今日は2014年の大晦日、さて、去年の今頃は何をしていたのだろうとブログを振り返ってみると、2013年12月30日にはKL屋台街のバーチャルツアー記事を書いていました。

それで思い出しましたが、去年の今頃はほとんど雨が降らず連日熱い日が続いていて、確か屋台街にカメラ持参で出かけた日も汗が噴出すような熱さでした。

ところが今年は、このところなぜか毎日雨で、とても涼しい日が続いています。しかも、雨季でも1日中雨が降り続くことなどめったにないこの国のはずなのに朝から晩までずっと雨、そして夕方からは決まって激しい土砂降りです。

このことはここKLだけでなくマレーシア全土、いやマレー半島全域に及んでいる模様で、テレビや新聞では各地の洪水被害状況が連日大きく報道されています。特に半島東海岸地域では深刻な被害が出ていて、政府・軍による大規模な災害救助活動が行われている様子です。

自然災害がほとんどない国と言うイメージのマレーシアだったのに、やはり地球規模の気候変動の影響なのか少しずつ自然環境も変化してきているのかも知れませんね。



・・と、ここまで書いてふと窓の外に目を遣ると、なんと驚き、今日は青空、ホントにこんな青空久しぶりと思うほどのいい天気です。そして、外の空気のなんとクールで爽やかなこと。まるで日本の秋のようだと思ってしまいました。これって自然のいたずらなのか、はたまた強烈な皮肉なのか。。

008.jpg

↑私の部屋の窓から見る今現在の景色です。コンドミニアムの裏山の濃い緑が眼に優しくていい感じです。(12/31 09:20)



そんな中、しばらく前に購入しておいた格安のグルーポンバウチャーを使用して、シンガポールへ弾丸バスツアーに行ってきました。

バウチャーの有効期限(12月31日)が切れる前に使用しないと損をしてしまう、と言う生来の貧乏人根性が前面に出て、最近とみに立て込んできた日本語講師のアルバイトスケジュールなどを無理やり調整してもらって、半ば強引に行って来ました。

次のブログはこの弾丸ツアーのことを書こうかと思いながら帰ってきたわけですが、その翌朝とんでもないニュースに驚かされました。そうです、あのエアアジア機が不明と言うのです。

驚きました。格安航空ながら創業以来の無事故(死亡事故)をキープしてきたエアアジアなのに、マレーシア航空の2件の航空事件事故に続き、マレーシアでは本年3度目の航空大事故です。

これは大変、私のあらゆる触覚を最大限に動作させて、すぐさま緊急ウォッチ態勢に入りました。(・・・なんて、大袈裟に書きましたが要するにテレビや新聞やネットに張り付いた、と言うことです)

こりゃ、弾丸ツアーのブログどころじゃないなと始めは思っていましたが、良く考えて見れば、状況はMH370とはまったく異なるようです。いつまでも不明ならMH370と同じミステリーですが、遭難(墜落)地点が特定できれば、そしてそれが浅いジャワ海なら遺体や機体の回収は容易だろうし、特にブラックボックスの回収だって困難ではないでしょう。

また飛行中、悪天回避のための高度変更許可を管制に求めてきたことからも事故の要因の一つは悪天であろうことが推定でき、ブラックボックスの回収さえ進めば意外に早く事故原因が解明されるのかも知れません。

などと思考を巡らしながらウォッチしていたら、昨日朝、残骸の一部と遺体が回収され始めたというニュースです。やっぱりこの事故はミステリアスなMH370とはまったく異なりますね。しかしそうは言っても、エアアジアは、創業以来始めて162名もの犠牲者を出す大事故を起こしたわけですから、満身創痍のマレーシア航空を横目にしながら我が世の春を謳歌していたかのトニー・フェルナンデス氏もこれに懲りて、安全・安心の上の格安を追求して欲しいと切に願っています。

さてエアアジア機の事故の件については、事故原因の解明を待ってまたいつか書いてみたいとは思いますが、とりあえずは緊急ウォッチ態勢を解き、ノーマルちゃらんぽらん態勢に戻ります。

と言うことで、ここからは、今日の本題のシンガポール弾丸バスツアーです。

タイトルを「弾丸バスツアーの愚行」としたのは、このツアーが私にとって近年稀に見る最悪ツアーだったからです。

以下に恥を忍んでその経緯と顛末を書き綴りますのでご笑読あれ。




先ずはグルーポンバウチャーですが、グルーポンってご存知ですよね。確かアメリカに本社と言うか元締め会社があるディスカウントチケットのオンライン販売を行う会社です。もちろん日本にもあるのですが、今ではマレーシアにもあります。グルーポンドットマイ(groupon.my)と言います。私は最近このグルーポンバウチャーに嵌ってしまい、いろいろなバウチャーを買っては試しているのです。

結果、当たり外れがあります。いいものはいい、ダメなものはどうしようもなくダメです。所詮、グルーポンに出すってことは、売れない・客が寄り付かない、からだろうし、少々安くても元々売れない・客がつかないものは結局ダメ、と仰る人も大勢いるようです。

余談ですが、KLパビリオン前のスターヒル・ギャラリーにある日本食レストランの海宝丸、最近グルーポンバウチャー出しているんですね。この前、ランチセットのバウチャー買って行ってみたところ、なんかあんまり良くないって言うか、あれ?これバウチャー専用ランチじゃないの?って言うぐらいにショボイものでした。ご一緒したF氏ご夫妻には言いませんでしたが、あんなんではダメです。で、お昼時間でもほとんど客がいない、あぁ、このままだと海宝丸も危ないな、なんて思いながら帰ってきました。

で、話しを元に戻しますと、ネットでグルーポンバウチャーの一覧を見ていたら、"シンガポールデイツアー驚きの85%引き"なんてのが目に留まりました。読んでみると、KLからシンガポールのセントーサ島往復バス代(入島料込み)、バス出発地点の1日駐車場代、ドリンキングウォーターボトル1本、ライトブレックファストがついて、N・P(ノーマルプライス)が2名で360リンギのところ、85%ディスカウントで55リンギというものです。

二人で55リンギということは、一人22.5リンギ、片道なんと11リンギでシンガポールに行ける?しかも、バスはVIPデラックスコーチときた。こりゃ何がなんでも買わないと損、と判断し、即買いしました。

聞くところによると、KLからシンガポールまで約400km、高速道路で4~5時間もかかり、それはそれは疲れるんだそうです。しかし私はいつも困難に立ち向かうチャレンジャーです。こんなことは朝飯前です。

今度シンガポールにバスで日帰りツアーしてくるよって言うと、みな一様に、ええーっ?バスで日帰りーっ?大変だぞーって、言ってくれます。でも、私は決してめげません。何言ってんだよ、VIPデラックスコーチだよ、しかも朝食もついてるんだぜ、って吹聴しては一笑に付していました。

そして、12月27日の出発当日です。早朝4時半集合と言うので、前夜の宴会も早々に切り上げ、予定どおりにワンウタマショッピングセンターの旅行会社近くの集合地点に行きました。でも、実を言うとこの集合地点の案内も、駐車場の案内も、旅行会社からは、予告に反して事前になんの説明もなかったので、少々不安な気持ちはありました。

若干早く(30分前)集合した時には、まだ誰もそれらしき人が集まってるでもなく、バスも見えず、もちろん案内係りの姿も見えず、しかも当の旅行会社は閉まってるので果たしてここで良かったのかと不安でした。

しかし、4時半少し前になるとどこに隠れていたのやら、あっと言う間に全員集合、そしてバスも来てあっと言う間に全員乗車完了です。

001_20141231174532a3c.jpg

↑これがバスです。VIPデラックスコーチだそうです。座席は3列ではなくやっぱり4列シートでしたが、普通の観光バスよりも足元がゆったりしていて、なにより新しくて綺麗です。ここまでは十分及第点です。

まもなく中年の男性ガイド(ガイドではないのでしょうがバス会社のスタッフさんです)さん、無言でなにか配り始めました。私たちも、それぞれウォータボトル1本、クッキー1個、なにかの紙2枚(セントーサ島ミールバウチャー引換券とシンガポール出入国カード)をもらいました。

配り終えると、なんの説明も案内もなし、全員無言のままにバス発車です。

私は、膝の上のクッキー1個を見ながら、まさかこれが朝食ではあるまい、と思ってましたが、これ以外何も配る気配はないし、ようやくこれがライトブレックファストなんだと悟りました。

2014122701.jpg

↑これ、ライトブレックファストだそうです。薄くて小さなクッキーが3枚入ってました。これじゃぁ、ライトならぬウルトラライトのブレックファストですよね。(笑)

でも二人でたったの55リンギだよ、贅沢は言えないよ、これで十分十分、と自分に言い聞かせていました。

さて、そうこうしているうちにバスはNorth-South Express Wayを南下し一路シンガポールへと向かいます。

途中から明るくなると、今まで静かだった車内が急にざわめかしくなりました。聞こえてくるのは中国語オンリーです。それにしても、中国語ってどうしてこんなにも喧しいのでしょうか、お願いだからもっと静かに話してよって言いたくもなりますよね。

中年ガイドのおじさん、いやガイドではないです、案内もなんにもしないのですからね。しばらくしてそのおじさんが私の席にやって来て、英語でこう言いました。

おじさん:Are you follow me today?
私:Sorry? (あんた、今日、オレについてくるか、だと?????)
おじさん:Are・・you・・ follow me・・ today?
私:・・・・????? E, Excuse me? (わっかんねぇよ)
おじさん:If you wana follow me, six thirty, ok? (もし、あんた、おれについて来たかったら、6時半だよ、okか)

ここで私も気付きました。そうだ、マングリッシュのfollowは追いかけるとかついて行くではなくて、乗せて貰うとか乗って行くってことなんだ。

と言うことは、今日は帰りも乗るのかってことを聞いてるんだ、んなこと聞くなよ、当たりメーじゃないか。で、咄嗟に、Yes, Six Thirty(6:30), Ok と返事し会話を終えました。

えっ、でもなんで6:30なんだ。バウチャーの説明書きには夜8時出発って書いてあったのに・・・・、でも我慢我慢、二人で55リンギの格安ツアーだし・・・

でもね、ホント中華系の方の英語って難解ですよ。上のおじさんのようにDo you follow・・・ではなく平気でAre you follow・・・なんて文法無視するし、follow meのようにマングリッシュ特製の語彙も入るし、いやいや、私はまだまだ修行が足りませんな。

