今日は柄にもなく音楽の話題です。

ご承知のとおり、今こちらは今月10日からラマダン中です。

今年のラマダンは来月(8月)8日に明けるそうで、残すところあと10日ほどと
なりました。

私たちノンムスリムに、ラマダン中も明けも特に関係はないでしょうと、
こちらに来る前は私もそう思っていたのですが、実はそうでもないのです。

今頃は、ちょうど日本で言う年の瀬のようなイメージなのでしょうか、
街では年最大のビッグイベントに向けてのカウントダウンが始まっています。

デパートやショッピングモールなどの大型店舗はもとより、道路上には
びっしりと露店のテントが立ち並び、凄まじい商戦が繰り広げられています。

こうなるとイスラム社会のみならず、中華系もインド系もその他多国籍系も
黙って指を咥えて見ているわけには行きません。

かくして街には、車が溢れ、人が溢れ、物が溢れ、驚くほどの活気です。

そんな中、昨日の日曜日、久しぶりにKLCCに出かけてみました。

シティセンターに向かう道路は余程の渋滞かと思いきや意外に空いていて、
ちょっと拍子抜けしましたが、でもKLCC界隈はやはりごったがえしでした。

そして、人混みのスリアKLCC内をうろうろしているうち、センターコートの
特設ステージでマレー音楽のライブ演奏に出会ったのです。

看板によると、どうやらラマダンを祝うイベントのようです。

201307281000.jpg

演奏が始まるまでちょっと時間があり、その間特設ステージへの最前列で、
その男性音楽グループを何気なく眺めていたのですが、良く見ると皆さん、
数人の若者を除きほとんどは若くない。

そんな彼ら、黄と赤の民族衣装にロングヘア、しょぼい鼻髭や顎鬚とくれば、
いかにも芸術音楽家風でもあるが、見方を変えれば、ただの田舎のおっさん
グループのようにも見えますね。

ステージ周りはいつの間にか立錐の余地もないほどになり、いよいよ演奏が
始まりました。

20130728000.jpg

ところが彼らの演奏を聴いているうち、その不思議に郷愁を誘う歌と演奏に
次第にぐいぐい引き込まれて行きました。

最初のうちはカメラを持参していることも忘れ、無我夢中で聴いてしましたが、
ようやく3曲目に入り、持参のデジカメを取り出して、動画モードで撮影して
みましたのでとりあえずはご欄下さい。



いやこの演奏、驚いたと言うか、とても不思議な感じなのです。

私の中のなにかが反応するのです。ずっと遠い昔のなにかです。

とても懐かしい郷愁のような、、まるで異なる国の音楽なのにです。。

これは、途中ステージ最前列から離脱し、階上から撮影したショットです。

20130728001.jpg

帰宅後、早速調べてみました。

グーグル検索したところ、マレー語ページしかヒットしませんでしたが、
ようやくこの音楽グループのことが分かりました。

DENDANG ANAK(デンダン・アナ)、1997年iにマレー半島東海岸の町、
Kuala Terenggann(クアラトレンガヌ)で誕生した男性音楽集団のようです。

さらにグーグルってみたところ、ユーチューブにも結構動画投稿が
載っていましたので、その中からいくつか拾ってみました。

先ずは、Dendang Anak Usul Bangsaと題する動画からです。



次に、Dendang Anak Kecintaanです。このKecintaanはマレー語で
「愛」と言う意味で、これはどうやら愛の歌のようですが、聴いていると
なんとなく日本の歌謡曲に旋律がとても良く似て聞こえます。
そしてこれ、なんとマレー語の歌詞つきですよね。これってカラオケ? 
そうか、マレー語の練習のためにもこれいいかもなんて思ってしまいました。



なお、↑この映像は、マレー半島東海岸の映像と思いますが、西海岸に
比べればはるかに美しい海岸線とのこと、ぜひ訪れてみたいと思います。

そして、Dendang Anak-Jangi malam Keramat、つまり、神聖な夜の約束、
と言う意味のタイトルがついた曲です。



最後は、どうやらこのDendang AnakのCDプロモーションビデオのようです。



以上、いかがでしたでしょうか。

この不思議な感覚の旋律と歌声が、なにか琴線に触れるようだと思うのは
私のような団塊世代人間だけなのでしょうか、いや、こんなひねくれ者の
私だけなのでしょうかね。

今日は、まったく不得意なジャンルながらこんな音楽のことを綴ってみました。

それでは今日はこれで。。


追記:

Dendang Anakの撮影動画2本追加しました。(2013.7.31)
興味のある方は是非ご欄下さい。





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今日から皆様への暑中お見舞いを兼ねまして、夏季期間限定でトップ画像に
思い入れのある鳥海山(山形県酒田市)を掲げます。


201307231000.jpg

皆様、暑中お見舞い申し上げます。

これは、昨年8月2日、鳥海山扇子森頂部の御田ヶ原からのショットです。

こうやって眺めていると、ひんやりとした風がそよぐ御田ヶ原にいるようで、
たまらなく感傷的な気分になります。いつかまたここに立ちたい、今でも
その想いは変わりません。

