST...GULA, TEPUNG DAN BARANGAN YANG SAYA BELI NI TAK TERLIBAT PUN ...NAK MENIPU PUN AGAK-AHGAK LA TAUKE !
おまえはGSTの便乗値上げ(業者)だな。砂糖や小麦粉とかここでオレが買ったものはGST非課税だぞ。みみっちく騙そうとする奴だな。

下段和訳(意訳)
Perlukah lagi membeli di kedai-kedai penipu seperti ini? Mereka ini kaya turun-temurun sebab sekian lama menipu kita. Sebagai pengguna wajib kita boikot sampai mereka bungkus dan mampos. Belilah di kedai harga patut dan sokonglah perniagaan serta produk bumiputra.
(消費者は)このような騙しの店で買い物すべきか?彼らは何代にも渡り(遺伝的に)永い間消費者を騙し続けてきたのです。消費者として我々は絶対にこんな商店で買い物をしてはいけません(彼らが死ぬまでボイコットしなければなりません)。価格が正当で地元に信頼されている商店で買うべきです。




さて、ここまでGSTのことについて新聞情報やそれらに基づく私自身の気付きなどを書きましたが、ここでハタと思ったことが、公共交通料金のことです。

公共交通料金って確かGST免税ですよね。と言うことは、電車もバスもタクシーも運賃は変わりなしです・・・よね。

そう思って安心していたところ、一昨日(3月23日)タクシー料金大幅値上げの記事が眼に飛び込んできました。

ん?な、なんだ?

新聞をざっと読むと、要はしばらく値上げしていないからタクシー運転手などの生活が逼迫している。加えてこのたびのGST導入により益々生活が苦しくなるので、タクシー料金を一斉に大幅値上げする、と全国のタクシー協会・業界がこぞって立ち上がりついに実力行使に踏み切ったとのことです。

政府・行政側は(GST導入となる)今はタイミングが悪いので延期するようにと指示・指導していたようですが、業界の強硬な反発に遭い、ついに認めざるを得なくなった模様です。

しかもこのことは即時有効と言うことで、料金を大幅(最大40%程度?)値上げとなった改修メーター装備のタクシーが既に街を走っているのではないかと思います。

なお、電車・バスについてはまだ情報がないので分かりませんが、今後いろいろと出てきそうでこれも気になりますよね。

これらのことについては、今後の情報を確認した上で改めて書いて見たいと思っています。

ではまた。。

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クルーズ3日目、クラビ沖到着の朝です。朝食はウェスタンと中華とアジアンのブッフェ。ここ↓はウェスタン料理のダイニングレストラン、フォーシーズンズですが、広くて気持ちが良いのと、料理の種類や質も十分、それにいつも空いていてゆったりとダイニングを楽しむことができました。

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船内のレストランは、このフォーシーズンズの他に中華レストランのオーシャンパレス、そしてプールデッキと同じ階にはマリナーズブッフェがあって、いずれもフリー(Inclusive=旅行代金に含まれる)のブッフェレストランで、乗船間は何度でも自由に利用できます。(これ以外にもフリーではありませんがブルーラグーンなどいくつかのレストランがあります。)

しかしクチコミにもありましたが、リブラには千人近い乗客がいるのだから、食事時はさぞかし混み合って大変なんだろうなと覚悟していたところ、意外や意外、ガラガラに空いていて拍子抜けしました。

でも実はこれには訳があったのです。乗客の中には実は600人ほどの大勢のムスリムコミュニティの団体さんがおられて、お揃いの黄色や青のウェアですごく目立ったのですが、もちろん皆さん熱心なムスリムの方たちですので、たとえ旅行中といえども朝晩のイスラムのお祈りは欠かしません。

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↑船内の一番広い場所のプールデッキを占有して朝のお祈りです。お祈り間、ムスリム以外の客のプールデッキへの立ち入りは禁止と言うことだったのですが、朝日を撮影するからとしつこくお願いして特別に入れていただきました。

毎朝のお祈りは朝食が始まる前の6時からですので、お祈りが終わった後の朝食レストランは、この方たちでチョー混雑するのだろうと想像してました。

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ところがどっこい何時になっても↑こんなにガラガラですねん、ん、あの600人はいずこへ?不思議に思い各レストランを廻ってみました。中華レストランのオーシャンパレス?いや、ここも空いてるなぁ。。んじゃ、8階のマリナーズブッフェはどう?

おおぉ、なんと、8階のマリナーズブッフェにムスリムの団体さん発見!なんとここは席待ちがでるほどの混雑ぶりでした。で、でもなんで?