途中一度サービスエリアでトイレ休憩した後、8時30分にマレーシア側のイミグレーション通過、そして9時、出発からちょうど4時間でマレーシア・シンガポールセカンドリンクに架かる橋を渡り、シンガポールのイミグレーションとカスタムに到着しました。

2014122702.jpg

↑ブリッジを渡り終えたところです。向こう側がマレーシア、こちらがシンガポールです。

ところが、ここまで4時間か、なかなか順調じゃないか、と考えたのが実は大きな間違いでした。

ここからバスを降りてシンガポールのイミグレーションとカスタムを通過するのになんと、2時間もかかったのです。

ARRIVAL HALLと書かれた看板の先には、なんと人人人の波、向こうが見えないほどの人で埋まっていました。

いくつもあるイミグレーションのレーンはある程度幅のあるレーンなのですが、どのレーンも人でぎっしりです。さてどのレーンが一番早いかと思案していたところ、入り口に立っていた怒った顔のおばさんが、変な抑揚の日本語で「おい、こっち、こっち、こっち並べ」と言うのです。

この時はまだその先のことが読めずにいたので、怒った顔の言うとおりにそのレーンの最後尾に付きました。でも4列か5列ぐらいの幅のレーンに人がぎっしり詰まっていて、しばらく経っても一向に前に進みません。そのうちどんどんと後続の人波も増えてきていやぁ参ったなぁ、これじゃ1時間も並ばなきゃいけないぞと覚悟したのですが、実はそれでも大甘だったのです。

ちょ、ちょっと待ってよ、このレーンの先頭って、1列じゃないのか、イミグレのカウンターって一人ずつだろう、なんて思っていたら、さっきの怒った顔のおばさんがやってきて、なんと幅広の人波を怒った顔で狭めようとするのです。

みな渋々と怒った顔の言うとおりに徐々に幅を狭めて行くと、その反作用でだんだんと列が伸びていって、なんと私たちは数あるレーンの中で一番長い列の最後尾から僅かのところに立っていました。もう既に並び始めて30分ぐらい経過したと言うのに、まだほとんど最後尾、しかも動かない。

人混みで先が見えず、あとどのぐらいかかるかなんて全く読めないままにじっと並んでました。

1時間が経過、ようやく半分ぐらいのところまで進みました。そしてまだまだ後続がやってきます。後を振り返ると既に後ろも長い列です。

あの怒った顔のおばさん、何度も私の前を横切って、レーンを横切りながら何事か怒鳴っているのですが、中国語なので何言ってるのかさっぱり分かりません。でも、何度も横切るので顔を覚えてしまいました。よく見るとなんとふてぶてしい顔です。女ヤクザ出身なのかも知れません。睨みつけられたら震えてしまうかも知れません。・・・・なんてくだらないことを考えていて、ふと気が付いたら、後に並んでいた筈の長い列がいつのまにかどこかに消えてる???

あれ、どうしたのかな?と、思ったら、なんと新たなレーンがオープンしていてそっちに移動して行ったようなんです。な、な、何なんだよぉ。。。良く良く見てみると、私たちはこんなに必死にいっぱい並んだのに、いくつもあるレーンのまだ最後尾近くにたってます。

それに、なんと言うことでしょう。こんな時って、隣のレーンの進みの早いこと、こっちはいつまで経ってもカメのノロさなのに、こっちの隣もあっちの隣もウサギさんぐらいの速さです。どんどん抜かれて行きます。

いやはやいやはや、、、、でも、こんなこといつまでも書いていてもしょうがないので、先に進みますが、結局ここでは2時間も並ばされてしまいました。

イミグレ通過するのに2時間だなんて、こんなこと初めてです。まったく予想だにしていませんでした。

そしてそれから30分後の11時40分、ようやく目的地のセントーサ島に到着しました。早朝5時にKLを出発してから既に6時間半以上が経過しています。

バスが地下駐車場らしいところに停車すると、みな一斉に立ち上がりぞろぞろと降り始めました。でも例の中年ガイド氏、何も言いません、無言です。なんだよ、帰りの集合場所とか時間とかなんか説明しないのかよって思っていたら、降り際に中年ガイドし、Six, Six, OK?と私に向かって言うのです。えっ、6、6時かい、6時半じゃなかったのかいと私が言うと、ガイド氏、いや6時だよって。。

なんといい加減、グルーポンのバウチャーには8時、バス内では6時半、そして最後には6時集合だって。。ガイド氏曰く、6時にKLに向け出発するから間違えないようにだと。。分かったけど、ここでいいんだな、6時にここに戻ってくれば良いんだねと念押しして、ようやくフリーの行動開始です。

しかしなんですね、10時に到着して夜8時まで10時間の自由行動の筈が最終的には6時間に減らされてしまってる、これが格安弾丸ツアーの正体てすよ、でもこれじゃあ、ゆっくりしていられない。




急ぎその場でタクシーをつかまえ、予ねて予定したとおりマリーナベイサンズに直行です。

実は、シンガポール訪問はこれが2度目です。1度目は約10年前、でもその時はマリーナベイサンズはまだ建ってなかったから、今回はそのマリーナベイサンズの屋上に上がり、そこからこの10年間に益々発展したであろうシンガポールの街を眺めようかと思ったのです。

マリーナベイサンズってセントーサから近いんですね。タクシーでほんの15分ほどでタワー1のエントランスに到着です。タクシーでの道すがら思ったのですが、ここは埋立地なんですね。雰囲気がお台場と良く似ています。

↓そのマリーナベイサンズを下から見上げたところです。これはタワー3の真下から見上げています。

069.jpg

↓タワー3とタワー2の間のほぼ真下から見上げています。

072_201412312259428d9.jpg

↓タワー1脇の道路上からタワー2とタワー3を見上げています。

076.jpg

↓道路を挟んだ側から2と3を見上げています。

079.jpg

↓もう少し離れた位置から、タワー1、2、3を見上げています。

086.jpg

しかし、このマリーナベイ・サンズ、奇抜なと言うか斬新なデザインですよね。3つの高層ビルを土台にしてその屋上に巨大な舟を乗っけているような形で、これは目立ちますね。このビルを上空から眺めると↓こうです。

マリーナベイサンズ01
(ネット上からお借りした写真です)

そして、このマリーナベイサンズの売りは↓この屋上プールなのだそうです。

マリーナベイサンズ02
(ネット上からお借りした写真です)

では、これからこの屋上に上がってみたいと思いますが、プールエリアはホテルの宿泊客でないと入れません。宿泊客以外の人はタワー3の上のスカイパークと言う屋上の展望デッキのみ。それだけでも入場料は大人23S$(約2200円)もします。ちょっとでもケチりたい私としては、オンラインでもシニア割引を受けられることを知り、S$20(約1900円)で購入しましたけどね。。

スカイパーク専用エントランスをとおり、エレベータで56Fへ。あっと言う間に着きました。ここが地上高200mのスカイパークの展望デッキです。ここは巨大な舟の船首(先頭部分)にあたるところです。

064.jpg

↓後を振り返ったところです。

053.jpg

↓舟のデッキから2階部分を見ています。

048.jpg

↓眼を斜め右に転じたところです。

055.jpg

天気は余り良くありません。でも時々太陽が雲の間から顔を出します。

056.jpg

↓舟の左舷2階のデッキから左前を見ています。

058_20150101000035896.jpg

↓左舷2階デッキから下に降りる階段途中で撮影したものです。

063.jpg

↓これは舟の左舷後方部分を撮影したものです。プールエリアが見えていますが、通路のドアに遮られて向こう側には立ち入りできません。(宿泊者以外は立ち入り禁止です)

059.jpg

↓左舷デッキから正面を撮影したものです。海面に浮かぶ大きな"50"の数字は、2015年に大々的に祝賀される予定のシンガポール建国(独立)50周年を表しています。(シンガポールがマレーシアから独立したのは1965年です)

042.jpg

↓小さくマーライオンが見えています。

041.jpg

↓これは舟の右舷から海方向を撮影したものです。海上に浮かぶ船の多さに注目です。

066.jpg

以上、スカイパーク@マリーナベイサンズでした。



さて次は地上に下りてきて、マリーナベイサンズの前の道路の向こう側にあるショッピングモール「ザ・ショップス」を覗いてみました。

089.jpg

↓このモールもマレーシアにも多い吹き抜けスタイルですが、ここにはなんと小舟を浮かべる水路がありました。

099.jpg

↓外にでてみると、目の前にはラッフルズ・プレイスの高層ビル群です。

094.jpg

そして↓これはエスプラネード・シアターズ・オン・ザ・ベイ方向です。

096.jpg

↓カメラをズームインしてみると観光名所のマーライオンがきれいに見えました。

097.jpg

さてと、時計をチェックするとすでに午後1時半です。少々お腹も空いてきたのですが、ゆっくりもしてられません。ここからセントーサまでは地下鉄とモノレールで帰る計画にしてましたので、そそくさとMRTのベイフロント駅に向かいました。

↓MRTベイフロント駅のプラットホームです。

102.jpg

↓これはチャイナタウン駅で乗り換えた地下鉄の車内ですが、静かで綺麗。なんか東京の地下鉄よりも綺麗と感じた訳は、中吊り広告などがなにもないことでした。

107.jpg

↓終着駅のハーバルフロント駅の改札出口です。やはりどうしてもKLの駅の改札口と比較してしまいますが、こちらの方が断然スマートできれいです。こちらは日本と似てますね。

110_2015010102381715f.jpg

↓これはセントーサへ渡るモノレールです。KLモノレールと同じく2両編成の可愛いモノレールです。

116.jpg



さて、またセントーサに戻ってきました。現在時刻2時15分です。と言うことは、帰りの集合時刻まで残り3時間45分。。

これってなんかのテレビ番組を思い出しました。時間に追われてとても楽しめたものじゃないですね、これじゃ。

しかし、実はこのデイツアーのバウチャーを購入する前に考えたのですが、せっかく行くのだから本当はいろいろ見て廻りたい。でも弾丸ツアーだから時間に余裕がない。地理不案内のところうろうろしても時間の無駄。なのでポイントを絞ろう。そう2箇所だけ。一箇所はマリーナベイサンズ、そしてもう一箇所は、ユニバーサルスタジオがいい。

