2014.05.31 KLIA2(番外編)
klia2シリーズは前回で終わりにしようと思っていたのですが、先日、実際にエアアジアでklia2から羽田を往復してみて、いろいろ感ずるところがありましたので、それを番外編として綴りたいと思います。

5月2日に開業したklia2は、ご承知の通り最大ユーザーのエアアジアグループが5月9日に旧LCCTからの移転を完了し、いよいよ本格稼働に入りました。

新聞報道などによると、その後2週間足らずでklia2の航空旅客数のピークが16万人に達したそうですので、先ずは順調な滑り出しと言えそうです。(参考:航空旅客数については、我が国トップの羽田が1日平均約17.5万人ですので、KL国際空港第2ターミナルであるklia2単独としては良い数字だと思います)

しかし、一方で早くも問題も表面化してきているようです。特に、誘導路やエプロンの凹み(地盤の部分沈下?)により、地上滑走中の航空機が激しく上下に揺れたり、エプロンに駐機中の航空機が独りでに動いてしまったり、誘導路やエプロンなどに水溜りができるなどの不具合がエアライン側から指摘されているようです。

それにしても面白いのは、ここでもまたエアアジアと空港管理運営会社による言い争いのような記事が各メディアによって報道されていることですね。(エアアジア側が不平不満を言い、MAHB側がそれに反論する構図の記事です)

まぁ、でも安全性に関することですから、お座なりの対応は決して許されることではありません。
例の口ひげのヒシャムディン運輸相代行が、またまた民間のコンサル会社とICAO(国際民間航空機関)の検査チームに再度の点検・評価を依頼したようですが、当然必要なことと思います。



さて、主題のklia2の利用雑感に入ります。

klia2からの出発の際、実は長年愛用してきたキャノンのデジカメが突然壊れてしまい、写真を撮ることが出来なかったので、以下はすべて到着時の記録です。(日本で新しいカメラを購入しました)

羽田からのエアアジアX、D7 523(A330-300)便は、定刻より少し早い朝5時55分頃にKLIA第3滑走路(RWY33)に着陸しました。南側からRWY33への着陸でしたので地上滑走の時間も極めて短く、あっと言う間にランプインし、6時少し前にklia2の国際線到着ゲートに接舷しました。

なお、RWY33(Runway33)と言う新滑走路の名称ですけど、33の数字は滑走路の磁方位(3桁の数字)を上2桁数字で表したものです。つまり、klia2用の新滑走路は磁方位330°(反方位は150°)と言うことなのですが、実は、私はこのことを非常に気にかけてました。と言うのは、KLIAの既存の滑走路はRWY14L/32RとRWY14R/32Lの2本の並行滑走路ですし、新設滑走路もどうやら並行滑走路のようなので、すると計3本の並行滑走路ができることになり、その場合のそれぞれの滑走路名称は、ハテ、どうするのだろうかと興味津々だったのです。

そしたら、まったく並行ではなく、ちょっと方向がズレていたのですね。しかし、これって、まさか、名前付けに困るからワザとそうしたのではないでしょうね。普通、滑走路の方向は年間平均風向で決まるはずと理解しているので、マクロ的に見れはごく近接した地点で、平均風向が異なるなんてありえるのかなぁなんて思ってしまいますけどね。

ま、しかし、こんなことは普通の人にとってはどうでも良いことだろうと思いますので話を元に戻します。

着陸後の地上滑走時間だけでなく、出発の際の地上滑走時間も、以前のLCCT時代よりも随分短くなったように感じました。(我が国の羽田空港では、着陸後の地上滑走時間が果てしなく長くて、京急線や山手線の終電に間に合わないのではとイライラしてましたので、それに比べれば雲泥の差があります)

6時5分、飛行機を降り、ボーディングブリッジを通ってピアに上がります。外は小雨のようでしたが、以前であればタラップを降りて外を歩かなければならず、雨天の場合は濡れていたことを思うと、ありがたいことだと感じました。

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国際線ピア(L2)に出て来ました。うへぇ、ここから随分歩かなきゃいけないなと、ちょっとうんざりです。

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壁のバゲージインフォメーションボードを見ると、バゲージレーンは7と表示されています。時計は、6時10分を指していました。

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長い通路を覚悟を決めてひたすら歩きます。(実は、出発の際も、ここら辺(P10)まで延々と歩かされ、まだかまだかと思ってました。)

