本ブログでは、これまでも何度かこのマレーシアで日本のテレビを視聴する方法などについて書いてきましたが、今日はこの件のさらなる追求と最近の新たな気付きを紹介してみたいと思います。

私はこの国(マレーシア)移住直後から、日本の家族宅に設置したスリングボックスを使用して日本のテレビを観ています。

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そして、このスリングボックスを使用する方法は、以前も書きましたが、近年俄かに増えてきた、海外で日本のテレビを視聴するための専門業者とそのための専用機器を有料で利用する方法(i-homeTV、JPnetTV、NeoBoxなど)に比べ、初期費用(スリングボックス本体や録画機器の購入費用)以外に一切の費用がかからないことが絶対的に有利であると確信しています。

ただし、このスリングボックスは、インターネットに接続するデスクトップPC、ノートPCまたはタブレットやスマートフォンなどのモバイル端末での視聴を基本としているため、自宅の大画面テレビでスリングボックス経由の日本のテレビを観るには、それらの端末とテレビを接続して映像や音声を出力させる何らかの工夫が必要です。

私は当初からこのこと(スリングボックスの画面を簡単かつ綺麗に大画面テレビに出力すること)を、なんとか簡単にできないものだろうかといろいろ模索してきました。

やはり、PCの小さな画面よりはテレビの大画面で観た方が、特にサッカーなどのスポーツ観戦の場合は臨場感が決定的に違うのです。

もちろん、ノートPCとテレビをHDMIケーブルで接続すればHD画像が大画面テレビで観られるのですが、この方法だとテレビを観ている間(接続している間)はノートPCが使えないと言う問題が生じます。

i-homeTVなどの専門業者利用はこの点最初からテレビ画面出力用のSTB(セットトップボックス)が付いていてとても簡単なのですが、永久に視聴料を支払い続けないといけない仕組みですので、私の場合はこれは端からルールアウトしています。

そこで、移住直前にTM Unifiの契約をサポートしていただいた厚木インフォテックさんに相談したところ、noontec製のテレビボックスにアンドロイド用スリングプレーヤーをインストールしてテレビに出力させる方法がいいだろうということになり、機器購入とスリングプレーヤーアプリのインストールなどをお願いし、その後しばらくそれで試してみました。

↓これがnoontec製のSTBです。wifiまたはlanケーブルでルーターと接続します。テレビとの接続はHDMIです。

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↓画面操作は、無線マウスとキーボードで行います。

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ところが、この方法だとアンドロイドモバイル用のスリングプレーヤーアプリのためか、どうしても画質が貧弱で、特にサッカーなどの動きの速い画面の視聴にはとても耐えらないのです。

結局、必要な場合はノートPCを都度に接続してHD画像を観ながらも、このことに大変不便と不満を感じていたのですが、最近ようやく探していたモノに出会い、早速購入して試してみたところほぼ満足する結果が得られましたので、以下そのことをリポートしてみたいと思います。



それはSTB(セットトップボックス)ではありません。(スリングボックス対応が可能なWD TV ストリーミングビデオプレーヤーでもありません。)

私がこのところずーっと探していたのは、OSがアンドロイドやiosではなくWindowsでマイクロHDMI端子が付いていて、しかも低価格(1万円前後)なタブレットです。しかし安価な中華タブレットは生理的に嫌いだし、なんとか日本製で信頼のおけるものが出てこないものかとずっと待っていたのです。

なぜSTBではなくWinタブレットかと言うと、WD TV以外のほとんどのSTBはWindowsで動くHD画質のスリングプレーヤーには対応しないらしいこと、そしてWD TVとの優劣比較は、当然ですがタブレットはモバイルPCとして使えますが、STBのWD TVはテレビ出力専用の機器としてしか使えない。これで価格が似たり寄ったりならば当然タブレットでしょう、と言うことになるのです。

そしてついに昨年12月、これなら使えるかも知れない、、と言うタブレットの発売開始情報を得ました。

↓これです。ジェネシスと言う日本のITベンチャーによるgeaneeブランドのWindows8.1 7インチタブレットです。

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このシリーズでは一番小さい7インチタブレットです。

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↓見て下さい、こんなに小さなWindowsデスクトップです。右はこのタブレット専用に別途購入した携帯用の小型ブルートゥースマウスです。