と言うのは、バスの発着地点はユニバーサルスタジオの直ぐ近くの地下駐車場。最初にマリーナベイサンズに行って戻ってくれば、残りの時間はゆっくりユニバーサルスタジオで遊べる。そうだそれがい、実に良い考えだ、と独りで悦に入ってました。

で、入場チケット(ワンデーパス)は、この時期のプロモーション価格でも大人S$71(約6800円)と決して安くない。あちこち探し回ってシニアディスカウントを発見、早速オンライン購入、一人S$46(約4400円)、二人併せて92シングドル(約8800円)、しかもこのチケットはクリスマススペシャルセットミールがフリーでついてると言う。へへん、どんなもんだい、世の中賢く生きなきゃ損だよな、なんて我ながらしてやったりとほくそ笑んでいたのです。と言うことで、今日の弾丸バスツアー、私の中では正直言ってここユニバーサルスタジオが本命なんです。

いい年をしてこんな遊園地が好きだなんて、と思われるかも知れませんが、そうです、何を隠そう実はローラーコースターなどの、くるくる回転したりひっくり返ったりする乗り物が昔から大好きなんです。(今日はMyBetterHalfが一緒なので流石にそれは無理でしょうけど)

でもちょっと天気が心配ですね。なんか、雨がぱらぱら降ってるし。

161.jpg

いや、それにしても凄い人です。これじゃ、東京ディスニーランドやディズニーシーとちっとも変わらん、いやこっちの方が混んでるぞ。(今日は土曜日、そして年末、スクールホリデー、いろいろな悪条件が重なったのかも知れませんね)

119.jpg

人ごみの中を歩いて行く途中、↓こんなパレードにも出会いました。

145.jpg

でも、なんだか空模様が怪しい。時計をチェックすると既に3時近く、お腹もペコペコなので例の無料のセットミールを食べようと、指定のレストランをうろうろ探しているうちにどんどん時間がなくなっていきます。

でようやく探し当てた指定のピザハウスの中に入ったらここも凄い人混み。ミールを注文するのも行列、受け取るのも行列、テーブルが空くのを待つのも行列、何をするにも行列、行列でいや今日は行列するためのツアーかよ、なんて思ってしまいました。

そして、それでもなんとかお腹を満たし外に出ました。えっ?クリスマススペシャルセットミールはどうだったかって?すみません。語りたくありません。

この時、空がますます暗くなり、雨です。雨が降ってきました。最初はぱらぱら、そして、あっと言う間にバケツをひっくり返したような土砂降りになってしまいました。

122.jpg

傘も持ち合わせていない私たちは瞬時にずぶ濡れ、なんと靴の中もびしょびしょ、パンツまでも濡れ濡れびっちょりになりながら、慌てて近くのアトラクションエントランスに逃げ込みました。

ここがそのエントランスですが、ここは屋根つきなので大丈夫。でも困った。このまま雨が止まないとどこも行けない、見れない、乗れないで大枚4000円のチケットを無駄にしてしまう。

157.jpg

ええい仕方がない、このアトラクションに入ろう、そう考えたのですが、トランスフォーマーズ???これ一体なんのライドなのかさっぱり分からない。なんかガンダムみたいなロボットだけど、これってなんだろう、こんなのに乗るの???

USS01.jpg

孫たちにでも聞けば直ぐ分かるのだろうけど、孫もいないし、周りに一杯いるチャイナの人たちには聞きたくないし・・・・

ええい、とにかく入ろう、バスの集合時間まではまだ2時間半もある。これに乗ってもまだ時間があるようなら、なにかもう一個ぐらい乗ってそれで我慢しよう。そのうち雨も止むだろうし・・・

そう決心して長い行列の最後尾についたのですが、それが実は恐怖の行列だったのです。

周りの群集ですが、みな考えることは同じようで、どんどん行列が長蛇の列になってしまいました。入り口ゲートから中を覗くと、中にはつづらおりの行列が果てしなく続いています。その先はどうなっているのか分からないけど、まぁ、なんとか少しずつ進むだろう、そう思ってました。

長蛇の列の最奥は、階段になっていてその先のドアから中に入っていくようです。きっと、あそこが乗り物のゲートだろうから、ざっと見積もっても40分ぐらいか・・・なんて考えてました。それにしても濡れたくつやパンツが気持ち悪い。こんな格好、誰からも見られたくないです。

↓この写真はネット上からお借りした(以下同じ)ものですが、空いてる時の写真です。実際は前後左右とも身動きできないほどの人混みでした。

USS06.jpg

のろのろと歩む行列の中で、みな、立ちながら、歩きながらの飲み食いはもちろん、そのうち子供は泣き叫ぶは、じじばば(私たちじゃありません、チャイナのじじばばです)は座りこむし、挙句は行列を無理やり横切って割り込むじじばばもいたりしてあちこちで、言い争いまで始まる始末。

USS02.jpg

どうしよう、でもあそこの階段の先まで我慢しよう、きっとあそこで行列終わりだから。。そう信じてました。

我慢して我慢して約1時間以上も並び、ようやく階段の先のドアから中に入ることができました。と、ところが、ところがですよ、その先にもいっぱい並んでる。そこで行列が終わりではなかったのです。

USS03.jpg

いくつもいくつも↓こんな部屋があって、行列が無限に続いているのです。

USS05.jpg

あといくつの部屋を通過しなくちゃいけないのか、どれぐらい時間がかかるのか、聞きたくても周りにスタッフはいません。(日本じゃこんなこと考えられないですよね)時計を見るとまもなく5時。焦ってきました。そのうちトイレにも行きたくなってきたし、さてどうすれば良いのか。。戻るか、と言っても前後左右は人人人。今来た道を戻ることもできなさそう。。。

そのうちだんだん時間がなくなってきて終に5時半、あと30分しかありません。2時間以上並んでもう限界、これ以上並んだら間に合わない。こんなことでバスに置いていかれたらそれこそ大変。

決断しました。しょうがない、諦めよう、外に出よう。でもどこから出るか?

と、その時、行列の先に見えました。緊急用の非常口です。あぁ良かったこれで間に合う。

そして、さらに数分後、ようやくたどり着いた非常口と書かれたドアの取っ手を持って見て愕然としました。

そうです、それは贋物の非常口だったのです。宇宙船のようなアトラクションのなかのフェイクのドアだったのです。

いや焦りました。みるとあちこちに非常口があります。一体どれが本物なのか。。

もう15分前です。このドアが本物でありますよう、祈る気持ちでドアノブを回したところ、大当たり~。。。

何度かドアを試してみてようやく本物に当たりました。本物と贋物の区別がつかないほど精巧に作ってあるのには感心したり頭にきたり。。。

でも、ホッとしました。その後、倉庫の中の楽屋裏のようなところを彷徨いながらもなんとか外に出てこれました。

まだ小雨のぱらつく中、大急ぎで集合場所に向かい、そして、ちょうど6時、良かった、間に合った。。。。で、でも、バスはどこ?ツアーの他の人たちはどこ?例の中年ガイドのおっさんはどこ?

誰も居ない。またまた焦りました。集合地点を間違えたのかと大汗かきながら、小走りに探し回りました。でもどこにも誰もいないし、バスも見当たらない。

なんと言うことだ、と途方にくれていたところ、6時半ちょっと前にオッサンが現れ、他のチャイナの人たちもぞろぞろと現れました。なっなんだよぉ、驚かさないでくれよぉ。頼むからさ。

おっさんに6時集合だっただろうって、問いただしたら、しれっとした顔で、ノー6時半だよ、なんてことヌカス。お、おい、それは違うだろう、確かに6時って言ったじゃないかと怒る私です。

でも、早く着いたならそれでいいじゃないか、なんてオッサンに返され、この私もしょげてしまいました。



いやいや、今日はなんと言う日なのでしょう。楽しみにしていたユニバーサルスタジオでは4000円ものワンデーパスを買っていながら、なーんにも見てない、乗ってない、ただ雨に濡れて、2時間も行列に並んだだけ、食事だって粗末なものだったし、こんなツアー、二度と来るかと悪態つきながらバスに乗り込みました。

この後も帰りのシンガポールのイミグレでまたも1時間ほど並ばされ、最後には、くそっもうシンガポールなんて絶対来てやるかと怒りながら家路につきましたとさ。



以上、長々と書いてしまいましたが、シンガポール弾丸バスツアーの愚行、往復バス乗車時間10時間、行列に並んだ時間約5時間超、何しに行ったんだかまったく訳の分からないツアーのリポートでした。最後までお読みいただき大変お疲れ様でした。なにかの参考にでもしていただければ報われます。

では、2015年は(も)、私にとっても皆さまにとっても良い年でありますように。。

スポンサーサイト
以前(2014.10.25)、「マレーシアの凄い自転車野郎(冒険サイクリスト)」と言う記事を書きました。

たまたま当地のニュー・ストレイツタイムズ・オンラインで知ったザハリツ・クザイマー(Zahariz Khuzaimah)と言う名のマレーシアの冒険サイクリストのことを紹介したものですが、私はその後、彼のトラベルログの熱心なフォローワーの一人となり、今も彼の最新記事を読み、何度見ても溜め息が出るほど美しい映像(動画)を見終えたところです。

ザハリツ01

自らをNormad(遊牧民)と称する彼は、今も、彼がMy second homeと言うほどに慣れ親しんだキルギスタン(Kyrgyzstan)にいて旅を続けているのだそうです。

私はと言うと、彼に自分の若かりし頃(まだ精悍な顔つきだった頃)の姿を無理やり重ね合わせ、現実にはとても叶わぬ夢を見ています。(笑)

特に、英語のサブタイトルが付いた彼の肉声(マレー語)入りの動画は、素晴らしすぎてただただ溜め息が出るばかりです。何十篇繰り返して見ても見飽きることはありません。

まぁ、百聞は一見に如かずです。ぜひ大きな画面(全画面)で美しいHD映像をご覧いただきたいと思います。



前にも書きましたが、彼の素晴らしいところは、過酷な冒険行の全行程をこれほど鮮明な映像に撮影・編集し、トラベルログとして旅の途中からアップし続けると言う、まさに驚異的な離れ業を独りでやり遂げていることです。