そうか、良く考えたら直ぐに分かりました。船内でポークフリーレストラン(ポーク料理のないレストラン)はここだけだったのですね。なるほど、この他のレストランがガラガラと言う謎が解けました。

でもお陰さまで、私たちノンムスリムの乗客は実に居心地の良いダイニングを楽しめたのですが、しかし、こんなことは今に始まったことではないだろうに、マレーシア人を主対象とするリブラにしては少々配慮が足りないんじゃないかなぁ、などとまたまた要らぬ心配をしてしまいました。



さて、今日はクラビに上陸です。昨日のプーケットもそうでしたが、行き(上陸時)はスピードボートです。

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波飛沫が速い速度で後に飛び去って行きます。

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さぁ、クラビのジェッティに着きました、と言っても今日は随分時間がかかりましたね。リブラはここからは見えません。遥か沖合いに停泊しているのでしょう。

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よく周りを観察してみるとどうやらここは河口のようです。多分浅くて大型船は中には入れないのでしょうね。しかし、スピードボートでも30分以上かかったのだから、普通のボートだったら1時間はかかるよなぁ。。

ジェッティを出るとツアーの大型バスが待っていました。ガイドさんはタイ人の女性です。昨日のプーケットもそうでしたが、ガイドの皆さん、明るくて元気がいいですね。それに皆さんの英語の達者なこと、でも皆さんスタンダードな英語で聴きやすいのがとても嬉しいですね。

↓ここはクラビタウンのほぼ中心部にあるワットカウ(Wat Kaew)仏教寺院です。

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寺院内はひんやりとした大理石の床が素足に心地良く、豪華絢爛な仏像や壁画などをしばし見とれてしまいました。

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また、↑見事に美しい建築物で、青空をバックに白壁と濃い青色の屋根瓦がとても印象的でした。

そして、次にやってきたのは、アオナン(Ao Nang)タウンから内陸部に少し入ったところのジャイアントキャットフィッシュファーム。キャットフィッシュってご存知ですか、鯰(ナマズ)のことです。日本ではナマズなんてあんまり食べないですよね。でもマレーシアでも、タイでも、東南アジアでは普通に食べられているようです。

スーパーマーケットなどでも活きたナマズが売られていますよね。私がいつも新鮮魚を買いに行く、スラヤンのパサーボロン(卸売市場)では、大小様々な黒いナマズが大きな箱の中で飛び跳ねていますが、あれって見た目がなんかグロテスクで私はあんまり好きではありません。

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私は、実は海の魚は好んで捌き、刺身で食らうことを余生の生き甲斐のひとつにしているのですが、川魚、と言うかフレッシュウォーターフィッシュにはほとんど興味がありません。なので、タラピアだとか、テラピアだとか、ましてナマズなどには普段見向きもしません。

なので、こんなファーム(養殖場)にはなんの期待もしていませんでした。ところがですね、ナマズの養殖池が点在するジャングルの小路を歩いて行くうち、なんとビックリ、こんな可愛い女の子たちに遭遇したのです。

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えっ、なに?良く見ると裸足です。で、これ山羊ですよね。随分この娘たちになついている風ですけど。

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同行のガイドさんに尋ねると、この姉妹はここのファームのオーナー(豪人女性とタイ人男性の夫婦)の子供たちで、このジャングル内で飼っている各種の動物(豚、山羊、猿、猫、アヒル、そしてナマズや鯉などの魚たち)と共に、学校には行かずに母親にホームエジュケーションを受けながらここで逞しく育っているのだそうです。

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いや驚きましたね。こんな可愛い姉妹がこんな動物とまるで家族のようにジャングル内を裸足で自在に走り回っているなんて。。

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さらに小路を進んで行くと、ツアーグループの先頭を歩いていた若者たちが、何事か悲鳴を上げながら逃げて戻ってくるではありませんか。眼を凝らしてみると、なんと小型の犀(サイ)のような動物がこっちに向かって突進してきます。

あはは、これ豚だよ、さっきガイドさんがバスの中で説明していた豚だよ。サイのような黒い動物が走ってくるけどビックリしないで下さいって言ってたじゃないか。これ、サイじゃなくて豚だよ。。。

でも、これ良く訓練されてるなぁ、ツアー客の順路とは逆周りに、つまりツアー客に向かって突進してくるように訓練されてる。うーん、ここのファームってなかなか凝った演出やるなぁ。

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おほ、こりゃアヒルじゃん。。いやはや、ここってナマズなんかみなくても結構面白いじゃん。

で、この他、妙に泳ぎの達者な猿とか、その猿を上手に使いこなして賢く生きてる猫だとか・・・・、ん?今、↓何者かが突然現れ、風のように去っていったような・・・・・

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な、なんだあいつ、何者?って、ガイドさんに聞いたら、なんとここのオーナーとのこと。。で、良く見ると彼も裸足。。ヒゲぼうぼうで小汚いシャツ着て裸足だよ。いや、驚いたね、で、なにか、て言うことは、あの娘たちの父親ってことか?うーん、なんと言うことだ。



意外に面白かったナマズファームを後にして、次にやって来たのはアオナンビーチ。

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アオナンビーチって、良く名前を聞くので、余程きれいなビーチなのだろうと思い、水着も準備してきていたのに、なんだ、たいしたことないジャン。

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それになぜかここでは誰も泳いでない。なので泳ぐビーチはきっと他にあるんだろうなと考え、即諦めました。

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自由行動の残り時間はあと1時間半ほどあるけど、さて何をしようかとグループで相談して、そうだマッサージに行こうぜと、みんなでマッサージ屋さんにレッツゴーです。