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↓サンワサプライ製のタブレットケース(カバー)です。

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Spec(Windows8.1 7インチタブレット)を確認すると、メモリが1GB、ストレージが16GB、バッテリー持ちが4時間と言うところがちょっとweakで気になるのですが、マイクロSDカードスロットやマイクロUSB、それにマイクロHDMI端子が付いている。

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そしてなにより税抜き12,980円と驚きの低価格なのが素晴らしい。

しかし考えてみれば、この価格は可愛い孫たちの3DSよりはるかに安いし、厚木インフォテックさん経由で購入したnoontecよりも安いではないですか。

もし購入してみて、大画面テレビで日本のテレビをHD視聴すると言う私の本来目的が達成できれば言うことなしだし、万一失敗(画質等に不足があっても)しても、汎用のモバイルPCとして使用できるのだから決して損はない。

こりゃ絶対買いだな、と即決心し、インターネットで購入、先日の日本一時帰国に併せ無事に持ち帰ったと言う次第です。

そしてマレーシアの自宅にて、早速実験開始です。もちろん、大画面テレビに出力させるにはその前にタブレットの画面でちゃんとスリングボックスが観られることが前提ですが、ここは簡単にクリアです。

でも当たり前ですよね、タブレットと言ってもフツーのWinPCと同じなのだから、wifi接続し、IE(インターネットエクスプローラー)を起動して、スリングボックスのオフィシャルサイトにログインし、あとは「WATCH」ボタンをクリックすればいいだけです。

これも当たり前ですが、すぐに1080pのHD画像が現れました。ここまでまったく問題なしです。

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次に、別途に購入した専用ケーブルにてタブレットのマイクロHDMI出力端子とテレビのHDMI入力端子を接続し・・・・・、

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テレビ側の入力切替すると・・・・・、ほら直ぐに見えました、いつも見慣れたスリングボックスの初期画面です。

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そしてまもなく、ほら見て下さい、↓こんなに綺麗なHD画像が無事に大画面テレビに出力されました。

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やっぱり期待どおりの性能です。

なお、テレビ視聴中のチャンネル切り替えなどには、離れた距離(3~4m)からも操作することのできるタブレット用のブルートゥースマウスでテレビ画面上のリモコンを操作するのがいいようです。(※Winタブレットの場合はタッチ操作だけでなく、小さなデスクトップ画面上の極小アイコンを操作するために、マウスは欠かせないのかなと感じています。)

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↑これが今回購入したブルートゥース小型マウスです。(タブレットと共に持ち運べるよう小型のものを購入しました。また、併せて小型のキーボードも購入したのですが、これは画面にポップアップするタッチ式のキーボードでも十分と思います。)

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↓見て下さい。私が息子宅に設置している東芝ブルーレイディスクレコーダーのリモコンが画面の左端に現れています。このリモコンをブルートゥースマウスで自在に遠隔操作するのです。

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↓レコーダーのスタートメニューです。

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↓番組予約も録画予約もダブル録画予約も自在にできます。

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テレビを見終えたならば、画面上のリモコンにてスリングボックスの電源をoffにしてログアウト、そしてマイクロHDMIを抜き、マイクロUSBの充電ケーブルを抜いてタブレットをシャットダウンします。いや、これはnoontecよりもずっと簡単ですよ。もちろん常時テレビに接続されているSTBには及びませんが、想像していたよりも簡単です。そしてなにより使い慣れたリモコンが表示されるのがいい。(アンドロイドのスリングプレーヤーではこうはいきません。)


以上、スリングボックスの大画面テレビ出力のための低価格Winタブレットの活用法についての私の実験結果(ちと大袈裟ですな)と感想をリポートしてみました。(笑)

ただし、スマートテレビなどが急速に普及してきている現在は、スリングボックスに限らずインターネットを介して配信される映像などをテレビで完璧に視聴する時代への移行期なのだろうと思いますので、近いうちにもっと安価で安定的なSTBやそれに代わるものがどんどん出てくるのだろうと思います。そうなればこんな邪道な方法はお払い箱なのでしょうが、スリングボックスユーザーの方で、今現在私と同じお悩みをお持ちの方への参考情報でした。