この辺の舞台裏(Behind the Scene)について、彼自身が直近のブログにアップしていますので、これも併せてご覧いただきたいと思います。



↑この動画の後半に出てくるミュージックコンポーザーは、旅の途中で出会ったスコットランド人のフィリップ・カラン(Phlip Curran)。ザハリツ同様に冒険サイクリストだと言うことですが、バックを流れる美しい音楽は、映像に見事にマッチしていてこれも素晴らしい。地球上には有り余る才能の持ち主が多くいるものだと感心してしまいます。

しかし、こんな良質の個人のトラベルログが世の中にあるなんて、しかも当地マレーシアの青年がほとんど独りで創り、それを旅の途中からアップしているなんて、驚嘆以外のなにものでもありません。

それに比べて、私のブログなんぞは、と思ってしまいます。いや、私のブログだけでなく、今の世の中には、夥しい数のブログがネット上に氾濫していますが、このうちの何割、いや何パーセントが、読む人を感動させるような価値あるブログなのだろうかと思います。



以前、Googleウェブマスター向けの公式ブログに公開された記事を読んだことがあります。

それによると、そのブログが真に価値のある良質のものかどうかのチェックポイントは;

・記事に書かれている情報を信頼できるか否か?
・専門家またはトピックについて熟知している人物が書いたものか?
・サイト内に同一または類似のトピックについて、キーワードがわずかに異なるだけの類似の記事や完全に重複する記事が存在しないか?
・記事にスペルミス、文法ミス、事実に関する誤りはないか?
・記事は独自のコンテンツや情報、レポート、研究、分析などを提供しているか?
・同じ検索結果で表示される他のページと比較して、はっきりした価値を持っているか?
・コンテンツはきちんと品質管理されているか?
・記事は物事の両面をとらえているか?
・記事はしっかりと編集されているか? それとも急いで雑に作成されたものではないか?
・記事が、あたりまえのことだけでなく、洞察に富んだ分析や興味深い情報を含んでいるか?
・ブックマークしたり、友人と共有したり、友人にすすめたくなるようなページか?
・記事のメインコンテンツを邪魔するほど、過剰な量の広告がないか?
・記事が雑誌、百科事典、書籍で読めるようなクォリティか?
・記事が短い、内容が薄い、または役立つ具体的な内容がない、といったものではないか?

と言うことだそうです。なるほどなと思いました。

私は↑これらを十分意識してブログを書いているつもりなのですが、あらためて、これに当てはめてチェックしてみると果たしてどうなのか、読み手の評価はいざ知らず、ザハリツ青年の感動のブログの足元にも及ばず、反省することしきりです。

また、日本人ブロガー(なぜか外国人ブロガーにはあまりいませんが)の中には、↑これらのことを知ってか知らずかブログランキングを非常に気にして、そのためにほとんど毎日少しずつ義務的に書いている人が多くいることを知っています。そして、訪問者にはいつも「ポチっと」押して下さいとお願いするのです。

でも私はランキングはほとんど気にしていません。アフィリエイトなどにもあんまり興味はないし、もしあったとしてもうざったい広告が邪魔してなんのブログかも分からないようなものには絶対したくないですしね。それに、私自身は個人のブログに貼られているバナーを介して商品を買ったりすることは決してないので、読み手にもさせたくないと言う気持ちなのです。

以前「それじゃぁもったいない」なんて仰っていただいた方がおられましたが、はっきり言って余計なお世話です。もちろん、書くからには一人でも多くの方に読んでもらいたいという気持ちはありますが、自然体で十分です。

寧ろ、そのために誰にもある日常的なこと、些細なこと、どうでもいいこと、他の読み手にとっては何の価値もないようなこと、短く、内容の薄いことなどを毎日無理やり探し出してきて義務的に書き続けるなんて、私にとっては苦痛以外のなにものでもありません。

もちろん、世の中に大勢いらっしゃるそのような方たちを私が非難しているわけでは決してありません。これはあくまで私の価値観です。世間には私とは異なる価値観の方が大勢いらっしゃって、毎日熱いランキング争いをされていること、それはそれでよろしいのではないかと思っています。

私は、このブログのタイトルを「ひねくれ団塊世代のMM2Hチャレンジ日記」としています。以前どなたかに、「気の弱い自分はタイトルを見ただけで尻込みしてしまう」なんて評されたこともありましたが、私はこのタイトルに様々な思いを込めているつもりです。

性格が極端にひねくれた人間かと言うと、いやそうではないと否定してしまいますが、団塊世代の同年配は、戦後の厳しい競争社会を生き抜いてきたせいか、みな一様に一筋縄ではないと言うか、若い世代から見れば、概してひねくれ者なのだろうと思うのです。

その我々が近年大量定年退職をして後進に道を譲った。ならば今後は若い人たちの邪魔をしてはいけないのです。でしゃばらず控えめに暮らしていかなければいけないのです。

ところが我々ひねくれ世代は、一朝一夕には大人しく控えめになれないのではなかろうかと思います。事実私がそうですから。まだやれる、若い者には決して負けない、なんていつまでも出しゃばりたがる。私のマレーシア移住の決心は実はその辺りのことも絡んでいるのです。

MM2Hと言う大変魅力的なこの国の制度、それを利用して海を渡り、まだまだ余りあるエネルギー(才能ではありません)を未知の世界で使い果たそうかと考えたわけです。だから、チャレンジなのです。困難なことにチャレンジしてみて、達成感が得られれば大満足だし、チャレンジの過程そのものだって余生の生き甲斐になる。

まだまだ出しゃばりたくなることだってあるし、とても控えめには居られない。日本にいれば、そのことは若い世代の邪魔になるだろうし、うざったがられるのだろうけれど、この国マレーシアはまだまだ発展途上の国、老いも若きもがむしゃらに頑張ってこその国、とすればある程度の出しゃばりも許されるのかも知れないと考えたわけです。

私はそんな私の余生のチャレンジをブログに綴り、私の可愛い孫たちに私の最後の生き様を、私がこの世から去っても半永久的にネット上に存在し続けるであろうこのブログを読んで、自分たちのDNAを知ってもらいたいと思っているのです。

もちろん、当面は私と価値観を共有できる人たちを発見したり、コミュニケーションを交わしたり、実際に交友関係を築いたりするツールにしたいとの思惑もあります。

私がブログを書く理由は、以上のようなことなので、ブログランキングなどを気にして、書いても書かなくてもいいようなことを毎日義務的に書くなんて絶対あり得ないのです。

単なる日常の出来事を義務的に綴る日記帳ではなく、なるべく独自性のあるコンテンツで、事実を偽らず、誤らず、それに時には分析や評価を加えたりして、読み手の興味をひくような、エッセイ集のようなブログにしたい。そして、そんなエッセイ集を通じて、私と言う人間の生き様や社会観・人生観などを読み手、ひいては孫たちに克明に伝えたい。そう思っています。



それにしてもザハリツ青年のトラベルログは、大陸の果てを彷徨う冒険サイクリストの過酷なサバイバル、圧倒的な大自然との出会いそして共生などなど、コンテンツをみてもクォリティをみても他に比類なき作品です。

↓「COLOURS OF AUTUMN」と題する直近のムービーです。この作品は彼のカメラに新たに装備したマジックランタンと言う新機能のテストを兼ねた短い作品なのだそうですが、秋色に染まった山肌や草花、エメラルドブルーの山岳湖、天空を流れる星空など、見ているだけで心が洗われます。



私は、今後も彼のフォローワーとして、彼のトラベルログをウォッチし続けると共に、可能ならば彼とのコミュニケーションも交わしたい、そんなことを考えている今日この頃です。

ではまた。。

追記(P.S.):今朝(2014.12.25)、ザハリツ青年にメールを書きました。曰く「あなたの作品は息を飲むほど美しい、30回以上見たが見飽きることはない、自分の若い頃をあなたに重ね合わせ、大陸を独りで旅すると言う叶わぬ夢をみている、今では私はあなたの熱心なフォローワーとなった、あなたとあなたの作品を私のブログで紹介したことを知って欲しい、可能ならいつかKLでお会いして直接話を伺いたい」旨を英文とマレー語のミックスでしたためて送信したところ、なんと昼前にザハリツ青年本人からの返信が届きました。

ザハリツ青年からのメール(訳文)です。

ハロー******
私の旅をフォローしていただき、そして私のフィルムを30回も見ていただき大変ありがとう。まもなくより短いフィルムを(トラベルログに)アップするので、さらに30回は見てもらいたい。また、あなたのブログで私の作品を紹介してくれて大変ありがとう、本当に感謝しています。ええ、絶対、あなたのブログを訪問しコメントを書きます。残念ながら、今、私はKLにはいません。ここ数ヶ月はキルギスタンです。そして世界を巡る私の(自転車)ライドを続けます。マレーシアに戻るまで、何年間も路上にいるでしょう。しかし、いつかは分かりませんが多分お会いできることと思います。ありがとう、そして今後も連絡を取り合いましょう。
ザハリツ

いやぁ、なんと素晴らしい若者なのでしょう。何よりも彼の誠意を直に感じて、私は心から嬉しくなりました。(彼は自分が書いたメールの訳文がこのようにブログに公開されるとは思ってもいない筈ですが、きっと許してくれると信じています。)(2014.12.25 23:40)


昨日(12月17日)は、マジュタワーのJPJにマレーシア運転免許証の更新に行ってきました。

マジュ(Maju)とはマレー語で"先進的な(Advanced)"とか"進歩的な(Progressive)"と言う意味ですので、"マジュタワー"を日本語に訳すとすれば"先進高層ビル"でしょうかね。

また、JPJとはマレー語のJabatan Pengangkutan Jalan Malaysia(マレーシア道路交通局)の略でマレーシア運輸省の道路交通行政部局の出先です。

JPJでは、運転免許証の交付手続きや更新手続き、車両登録関係手続き、道路税の支払い及び交通違反の反則金支払いなどができますので、マレーシア在住の日本人の方々で車を運転しておられる方は、多かれ少なかれ、誰でも必ずお世話になるところだと思います。