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まもなく、アオナンタウンのストリートの中ほどにマッサージショップ発見、看板には1時間250バーツと書いてある。入り口に座っていたおじさんとディスカウントの交渉しようとしたら200バーツ(650円ほど)であっさりOK。なんだホントはもっと安いのかも知れないな。

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かくしてわれわれ日本人ご一行様の、クラビ観光ツアー最後となったアオナンビーチでの自由行動は、名も知らぬタイマッサージショップでのボディマッサージと相成りました。

クラビマッサージ

この写真は拾い物ですが、↑こんな感じのマッサージ店です。

私はもともとマッサージ大好き人間ですし、タイ式のマッサージはいつも行ってるミャンマー式マッサージと違って優しくて気持ちいい。ただ、私についてくれた人が、女性ではなくてがっしりした体格の男性だったことが唯一の心残りでしたが、マッサージは総じて上手でついウトウトとしてしまいました。

ところが、途中仰向けになれと言われて身体を仰向けにした途端、お、おい、な、なんだよ?変なところに触れるなよ!お、おい、オマエ!と声を出してそう言おうかどうか迷っているうち、彼の手はとうとう私の下半身の中心部に到達、その後約30秒間に渡り大きな手でしっかりと凝りを揉みしだいてくれました。

いやはや、なんと言うことでょう、今まであちこちのマッサージショップに行っていろんなマッサージを経験してきましたが、こんなのは、しかも男に・・・なんて初めてです。おい、いい加減にもう止めろよ!と声を荒げそうになったところで彼の手はすっと引いたので、ホッとしたのですが・・・・、これってタイ名物のオカマちゃんか?でもマッサージを終えて知らん振りをしてる彼の顔を良く見ると汚いヒゲ面だしまさかなぁ・・

さらに、こんなハプニングが原因かどうかは知らず、私はこのマッサージショップに私のメガネ、それも一番高くて大事なメガネを置いてきてしまいました。気がついたのが船に戻って来てしばらくしてからなので、取りに行くのは絶対無理。店の名前もなんにも覚えてないし、これは諦めるしかないのだと観念しましたが、それにしても、またしても忘れ物ですよ。。

山に登っても、旅行に行っても、どこかで必ずなにか忘れて来る。若い頃から決して治ることのない私のアホ間抜けぶりに、もうイヤダ、こんな奴とは金輪際付き合いたくない、もう一人の別人の私自身が盛んに今もまだ悪態ついてます。



最後にもうひとつ、ジェッティに戻るバスの中で、陽気なバスガイドさんが、ツアー客のいろんな言語で歌を歌い始めたまでは良かったのですが、突然、私たちニホンジングループに対して、今度はこっちが日本語の歌を歌ってくれとリクエスト。

案の定、他のみんながダンマリを決め込む中で、ニホンジングループの最前列に座っていた私に、前に出て歌えと言う。え、えーっ?歌を歌えだと?なんてこったと一瞬思ったが、このガイドさん、大のニッポン贔屓らしく、ガイドの中でさんざん日本のことを誉めそやしてくれた(※)ので、そのことのお礼も込めて、んじゃ、ショウーガネーナと判断したわけですよ。

(※)例えば、プーケットやクラビを走る車はほとんとが日本車だ。なぜなら、日本車は壊れないし、もし壊れても部品はみんなタイで造ってるからすぐ直る。それに引き換え韓国車は良く壊れる上に修理部品が届かない。こんな車は誰も買わない。韓国車は要らない。日本はいいが韓国はダメなど、どうどうの韓国(車)批判。そうだそうだと喝采しながらも、えっ、今日のツアー客の中には韓国系はいないのだろうかと思いましたが、多分いなかったからのことなのでしょうね。

性懲りもなくおだてられ木に登らされて、下手くそな歌を歌う厚顔の私↓です。(同行のマレー語クラスメートのOさんが撮ってくれたビデオからキャプチャーしました。)

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何を歌うか一瞬考えて、最近私の日本語授業で生徒たちに教えたことのある「上を向いて歩こう」だったら、歌詞も簡単だからいいかもと歌い始めてみましたが、なにせ、シラフでしかもこんなインターナショナルな人たちの前で歌うなど、完全な想定外。なので、あんな簡単な歌詞でさえ途中忘れてしまって出てこない。いやいや、思わぬところで大恥をかいてしまいました。



ふーっ、いろいろありましたけど、3日目のクラビツアーはこれで終了です。今日は陽の高いうちに船に戻らないといけません。なぜなら、今夜は最後のガラディナーパーティがあるのです。

ジェッティでテンダーボートに乗り、リブラに戻りました。

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今朝の上陸時はスピードボートだったのですが、帰りは普通の遅い小型船。なので、思ったとおりジェッティから遠いリブラまで1時間以上もかかってしまいました。それに、船内はエアコンの効きが悪くて熱いし、今回クルーズのなかで唯一快適ではない部分でした。

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リブラに再度乗船し、みな着替えて(ドレスコードはスマートカジュアルです。)から、先ずはディナーパーティの前のカクテルパーティ会場のスターダストホールに集合です。