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↓どうやらピアの突き当たりのようです。(ここはピアの付け根でサテライトビルの入り口付近になります)サインボードの標示は、国際線/国内線乗り継ぎ及びイミグレ・バゲージリクレイムの方向を指しています。

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右に曲がって直ぐ左に折れます。

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ピアの大きなガラス窓から見ると、外はまだ真っ暗です。雨は止んでるようですね。

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サテライト内の通路を通ります。スカイブリッジの向こう側、国内線ピア方向のショットです。管制塔も見えてますが、ブルーの光がなんとも幻想的です。

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サテライトの通路をまだまだ歩きます。向こうに見える時計の針は6時20分を指してますが、ここまで、もう10分も歩いてます。

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ふぅーっ、ようやくスカイブリッジの2Fに上がるエレベータの前に来ました。
このリフト(エレベータ)か、隣にある長いエスカレータのどちらかに乗ってスカイブリッジ2Fに上がります。でも、エアサイド内トローリィ(カート)はここまでです。ここから手荷物は文字通り手で運びます。(これが意外と大変だったんです。なんせお土産バッグを入れて4つも持っていたのですから)

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国内線乗り継ぎ及びバケージリクレームなとのアライバルホール方向を標示しています。(国際線乗り継ぎ待合はサテライト内ですので既に分岐しました)

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さぁ、ここから長さ約300mのスカイブリッジを渡ります。覚悟してください、動く歩道は、途中の60mしかありませんから、頑張って歩きましょう。

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ほらね、歩く歩道を下りた後もまだ先が見えないぐらいずっと歩くんですよ。

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ふぅー、ようやく、アライバルホールに到着ですね。

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アライバルホール、つまりメインターミナルのL2に着きました。イミグレ、バゲージリクレイム及び国内線への乗り継ぎはこちらとサインボードが示しています。時計を見ると、現在6時30分過ぎです。

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おっと、国内線への乗り継ぎは真っ直ぐ、イミグレ、バゲージリクレイムは右方向だそうです。

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イミグレカウンターです。外国人パスポートレーンも空いていてすんなりパスです。これはgoodでした。

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そして、バゲージリクレイムに出てきました。現在時刻、6時33分。レーン7にはまだ、ほとんどバゲージが流れていません。klia2の全自動カーロセル(ベルトコンベヤーのこと)では、到着後15分以内に荷物が受け取れるとの謳い文句だったように思うのですが、既に到着から30分以上も経ってるのに、まだ荷物はほとんど出てきてないです。

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まっ、しょうがないでしょ、まだまだ初期段階ですから、みなさん大目に見てあげて下さいね、と言いつつも、実は私はバゲージ受け取りにさらに15分も待つハメになってしまい、正直言ってブリブリでした。なにが全自動なんだかね。。

次はカスタムです。見ると結構長い列が出来てました。

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長い列の原因が分かりました。全てのバゲージがX線検査機を通るのです。もっともこれが本来あるべき姿なのでしょうが、以前のLCCTではほとんどなんの検査もなしでしたからね。これって、MH370の事件以来のことなのでしょうか。。カスタム通過6時55分。

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おぉ、やっと国際線アライバル出口に辿りついたようです。

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長かったですね。時計を見ると、7時ちょい前ですから、ここまで約1時間近くかかった訳で、写真を撮りながらゆっくり歩いて来たにせよ、ちょっとかかり過ぎだと思いませんか。

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この前のオープンデーの時には気が付きませんでしたが、出口の向こうにmaxisのホットリンクショップがありました。旧LCCTには到着出口に至る間にいくつものモバイルショップが並んでいて、結構便利な気がしていましたが、klia2の場合は全部出口の外です。

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さぁ、Gateway@klia2の中を真っ直ぐにバス乗り場に向います。

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大きなトローリィを押しながら足早に進みます。

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途中、ATMも、もちろんありました。

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当然両替所も開いてました。て言うか、24H営業なのだと思います。

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早くもスーパーマーケットもオープンしてました。

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ここは24Hオープンではないはずですが、もうオープンしているということは、7時オープンなのでしょうかね。ジャヤグローサー(Jaya Grocer)と言うスーパーマーケットですが、輸入品もお土産品も日本食材も生鮮品の品揃えも豊富です。店内には、食事のスペースもあるそうで、お店で買ったお弁当などを食べたいときはチョー便利ですよね。

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ここにもモバイルショップがありました。

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大型トローリィを押してますので、L1のトランスポーテーションハブのバス乗り場に降りるにはリフトを使った方が良さそうです。でも、このリフト、ボーっとして歩いていると見逃してしまいそうな場所にあるので要注意です。