さて、今日はついでに、スリングボックスやボルカノフローなどの機器を一切使用せずとも、今現在海外から無料視聴が可能な日本のテレビニュース関連動画をチェックしてみましたのでリポートしたいと思います。

これまでは、いや今現在でも、海外IPはフィルタリングされて視聴できない動画配信サイト(Gyao、Huluなど)が多い(※)中で、最近画質の良いニュース系動画が海外でも見られるようになってきたのは大変喜ばしいことです。(※小細工すれば視聴できるらしいのですが面倒です。)

その1(NHKニュース動画)

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これは、NHKが録画・配信しているニュース動画ですが、画質も良く(HD画質には及びませんがまあ普通に見れます)、なによりアップデートが素早いのです。リアルタイムではありませんが最速10~15分程度で更新されているようなので、最新のニュース動画として違和感はまったくありません。

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なお、このサイトには最近2日間の全国ニュース15本を連続再生してくれる「連続再生ボタン」があって大変便利なのですが、これはなぜかWinPCのみのようです。なぜかは分からないのですが、iphoneやipad、それにアンドロイドフォンやタブレットではどうもこの再生ボタンは表示されないようなのです。

その2(TBS News i 連続動画)

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これはTBS局のニュース動画サイトです。毎日更新されていて、最大30項目の動画リストにチェックを入れると、連続動画再生ビューワが別ウィンドウで開き、自分がチェックした順番にニュース動画が再生されるのでとても便利です。

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その3(動画ニュース連続再生)

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これは、ユーチューブにアップされたテレビのニュース動画を自動収集して連続再生する便利なサイトです。最新ニュースかどうかはやや疑問(アップするまでのタイムラグがあるのではと思います。)ですが、フジテレビやテレビ朝日などの国内テレビ局だけでなく海外テレビ局のニュース動画も、選択すれば再生できますので超便利です。

以上、インターネットに繋がってさえいれば、海外でもどこでも、無料で簡単に観られて画質もそこそこに良いニュース動画配信サイトを本日のオマケ情報として紹介してみました。

それではまた。。
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いやぁ、今回もあっと言う間の一時帰国でした。そしてタイトな日程ながらも運転免許更新などの予定を無事にこなし、最後には風邪っ引きのオマケつきでKLに戻りました。

そしてKLに着いてからも喉の痛みと咳が止まらず、身体のだるさも取れずに昨日1日寝てましたが、今朝になってようやく体調が戻ったようです。

思えば前回一時帰国の時も風邪を引いて戻ってきたような気がしますが、結局、なんだかんだ言っても私のこの身体はニッポンではなくてマレーシア仕様になりつつあるってことなのでしょうか。(笑)

さてそんなことはさておき、とりあえずのリポートはやはり消費税免税ショッピングの成果(?)についてです。

この件は、ご承知のように昨年10月1日から、従来は免税販売の対象となっていなかった消耗品(食品類、飲料類、薬品類、化粧品類その他の消耗品)を含めたすべての品目が新たに海外持ち帰りの場合の免税対象となったことによるものです。

日本国政府(国交省/経産省)としては、消耗品を対象にすることで、各地の特産食品や地酒などの地場産品を外国人旅行者に購買してもらうチャンスであることから、消費税免税制度を活用した外国人旅行者の誘客を進めているのだそうです。

そして、この消費税免税制度は外国人旅行者だけでなく、私たち海外在住日本人も対象になるのです。もちろん免税適用を受けるためには一定の要件を満たす必要はありますが、私たち海外在住者にとってはちょっと嬉しいお話です。

そこで、今回早速それを実践してみました。

先ずは近傍の指定免税店を探します。日用品から食料品に至る幅広いアイテムを一箇所で安く購入できて手続き容易なところで検索すると、メガドンキホーテがトップに来ます。

↓今回免税ショッピングに訪れたメガドンキホーテ三郷店です。

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免税ショッピングの方法は各免税店によって異なるようですが、大別すると、税込みで購入した品物とレシートを免税カウンターに持っていって、消費税の返金を受ける方法と、免税支払いカウンターにて免税(消費税抜き)で購入する方法の二つのようです。