クランバレー地区(KL市内及び近郊地域)には、Wangsa Maju、UTC Pudu Sentral、Bandar Seri Permaisuri、UTC Sentul、Shar Alam、Petaling JayaそしてMaju Junctionに計7つものJPJがありますが、私の行き付け(?)は、私がローカルの若者たちに日本語を教えているパタマモールの近くで、毎回駐車場として利用しているマジュタワーの2FにあるJPJ Maju Junctionです。

今日は、そのマジュタワーでの少々尾籠(びろう)なお話を聞いていただこうかと思います。

マジュタワーの意味は"先進高層ビル"、その名のとおり外観↓はデザイン性にも優れとても立派です。

majutower01.jpg

↓マジュジャンクションから見たタワーの全体です。

Majutower02.jpg

このビルの地下駐車場からタワーのエントランスに至るルートは、私にとっては既に日常化した慣れた場所ですので、何も目には止まりません。しかし、普段1Fから上の階には滅多に上がらないせいか、ビル内のいろいろなところで、スマートな外観からはとても想像できないようなこと、例えば内壁のひび割れとか天井板の染みや汚れ、剥きだしの電気配線にドアノブの壊れ、そしてエレベータ内の階数表示の不具合などなどなどが多く目に付いて困ります。

もっともそう言うことは、なにもこのビルに限ったことではないのですが、それらを目にする度に、あぁこれがわが祖国日本との明瞭な差なのだと感じてしまいます。

タワーの2F(3階)にあるJPJは、いつか来た時のようには混んでおらず、30分程度の待ち時間でカウンターに呼ばれました。私の現在の免許証の有効期限はあとひと月弱、My better halfの有効期限は既に6ヶ月も前に切れていたのに気が付かずにいたのですが、そのことを何も言わずに係官にそっと提出してみました。

係官は手渡した免許証をじろじろと見ていたので、何か言われるかと構えていたのに何も言われることなく、更新手数料の150リンギ(5年分)×2を支払ってすんなりと手続き終了です。

期限切れなどの場合は日本だといろいろ面倒な手続きが必要なはずと思いながらも、こう言う時だけはこの国のおおらかさ(いい加減さ)に万歳です。

顔写真を撮影した後ほんの5分程度でホログラム加工型のしっかりした新免許証をいただきました。これでこれまでの安っぽいラミネート免許証とはおさらばです。

日本の場合はこんなに簡単に更新手続きができませんよね。必ず安全運転講習なるものを受けなければいけないし、いろいろと面倒です。もう一度言いますが、こんな時だけは、この国の簡便さ・おおらかさ(いい加減さ)に拍手喝采です。

ところで、この国の免許証更新などはこのJPJではなくPOS(郵便局)でもできるのですが、POSの場合は新型免許証への更新は無理。まだ古いタイプのラミネート型の免許証をお持ちの方は、POSではなく最初からJPJへ出向いた方が良いです。

とまぁ、新型免許証への更新手続きは思ったより簡単・容易にできたのですが、今日のお話はそのことではありません。

今までもこのブログにて、この国に移住してきて以来私が感じたことなどについて、思うがままありのままに書いてきましたが、その結果として、私が常に不平不満ばかり言っている一言居士に思われてしまうのは私の本旨ではありません。

私たち日本人の目から見たら、誰しもが感じるであろうことがらを、誇張したり脚色することなくありのままに書いているつもりですので、どうぞご理解いただきたいと思います。

以下のストーリィは、昨日のマジュタワーでの顛末です。



運転免許更新の後、近くの日系デパート、いや既に100%マレーシア資本だそうですから日系とは言えないのでしょうが(※)、その"そごう"デパートでの買い物を終え、車を停めてあるマジュタワーの地下駐車場に戻って来ました。(※そごうの商標その他は「そごうジャパン」からフランチャイズされているのだそうです-SogoKL Official Website)

ここの地下駐車場のパーキングレート(駐車料金)は土・日・祝日の場合は1日5リンギのフラットレート(均一料金)なのですが、平日はそうではなく、最初の1時間が2.5リンギ、その後は1時間に付き2リンギずつ加算されます。支払いはオートペイマシン(自動車駐車料金支払機)なので、各1時間を1分1秒でも過ぎてしまうと次の1時間分も容赦なく加算されてしまいます。

なので、細かいようですが、パーキングチケットに刻印されている入場時間を毎回必ずチェックして、無駄な駐車料金の支払いをしないよう(次の時間に超過しないよう)に自己の行動管理を徹底しているつもりです。(たった2リンギかそこらのはした金で、そんな大袈裟なとお思いでしょうが、これだって塵も積もれば山となる。私たち団塊世代の旧い人間は意外と節約志向なんですよ)

この日も、残り15分の余裕を持って地下駐車場のオートペイマシンに戻ってきました。

ところが、私の場合、食べると直ぐに通じがよくなる身体の構造にできてるらしく、案の定、急にNature's callがやってきました(尾籠な話ですみません)。でも、心配は要りません、まだ15分もあります。余裕で帰って来れます。

ゆっくりとした足取りで、マジュタワーLGフロア(地下1階)にあるいつものトイレに向かいました。

しかし・・、ん? "清掃作業中につき使用できません"の表示です。おっかしいなぁ、清掃作業中でもいつもは、使っていいよ、って言ってくれるのに・・・・と思いながら、同じLGフロアのもう一箇所のタンダス(マレー語でトイレのこと)に・・・・

Warning ( Do Not Enter Cleaning in Progress )


しかし、なんと、ここの男子用トイレはロックされていてドアノブが頑として廻りません。隣の女性用はちゃんと開いているのになんでだ・・・???

その時、私の後ろから小走りにやってきてこれに気付いた中国系と思しき中年男性、よほど逼迫していたとみえ、驚いたことに隣の女性用のトイレに入って行くのを見て唖然としました。(彼にとってはまさに非常事態であったのだろうから、これは許されて然るべきなのでしょうか?でももしそうだとしても私にはとても真似できませんけど)

いやオドロキました。しかし一体マジュのトイレはどうなってんだよ、、と思いながら今度はGF(1階)のトイレに向かいました。・・・・でもまだ10分もあります。まだ余裕です。しかし、私のNature Callはかなり厳しいものになってきています。

そして・・・・・おぉ良かった、GFの男子用トイレは通常どおりに開いていました。でも中に入ると手前の二つの個室は使用中、で、奥のもう1個は・・・・・・ホ、良かった空いてた、と素早く個室に侵入する私です。

で、でも、なんか、、、ヤ、ヤナ予感です、・・・・・・恐る恐る便座の蓋を開けてみて・・・やっ、やっぱり、、、予感が的中しました、、、前の方の残骸がしっかり残っていて思わず目をそむけたくなる惨状です。

でも、背に腹は変えられません。とりあえずズボンを下げつつ、座る前に壁のフラッシュボタン(プッシュボタン)を押してきれいに流そうとしたところ、な、なんと突然ゴボゴボと音がして、汚物入りの洪水が便器から今にも溢れ出てきそうになりました。

み、みなさん、この光景を絶対想像してはいけません。食事が喉を通らなくなりますぞ。

もちろん、年はとっても敏捷な私です。汚物入りの洪水まみれになると言う最悪の難は逃れましたが、こんなところではとてもミッションは完了できません。慌てて個室から飛び出しました。

お、おっ、しかし・・もう6分しかないじゃん。どうなってんだよ今日は、と呟きつつ、GFのインフォカウンター(マジュタワー案内カウンター)の中に座っていたマレー系のオネエサンに;

私:Why all toilets can't use?(注:この英語は構文や文法が正しくはないけど、この国ではこんな英語の方がよく通じるのです)
案内嬢:・・・・・・・・(無反応)
私:(通じなかったのかと思い、今度はマレー語で)Kenapa yang semua tandas tak boleh gunakan?(上の英語と同意)
案内嬢:そしたら、ムッとした顔で、No,it's not. Go to one level up.(そんなことないわ、2階に行ってみてよ!)

それを聞いた私は返事もせずに、エスカレーターを駆け上がりました。残すところ5分しかない。

・・・・・・・・し、し、しかし、なんと言うことでしょう。無情にも2階のトイレも男性トイレは全部使用禁止なのでした。

時計を見ると、その時なんと残り3分。絶対絶命・・・・と思ったその時、あら不思議、今まで盛んに吹き荒れていたNature callingがウソのように静かになりました。

おほっ、これならなんとか我慢して無事に家にたどり着けるかも知らん、そう考え小走りにオートペイマシンに戻り、しめしめ間に合った、、まだ2分もある、とホッとしたのですが、、ところがこれが本日最後の誤算でした。

おもむろにパーキングチケットを取り出してマシンに挿入、6.5リンギの料金表示を確認し、財布から先ず5リンギ札を取り出して札の投入口に差し込む私。。

autopay.jpg

でもこのオートペイマシン、機嫌が良い時は問題なく札を受け入れるのですが、機嫌が悪い時はなかなか札を受け付けず、何度挿入しても拒否されてしまいます。でもこのマシンの扱いには慣れてます。札をひっくり返したり、左に寄せたり、右に寄せたりして、いろいろ手を変え品を変えて挿入を繰り返すのですが、今日はよほど機嫌が悪いらしく、まったく受け入れてくれません。

=================================================
それにしても、この国にあるこの類のマシン、他にも電車の駅などに設置してあるチケットマシンとか、ショッピングモールにあるATMとか、壊れていて使えないものもあるし、動いていたとしても喜ぶのはまだ早い。どれも完璧ではなく、動作が決してスムーズではありません。でも、いつも感心するのですが、こちらの方って超が付くくらい忍耐強いですよ、辛抱強く、札やカードの出し入れを執拗に繰り返します。後で待っているとイライラするのですが、なかなか諦めずに同じ動作を何度も何度も繰り返すのです。

札の種類を変えてみるとか、札ではなくコインを入れるとか、なにか工夫すれば良いのにいつまでも同じことの繰り返しじゃ、マシンだって気分悪いんだよな、なんて後でつぶやいてみたりして。。。

で、前の人がついに諦めてマシンから離れると、ようやく私の順番です。私も同じように札を投入しちょいとおまじない(前の人とはちと違う)、あら不思議、投入大成功。。ほら見てみなよ、ざっとこんなもんだよ・・なんて、、こんな些細なことを得意がるなんて、最近の私は実に大人気ないなと、自分でも思います。
================================================