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リフト待ちの間、後を振り返るとできたばかりのはずの白い壁が随分汚れていて、なんだかなーと思ってしまいました。実はこのことは、ここだけでなく、KLIA2の至るところで感じましたので、昨晩、通って来た羽田とはこのあたりが決定的に違うのだなぁと考えてしまいました。

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LIのバスチケット売り場でRM10のセントラル行きのチケットを買い求め、既に客待ちをしていたエアロバスに乗り込みました。時計を見ると、時刻は7時20分でした。

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と、ここまでklia2に着陸してからKLセントラル行きのバス乗車までを、順を追ってリポートしましたが、降機してからバスに乗るまで、1時間20分もかかってしまっているんですね。もちろん、歩きの遅いmy better halfと一緒ですし、私もところどころ写真を撮りながらでしたので、他の人よりは余程ゆっくりになったとは思うのですが、それにしてもちょっとかかりすぎかなと思います。

そうは言っても、今更これ(エアポートデザイン)を改善しろなんてことは言える筈もないので、我々利用客はこのことを承知した上で行動する以外ないのだと思います。

出発にしてもエアサイドに入ってからゲート到着まで最低30分はみておかないと、出発時間に間に合わないなんてことになりかねないし、到着時の待ち合わせ時間なども余裕をもった時間計画を心がけたいものです。

それと、かなり長い距離を歩きます(動く歩道はホンの一部しかありません)ので、歩き易いシューズがベターですよね。それを知らずにハイヒールなど履いていたらかなりしんどい経験をされると思うのですけど・・・。

さぁ、みなさん、klia2では健康維持のためのGood Exerciseができるのだと割り切って、積極的に脚を鍛えるようにしましょう。(笑)



最後に、これはおまけですがラウンジ(Lounge)のことです。まだGateway@klia2のL2Mにあるプラザプレミアムラウンジ(Plaza Premium Lounge)は営業開始していないようです。

他の人のブログを読むと、エアサイドにあるプラザプレミアムラウンジは既に営業を開始しているらしいのですが、私が実際にこの目で確かめたわけではないのでよく分かりません。

klia2の癒し系のプレイスは旧LCCTとは比較にならないほど充実しているようです。

先ず、サテライトビルのL3にはサマサマエクスプレス(Sama sama express klia2)と言うエアサイド内ホテルがありますし、併設のラウンジもあって有料ですが誰でも利用可能ということです。

その他、プラザプレミアムラウンジがサテライトビルL3とGateway@klia2のL2にそれぞれあります。HPによれば5月中旬にオープンとありますので、既にオープンしているか、あるいはまもなくと言うことなのだと思います。

その他、Gentingカード系のゲンティンラウンジ、The Bar、The Green Market、Wellness SpaといずれもサテライトビルのL2とL3にあるらしいのですが、詳しい場所やオープンしているのかどうかは確かめていません。

それと、国際線/国内線の乗り継ぎコンタクトピアにもなにか癒し系のプレイスがあるらしいのですが、良く分かっていません。

どなたか、このklia2の癒し系プレイスについて、場所や営業時間、内容や利用料金、利用できるプリビレッジカードの種類などの詳細情報をまとめていただけると大変嬉しいのですが・・・。(他力本願ではダメですかね)

以上、今日はklia2の番外編として、先日実際に利用してみた結果に基づき、その雑感や気付きなどを綴ってみました。

ではまた。。。
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昨日無事にKLに戻ってきました。

日本では今回もあちらこちらに飛び回り、余裕のない毎日を過ごしていたため、ブログの更新もなおざりになっていました。(10日以上も更新をサボったのは今回が初めてです)

しかし、5月2日に開業したばかりのKLIA2から飛び立ち、またKLIA2に舞い戻ると言う、自称KLIA2ウォッチャーの私としてはほぼゴールに近い計画的仕業であった訳ですが、実際に利用してみると、やはりいろいろ感ずるところはありました。

でも、そのことは次回のブログに書くことにして、今日は、富士山麓の癒し旅を綴ります。

私の旧い友人のT.S君から、「富士の裾野に別荘を作ったので是非遊びに来いよ」と以前から強く言われていたこともあり、訪ねてみたのです。

実は、今時の日本は天候も穏やか、空も澄み、樹木も青々として一番いい季節のはずと決めてかかっていて、帰国後まもなく、一時帰国の主目的である墓掃除と墓参のため、故郷の酒田に嬉々として向ったのですが、残念ながらまるで凍えるほどの氷雨と強風で、全身ずぶ濡れとなる悪天に見舞われ、当然の帰結として、楽しみにしていた鳥海山との1年ぶりの出会いも叶わず、とても残念な思いで東京に戻りました。