訪れたメガドンキホーテは後者の方でした。

そして、購入した品物は↓このように専用のビニール袋に小分けして詰められ、特別のシールで封印されます。

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この赤いシールは、開封したら開封したことがすぐ分かる特殊なシール(ビニール袋側に明瞭にシールの跡が残る)なので、もし日本出国前に開封した場合にはその分の消費税を支払わないといけないのだそうです。

ビニール袋には、↓このような注意喚起文が大書きされています。

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そして、提示したパスポートの余白に購入記録票(輸出免税物品購入記録票)と購入物品のレシートがしっかり貼り付けられ、割印が押されます。

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ここでちょっと不思議に思ったことは、このレシート記載の購入物品リストと国外持ち出し物品の現物照合をカスタムで行うとの説明だったのですが、私が購入した日用品や食料雑貨は小分けしても結構嵩張り、重量もゆうに7kgを超えるため、機内持ち込みは到底無理。なので、チェックインカウンターで預け荷物(Checked Baggage)としてドロップしてしまいカスタムを通らない。しからばどうやって照合するのかとの疑問です。

↓これは、三越・伊勢丹Tax Free Shopping Guideです。英文ですが分かり易く説明されているので大変参考になります。(1.1%の手数料は三越・伊勢丹で買い物した場合だけのようです。)

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結局このことは事前に分からずじまいでセキュリティチェック(保安検査)を通過したのですが、ふと見るとその後方にカスタムと書かれたカウンターがあり、係官がパスポートに貼られた例の購入記録票とレシートを剥がしているようです。

特に何の説明表示もないので通り過ぎてしまいそうだったのですが、やはりここがそうでした。

係官にパスポートを提示すると、何のお尋ねもなく、購入記録票とレシートを丁寧に剥がしてくれて、はいどうぞ、で終わり。ちょっとあっけない現物照合っていうか、これまったく照合なんかしてないです。いや、照合しようにも現物は手元にないので確かめようがないんだけど、果たしてこんなんでいいのかなって思っちゃうほどでした。

と言うわけで、以上、ちょっと嬉しい免税ショッピングの実践リポートでした。なお、現在はまだ8%の消費税ですが、今後10%になったらもっとお得感が増すわけですし、今回実践してみて手続きも意外に簡単と言うことも分かりましたので、これは有効に利用すべき制度であるなと感じた次第です。



話は変わりますが、羽田の国際線ターミナル3階の出発ロビーから4階の江戸小路を見上げると、その上の階になにやら面白そうなものができています。好奇心の旺盛さは人一倍の私です。早速上がってみました。

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おおーっ、なんと、これは素晴らしい。。総檜(ひのき)造りの江戸の橋です。

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「旅立ちは昔も今も日本橋」との立て札が立ち、橋名板には「はねだ日本橋」と書かれています。まったく知らなかったのですが、昨年8月に完成した羽田空港の新名所、全長25mのはねだ日本橋なのだそうです。

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壁面には「江戸図屏風」が陶板に焼かれて装飾されています。お見事と言うほかありません。

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ここはもちろん外国人旅行者を意識した造りなのでしょうが、4階にある江戸小路や江戸舞台などと併せ、おもてなし大国ニッポンを十分に感じさせてくれて、私たち日本人にとっても誇りに思える素敵な新名所だと思います。

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それにしても日本って素敵ですね。私はどうしても、この羽田国際ターミナルと、昨年5月にオープンしたマレーシアのklia2を比較してしまうのですが、klia2は一見豪華に見えても細かにチェックしていくといたるところ×だらけ。まだオープンして1年も経たないのに床が窪んだり、壁が剥がれたり亀裂が走っていたり、あちこち染みや汚れが目立つのはなぜ?

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一方、東京国際空港ターミナル(羽田国際ターミナル)は確か2010年のオープンで、既に4年以上も経過しているはずなのに、klia2よりも新しく綺麗でどこもかもビカピカに見えるのはなぜ?