(で、話を元に戻しますけど)おいおい、なんだよ、なんだよと焦りまくる私ですが、結局このマシンには5リンギ札は受け入れてもらえず、OKなのは旧い1リンギ札と一部のコインのみ。だけど、それだけじゃ金額が不足するため結局支払い完了できません。見ると隣のマシンが空いたので、そちらに移ろうとしましたが、ガガーン、ついに時間切れです・・・・・・・今日は私の完敗です、予想だにしなかったこのマジュタワーの男子トイレ使用禁止事件のせい・・・です。

最初にも言いましたが、たった2リンギかそこらのはした金のことで、そんな大袈裟なこと言いなさんな、なんて言わないで下さいよ。これだって塵も積もれば山となる。ひねくれ団塊はこんなチンケなことにも滑稽なほどに真剣なのですよ。

それにしてもこの国のトイレ事情は、面白いと言うか、予想がつかんと言うか、はたまた、逆の意味では見事に期待に応えてくれると言うか、好奇心旺盛なこのひねくれをいつも楽しませてくれますね。

今までもこのブログではトイレに関することを何度も書いていますが、もう入ってびっくりの個室トイレには少々のことでは驚かなくなりました。ペーパーがなかろうが、便座が真っ黒になっていようが、外してあってなかろうが、水浸しになっていようが、最近ではこれが普通なんだと思うようになってきました。

でもこの国の都市ビル、外観は大層立派でも一様に中は不備だらけ、外観の割には金もかけてないなぁと思います。いやこの国だけでなく今まで見た中国や東南アジアの各都市の外見だけ素晴らしいビル群、みんな同じですよ。。

エレベータの階数ボタンを何度押しても表示がランプ切れで点灯しないなんてざらだし、そもそも階数表示の数字が何度も指でこすられて全く見えなくなってしまってる、なんてのも少なくない。エスカレーターだって肝心な時には停まってるし、店員にいろいろ聞いてもなんにも分からないし、ついには面倒がって適当にあしらわれてしまう。

これらはビルの運営管理や各ショップの問題なのでしょうけど、、、、、こんな時は日本がたまらなく恋しくなります。

でもね、誰に言われたわけでもなし、自ら志願してここにいるんだと、ことさら自分に言い聞かせ、なにを見ても聞いても腹だだたしく思わない、寧ろ何事にも耐える訓練をさせてもらってると感謝しつつ、今日も無事に家路につきましたとさ。。

以上、今日のしょうもないお話はこれで終わりです。ではまた。。





さて今日は、インドネシア・バリ島小旅行の顛末その2を綴ります。

先ず、コーヒープランテーションで衝動買いしたバリ島の地酒、Arak BaliとBlem Baliですが、試飲した時の飲み口がとても良かったことと、250mlと200mlの小瓶の割には結構高かったこともあり、これは家に持って帰って大事に(笑)飲もうと思いました。

ところがよく考えてみると、液体なので、こんな小瓶でも国際線機内持込のバッグには入れられない。しょうがないですね。少々のバゲージフィーを払ってでも持ち帰ろうと、持参のPCで機内預け荷物(Checked Baggage)への変更手続き(※)を始めたのですが、最後のオンライン支払いがどうしてもできないのです。(※エアアジア機ならではのことです。)

と言うのは、オンライン支払い手続きにはバンクから送られてくるセキュリティナンバーをキーインしないといけないのですが、マレーシア国外の通話圏外にいるためSMSを受信することができない。Emailなど他の受け取り方法があるか、いくら調べても分からない。

以前、日本などのマレーシア国外にいる時の、CIMB(別にCIMBに限らないのですが)のオンラインバンキングはどうすれば良いかのブログを読んだことがあるのですが、内容はすっかり忘れてしまっています。

結局、当日、エアアジアのカウンターで倍額のバゲージフィーを支払って手続きしたのですが、この件(※)どなたかご存知の方がおられましたらぜひご教示いただきたいと思います。(※海外でオンラインバンキングのためのセキュリティコードまたはワンタイムパスワードを受け取る方法)

ところが、そんなことまでして後生大事に家に持ち帰ったバリ島の地酒ですが、帰ってからいろいろ調べていたら、なんとこんな記事を眼にしました。

オーストラリアニュースコム(Australia’s number one news site)の記事抜粋

A TINY amount could blind you. A decent amount could kill you. And it may be lurking in your drink without you even realising.A travel insurer has issued a warning to Australian tourists about the risk of being poisoned by locally made alcohol named Arak Bali .
わずかな量でも失明するかも知れない。もっと飲むと死ぬかも知れない。それはあなたの気付かないうちにあなたの飲み物に潜んでいる。(オーストラリアの)旅行保険会社はArak Baliというバリ産の地酒によって毒殺される危険性について、オーストラリア人観光客に警告を発した。
(以下略)
-------------------------------------
要するに、Arakと言うバリ産の地酒のなかにはメタノール入りの危険酒が混じっている。今までそれを飲んで何十人もの観光客が死亡している。無色・無味・無臭のエタノールが混入された危険酒かどうか見分けることは大変難しい。特に瓶のラベルに製造所、製造年月、原材料名がなにも記載されていないもの、瓶のキャップが緩く、密封されていないもの、などは絶対に飲んではいけない、と言うものだ。

え?なんだって?危険酒だ?毒入りの地酒だって、まさか?

念のために、持ち帰った小瓶2本をチェックしたところ・・・・・・・な、なんと、まっまさにその通り。なんの表示も記されていない。しかも瓶の蓋が密封されてない・・・・・え、え、えーーーっ!!こ、これ毒入りの酒かよ。オー、ノォーー!!

オレってなんてバカなんだろう。こんなもの買ってきて、しかも、こんなものを持ち帰るためにいろいろ頭を悩ませたり、バゲージフィーを追加払いしたりして、あーぁ、またしても頭を抱えてしまう愚かで哀れな私でした。

でも、まだ名残惜しくて飾ってあるんです。今も目の前にあるんですけど、残念だけどそのうち捨てます。しかし、これを見るたびに悔しく、腹立たしい気持ち(これは自分自身に対してですけど)になります。



さて、バリ島2日目の最後はかの有名なケチャダンス(Kecak Dance)です。

ケチャダンスと言うのはバリ島で行われている伝統的な舞踊劇だそうですが、このことは、実は後で知りました。宿泊先のツアーデスクにお願いした「ツアー」は、私はすべてオールインワンの「ツアー」、つまりガイドの案内・説明つきのツアーと勘違いしていたのです。デスクの担当者に確認しなかった私も悪いのですが、そんなことをなにも説明してくれない担当者も担当者だと思いましたね。

この日の半日ツアー、実はツアーではなくて、単なるトランスポーテーションだったようです。このケチャダンスを観る寺院のような会場の入り口で、入場券は自分で買うようにドライバーさんに言われて初めて気がつきました。

なるほど、それで合点がいきました。このドライバーさんは、プロのツアーガイドではなく単なるドライバーさんだったのですね。だから、ニホンゴも英語も完璧ではなくて、なに言ってるのか訳が分からなくても文句は言えません。

さてそんな訳で、ケチャダンスの説明もなにも受けることなくまっさらの状態で観客席に座ってしまった私たちですが、すでに夜の帳も下りていて、サハデワ(Sahadewa,batubulan-Gianyar bali)寺院(?)の会場のステージでは↓こんな舞踊劇が始まっていました。

bali17.jpg

ステージでは、上半身裸でサロン(腰布)を巻いた数十人の男たちがあぐら座りで円陣を組み、ケチャ・ケチャ・ケチャと大きな声を掛け合っていて、その円陣の中で踊り子さんが踊っている、と言う、一種異様な雰囲気です。

bali18.jpg

古代インドの叙事詩、ラーマーヤナ(Rāmāyana)物語を題材とした舞踊劇だそうです。円陣の男たちはリズムを刻むだけでなく、劇の進行に伴い合唱したり、また様々な手や体の動きで、劇の背景としての表現も行うのだ、と後ほどしっかり学習しました。。

bali19.jpg

古代インドの国を追放された王子とその妻、そして弟が寂しく森の中で暮らしていたところ、妻が森の悪魔の王にさらわれてしまい、王子が森の猿と協力して妻を助け出し、最後に森の悪魔の王を滅ぼす、と言う物語だったようです。そんなあらすじを事前に知っていればもっと楽しめたとは思うのですが、なんせまったく白紙の状態ですから、せっかくの舞踊劇もさっぱり意味が分からずちょっと勿体ないことをしました。やっぱりこんな場合の事前学習は必須ですね。

まぁ、とりあえずどんな雰囲気だったのか、↓動画を撮ってきましたのでご覧下さい。



以上が初めて観たケチャダンス舞踊劇のリポートでした。



↓これはホテル屋上のプールです。この日、ツアーを終えてホテルに戻ったのはもう夜9時半を過ぎていましたが、火照った身体をクールダウンしようかと就寝前、いや寝酒の前にひと泳ぎです。

bali20.jpg

最近、私は屋上プールが大のお気に入りです。今回もエクスペディアで屋上プールのあるホテルを探しました。規模は小さいながらも、昼景、夜景とも抜群です。

夜はもちろん見えませんが、昼はこんな感じで目の前は海です。

bali21.jpg

こんな風に樹木の間からはサーフィンを楽しむ人たちも遠望できました。

BALI21-1.jpg



さて、3日目です。この日は夕方まで町歩きと雑貨屋ショッピング、そして夕方からサンセットディナークルーズです。

べノア港から乗船したクルーズシップはBali Hai Ⅱと言う名のしゃれた双胴船でした。

bali22-2.jpg

平日だったからか、それともローシーズンだからなのか、客は少なく、数えたところ20名足らず。こんな少人数では油代も出ないのではと気の毒なほどでしたが、それでもBali Hai Ⅱはべノア港を出航です。

べノア港のほぼ全景です。後から別の会社の黄色いクルーズシップが追いかけてきます。

bali23.jpg

↓この写真は、ブログのトップ画像に載せている写真です。べノア岬(Tanjung Benoa)に沈む夕陽を船の上から撮影したうちの一枚です。

bali24.jpg

さて船の中では、生バンド演奏つきのディナーブッフェの後、なんとキャバレーショーが始まりました。それにしても客の数よりスタッフの数の方が多いなんて、本当にお気の毒です。

