今日は、久々にMM2Hの個人申請のことについて書きます。

と言うのは、昨日(2014.1.29)、知り合いの個人申請(本申請)にお付き合いして、ジャランデュタのスタンピングオフィスとプトラジャヤのMM2Hセンターを久方振りに訪れましたので、MM2Hビザ取得1年半後の私の気付きなどをリポートしてみたいと思うのです。

これはモントキアラからも程近いジャランデュタ(Jalan Duta)の政府合同庁舎ビルです。

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IRBM(内国歳入委員会)のジャランデュタスタンピングオフィスはこの隣のビル(奥側のビル)のGF(1階)にあります。

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ここのオフィスはいつもながら大変混み合っていて、今回も待たされることを覚悟していましたが、結果としては30分もかからずにスタンピングが終了し、拍子抜けしたと言うか、ちょっと意外でした。

約1年半前の私自身の場合を含め、ここにはこれまで3度ほど来ているのですがいずれの場合も結構長く待たされました。

でも今回は意外にあっけなく済んだ、混み具合は同じなのにどうして?と思うのですが、これには新発見の裏技(?)があったのです。

いや、ウラワザと言うより、どうやらこれまでの手順が違っていたらしい、つまり、順番待ちのチケット(ナンバーチケット)を取り違えていたようなのです。

ここのチケット発券機には5つのカテゴリーボタンがあり、今までは「C」のチケットを取っていました。ところが、今回の受付の方の説明によると、個人申請の場合は「D」のナンバーチケットの方が良いのだそうです。

エージェントによる申請の場合が「C」で、「D」よりも待ち時間が長いのだそうです。えー?ホントかなぁと半信半疑で待っていたわけですが、あっと言う間に順番が来て、これまでとは異なる窓口(3番窓口)に呼ばれて簡単に書類審査が終了、次の会計窓口での支払いやセキュリティボンド用紙へのスタンピングも実にスムーズでした。

これまでは、書類審査を受けるまでの待ち時間が長く、ナンバーディスプレイを睨みながらまだかまだかと待っていたわけですので、なるほどこれなら随分楽ちんだ、いいことを教わったなぁとにんまりしましたが、良く考えてみればなんのことはない、これまでの自分の理解が足りなかっただけのことですよね。



その他、今回このオフィスに来る前、セキュリティボンドのおさらいをしようと、ある方のブログを読んでいて、えっ?と思うことがありましたので、このことについてもちょっと触れてみたいと思います。

MM2Hビザのセキュリティボンドへのスタンピングについて、その方のブログ(2013年2月19日付け)には、「セキュリティボンドにKL市内で購入した切手を貼って提出したが、割印がないので却下された」とありました。

この切手と言うのはまさか郵便切手(setem pos)のことではないでしょうね。もしそうなら論外ですが、もしこの方の仰っている「切手」が収入印紙(setem hasil)のことであれば、ちょっと私も興味があります。

と言うのは、仮承認書と共にMM2Hセンターから送付されてくる案内書には、本申請時に提出が必要な書類の全部とその作成提出要領及び納入金額の内訳などが詳しく書かれているわけですが、その中で、このセキュリティボンドフォームについては、事前にIRBMのスタンピングオフィスでRM10を支払い、スタンピングしてもらわないといけないと書かれています。

ところが、この方は切手(?)を貼ってプトラジャヤの窓口に提出した、でも割印がないので受け付けてもらえなかった、なので割印をどこかで押してもらって再提出した、セキュリティボンドの切手(?)には事前に割印を押してもらうことが必要、と書いておられます。

この方の言う「切手」が「収入印紙」のことだとして、なぜ、仮承認書に同梱されてくる本申請の案内書どおりにスタンピングオフィスに行かずに、印紙を買いにPOS(多分)に行ったのだろうと不思議に思いますが、まぁそれは良しとして、以前からちょっと気になっていたことを思い出しました。

実は以前、MM2HのEnglish Forumを読んだりして、スタンピングオフィスでは印紙の上から割印を押してもらうのだとイメージしていました。

ところがいざスタンピングオフィスに行ってみると、紙の収入印紙ではなくこのような直接のスタンピングでした。

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なるほど今ではこの方法が普通なのだろうと理解したのですが、この方のブログを読んだ後、改めてGoogleってみると、確かに印紙を貼った上から割印を押した画像がぞろぞろ出てきます。

これを見て下さい。このセキュリティボンドフォームには、RM10のSETEM HASIL(収入印紙)が貼ってあり、その上から割印が押されています。良く見ると割印にはPUSAT SETEM(スタンプセンター)の文字が見えています。

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このことは、やっぱり収入印紙をどこかで買って、その上から割印を押してもらうというやり方もまだあるってことですよね。

上の写真のスタンプセンターとはどこのことを指しているのか分かりませんが、もしこの方法が私の現在の方法(何も貼らずに直接最寄のスタンピングオフィスに行く方法→今回のような方法)よりも簡単に済むのなら、有効な選択肢になると思うのです。でも、POSで印紙を買い、その後どこかで割印を押してもらうなら、結局二度手間になるので却って面倒なのかも知れませんね。



さて次に、スタンピングオフィスでのスタンピング申請書類への記入要領のことです。

オフィスに入り、ナンバーチケットをとったならば受付カウンターにて、「MM2Hのセキュリティボンドのスタンピング」に来た旨を告げると、一枚の申請用紙を渡されます。(カウンターに用紙入れが置いてあるところもあるようです。)

これがその申請用紙です。

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ところが、この申請書はすべてがマレー語表記(この国の公用文書はほとんどがマレー語表記です。)なので、個人でスタンピングオフィスに行かれる方のほとんどは、先ずこの用紙の記入でまごつかれるかと思うのです。

私も、あの時、どこに何を書いていいのやらさっぱり分からず、大いにまごつきました。うろうろした後、結局、オフィスの係りの方に手取り足取り教えていただいてことなきを得たことを昨日のように思い出します。

でも今改めてこの用紙を手にしてみると、あの時ちんぷんかんぷんだったマレー語表記も大分理解できるようになったことに気付き、これもこの1年間のマレー語学習の成果かと嬉しくもなります。(笑)

この申請用紙はそれぞれのオフィスの受付カウンターで受領しますが、事前にIRBMのホームページからもDLできます。

http://www.hasil.gov.my/pdf/pdfborang/PDS1_Pin2011.pdf

記載要領はDLした申請用紙の次ページにマレー語で詳細な説明書きがついています。参考までに個人申請の場合の記入箇所と記入内容は次のとおりです。(カッコ番号は申請用紙のカッコ番号です)

(1)Name of the stamping office
 スタンプオフィス名(例:PEJABAT SETEM JALAN DUTA)を記載して下さい。ただしオフィスにある用紙には既にオフィス名が記されていますので、記入不要です。

(2)Your address
 申請者現住所(マレーシアの住所でも日本国内の住所でも構いません)を記入する欄です。

(3)Your full name, passport number and phone number
 ここは、申請者の氏名、パスポート番号及び電話番号を記入します。

(5)Name of the transaction first/provider(left column),Name of the transaction second/receiver(right column)
 左欄にBondの義務者/債務者を、右覧に権利者/債権者を記入する、と説明書きにありますので、左欄には申請者名を、右欄には「Malaysia Immigration」と記入すれば良いでしょう。

