Hi ! みなさん、こんにちは & こんばんは。
4月27日(日)、予定どおり、KLIA2のオープンデーに行ってきました。

何はともあれ、写真をたくさん撮ってきましたのでご覧下さい。

↓オープンデーの主催者(MAHB)さんのPR画をお借りしました。
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↑私の大好きなマレーシアの漫画家「カンポン・ボーイ」のラットさんの画です。このマレーカンポンに登場する人物画の素朴なタッチと情緒的でどこか懐かしい風景やストーリーが大のお気に入りです。

さて、オープンデーですが、前回ブログに綴りましたようにKLセントラルからERLで行ってきました。

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↓なんとか手に入れたフリートライアルライドチケットですが、どうやって使うんだろうと思っていたら、意外に簡単、セントラル駅のKLIA EKSPRESのバリアゲート(改札口)にあるQRコード読取機にチケット右上ののQRコードをタッチするだけでOKでした。

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実は、私はこのKLIA EKSPRESに乗るのは今回が初めてです。(KLIAトランジットには乗ったことがあるのですが・・)
と言うことでかなり期待していたのですが、車両はトランジットと同じようで、特に驚くようなことはありませんでした。車内はまぁ綺麗だけどフツー、乗り心地もまぁそこそこでした。(日本と比較してはいけませんね。。)

でもやっぱり速い、所用時間33分、あっと言う間にKLIA2に到着です。
EKSPRESはKLIAまでノンストップ、KLIAで通常のお客さんが下車した後、今日だけ特別運転のEKSPRESがそのままKLIA2に向います。(KLIAからKLIA2までは距離にして2kmチョイ、あっと言う間の到着です)

このERLがどのようにしてターミナルに入線して行くかは、以前のブログにも載せた↓この写真でお分かりいただけるかと思います。(ちょっと古い工事中の写真ですが)

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ところで、このブログのKLIA2シリーズを読んでおられる読者の方にはおられないと思いますが、KLIA2とKLIAは別物の空港だと思っていらっしゃる方が案外多いんですね。

そんな方たちのために改めてブリーフさせていただきますが、別物の空港ではありません。

KLIAと言うのはクアラルンプール国際空港(Kuala Lumpur Internatinal Airport)の略ですが、KLIA2もKLIAと同一の空港です。と言うより、KLIA2と言うのは空港の名称ではなく、ターミナルの名前だと理解したほうがベターです。

いわば、KLIAが第1ターミナルで、KLIA2が第2ターミナルです。

そう考えれば、このこと(複数のターミナル施設を有すること)は特別変わったことでもなんでもありません。
ただ、今度のKLIA2は近年急成長を続けている格安航空会社(LCC)に特化したターミナル施設と言うところが、世界の注目を浴びているのです。

なので、計画当初は経済性なども考えて予算もかなり低かったようですが、出来上がってみれば、なんと現KLIAよりも立派でゴージャスなターミナルになってしまいました。

そのことに関する理由や評価は、今までもこのブログで詳細に取り上げていますのでここでは省きます。

さらに、KLIA2専用第3滑走路(4km滑走路)も新たに造られましたし、新管制塔も完成しています。

空港に複数の管制塔があるのは、世界の大空港でも珍しい(米国ダラスフォートワース国際空港などの一部空港)ことと理解していますので、これも大変興味のあるところです。(多分アジアでは初めてだと思います。)

どこの空港でも複数のターミナルの使用区分は、通常エアラインによって決められていますから、自分がどこの航空機を利用するかによって行き先ターミナルが分かるというわけです。

このKLIA2はそれが格安航空会社(LCC)であるということです。なので、MAS(マレーシア航空)やJAL(日本航空)などの格安航空以外のエアラインを利用する場合は従来どおりKLIAに行けば良い訳で、今までとなんら変更はありません。

ちなみに現LCCTは前のブログにも書きましたが、5月9日で完全閉鎖されるとのことです。エアアジアも9日朝からはKLIA2で全便の運航を開始すると既に公式にアナウンスしていますので、みなさん行き先を間違えないようにしましょうね。(ただし、8日に到着するエアアジア機の一部はKLIA2を使用するものもあるようです。詳しくはエアアジアの公式ウェブサイトをどうぞ)


さて、ここでKLIA2のエアサイドターミナル施設の関係位置を簡単にブリーフしたいと思います。
↓KLIA2 INFOさんからお借りしたこのポンチ絵は大体、上が概ね東、下が概ね西(以下、東西南北は全て概ねの方角)です(左が北、右が南です)。ERLでも、バスや自家用車で到着する場合でも、すべての利用客は西側から入り東側へ向うと言うことになります。

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エアサイドとは、旅客や空港関係者のみが立ち入りできる区画、つまりデパーチャーホールやアライバルホールの先にあるターミナル区画のことです。国際線の場合のイミグレやカスタム、そしてコンタクトピアと呼ばれる各搭乗ゲートに繋がる連絡通路、搭乗待合室、搭乗ゲート及びボーディングブリッジなどが含まれます。

KLIA2においては、出発・到着ホールの先に、両手を広げる形で手前には主として国内線用のコンタクトピア、そして300mの長さのスカイブリッジの先にあるサテライトと呼ばれる離れ小島には、国際線のコンタクトピアが、やはり左右に両手を広げています。



さあそれではERLに乗ってKLIA2に到着するところから見て行きましょう。

まもなくEKSPRESがKLIA2に到着します。線路の右側に見えているのはカバードカーパーク(6000台収容可の屋内駐車場)と管制塔、左側に見えるのはデパーチャードロップ(出発便の利用客を下車させるところ)に繋がる高架道路です。

いよいよ列車はKLIA2のトランスポーテーションハブに入線します。

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EKSPRESの車内からデパーチャードロップに繋がる高架道路を左側に見ています。

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↓これはトランスポーテーションハブ内のERLプラットフォームから列車が入ってくる方向(KLIAの方向)を見ています。

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EKSPRESが到着しました。(前の写真とこの写真は帰りがけに撮ったものです)

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EKSPRESを降り、バリアゲート(改札)を通り抜けて、エスカレーターかリフト(エレベータ)で上に上がります。
ここが、L2(ターミナル2階)のKLIA EKSPRESとKLIA TRANSITの出入り口です。

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↓これはL2(ターミナル2階)のフロアマップです。

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ERLの改札を出ると、このフロアのちょうど真ん中ぐらいに出てきます。このマップのセンターの小島がERLの駅になっています。

今日のオープンデーの目玉は、何と言っても通常はボーディングチケットを持っている搭乗客でないと立ち入りができないスカイブリッジなどのエアサイド内を見学できること、それに5月2日に開業した後は一般者は絶対に立ち入れないエプロン(駐機場)や滑走路や誘導路のバスツアーです。

なので、そのために必要なツアーの申込みをしなくてはいけません。
そのツアー申込み手続きは、L3(ターミナル3階)のデパーチャーホールで行うと聞きましたので、早速L3に上がってみようと思います。

L2の奥側にあるウォーカレーター(段差のない平らなエスカレーター)で先ずL2M(ターミナル中2階)に上がります。

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↓これはL2Mのフロアマップです。

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このフロアは癒しのゾーンと言うことで、カフェやマッサージ店などがあるようです。

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フロアマップにプラザプレミアムラウンジを発見しましたので、その場所に行って見ましたが、残念、まだ工事中でした。

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現LCCTのプレミアムラウンジは、私が保有しているCIMB銀行のプレミアカードでは無料で入れない(KLIAのラウンジはOK)ことに不満を感じているので、KLIA2に新しくできるラウンジはどうなんだろうと気になるのです。

この件、インフォメーションカウンターを探して聞きました。

そうしたところ、ラウンジは現LCCTにあるものがそっくり引っ越してくるのだそうです。だから営業開始は5月9日以降になるだろうとのお話でしたし、肝心のCIMBのプレミアカードが使えるのかどうなのかも聞きましたが、知りませんとのことでした。でも、そっくりそのまま引っ越してくるのなら期待するのは無理なのでしょうね。

さぁ、こんなところで道草食ってないで、L3(ターミナル3階)に上がりましょう。
↓これはL3のフロアマップですが、L2Mからエスカレーターで上がってくると、デパーチャードロップオフを横切る形でデパーチャーホールに入ることになります。

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ここがデパーチャーホールです。
まだ時間が早いのに既に大変混雑してました。後で聞いたら当日は7万8千人の来訪者がいたそうで、道理で混み合っていた訳です。

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デパーチャーホールのフライトステータスボードです。表示されているのは現LCCTのフライトステータスだそうです。

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どこでエアサイドのツアー申し込みをするのかと思ったら、なんとチェックインカウンターで手続きするのだそうです。結構大勢の方が並んでいましたが、まだ時間も早かったせいか割と楽に手続きを行うことができました。

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周りを見ると、ほとんどがマレー系の方たちばかりで、なぜかチャイニーズ系やインド系の方たちはあまり見かけません。ましてや日本人らしき方にはまったくお目にかかりませんでした。

良く見ると皆さん、マイカッド(MyKad)をカウンターに出してましたので、えっ?マレーシア人以外はダメなの?と少々不安も過ぎりましたが、いやそんなことがあろうはずがないと思い直し、勇気あるわがニッポンの4人グループはドライバーズライセンスでトライしてみることにしました。

こんな時に大いに役立つと言うか頼りになるのが、綺麗でスタイルが良くてかつ知的なIO女史です。そう皆で持ち上げると、喜んで、と言ってカウンター越しに談判開始です。

近くで聞いていたのですが、なんと彼女の実践マレー語の達者なこと。恐るべしIO女史。。

そして一刻後、へへん、なんの抵抗もなくゲットできました。↓これが本日オープンデーの特別記念のボーディングチケットです。

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これは後で新聞を読んで知ったことなのですが、このチケットは来訪客にチェックインを模擬体験させ、併せて今日の記念(お土産)にしてもらおうとの粋な企画だったのだそうです。

さあ、我々グループもチケットを手にして出発ホールからエアサイドに向います。

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ここは、5月2日の開業以降はイミグレーションの係官が座るところです。
でも今日はそのままフリーパスです。

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その左側にも長い長いイミグレーションカウンターです。

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その後、カスタムとセキュリティも無事に通過してここはスカイブリッジ入り口です。ガイド役の方がマレー語で案内していました。

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そしていよいよスカイブリッジを渡ります。
このスカイブリッジ、上下2層になっていて、多分出発と到着で区分して使用するのだろうと思います。
動く歩道(Moving Walkway)の長さは約300m、このブリッジの下をA380などの大型機も通れるそうですから、やっぱり思ったとおり見晴らしもGoodです。

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↓これはスカイブリッジ下層階からサテライトに向って右側、主に国内線で使用する南コンタクトピア方向です。

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そして、↓これは同じようにサテライトに向って右側、向こうに見えるのが国際線の南側コンタクトピアです。