私の場合、いつの頃からか、山が心の癒しになってしまっていて、山に登ること、それが叶わぬ場合はせめて山を見るだけでも癒しを感じるほどなのです。

鳥海山は見れなくて残念だったけど、T.S君の別荘から雄大な富士山が見えるかも知れない、そう考えただけで私の心は少年のように弾みました。

↓これが静岡県裾野市にあるT.S君の別荘です。彼の自宅は横浜にあるのですが、定年後は「大自然に囲まれた暮らし」、「静かな場所で趣味に生きる」と言う彼の夢を実現したのだそうです。

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明るい雑木林に囲まれ、広いウッドデッキを備えた彼のセカンドハウスはまるで夢のようでした。
そして、つい、自分の生きかたが間違っているのだろうかと、考えてしまいそうでした。

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着いた当日は、高曇り時々小雨がぱらつく空模様。ところどころ富士山は朧気に見えてはいたものの、私としてはもっともっと雄大でくっきりとした富士山を期待していただけに、ちょっとがっかりです。

T.S君に連れて行ってもらった近くの日帰り温泉からも富士山が見えたことは確かなのですが、空の色と山の色がマージしてあんまりパッとせず、しょうがない、明日に期待しようとなったわけです。

ところが、予報は曇りのち雨、あーあ、今回はどうしても山には恵まれないのかとガッカリ、その夜は美酒美食をしこたまご馳走になって酔いつぶれてしまったのですが、なんと一夜明けたら驚き桃の木山椒の木、すっきりの青空ではないですか。

これ、天は我に味方した、大袈裟に言えばそんな心境でしたね。

早速、T.S君の車に同乗して、富士山麓を巡る癒し旅に出発です。あっ、そうそう、朝、出発前にいただいたT.S君手打ちの蕎麦と手製の蕎麦つゆ、なんとも見事な出来映えで、蕎麦大好き人間でもある私としては幸せ過ぎるひと時でした。T.S君、素晴らしいおもてなし、本当にありがとう。

これは、富士スカイラインの登り口付近からのショットです。
300年前に噴火したと言う宝永山(側火山)が右手前に見えています。

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そして、富士スカイラインの終点、富士宮口5合目駐車場(標高2400m)にやってきました。
もちろんここからは頂上はまったく見えませんが、まだ雪渓も残っていて、かつて鳥海山で慣れ親しんだ山スキーをとても懐かしく思い出しました。

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後を振り返ると、雲海の彼方には南アルプスの山々が望めました。

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↓これは富士宮登山口の登山道を阻む雪槐です。
がちがちに凍りついたこんな雪の塊も、なぜか無性に懐かしく、思わず頬ずりをしたくなるほどでした。

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富士スカイラインを下り、次にやって来たのは御殿場市中畑付近、小さな公園の見晴台から見る富士の姿はまるで絵のようでした。

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見ると、富士の右手、つまり山中湖方向に雲が湧いてきています。これは多分南風が強まってきていることだろうと判断し、東富士五湖道路を経由して富士吉田方向に向うことにしました。

↓これは、昨日からブログのトップ画像としてアップしたものですが、デジカメ撮影ではなかなか難しいとされる富士の雄大さ加減をある程度は表現できたかなと自己満足しています。

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東富士五湖道路を富士吉田で下り、今度は山中湖方向へ逆戻りです。
途中の忍野八海に立ち寄りました。ここは昔、何度も来たところです。私は昔から冷たくて手が切れるほどの清らかな水が大好きで、鳥海山麓の湧き水を汲みに冬場も厭わず出かけていたことを思い出しました。(そんな私が、まるで正反対のマレーシアにいること自体変ですよね)

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忍野八海の中の湧水池とその側の田舎家ですが、こういう風景に心の癒しを感じるとは、私も年相応なのですね。

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さぁ、そして段々雲も多くなってきました。
ここは山中湖と富士山がとてもきれいに一望できるベストスポットです。

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湖岸の砂地に下りて、静かな湖面と秀麗な富士山を眺めながら物思いに耽っていたら、向こうから、一羽の白鳥さんがやってきました。黙って見ていると、私の直ぐ側まで来て、私をじっと見つめ、そしてなにか盛んに話しかけられている気がしました。(もちろん餌の要求と直ぐに気付きましたが、あいにく何も持っていません)