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スターダストホールではフリーのカクテルなどをいただきながら、ミュージックショーやマジックショーを楽しんだ後、軽妙な司会者に乗せられて↓こんなビンゴゲームに参加してみました。

UKビンゴTop

30リンギも出して↑こんなカードを貰ったまではいいのですが、ん?なんか変。カードが全然違う。これってどうやるの?我々グループの誰もこのビンゴの遊び方を知りません。

そうこうするうちゲームが始まりどんどん数が読み上げられるのですが、果たして一体どうなればビンゴなのか。。結局私たちグループの誰も縦も横も揃わなかったのでなにも貰えなかった(どこかのだれかはビンゴがそろって何百リンギかのクレジットを貰ったようです。)のですが、後で調べてみると、これはUKビンゴ。私たちの良く知るアメリカ式ビンゴとはまったく異なります。

まず、各ライン(横)にはそれぞれ5種のナンバーが記されています。要するにこのラインがいくつ揃うかなのだそうです。1行が揃えば「ライン」、2行で「ラインズ」、3行全部揃ったら「ハウス」と呼称してビンゴとなるのだそうです。

そんな、UKビンゴの遊び方も知らない我々ニッポンジンご一行様、結局30リンギずつ気前良く寄付したようなものでした。

そして7時半、クルーズ最後の夜のディナーパーティの始まりです。

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このディナーパーティはドレスコードがスマートカジュアルと定められてはいるものの、周囲を見渡すと中にはラフでカジュアルな方たちもいたりして、なるほどこの辺りに、欧米人にやっぱりマナーのできてないアジア人専用のクルーズなのだなどと酷評されている原因があるのかも知れませんね。

でも、このディナーパーティ、総じてGOODでした。料理はとても美味しかったし、雰囲気も良かったですしね。なかでも隣のテーブルに居合わせたこのおじいちゃん、実は今朝の朝食の時にも偶然に隣り合わせになったのですが、この方も大の二ホンびいきで、私たちがニホンジンと分かると、側にきていろいろ話し始めて止まらないのです。

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ペナンに住む台湾系のご夫妻なのだそうですが、特におじいちゃんの方が陽気で楽しい方。ダンスも積極的に若い女性と踊りまくるしで、まったくもっておみそれしやした。(笑)

この後、結構着飾った我々ニッポンジンご一行様は、カジノに行ったり、ディスコを貸しきって踊り狂ったり(いや、たまたま他には誰もいなかっただけですが)、最後にはプールサイドでのフェアウェル(ダンス)パーティにも参加したりで、遅くまで実に充実した楽しい一夜を過ごしました。

さてクルーズ最終日の4日目です。今日は下船地のペナンに到着する前までに、乗客はみな下船手続き、特に船内での費用清算を済ませなければいけないのですが、このため、レセプションデスク前には朝早くから長蛇の列です。

ところが、その1でも書きましたように、我々ニッポンジンご一行様はここでもなぜか特別待遇なのです。お世話係りの女性がついてくれ、特設カウンターにて待ち時間ゼロで、手続きや費用清算ができたのです。同じフロアのレセプションカウンターに長蛇の列を作って長い時間待たされているローカルの方たちを横目にしながらですから、これは大変有難かったですね。

そして、最後の最後に今度は嬉しいハプニングです。

費用清算カウンターで費用清算しようとしたところ、突然、私たちのグループには1キャビンにつき390リンギのOBCRが付いているから使わないと損ですよって言われたんです。

え、OBCRってなに?

実はOBCRとはOn Board Creditの略で、船内で使えるキャッシュバウチャーのようなものだとの説明を受けました。でも、これってなぜ?

これは後でマレーシアンハーモニーと言う旅行会社に確認して分かったことなのですが、オンボードクレジットは通常、バルコニー付きのキャビンに宿泊するお客様のみに与えられるバウチャーなのだと言う。しかし今回は船会社(スタークルーズ)の都合により、アクエリアス(リブラよりもワンランク上?)からリブラに変更になったため、そのinconvenience(迷惑)料として、特別に該当のお客様に対して船会社がプレゼントしたものだとのことです。

そんなことはなにも聞かされてなかった我々としては、慌ててタダの土産物などの買い物をしてクレジットを使い切ったというわけなのですが、最初に言っといてくれればもっと効果的な使い方、例えばビールやワイン飲み放題のハチャメチャクルーズができて楽しかったのにと、文句のひとつも言いたかったのですが、ここは、ははぁ、そうでしたかと物分りの良い好々爺ぶりを発揮してしまいました。

さて、リブラはゆっくりとペナン港に近づいています。

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こうやって見るとペナンも結構な都会に見えますね。

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海は鏡のようで、マラッカ海峡の海っていつもこんなに静かなのでしょうか。そんな静かな海とペナン島をクルーズ最後の動画に撮ってみましたので是非ご覧下さい。



いかがでしたでしょうか、その1を書いてからちょっとエネルギーが切れてしまって、その2に進むのに時間がかかってしまいました。昨夜慌てて書き始めたところ、写真をアップしたところでまたもや無意識に公開保存してしまい、今朝そのことに気が付きました。