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↑小さくバスが見えていますが、エプロンと第3滑走路を巡るツアーバスです。

で、スカイブリッジを渡ってこのままサテライトビル内に入れてもらえるのかと思っていたら、サテライトの手前でUターンさせられました。

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仕方がないので今度はバスツアーの長蛇の列に並びます。

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バスツアーは、国内線出発の北コンタクトピアを抜けて、どうやらその下から出発のようです。
国内線出発のセキュリティゲートを通り、長いエスカレーターでL1に下がります。

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↓ここは国内線北コンタクトピアの通路です。
それぞれのボーディングゲートNo.が表示されていて、両側にショップがたくさん並んでいます。

途中、チョコとか飴とかを主に子供たちに配っているオジさんがいたりして大変賑やかでした。

で、私たちもそんな子供たちに紛れて、ちゃっかりチョコなどを貰って食べたのですが、実はこのせいで某女史がいつのまにかチケットを紛失してしまったとのことです。(両手にいっぱいチョコを貰ったら、手にしていたチケットを落としてしまったらしいのです)

後で気がついたのですが仕方ありません。(でもこの後チケットのチェックがなくバスには無事に乗れました。)(´v`)ニィ

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ここにも動く歩道がありました。

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そして到着です。ここは開業後には国内線の搭乗待合室になるところです。

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下にツアーバスが止まっています。我々もこれからあのバスに乗ります。

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待合室でしばらく順番を待っていたら、係員の合図があり、一斉にバス乗り場のある地上階に下ります。
この際、エレベータが満員なので、階段を使って下りたところ、途中でネズミ捕りの籠を発見しました。
へぇー、こんなところにネズミ捕りが仕掛けてあるよ、ネズミがいるんだ?って、誰かが言ってましたけど、新築ビルにネズミが出るなんてこの国らしいですよね。

さぁいよいよバスツアー出発です。
↓これはエプロン上のバスからスカイブリッジを眺めたところです。

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スカイブリッジの下を通過します。間近で見るとやはり大型機も通れると言うだけあってかなり高いです。

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スカイブリッジをくぐり抜けました。エプロン中央から国内線の南コンタクトピア、そしてその向こう側に管制塔が見えます。

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エプロンから誘導路を走り、第3滑走路に出てきました。第3滑走路から見るサテライトと管制塔です。

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これは第3滑走路の北側約4分の1ぐらいの位置です。
滑走路の長さは約4000m、幅60mです。例のプトラジャヤ大通りの長さや幅とほぼ同じです。

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3本の4km滑走路を持つ空港はアジアでは初です。ついでに言うとスカイブリッジもアジア初、世界でも3番目だそうです。

なんてことをおしゃべりしてるうちにバスツアーが終ってしまいました。バスから降ろされたのは、今度は国際線到着ゲート下です。

ゲート下からエレベーターでコンタクトピアに上がり、サテライトビルの方向に歩きました。

↓これは、その国際線北コンタクトピアから見るスカイブリッジとメインターミナル方向です。

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これはコンタクトピアからサテライトビルへの途中で管制塔をとった写真です。

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帰りのスカイブリッジ(上層階)からKLIA方向(東方向)を眺めたものです。遠くに現管制塔(EAST TOWER)とKLIAのメインターミナルが小さく見えています。

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スカイブリッジを通り抜け、バゲージクレイムホールに出てきました。
ここは、国際線、国内線及び乗り継ぎ便のバゲージを受け取るところです。

今日は特別にその側で生バンドが演奏していて、側を通る人たちが記念写真を撮っていましたけど、なかなか上手なバンドでしばし聴き惚れてしまいました。

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そして出てきたところが、L2の国際線到着ホールです。

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到着フライトのステータスボードです。表示されているのは、出発と同じく現LCCTのフライトステータスです。

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ここが、国際線到着出口です。つまり、このKLIA2に国際線で到着する人を出迎える場合は、L2のこの柵の手前で待つということになるのです。

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この到着出口の向かいにはおなじみオールドタウンホワイトコーヒーがオープンしていました。
出迎えの際の目印並びに休憩場所としてGoodかなと思います。

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遅ればせながらこれがL2のフロアマップです。私たちが今どこに居るのかと言うと、このマップの一番奥、アライバルホールになります。言い忘れましたが、L2はとても賑やかです。まるでショッピングモールのように様々なショップがぎっしりと軒を連ねています。驚いたことに、ここにはスーパーマーケット(Jaya Grocer)もありました。

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で、今度はこのまま、マップの手前、つまりL2の玄関口から道路側に出てみます。
これがL2の玄関口を出たところのアライバルピックアップです。タクシーや、自家用車がここを利用するのでしょう。

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そして今度は、エスカレーターでL1(ターミナル1階)のトランスポーテーションハブに下りてみました。
これがそのフロアマップです。

このフロアには、バス待合室、クーポンタクシーやメータータクシーやバスのチケット売り場、それにいくつかのショップやレストランがありました。

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これがL1、トランスポーションハブの玄関口から道路側に出たところです。

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最後に、地上高134m、海面高(海抜)142mの世界一高い管制塔です。
こうやって見るとさほど高くは思えないのですが、ギネスに登録されたそうです。

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現管制塔がEast Tower、こちらがWest Towerだそうです。恐らくこのWest Towerは新しくできた第3滑走路を使用する航空機やKLIA2の地上交通を主に管制するのでしょうが、多分アジアでは初のマルチタワーでしょう。

今後、機会があればこの辺りも詳しく勉強してみたいものです。

最後の最後になりましたが、これは新築したばかりのチューンホテルです。まだKLIA2のビルディングと行き来する連絡通路はありませんでしたが、そううちできるのだろうと思います。

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ふぅー、ここまで一気に書きましたが流石に少々疲れました。

特に、今回は当日ランダムに撮った写真の位置関係を整理するだけでも大変でした。

でも、このような旬のものは時間が勝負と思い急いでアップしましたので、中には位置関係や方角などを誤ったものがあるかも知れませんが、どうぞご容赦いただきたいと思います。

私は5月12日、実際にKLIA2から離陸するエアアジア機に乗りますが、その際なにかまた目新しいものや特筆すべきことなどに気付いた場合は次にはそれを綴りたいと思います。(これ以降特筆するものがなければ、KLIA2シリーズはこれにて終了させていただきます)

それではここまでお付き合いいただいた方、長い長いブログで大変お疲れ様でございました。
これに懲りずに今後とも当ブログをご愛顧賜りますようお願い致します。

それではまた。。

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2014.04.23 KLIA2(その15)
前回ブログで、次のブログは4月27日の一般公開を書きますと予告したのですが、今日(4月23日)、当日のERL(Express Rail Link)のFree Trial RideチケットをGetできましたので、予定を変更し、その件について少し書いてみたいと思います。

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KLIA2のパブリックオープンデーのことについては、4月2日のスターオンラインでそのことを知り、絶対行くぞと意気込んでいるのですが、一昨日その詳細を知ろうとしてスターオンラインの関連記事を読んでいたところ、記事の末尾に、ERLの無料試乗券を先着1000名に配布すると書いてあるのに眼が止まりました。

おっ、これいいじゃん、絶対いい、是非乗ってみたい。そう思い始めたら年なんて関係ありません。
もう子供と同じです。これ絶対ゲットしてやるって、いい年して興奮してしまいました。

記事を良く読むと、4月23日から申込受付開始と書いてあります。ERLのWeb Siteでのオンライン申込みだそうです。

何時に受付開始かなんて、記事にもERLのWeb Siteにもどこにも書いてないけど、なーに、23日の0時だって構わない。こっちは、毎日が原則日曜のお気楽世代、へへん、もう貰ったも同然だぜとすっかり安心してました。

そして、今朝、と言っても昨晩のことですが、ジャスト0時にウェブサイトをチェックしたところ、なんの変哲もなく、新着ニュースに「23日からフリートライアルライドチケットの申込受付を開始します」なんて書いてあるだけ。

おいおい、もう23日になってるのに、ったく。。といつものようにつぶやきながら、まっ明日朝(23日早朝→今朝)もいっかい来てみるか、先着1000名だから大丈夫だろうと考えしばし休眠しました。

そして、今朝5時、Web Siteに変化なし、6時、変化なし、7時まだなし、そうだERLの会社は8時半開始だって書いてあったから、きっと8時半受付開始なんだ、そうだよ、そうに決まってると一人納得して待つことにしました。

そして、8時半、今日はマレー語のレッスン日だから自宅からのチェックはこれが最後、・・・・んー、でもまだなんにも変化なし。

なんだどうなってんだと思いERLに電話するもLine Busyでなかなか繋がらず。10回目ぐらいにやっと繋がり、「あのさぁ、今度の日曜のKLIA2フリーチケットだけど、いつから受付開始するんだよぉ?(いや、実際には、Hello, What time do U start online registration for free trial ride ticket on the klia2 open-day?、と真っ当に聞いただけなんですけどね)」って確認したところ「もうちょっと待って下さい、まもなく受付開始します」とのこと。

分かった「ラジャー(Roger)、Thank you」と明るく言って電話を切り、日本人会のマレー語レッスンに急ぎました。もちろんラップトップPC持参です。(こんな時にはタブレットやスマホが欲しいとつくづく思います。今時、15インチのPC抱えて走ってるなんて、普段から偉そうに言ってる私としては、こんなこと恥ずかしくて誰にも言えませんよ。)

10時からのマレー語授業なのですが、その前にチケットをゲットしておかないと、落ち着いて勉強なぞできません。

なので、教室に着いて直ぐにチェックしたのですが・・・、えっなんで、まだなんにもない????