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さて、本題です。

今回は、前回記事に続き、日常生活上のちょっとした不思議を綴ろうと
思っていたのですが、あれこれ話題を探しているうちに考えを変えました。

実はこちらに来て以来、あちらこちらに出かけてはいつも感じるひとつの
事柄があります。それはゴミのことです。この街(KL)ではどこに行っても
ゴミの散乱を眼にします。歩いていても、車やバスや電車に乗っていても
道路脇の草地や空地、建物と建物の間、側溝や排水溝の中、放水路や
河川などなど、至るところにゴミが散乱しています。

もちろん塵ひとつなくきれいなところも多くあるので、街中ゴミだらけと
いうことでは決してありません。旅行者のような通過人には見えないかも
知れませんが、奇麗なところと汚いところ、日向と影のように、その対象
が際立っているのです。

ちり紙やレジ袋、タバコの吸殻や空き箱、ペットボトル、空き缶は言うに
及ばず、中には紙オムツや壊れた電気製品や電気コードなどの腐敗・腐食
した家庭ゴミや産業ゴミがところ構わず廃棄されそして放置されています。

私は、この国の人たちはなぜゴミを拾わないのだろう、そして行政はなぜ
環境の美化に真剣に取り組まないのだろうと、今でも不思議に思っていて、
機会あるごとに、ローカルの人たちや日本人の方々の意見を伺ったりして
いるのですが、なぜか日本人の中にも(ゴミは)別に気にならないと仰る方
がいたりして、慣れと言うのは怖いものだと痛感しています。

ま、このことは余談なのですが、いろいろと勉強するうちに、ある新聞の
コラム欄を眼にしました。

Malaysia Sin Chew Daily(星洲日報)と言う中華系英字新聞なのですが、
そのコラム欄に、実に興味深い記事が載っていたのです。

それは、Malaysian's Third Class Mentality、つまりマレーシア人の低級
な精神状態や性向についてと題するコラムでした。

私は、そのコラムを読むうち、そうかそう言うことだったのかと、ある意味
眼から鱗のある事実に気がついたのです。

それは、この国が抱える根本的な問題と言っても過言ではない気がします。

この国のドライバーは運転中に平気でゴミのポイ捨てをします。
このことは私も何度も目撃しました。また先日は、マイクロバスの乗客が、
それぞれの窓からいろいろなものをポイ捨てするのを目にしました。

歩きながらジュースの空き袋(レジ袋のようなプラスチックの袋)をポイ捨て
する人も少なくありません。

そしてこれはそのコラムの記事なのですが、とあるアパート(低所得者用)の
駐車場にゴミが散乱していて、その多くは空から降ってくる生活ゴミなんだ
そうです。つまり階上のアパートの住人が食事の後の残り物やゴミを窓から
外に平気でポイ捨てするのだそうです。

まっ、これは俄かには信じがたい話ですが、街の中のゴミの散乱状態を
いたるところに見ていると、本当かも知れないと思ってしまいます。

ではなぜ、人々の意識(環境美化に対する)がいつまでも改善しないのか?

いろいろと文献を読みあさるうち、今度はこんな文言を眼にしました。

Malaysia Has First Class Facilities but Malaysians Have Third Class Mentality.
(マレーシアには第一級の施設があるがマレーシア人の精神は第三級である)

これは、マレーシア国以外の方が、マレーシアの国や人々を非難する際に
良く使われる文言のようですが、確かに、近年のマレーシアの発展ぶりは
際立っていて、あっと言う間に高層ビルが林立する大都会となり、高速
交通網や電気通信網などのインフラ整備も高度に進んでいるようです。

しかしながら、この国の人々のマナーの悪さ、非勤勉さ、無責任さなどを
指して、第三級のメンタリティと酷評されているのです。

確かに、運転中のマナーの悪さや、スーパーマーケットの店員さんたちの
愛想のなさや怠惰な振舞い、ゴミ箱が直ぐ目の前にあるにもかかわらず
食べ残しやゴミをテーブルに大量に放置したまま決してゴミ箱に捨てようと
しないファミリーやカップルたちの無責任さ(セルフのフードエリアなどで)
などを目の当たりにするにつけ、これらは噂ではなく事実だろうと思います。

ではなぜこのように酷評されながらも人々の意識が改善しないのか。

様々な意見があるようですが、私は、これはこの国の人々の多様性に、
なにか根本的な一因があるように思います。

つまり、国籍は同じでも人種や民族の異なる多種多様な人々が共存して
いて、宗教や性向も言語も異なるのです。

長い歴史の中で、これらの人々が共に暮らすうち、次第に社会生活上の
役割分担が形成されてきて、結果として人種や民族間に明らかな格差、
つまり経済格差や教育格差が生じてきています。

そのギャップを埋めるべく特定人種・民族に対する極端な保護政策が
とられているのだと聞きました。(プミプトラ政策)