コレ↓、遥か彼方の対岸にはスワンの形をした観光船も見え、なんとも珍しいショットが撮れたものだと思っています。

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この白鳥さん、私になにか美味しいものでも貰えるものと思っていたらしく、しばらく私の目の前で愛想していましたが、何も貰えないと分かると、厭味ったらしく、私の前で餌をとる仕草を盛んにしながら次第に遠ざかって行きました。

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昨年、世界遺産にも登録された富士山。その秀逸さは抜群で何度見ても誇らしく思います。

↓この写真は、富士山がUNESCOにより世界遺産に登録されたことを報じるANN(Australia Network News)に掲載されたものですが、上空から見る世界のMt.Fujiの、息を呑むような美しさに驚いたことを思い出します。

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今日は、そんな富士山の南麓から富士宮口5合目に登り、そして東富士五湖道路を走り北富士を眺めました。
忍野八海の冷たい湧き水も、山中湖の静かな湖面や白鳥さんも、そして山中湖から仰ぎ見る北富士の厳かなことも、すべてが私の心の癒しとなりました。

ありがとう富士山、そしてありがとうT.S君、今日は本当に素敵な癒し旅でした。


私は、実は若い頃からそれはそれはひどい肩こりに悩まされてきたのですが、こちらに来て何が一番良かったかと言うと、何を隠そう、マッサージ屋さんが日本よりもずっと安いことなのです。

ずっと前タイのバンコクに旅行した際、ツアーの合間にタイ式マッサージを受け、格安で、ここは天国かと思うほど気持ちの良い経験をしましたが、ここクアラルンプールでも、バンコクほどではないにしろ、日本に比べればずっと安くマッサージを受けることができます。

以前のブログで紹介しましたが、私がローカルの人たちに日本語を教えているパタマモールのブラインドマッサージ、これまで何度も通い、今では顔馴染みの按摩さんもいるほどです。

でも1時間50リンギ(約1500円)の出費は、日本に比べれば格安(約1/3~1/4)ですが、こちらの物価を考えれば破格と言うことでもありません。私としては、もっと安く、かつ長い時間あの気持ちの良いマッサージを受けたいと、常に願望しているのです。

なので、いつもそう言う目で、当地の情報誌を読んだりネット上を徘徊しているのですが、聞いてください、ついに見つけたんですよ。

と言っても、このお店は情報誌やネットで発見したのではなく、日本人コミュニティの中の知人に聞いたものなので、「そこ知ってるよ」って言う方もおられるかも知れないのですが、自分で実際に行ってその安さと良さを確認してきましたので、まだご存知ない同好の方たちに早速お知らせしたいと思います。

場所はペタリンジャヤですから、私の住むモントキアラからはちょっと遠くて14~5kmぐらいでしょうか。
でもスバンジャヤとかサウジャナにお住まいの方なら多分直ぐですよね。

マッサージ店の名前はEMERALD TOUCH(エメラルドタッチ)、なんとなく渋谷かどこかにありそうな、ピンクの香りもしてきそうな名前ですけど、ここはれっきとした健康マッサージ店です。

例によってガーミンNaviに座標値入力で、迷うことなくお店の前に一発到着です。(座標値は最後に載せてます)

ここです、エメラルドタッチ。ショップロットの一角でデカい看板を掲げているお店なので直ぐ分かります。

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駐車場は、比較的ゆったりとしたコインパーキングが店の対面にあるのですが、ここにあるチケットマシンはどういう訳か全部壊れています。

お店の方にそのことを尋ねると、気にしなくて良い、無料駐車OKとのことです。いつもながらこの国のいい加減さと言うか、大らかさには呆れますが、最近ではそのことを心地良く感じている自分にも呆れています。

お店のガラスドアを押して中に入ると、こんな感じでマッサージ椅子がズラリ。この写真は帰りがけに撮ったもので、閑散としていますが、私がMy Better Halfと午後3時過ぎに到着した時は椅子が全部埋まっていて、待っている方たちもいる様子でした。

左奥のデスクに座っている受付の女性に、電話予約(前もって電話予約しておいたのです)の件を告げると、直ぐ2階に通されましたが、後で聞いたら、男性のみは1階、女性のみや夫婦などのカップルは2階でマッサージを受けることになっているとのことでした。

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外階段から2階に上がりましたが、2階の雰囲気もなかなかGoodです。男女別のマッサージ服に着替えさせられ、それぞれ女性には女性の、男性には男性のマーサージ師さんがつきます。