おいおい、まもなく10時だよ、マレー語レッスン始まっちゃうよ。。。

でもしょうがありません。なので今日のレッスンは気もそぞろ、心ここにあらずで早く終れとひたすら念じておりました。

そして、その後レッスンが通常どおりに終って、私はまた即サイトチェック、で、でもなんのサインもありません。ただ、新着ニュースの文言が「数時間内に受付開始」に変わってました。これ、なんか分からないけど、でもとにかくまだ始まっていないようだと一安心し、しばらく待つことにしました。

そして、いつものマレー語クラスのティータイム、いつものカフェでいつものコピ(マレー語でコーヒーのこと)です。

いつものメンバーのいつものおしゃべり、私はPC画面を眺めながら聞いていたのですが、いつものIOさんがまたなんか言ってる。

えっなになに、車に乗ってたらバイクにぶつけられ、降りてバイクのオニイチャンと話しようとしたら、いきなりハンドバッグ掴んで引きずりまわされたんだよ、ホラ見てよこの傷って、肘とか足の膝とかの痛々しいスリ傷をみんなに見せてる。。

へぇー、いつかもそんなことあったよね。あの時は、怖かったって震えてたのに、今日はヤケに落ち着いてるジャンって聞いてみると「そうだよ、もう慣れたんだよ」って。。。ふぅーん、そんなことにも慣れるもんなんだと、皆感心することしきり。。

でもさ、こんなことあったら、日本じゃ大騒ぎだよ。きっと新聞沙汰だぜって、誰かが言ったけど、まったくそのとおり。でもこっちじゃ、警察行っても、ふんふんと聞くだけ聞いても、後はなーんもなし。行くだけ無駄みたいなところもあったりして、やっぱし日本じゃないよねここは。。

なんて、こんなところで道草食っちゃいけないね。

しかし、なんで受付開始しないんだろうね。ERLってどんな会社かな、約束ちゃんと守ってよねと、一人ぶつぶつつぶやいておりました。

そして、その後また電話確認したのですが、今度は2時から開始しますって。なんて言うか、当てにならないよね。そして、先着1000名って言ってもあっと言う間になくなるんだろうな、でも、KLIAからKLIA2の間のたった2kmの試乗なんてあんまり面白くないかも、などとカフェでみんなと話ししてたら、いいじゃん、チケット取れなかったら車で行こうよ、相乗りしてさ、と今度は髭のINUさんが提案。

おっ、それいいね、と通称タカちゃんがこの指止まり、次いでIOさんが「私も行くっ!!」って。

なんだなんだ、最初は自分一人でオタク風に行こうかと思ってたKLIA2のオープンデーだけど、まっいっか、みんなで行ってワイワイ見てくるかと私も納得。そんな風に考えたら、もう電車のフリーチケットなんて、どうでもいいか、、などと思い始めました。

そして、その後諸々の用足しも終えて自宅に戻り、2時半ごろに念のためのERLサイトチェックしてみたら、なんとRegister画面が出てる。

オイオイ、んじゃやってみるかとオンライン申込開始。すると珍しくも最後までなんの引っかかりもなくスムーズに進んで、無事チケット4枚ゲット、で、できましたぁ。。

これです、このフリーチケット4枚ゲットです。(14時半過ぎに手続きしたのに取得時間が11:06ってどういうこと??)
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でも↑このフリーチケットって、どうやって使うんだろうと思い、Terms and Conditionsを読んでまたまたビックリ、なんとこのチケット、KLセントラルからKLIA2の往復チケットなのです。

え、すると片道35リンギ×2×4で、計280リンギ(現在レートで約8700円)の儲けじゃん。。これって絶対イイよ。途端に嬉しくなってしまいました。で、待てよ、こんなんだったら、もっっとたくさんゲットして、他のみんなにも配ってあげよっか、などと不埒なことを思いつき、今度は異なるメルアド使って申し込みしてみると、なんと「受付は終了しました」画面が出てました。

おおーっ、てことは、さっき簡単に4枚取れたのは、間一髪、ラッキー、ついてたってことだったんだ。

いやぁ、これで朝から鼻息荒くしてた甲斐があったよぉと一人静かに大いに満足したのでした。

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でも、↑これってどこの駅なんでしょうね、しかし、これで楽しみが増えました。4月27日はKLセントラルからこのERLに乗ってKLIA2に行ってきます。今まで待ちに待ったKLIA2ですのでもう興奮しちゃっているのですが、ただちょっと気掛かりなのがIOさんがメンバーに参加したこと。

こんなこと本人の前では絶対言えませんし言いませんが(どうかIOさんがこの記事を読みませんように)、はっきり言って彼女、不運なんですよね。引ったくりにあったり、事故にあったり、速度違反や駐車違反でしょっちゅう捕まったり、(IOさん、ごめん、ごめん、これ、私のまったくの勘違いでした、去年速度違反で捕まったドジはナニを隠そうこの私でした。)、そんな彼女が一緒なので、今度はなにが起こるかと少々不安な気持ちも拭えないのですが、これって考えすぎですよね。

なんて、これまったくの冗談ですから、どうぞIOさん、お気を悪くなさいませんように。

さぁそれでは今度の日曜日、みんなでワイワイKLIA2に遠足に行ってきます。

と言うことで、次のブログはKLIA2オープンテーのリポートの予定。乞うご期待。

2014.04.16 KLIA2(その14)
MH370のニュースは依然として私の一大関心事であり、毎日あらゆる種類のメディアを目を皿のようにしながら見たり読んだりしてるのですが、このところこれと言ったニュースはありません。

いよいよブラックボックスのバッテリーが切れたと判断され、捜索の焦点は海底へと移ったようですが、それは4500mもの深海のこと。果たして事故機を発見することなどできるのだろうか、もし出来たとしてもいつのことになるのか、更には万一いつか幸運にも発見できたとしてもそんな深海からの回収など可能なのだろうか。

捜索の焦点が海底に移ったとなると、海面の捜索活動はいずれ打ち切られるということなのでしょうが、ご家族など関係者にとってみれば想像を絶する悲しみや苦しみは今後も果てしなく続くのだろうと思います。

あれよと言う間に前代未聞の航空ミステリーとなったMH370に関しては、世界各国の専門家の方々が様々な自説を発表していて、私の興味も尽きないのですが、いずれにしても地球上の現代科学を結集し、発見・回収・ミステリーの全容解明を早期に実現してもらいたいと祈るばかりです。



さて、私の住むマレーシア、MH370のことは毎日のニュースで繰り返し報道されています。この関連で防衛大臣兼運輸大臣代行のヒシャムディン氏、毎日のようにテレビにそのお顔が出てましたが、今度は一昨日(4月14日)に行われたKLIA2のORAT Exerciseのニュースでもお顔が見えていました。いや、まさに多忙を極める時の人なのですね。

ところでKLIA2シリーズの前回ブログでは、エアアジアと政府・MAHB側のバトルについて綴りました。

いよいよ目前に迫ったKLIA2の開業ですが、果たしてエアアジアはいつまでゴネていられるかと興味津々、MH370に勝るとも劣らぬぐらいに目を皿にして毎日メディアをチェックしてました。

すると本日ついに出てきましたね。

AirAsia to move to KLIA2 by May 9
エアアジア、5月9日までにKLIA2に移動 ですって。。

↑これは今日のSTAR onlineの見出しですが、同じような見出しと内容の記事を各メディアが一斉に報じました。

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この前、エアアジアがナジブ首相にこの件で泣きついたら(正しくは仲介を求めたのですが)、にべもなく「動け」と一喝された様子(これは飽くまで私がそう感じただけかも知れませんが)で、もうそろそろ限界かなぁと私も思ってました。

イミグレやカスタムも引き上げると言われ、引き上げられても残る、なんて子供の喧嘩じゃあるまいし正気の沙汰ではないと思ってました。

大体エアアジアはいつまで現LCCTにいて、いつからKLIA2で運航を開始するのか、そのことを一番知りたがっているのは他でもない乗客ですよ。

実はこの私も5月12日のエアチケットを購入していて、当日はどっちへ行けばいいのか、早くはっきりしてくれないと困るのです。(私だけでなく5月9日前後のエアアジア搭乗者はみんなそう思っているはずです)

まぁでも私は早晩こんな記事がでるものと思ってましたが案の定です。

先ずは、STAR onlineの本日の該当記事(2014.4.16付)をお読み下さい。



AirAsia Group has reversed its earlier decision and will now move to the new low cost air terminal by May 9, the final day when all operations at the existing LCCT will cease.

エアアジア・グループはこれまでの決定を翻し、現在、5月9日(既存のLCCTのすべての業務が停止される日)までに、新しいLCCTへ移動することになりました。

This change of heart comes after the Government made it clear the airline has to move to KLIA2 and that the airport has been built to suit the airline’s specifications.

(エアアジアの)この決心変更は、航空会社(訳者註:エアアジアのこと(以下エアアジアと言い換えます))はKLIA2へ移動しなければならない、そして、KLIA2はエアアジアの要求スペックを満足するように建設されたと、政府が明らかにした後に行われました。

The Government had said it would not make exceptions for any party to stay on at the old terminal after KLIA2 opens on May 2.

政府は、KLIA2が5月2日にオープンした後は、何人(なんぴと)も旧ターミナルに留まるという例外は作らないと述べました。

AirAsia is to be the anchor tenant at the new airport, accounting for more than 80% of KLIA2’s traffic.

エアアジアは新空港のアンカー・テナントであり、KLIA2の旅客数の80%以上を占めると言われています。

In a statement here yesterday, the airline said it had made all necessary preparations to move into KLIA2 in line with the operational readiness and transfer (Orat) specifications, such as airside and operations trials.

昨日(4月15日)の声明において、エアアジアは、ORAT(運用準備及び空港移行点検)のスペックに沿い、エアサイドやオペレーションの運用試験など、KLIA2に移動するための全ての必要な準備を行ったと言いました。

“With the support of Malaysia Airport Holding Bhd (MAHB), we will be able to comply with the Orat requirements to facilitate our move,’’ AirAsia Bhd executive chairman Datuk Kamarudin Meranun said.

「マレーシア空港ホールディング会社(MAHB)の支援により、我々は、我々の移動を容易にするためのOrat要求に応えることができるであろう」と、エアアジアのエグゼクティブチェアマンDatuk Kamarudin Meranun氏は言いました。

“Although there are still a few outstanding commercial issues, this should not hold back our operations at KLIA2 as planned. As such, AirAsia will move into KLIA2 by May 9.”

「依然としていくつかの未解決の商業的な問題があるが、このことがKLIA2における我々の計画的な業務を抑制すべきではない。そういうことなので、エアアジアは5月9日までにKLIA2へ移動します。」

Kamarudin said the airline was looking forward to operating from the new airport for its next stage of growth and development.

Kamarudin氏は、エアアジアは繁栄と発展の次のステージのために新空港で運航することを期待していると言いました。

“However, should the negotiations not be completed or concluded expeditiously, we hope that the Government can provide necessary mediation to enable MAHB to get its dues as the airport operator and enable the AirAsia Group to efficiently operate based on our proven low-cost carrier business model,” he said.

「しかしながら、交渉(訳者註:エアアジアとMAHB間の空港使用料などに関する交渉)は拙速に完了したり結論付けたりすべきではなく、政府が、MAHBによる空港運営者としての空港使用料の徴収と、エアアジアグループの立証済み格安航空ビジネス・モデルに基づく効率的な営業を可能にするために必要な仲裁を提供することを、我々は期待している」と、彼は言いました。

Earlier this month, the airline had said security and safety issues needed to be addressed first before it moved. To appease sceptics of the terminal’s operability issues, the Government invited the International Civil Aviation Organisation (ICAO) to examine safety issues at KLIA2.