(6)The type of instrument to be stamped.”Security bond for MM2H”
 証書等の種類を書きます。ここは「Security bond for MM2H Visa」と記入するのが良いと思います。

(7)The date of the instrument
 セキュリティボンドフォームの作成日付を記入します。

(13)The applicant signature and date of today
 スペースがとても狭いのですが、申請者の署名を上段に、申請日付を下段に記載して下さい。


上記以外の欄の記載は不要です。

事前にDLした用紙にあらかじめ記載して持参することもできると思います。

以上、セキュリティボンドフォームのスタンピングについて、私の過去ブログ『本承認手続きその3 (2013.9.26)』の補完情報でした。




さて、今回私がお付き合いした方の場合、このスタンピングで本申請準備が全てすべて整い、この後は最終段階となるプトラジャヤ行きとなったわけですが、昨日は私自身のおさらいを兼ねて同行してみました。

1年半振りに訪れた観光省(MOT)ビルも10FのMM2Hセンターもあの時のまま何も変わっておらず大変懐かしい思いでした。

センターには既に何組かの申請者の方たちがおられましたが、ほとんどがエージェントらしき方に付き添われた人たちのように思えました。

私はもちろんエージェントではありませんし、単なる興味本位のお付き合いですから、知り合いの申請者の一連の手続き行為(カウンター受付、書類提出、会計手続き、そしてビザの受領)をなにもせず黙って眺めていただけなのですが、すべてが無事に終了し、MM2Hビザの貼付されたパスポートを手にニコニコ顔の申請者を見て、自分の1年半前の感激を思い出しました。

やっぱり個人申請の場合、ここに至るまでいろいろな苦労や工夫や努力があったわけで、それは誰しも同じだと思いますし、すべてやり遂げて、ビザを手にした時の感激は特別だと思うのです。

私も思わず自分のことのように嬉しくなってしまいました。

早速KLに戻りお祝いのお食事でもとなったわけですが、その際偶然に入った台湾レストランで、思わず笑ってしまうようなメニューブックに出会いましたので、今日は最後にそのことを紹介したいと思います。

・・・・
おっとその前に、昨日の本申請での参考事項を忘れないうちに書いておきます。
ひとつはセキュリティボンドの保証人のことです。

今回、セキュリティボンドフォームに記載しなければいけない「SPONSER/WIFE/WITNESS」の欄には、私の名前・住所などを書いて提出してもらいましたが、問題はなにもなかったようです。

どうもこの件については、当時私もいろいろと心配したこともありました。しかし、この保証人はマレーシア在住の知人・友人(マレーシア人でなくても良い)でも帯同の妻/夫でも良いようで、余り重要視していないと言う印象ですね。

それともうひとつ、シングルエントリービザのことです。

日本でシングルエントリービザを取ってきた場合は、一人500リンギのビザ代の支払いが不要となることは、過去ブログにも書いたとおりです。

今回の申請者(知人)は東京でこのシングルエントリービザを取ってきており、思惑どおり500リンギの支払いを免れたとのことです。と言うことで、東京でのシングルエントリービザの取得について、詳しく教えてもらいましたので、その件もこのブログで紹介したいのですが、文が長くなってしまいますので、これは改めて取り上げることにしたいと思います。



思わず笑ってしまう愉快な日本語メニュー発見

昨日、プトラジャヤからKLに戻り、MM2Hビザ取得のお祝いをしようと訪れたスリアKLCCのとあるレストランでのことです。

店のスタッフから手渡されたメニューブックを見るうち、全員がげらげら笑い出しました。

なにごとかと言うと、メニューブックに書いてある日本語がとてもユニークなのです。

とにかくご覧下さい。これは「デスクトップ揚げララ」と言うメニューです。
デスクトップ揚げララ???と全員首を傾げるのですが、深読みしてみると実に味わい深いのです。
台式の英訳はデスクトップ、炒は揚げ、啦啦とはアサリのことのようですが、読みはララ?

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日本語だけ読むとまったく意味不明ですが、写真も英語表記もついているので別に困りません。
ただ可笑しく笑えるのでこれはこのままにしておいて欲しいと思いました。

次は、塩と胡椒はイカ?、これもまったく意味不明です。何故こうなるのか教えてもらいたいものですが、これも良し。

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次のこれなど、カタカナのりをソと書き間違えただけのようですが、ゲラゲラ笑えます。もしかしてわざと??

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そして最後は、どうして日本語表記がこうなるのかまったくもって意味不明な一品です。

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これ、いずれも日本人の仕業とは思えません。恐らく今流行の機械翻訳かなにかでしょうが、まさかこれを見て意味が不明だと怒り出す日本人はいないでしょうね。少なくとも私たちは皆愉快な気持ちになりました。世界でも有数の親日国の台湾、その台湾料理のこのレストランに温かい拍手を送りたいと思います。

ではまた。。
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私は、車の運転中は大体いつもローカルのFMラジオを聴いているのですが、先月のある日のこと、番組の中でCIMBのキャッシュバックキャンペーンを繰り返し声高に宣伝しているのを耳にしました。

え、なんだって? CIMBのキャッシュバックキャンペーン? 1週間に1500リンギ使って350リンギのキャッシュバックだと? ホントかよぉ? またまた私の中の「興味ムシ」が頭をもたげました。

なので帰宅後、CIMBのWEB SITEで、そのキャンペーンとやらの詳細を確認したのです。

これはそのキャンペーン企画を表すポンチ絵なのですが、CIMBのDEBITカードなどを使って、1週間に500リンギ(現在レート換算で約16000円)以上の買い物をすると、100リンギ(同3100円)のキャッシュバック、1500リンギ(同47000円)以上の場合は、なんと350リンギ(同11000円)をキャッシュバック、しかも毎週更新すると言う信じられないようなイイ話です。

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しかし、私の場合は、大体いつも次に進もうとすると「あんたはダメオ(ヨ)くん」がヨコヤリを入れてくるのですが、今度は・・・、うん、なかなかよろしいようです。

我が家で普段使いしているDEBIT CARDも間違いなく対象となっているようだし、キャンペーンの対象店舗や対象品目なども、普段の日常生活で十分クリアできる範囲のようなのです。

まあ、でも説明書きをさらに良く読んでみると、キャンペーン期間は2月4日までと残り少なく、また、キャッシュバックの金額には上限があるようで早い者勝ちみたいなところもあるので、金額をクリアしても必ずキャッシュバックをもらえるとは限らないようなのですが、それでもイイです。

宝くじは買わなきゃ絶対当たらない、とおんなじでとにかく登録しなきゃ始まらない。こんなイイ話には乗らなきゃソンソンと、早速参加登録をすることにしました。

WEB SITE上の説明書に従い、携帯電話のSMSにてRegister開始です。

SMS: CIMB1Last four(4) digits of CIMB Bank KWIK Account/Card number Last four(4) digits of NRIC number and send to 62666

ふんふん、こんなの簡単だわさ、と入力を進めて行ったのですが、ん? なんだこれ?「Last 4 digits of NRIC number」を入れろだとぉ? おいおい、んじゃNRIC持ってない者はどうするんじゃ? あっ、そっか、Passport numberでいいのか・・・・?