お分かりですか?中央で歌っている女性?この人絶対オカマですよね。だって、先ず体格がいいし、声も太い。それに顔が怖い

bali24-1.jpg

そして、この人、この人もオカマ、いやレディボーイというのかな、さっきと併せてこの二人、絶対怪しい。以前、六本木のオカマバーでみた人たちとおんなじ。。実は、私はこの手は大の苦手なんです。見るのもあんまり好きじゃないのに、側に寄ってこられたら身の毛がよだちます。

bali25_20141212200008ca5.jpg

もちろん、こんなオカマさんたちだけではなく、真っ当なダンサーたちもいてそれなりのダンスショーも見せてくれました。これも動画を撮ってみましたのでご覧下さい。



↑上の動画の最後に映っていましたが、オーストラリアかどこかのオトーサン、引っ張り出された上に二人のオカマに腹まで触りまくられてお気の毒でした。その後、こっちには来るな、絶対来るなよって思ってたら、なんとやっぱり私のところに来て(観客が少なく、しかも男性の方が少ない)、目の前のテーブルの上にどっかと座り、両脚を開いてあの太い股で私の顔を挟みつけるのです。しかもすごい力。おいおい変なところに顔を押し付けるなよな、ったく。。。

でも私の顔がこいつの両脚の中心に触れた時、こいつは絶対女ではない、男だよ、そう確信しました。止めてくれよ、気持ち悪い、Help!と叫んだところで離してくれましたが、離れ際、こいつに顔を舐められそうになりました。もちろん一瞬でかわしましたが、こんな気持ち悪いのに舐められたら、男ひねくれ、一生の不覚でっせ。でも危なかったな。。。

いやはやこんなキャバレーショーを、ここバリ島のクルーズシップで見ようとは思ってもいませんでしたが、これも旅のひとコマ、良かれと思ってホテルに帰り、思い出したくもない光景を眼に浮かべながらしこたま寝酒を飲んで酔っ払って寝てしまいましたとさ。




次は、↑上の、決して上品ではないキャバレーショーの写真と動画を見ていただいたお礼と言ってはなんですが、これぞバリ島と言う絶景をご覧いただきたいと思います。

↓バリ島最南端に位置するウルワツ寺院(Uluwatu Temple)です。目の前に茫洋と広がるのはインド洋です。

bali26.jpg

高さ70mの断崖絶壁から下を覗いて見るとこんな感じ。海が見事な群青色に澄んでいて、これぞバリの海。ここはいい、海を見ているだけでリフレッシュできそうな気がします。

bali27.jpg

ウルワツ寺院から北方向を見ています。高さ70mの断崖と綺麗な海、とても絵になる景色です。

bali28.jpg

そして、最後は北側からウルワツ寺院方向(南方向)の断崖を見た写真です。断崖の岬のまさに突端に寺院が建てられているのがよく分かる写真です。(この写真は私が撮影したものではありません。ネット上から拝借したものです。)

bali29.jpg

以上、バリ島4日目のウルワツの絶景でした。

さて、最後の最後は、おまけになりますが、とても澄んだ音色のガムランミュージックです。↓この動画は、googoo888と言う方がユーチューブにアップされているものですが、一度聴いたら病み付きになること間違いなしの素敵なガムランミュージックです。ぜひ聴いてみて下さい。



いかがでしたでしょうか、インドネシア・バリ島の顛末その2を綴りました。今回の小旅行はろくに下調べもしないままに出かけてしまい、お陰でいろいろ反省点もありました。

でもまぁ、これも勉強、あれも勉強、そして終わり良ければ全て良し、もちろん無事に帰ってこれたのだから良しとすることにします。

ではまた。。

追記:早速、このブログの冒頭で書いた「海外等で携帯電話の通話圏外にいる時のCIMBのオンラインバンキングの方法」について、本ブログをお読みいただいた方からご教示をいただきました。iOSやアンドロイドのデバイスにCIMB Clicks Appをインストールし、Tac on Mobileの登録をしておけば、携帯電話の通じない海外にいても、TAC(6桁のTransaction Authorization Code)を受け取ることができインターネットバンキングが可能となるというものです。

ナルホドいいことを聞いたワイと思い私のiOSデバイス(ipod touch)で試してみようとしたら、なんとアプリは既にインストールされていました、と言うか、私が以前にインストールしたことをすっかり忘れていました。しかし、Tac on Mobileの登録は未了でしたので、直ぐ登録しましたが簡単に完了しました。

これで、今後はどこからでも(日本からでも)CIMBのインターネットバンキングが可能になったわけですが、まったく老年性健忘症とでも言うのか、あの時にこれを思い出していれば、あるいは無駄なお金を遣わないで済んだのにと情けなく思っています。

いずれにせよ、ご教示いただいた方、本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。(2014.12.13)


今日はインドネシア・バリ島への気晴らし小旅行の顛末記その1です。

インドネシアはマレーシアの隣の国ですが、正直言って、私はこれまで、同国とマレーシアは言葉や文化や人々のルーツなどもそっくりで、たいして違いはないのだろう位の乏しい知識しか持ち合わせていませんでした。

もちろん今回がはじめての訪問です。

誰でもそうだと思うのですが、外国に旅行する場合、私も、事前にその国の地理や歴史や文化や交通などを詰め込み学習して出かけるのがこれまでの常だったのですが、マレーシアでの日常が段々忙しくなってきて時間に余裕がなくなってきていることもあり、今回はほとんど学習することなくklia2を飛び立ってしまいました。

唯一事前に準備したことは、現地通貨のルピアとリンギット、それにリンギットとUSドルの為替レートのチェックとUSドルへの両替ぐらいなものです。(USドルは、インドネシア入国ビザ代の支払に必要な一人35USドル、二人分で70USドルです)

それにしても空港のマネーチェンジャーってレートが悪いですね。出発前に時間がなかったものだから、レートの良いミッドバリーに行く暇がなくて、バスに乗る前にKLセントラル駅のマネーチェンジャーをチェックしたらこれが余り良くない。

仕方なく最後にklia2にて両替したのですが、結局最悪のレートで交換するはめになってしまいました。やっぱりレートはブキビンタン>ミッドバリー>KLセントラル>空港だってこと、肝に銘じておかなければいけないですね。

その後、klia2からいつものエアアジア機(エアバスA320)でバリに飛んだわけですが、この出発が案の定大幅遅れ、搭乗待合室で、いつものことながらなんの案内放送もないまま延々と2時間も待たされました。

いつものこと、いつものことと思ってイラつかないようにはしてるのですが、いくら格安航空だからと言ってもこれは絶対良くないですね。いや、機材の運用に余裕がないのはわかるけど、せめて遅延の理由や見込みなどの案内放送ぐらいはなければいけないし、エアアジアもこの辺もっと真剣に考えないと将来も絶対安泰なんて言ってはいられないのではないか、そう思います。

さて、今回目的地のバリ・デンパサール空港ですが、KLからの飛行時間は3時間あまり。バリ島って、あらためて地図を見ると随分と東にあるんですね。

ところでマレーシアとインドネシアの時差ですが、恥ずかしながら私はいままでインドネシアが3つの時間帯に分かれていることを知りませんでした。首都ジャカルタの時間がインドネシア時間、つまりKLからは1時間遅れだろうと、とんでもない勘違いをしていたのです。(考えてみればインドネシアは東西に長い島嶼国、3つの時間帯があってもなんら不思議ではなく、まったくお恥ずかしい話です)

だから、経度的にはKLよりも随分東に所在するはずのバリ島の時間が、なぜ1時間も逆に遅れるのかと不思議に思ってました。

しかし、機内で機長の案内を聞いて、バリの時間はKLと同じ、つまり時差がないのだと初めて知りました。まぁ、KLとバリではかなり経度差があるのに時差がないなんてこともおかしな話ですが、これはマレーシア側の時間帯設定に問題があるので良しとしましょう。

予定の出発時刻から2時間も遅れてklia2を離陸したエアバス機は、約3時間のフライトで午後10時過ぎにデンパサール空港に着陸しました。

この後、入国ビザの支払いやイミグレーションなどをすんなり通過、空港内のマネーチェンジャーで当座必要な分のルピアにリンギットを交換し、タクシーチケット売り場でホテルまでのタクシーチケットを購入した・・・・いや購入するつもりでした。

はっきり言って私はこれまでの海外旅行でも、ボラレタと言う経験がまったくありません。タクシーでもレストランでもショップでもほぼ納得の行く支払いをしてきました。

ところが、ところが、今回初めて経験しましたよ、そのボッタクリってのを。

どういうことかと言うと、タクシーチケットカウンターはちょっと混んでいたため列の後に並ぼうとしたのですが、カウンターの中のオジさんがこっちにおいでと手招きをするのです。

私はてっきりカウンターが混み合っているから親切にももう一列チケッティングの列を作ってくれるのだろうと思いました。

そのオジさん、ニコニコ顔で、ハイ、20万ルピアです、って。

実はこの時、私は両替したばかりの10万ルピア札を3枚ひらひらさせながら右手に持っていたのです。それを目ざとく見つけたこの男はすかさず私に20万ルピアと吹っかけたのでしょう。

私は咄嗟にその20万ルピアの通貨価値判断ができず、そもそもこの彼がタクシーチケットカウンターの中にいたことから、当然チケッティングの係りだろうと思っていたので、ボラレテいるなんて露知らず鷹揚に頷きながら彼に20万ルピアを手渡しました。

そうです、お気づきでしょうが、彼はチケッティングの係員ではなくて、単なるボッタクリのタクシードライバーだったのです。

はい、それじゃ、こっちに廻って私について来てって、彼がカウンターを出てきた時に私も気付きました、あれっ、チケットはないの?なんで?