今月始め、エアアジアは、(新空港に)移動する前に、航空保安上の問題と航空安全上の問題が最初に解決されるべきと述べていました。ターミナルのオペラビリティ(運用操作性)問題の懐疑論者をなだめるため、政府はKLIA2における安全性の問題を調査すべく、国際民間航空機関(ICAO)を招聘していました。

Four other airlines are making final arrangements to move to KLIA2. They are Malindo Air, Cebu Air, Tiger Airways Singapore and Indonesia’s Mandala Airlines.

4つの他の航空会社は、KLIA2へ移動するための最終的な準備を行っています。それは、マリンド航空、セブ航空、シンガポールタイガー航空及びインドネシアのマンダラ航空です。



いかがでしたか、これでホッと一安心と言うところでしょうか。

しかし、私が思うに、これまでエアアジアがゴネてきたのは要するに、期待以上、いや要求した以上に立派になり過ぎたKLIA2について、LCCTなのに現KLIAよりも高くなると噂されている空港諸税をいかに値切るか、その一点にあったのではないでしょうか。

そのところ、つまりエアアジアの本音は記事中の「しかしながら、交渉は拙速に完了したり結論付けたりすべきではなく、政府が、MAHBによる空港運営者としての空港使用料の徴収と、エアアジアグループの立証済み格安航空ビジネス・モデルに基づく効率的な営業を可能にするために必要な仲裁を提供することを、我々は期待している」なんて言うところにあるような気がします。

これって、つまり「両者の言い分を聞いてどちらの顔も立つように仲裁してよ」と言ってるようなものですよね。

まぁ、両者ともどこかで妥協しなくてはいけないことなので、こんな結論は最初からわかっていたような気もしますが、これ考えすぎですかね。

ただ、政府とMAHBが描いた5月2日オープンのシナリオどおりには動かず、自他共にアンカーテナントを認めるエアアジアが、格安航空の生き残りを掛けて独自路線を訴えたことは、否が応にも内外の注目を浴び、その結果ICAOの調査チームを招くことになるなど一定の効果は出た訳で、世の中に対しては安心・安全を徹底追及するエアアジアと言うアピールはできたし、空港諸税の値下げ交渉と言う第一目的のほかにも十分その副次的効果は得られたのだろうと思います。

そう言う意味では、5月2日にKLIA2で運航を開始する他の格安航空4社とは一線を画す形となったエアアジア、トニー・フェルナンデス氏以下のその深い戦略目的は達せられたと見るべきかも知れません。
(以上、筆者のまったくの私見です)



私は去年の10月の段階で、オープン予定の5月2日直後は絶対ダメ。オープン後1週間でも心もとない。せめて10日後でないと安心できない、なんて根拠のまったくない、いい加減な予想を立てて5月12日のエアチケットを購入したのですが、なんとビックリ、これが見事に当たりましたね。

過去に競馬の予想でも為替の予想でも当たったためしがないのに、こんなことだけ当たるんですね。(笑)

しっかし、5月2日はエアアジア抜きで開港、その後5月9日までにエアアジアが引越ししてきてKLIA2は本格稼働、こんなシナリオが今日明らかになったわけですが、まさかこの後最後の最後にあっと驚くどんでん返しなぞないでしょうね。(例のCCCも今週中に取得できると言ってましたし今度は大丈夫と思ってますけどね)

まさかそんなことがあったら、私はこの国をどう評価して良いのやら、きっと思いっきり悩むことになるので、どうかこのままスムーズに行きますように・・・

とりあえず、4月27日の一般公開、絶対行ってきます。次のKLIA2のブログはそのリポートにしたいと思います。

ではまた。

追記:今日(4月18日)のNST(New Straits Times)は、MAHBがKLIA2ターミナルのCCCを昨日(4月17日)取得したと報じました。そして最終ORATは4月30日であるとも報じました。

そうですか、これでいよいよホンモノですね。みなさん、大いに期待しましょうね。

あ、そうそう、私だけが勘違いしていたのかも知れませんが、エアアジア以外の格安航空4社ですけど、NSTの今日の記事を読むと5月2日にKLIA2に移転してくるのではなく、みんな5月9日までに引っ越してくるのだそうです。となると、5月2日の開業は"エアアジア抜きで"と言う文言は正しくないですね。

航空会社の移転は一晩でやるというのが当然でしょうから、各社、引越し日を決めて慌しく移転してくるのでしょうか。5月2日から5月9日までの引越日の割り振りも大変でしょうね。最大のエアアジアの引越し日は最後ですかね。各社がいつ移転するのか、それぞれの搭乗客へのアナウンスメントは最重要事項でしょうから、この辺りも大いに興味のあるところですよね。(2014.4.18)

今回はいよいよ爺軍団シリーズ最終回です。

3月16日(日)、ツアー3日目(最終日)は以前このブログでもリポートした新行政都市「プトラジャヤ」を巡りました。

ところがその日は朝からどんよりした曇り空、と言うよりヘイズなのか濃霧なのかも判然としない悪視程です。

そのうち雨がぱらついてきて、いやぁ、なんと言うことでしょう。ここ2ヶ月も雨が降らず、首都圏全域で給水制限が始まった程だと言うのに、よりによってこんな日に突然雨ですよ。

そして、バスがKLを離れプトラジャヤに近づくに連れ、雨脚は次第に強くなり視界も益々落ちてきました。これじゃぁ、あの綺麗なプトラジャヤの街並みも雨に煙るし、特にレイククルーズなんてまったく期待できないよ。。シワガレ爺軍団のこれまでの悪運もようやくこれで尽きたのかとマジに思いました。

まぁ、しょーがない、なるよーになる、なるよーにしかならない、などと意味不明のつぶやきをしているうちにプトラジャヤに着きました。

最初は、Seri Perdana Malaysia(The official residence of the Prime Minister of Malaysia)、つまり、マレーシア首相公邸です。

ここが首相公邸の入り口ゲートなのですが、「着いたぞ、爺どもさぁ降りろ」とガイドに言われても(ウソですよ)、なんせ雨は降ってるし視界は悪いしで、嫌々渋々、とっても動きの鈍いシワガレ軍団です。

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↑これは雨が小止みになった一瞬をついて撮った写真なのでかなり薄暗くボケた感じなのですが、天気が良ければ実は↓こうなる筈だったんです。

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そして、天気が良ければ、首相公邸の全景が実は↓こう見えたはずなんです。

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おぉーっ、流石だぜ・・・・と、軍団にため息ついてもらいたかったのですが、今日はそれは無理。
でもこうして見ると、迎賓館みたいな役割もある首相公邸ですから、流石に流麗なシロモノですよねぇ。。

実は私、ちょっと前まで勘違いしてました。例のピンクモスクの横にある↓この建物が首相官邸かと思ってました。

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こっちは、Pejabat Perdana Menteri Malaysia(Prime Minister's office of Malaysia)、つまり首相府なんですね。

なお、どっちの建物にも若草色のタマネギ型のドームが乗っかってますが、あのドームの中には何があるんですか?なんて、くだらないことをガイドさんに質問したりしてね。ガイドさん曰く、さぁ、なんにもないんじゃないですかって・・・(つまらないこと聞かないでよって顔してました)

またまたついでに、このタマネギドームの役割はなんなのだろうって不思議に思ったりしてね。単に、イスラム建築だからだよ、なんて面倒くさそうに言わないで下さいよ。あのかたち、絶対理由があるよね。宗教的なものなのか、はたまた科学的なものなのか。軍団の誰かが、あれは空気を循環させて建物内を涼しくさせるんだよ、なんて適当なことを言ってましたけど、意外と正解だったりしてね。。

この後、例のピンクモスク=プトラモスクを見学したのですが、この頃にはようやく雨も上がってきて湖も結構遠くまで見えるようになってきました。

ピンクモスク見学の件は特記することもないので省きますが、普段はまるで不真面目に崩れ落ちた顔なのに、こう言う時だけはみな一見真面目そうで神妙な面持ちになるんですね。(笑)

で、ピンクモスクの後は、いよいよレーククルーズとなる訳ですが、とうとう悪運尽きたかなと覚悟していたのに流石はゾンビ軍団、ようやく雨も上がって、またぞろ這い上がってきましたよ。

でも、↓これは以前訪れた時の、天気が良い時の写真です。とてもこんなにすっきりとは行かなかったのでこの写真をアップしたのですが、この写真左側に見えているプトラ橋の下に、レーククルーズ乗船場があります。

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ここがクルーズ船乗り場です。

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実は↓これもこの前の天気の良い時に撮った写真なのですが、ピンクモスクのほうから見るとこんな感じだった筈です。

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で、船の中はと言いますと、これがガラガラ。ま、朝から天気も良くなかったのでさもありなんなのですが、ほら見て下さい、この船の中、我々爺軍団のほかには、若い女性の二人連れだけです。なので席も自由自在、全員窓際シートに陣取ってさぁ出航です。ところで、この船の椅子って、どこかのホテルの宴会場の椅子みたいですよね、床に固定されてなくて、自由にアレンジできるようです。(そう言えばこの中でバンケットやってた写真を見たことがあります)

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ぷっ、↓この写真、ちょっと変じゃないですか?館長さん、変に真面目に気取っていませんか?そう言えば思い出しましたけど、これって、あの若い女性の二人連れに撮って貰った写真ですよね。偶然にもあの二人連れ、旅行中の日本の大学生と言うことでしたが、この館長さん、その子たちと写真撮ったり撮られたり、結構盛り上がってましたけど、まぁまぁ、こんなに気取っちゃって、一体どうしちゃったんでしょうね。ニヤ(・∀・)ニヤ

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雨もすっかり上がってなかなかいい感じになってきました。湖の真ん中から見るプトラジャヤの街並みももちろんVery Goodです。

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↑これは、どういう訳か工事が途中でストップしているモノレールサスペンションブリッジです。昨日(2014年4月12日)のローカルテレビニュースで最終的にはKLからこのプトラジャヤまで延伸するMRT計画の政府承認が得られたと言ってましたが、このモノレールはどうなるんでしょうね。

雲も次第にとれてきて、少し風も出てきました。船の乗客全員(と言っても我々軍団と例の女の子二人だけですが)がデッキに出て、雨上がりの気持ちの良い風を受けながら、そしてワイワイ楽しい会話をしながらレーククルーズを楽しむことができました。やっぱりシワガレ爺軍団はなぜか運が強い。もっともあの子たちは「このやけに馴れ馴れしいクソ爺たち一体なんなのよ、最悪!!」って心の中でそう思ってたに違いありませんけど。。

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クルーズボートから降りたら次はランチタイムです。

今日のランチは、プトラ広場の直ぐ下にあるSelera Putraのフードコートにあるシーフードレストランです。
↓実は、私はこのナシカンダルレストランでランチするんだとずっと前から決めてました。

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ナシカンダル(Nasi Kandar)とは元々は南インドの料理だそうで、ナシレマ(ココナツミルクで炊いた白飯)やナシゴレン(チャーハン)と、シーフードのディープフライや野菜を大皿に盛ってもらい、それに各種香辛料入りのカレーをかけて食べるアレですけど、、、、

↓この超ビッグな伊勢えびみたいなやつ、憶えていますか?