ここはパタマのブラインドマッサージと違ってマッサージ師さんが男女とも若いのですが、技術が同じなら若い方がMuch Betterと私は思います。

最初はフットマッサージ1時間、次いでボディマッサージ1時間です。

最初のフットマッサージは、良くある足壺マッサージだけでなく、なぜか頭と肩と頚に始まりレッグや足壺を含む、押す、引く、揉む、叩く、摩るのマッサージですが、ボディマッサージとの違いは、レッグ部分が主体なだけかと感じました。(と言うことは、フットマッサージだけでも肩や頚のマッサージもある程度は付いていると言うことですね)

私は、レッグ、特に脹脛はちょっと弱いので押し揉みの痛さを堪えきれずに、もっと弱くして!とお願いしましたが、この方たち、簡単な英語のコミュニケーションは特に問題なさそうです。(パタマのブラインドは英語がまったくできない方たちばかりなので、コミュニケーションはすべてマレー語です)

そうそう、ここのマッサージスタイルは、手だけでなく手足のいろんな部分、肘とか膝とか足指とかをも使うドライマッサージでしたが、聞けば皆さん、ミャンマー(旧ビルマ)やタイの方たちなので、ビルマ式あるいはタイ式マッサージと言うことなのですね。

1時間のフットマッサージを終えると、別の部屋のベッドに移るように促され、今度はボディマッサージを1時間です。
ボディマッサージもフットマッサージの続きのようなものでしたが、今度はボディ、つまり上半身が主体でした。特に肩から腕、手指にかけてのマッサージは気持ちがいいですね。

以上、これまったく至福の2時間でした。

さて、肝心の値段について詳しく説明します。

ところで、このエメラルドタッチ、立派なホームページがあるのですが、残念ながら余り更新されていないようです。

特に、Special→Day Specialの情報はアップデートされた情報ではありません。

2014.5.3現在の最新の情報はこのチラシ↓です。

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ただし、このチラシにある1時間のボディマッサージ+1時間のフットマッサージが50リンギと言うのは、メンバーオンリーの価格だそうです。チラシにはどこにも書いてないのですが、メンバー以外は60リンギなのだそうです。では、メンバーになるにはどうすれば良いかと言うことをこれから説明します。その前に、随時このようなプロモーションをやっているようですが、いつの間にかその中のプライスやコンディションが変更になったり平気でしますので、常に最新の情報を電話確認することが必要と言うことを付け加えておきます。

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次に、メンバーになる方法について説明します。
↓下の表を見て下さい。青色とエンジ色のカードがメンバーカードです。このカードはプリペイドカードになっていて、350、500、1000リンギのカードがありますが、それぞれ50、100、250リンギのフリーパーチェスが付きますので、結局400、600、1250リンギのネットバリューなのです。

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要はこのプリペイドカードを受付で購入し、電話番号(名前は不要)を登録してもらうだけでメンバー登録完了です。

メンバーになると、誕生日のフリーマッサージとか、カップルで行くと女性は半額とか、プロモーション時の優待価格とかいろいろな特典があるらしいのですが、今回はこのうちのカップル優待が適用されたので、二人2時間で合計75リンギでした。これって、一人2時間40リンギもしないってことですから、絶対安いですよねっ。

それにしても、誕生日にはフリーって言われて、咄嗟に思いついた疑問ですけど、電話番号しか登録していないのに誰の誕生日なのかどうやって確認するのかなーってこと、敢えてこの件は聞きませんでしたがどうなんですかねぇ。。

いずれにしても、このプリペイドカード、一度に4人まで使えるそうですし、なかなかGoodだと思いませんか。

ちなみに私は、350リンギで400リンギのネットバリューのカードを購入してメンバーになりましたが、当日から使えたので現在残高は400-75=325リンギ、これであと何回行けるのか楽しみです。

最後に、場所の情報です。

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なお、ガーミンナビ入力用の座標値はN03.12016,E101.59452です。(度表示)

ではまた。。

前回でようやくKLIA2シリーズにもひと区切りがつきましたので、このあたりでちょっと一息ほのぼの話題と行きたいと思います。

実は、my better halfの長年の趣味は手芸(Handicraft)なのですが、こちらに移住してきてからもそれはずっと続けていまして、まぁ、良くもこんなに根気が続くものだと感心するぐらい、夜となく昼となく四六時中、手芸に没頭しているのです。