私は、この保護政策こそが人々の意識を改善しない根本原因なのではと
感じています。

つまり、人々は行政などからの手厚い保護を受けるうち、自立できなく
なってしまった、なにもかも他人任せ、自己責任の放棄、責任転嫁、
そして怠惰、こう考えて行くと辻褄が合うような気がします。

このコラムを掲載した新聞は中華系の新聞ですから、コラムの言う特定の
人種・民族は、明言はしていないものの容易に推測できます。

もちろん、その人種・民族のすべての人々がそうではないのでしょうが、
このゴミ問題を見る限り、人々に社会や地域コミュニティへの帰属意識は
まったくないように思えます。

この自分さえ良ければと言う利己的な考え方や、自分がやらなくても
誰かがやってくれるだろうと言う甘えと無責任さが今日のこのゴミ問題の
根本原因なのだと言うコラムニストの意見に私も賛成です。

冒頭、この街には塵ひとつないところもあると書きました。私のコンドや
その敷地内もそうですが、四六時中、清掃作業員が施設内外を清掃し、
雑草を抜き、植え込みを常にきれいに維持しているからです。

これは、もちろん管理会社が清掃作業員を雇っていて、その作業員に
清掃作業の仕事を責任として与えているからなのですが、モントキアラ
地区は、この各コンドミニアムの敷地群が縦横に隣接しているため、
街のほとんどは各コンドの清掃責任範囲に含まれます。

コンド管理会社の清掃責任の手が及ばない空き地などはほんの僅かです。

モントキアラの街が、他と比べて全体としてきれいに見えるのはこのせい
だろうと思います。

KL市内の他の地区、中心部だろうが郊外地だろうが、とにかく空き地
にはゴミが散乱し、いつまでも放置されています。よくは知りませんが、
行政も努力はしているのでしょう。しかし予算上の制約があるのかどうか、
ゴミ問題の解決にはほど遠い現状と思えます。

行政も手をまわせず、地域社会も土地所有者も無責任な上、言われれば
直ぐ他の誰かに責任転嫁する。

結果として、いつまでも放置され続け、ゴミの上にゴミが積み重なり、
場所によってはかなりの異臭が漂うところも普通にあって、この問題を
解決しない限りは、2020年の先進国入りなど無理だろうと、私も思います。

どうすればこの問題が解決できるのか、当然この国の心ある人達が悩み、
きっと今でも考え続け、努力されておられることでしょう。

この国に来て1Malaysia(ワンマレーシア)と言うことを良く耳にします。

聞けば、言語、宗教、生活習慣や価値観までも異なる多種多様な人たち
が共存共栄するためのフレーズとか。

なるほどと思いますが、今日のブログテーマに掲げたゴミ問題ひとつ
とってみても、極めて難しいテーマとも思います。

人種・民族の異なる性向によって長年にわたり蓄積されてきた経済格差、
そしてそれを是正すべく打ち出された国の保護政策、保護を受ける人々の
自然にいわば涵養されたかの甘え、自立心の欠如、無責任など、、、、

ゴミ問題の解決には、人々の意識改革が必要と思いますが、一朝一夕に
できることではないでしょう。

まずは、人々に社会やコミュニティへの帰属意識と責任感を植えつける。
そのための1Malaysiaではないかと思いますが、言うは易し、しかし、行いは、
超がつくほど難しでしょう。

当然、道徳や責任感などに対する教育改革も必要でしょう。

こんな風に考えてくると、このKLの街の中のゴミが永遠に無くならないように
思えてなりませんが、けっして諦めてはいけないのだと思います。

私は、私の余生をこの国で過ごそうとMM2Hビザを取りました。

でも、私の思いは単にこの国でゆっくりのんびりと過ごすことではありません。
些細なことでもいい、この国とこの国の人々に喜ばれ、感謝されるような
ことを成したい。そしてそのことが、愛する祖国日本とここマレーシアの間の
更なる友好関係作りの一助となれば本望なのです。

今もあらゆることを考えていて、未だ成案を得ていません。
ゴミ問題も私の中の問題意識のひとつです。近い将来、問題意識を共有できる
方々と心を一つにしてこの国のために汗してみたいと思っています。

いつの日か、こんなきれいで気持ちの良い緑地公園が、KLの街のどこにも
ある、そんな日が来ることを夢見ています。

20130723000.jpg
(KLCC公園)

ではまた。。
今日は、普段の日常生活で不思議に思うことや良く分からないことを
思いつくままに綴ってみたいと思います。

そのトップバッターはやはり、キッチンの見せ掛けの換気扇でしょう。

いや、換気扇と言っても、ガスレンジの上についているレンジフード
つきの立派なアレのことです。

これには私もすっかり騙されました。コンドミニアムの下見の時に、
このことを知っていれば、本物かどうか確かめたのですが、まさか、
本来目的の排気ができない換気扇とはつゆ知らずだったのです。