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大きな窓ガラスひとつとってみてもその差は歴然です。klia2のそれは明らかに汚れてどんよりと曇っているのに、羽田の窓ガラスはいつ見てもピカピカに磨かれ、曇りひとつなし。床や壁も同じ。なぜなんだろうと不思議に思いますね。

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それに加えて、このはねだ日本橋といい、江戸小路といい、日本人特有のおもてなしの香りが芬々です。私は、これはもう世界の中で日本人だけが持つ特別の気配りや心遣いなどの細やかさの為す業であろうと思うのです。

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↓ここはお祭り広場だそうです。中央に櫓が設えられ周りの赤い提灯が賑やかな祭りの雰囲気を醸し出しています。

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日本の先進技術や日本産品の比類なきクオリティの高さは、既に世界中の人々の知るところです。マレーシアにおいても、Jepun(日本)と言う名の付くもの全てがもてはやされています。食品にしても雑貨にしてもまさに日本人気は桁違いです。

しかし初めて日本を訪れる外国人旅行者は、空港に到着するや否や、こんな江戸の昔の家並みや町民文化を身近に体感させられ、同時にクリーンでクォリティーの高い空港ターミナルの各施設を見るに付け、まさにこの国は、マルコポーロの東方見聞録に出てくる「黄金の国ジパング」であるなと感動するのかも知れませんね。

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また昨年9月、4階商業エリアには、東京を代表する老舗6店舗による伝統の技と味の「おこのみ横丁」がオープン、続いて「和CAFETERIA DINNING24羽田食堂」「吉野家」「モスカフェ」の和をコンセプトとした飲食店がオープンしたのだそうです。

これで、羽田の国際ターミナルって、とっても綺麗で素敵だけれど、どこもかしこも安くないなぁと不満を感じていた私などもようやく満足です。だって、吉野家も羽田食堂も他のチェーン店と値段がちっとも変わらず、財布に超ヤサシイのです。

なお、このはねだ日本橋とお祭り広場からはすぐ空港展望デッキにアクセスできるのですね。この夜は生憎の雨でしたが、赤や青に光り輝く滑走路灯や誘導路灯を眺めながら、祖国日本とのまた暫くの別れを惜しむひと時でした。

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以上、今日は、ちょっと嬉しい免税ショッピングの実践リポートと素敵な「はねだ日本橋」についての私の感想を書いてみました。

では、また。。


追記(2015.2.22):消費税免税制度に関するご質問を頂戴しましたが、国税庁消費税室作成のQ&Aのリンク(PDF)はこちらです。→輸出物品販売場制度に関するQ&A(国税庁消費税室)


今、一時帰国中です。と言っても今回の帰国目的は運転免許証の更新なので必要最短期間の滞在のみ。まもなくKLに戻ります。

そんな慌ただしい日本滞在中、何気のない些細なことですが、マレーシアや周辺国ではほとんど感じることのない他人の気遣いや思い遣り、それに施設や設備やサービスのクォリティーの高さにあらためて気付いたりして、いまさらながらですが、やっぱり日本は素晴らしいと思っています。

ホテルに泊まっても、タクシーに乗っても、バスに乗っても、電車に乗っても、どこへ行っても、何をしても感じるのです。日本に住んでいる時は、ごく普通のこと、当たり前のことと思っていたことが、日本を離れてみると実は普通ではない、当たり前のことではないことに気づかされ、そして一時帰国しそれらを再確認するたびに、やはり日本は素晴らしいとあらためて思うのです。

例をあげればきりがありませんが、今回、故郷酒田での墓参りの際に一泊したホテル、ごく普通のビジネスホテルなのですが、外観こそマレーシアの豪華ホテルには遠く及ばないものの、それ以外のなにもかもが優るとも決して劣っていません。コストパフォーマンスの観点からみれば、驚くほどのクォリティーの高さです。

タクシーの運転手さんだって、客のこちらが恐縮するほどの丁寧さです。もちろん車内外はクリーンでピカピカです。バスの運賃箱に客が降車の際に投入するお金、あれ瞬時にカウントされ、不足があればちゃんと表示されるのですね。こんなこと、考えれば当たり前に必要なことだし、日本の技術をもってすれば簡単なことなのでしょうね。