でも、こりゃカスタマーサービスに確認とったほうが良いな、と判断し、即コールです。

でも、カスタマーサービスのおにいさん、こんな質問が意外だったらしく、直ぐ答えがでてきません。しばらく電話口でぶつぶつ言ってましたが、結局、ちょっとお待ち下さい、責任者に確認してきます、だと。。。

そして、ちょっとどころか結構長く待たされた挙句、「このキャンペーンの参加対象はNRICホルダーのみです。つまり、マレーシア人のみが対象となっておりまして、外国人の方は、お気の毒ですが参加できません。」だと。。。

おいおい、こんなことってありかよ?と憤慨しましたが、おにいさんと言い争っても絶対に解決しないのがこの国の常だから、納得しないけど、分かったと言って電話を切りました。

その後のことです。当然ながら私の「怒りムシ」が完全に目を覚ましたわけです。

本当は、他の用事でやることが一杯あったのに、わざわざ時間を割いて、Complaint Letterを書き上げました。

曰く、今次キャッシュバックキャンペーンの参加がなぜマレーシア人だけに限られているのか。我々外国人であってもこの国に住み、貴行に預金し、取引を行っているカスタマーであることに変わりない。貴行のキャンペーンの原資が貴行の営業益だとすれば、その一翼を担っているのはマレーシア国民に限らず我々も同様である。さらに、キャンペーンの説明書のどこにも外国人が参加できないとは記載されていない。貴行は即時に外国人のキャンペーン参加を認めるべきである。責任者の誠意ある回答を望む。以上。。。。

先月の中頃に、これをメールに添付して送りつけましたが、案の定1週間たっても10日経っても、音沙汰がありません。

さてどうしてくれようかと思案していたところ、なんと大晦日の31日にCard Centerの責任者からのメール回答が届いたのです。

回答は「NRIC番号を保有していない方もキャンペーンに参加できるようになりました。NRIC番号の代わりにパスポート番号の下4桁の数字を入力して下さい。」とのことです。

なんじゃこれ?オレが考えたこととまったく一緒じゃないか、ったく、なんて言う銀行なんだよ・・・と文句言いながらも、やったね、やっぱり言ってみるもんだぜ、と一人ほくそ笑みました。

でも不思議ですね、これ。こんなに簡単に変更できるものなんですかね。ひょっとしたら、カスタマーサービスがいい加減な電話回答をした? まさかねぇー・・?

いずれにしても、この国では不思議なことではないのかも知れません。私はこれからもどんどんダメモトで言うだけ言うようにしよう、そう思いました。

その後、無事にキャンペーンの参加登録も終了して今に至っていますが、肝心のキャッシュバックはどうなのかはまだ分かりません。で、まもなくキャンペーン期間が終了してしまうので、今回はキャッシュバックの特典は期待できそうもありません。でも、次回は必ず初日から登録してチャンスをものにしようと考えています。

以上、CIMB Cash Back Campaignのことの顛末でした。



ところで、このキャンペーン参加登録の際に入力を求められたNRIC Numberですが、これは、The Malaysian National Registration Identity Cardの略語で、マレーシア国民や永住者に付与される識別番号です。そして、このNRIC番号や住所・氏名のほか、顔写真情報や生体指紋情報などを含む多くの個人情報をICチップに埋め込んだカードがMyKad(マレーシア国民12歳以上用)、MyKid(マレーシア国民12歳未満用)及びMyPR(永住者用)なのです。

このカードはこれ1枚で、身分証明書、運転免許証、パスポートの代用の他、ATMカードなどにもなる大変便利な多機能ICカードで、全世界に先駆けてマレーシアが2001年に導入したのだそうです。

こんな最先端の個人カードを既に運用しているこの国は、それはそれで大変素晴らしいと思うのですが、私たち外国人からみれば実に羨ましくもあり、反面気の毒にも思える1枚なのです。

羨ましくもあり、と言うのは、このカードホルダーに与えられる特典が山のようにあるのです。例えば、病院、公共交通、ホテル、レストラン、映画館、博物館、美術館、スポーツ施設、遊園地などのアトラクション他の無数の施設の入場料やサービスの利用料の大幅な割引を受けられるのです。

これは、KLバードパークの入場券ディスカウントのPRです。

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この MyKad Discountって結構大きくて馬鹿にできないんですよね。例えばこれは、KLCCのペトロナスツインタワーのチケットプライス(Petronas Twin Towers Tickets)ですが、

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と、このように大人の場合で通常料金85リンギ(現在レート換算で約2600円)がなんと25リンギ(同780円)、子供の場合でも30リンギ(同1100円)が12リンギ(同380円)と見事に大幅なディスカウントなんですよね。


我々外国人はこのMyKadなんて持ってないわけだし、どこに行ってもこのような差別(?)をつけられていい気持ちはしませんよ。大体なんでこの国は自国民にだけ甘いのかなぁ、なんてひがんでしまいそうです。(でも良く聞いてみると、これは別に差別と言うものではなく、この国の一種の経済施策なんだそうで、実はこの国に限らず諸外国においては余り珍しくないことなのだそうです。)

もっともこの割引額は、各施設によってまちまちだし、窓口で交渉したらMyKadでなく運転免許証でもOKだった、なんてことも実際にあったそうだし、まぁこの辺りのいい加減さがこの国のおおらかなところでもあるのですがね。

この国に来て最近良く分かってきたことのひとつに、どこでもダメモトで交渉してみること(ポリスでもどこでも)、ですね。こんなことは無理だろうなんて思わないで、一応言ってみる、意外にいい答えが返ってくるかも知れないので・・

とにかく、この国のMyKadにはこんな優遇策があって、このことは実に羨ましい限りです。

で、今度は反対に、こんな多機能カードのホルダーに対して気の毒に思うことなのですが、このカードって重要な個人の情報がぎっしり詰まっているわけでしょう?

セキュリティ対策は大丈夫なんですかね?銀行情報や健康情報などなど、他人に知られたくない情報も入っているわけだし、紛失したり、誰かにスキミングでもされたらと思うと、それこそ心配ですよね。

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それにどこかに全国民の膨大なデータがあって、誰かが管理してるわけでしょう?ちょっと考えただけでも恐ろしい気がしないでもないです。

個人の行動そのものがしっかり管理されてるってことですよね。追跡も容易だろうし、なんか悪用されたらと思うと背筋が寒くなります。





ところで、実は我々MM2Hホルダーの身分証明などにも使えるiKADと言うカードがあって、実際に手続きして保有されている方もいらっしゃると聞きました。

なので、ちょっと調べてみたところ、このカードの発行は、なぜか2010年7月に暫定休止になっていて、未だに再開されていない模様です。

どういう理由かは知りませんが、この国では様々な制度やシステムが、頻繁に出ては消え、消えては出たりしている現状を思えば、そんなに不思議なことではないのかも知れませんが、来週用事があってプトラジャヤに行きますので、そのついでにIMMIGRATION DEPARTMENTに立ち寄って、再開の目途などを伺って来ようかと考えてます。

こんなカードがあれば、法律で外国人に義務付けられているパスポートの常時携行など不要になりそうだし、ひょっとしたらMyKadのようにLocal Ratesの適用だって希望がでてくるので、絶対取得したいと思います。

そんなことがらを、また近いうちに綴りたいと思います。

ではまた。。
今日は、The Mosque in Malaysiaと題し、ここマレーシアの美しいモスクをリポートしてみたいと思います。

今日ご紹介するモスクは、マレーシアの三大モスクのうちの二つであるピンクモスクとブルーモスク、それに海に浮かぶ夕景が素晴らしいと評判のマラッカのストレイツモスクの3つです。