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↓この写真で分かったでしょう?以前のこのブログに載せた、そう、ここではちょっと有名なナシカンダルの陽気なおにいさんです。

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この前ここに来た時、朝からこんなにビッグなエビにかぶりついてるチャイニーズのオッサンやオバチャンたちを見て、ビックリしながら涎垂らしてたもんですが、プライスリストを見てまたまたビックリ。

た、高い、一匹なんと40リンギ弱。。。。ふぅーと溜め息ついてこの前はすごすご退散したのです。

よぉーし、今度ここに来たらリベンジだ、絶対そう思ってました。そして絶好のチャンス到来、こんな時ぐらい少々贅沢してもイイだろうと、そう考えてました。

なんせ今回ツアーの企画はこの私。なんでも自由に采配できる。へへん、どんなもんだぜ、軍団にも最初に説明しました。今回ツアーはグルメツアーだ、でっかいエビとか期待してもらってもいいぜ、なんてことみんなに吹いてました。

さあ、そして遂にその時がきたのです。先ず私がひととおり見本を見せて軍団メンバーに注文の仕方を説明します、心配無用、言葉まったく要らない、黙って指させば皿にのっけてくれるからって。。。

そして、次から次に、順番にオーダー開始する軍団の面々です・・・・・・・・・・

し、しかし、そのことが間違いだったということに後で気がつきました。

会計係の私はレジのところで鷹揚に構えてたのですが、レジうちのオニイサンが次から次に打ち出すプライスを見てビックリ、えっ?なんでこんなに高いの?こ、これって予算オーバーじゃん。。

でも、一旦皿に盛ったものを返せとは言えません。止むを得ずやりくりしましたが、テーブルに戻って軍団の大皿を見て直ぐ合点が行きました。

↓これはまだ盛りの少ない皿のほうです。でも見て下さい、エビではなくカニですよね(カニはエビより高い)。そして良く見ると分かるのですが右の方にはイカ、中央の下には実はエビも隠れているんです。

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そう言えばエビ一匹だけにしてね、なんてオレ一言も言ってないもんな。「指さしたらアレもコレもって盛ってくれるから、そんなに要らないって言いたかったんだけど、言葉要らない、指だけって言われたから、それじゃなくてコレだよコレって指さしたつもりが、結局大エビふたつととカニとイカがひとつずつと、それになんか知らないけどいろいろのっけてくれたんだよなー、こんなに食える訳ないよなー」なんて恐ろしい会話をしてるメンバーもいたりして、それを聞いた私は・・・・ただただ沈黙あるのみでした。。

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イヤイヤ、恐れ入りました。ちなみにこの食事代〆て1000リンギ弱、いや、KLCCあたりの綺麗なレストランでなら話は分かるのですが、ここってどちらか言うとファーストフード店ですよ。ナシカンダルって言えば安くご飯食べられるところって有名だっうのにね。。。(-_-;)

しかしこの国って、はっきり言ってアルコールとシーフードは安くないですよね。大エビとかカニとかイカって目玉が飛び出るくらい高いのに、軍団の面々はその変ちっとも分かってない、って言うより私が説明しなかったのが悪かった。ハイハイそのとおりです、ちょっと反省です。

そうこうしているうちに、なんだか知らないけど我々のテーブルの周りに人だかりができてきました。な、なんだこれ?って面々が目を白黒させていると、周りの人たち、訳の分からない中国語を大声で喋りながら、その中のおばちゃんたちが我々の写真を撮り始めたではありませんか。。

ど、どうして???オレたちなんか変なことしてるのか?と言いつつも、カメラに向ってVサインやポーズを決めたりしているわが面々(どうしてこうなんでしょうね、ちょっとは恥ずかしいとか思わないのですかね)。でもあっちのおばちゃんたちもアハハハと笑いながら我々の写真をパチパチ撮ってる。こっちも訳が分からないけどアハハハと笑い返してる。。

いや、冷や汗がでてきましたけど、これ・・・思うに、こんな値の張るものを豪快に(普通はエビ一匹をファミリーでシェアするのがせいぜいらしい)食ってるわがシワガレ爺軍団が目立ったんでしょうね。まるで世界珍百景でも発見したかのように思われたのではないかと思います。

そう言えば周りを見るとみんなファミリーやカップルでエビ一匹をシェアしてる・・・はは、こんな食い方してるの、オレたちだけ・・・。

でも、たまにはこんなこともあっていいじゃないですか。。これって立派な旅の思い出ですよね。


さあ、次はどこ、これはどこ???

そうそう、ランチの後にピンクモスクの真下あたりにあるドリアンショップに行ったんですよね。

えっ?↓この写真に見憶えあるって?ブ、ブー、それ違いますよ。多分それはこのYちゃんがマラッカで食ったジャックフルーツの写真(このブログの最後に出してます)ですよ。

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だけど↓このドリアンってどうよ?果物の王様って言われているけど、私は未だにあの臭いには慣れません。

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こちらに来て、このドリアン、きっと5回ぐらい口にしたと思います。ドリアン好きな日本人の方たちからは、3回食べればきっと好きになると言われたのですが、私の場合はどうしてもあの臭いがダメでした。好きな人は臭いではなくて匂いだって言いますけど、私にはやっぱり臭いです。

ドロリとした食感と強烈な甘みも、私にとってこれは美味しいと感じるものでもないし、なにより口の中や吐く息にあの臭いがいつまでも残るのはイヤ、そう思っているのです。なんて、こんなことを書くと周りにたくさんいるドリアン愛好家の人たちに怒られそうですが、趣味や嗜好は十人十色、まぁ許してつかぁさい。

それでですね、この国にはドリアン食品がいろいろあるんですよ。
例えば↓この真ん中のドリアンアイスバー。ある時、眼鏡をかけてなくて何が書いてあるか読めなかったせいで、このアイスを買ってしまい、ガブリ(私の場合はペロリではない)と口にして、ん、これはナニっ?と吐き出してしまいました。

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それから、この国ではどこでも売ってるドリアンチョコ、↓これだっておんなじ、やっぱり食べた後に残るニオイがダメ。ちなみに、その右は唐辛子チョコ、その右がカレーチョコです。私はどれも決して買いませんけど。

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まだありますよ、↓ドリアンコーヒー。珈琲ってカオリを楽しむものじゃないですか、なのにドリアンだなんて信じられないのですが、あんまりドリアンの悪口ばかり書いてるとドリアン愛好者から闇討ちされるかも知れないのでこの辺で止めときます。

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さて、プトラジャヤの次なる見どころはあの長大な通称プトラ通り(Persiaran Perdana)になる訳ですが、ここはバスで通過しながらガイドさんの説明を聞きました。写真は以前のブログでも掲載していますので省略させて貰います。

そして大通りの南の端にある↓ここプトラジャヤ国際会議場に行きました。
ここはちょっと小高い丘になっていて、その丘の上からは大通りの反対方向を見渡すことができます。

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これが、反対方向、つまり北側を見通した写真ですが、直線道路のはるか彼方に首相府が見えているのがお分かりですか?

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この直線道路の長さが約4km、と言うと大体大きな国際空港の滑走路の長さとほぼ同じです。そうなんですね、日本の成田空港や関西空港の主滑走路も4km滑走路ですし、今話題のKLIAなどは現在4kmが2本、今回更に4kmがもう1本建設されましたから計3本になりましたが、空港ってこんなに広く長いんだってことを改めて実感したりして、それにしても人間の脳内物差しっていつまでも過去の記憶や経験に引きづられているんですね。

そして↓これが本ツアー最後のシワガレ爺軍団の集合写真です。お天気は高曇りですが、風も止まり暑くてたまらないので、ほとんど皆年相応にバテテます。

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そして周りの見学もそそくさと終えて、皆バスに戻ってきましたが、ガイドさん曰く「えーっと、これでプトラジャヤの見学コースは終わりですが、時間も余ってますのでどこか行ってみたいところはないですか?」。

これに即反応したのが普段から趣味で農作業に明け暮れているHさん。「どっ、どこか、畑とか田んぼとかつれてってもらえませんか?ワシ、そう言うのがシュミじゃけん」、するとガイドさん「じゃ果樹園はどうですか?」って。

「おーっ、果樹園かい?うん、そこ絶対行きたい」と返すHさん。かくしてシワガレ爺軍団ご一行様のプトラジャヤ最後のツアーは、↓ここTaman Warisan Heritage(農業遺産公園←直訳)となった訳です。

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そこは意外に近くてまもなく到着しました。ところがバスを降りてみるとムッとする熱気。雲もすっかり取れて青空をバックに太陽が容赦なく照りつけています。

そして見たところ、この果樹園、結構な山の斜面に作られているようで、ええーっ、この広大な山の斜面を登り下りするのかい?この熱さで熱中症になっちゃうよ、とみんなウンザリ。一人Hさんだけが張り切ってました。

そしてまもなく通風病みの館長さん「オ、オレ、足痛いから」といち抜けました。

でも、残りのシワガレ面々、これが最後だからエネルギーを全部使い切るかと覚悟して、ゲートをくぐったのです。

しかし、平坦な路をちょっと歩いてさぁ坂道にとりかかろうかとすると、なんと↓こんなものがあったのです。

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なんだ、歩かなくてもいいんだ、しかしその時既に遅し、いち抜け館長さんの姿は見えませんでした。

かくして館長さんを除く軍団面々は、ちっとも坂道を歩くことなく楽々とアップダウンの多い広大な果樹園(農業公園?)
を十分楽しみながら廻れたというわけです。館長さん、そう言うことだったのです。悪しからず・・・・

そして、特に農作業が趣味のHさんを大喜びさせたのが↓コレです。

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そう、これはジャックッフルーツの木です。

でもこれには一同ビックリです。最大20kgにもなるというこのジャックフルーツってこんな風に木からぶら下がっているんですね。ちょっと微笑ましくなってしまいました。

ジャックフルーツってタテ半分に割るとこんな感じです。

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なお、ヨコに割るとこんな風です。

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↓この写真憶えていますよね?そう、このブログのマラッカツアー編でアップした「ジャックフルーツを食らう」の写真です。

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↑彼、Yちゃんですが、なんにでも興味津々、今回もひとりでドリアンとかこのジャックフルーツ買って来ては、旨い旨いと食べてました。