そんな半端な状態でご覧いただいた方もおられたでしょうが、大変申し訳ありませんでした。

以上で、タイランドのプーケットとクラビを巡る格安シップクルーズのドタバタ劇リポートを終わります。

ではまた。。





今日は、格安ながらもお得感一杯で、意外に満足させられたスタークルーズ(その1)をリポートします。

先ずこれ↓を見て下さい。ペナン島を夕方5時に出航して約2時間半、マラッカ海峡の北、アンダマン海に沈む夕陽です。

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この↑水平線の彼方には遥かなるインド洋が、そしてその南には1年前に行方不明となったMH370が沈んでいるとされる茫洋たる南インド洋が広がっているのだと思うと、何かしら感慨深いものがあります。

船はスーパースター・リブラ、約42,000トン、マレーシアのスタークルーズ社(ゲンティン香港傘下)が運航している中型のクルーズ客船です。穏やかで波静かな海原をほとんど揺れもせず最初の寄港地(※正確には寄港地ではありません。プーケットタウンの沖合い停泊地です)に向け進んで行きます。

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実は今回(3/8~3/11)、私のマレー語のクラスメートを主軸に、計10名の参加者を募りタイのプーケットとクラビを巡る3泊4日の船の旅と小洒落てみたのです。もちろん、参加メンバーの貧富の差(私が最貧なのですが)を考慮して飛び切り格安のクルーズを狙ってみました。

昨年9月頃から眼を皿のようにして探しまくり、11月の始めにようやく見つけました。マレーシアンハーモニー社と言うKLの旅行会社が企画する格安のクルーズ旅行商品です。

ネット上のチラシによると、KLから出航地のペナン往復のバス代、プーケットとクラビでのショア・エクスカーション(オプショナルツアー)に、もちろんクルーズ間の全食事も全部込みでなんと驚きの50%オフです。

ところがチラシを良く読むと、この旅行を申込みできるのはマレーシア人または永住権保持者のみとなっています。おいおい、これもあれか?ブミプトラの関連か?まったくなんてことだ、、うーん、これは困った、、、だが、まてよ、MM2Hビザだって準永住ビザみたいなものだろう。よし、これはなんとかネゴってみようと、みんなで当の旅行社に押しかけました。

そして旅行社の担当者をみんなでしつこく口説きまくり、最終的には上司の方の大岡裁きによって、私たちの期待どおり、まぁいいでしょう、ということになったのです。

かくして、私たちの格安クルーズ旅行がスタートすることになるのですが、正直言って、この格安クルーズのこと、あまり期待はしていませんでした。たまたま今回参加メンバーの中には豪華な地中海クルーズなど経験豊かな方もいて、いろいろなお話も伺ったのですが、この格安クルーズは、主にリッチな欧米人を対象とするそんな豪華クルーズとは異なり、まったくのアジア人、マレーシア人向けのリーズナブルクルーズです。

日本人コミュニティで、過去に似たようなクルーズに参加したことがあると言う人のお話も事前にいろいろ聞きましたが、皆異口同音に散々なこき下ろしでした。

曰く、食事がほとんどローカル料理ばかりで不味かっただとか、大勢の子供が走り回ったりして騒いでうるさかっただとか、中華系・マレー系の客がほとんどでマナーが悪くてダメだったとか、特にスーパースター・リブラは良くないぞ、などと聞かされ、こりゃダメだ、やっぱり安かろう悪かろうでは期待できないなと諦めてました。

リブラはあんまり良くないと言うので、当初、そのワンランク上(と思われる)のアクエリアス(スーパースター・アクエリアス)を予約したのですが、これが直前になって、船会社の都合でリブラに変更になるという運の悪さ。。

いや、これじゃやっぱりダメだなと内心思ってました。

ところがところがですよ、乗船のチェックイン時、カウンターで日本語を話すお嬢さんから、嬉しいことにこんなセリフを聞いたのですよ。

「ニッポンの大切なお客様ですから、みなさまの乗船間、ワタシが特別にお世話させていただきます。」だとさ。。

我々一行、その時はその意味をあまり理解せずに乗船したのですが、実は我々ニッポン人グループはこの後いろいろな優先的取扱いを受けることとなり、正直言って、なんで?と不思議に思いつつもとてもいい気分なのでした。

えっ?日本人はみな英語ができないと思われているから、日本語を話す社員を通訳につけただけだろうって?いや、確かにそれもあると思うのですが、そればかりではないとも思うのですよ。

例えば、私たちニッポン人グループのキャビンには特別に日本茶が準備されていたり、浴衣のような室内着が特別に用意されていたり(他の同一グレードの部屋には、こんな特別サービスはなにもありませんでした)、なによりも下船時の費用清算や下船手続きなどがスィートルームなどのハイグレードのお客様と同じ特別待遇なのには少々戸惑いつつも、いやこれは有難いと思いましたね。

だって、その他一般のマレーシアの方たちの長蛇の列を横目にしながら、私たち日本人グループだけが待ち時間ゼロの専用カウンターですからね、いや、これは本当にありがたかったですよ。