いやいや、私としたことが大失敗をしでかしました。あとで調べてみて本当に悔しい思いをしましたが、空港からホテル(クタ市内)までの標準タクシーチケット料金は5万5千ルピア(約550円)程度、とすると私は4倍近いボッタクリにあったことになる。

でも、なぜチケットカウンターの中に係りでもないあの男がいたのだろう?多分、カウンターは完全にクローズした状態ではなく、誰もが入り込める構造になっていたんですね、きっと。

いずれにしても私の凡ミスです。こんなことも事前にタクシー料金をチェックしていれば未然に防げたのにと反省しきりのインドネシア初入国初日でした。

その男のタクシーに乗ってホテルに行くまでの間、彼のなんと機嫌の良いこと、私もこの時はまだ4倍もボッタクラレタってことを知らずに、私の片言のマレー語を専ら褒めちぎる運ちゃんのインドネシア語に一生懸命耳を傾けていましたが、考えてみれば私ってつくづくBodoh(阿呆)ですね。

ホテルはエクスペディアで入念にチェックしたとおりにまぁまぁのホテル。

翌朝、早速目の前のビーチにでかけてみました。

↓ホテルの目の前に広がるクタビーチです。青い海と青い空、絵に描いたような南国のリゾートアイランドですね。

bali01.jpg

そしてまたまた地図を広げてみると、インドネシアって、赤道を跨いで北半球と南半球に分かれていてこのバリ島は南半球なんですね。どうりで、太陽が僅かに北側にある。。それにしても暑い、とても直射日光の下には居られないって暑さなんですけど、どうしてみなさんこうも炎天下で肌を焼きたいのかな。。私なんか、とっくに真っ黒肌で現地人とほぼ同レベルなので最近では専ら日陰に隠れていますけど。。
 
bali02.jpg

ここはクタの街です。やはり世界に誇る観光地だけあって、街並みは小綺麗でゴミなどもあまり落ちていません。KLよりもクリーンなような気がします。

bali03.jpg

街を歩く人々は、観光客がほとんど。。中でも目立つのは恐らくオーストラリアからと思われる白人系。↓このような褐色肌の方たちはあまり見かけませんでしたね。

bali04.jpg

しかし、街歩きで感じることは、どこでも片言の日本語で頻繁に声掛けされること。路側で客待ちのタクシードライバー、路端の物売り、ショップの店員、レストラン、その他あちらこちらで、ニホンジン?ワタシ、ニホンゴデキル、ドコイクノ?などとなんとも五月蝿くて敵いません。

↓木陰で客待ちの馬車からも、オイ、ニホンジン、コッチコッチ、ニホンゴOK、なんて声がかかります。この件、あとでツアーのドライバーさんから聞いたのですが、Baliは以前もっともっとたくさんの日本人観光客で賑わっていて、そのためカネになる(?)ニホンジン観光客を捕まえようと誰もが必死にニホンゴを憶えたのだそうです。ところが近年、円安の影響なのかどうか激減してしまい、その需要も減ってしまって・・・・・とのこと。なるほど観光産業ってつくづく難しいものだと思ってしまいます。

bali05.jpg

↓ここは裏通りの雑貨屋さん。どこにも同じような民芸品やお土産が売られています。いかにもインドネシアの雑貨屋さんって感じですよね。

bali06.jpg

↓これは確か裏通りにあるペンション風プチホテルだと思いますが、いい感じですね。

bali08.jpg

その近くには、トリップアドバイザーで高評価のFAT CHOWと言うアジアンレストラン。

bali09.jpg

ちょっと中を覗いたら白人系の観光客でいっぱいでした。私たちは結局ここには行かずじまいだったのですが、どうもトリップアドバイザーとか、いわゆるクチコミサイトの評判を頼りに行ってみてもやっぱり当たり外れがあるし、そもそも味覚なんてのは個人差があって当然なのだから、私は特に拘泥しないことにしています。

bali10.jpg

さて、早速にホテルのツアーデスクで3日分のツアーを予約しました。ここにやって来るまでなんの準備も考えもなかったし、それにちょっと街歩きを始めた途端に汗だくになるし、いや疲れること疲れること。なのでツアーデスクにお願いした方がマッチベターと判断したのです。

第一番目のツアーは午後半日のツアー、クタの町の北に位置するウブドの寺院などを巡り伝統舞踊などを鑑賞するコースです。

↓これはDewa Putu Torisと言うアートギャラリー。クタ郊外のカンポン(田舎町)にあって、入り口はこんな風、言われなければアートギャラリーだなんて全然分かりません。

bali10-1.jpg

ところが中に入ってみてビックリ。重厚な木製の美術品や夥しい数の水彩画や油絵が展示・販売してありました。

bali10-2.jpg

見て下さい、入り口からはとても想像できないほど中は広いのです。安くするので買って行ってよと言われましたが、運べないから要らないなどと口から出まかせを言って逃れてきました。

bali10-3.jpg

寺院めぐりの初っ端は、ウブド(Ubud)のバツアン寺院(Batuan Temple)です。ラッキーにも年に一度の祭礼に遭遇したようです。

bali11.jpg

お揃いの黄色の衣装を纏った大勢のご婦人方が、頭上に段重ねの貢物を載せながら一列になって寺院の入り口に吸い込まれていきます。

こっ、これは、なに?なんのための祭礼?と、案内のドライバーさんに尋ねました。彼のニホンゴは一見とても流暢に聞こえるのですが、なかなか肝心なところや機微なところが理解困難です。英語はほとんどダメと言う彼(別に日本語スピーカーを要求したわけではない)なので、こちらとしては彼のニホンゴのキーワードを元に想像を逞しくするしか手はありませんでした。(私の英語もネイティブが聞いたらこんなものではないかと冷や汗が出てきますけど・・)

bali12.jpg

ここで気がついたのですが、ここってイスラム教じゃなくて、ヒンズー教なんですね。ホテルに帰ってから調べて判ったことですが、インドネシアって、1万5千もの大小の島々から構成されている島嶼国で、人口は2億5千万、民族(部族)数だってマレーシアなんかよりも遥かに多い3千以上の超多民族国家。そりゃ宗教も様々ですよね。

bali13.jpg

私は、インドネシアって、ずっとイスラム教国だとばっかり思っていましたが、国教を定めているわけではなく、信教の自由を完全に認めている国なんですね。イスラム教国ではなく、世界最大のイスラム教信者を抱える国と言うのが正しいのだと知りました。他にキリスト教やヒンズー教やその他の伝統信仰などが混在しているのですが、このバリ島はほとんどがヒンズー教徒だそうです。ドライバー氏もそうだと言っていました。

bali13-1.jpg

↓なにやら賑やかな音楽が聞こえてきました、マレーシアでよく耳にするガムラン音楽のようですが・・・・動画を撮りましたのでとりあえずご覧下さい。



ガムラン音楽って、調べてみたらどうやらこのインドネシアが本家らしいですね。バリ島には数十種類のガムランがあり、ヒンズー教の寺院の祭礼や冠婚葬祭などで演奏されているのだそうです。

bali15.jpg

観光客もサロンと言う腰巻きのような布を巻かされ、無料で寺院の中(敷地)に入ることができますが、実際に祭礼が行われる場所には立ち入りできません。大勢の女性達や頭に白布を鉢巻状に巻いた男たちがなにやら準備をしている模様なのですが、案内のドライバー氏の説明が難しくてなかなか理解が困難でした、と言うかほとんど解りませんでした。

すれ違ったおじいちゃんと孫、なんとなく親しみを感じて写真撮っても良いかと尋ねたら、人が良さそうなおじいちゃん、恥ずかしそうに孫と一緒にポーズを取ってくれました。

bali16.jpg

バツアン寺院を出て、次にやってきたのはローカルのコーヒープランテーション兼販売所です。私は、ドライバー氏が、ちょっとバリのコーヒーでも飲んでみませんかと言うので、てっきりコーヒーショップ、いわゆるカフェにでもつれていってくれるのかと思っていましたが、違いましたね。以前も同じような経験(ガイドからコーヒーショップに案内すると言われてついて行ったところ、そこは喫茶店ではなくてコーヒー豆や粉を売っているお店でした。もちろん味見はできたので確かにコーヒーを飲めるところには間違いありませんでしたけど・・・)をしたので、これからはもう騙されないぞとは思いますけどね。

bali16-1.jpg

↑上のおにいさんはこの販売所に勤めている若者で、他には客が誰もいなかったせいか、次から次にコーヒーの味見をさせてくれました。お陰で、買ってあげないと可愛そうかと思ってしまい、高いコーヒー豆(なんとワンパック3000円超)を買うハメになったことは、やっぱり反省しないといけないと思っています。

そして、ここでさらに反省しなきゃいけないことに遭遇しました。

↓それはこれです。↑上のテーブルの右端にこの小さなビンが置かれているのがお分かりでしょうか。

bali16-2.jpg

おにいさんに、これは何?と尋ねてみたのが失敗の始まりでした。

え、これは、いわゆる地酒ですよ、とっても美味しって評判のお酒ですからどうぞ試してみて下さい、だと。。

へ?ジ、地酒って?こ、これ、アルコールなの?

考えたらなにも不思議なことではないはずなのに、まだ頭がコンフューズしていてイスラム教国なのになぜ?なんて思ってるバカ。イスラム教国じゃないんだよ、ここは。ましてこのバリはみんなヒンズーなんだよ。だから、いいのっ。。

ハハ、オレって地酒なんてワードを聞くとなぜか興奮してしまって正常な思考回路が機能しないらしい。

じゃあ、とばかりにチョピット試飲したこのArak BaliとBlem Bali・・・・・・・・ん?ん、ん、んんん、チ、チョー、うめぇ。。。

これ、こ、こ、ここで売ってるの?と、おにいちゃんにド、ドモリながら尋ねるバカなワタシ。

もちろん、あっちに売店がありますからどうぞ、どうぞって・・・・・ハイ、カモいっちょー上がりぃってか?

こんなちっちゃな小瓶だからいくらもしないだろうなんて思ってたけど、カード決済して領収書を見たら小瓶2本で35万ルピアほど・・・・  とすると日本円で約3500円、ってことは、え、え、えーっ、250mlとか200mlの内容量からしたらとんでもないボッタクリ価格でないかこれは。。

でも支払いもしてしまったし全ては後の祭り。結局このプランテーション内の売店では高すぎるコーヒー豆とボッタクリ値段の地酒を買わされて、少々意気消沈して次なる観光地に向かったのでありました。

(その2に続く:その2ではArak Baliが実はとんでもない危険酒と分かったこと、そんなことも知らずに後生大事に持ち帰ろうと機内預け荷物にチェンジしようとしたが、オンライン支払いができなくて結局当日カウンターで倍額のバゲージ料を取られてしまったこと、さらにはクルーズシップ上でオカマに危うく顔を舐められそうになったこと、そしてウルワツ岬の絶景などを綴ってみたいと思います。)

ではまた。。