随分しばらくして、それも人に言われて気がつきました。

見かけは新品同様だし、下見のときにちゃんとスイッチのON/OFFもして、
動作確認もしたのに、その換気扇に肝心のダクトがついていないなんて、
思いもしませんでした。

人に言われ、半信半疑でフードの上部を調べたところ、天井とフードの
隙間から、下から吸い込んだ空気がいきおい良く、吹き出ているのです。

なんとレンジフードの短いダクトは天井板に遮られてシャットアウト。
一見、天井から外に出ているかに見えるのですがこれは見せかけだけ。

行き場を失った排気は天井とフードの隙間から出るしかない訳ですよ。

つまり排気でも換気でもなく、単なるキッチン室内循環扇だったのです。

最初は、なにこれ、信じられないよねーって、、呆れてしまいましたが、
こちらでは、これが普通なのだと聞いて、二度驚きました。

そうなのです。こちらではダクトのない換気扇って、普通なのですよ。

もちろん、ちゃんと排気ダクトの付いている換気扇もあるそうですが、
まだまだマイナーと言うか貴重なんだそうです。

え?これも異文化?実はそうなんですね。

マレーシアの伝統的な家には、キッチンが二つもあって、室内キッチンの
他に、肉魚の処理や油料理の際に使う室外キッチン(ウエットキッチン)が
あるのだそうです。

室内キッチンでは、油など一切使わない簡単料理のみ。なので換気扇など
必要ないわけです。

こんな伝統文化が底流にあるものだから、現代建築の高層コンドミニアム
においても似たり寄ったりなのです。

それでも完璧な室外キッチンのあるコンドならいざ知らず、そうではない
我が家のようなところは、焼きものや揚げものも室内キッチンでしないと
いけないわけで、そうなるとやっぱり換気扇はどうしても必要なのですよね。

それがどうしたことか、オーナーの好みなのか性格なのか、あるいはコスト
のせいなのか、私はきっとコストだろうとは思いますが、それに体裁だけで
役に立たない(油きりフィルターなどつければ少しは役に立つかも?)換気扇
と言う結果になるのです。

聞くところによると、中にはきちんとダクトのあるところもたまにはあるが、
確率的には少ない。だから、コンドの下見の際には、この件、よくチェック
して丹念に探したほうが良いのかもしれませんね。

我が家ではしょうがないので、大型のスタンド式扇風機を購入しキッチンに
備え付けました。キッチン奥のヤードのドアや換気窓から強制的に排気して
います。

なお、この件、いつかオーナーに話してみたのですが、笑っていました。
まったく悪げもないし、じゃ設備工事してダクトをつけようなんてことにも
決してならない雰囲気でした。

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こんな立派な換気扇があるからと言って、騙されてはいけません。(笑)

以上が換気をしないキッチン換気扇のおはなし。
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次は、つり銭の不思議です。

ご承知のようにこの国の通貨はRM、つまりマレーシアリンギットです。
お札は100、50、20、10、5及び1リンギ、硬貨は50、20、10及び5センです。

201307163001.jpg
(ヒジャブの女性は本ブログとは無関係です、念のため。。。)

この国の硬貨です。(旧硬貨です。今は新硬貨がかなり出回っています。)

201307165000.jpg

お気づきでしょうか、そうです、硬貨には1セン硬貨がないのです。

いや、以前はあったのだそうですが、2008年から使用できなくなったのだ
そうです。実はこの1セン硬貨がないため、不思議な思いをするのです。

公共料金の請求書やスーパーマーケットの商品の値札などには、ほとんど
小数点二桁、つまりセン単位の金額が記されています。

例えば、今月の水道料金の請求書にはRM40.02、つまり40リンギ2センとか、
あるいはスーパーの商品の値札にはRM12.89、つまり12リンギ89センとか
1セン単位でこまかに表示されているものも当然あるわけです。

ところが支払う方も、支払われる方も1セン硬貨がないのです。
なので、止むを得ず硬貨のある5センや10セン単位に切り上げたり、
切り下げたりしての支払いになるのです。

このこと、最初のうちは分からず、とても不思議に思っていました。
でも、ようやく分かりました。

1~2センは0センに、3~7センは5センに、そして8~9センは10センに、
それぞれ切り下げたり、切り上げたりするのだそうです。

日本では1円たりとも間違えのないお金のやりとりが普通ですので、
いくら些細な金額とは言え、ちょっと違和感がありますね。

だったら、いっそ、請求金額や商品価格を5センや10セン単位にすれば
良いのにとも思いますが、いろいろな計算上それも無理なのでしょうかね。

まっ、これも何事にもeasy-goingな人たちが多いこの国ならではのこと
なのでしょうが、果たして日本みたいにすべからく四角四面なやり方と、
どちらが良いのでしょうかね。最近はどうもこんなゆるゆるの事柄にも
だんだん慣れてきましたね。

前回ブログで、路線バスのお釣りのことやあんまり厳しくない料金支払い
のことを書きましたが、考えてみるとこの国の社会全体に相通ずるひとつ
のことがあるような気がしますね。それは、、、つまりアバウトってこと
でしょうかね。。。
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さて、次はなんにしましょう、、、あっそうそうこれは電車の駅に関する
ことなので、前回ブログに含めれば良かったのですが、駅の自動改札機の
ことです。