そして、キャビンにしても、食事の内容にしても、船のいろんな施設にしても、噂で聞いたほど悪くない。っていうか、最近リノベーションしたのかどうかは知らないが、意外に新しくて綺麗、私だけかも知れませんがそう感じました。

さらに、今回は最後の最後に、結果としては嬉しい(?)サプライズがあったのですが、この件はその2でリポートすることにします。

これ↓は、クルーズ2日目の朝、東の方向、船の右舷から見る朝日です。

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↓リブラの朝のプールデッキです。

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↓船はまもなくプーケット沖到着のようです。みなさん上陸準備のためか、サンデッキにも誰もいません。

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↓3月9日(月)、クルーズ2日目12時30分、船はプ゜ーケット沖に到着し碇を下ろした模様です。。

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↓正面に見えるのがプーケットの町でしょうか。。

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↓スーパースター・リブラから見るプーケット島とリブラのサンデッキ、動画に撮ってみましたので是非ご覧下さい。



動画の最後のアナウンスにもありましたが、12時45分、ショア・エクスカーションのためのプーケット島上陸です。上陸は、各グループごとに下に見えてるようなテンダーボート(Tender Boat=上陸用連絡船)でジェッティ(船着場)に向かいます。

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さぁ、テンダーボートに乗り換えていよいよプーケット島に上陸です。

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大きなリブラもここまで離れると小さく見えますね。

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↓プーケットのジェッティ(船着場)に着きました。はるか彼方の水平線上にリブラが浮かんでいるのが見えています。

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↓これが噂のパトンビーチ(Patong Beach)ですか、おお、流石に砂浜も水も綺麗ですなぁ。。

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↓揺れるテンダーボート内から動画を撮って見ました。是非見て下さい。



しかし、プーケットの陽射しも強いです、日向にいるとじりじりと肌を焼かれる感じですが、木陰は意外に涼しく気持ちいい。さぁ、大型バスに乗り込んでツアー出発です。

ツアーは、格安旅行のためか、ショッピング立ち寄りが主。でもしょうがないです。なんせ旅行の値段が値段ですから。そんなショッピング立ち寄りのリポートは全部パスして、、これ↓は、プーケット上陸ツアーの最後の訪問先、プーケット島の最南端に位置するプロムティップ岬です。なぜかカップルや若い人たちで混み合ってました。そんな中、人混みを避けて日陰で寝そべる優しい眼をしたワンコが気になりました。

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夕陽がプロムティップ岬の丘を赤く染め初めています。その向こうには穏やかな入り江にたくさんの白いヨットが浮かんでいるのが見えます。なかなかロマンチックな場所とお見受けしました。なるほど若い人たちに人気があるのも頷けます。

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まもなく陽が水平線に沈もうとしています。沈む太陽に焦点を合わせると若い人たちのシルエットがロマンチックに浮かび上がります。

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夕陽を背にした大勢のシルエットが見事にきれいな絵になっています。

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陽も完全に沈みました。今日のツアーはこれで終了です。さあ、私たちもスーパースター・リブラに帰りましょう。

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テンダーボートから見上げるスーパースター・リブラです。こうやって見上げると流石にでかい船体ですね。

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そして遅い食事の後、私はまたしても誰もいない真夜中のサンデッキにやってきました。でもプールデッキではまだ生バンド演奏が続いています。

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おぉ、↓これはなんとも素敵な朧(おぼろ)月夜ではありませんか。早速三脚を固定して夜景の撮影に取り掛かりましたが、やはり船の振動と揺れのためかどうしても画像がブレてしまいます。

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↓これは、昨日からトップ画像に据えている写真です。月は満月ではないけれど、なんとも絵になる写真ではなかろうかと素人流に思っています。

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リブラのサンデッキをぐるりと一周してみました。

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時計を見るともうまもなく夜中の1時になります。だれもいない筈です。

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そんな夜のリブラとプーケットの海を動画に撮ってみました。



以上、今日は格安スタークルーズのその1をリポートしてみました。その2では3日目のクラビ上陸のこと、特にツアーで訪れたジャングルで出会った野性の少女たちのこと、食事やエンターテインメイントのこと、ディナーパーティのこと、そして最後のサプライズのことなどを綴ってみたいと思います。

ではまた。。



昨日、またCIMBのソラリス(モントキアラ)支店に行ってきました。

これまで、ソラリス支店のプリファードセンターへはもう何度も訪れて、そのたびにいろんな質問をしたりお願いをしたりするものだから、もうほとんどのスタッフとは顔馴染みになってしまって、最近では私に気がつくと向こうから親しく会釈をしてくれますし、こうなると敷居が低くなったような気がしてちょっと嬉しいですね。

昨日この支店を訪れた理由は、私のクレジットカード利用残高の支払い(引落し)を確認するためです。なお、この件については、今年最初のブログ(2015.1.8)にも書きましたが、私は既に、支払期日における一括自動引落しの手続き(standing instruction)を完了しています。

ところが、CIMB clicks→My Accounts→Credit Cardで昨日確認したところ・・・・

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Payment Due Date(支払い期日)は一昨日(3月4日)だったはずなのに、カード利用残高の一部が引き落としされただけでまだ残高のほとんどが残っています。