でも、マレーシアでは、客は1枚か2枚のリンギ札か、いくつかの小銭をテキトーに運賃箱にねじ込むだけ。あれじゃあ、運転手さんの運賃確認は至難の業でしょう。それに、KLでは一番綺麗と評判のRapid KLバスにしても、車内にはごみがフツーに落ちてるし、客は携帯電話で大声で話しているし、日本のバスと比べたら雲泥の差があります。

日本の電車やバスの車内の静かさと言ったらないですよね。こんなこと、日本では当たり前のことだけど、マレーシアやその周辺国ではそうじゃない。最近、中国や東南アジアからの外国人観光客が日本に来てみて驚いたことなどがインターネット上に多く投稿されていますが、私もそんな外国人観光客の視点でみる日本の素晴らしさに今あらためて感動しています。

↓以下はブログのトップ画像にも据えていますが、南シナ海上空を飛行するAirAsia機から見る雲海です。(2015.2.9 18:.30)

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↓klia2から羽田に向かうAirAsia A330型機(飛行高度4万フィート)から東方向を見ています。

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↓西方向、つまり陽の沈む方角を見ています。まもなく日没です。

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↓夕闇迫る南シナ海上空の雲海と水平線です。

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A330型機はジェット気流(偏西風)の追い風を受けて順調に飛行を続け、予定より30分も早く羽田に着陸したのですが、いつものとおりタクシー(地上滑走)とランプイン&スポットイン(駐機スポット入り)に時間がかかり結局は定刻の到着でした。



運転免許証の更新手続きのため山形新幹線で免許センターのある天童に向かいます。おおっ、これは新型の山形新幹線車両ですね。

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そして新型車両の中は驚くほどスマートかつクリーンでした。

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そうか、今の新型車両って電源コンセントがついているんですね。便利になったものですね。

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↓「列車内では、キーボードの操作音など、まわりのお客さまのご迷惑とならないようにご注意ください。」って、これ外国人旅行客の視点でみると信じられないぐらいの「気遣い」ですよね。これって、マレー人には絶対理解不能だと思います。

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山形新幹線は福島まで東北新幹線車両と連結されて新幹線線路をつっ走り、そこから分離・分岐して奥羽本線の在来線区間を終点の新庄まで走っているのですが、開業当初はこれが不思議でしょうがなかったものです。新幹線用の高架線路から地面を這う在来線の線路にどうやって分岐していくのかが私にとっては謎でした。

まもなく、在来線の線路が狭軌から広軌に取り替えられ、この区間を走る新幹線以外の車両もこの広軌を走行できる専用の車両なのだと言うことを知りましたが、驚きましたね。これこそ日本が世界に誇れる先進技術の運用の妙と言えるものではないでしょうか。

今ではそのからくりも仕組みも分かってしまったので、別に不思議に思うこともなくなったのですが、いつもこの在来線と新幹線の境目あたりの音もない実にスムーズな新幹線車両の動き、今でも私の興味は尽きていません。

↓福島から在来線に分岐して県境の山越えをするとまもなく窓の景色が一変します。

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ほらこのとおり、関東平野から南東北に至る間の青空に取って代わって黒い雪雲が全天を覆い、車窓にはいつのまにか氷雪が貼りついています。↓ここは米沢牛で有名な米沢駅です。

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この後、予定どおり天童で新幹線を下車し、駅前でレンタカーを借りて免許センターに向かいました。

ところがレンタカー装備のカーナビに、いくら免許センターとか、運転免許試験場とかのキーワードを入力しても肝心の目的地が検索できません。電話番号もなにも出て来ない。少々焦りましたね。と言うのは、免許更新の午前の受付は11時で終了、それを逃すと午後1時まで2時間も待たなければいけないそうな。

でも、こんな田舎だから簡単にわかるだろうとコンビニで方角だけ聞いてぐるぐる探し廻ったけど、それがなかなか分からない。途中再度コンビニで地図を描いてもらってようやく着いたのが11時2分過ぎ。

えっ、山形県総合交通安全センター??なんだ、運転免許センターって名前じゃないじゃん。。これじゃあ検索できないわけだよな。

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そして、、、、、、、、、午前の部の受け付けは終了しました、の非情な看板。。。やっぱり間に合わなかった。。チックショーと思ったがあとの祭り。

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そして、案内・受付デスクにはこんな冷たいプレートが・・・・・・・