実は、私は、このブログで過去にも書きましたが、これまでの人生の中で今ほど宗教と言うものに感心を抱いたことはありません。

日本人の多くがそうであるように、私も普段の生活では宗教と言うものにはほとんど執着なく生きてきました。

でも、今も自宅には小さな仏壇があるし、以前住んでいた家には大層立派な仏壇や神棚があって毎日の礼拝を欠かさずにいたわけですので、それを考えれば決して無宗教などではなく、仏教徒あるいは神道を名乗るべきかもしれません。

しかし実は、仏教徒や神道を名乗るほどの自覚はないと言うのが本音です。執着がないと言うよりあまり興味がなかったのです。

ところがこちらに移り住んでみて、人々と宗教との係わり合いの深さに大変驚きました。

否が応にも宗教というものを身近に感じざるを得ないのです。イスラム寺院(モスク)や中国寺院、それにインド寺院などを街のあちらこちらで目にすることが多く、人々の生活がこの寺院や宗教を中心に営まれているのです。

私の住むモントキアラのコンドにも、毎朝、毎夕のアザーン(イスラム教の礼拝の呼びかけ)の大音声が近くのモスクから聞こえてきますし、中華新年やラマダン、そしてディーパバリなど宗教ごとの多彩なイベントと人々との関わりあいなどを目の当たりにするうち、次第に興味が湧いてきました。

特にモスクです。我々日本人からみるといかにもこれぞイスラム教だと言う外観を持つあの建物です。

これがイスラム教の礼拝施設だと言うことはもちろん以前から知っていましたし、金曜日の礼拝のために大勢の男性の方たちが街のモスクに出入りする様やそのために周辺道路が大渋滞するなど我々ノンムスリムにも少なからず影響のあることなので、自然と注意がそちらに向います。

また、ムスリムの方たちがいかに信心深いかについては、街のショッピングモールや高速道路のサービスエリアなど、どこにもある礼拝室やそこでの彼らの礼拝姿、そして普段の彼らとの何気ない会話からもそれを容易に感じることができます。

アナタの宗教はなに?と彼らに問われ、返答に窮することがよくあります。Biddhist(仏教徒)と答えるのも、彼らの信心深さに比べれば恥ずかしいほど希薄なので、困るのです。

最近は冗談でなく、時々真剣に考えてしまいます。アッラーに導かれることがそれほどまでに安らぐことなのかと。。。

ならば、私もムスリムに・・・・・んっ? いやいやこれはとんでもない夢です。私には絶対ムリです。私の場合、ムスリムの厳しい戒律、特に禁酒や禁豚肉などはとても守れそうにもないし、正直言ってなにかにつけ卑しい人間(笑)だから、絶対ムリです。(笑)

それにしても、あのモスクの中はどうなっているのでしょう。。

次第に膨らんできた興味に抗うことができず、そのチャンスをじっと待っていたのですが、このたびひょんなことからそのチャンスに巡りあえました。

いや、どこのモスクもいつでも見学はできるわけなのですが、実際にはいざとなるとなにか気後れがして今まで訪れたことがなかったのです。

ところが、先日東京からT氏とT氏のお二人、まるで親子のような他人の関係のお二人が当地に来られることになり、私がお世話することになったのです。

お二人のご希望を伺うと、なんとピンクモスクとブルーモスクと仰るではありませんか。

おおっ、これはチャンスだ、そう感じました。「喜んで!」と即答し、当日(1月13日、関係ありませんけどこの日は私の誕生日でした)、私の車でご案内することとなったのです。

先ずは、プトラジャヤのピンクモスクです。

プトラジャヤは以前MM2Hの本申請手続きに訪れたところですが、あの時はタクシーで観光省ビルに乗りつけ、ビザ取得後直ちにタクシーで帰ってしまいましたので、まったくと言っていいほど馴染みのないエリアです。

それでもガーミンナビは間違うことなくピンポイントに誘導してくれ、定時定点に到着しました。ここに来るまで行政都市プトラジャヤの街並みを車からざっと見渡しましたが、なんとゴミひとつ落ちていない素晴らしく美しい街並みです。

この国だってやればできるジャン、これはもう一人の私がそっと私に囁いた言葉です。

これがピンクモスクです。

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ピンクモスクは通称で、Masjid Putraと言うのが正式名称だそうですが、Shah Alamにあるブルーモスクとよく対比されています。ピンクモスクの名前の通り、外観も内観もピンク色、ピンク色と言っても肌色に近い品のいいピンク色で統一されています。

このモスクの前の円形広場の広大さにも驚きます。この日は朝から雲のほとんどない青空でした。お陰で遮るもののない広場の中は太陽が容赦なく照りつけその熱さは半端じゃありません。

正面入り口から中庭に入ります。

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中庭右手にはノンムスリム用のフード付きガウンを貸し出すカウンターがありました。

最奥の礼拝堂内部ですが、外の熱さがウソのように涼しい空間です。エアコンもないのですが、ひんやりとしていて気持ちが良いのです。

礼拝者以外の観光客は礼拝堂の入り口から少しだけしか前に進めません。中には大型ディスプレイが設置されていて、なんとも現代的な礼拝堂です。

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そして、気がついたのですがモスクには日本のお寺にあるようなご本尊様も何もないのですね。聞くところによると正面がメッカの方向なのだそうです。

そして上を見上げると、そこにはピンクに装飾された高い丸天井がありました。

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ステンドグラスの窓と併せ、なんとも芸術的かつ荘厳です。

このプトラジャヤのピンクモスク、観光名所らしく、当日も続々と観光バスなどが乗り付けていました。

中庭から外に出るとまた直射日光が容赦なく襲い掛かり、真冬の東京から訪れたお二人は、その暑さに閉口しているようでした。

さて、次はシャーアラム(Shah Alam)のブルーモスクです。プトラジャヤから30分ほどの距離でしょうか。

到着し時間を見ると11時過ぎでした。それぞれのモスクは見学時間が定められていて、このブルーモスクの場合、月~木が10:00~12:00と14:00~16:00です。どうやら午前の見学時間に間に合ったようです。

通称ブルーモスクの正式名称はMasjid Sultan Salahuddin Abdul Aziz Shahだそうです。
ここShah Alamは、昨年7月に日本人会主催の盆踊り大会にモントキアラからバス電車で来て以来です。

その際のブログにも書きましたが、シャーアラムはセランゴール州の州都です。このブルーモスクや国内有数の工業団地でも有名なところです。

あの7月に初めてブルーモスクを遠めに見たのですが、夕陽に輝くモスクの美しさに内心驚いたものです。あれ以来、いつかゆっくりと見学してみたいと想いを寄せながら今日に至りました。

Masok 5(マレー語で第5入り口の意)から広々としたモスクの敷地に入ります。

見て下さい。これが正面から見たブルーモスクの全景です。

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抜けるような青空をバックにこの美しさです。四周にそびえる4本の尖塔(ミナレット:礼拝を告げる塔)を従え、それは見事な造形美です。

ちょっと正面から横手に廻ってみました。緑の芝生や樹木とのコントラストも素晴らしいの一言です。

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さあ、いよいよ内部の見学と言うことで、われわれ三人が正面の受付カウンターに近づいてゆくと、なんと日本語で「いらっしゃいませ」との女性の声です。見ると日本人の方のようです。「えっ、日本人の方ですか?」と三人一様に驚きの声を発してしまいました。