こちらでも日本同様、大きな駅には自動改札機が設置されています。

201307165001.jpg

しかしいつも不思議に思うのですが、この自動改札機、入る時はちゃんと
動く(機能する)のに、出るときは使えないのです。(KTMコミューターの場合)

その証拠にKTMコミューターの改札出口には、いつも係員が待ち構えていて、
自動改札は通れないようにし、有人改札で全員のチケットを回収しています。

これっていつも機械が故障しているからなのでしょうか。いや、きっと
うまく動作しないことが多いので却って手間がかかるからではないでしょうか。

あ、でもKLモノレールやLRTはこのKTMコミューターよりはマシなようです。
こっちはチケットではなくトークンなのですが、自動改札機は入るときも
出るときも普通に機能しているようです。

201307165002.jpg

でも自動改札機はいいのですが、その前の自動券売機がちょっと?です。

使い方が大変分かりづらいことに加えて、お札や硬貨の読み取り機能が
貧弱で、そう簡単にはトークンやチケットをゲットできないのです。

なので多くの人が途中で諦めて窓口に並ぶのを何度も目撃しました。

RapidKLの自動券売機です。

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KTMコミューターの自動券売機です。

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皆さん、自動券売機など使わずに窓口に長い列を作っています。

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最初の頃はその意味が分からず、空いている券売機にトライしてみて、
なるほど、窓口に並んだほうが早かったかなと納得したものでした。

でも、マシンの操作の仕方やお金の投入方法にちょっとしたコツがあって、
それさえつかめばちゃんと切符が買えるしやっぱりマシンの方が早いのです。

私なんかは研究心が旺盛なので、お札は表裏どっち向きに入れるとか、
投入口の左端に寄せたり右端に寄せたり、硬貨も硬貨種をいろいろ試して
みて、直ぐコツを覚えたのですが、こちらの人はそうではないようで、
諦めが早いと言うか、最初から頑張らないと言うか、そんな感じでしょうか。

いずれにしても、自動改札機や自動券売機が故障していたり、動いていても
使いづらかったりなんて、とても日本では考えられませんね。

機械の故障と言えば、まだありますね。こちらに来てからいろいろな場面に
遭遇しました。やっと見つけたATMが故障で使えなかったり、駐車場の駐車券
読み取り機が故障していてゲートが開かなかったり、はなはだしいのは、
いつも通る高速道路の電光掲示板、もう電光が点かなくなって既に4ヶ月です。

これって故障なのかはたまた節電なのか????

しかしこちらで生活してみてつくづく思いますね、日本のマシンはなんでも
すごいんだってこと。滅多に故障しないし、もし故障しても直ぐ復旧するし、
こういうこと、日本にいる時はごく当たり前に思っていたのですがね。

以上、この国の自動改札や自動券売のマシンについて、普段??と思うこと
を書いてみました。日常生活で気付くちょっとした不思議はまだまだあると
思うのですが、残りは次回に譲り、今日はここまでとします。

では、また。。。
前回は、KL盆踊り大会に行って来ました、と言う記事を綴りました。

その際は自宅から会場までバスと電車を利用して往復したのですが、
今日は、そのバスと電車のことについて書いてみたいと思います。

よく、こちらに在住の方で「モントキアラは陸の孤島です」と
ブログに書いておられる方がいますが、実はモントキアラの街にも
路線バスが通っていて、それを利用すれば案外簡単に市の中心部に
出ることができるのです。

モントキアラの街を通過する道路は2本あって、いずれもほぼ南北に
平行して走っています。

それは「Jalan kiara」と「Jalan kiara 3」なのですが、路線バスは
このうち「Jalan Kiara 3」を走っているのです。

したがって「Jalan kiara」沿いのコンドミニアムに住んでおられる方が
この路線バスを利用するためには、「Jalan Kiara 3」まで出る必要が
あるのですが、この平行の2本の道路間の移動は途中のショートカットが
ないため結構大変です。恐らくこれが陸の孤島の所以だろうと思います。

他方「Jalan Kiara 3」沿いのコンドに住む者にとってはこの路線バスの
利用が至って便利なのです。とりわけ、わがコンドの場合は、ゲートの
直ぐ前がバス停ということで超便利です。

これがわがコンド前のJARAN KIARA 3を走るU7のバスです。

201307101002.jpg

このように前後にU7の電光表示がありますので容易に分かります。

201307101003.jpg

先ずはこの路線バスについて、少々詳しく説明したいと思います。

これはRapidKLが運行する路線バスです。

U7のUはUTAMAのUで、UTAMAとはマレー語でメインと言う意味ですが、
市の中心部と近郊の主要な地点を結ぶ路線のことです。

ちなみに、このUの他にB(Bandar=市内)及びT(Tempatan=ローカル)の
各路線があります。

各路線のルート一覧はこちらをご覧下さい。

U7のバスですが、モントキアラの隣町デサスリハタマスと市中心部の
バンコクバンク(セントラルマーケットの近くです。)の間を、北側に半円を
描くかたちで運行しています。