と言うことで、プトラジャヤツアーはこれを持って無事に終了し予定どおりにKLに帰ってきました。

その後、面々のバッゲージをホテルに預け、お土産などを物色し併せて最後の晩餐をしようと向ったのがKLパビリオンだったのです。

そして、その途上、偶然にも国緊隊の若者たちと遭遇した件(くだり)はシリーズのその3に綴りました。

さて、最後の晩餐はここパビリオン6Fにあるディン・タイ・フォン(Din Tai Fung)です。

このレストランは東京や横浜などにも多く出店している台湾料理店ですが、特にここの「小籠包(ショウロンポウ)」が美味しくて有名なお店です。

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これです、これがこの店の看板メニューの小籠包です。

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付けあわせで付いて来る細切りジンジャーの小皿にお醤油とブラックビネガー、それにお好みでチリオイルを混ぜたディップソースをちょっと浸して食べるのですが、特に中の肉汁がたまらなく美味。

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レンゲにこの小籠包を乗せて、ちょっと箸でつっついて皮を破り肉汁を啜る、これってたまらないですよね。

なんてこと言ったりして、グルメツアーの最後は私の大好きな小籠包で〆てもらいました。

ただ、軍団のほとんどの面々が宇都宮在住と言うことをすっかり失念してましたので、あるいは「宇都宮餃子のほうが旨い」なんて思った人がいるかも知れませんが、まぁ万人に好かれる小籠包と言うことでご容赦願いたいと思います。

なお、この最後の晩餐では、喉越しの良い冷えたタイガービールを飲み干すたびに、今回ツアーの思い出話に花が咲き、次第に昔の青年時代にタイムスリップしてゆく不思議な感覚を覚えました。皆の顔が活き活きとした青年の顔に戻り、皆尭舌に議論している、昔はそんな時代もあったなーなんて思ってしまいました。

この後、私は、軍団をホテルまで迎えに来たトラベル会社手配のバスに乗って、予定通りにKLIAに出発するのを一人静かに見送りましたが、寂しい想いをじっと堪えてました。

またいつか会いたいね、会って昔話やこのマレーシアツアーの思い出話をしながら楽しく飲みたい。そして顔がシワガレてもいい、みんな出来る限り世の中に迷惑掛けない程度に長生きして頑張ろうよ、そう心に念じながら愛車に日本酒やおつまみ類の戦利品(これは思惑どおりどっさり残ってウホホでした)を満載してブキビンタンを後にしました。

以上で、シワガレ爺軍団のマレーシアツアー編を終ります。

長々と綴ってしまいましたが、最後まで読んでいただいた方、そして途中何度も励ましいただいた方たち、本当にありがとうございました。

さて、前回の爺軍団シリーズその3では、国緊隊の若者たちとの出会いのお話を番外編として綴りましたので、シワガレ爺軍団のツアーリポートとしては、これが実質的な第3弾になります。

ツアー2日目、3月15日(土)はKL市内及び近郊を巡りました。

爺軍団ご一行様はこの日の朝も全員得意の早起きですこぶる快調、中には朝メシに近くのローカルインディアンレストランを探訪したツワモノもいたりして、ギャースカギャースカ、田舎の修学旅行生よろしく朝から大変賑やかです。

そして、今日のツアーは夕べの約束どおり、シワガレ爺グループに願ってもない紅一点が混じります。この女性(D女史)にいろいろお話を伺ううち、なかなか聡明かつ勇気のある方とお見受けしましたが、こんなむさ苦しい爺グループの中にひとり混じっていただき本当にありがとうございます。

でも、予想外のこの展開に爺軍団全員、昨日に増してハイテンションになっています。あまり張り切り過ぎて誰か途中で倒れたりしないか少々心配です。

さぁそれでは元気に出発しましょう。今日はラッキーなことにあの嫌なヘイズもとれて見事な青空が見えています。

先ずやってきたのは、KL郊外にあるインド洞窟寺院(バトゥケイブ=BATU CAVE)です。

実を言うと、ここは私も初めてのところです。私の住まいからそう遠くないところにある人気の観光地なのですが、そのうち行ってみようと思いつつも、今日まで足を運んでいませんでした。

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バトゥケイブに着いて先ず目につくのが、洞窟入り口への階段わきで参拝客を見下ろす巨大な金色のムルガン神です。

そしてムルガン神の横には岩山の洞窟寺院に登る272段の階段があります。下から見上げるとこんな感じです。

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まだ時間が早いので陽も高くなく、直射日光を受けずに登り下りできそうなので、痛風病みも含めて軍団全員ゆっくりと登ります。階段の途中には親子ザルがうるさいほどいましたが、我々爺軍団は猿など見向きもせず、そして、猿に見向きもされずただひたすら登り、難なく巨大洞窟に到着です。おおーっ、なかなかいい感じじゃん。私もお世辞ではなくそう思いました。

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洞窟(鍾乳洞)内はライトアップされ、お祈りの音楽も流れてい幻想的な感じ、空気もひんやりしていて汗ばむ肌に心地よいです。

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ARCHANAIとはタミール語で参拝の意、この通路は毎年1~2月に行われるタイプーサンと言うヒンズー教徒のお祭りのときなどには身動きできないほどの人混みの中、この参拝路を伝って本殿へと進むのだそうです。

洞窟寺院の本殿です。この日もかなりの信者が集い、ヒンズー教の僧侶が独特の音色の伴奏に併せて祈祷中でした。

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軍団の祖国日本においては、このようなヒンズー教のお祈りなど見る機会がないものだから、ほれ、このとおり見事に口をあんぐり開けて(と言っても後ろからは見えませんが)見入っていました。

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さて、次に訪れたのは、定番のロイヤルスランゴールのピューター(錫鋳物製品)工場です。

これは、ホントかどうか世界一のビールジョッキだそうですが、こう言う場面では常に前に出る、昔は気鋭の剣士、今は通風病みの(剣道場の)館長さんです。(笑)

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マレーシアはかつて世界最大の錫の生産地だったそうで、今でもかつての露天掘りの大きな穴と言うか大きく凹んだ跡地が、KL近郊を含めいたるところにあり、そのほとんどは人口池などに様変わりしていますが、往時を偲ぶことができます。

そう言えば、去年の夏、孫たちと訪れたサンウゥイラグーンの巨大プールなどのレジャー施設もこの錫の露天掘り跡地に造られたと聞きました。

このロイヤルスランゴールの工場ではピューターの製造工程などを見学、途中専属ガイドさんにおだてられて、ピューターの模様刻印打ち?にトライする軍団のメンバーです。

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ガイドさんに「ジョーズ、ジョーズ!」などと褒められていましたが、あれははっきり言ってお上手(お世辞)です。(´v`)ニィ

さてさて、このピューター工場には製品の展示即売コーナーなどもあって、軍団の面々は、これカミさんに、などと面映そうに言いながらもしっかりと高価な製品を買い込んでいました。でも、ここはどこかのお土産屋さんと違って、売り子がうるさくないからいいですね。

工場見学を終えて外に出てくると、朝の涼しさはどこへやら、苦しいくらいの熱さが戻っていました。でも、バスの中はしっかり冷房が効いていてとても快適。次なるBeryl'sチョコレートキングダムに向います。

さぁ着きました、ここがBeryl's Chocolate Kingdomです。ここはいつも観光客などのお客さんで溢れています。

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実は、私はいつもマレーシアの(日本への)お土産は何がいいだろうと、人に聞かれたり自分でも悩んだりしていますが、はっきり言ってろくなものがありません。(本当は知らないだけなのかも知れませんが)せいぜい、ボーティとか、ドライマンゴーとか、チョコレートぐらいなもんです。

で、そのうちのチョコレートですが、実はこれがお勧め、私のお気に入りがあるんですよ。て言うか発見したんですよ。それがこれです。エスプレッソコーヒーチョコです。

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コーヒー豆にブラックチョコをコーティングしたもので、ほろ苦さの中に強烈なコーヒーの香りが口いっぱいに広がる逸品です。男のチョコって感じで特にお気に入りです。(私は実は甘辛両刀使いなのです、チョコアイスとかも大好きなのです)

今回の軍団の面々のお土産に良かれと思い、わざわざ立ち寄ってもらったこのキングダムですが、D女史を含むグループの面々、勧められるがままに大量買いしてましたね。

さて次はその近くのバティック工場に行きます。

バティック(Batik)とは、ろうけつ染め布地のことですが、軍団面々、もちろんそんなものに興味があろうはずがありません。ここはツアー企画時にどうしようか迷ったのですが、ツアー会社の勧めで渋々取り入れたところです。

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おっ、でもこれMH370の無事を祈るバティックですよ。これもちゃんとろうけつ染めで描いてありました。

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ガイドさんの説明なぞ聞いてもしょうがないから、一応写真でもとカメラを構える軍団メンバーです。

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さて、次はどこ?まだちょっとお昼ご飯まで時間があるからKLタワーを先にやっつけることにしました。ガイドさんと私が相談して決めました。

この写真は、この日の朝、軍団のメンバーのホテルの部屋から撮影したものです。これから、あの展望台に昇ります。

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はい、もうやって来ました、ここが展望台です。D女史を含む総勢10名の記念撮影です。実はヘイズで何も見えないかも知れないと心配していたのですが、ヘイズもすっかりとれていて四周が綺麗に見えました。こうやって見ると、以前中学のクラス会の面々と東京タワーに昇ったことを思い出しますね。あの時は雨で何も見えなかったことを思えば、今回はとてもラッキーでした。

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そして、展望台からの下りのエレベータでのことです。上の階から降りてきたエレベータのドアが開いて、さぁ乗り込もうとしたとき、既に中に乗っていたどこぞの客がなにやら仰ったそうです。後に居た私には聞こえなかったのですが、前列の軍団メンバー、乗り込んだあと、なにやら挙動不審です。

なにモソモソしてんだよって、聞いたら、「なんかオレ金落としたようなんだ、さっき、コインダウンって言われたし」「・・・・・・」、おいそれ「Going down」じゃないか?「下に行くよ」って言われたんじゃないのかよ。

「ええっー?コインダウンじゃなかったのか?」「あっはっはーっ」と一同またまた大爆笑の巻でした。

KLタワーの後は、さぁみなさん、お腹も空いたでしょうと、お待ちかねのランチタイムです。

ここは広東料理の老舗、マルコポーロレストランです。とても雰囲気の良いゴージャスレストランです。

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今日のランチは、飲茶です。もちろん軍団全員、おっと、D女史だけは中国茶でしたが、その他全員生ビールを欠かしません。

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うん、やっぱり質・量ともに今回ツアーの食事は文句ないな、とこれは私の独り言でした。

ランチの後は、イスタナ・ネガラ・バル、新王宮です。もちろん王宮内には入れませんのでメインゲート前の広場から中をのぞくだけ。騎馬に乗った衛兵さんをバックにみなさんで記念撮影です。

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こう言うものには興味がある軍団メンバーですが、何をじっと見ているのでしょう。でも衛兵さんは流石です。どこをどうじろじろ見られても不動のままです。誰かがくすぐってみたらどうかって言ってましたけど、なんてことを言うんでしょう、不謹慎な。。

あはっ、そう言えば以前ここに来た時、チャイニーズの騒々しいツアーグループがいて、その中の一人のかなり不細工なネーちゃんがなんと衛兵さん(写真の衛兵さんよりずっとイケメンの衛兵さんでした)と腕組みして写真に納まろうとしたのですよ。あの時は流石に衛兵さんも迷惑そうに口をへの字に曲げて怒ったようにしてましたが、それにしてもあちらの女性、図々しさだけは天下一品、他人の迷惑なんて屁とも思わないのですね。

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そう言えば今回は、富山の高校生軍団とこんなところで遭遇しましたね。いつかもKLCCの伊勢丹で関西の女子高生グループと出会いましたが、今時の高校生の修学旅行ってこんなところまで来るんだ?って関心していたら、誰かに、何言ってんの、もっとすごいところはヨーロッパまで行くんだよって教えてもらいました。

いやいや昔とは様変わりですね、はっきり言って今時の親が気の毒です。

イスタナネガラを後にした我々軍団ご一行様ですが、近くのモントキアラの我が家でちょっとだけコーヒーブレイクしてもらいました。どんなところに住んでるのか連れてけって言うメンバーもいるものですから、いろいろ気遣いしたのですよ。

次に、はて、ここはどこでしたっけ。。。そうそう、国家記念碑(National Monument)です。ここも定番の観光名所です。でもモニュメントを良く見ると、兵士の顔がマレー人っぽくなくどう見ても白人系の顔です。ガイドさんに尋ねると、アメリカの会社に造ってもらったらこうなったのだそうですが、そんなことありですか?