で、いつだったか、最近親しくしている日系メキシカンのAlexファミリーを家に呼んだ時にそのことを話したら、是非見せて欲しいと言うものだから、ここ10年ぐらい作り貯めてきた布絵本作品をざっと見てもらいました。

そうしたら、随分大袈裟に感動してくれて、自分の甲冑作品とのコラボ展示会を是非やってみよう、と言うことになったのです。

ここでお話を更にご理解いただくために、そのバックグラウンドとなる彼、Alexの人となりを少々説明しておきたいと思います。

これは彼と付き合い始めてから徐々に見えてきたことなのですが、私などにはまったく縁のない芸術的な才能が彼にはあるらしいのです。彼がいつも小出しにするものだから、始めのうちはそんな才能や能力の持ち主とは気がつかずにいたのですが、どうやらグラフィックデザイン専門のアーティストで写真集も出しているし、最近では、彼の曽祖父が宮城県出身と言うことに端を発し、伊達政宗などの戦国武将の甲冑作りにも精を出している、と言うのです。

で、甲冑を作って一体何をするのかと言えば、子供たちに着せて記念写真を撮らせたり、メキシコに持ち帰って戦国武将パレードを企画したりしているのだそうです。もちろんすべてボランティアでということです。

そう言えば、去年、日本人会で写真集の展覧会も開いたし、5月の子供の日には手作りの鎧や兜を持ち込んで、親子撮影会をやったりで大人気を博しました。特に、すべて手作りと言う彼の甲冑は、まるで本物と見紛うほどの精巧さで、誰もが驚きそして感銘するのです。

そんな彼が、今年の子供の日には、my better halfの手芸作品とのコラボ展示会をやってみたい、そう言うのです。

しかし、そう言うことにはひたすら後向きなmy better halfです。しばらく悩んでいましたが、Alexの熱心な説得が功を奏したのか、渋々ながらもついに折れました。

でも、私にとってはそれからが大変でした。

会場は日本人会のクラブハウス内、時期は今年の子供の日と決めたのですが、そのための会場使用手続きや広告宣伝などの雑用など、ほとんどすべての準備は、Alexがしばらくメキシコに帰っていたこともあり、彼のリモートコントロールを受けながら私がこなしました。

見よう見まねでポスターを作り、日本人会クラブハウス内のレストランやカフェ、日本人の多く住むコンドミニアムにも頼み込んで貼らせてもらったり、武骨者の私にとっては決して楽ではない仕事でした。

子供の日は5月5日ですが、こちらはその日は祝日ではありません。なので、一日前の日曜日、5月4日にコラボ展示会をやろう、そう決めたのです。

そして、ついに先週の日曜日、5月4日がやってきました。

展示会の主会場(一部ロビー)は日本人会クラブハウス内カルチャー室5です。これは会場入り口の案内表示パネルと展示会ポスターですが、すべて私の手作りです。

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最近、新設されたカルチャー室ですのでとても綺麗です。

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展示会場入り口のウェルカム手芸小物ですが、これはmy better halfの俄か作りです。

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入り口で、うわっ、これ可愛いぃ、と誰かが言ってましたけど、これ簡単俄か作りなんですけどね。。
(注:私、門前の小僧習わぬ経を読む、の例えどおり、長年、側で眺めてきただけなのですが、知識だけは一丁前です)

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↓これが、本日の展示作品の布絵本です。
布絵本は、布の持つ柔らかさや温かさ、そしてほのぼのとした優しさを肌で感じることができる絵本です。

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my better halfは、10年ほど前に山形県庄内に住んでいた頃、初めてこの布絵本に出会い、魅せられて、地元在住の布絵本作家、穂積智津子先生に学んできました。今回は、その穂積先生からのお励ましも得た上での展示会です。

以来、10年余、一針一針手縫いで仕上げた布絵本作品は41点ほどになりました。

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かつて穂積先生に共に学んだNHK文化センターの布絵本教室の皆さま、お変わりありませんか、私も元気に過ごしています。今回先生のお許しを得てこうして作品展を開くことができたのも今まで皆さまと共に楽しく学んで来られたお陰です。この場を借りて、厚く御礼申し上げます。

布絵本作りは、今では私の生き甲斐になりましたが、これからも子供さんや孫たちの喜ぶ姿を想像しながら一針一針丁寧に作り上げて行きたいと思います。(以上は布絵本作者のmy better half談です)

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早速入ってきたボクたち、アハハッ、ここ、なんか入ってるよ。えっ、これラムネだよ、もらっていいの?って言ってます。(もらってもいいんだよぉ)

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一方こちらは、Alexの甲冑着付け撮影会です。

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主催者のAlexは朝から大汗かきながら、子供さんの甲冑着付けに大わらわです。
しかし、まぁ、完全ボランティアで一銭にもならないのに(それどころか会場使用料など持ち出しもあるのに)、好きでなければ絶対にやれないことですよね。

見て下さい、この子の可愛いこと。手前のヤングパパママも大喜びです。そして、それを見るAlexの嬉しそうなこと、本当に平和で微笑ましい光景ですよねぇ。

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さて、こちらはママと一緒に何を見ているのかな?