これがU7バスのルートマップです。

201307104001.jpg
U7ルートマップの拡大図はこちら、ルート上のバス停一覧はこちらです。

なお、上図からも分かるようにモントキアラ内のバス停は3箇所です。

U7を含むUTAMAバスは始発が朝6時、最終が夜11時30分です。

また、各路線バスの運行時刻表はどこにも公開されていませんが、
朝夕のピーク時は15分間隔、日中は30分間隔で運行されている模様です。

各路線バスの料金表はこちらですが、行き先(ゾーン)ごとの区分です。
(注:開いたページでFaresタブをクリックしてして下さい。)

次に、この料金支払いについての気付きです。

料金は前乗り時に現金またはカードタッチ式の支払いなのですが、
現金の場合、リンギ札で料金を支払うと、たとえおつりがある場合でも
不思議なことにつり銭は絶対もらえません。

実はこの件、ささいなことながら私はずっと悩んでいた(笑)のですが、
最近になって、これも立派な異文化なんだと理解しました。

見ていると、ほとんどの客は1リンギか2リンギの支払いで乗っています。

U7の場合、例えば終点まで乗る場合は3ゾーンだから2.5リンギのはず
なのに誰も2リンギしか支払いしない。その代わり2ゾーンは1.9リンギ
だから10センのつり銭をくれなどとは誰も言わないのです。

まぁこれらを見ているといい加減といえばいい加減。
いい加減な客とアバウトな運転手、実際これですべてうまく行くのです。

だから、バスがバス停の100m手前で停まったとしても、誰も気にしないし、
そんなことに文句を言うものもいません。

それどころか、中には後ろドアから乗ってきて、料金を支払わないで
そのままどうどうと降りていく客も結構いたりして、なるほどこれも異文化
なんだなぁと妙に感心したりしています。

バス料金カード支払いのためのRAPIDPASSの種類と価格表はこちらです。
(注:開いたページでRapidpassタブをクリックしてして下さい。)

さて、このU7のバス、ルートマップを仔細に見て行くと分かるのですが、
途中KTMコミューターのセガンブット駅及びKLモノレールのチョーキット駅を
通ります。

なので、これらの駅で電車やモノレールに乗り継げば意外に簡単にどこへでも
行けるのです。

先日の盆踊りの際は、コンド前のバス停からU7に乗って、KTMコミューターの
セガンブット駅近のバス停で降り、KTMコミューターに乗り継ぎました。

コンドのゲートハウス横を通過して、目の前のこのバスに乗ります。

201307101000.jpg

なお、こちらのバス停ですが、ほとんどがバス停の標示もなにもないので、
どこがバス停なのか、そこがなんと言う名前のバス停なのかも分からず、
慣れるまではちょっとまごつきますが、それも慣れてしまえばなんてことも
ありません。

この日は、KTMのクアラルンプール駅で同じKTMのPelabuhan Klang行きに
乗り換えて、シャーアラム駅まで行きました。

クアラルンプール駅のホームです。

201307103002.jpg

さすが旧中央駅だけあってきれいなプラットホームですね。

201307103000.jpg

このホームにはコンビニ(Kedai Serbaneka)がありました。

201307103001.jpg

と言うことで、次はこのKTMコミューターについてです。

始めにKTM Commuter のRoute Mapです。(拡大図はこちらからどうぞ。)
201307105000.jpg

参考までにKL近郊(Klang Valley)のRail Transit Mapです。
(拡大図はこちらからどうぞ。)
201307104000.jpg

このKTMコミューターはバスと異なりきちんとした時刻表があります。
(注:時刻表は2013.10現在のものです。)

Seremban→Rawangの時刻表ダウンロードはこちらです。
Rawang→Serembanの時刻表ダウンロードはこちらです。

なお、KTM Komuter HPのQuickJourneyPlannerに乗車駅と降車駅名を
入力すると、即座に運賃と所要時間が分かり大変便利です。
(ただし、まだ時刻表と連動していないのは残念です。)
QuickJourneyPlannerはこちらです。


ところで、セガンブット駅のホームで電車を待っている時に、
駅の時計表示が自分の腕時計と随分違っていることに気がつきました。

それも10分以上も違うのです。

自分の時計がずれているのかと一瞬思いましたが、携帯電話の時計も確認し、
ずれているのは駅の時計だと知りました。

駅の時計が10分以上もずれているなんて考えられますか?