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いよいよ本日のツアーもこれで最後になりました。ここはセントラルマーケット、あらゆる種類のお土産屋さんがぎっしり詰まったお土産のデパートみたいなところです。

爺軍団、そのセントラルマーケット内で早速こんなところを発見しました。

フィッシュセラピーと言うのだそうです。

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ウヘッ、アハッ、キャハハッ、プォオホホッ、実にやかましい声です。隣のオニイサン、オネーサンにも笑い声の大きさだけは絶対勝ってます。

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でも、こんなシワガレ爺さんたちの強烈水虫入りの角質を大量に食ったこのフィッシュたち、果たして無事に生きのびられるでしょうか。ψ(*`ー´)ψ ゥヶヶ


いやーっ、今日も朝からいろいろ巡りました。でも、外に出れば熱いし、バスの中や屋内に入れば寒いし、ほとんど体温調節機能も老朽化してる面々なので、なにかしら顔色も冴えなくなってきた気がします。面々の健康係もかねている私としては、さあこれで終わりですよと言うガイドさんの声で実はホットしたのでありますよ。


この後は、バスで今夜のディナー兼宴会場へ。

実は今夜が3晩目、最後の夜なので美味いものたらふく食わせて、たらふく飲ませてあげようと、案内したのは私の行きつけのローストダックレストランです。

そこはこんなに美味しそうなローストダックや、クリスピーポーク、それに柔らかくてジューシーでそんなに甘くないチャーシューや・・・

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その他にもこんな白魚のフライなどなど、美味しいもの盛りだくさん、かつリーズナブルと言う私いち押しのレストランなのです。

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それに、このお店にはアルコールメニューがまったくないのでそこがまた実にイイのです。なんちゃって、この意味分かりますか??

えっ?そうそう、そうなんです、アルコール持込み自由なのです。ここのボス(とても人柄が良さげなオーナーシェフって感じ)が気前良くなんでも持ち込んでいいと言ってくれるんです。

と言うことで既に何度も持ち込みしたんですけど、ボスもスタッフもちっとも嫌な顔せず、氷とかグラスとかボトルオープナーとかいろいろ世話してくれるんです。

そんなところがとても気に入っていて、今回も即ここに決めたのです。そして、クーラーボックスにぎっしり詰め込んでみんなでバスでやってきたというわけです、ハイ。。

ところが、ところが、今日一日のツアーの疲れや、バスの中でもビールなどやっつけてたせいもあってか、軍団、今夜はあんまりすすみません。

とは言いながらも、持ち込んだ日本酒やビールでみんな真っ赤になって喋り捲り、ご一緒していただいたD女史ともいろいろお話したりして、とても楽しい一夜を過ごしました。

そしてその後は、バスでホテルに帰ったのですがホテルに近づくに連れ渋滞がひどくなり、ついにバスは全く動かなくなってしまいました。止むを得ず手前で降りてみんなで歩いたのですが、そしたらなんと、ホレ、こんな賑やかなお祭りパレードに出会いました。

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どうやらチャイニーズ系のお祭りだとは思いますが、山車の看板文字が読めないのでなにやら良く分かりません。

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でも街中熱気に溢れていて、これは思いがけず良いものを観せてもらったワイと言う気分でホテルに辿り着きました。

ホテルロビーで、今日一日ご一緒していただいたD女史とお別れしましたが、おかげさまでシワガレ爺軍団、朝から晩までハイテンションで楽しく過ごすことができました。大変ありがとうございました、一同を代表して厚くお礼申し上げます。

さてさて、いよいよ明日はツアー最終日、このまま何事もなく無事に済んでくれれば良いと願いつつ、ベッドに倒れていたら、おいおい、さっきまで死んでた筈のゾンビ軍団が墓穴から這い出したごとく押し寄せてきました。

ウソでしょ、まだ飲む元気があるのかい?と言いながら私も同じく墓穴からゴソゴソと這い出して、今夜もシワガレゾンビたちの宴会は深夜まで続くのでした。

最終回につづく。


2014.04.03 KLIA2(その13)
実はそろそろ「朋有りシリーズ」のその4を書き初めようかと思っていたのですが、一昨日(4月1日)と昨日(4月2日)、私にとっては非常に興味のあるニュースが飛び込んできました。

そのひとつはMH370の件、なんと昨日のニュースでマレーシア警察がMAS航空機の消息不明の原因究明に繋がる有力な証拠を得たとの驚きの発表がありました。詳しくは今後の捜査に影響するので明らかにはできないと言うものでしたが、これって、本当に本当ですかと疑いたくなりますね。

まぁ、これについては今後の報道を待ちますが、いずれにしても海洋浮遊物の捜索活動が進展し時間切れになる前にブラックボックスの回収ができるように祈っています。

驚きのニュースのもうひとつは、KLIA2に関するニュースです。

もちろん私は、5月2日の開業が本当に出来るのかどうか、大いなる関心を持ってウォッチしているのですが、ここにきて事態が急進展しそうな雰囲気になってきましたね。

と言うのは、例のエアアジアと政府・MAHBとの確執が俄かに殺気立ってきたような気がするのです。

と言うことで、関係メディアのニュース報道(抜粋)にご注目下さい。

例によって、英文和訳は筆者によるものですが必要に応じて一部意訳しています。



klia2 to open next month, without AirAsia
KLIA2、エアアジア抜きで来月オープン予定

The Malaysian Insider 1 Apr 2014

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KLIA2自動チェックインカウンター

The new low-cost carrier terminal klia2, the opening of which was delayed several times, will finally be opened in May with only two airlines - Cebu Pacific and Malindo Air - operating there initially, Public Accounts Committee chairman Datuk Nur Jazlan Mohamed said today.

その開業が数度(?)も遅れた新しいLCCターミナルのKLIA2は、最終的に5月に開業するが、当初は2つの航空会社、セブパシフィックエアとマリンドエアのみがそこで運航開始することになると、本日、PAC(議会公会計委員会)議長のDatuk Nur Jazlan Mohamed氏は述べました。

He added that AirAsia will move in later, after the system is up and running and klia2 is shown to be able to operate with a lower number of passengers in the initial stages.

彼は、「エアアジアは、KLIA2のシステムが稼働して、初期段階に(エアアジアの乗客数よりも)少ない乗客数で(十分に)運用できると言うことが示されたあと、後ほど移転する」と付け加えました。

"So we decided that we will call Air Asia officials to meet us as soon as possible," Nur Jazlan added.

「だから我々は、エアアジアの担当者と会うため、できる限り早く招致することを決定した」とヌル・ジャズラン氏は付け加えた。

The airport terminal has faced almost a year of delays that has led to a war of words between its main client, AirAsia founder Tan Sri Tony Fernandes and acting Transport Minister Datuk Seri Hishammuddin Hussein.

空港ターミナルは、その主なクライアントであるエアアジアの創設者トニー・フェルナンデス氏と運輸大臣代行スリ・ヒシャムディン氏の間の論争に繋がるほぼ1年(?)の遅れに直面したのです。

Hishammuddin had said that interested parties should cease finger-pointing and put national and the people's interests first by meeting the stipulated operational date on May 2.

ヒシャムディン氏は、利害関係にある各組織は非難の応酬を止めるべきであり、5月2日と明記されている運用開始の日付を遵守することにより、国と人々の利益を優先しなければならないと述べました。

"They, not the government, picked the date because it is a private commercial venture. So, they must be responsible," Hishamuddin had said. – April 1, 2014.

「これは民間の商業ベースによるプロジェクトであるため、政府ではなく彼らがその日付を選択したのであり、そのために彼らに責任がなければならない」と、ヒシャムディン氏は言いました。



セブパシフィックはフィリピン最大の航空会社でLCCですね。マリンドエアはマレーシアのLCCですが、インドネシアのライオン航空を親会社に持つ航空会社です。

開業当初はこの二つの航空会社だけでKLIA2を運営すると言ってますが、本当にエアアジアが移転してこなかったなら、恐らく乗客数は全体の2割以下のはずなので、であれば売り上げを期待できない商業テナントだって困りますよ。こんなことが実際出来ると思いますか?



PAC to call up AirAsia over delayed KLIA2 project
PAC(公会計委員会)、遅れているKLIA2プロジェクトの件でエアアジアを招致予定

Star online 1 Apr 2014

AirAsia will be called up by the Parliament Accounts Committee to explain their views on the delayed KLIA2 project scheduled for opening in a month's time.

エアアジアは、一ヵ月内に開業が予定されている遅れたKLIA2プロジェクトに関する彼らの見解を説明するために議会公会計委員会によって招致されるでしょう。

Based on the latest development, Nur Jaslan said that KLIA2 would be operational on May 2 following a soft-launching ceremony involving low cost carriers Malindo Air and Cebu Pacific.

最新の準備状況に基づき、ヌル・ジャズラン氏(PAC議長)は、KLIA2はソフトオープンセレモニー(訳者註:グランドオープンセレモニーの対比語)の後、LCCのマリンドエアとセブパシフィックと共に、5月2日に供用開始となるだろうと述べました。

Asked if Air Asia would also begin operations at KLIA2 on May 2 he said this was a decision for Air Asia to decide.

エアアジアが5月2日にKLIA2で運航を開始するかどうかを尋ねられ、彼は、これはエアアジアが決定することだと述べました。

"They (AirAsia) will move in only after May 2. “

「彼ら(エアアジア)は5月2日以後に移転して来ます」

"As to the exact date, you have to ask Air Asia for that," he added.