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後半にお写真を載せていますのでご覧いただきたいのですが、ブルーモスクただ一人の日本人ガイドの池田さん(奇しくも私と同じお名前でした)と仰る方でした。

その方に我々三人、とても嬉しい「日本語」のガイドを受けながらご案内をいただくことになったのです。

歩きながらお話を伺ううちに、そう言えば思い出しました。私のマレー語のクラスメートの奥様のお友達が、ここで月曜日の午前のみ日本語ガイドをされておられるというお話。以前聞いていたのですが、すっかり忘れていました。

そして、そのことの確かめを伺うと、まさにそのとおりとのことでまたもや嬉しい驚きでした。

おぉ、今日はそう言えば月曜日、そして、今はまだ午前。なんと言うラッキー、なんとついてる。三人とも年甲斐もなく自然にはしゃいでしまいました。

ガイドの池田さんに従って大理石の階段を昇って行くと、そこには礼拝堂の前の美しい中庭がありました。

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中庭の磨きぬかれた大理石のフロアには幾何学模様が描かれていて、周囲に建つ石柱やその外側に見える4本の尖塔、そして抜けるような青空が見事な絵を成していました。

そしてこれが大礼拝堂のドーム天井です。

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目を凝らしてよおく見てみると、丸型天井の内側は、ピンクモスクとは異なりブルーの装飾はありません。伺うと、木製の天板なのだそうです。でも、こうやってカメラの露出を調整してみるといかにも美しい紋様です。

そしてその周りにはグリーンの紋様、と思ったらこれは文字なのだそうです。いや、実に見事なものです。

大礼拝堂の周囲を巡る廊下です。映画のワンシーンのような荘厳さです。

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大理石の廊下を歩き、大礼拝堂の横手から礼拝堂内部を見せていただきました。

そこには階上のブルーのステンドグラスから神秘的な青白い光が射し込み、内側の白い大理石の柱をブルーに染めていました。なんとも癒される空間です。

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この方がブルーモスク唯一人の日本人ガイドの池田さんです。ブログにお顔を出させていただいてもよろしいかと伺い、快諾を頂戴しました。

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こうやって、祖国を遠く離れ、異文化の真っ只中で、訪れる日本人にモスクの神秘さなどを丁寧に語られる池田さんに大拍手です。どうか、いつまでもお元気にご活躍下さい。

次に案内していただいたのは階下です。そこにはムスリムの方達の集会所などの区画や施設がありました。

ちょうど一つの区画では、ムスリムの方達へのなにか講義のようなことが行われていました。
私は、宗教講義と言うのはもっと厳格なものかとイメージしていたのですが、子供たちが寝そべっていたり走り回っていたりして、意外にラフなものなんだなと感じました。

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およそ1時間にわたり、ブルーモスクの内部施設を丁寧にご案内いただきました。
私にとっても、東京からのお客様様にとっても始めての経験で大変有意義なひとときでした。

しっかり満足した我々三人組は、ちょうどお昼時でもあったので、モスクの敷地を車でひと廻りして、敷地内に併設されているカフェテリアで昼食を取ることにしました。

ブルーモスクをバックに満足げな愛車です。

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これはカフェテリア入り口の看板です。マレー料理とアラブ料理のレストランが同居しています。

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我々は、マレー料理のブッフェ(要するにホーカープレートディッシュです)をいただきましたが、なんと三人まとめて10リンギと言う驚きの安さでした。

いやはや、すべてに満足した今回のブルーモスク探訪でした。

ここで、これまでの静止画(写真)を補完する意味で、動画撮影映像をアップしてみましたのでご覧下さい。





さて、今日最後のリポートは、マラッカのストレイツモスク(海峡モスク)です。

なんと、ピンクモスクとブルーモスクに触発された私は翌日、150kmの遠路をはるばる古都マラッカまで出かけたのです。

目的は、写真でみた海に浮かぶモスク、フローティングモスクで有名なストレイツモスク(Straits Mosque=海峡モスク)をこの目で確認することです。

これがそのモスクです。本当に海の上に建っていることをこの目で確かめました。なお、このモスクが建つマラッカ島は浅瀬を埋め立てた人口島ですが、島内には数多くの新築建物が立ち並びまさに今は不動産開発の最終局面のようでした。

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フローティングモスクはマラッカ海峡に面した海側に立っています。これはその反対の陸地側つまり正面入り口から見たモスクです。

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中に入るとそこには普通の礼拝堂がありました。

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だけど、このモスクの素晴らしいところは礼拝堂を巡るバルコニーから、素晴らしいマラッカ海峡が一望できることです。
これは、正面から見て左側つまり南東方向に見たマラッカ海峡です。遠くに見えるのは対岸のスマトラ島でしょうか。。

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対岸に目を凝らしていると左手からなにやら不思議な形をした黄色の観光船がやってきて、目の前を通過して行きました。あはは、あれは最近有名な水陸両用観光船だと気付きましたが、今度機会があれば是非乗ってみたいものです。

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インターネット上の写真では夕陽を背にしたフローティングモスクが最も美しいと言うことのようですが、まだ陽が高いし、沈むまでじっと待っているのも辛いので、そこは想像のみで我慢してKLへの帰途に着きました。

でも、昨日に引き続くモスク見学、なにか心が洗われたような気がして久々に大満足の私なのでした。

以上、今日はマレーシアの美しいモスクのリポートでした。では、また。。

2014.01.11 KLIA2(その9)
KLIA2の続報です。

前回、KLIA2(その8)を書いてからまだ10日も経っていないのにちょっと早すぎるかとは思いますが、南国新聞などによる再延長の懸念情報を打ち消す政府側の公式記者発表がありましたので、それを綴ってみたいと思います。

今週、KLIA2を視察した交通大臣による記者会見があり、各メディアは、これを1月7日と8日に一斉に報じました。

以下はスターオンライン(THE STAR online)の1月8日の記事です。なお、この記事には、貴重な動画ニュースが載っていましたのでこれを含めて転載させていただきます。(今まで見えていなかった新ターミナル内外の映像が入っています。)

なお、いつもどおり日本語訳は筆者によるものですが、一部意訳するとともに必要と思われる注釈を付け加えています。

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KLIA2 now 98% completed
STAR ON LINE 8 Jan 2014

SEPANG: KLIA2 is in need of a mere 2% of work to be completed before the much-anticipated new terminal is ready for full operation.
SEPAN発:待望の新ターミナルがフル稼働準備を整えるまで、KLIA2は僅か2%の作業工程を残すのみとなりました。



Acting Transport Minister Datuk Seri Hishammuddin Hussein said it was expected to be ready on May 2.
交通大臣代理のDatuk Seri Hishammuddin Husseinは、5月2日に(開業することの)準備はできていると言いました。

“The project is now 98% completed and all parties are working hard 24/7 to meet its deadline,” Hishammuddin told a press conference after an official site visit with the ministry’s task force members and reporters here yesterday.
「プロジェクトは現在98%完了している、そしてすべての関係者は最終期限に間に合わせるために一生懸命24時間年中無休で働いている。」と、Hishammuddinは昨日、交通省の(KLIA2)特別任務担当者と共に訪れた公式現地視察の後の記者会見において、リポーターに話しました。