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おや、おねえちゃんはちゃんとひらがなもも読めるし、なんでも分かるんだ、すごいねぇ。でも、こうやって自分の孫娘と同い年ぐらいのこんな可愛い子を眺めていると、なぜか無性に切なくなり、思わず抱きしめたくなって困ります。

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これ、はらぺこあおむしクン(The Very Hungry Caterpillar)だよね。

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ほら、おいしそうなケーキやアイスがいっぱい並んでるでしょう。これはらぺこあおむしクンがぜーんぶ食べちゃったんだって。。こんなに食べたらお腹こわしちゃうよねー。。

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あれぇ、これ開けてもいいですかって、布絵本だよ。ハハッ、この子ウンチしてるよって。。だから言ったでしょ、開けちゃダメーって。。

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これ、オオカミと7人の小ヤギの布絵本、オオカミのしっぽ捕まえてごらん、ふさふさしてるでしょ。

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あっ、こっちもオオカミだ。そうだね、これ赤ズキンちゃんの布絵本だね。仕掛けも一杯あるから見てごらん。(これは初期の頃の作品なので、作者に言わせれば作りがかなり稚拙なのだそうです)

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これは何かなぁ、紐をほどいてみてごらん。。

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あっ、おいしそうなケーキだよ。イチゴもいっぱいのっかってるねー。。

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10時半から始めた展示会ですが、期待通りに多くの来訪者がありました。

Alexの甲冑作品とのコラボレーションだなんて、何の共通点があるのだろうかと思っていたのですが、立派な共通点がありました。そうです、共通点は可愛い子供たちでした。

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もちろん。子供やヤングパパママだけでなく、お孫さん世代のシニアの方たちも大勢見えてました。
嬉しいことに、皆さん、異口同音に、こんな布絵本って始めて見ました、すごい、すごいって言って下さいました。

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これ見て下さい。右の女の子、勇ましい女武将の着付けをしてもらい、どう?かっこいい?って、左の友達に聞いているのです。これを見て、左側のボクとおねえちゃん、最初は嫌がってたのに、心変わりしました。

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ほら、その結果がこれです。
いや、ホントに可愛いい、Alexだけでなく側で見ていた私もつい嬉しくなってしまいました。

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コラボ展示会は、夕方4時半まで続けたのですが、本当に大勢の方たちに来ていただき、主催者の一人として嬉しい限りでした。そして、夕方4時半も近くなり、まもなく展示会を閉めようかとしていたところ、最後に嬉しい来訪者がありました。

インド系マレー人のご主人と結婚なされた日本人の奥さまとそのご主人、一男一女の子供たちとお義母さま、そして、今日は遥々ペナン島からお越しいただいたと言うお義姉さまのファミリーです。

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↑Alexに甲冑を着せてもらい得意満面の息子さんを中心に記念撮影です。

ぺナンのお義姉さんは、幼稚園の先生をしていらっしゃるとのことで、布絵本にも随分興味を示されてました。

しかし、KLの家では身体のご不自由なお義母さまを介護しておられると言う奥さま「大変だけれども親日家の主人と可愛い子供たちに囲まれて幸せ」と仰っておられましたが、どうぞいつまでもお幸せに。。

さて、朝早くから夕方まで目まぐるしい一日もようやく終りました。

最後になりましたが、会場準備に始まり、作品の展示・説明などの来訪者対応、そして最後の後片付けまでも忙しくお手伝いいただいたINUさんご夫妻、MITさんご夫妻、そしてOSWさん、本当にありがとうございました。

日曜日の貴重な時間を私たちのために割いていただき大変感謝いたしております。

Alexも私たちも、今後とも世の中の皆さまに少しでも喜ばれることを生き甲斐にして精進を続けていきますのでどうぞよろしくお願い致します。

今日は、今までとはちょっと趣を変えて、少々アーティスティックな展示会のお話でした。では、また。。