「正確な日付に関しては、あなたはエアアジアに尋ねなければならない」と、彼は付け加えました。



近いうちにエアアジア(の役員)を議会に呼びつけるそうです。

日本であればさしづめ国会の予算委員会への参考人招致というところでしょうが、是非覗いてみたいものです。(でもやりとりはオールマレー語でしょうから、まだ私のマレー語レベルではちょっと無理ですね。)



LCCT to cease operations on May 9, says deputy minister
現LCCTは5月9日に運用停止予定と副大臣

Star online 2 Apr 2014

AirAsia will have to move to KLIA2 before May 9 as the Low-Cost Carrier Terminal (LCCT) in Sepang will cease operations that day, said Deputy Transport Minister Datuk Aziz Kaprawi.

SepangのLCCT(訳者註:現LCCT)は5月9日に運用を停止するため、エアアジアはそれより前にKLIA2へ移転しなければならないだろうと、運輸副大臣のアジズ氏は述べました。

He said the LCCT will be “empty” after it closes, and all the relevant agencies such as Immigration and Customs will relocate to KLIA2.

彼は、運用を停止した後のLCCTは「空っぽ」になり、そして、イミグレやカスタムのようなすべての関係機関はKLIA2に移転するだろうと言いました。

“There won’t be anything anymore at LCCT,” he said after the launch of Airport Cities World Conference and Exhibition 2014 here yesterday.

「そこはもうLCCTでもなんでもない」と、彼は、昨日の空港都市世界会議及び2014エキシビジョンの開会の後に述べました。

When asked if Air Asia had been notified, Aziz replied: “Yes, we have told them.”KLIA2, Aziz affirmed, was on track to open on May 2.

エアアジアに(現LCCTの運用停止の件を)知らせたのかどうか尋ねられ、「はい、我々は彼らに通知しました」とアジズ氏は答え、KLIA2の5月2日のオープンは順調であると断言しました。

“We will organise an open day for KLIA2 on April 27 to give Malaysians an insight into the new airport, including passes to go to the tarmac and runway,” he added.

「我々は、マレーシアの人々に新しい空港(エプロンや滑走路に行くパス(訳者註:スカイブリッジのことか?)を含む)を見てもらうため、4月27日にKLIA2の一般公開日を設定する」と、彼は付け加えました。

Four airlines will be flying in on the opening day of KLIA2 with Cebu Pacific expected to land the inaugural flight in the wee hours of May 2. The other three airlines are Malindo Air, Tiger Airways and Mandala Airlines.

5月2日のKLIA2のオープン日には、その早朝にセブパシフィックの就航開始の着陸が予定されており、計4つの航空会社がKLIA2で離着陸することになるだろう。その他の3つの航空会社とは、マリンドエア、タイガーエア及びマンダラエアです。



おぉっ、これは嬉しいニュースですね。4月27日にKLIA2を一般公開するそうです。

これは是非行ってみたいと思いますが、でも混雑するのでしょうね。



AirAsia will stay put at current LCCT
エアアジアは現LCCTに留まる予定

Star online 2 Apr 2014

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AirAsia Chief executive officer Aireen Omar

Air Asia and Air Asia X have refused to move to KLIA2, the new air terminal built specifically for low cost carriers, until all the safety and security issues have been resolved.

すべての安全とセキュリティの問題が解決されるまで、エアアジアとエアアジアXはKLIA2(格安航空会社のために特に建設される新しいエアターミナル)へ移転することを拒否しました。

Air Asia group is supposed to be the anchor tenant at the new airport, accounting for more than 80% of KLIA2’s traffic that is slated for opening on May 2.

エアアジアグループは新空港のアンカーテナントであり、5月2日に開業が予定されているKLIA2の交通量(訳者註:乗客数)の80%以上を占めると思われます。

It does not want to budge from the existing terminal known as the LCCT – which it has often referred to as the horse stable – despite warnings that the LCCT in Sepang will be closed by May 9.

エアアジアは、SepangのLCCT(訳者註:現LCCT)は5月9日までにその運用を停止するだろうという警告にもかかわらず、しばしば馬小屋とも呼ばれている既存のターミナルから動きたくないのです。

Air Asia group was responding to a statement by Deputy Transport Minister Datuk Kaprawi who said that KLIA2 would open as scheduled and the present LCCT would no longer be operational after May 9.

エアアジアグループは、KLIA2は予定通りにオープンする、そして現LCCTは5月9日以後はもはや使用できないとの運輸副大臣カプロール氏の声明に応えて言います。

He also hoped that Air Asia would join the government authorities and four other airlines – Malindo Air, Cebu Airlines, Tiger Airways and Mandala Airlines – in the big move to KLIA2.

彼(副大臣)は、エアアジアが政府機関や4つの他の航空会社(マリンドエア、セブパシフィック、タイガーエア、マンダラエア)が行うビッグムーブ(大規模移転)に加わることを希望しました。

However, Air Asia and Air Asia X stood firm and said that they would still be based at the current LCCT even after May 9.

しかしながら、エアアジアとエアアジアXはそれを拒否し、彼らは5月9日以後においてもまだ現在のLCCTに拠点を置くと述べました。

“The move to KLIA2 is imminent. However, it will only be carried out after all issues are addressed,’’ Air Asia Bhd chief executive officer Aireen Omar said.

「KLIA2への移転は差し迫っています。 しかし、すべての問題が解決された後にのみ、それは実行される」と、エアアジア最高経営責任者(CEO)のアイリーン・オマール氏は言いました。

(中略)

The group also said the two-month period for operational readiness and airport transfer (ORAT) was too “unrealistic and overly optimistic.’’
グループは、運用開始準備と空港移転(ORAT)のための2ヵ月の期間があまりに非現実的であり、あまりに楽観的であると言いました。

But the Government and airport operator, Malaysia Airports Holdings Bhd (MAHB), have maintained that the two-month period was adequate for the ORAT.

しかし、政府と空港運営会社(MAHB)は、2ヵ月の期間がORATに適切だったとの主張を崩していません。



上記の報道のなかで、アイリーン・オマールCEOが述べたと言う「KLIA2への移転は差し迫っているが、すべての問題が解決された後にのみ、それは実行される」の意味は、今回政府が指定した独立検査機関であるIKRAMプレミア・コンサルティング(IPC)の報告書で、誘導路やエプロンなどに亀裂が見つかり補修工事が必要と判断されたことや、ORATの実施期間が短かすぎること、そして以前からエアアジアが主張している空港諸税が現在のLCCTよりも高くなるため乗客にコストを転嫁せざるを得ないことなどから、安全・安心かつLCCにとっての正しい条件が整わない限りKLIA2への移転はできないと言うもののようです。

私は、このエアアジアの主張、特にLCCにとっての正しい条件の件は、空港諸税を下げない限りは移転したくないと駄々をこねているようにも聞こえ、なんだかなーとも感じています。

ただ、誘導路やエプロンの亀裂についてはともかく、CCCも取得できないうちにORATの大半を済ませてしまうような政府・MAHBの性急なやり方には正直言って大いに違和感を感じていますので、ここはエアアジアの主張に全面同意です。

しかし、政府は現LCCTを5月9日に閉鎖すると言い、エアアジアは5月9日以降もそこで運航を続行すると言う。物理的にそんなことができるわけがないので、これはどちらかが折れなければいけませんね。このままいつまでも平行線だとそれこそ低次元のお笑いを世界中に披露することになり、MH370の件とあわせて取り返しのつかないダメ評価を食らいますよね。



We'll see on that day, says ministry of Air Asia's refusal to move to KLIA2 on May 9
エアアジアの5月9日のKLIA2移転拒否に対して運輸省はその日がくればわかると言う

Star online 2 Apr 2014

"I cannot comment first. We will see on that day," is all Deputy Transport Minister Datuk Abdul Aziz Kaprawi is saying in response to Air Asia and Air Asia X's decision to continue operating at the present Low-Cost Carrier Terminal (LCCT) in Sepang even after May 9.

私は最初にコメントできない、その日がくれば分かるでしょうと、運輸副大臣アブドゥル・アジズ氏は、5月9日以後にもセパンの現LCCTで運航を続けるというエアアジアとエアアジアXの決定に答える形で述べています。



こうなるともう投げやりで大人気ないような感じがしてしまいます。早や、交渉や調整の努力を諦めたのでしょうかね。

それこそ粘り強く話し合い、お互いが納得できるかたちを追及しなければいけないのにと思います。

マレーシア最大の航空会社と国内航空業界の監督官庁たる運輸省などの政府側が、こんなかたちで口撃し合うなんてとても理解できません。



AirAsia appeals to Najib to resolve klia2 issues
エアアジア、KLIA2問題解決のためナジブ首相に訴える

The Malaysian Insider 2 Apr 2014

Air Asia has appealed for Prime Minister Datuk Seri Najib Razak to intervene to resolve issues over the move from the Low-Cost Carrier Terminal (LCCT) to the much delayed RM4 billion budget air terminal - klia2.

エアアジアは、現LCCTから、非常に(開業が)遅れたRM40億の予算を費やすエアターミナル( KLIA2)への移転に関する問題解決のための介入をナジブ・ラザク首相に求めました。

Chief executive officer Aireen Omar said Air Asia was more than ready to move to klia2 but it had to be done under the right circumstances.

最高経営責任者のアイリーン・オマール氏はエアアジアはKLIA2に移転する準備は十二分にできている、しかし、それは正常な状況の下でなされなければならないと述べました。



エアアジアは、今度はナジブさんを仲介者に引っ張り出そうとしていますね。そのナジブさんは今日あたりオーストラリアで、MH370のことでアボット豪首相と会談する予定だと聞きましたが、ホント、その対応が悪いなどと世界中から叩かれ始めている当事国の首相だけにKLIA2どころではないのではないかと思ってしまいます。

でも不思議ですよねぇ、こんなKLIA2の問題は今に始まったことではないのに、なぜもっと早い段階で首相のリーダーシップが発揮されないのでしょうか、これってほとんど国家プロジェクトみたいなものですよね。KLIA2って、誰かが言ったような単なる商業ベースの民間プロジェクトではないと思うのですが・・・・



以上、4月1日と2日のメディアの報道を時系列で並べてみましたがいかがだったでしょうか。

もう1ヶ月をきった5月2日のオープニングは果たしてどうなるのか、私にはまだもって予測がつきません。

と言いながらも刻一刻と期限の日が近づいてきます。国やMAHBの面子を保つための性急なオープニングには断固反対ですが、すべての問題を奇跡的にクリアして無事にオープニングデートを迎えられれば、それはもう感動です。

と言うことでKLIA2ウォッチャーにとってはまだまだ眠れない日々が続きます。

ではまた。。