He said the project was expected to receive its Certificate of Completion and Compliance (CCC) – given by the architects, engineers and building draughtsman registered with the Board of Architects Malaysia (LAM) by the end of the month.
彼は、「プロジェクトは、マレーシア建築委員会(LAM)に登録された建築、技術そして建物設計者によって与えられる(新ターミナルの)完成・適法証明書(CCC)を月末までに受け取る予定である。」と述べました。

This would allow the process of getting the airport operationally ready to be under way.
これは、空港の開業準備を予定どおりに進行させるプロセスを可能にするものです。

It was reported that the joint venture between UEM Construction Sdn Bhd and Bina Puri Sdn Bhd had announced that the work package for KLIA2 would be completed by the stipulated deadline of Jan 31.
UEMCとBina Puri共同企業体は、これまで「KLIA2のためのワークパッケージは定められた1月31日の最終期限までに完成させる。」と宣言したと報道されています。

Malaysia Airports Holdings Bhd aims to open the KLIA2 for operations on May 2 following the missed completion date of April 30, last year.
マレーシア空港ホールディングス(MAHB)は、達成できなかった昨年4月30日の完成予定期日を変更し、本年5月2日のKLIA2開業を目指しています。(訳者註:正確には昨年4月30日は工事の完成予定期日であり、開業予定期日は昨年6月28日となっていました。)

Hishammuddin also assured that the estimated budget of the project would not exceed the RM4bil cap.
Hishammuddinはまた、プロジェクトの推定予算額は40億リンギ(キャップ取引)を超えないことを確証しました。

Asked if KLIA2 was a low-cost terminal or a hybrid airport, he said the status would be determined at a later time.
KLIA2がローコストターミナルかハイブリッド型空港であるかどうかを尋ねられて、彼は、(そのような)ステータスは後ほど判断されるものだ、と言いました。

“The airport is unique from the other airports and has even received international recognition by retaining our seat in the International Civil Aviation Organisation (ICAO).”
「空港(KLIA2)は他の空港より斬新であり、国際民間航空機関(ICAO)に我々の席を確保することによって、国際的な認知さえ受けました。」(訳者註:マレーシアは昨年10月、カナダでのICAO総会において、加盟190ヶ国の中の理事国として引き続き選出されている。)

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以上ですが、要するに、公式に視察した担当大臣(代理)が視察後の記者会見で、5月2日の開業は大丈夫だと自信のある発表を行ったのです。

一部で懸念されていた今月末の新ターミナルのMAHBへの引渡しが間に合わないのではないかと言うことを否定した会見です。担当企業が「大丈夫」と言い、監視・監督している政府側責任者が実際に現場を視察した結果として「大丈夫」と言ったのですから、これはもう信じるしかないでしょう。

もし、もしもこの約束が反故になったら、守られなかったら、それこそお笑いですよね。ICAO理事国など返上しなくてはならないほどのことですよ。

いずれにしても月末のHand Overまであと3週間を切りました。結果は直ぐそこにあります。

私は、大いに期待してこのHand Overを見守ります。

ではまた。。
また魚かよぉ、と言う声が聞こえてきそうですが、そうです、今日もまた魚です。

それほどお魚に対する想いいれが強いのです、といえば聞こえが良いが、つまりは旨い刺身を食らいたいの一心なのです。この年中うだるような熱さの南国で新鮮な刺身を食らいたいなど、考えること自体が普通じゃないことは百も承知の上です。

なんて、また、うだうだと屁理屈を並べようとしている自分に嫌気が差しますが、要するに冷えた旨い酒(ビールも可)を旨いつまみ(=刺身)を食らいながら飲みたい。人生、何がなくてもこれさえあれば、って言うか、これっきゃないですよ。

じゃなんでこんなマレーシアなんかに来てしまったんだよ、とはもう一人の自分の声ですが、それはさておき、私は根っからの呑み助なんですかねぇ。(ちなみに自分の父親は一滴も飲めず、まるっきりの下戸でした。その代わり母親が底なしの上戸でした。それで結局、兄弟3人とも呑み助になりました。)

これは、お正月用のお魚を買いに行った昨年12月29日(日)のKepongの日曜市の様子です。

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もうこのあたりの風景にもすっかり慣れました。決して美しいとはいえない辺りの景色と、上品なお買い物しかできない奥様方にはけっしてお奨めできないローカル色一色の移動魚屋さんたちです。

まぁとりあえず、動画を撮ってきましたので見て下さい。



この彼はこの店の親方です。ご参考までにこの店は、5つほどあるテント市の中で、2番目に大きくて、2番目に人気のある店です。(私は、なんでも1番目より2番目が好きなのです。だから、銀行もMAYBANKではなくてCIMBです。これ関係ないか。。)

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この店のスタッフは親方を含めて計4人、例のSekinchanの南のカンポン(Kampung=村)から来ているのだそうです。
全員がまだ若くて陽気です。私を見るといつも「オハヨー」と大声をかけてきます。全員英語はダメです。中国語とマレー語のみです。

少しずつ日本語を教えてみようかと考えています。
カメラを向けたら、忙しい手を止めてこの作り笑顔です。彼にしては精一杯の愛嬌です。

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で、今日はスズキとフエフキダイとアオリイカを買って帰りました。
これはスズキ(ローカル名:シャカップ)です。

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自宅のキッチンで、鱗を落としてから頭と腹をカットして三枚下ろしの準備です。もちろん、腹も身もフレッシュで刺身に問題なしです。

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スズキを三枚に下ろしたところです。

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これは腹骨をすき、皮をひいて冊取りの準備です。

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そして冊に取り、そのうちの一つは晩酌用に刺身に切りました。
残りはお正月用にこのまま冷凍保存です。

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次はフエフキダイ(ローカル名:イカンメラ)です。
こっちの方が、スズキより大型(約900g)で値も張ります。(1kgあたり33リンギ程度、スズキはその半値です。)

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クリーンにした状態のフエフキダイです。これも刺身で問題ありません。

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そして三枚に下ろしました。

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中骨に沿って切り分けてから、皮を引き冊取りしました。晩酌用の刺身を準備してから、残りはラップに包んで冷凍庫です。

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そして、これは、このお正月期間中に、冷凍保存しておいたスズキとフエフキダイ、それにアオリイカを解凍して握り寿司用に切り、私の高校時代の友人に送ってもらった新潟のコシヒカリで寿司飯を作り、実験的に正月用の握り寿司を拵えてみたものです。

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インターネットの動画を見ながら、見よう見まねで握りましたが、慣れれば難しくありませんね。(最近特に感じますが、自分がこんなに料理好きとは思っていませんでした。人間って分からないものですねぇ。)

初めてにしては良い出来ではないかと思います。我ながら天晴れと言いながら、ほとんどを自分ひとりで平らげました。

柔らかく蕩けるようなアオリイカと、甘みのある新鮮なフエフキダイ、ここにはありませんがスズキも握りました。(スズキは握りながらこの板さんが食べちゃいました。だから写真はありません。)

寿司飯用に硬く炊いた新潟コシヒカリと相まって、いや、どれも実に旨かったです、ハイ。。

などと言いながら、今日もひとしきり自慢話をしてしまいました。いやどうもすみません・・。

2014.01.02 KLIA2(その8)
皆さん、新年明けましておめでとうございます

今年も健康に留意しながら益々のチャレンジに努めて参りますので、今後も変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

さて2014年最初のタイトルはKLIA2です。魚にしようか(笑)、KLIA2にしようか迷ったのですが、個人的には魚よりも興味のあるKLIA2にすることにしました。