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でも、しょうがないですね。すべては自己責任です。今回だって、名称があんな近代的なものに変更になっていたなんて知らなかったのも自分の所為。レンタカーを借りた時、運転免許センターはどこ?って聞いたら、免許センターは・・・・って答えてくれた人の責任にしちゃあいけませんね。

でも、お陰で待ち時間中に、2階にある運転免許試験場を覗いてみたら、ちょうど学科試験の合格発表に出くわしましたが、大勢の若者たちがボードをみて肩を叩き合ったり、中には涙を流して喜んでる若者もいたりして、何事か感じるところがありましたね。

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自分自身の昔日も思い出しましたが、それより、マレーシアにもこんな光景があるのだろうかとふと考えてしまいました。KLにはドライビングスクールがあることはもちろん知っていますが、マレーシアの運転者のバッドな運転実態を良く承知しているだけに、こんなところも日本と言う国の素晴らしさ、完成度の高さなのだろうとつくづく感じ入ってしまいました。

ではまた。。次回はKLからの発信です。

偉そうに言う資格も権利も義理もまったくないのですが、どうもこの国政府のやることなすことは良く分かりません。

昨年10月のブログで、国の歳入増のためのガソリン政府補助金削減計画(新ガソリン補助金合理化プログラム)のことについて詳しく書きましたが、その舌の根も乾かぬうちに今度は一転して原油価格連動制に移行するとして、あっと言う間の12月に施行となり、これまでの政府の議論討論は一体なんだったのか、何が良いのか悪いのか、一般市民の目線からは何がなんだかわからないというのが本音です。

そして目下の鳴り物はGST、この4月1日から導入されるということで、各界準備に大わらわというところなのでしょうが、ところがこれも一般市民の目線でいると良く分からない。

と言うことで今日は、先日(1月25日)、スターオンラインに掲載されたGSTに関する記事をチェックしてみましょう。



THE STAR online 25 Jan 2015

KUALA LUMPUR: The prices of television sets, refrigerators, air conditioners, electric irons, hair dryers, diapers and soft drinks are expected to come down with the introduction of the Goods and Services Tax (GST).
クアラルンプール発: テレビ、冷蔵庫、エアコン、電気アイロン、ヘアドライヤー、オムツと清涼飲料の価格は、物品・サービス税(GST)の導入で値下がりするだろう。

These items have a 10% sales and services tax embedded in their prices, but with the GST replacing the SST in April, the lower 6% GST rate will make them cheaper.
これらの商品には(現在は)10%の販売・サービス税(SST)が価格に埋め込まれているが、4月にSSTからGSTに移行するため、(SSTの10%よりも)低い6%のGST課税が価格を下げることになる。

However, the prices of computers, laptops, iPads, mobile phones, men’s watches and cosmetics, including lipstick and nail polish, are expected to go up. These were tax free in the past.
しかしながら、(デスクトップ)コンピュータ、ラップトップ(コンピュータ)、iPad、携帯電話、男性用腕時計や化粧品(口紅とマニキュアを含む)の価格は値上がりするだろう。(なぜなら)これらの商品はこれまで免税だった(から)。

“These items will be subjected to the standard 6% GST rate,” said Customs Department director of GST Datuk Subromaniam Tholasy.
「これらの商品には標準の6%のGSTが課税される」と、GST(を主管する)税関局長の Datuk Subromaniam Tholasy氏は述べた。

He said there would be no GST for essential food items such chicken, beef, mutton, fish, duck, eggs, ikan bilis, rice, bread, fresh vegetables and fruits, coconut oil, peanut cooking oil, palm oil and infant formula as well as for petrol RON95, diesel, toll and public transport.
彼は、鶏肉、牛肉、羊肉、魚、鴨肉、卵、イカンビリ、米、パン、生鮮野菜と果物、ココナッツオイル、ピーナッツオイル、パームオイル及び幼児用調整粉乳などの生活必需食品は、ガソリンRON95、ディーゼル油、高速道路通行料及び公共輸送機関と同様に、GST非課税となると述べた。