201307103005.jpg

その後、他の駅でも注意して時計を確認してみましたが、なんと言うことでしょう、
各駅の時計が、しかも駅にあるそれぞれの時計表示も、電光時計もアナログ時計も
すべてがそれぞれ違うのです。

これじゃあ、時刻どおりの列車運行なんてできるわけがないですよね。

いや、誰も正確な列車運行などしたいと思ってないのでしょうね、きっと。


最後にこれはおまけですが、夜のシャーアラム駅構内です。

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同じくおまけのシャーアラム駅構内です。

201307103003.jpg

これは哀愁漂う夜のセガンプットブット駅です。
手ブレが激しく見られたものじゃないのですが、せめて雰囲気だけのアップです。

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以上、今日はモントキアラから利用できるバス・電車について
少々詳しく説明してみましたが、これでモントキアラが決して陸の孤島ではないと
言うことがお分かりいただけたでしょうか。

それではまた。。
7月6日(土)は、KL日本人会や日本大使館等が主催する盆踊り大会でした。

毎年恒例の行事で、今年はKL日本人会50周年記念の大会なのだそうです。

毎年毎年参加者が増えてきて、会場は大変な混みようとのことですが、
一度は行ってみるべきとの先輩の助言もあり、行ってみることにしました。

私は夏祭りと言うと、秋田西馬音内の盆踊りや富山の越中おわら風の盆を
思い出すほど、あの幽玄な踊りや一種独特なまつりの雰囲気にすっかり
魅せられた一人なのですが、あんな芸術的なものでなくても、夏まつりは
とにかくなんでも好きなのです。

と言うわけで、今日は公営のバスと電車を乗り継いで、盆踊り会場のある
シャーアラム(Shah Alam)までやって来ました。

シャーアラムはKL中心部から西南西に25kmほどの距離にある郊外の街、
そして、ここはセランゴール州の州都でブルーモスクや工業都市として
有名なところです。

↓これがその有名なブルーモスクです。この国最大のモスクだそうです。
まだ行ってみたことがないので、そのうち是非行って見学してきます。
(この写真は借り物です。)

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モントキアラのコンドの前から路線バス(U7)でKTMのセガンブット駅へ、
そしてクアラルンプール駅で乗り換えてここシャーアラム駅に着きました。

自宅出発からここまで約1時間40分ほどかかりまたし。

車だと道路混雑がなければ30分程度で来れるのだろうと思いますが、
今日は会場付近が混み合うだろうし、駐車場の出入りも大変だろうからと
考えたのです。

それに、公的交通手段を乗りこなせなければローカルには溶け込めないと
考えている私は、普段から積極的に路線バスや電車を利用しているのです。

シャーアラムの駅です.
州都の駅にしては意外に質素でこじんまりとした駅なのですね。

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その駅前には盆踊り会場への無料の大型バスが待っていてくれました。

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会場のコンプレックス・スカンネガラ(旧パナソニックスポーツ施設)入り口です。

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まだ6時前なので盆踊り開始時間の7時まで1時間ぐらいあります。
見ると、ほとんど若者たちばかり、ぞろぞろと入って行きます。

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こちらは移動警察ステーションのポリスバスです。

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スタジアムの中に入ってみると、400mのトラックフィールドの中央に
盆踊りやぐらが組まれていて、トラックの外側にたくさんの屋台テントが
並んでいます。

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でもまだ時間も早いので、フィールドの中はそんなに混んでいません。
屋台テントの近くにはたくさんの人、そしてフィールドと屋台テントの間には、
おおぜいのファミリーやカップルたちがシートを敷いて、陣取りのようです。

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スタジアムの観覧席もぼちぼち埋まり始めました。

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それじゃぁ、私も腹ごしらえといきましょうか。

屋台テントはマレーも中華もインドも韓国もいろいろありましたが、
主催が主催だけにやはり日本屋台が一番多くて、人気もあるようでした。

で、早速、懐かしいきゅうりの漬物を買って食べてみました。
塩味がちょっと薄いようだけど、と思ったら、目の前にはいろんなつけダレ
がたっぷりおいてありました。

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そして、ジャパニーズヒモノの看板に釣られて覗いたら、これでした。
カツオやイカ、それに鮭などの燻製スライスを竹串に刺したものです。

これ干物スティックなのだそうです。うん、コレいいかもと感心しました。
まるでこちらのフルーツスティック感覚ですね。味もいい・・でも高い。

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喉も潤ったし、お腹も膨れたので、ちょっとその辺探索してみました。

すると、国籍不明、人種不明、言語不明のちとぽっちゃりした女性の
グループに遭遇しました。見ると、全員が車座で胡坐をかいておにぎりや
お寿司、それにお菓子などを一心不乱にぱくついています。

一瞬どうしようかと迷いましたが、さっき飲んだビールの勢いもあって、
Excuse me ladies, can i take some picture of you?と聞いてみました。

すると、えっ、なぜ?と一瞬の動揺が全員に走ったかに見えましたが、
Charming kimono.と言ってあげると、今度はみんなで、Boleh Boleh、
つまりマレー語でOK,OKと言いながら、素早く中央にあった大量の弁当や
食べ物の残骸を後ろに隠し、綺麗にしてからみんなでにっこりポーズです。