KLIA2ターミナル施設のほぼ全景とRWY3の一部の空撮画像です。(借物画像です。)

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昨年、今年の一時帰国の期日を検討した際の重要な考慮要件がこのKLIA2の開業期日でした。始めは消費税の値上がり前の3月末頃にしようかと考えていたのが、結局5月のKLIA2の開業まで待つことにしたのです。それほど、オープン直後のKLIA2を実際に利用してみたい、スカイブリッジをいち早く渡ってみたいと言う気持ちが強かったのです。

なので、既に5月12日発のエアアジアのチケットを購入しています。

ところが、ここに来てその開業期日が再延長されるのでは、などと言うけしからん情報が先月、師走のKLを飛び交っていたのです。

KL在住の日本人の方たちの中には、そのことが既に決定されたかのように仰る方も大勢いて、私は俄かにこの情報の真偽を確かめざるを得なくなりました。

調べ始めて直ぐに分かりましたが、日本人の方たちの情報の入手先は、南国新聞の新年特集号です。

なるほど、そこには12月17日付けの中国報(ビジネス版)から得た情報として、KLIA2の開業は9月25日になりそうだとの記事が掲載されていました。

早速、私は、この中国報の記事探しを始めたのですが、なかなか該当の記事にヒットしません。そうしているうちビジネスタイムズ(Business Times)と言うThe New Straits Timesのビジネス版に関係の記事を見出しました。記事を読んでみると、どうやらMAHBの担当者がビジネスタイムズ紙の記者に語った内容のようです。

中国報の記事がこれとは異なる独自取材によるものかどうかは分かっていませんが、その他のメディアの同様記事も元を辿ればすべてビジネスタイムズの引用記事であることからすると、このビジネスタイムズ紙の記事にこそ信憑性があるような気がします。

と言うことで、この該当記事の全文を掲載してみます。なお、日本語訳は筆者によるものですが、一部意訳するとともに必要と思われる注釈を付け加えています。

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Concern over klia2's opening

BUSINESS TIMES Published: 2013/12/17
(The New Straits Timesのビジネス版)

OPERATION REHEARSAL: Another delay possible if contractors miss January deadline, says MAHB
開業リハーサル: もしコントラクター(工事請負会社)が1月の(工事)最終期限に間に合わなければ、さらに(開業が)遅れる可能性がある、とMAHBは言いました。

DOUBTS have resurfaced over the opening of the RM4 billion Kuala Lumpur International Airport 2 (klia2),which is scheduled for May 2 next year.
来年5月2日に予定されている (総工費)40億リンギのクアラルンプール第2国際空港(KLIA2)の開業への疑念が再浮上しています。

Malaysia Airports Holdings Bhd (MAHB) is concerned that another delay may be imminent should the key contractors be unable to hand over the main terminal by end-January.
マレーシア空港ホールディング(MAHB)は、主要なコントラクターが1月末までにメインターミナルを(MAHBに)引き渡すことができないならば、更なる遅れが差し迫ると懸念しています。

"The targeted launch of the airport, which is 95 per cent completed, is dependent on its contractors' abilityto meet the deadline in handing over the terminal with the Certificate of Completion and Compliance (CCC) by January 31," said MAHB senior general manager of construction, Mohd Zaifuddin Idris.
95%が完成している空港の目標開業は、1月31日までに完成・適法証明書(CCC)を添えてターミナルビルディングを(MAHBに)引き渡すと言うコントラクターの最終期限遵守の能力に拠ります、とMAHB上級事業部長のMohd Zaifuddin Idrisは述べました。

Only after that would MAHB be able to start airport operation rehearsal, or Operational Readiness and Airport Transfer (ORAT).
(ターミナルの引き渡しを受けた)その後にのみ、MAHBは空港の開業リハーサルまたは運用準備や空港の移転(ORAT)を開始することができるのです。

MAHB plans to carry out ORAT over three months, Zaifuddin told Business Times on Friday. The ORAT is supposed to be completed by end-April.
MAHBは3ヵ月の間、ORATを行う予定であると、Zaifuddinは金曜日にビジネスタイムズに言いました。 ORATは4月末までに完了の見込みです。

"Our worry is that upon inspection by the Fire and Rescue Department, the contractors could not hand over the airport to us on time.
我々の懸念は、消防及び救難当局による点検(が間に合うかということ)であり、コントラクターが予定どおりに空港を我々に引き渡すことができないのではと言うことです。

"If the handover is delayed, then there is a possibility that the opening of klia2 will be revised," Zaifuddin said.
もし引渡しが遅れるならば、KLIA2の開業期日が修正されるという可能性があると、Zaifuddinは言いました。

Generally, ORAT is undertaken over one year but some airport operators do it in six months, depending on the size of the terminal.
一般的にORATは1年の間行われます。しかし、ターミナルの規模に応じて(異なりますが)、一部の空港運営者は6ヵ月でそれを終了する場合もあります。

In klia2's case, MAHB plans to complete the testing and commissioning in three months.
KLIA2の場合、MAHBは3ヵ月で運用試験と初度点検を完了させる予定です。

Equipment such as the baggage handling system, check-in system, signage and IT system as well as the lighting in the terminal will be tested.
(ORATでは)手荷物取扱いシステム、チェックイン・システム、標(表)示システムと通信システム並びにターミナルの照明設備などがテストされます。

The process involves stakeholders of the airport as well as members of the public.
(ORATの)プロセスには、空港株主並びに市民も関与します。

Zaifuddin said the decision was made based on the stakeholders' familiarity with the systems that are being used in KLIA.
Zaifuddinは、(ORATの)決定は、空港株主が熟知している現KLIAのシステムに基づいて行われる、と言いました。

"We are just extending the systems from KLIA to klia2. That is why we should be able to reduce the time for ORAT to just three months," he said.
我々は、単にKLIAからKLIA2にシステムを拡張しているだけてなので、ORAT期間を3ヵ月に(短縮)することが出来るのだ、と彼は言いました。

The completion date of the airport has been revised at least three times.
空港の完成期日は、少なくとも3度修正されました。

The delay was caused by changes in the job scope that included an increase in the size of the terminal from 150,000 square metres to 257,000 sq m, installation of a fully-automated baggage handling system, construction of an additional 68 gates and 80 aerobridges, and increasing the height of the air traffic control tower from 77m to 134m.
(これまでの完成期日の)遅れは、ターミナルの規模を(総床面積)150,000平方メートルから257,000平方メートルに増加したこと、全自動手荷物取扱いシステムを導入したこと、68のボーディングゲートと80のエアロブリッジを追加したこと、そして管制塔の高さを77mから134mに変更したことなどに起因する(工事全体)計画の見直しによるものでした。
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以上、ビジネスタイムズの記事全文とその訳文でしたが、明らかなことは、開業延期を断(推)定した記事ではないこと、飽くまでコントラクターによる工事の遅れがあるならばと言う仮定の記事です。

まぁ、MAHBとしてはコントラクターによるターミナルビルの引渡しが遅れれば、それに連れて自動的に開業が遅れるわけで、もしそうなった場合の予防線を早くも張ったようにも思えます。