But non-essentials such as tomato sauce, chilli sauce, oyster sauce, cup noodles, luncheon meat, cheese, margarine, quail egg, corn oil, olive oil, biscuit, donut and croissant chocolate will be subjected to the standard 6% GST.
しかし、トマトソース、チリソース、オイスターソース、カップラーメン、ランチョンミート、チーズ、マーガリン、ウズラ卵、コーンオイル、オリーブオイル、ビスケット、ドーナツやクロワッサンチョコレートのような生活必需食品ではないものには、標準的な6%のGSTが課税される。

GST品目リスト03

The Customs Department has released a book with the extensive list of taxable and non-taxable goods and this can be downloaded from its website.
税関局は、課税対象及び課税対象外の商品の広範囲なリストを掲載した冊子を公開したが、これはインターネット上のウェブサイトからダウンロードすることができる。

GST品目リスト

“From a tax administrator’s point of view, it is easier if everything got taxed because it would make things simpler to implement,” Subromaniam said.
「税管理者の立場からすると、すべて(の品目)に課税する方がより簡単なのだが」と、Subromaniam氏は言う。

“But the Government doesn’t wish to tax so much and it wants to make sure that the low income group will not be unnecessarily burdened. So, we have to strike a balance between revenue and providing a social safety net.”
「しかし、政府はそれほど多くの税を課税することは望んでいない。そして低所得者層に必要以上の(税)負担がかからないことを確認したい。だから我々は、歳入と最低生活保障制度のバランスを保たなければならない。」

Subromaniam said businesses that did not know which goods were subjected to the GST and which were not should not add on the 6% because a lot of goods already have a 10% SST embedded in the pricing.
Subromaniam氏は、事業者は、すでに多くの商品価格には10%のSSTが埋め込まれているので、どの商品がGST課税対象であるかないかを知らずに、6%をさらに課税すべきではないと述べた。

“If they don’t understand, they can ask the Customs people or check our book.”
「もし彼らが分からなければ、税関職員に質問するか、我々の冊子で確認することができる。」

Subromaniam said the department had been carrying out two-day hand-holding programmes over the past six months to get businesses ready for the GST and have trained over 40,000 people so far.
Subromaniam氏は、(税関)局は、これまで6ヶ月間、事業者にGST(課税)の準備をさせるための2日間に渡る訓練プログラム実施し、延べ40,000人以上を訓練してきたと述べた。

On whether it would be “messy” when the GST comes into effect, Subromaniam said: “There will be issues. The Customs Department has been dealing with these since 1972 with the SST and we have the experience and expertise to handle them.”
GSTの適用にあたり、それが「面倒」かどうかについて、Subromaniam氏は次のように述べた: 「問題は出るだろう。(しかし)税関局は1972年以降SSTに対処してきており、我々にはそれら(GST)の問題に対処する経験と専門知識がある。」



いかがですか?みなさんはこれでGSTのことが良く理解できましたでしょうか?

いいえ、私にはまだまだ良く理解できません。一体市民生活にはどれほどの影響ありや。政府・役人はこぞって市民生活への影響は最小限となるよう配慮したい、配慮すると連呼しているが、このたび公開された課税/非課税品目リストをみても良くわからない。

↓これが、リストの目次と掲載品目数ですが、オリジナルのリストは全部マレー語ですので、せめて目次のみ英語と日本語を付記してみました。

GST品目リスト02

オールマレー語記載なので、マレー語が読めない人は、1800以上の膨大な品目をいちいち辞書を引かないと分からない、ぴんとこない。なぜ英語併記としないのか。外国人が住みやすい国と自画自賛している割には外国人には優しくないですよね。

また、生活必需品とそうでないものの線引きの判断基準がまったく分からないし、大体今現在10%SSTが埋め込まれている品目がどれなのか、どの品目がリプレイスされるのかされないのかも良く分からないので、高くなるのか安くなるのか、フツーの市民には、このリストだけではさっぱり分かりません。

結局のところ、4月1日に始まってみないと何が問題かも良く分からないのでしょうが、お大尽以外のフツーの私たちの日常生活にもかなり影響してくるだろうことは間違いなさそうです。

ケチケチしているわけではありませんが、このところ急激な為替変動で、年金収入が実質3~4割も減額になったようなものだから決して安穏としてはいられない、なんて考えているのは私だけなのでしょうかね。。