なお、My better halfのカード(Supplement Card)についても状況は同じで、こちらは利用残高の全額が自動引落しされずにまだそのままです。

えーっ、これはどういうことだ?と疑問を感じ即ソラリス支店に足を運んだと言うワケです。

え、なぜカードセンターに電話しないの?カードセンターに電話して聞けばいいじゃん、と思われた方もおられると思います。



実は難解なカードセンターの早口のマレーシアンイングリッシュを聞くよりも顔見知りのソラリスプリファードセンターのスタッフに聞く方がベター、そう判断したのです。

カスタマーサービスやコールセンターの担当者の話すマレーシアンイングリッシュですが、大分慣れたとは言え、電話でお互いの顔が見えない状態で、しかもややこしい話となると、正直言っていまだにストレスを感じるのです。

なぜならこれまで長年聞いてきた英語とは発音や言い方が随分異なるし、簡単な単語もまるで別の言葉に聞こえてしまうのです。思い出しますが、最初の頃なんか、エアコン、エアコンと盛んに言われても意味が分からず??????と思ってましたけど、実はエアコンではなくてアカウント=口座だと言うことに気がつくのにややしばらくかかりました。(笑)

カスタマーサービスのヘルプデスクやコールセンターの担当者なのだからもっとスタンダードな英語で話してよ、と思うのですが、相手はこっちの事情には全然お構いなし、何度聞きなおしても分からない、なんてこともしばしばでいやぁ疲れますよ。

その点対面だと随分楽です。同じようなマレーシアンイングリッシュでもお互いの表情や仕草でなぜか通じ合えるのですね。ええ、実はそう言うことなのです。



さて場面はソラリスプリファードセンターですが、しかし案の定と言うかやっぱりそのスタッフも内容が良く分かってなくて、結局カードセンターに電話問合せをしてくれて、あちらの担当者の訛りのきついマレーシアンイングリッシュを、ややスタンダードなマレーシアンイングリッシュに通訳してもらって、ようやく、なんだそう言うことだったのかと理解できたのですが、それにしても、こっちの銀行のこととかカード関係のこととか、分かったつもりでいても次から次に新たなことが出てきて、果たしていつになったらこれで完璧といえるようになるのでしょうかね。

しかし良く考えてみれば、こんなこと(銀行とかカードに関すること)は日本にいる時だってろくすっぽ解っていなかったのだから、このマレーシアで分からないのは当たり前と言えば当たり前なのでしょうけど。。

なんて愚痴ってばかりいないで、自身の備忘録とみなさんへの参考情報として、今日分かったことをおさらいしてみます。

先ず、いつも使っているCIMB Clicksで、クレジットカードの利用残高、利用明細、利用可能額、支払期日などのステータスを見るためには、以前のブログにも書きましたが、クレジットカード使用のためのPIN(暗証番号)をカードごと(=アカウントごと)にクリエイトしておく必要があります。(PINをクリエイトするためにはカードセンターに電話してそのことを要求します。)

私も最初はPINをクリエイトしてなくて(注:PINをクリエイトしていなくてもサインだけでカードの使用はできるのですが)、なぜCIMB Clicksで見れないんだろうとずっと不思議に思っていましたからね。

そしてCIMB Clicksで自分のカードのステータスを見られるようになったら、次にステータスで使用されているそれぞれの用語の意義を理解しなくてはいけません。私は、私のいつもの悪い癖でこれを端折っていました。分かったつもりでいたのですが、実はいい加減に理解していた、つまり分かっていなかったと言うことなのです。

以下参考までに、CIMB Clicks→Credit Cardsで使用されている各用語をリストアップしてみます。

【Credit Cards】
①Outstanding Balance =カード利用残高
②Limit Available =カード利用可能額(注:クレジットカード保証用定期預金金額が利用限度額です)
③Minimum Payment =最低支払金額(注:利用残高を分割で支払う際の最小金額です)
④Payment Due Date =支払期日(期限)

【View Recent Transactions】

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①Current Amount Due =現在カード利用合計額(未払い額)
②Amount Over Due  =支払い滞納額/次回請求額
③Minimum Payment Due =最低支払金額の支払い滞納額当月最低支払金額(注:これにより支払い利率が異なってきます)

以上は、今日CIMBソラリス支店の顔見知りのスタッフに教えてもらったそれぞれの用語の意義ですが、果たしてこれが100%正しいかどうかは正直言ってやや不安です。(いい加減な情報や根拠のない自分勝手な憶測をも、その場凌ぎに堂々と、自信たっぷりに言う彼らのことですから、はっきり言ってこっちは安心できません。どなたか誤りに気付かれた方はご遠慮なくご指摘下さい。)

まぁしかし、上記の用語の意義のとおりだとすると、今日現在まだ利用残高のほとんどが引き落としされていないと言うのは解せます。と言うのは、私のカードの利用残高のほとんど(2月に一時帰国した時のもの)は今日現在まだ未請求で、今回自動引落しされた分は、その前、つまり1月分だと理解すると辻褄が合うからです。