ただし、じゃぁ、コントラクター側の工事進捗状況や期限遵守の可否に関するコメントはどうなっているのかと、と誰もが当然気になるわけです。

この国ではこの辺が面白いのですが、期待しているとそれに違わずちゃんと情報が出てきます。それから1週間後の12月24日に、各メディアが一斉にコントラクターによる反論記事を掲載したのです。

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UEM Construction & Bina Puri say will complete KLIA2 work in time

STAR ONLINE 24 Dec 2013

KUALA LUMPUR: UEM Construction Sdn Bhd and its joint venture partner Bina Puri Sdn Bhd issued a statement Tuesday saying they were on track to complete their KLIA2 work package – comprising main terminal building, satellite building, sky bridge and piers – in time
UEMC会社とその共同企業体のパートナーであるBina Puri会社は、火曜日、「メインターミナルビル、サテライトビル、スカイブリッジ及びボーディングピアから成るKLIA2の一体工事を期限内に完成させることは順調である。」との声明を発表しました。

Managing director, Mohd Razin Ghazali, of UEM Builders Berhad, the parent company of UEM Construction, said they were striving to ensure the physical completion of works and to obtain the Certificate of Completion and Compliance (CCC) for its portion by Jan 31, 2014.
UEMビルダー会社(UEMCの親会社)の常務、Mohd Razin Ghazaliは、彼らが工事の物理的な完成を確実にして、2014年1月31日までに完成・適法証明書(CCC)を取得できるように努めていると言いました。

He assured that while meeting the deadline was the objective, the safety and operational efficiency of the new airport would not be compromised.
彼は、最終期限に間に合わせることが目的である一方、新空港の安全性と運航効率は妥協されるものではないことを保証しました。(訳者註:契約期限の遵守と安全性・効率性を両立させるという意)

The main terminal building, satellite building, sky bridge and piers package awarded to the JV partners is worth RM997mil. The package is one of 32 initial packages that was awarded by MAHB to various companies at the start of the project.
共同企業体の各パートナーに与えられたメインターミナルビル、サテライトビル、スカイブリッジ及びボーディングピアのパッケージは9億9700万リンギの価値があります。(この) パッケージは、(KLIA2全体)プロジェクト開始時点に、MAHBによって様々な会社に与えられた32の初度パッケージのうちの1つです。

Matthew Tee, group executive director of Bina Puri Holdings Berhad, said despite the many challenges faced, the JV partners were working hard to ensure the Operational Readiness & Airport Transfer (ORAT) process could commence on Feb 1, 2014.
ビナ・プーリ・ホールディングのグループ専務取締役のMatthew Teeは、直面する多くの難題にもかかわらず、JVパートナーは、(MAHBによる)運用準備や空港の移転(ORAT)のプロセスが2014年2月1日に確実に開始できるよう懸命に努めている、と述べました。

“We have received good cooperation from all parties, and we hope this will continue for the next month,” added Tee.
我々はすべての相手方から良好な協力を得ています。そして、我々はこれが来月の(引渡しの)ため継続されることを望んでいます、とTeeは付け加えました。
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と言うことで、これを読む限り、JV(コントラクター)の工事は順調であり1月末の引渡しに何の疑念もないとの自信表明のように思えますがいかがでしょうか。

それにしても、何故いつもこうなんでしょうね。工事発注側と工事請負側が逆の記者発表をするなんて考えられないし、こんな重要な事柄が何故事前の下調整もなしに表に出てくると言うのは不思議でたまりませんね。

しかもそれにメディアが飛びついて新聞やネットに掲載される。迷惑するのはいつもこちら(Public)ですよね。

ところで、肝心の政府側はどう判断しているのかと言うことですが、実は、12月17日のビジネスタイムズにMAHB側のからの遅れの懸念が掲載されたその前日の12月16日に、KLIA2の進捗を監視する政府側責任者の交通副大臣が、メディアの取材に対して、1月末までにJV側の引渡しが予定どおりであれば、KLIA2の開業遅れは生じないのコメントを発しています。

そして、翌日MAHBの遅れの可能性ありのコメントです。

これってなにか関係があると思いたくなりますよね。

既に5度も開業時期を延期してきたMAHB、国に対しても国民に対してもさらなる延期などとんでもない話ですよね。それこそ関係者の首が飛ぶどころの話ではないのではと思います。

MAHB側の関係者でなくても最早1ヶ月半後に迫った引渡しは大いに気になるところだし、もし引渡しが予定どおりに行われたとしても今度は自分たちの責任でやらなければならないORATが計画どおり3ヶ月でこなせるかどうか、などなど心配の種は尽きないと思うのです。

そこで事前に万が一に備え、メディアを利用して大胆な予防線を張ったのではないか、ひねくれ者の私などはそんな風に考えてしまいます。

そりゃ、滑走路の地盤沈下による凹凸の生起、エプロンの亀裂(注:エプロン=駐機場は日本道路マレーシア現地法人が施工担当とのこと)、ターミナルビルの天井からの水漏れ、各種システムのプログラム不具合、などなどは確かにあるかも知れませんが、こんなことは想定済みの筈でなければならないし、既に工事開始から相当な年月を経た現在に至っては、これらが再延期の原因であろうはずがないと私は思います。

まして、既に第3滑走路の飛行点検(離着陸点検)は終了しておりDCA(民間航空局)からの合格のお墨付きも出たとのことですのでなおさらですよね。


これはRWY3の離着陸点検に使用したマリンドエアB737からの撮影画像のようですが、KLIA2のターミナルやスカイブリッジ、ピアなどが良く撮れています。(借物画像です。)

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新旧管制塔の関係位置やRWY3の状況などが鮮明に分かる一枚です。(借物画像です。)

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その後、KLIA2開業期日の再延長については、特にどこのメディアにもなんの情報も載りませんが、私としては、昨年末に南国新聞などが打ち上げた再延長?の情報には踊らされたくない気持ちなのです。

大体、中国報(ビジネス版)の情報としながらも、9月25日などと言う具体的な日付にどれほどの信憑性があるのでしょうか。確かに、KLIA2の工事については実に様々な噂があることは承知しています。ある投資家サイドの情報では、開業が2015年1月だとするものもあるようです。

これらの情報を根拠づける話として、地盤沈下が止まらないとか、工事を急ぎ過ぎたためにエプロンに亀裂が生じているとかいろいろありますが、いずれも事実確認が不可能な情報です。(政府や工事を担当している当事者が否定しているのに、根も葉もない情報を信頼するわけには行きません。)

そんな中、JCKLコミュニティの巷の情報も完全に9月25日に再延長決定で独り歩きしています。つくづく思いますが、情報と言うのはその真偽のほどを確かめないと、思わぬ害になりかねません。

もちろん、真偽を確かめることは容易ではないし、もともと何が本当で何がウソなのかなどを調べても意味ないことも多くあります。

しかし、意図的か意図的でないかは知らず、脈絡なく突然出てくる情報と、それに輪をかけたようないい加減な伝聞情報(また聞き情報)には踊らされることのないよう、せめて情報源を辿り情報源情報を確認するぐらいのことは出来る限り努力したいと思います。

今回のKLIA2の再延期情報の結論:不明

と言うことで、この国のKLIA2、まだまだ安心してはいられない状況のようです。でもまだ再延期が決定した訳ではないことだけは確かなようなので、とりあえずは今月末のJVによる引き渡しを見守りたいと思います。(もちろん、私はまだ5月2日開業に望みを託しています。)

新年早々、大変硬い難しい話題で失礼しました。

ではまた。。