なるほどね、そうか、日本のクレジットカードだって、利用月分はその月末で集計を締め切り、請求は翌月の末ですからね、それを考えれば似たようなものだけど、CIMB Clicksでほとんどリアルタイムにステータスを確認できるものだから、支払期日が来ても自動引き落としされてない利用残高があったりすると、なぜ落ちない?と思ってしまいますよね。

いや良く考えてみればこの件に関しては、寧ろマレーシアの方が進んでいるのではないかとも思います。

ところで、日本のクレジットカードには、毎月一定額を自動引落しするリボ払いって言うのがありますよね。このマレーシアにもリボ払いと言うシステムがあるのかどうか私は知りませんが、ただ、利用残高の全額を、支払い期日に支払いできない場合は、決められた最低金額のみを支払えば良いと言う仕組みがあります。

上記の用語にも記しましたが、その最低金額の支払い状況(1年12ヶ月連続支払い/1年12ヶ月のうち10回支払い/その他)によってそれぞれ異なる年利が適用されると言う、日本では聞いたことがない仕組みがあるのです。



話は少々変わりますが、先日、日本人コミュニティの中で、マレーシアの銀行は(日本に比べて)信用できないから、クレジットカードやデビットカードは絶対作らない、インターネットバンキングもやらない、と言う話を耳にしました。後で聞いてみると、このような方が、MM2Hビザホルダーの、特に年配者に多いのだそうです。

さらに、マレーシアの銀行はいつ潰れるかも知れないので、預金は最低のMM2H定期預金しか預けていない、と言う方もおられるそうです。

ちょっと驚きましたね。私は、この国のクレジットカードやデビットカードを自在に使っていますし、預金もMM2H定期預金だけなんてことはありません。

なぜなら、インターネットバンキングのセキュリティは日本と同じか、または日本よりも進んでいるなと感じることが多くあるし、取引銀行の万一に備えたペイオフに関しても、PIDM(Perbadanan Insurans Deposit Malaysia)と言う、日本の預金保護機構のようなものがあって、1口座につき20万リンギ(約820万円)まで補償してくれます。

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特にペイオフに関して言えば、日本の場合は1銀行一人当たり1000万円までの補償なのですが、マレーシアの場合は一口座につき約820万円です。つまり複数の口座がある場合は口座数×820万円と言うことで、日本よりも格段に補償額が大きいのです。

また、インターネットバンキングセキュリティに関しては、最近は日本でもOTP(ワンタイムパスワード)が主流だと思いますが、この国では、ほぼすべてのネットバンキングでOTPやセキュリティコードの入力は欠かせません。



CIMBのセキュリティコードと言えば、以前のブログ(2014.12.12)で、CIMBのTAC(6桁のTransaction Authorization Code)の海外での受け取りに関することを書きましたが、先月、日本でそれを実際に試してみようとしたところ、どうしてもCIMBのTACを受け取れずにネットバンキング(支払い)ができませんでした。

KLに戻ってきてから、なぜできなかったのだろうといろいろ調べてみたところ、意外なことが分かりましたので、恥ずかしながらここでそのことを紹介してみたいと思います。

実は以前このこと(海外でのTACの受け取り)を調べた時に、何名かの日本人の方のブログを参考にしたのですが、いずれの方のブログにも、手続きすれば海外でもスマホでTACを受け取ることができるようになる、と書かれていて、私はこのこと(受け取るというワード)から、てっきりメールかなにかでTACが都度に送られてくるのだろうと、勝手に想像していたのです。

ところがそれが私の勘違いだったと言うことに、このたび気がつきました。

私の前のブログ(2014.12.12)にも、「もうこれで海外で携帯電話が使えない場合であっても、wifiさえ繋がっていればTACを受け取ることができる」と書いたのはそういうことだったのです。

しかし、TACは送られてくるのではなくて、Tac on Mobileと言うアプリを起動することによってデバイスが自動生成すると言うことだったのです。つまり、このアプリはOTPのソフトウェアトークンで、自分のデバイスをハードウェアトークにとして使うことができる、そう言うことだったのです。いや、私はこれまでOTPのハードウェアトークンなども使ったことがなかったものだから、こんな基本的なことも知らずに、なぜか、送られてくるはずと思ってじっとメールを待ってましたけど、お恥ずかしい話です。

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おさらいすると、自分のデバイス(スマホ、ipad、ipodなど)にこのソフトをインストールして登録後にアクティベーとしておくと、その後は、世界中どこにいてもCIMBのネットバンキングに必要なTACを手元のデバイスがいつでも生成してくれる、と言うことなのです。

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CIMBのこれに関するFAQなどを改めて読むと、TACはGenerate(生成)されると書いてあって、どこにもSend(送信/送る)やReceive(受信/受け取る)なんてワードはありません。ところが多くの日本人の方のブログには、どの記事にも「受ける、受け取る、受信する」などと書いてある、どうやらこのあたりの不正確な記述に読み手の勘違いを誘発する原因があるのかも知れませんね。



以上、今日は分かったつもりでも、まだまだ分かっていなかった銀行手続きやクレジットカードのことについて書きました。なにかの参考にでもしていただければと思います。

ではまた。。