なんと、気持ちの可愛い(決して容姿ではない)女性たちなんだろうと、
嬉しくなって、丁寧にお礼を述べてその場を離れました。

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おっ、こっちは相撲取りか? と思ったけどどうもそうではなさそう。
でも、こっちも国籍人種不明。とりあえず写真撮ってもいいですか、と
英語で聞いてみると、それまでの怖い顔から一瞬で相好を崩して、
決めポーズ。もう一枚と言ってみると、さらに違う決めポーズでパチリ。

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いや、この彼もそうだけど、気持ちが純でいいですよね。
こんなおまつり会場だからみんな気持ちがハイだし、国籍や人種を超えた
一体感みたいなものがあるのかも知れませんね。

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そろそろ時間のようです。
お定まりのオープニングスピーチの後、やぐら太鼓の合図で盆踊り開始です。

見て下さい、この人人人。この人たち、一斉に立ち上がって踊りだすのですよ。

ほら、始まりました、最初は東京音頭です。みんな輪になって、ヒジャブも
着物もジーパンもにこにこ笑顔の盆踊りです。

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ほら、みんないい笑顔でしょう?

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私は、輪と輪の間を歩きながらグッドな被写体を探していたのですが、
カメラを向けるとハイポーズ、とびきり素晴らしい笑顔を作ってくれました。

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東京音頭や花笠音頭などに合わせ、やぐらステージのデモンストレータを
見ながら、みんな一生懸命です。いやぁ、でもこんなに一生懸命に踊る盆踊りは
初めてです。

日本を遠く離れた異国の地でこんなに盆踊りがうけているとは、予想外でしたね。
こうしているうちにも輪がどんどん増えています。それにみんな楽しそうです。

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これ、物珍しいから行ってみようって感じじゃないですね。みんな心底楽しんでる。
そう感じました。

国籍や人種を超えたこの笑顔、この一体感、この素晴らしさはなんなんでしょうね。

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どこかのローカル校の生徒たちでしょうか、この赤シャツ軍団、大勢いるのですが、
見て下さい、この屈託のない笑顔。この子供たちのこの笑顔がアジアの元気ですよ。

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そして、カメラを向けるとたちまち寄ってきてこのポーズです。
ワーワーキャーキャー、どこの世界の女学生も同じですねー。

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そして、カメラの前に現れた今日一番の笑顔。これです、このインド系(多分)の
男性のこの楽しそうな笑顔。ついこっちまで笑ってしまいました。

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着物や盆踊り、まったく純な日本文化であるはずなのに、こうも違和感なく
この国の人たちに受け入れられている、、、驚きと同時に、日本人の一人として
本当に嬉しく、そして誇り高い気持ちにもなりました。

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こんなに素直に日本文化が受け入れられている。

だったら我々日本人も、もっともっとよその国の文化や価値観を受け入れようよ。

そうしたら、きっといつかは国籍や人種を超えて分かり合えるから、、なんて、
今日は、青臭い青年のような気持ちにもなりましたね。

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夜も更けて、益々熱気がこもってきます。
いつの間にか、やぐらの周りはこんな状態になっていました。

最後までいたら、シャトルバスにも乗れないかもなんて不安になって、
最後の花火を待たずに、この辺で切り上げることにしました。

夜のシャーアラムの駅です。

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乗降客も結構いるようですが、不思議なことにシニアは見かけませんね。
みんな若い人たちばかり。街を歩いていても、たまに見かけるシニアは
ほとんどが日本人ばかり。この国のシニアは果たしてどこにいるのだろう。

今度は、もっと田舎にシニア探しにでかけてみようか、、、なんてことを
本気で考えながら元来た道をモントキアラに戻りました。

では、また。。

先週の日曜はムルデカ広場にマラソンを見に行く予定だった
のですが、インドネシア方面から来襲した例のヘイズのため、
急遽3ヶ月ほど延期になったそうなので、私も予定を変更して、
FRIM(FOREST RESEARCH INSTITUTE MALAYSIA)へウォーキングに
行くことにしました。

KLマラソンはヘイズによる健康被害を恐れての延期とのこと。

だけど皮肉ですよね。当日は朝からヘイズなどまったくなしでした。

曇り空模様ですが暑くもなくウォーキングには絶好の日和です。

余談ですが、KLマラソンのドタキャンで、日本など遠方からの
マラソン参加者は航空券やホテルの直前キャンセルで大変でした
でしょうね。本当にお気の毒でした。でもこれに懲りずに9月には
是非来て下さい。私も熱烈応援しますから。


さて、モントキアラから車で20分足らずの近場にあるFRIMですが、
朝早くからたくさんのローカルのジョガーやウォーカーで賑わう
人気スポットなのだそうです。

それに地上30mのキャノピーウォークウェイなるものも面白そうで、
以前から行ってみようと思ってました。

日曜なので渋滞のストレスもなくFRIMの入り口に到着です。

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入場料は、外国人は5リンギ、マレーシア人は1リンギです。
この他に車一台5リンギですので、計15リンギ支払いました。

この国ではあらゆるところでマレーシア人と外国人を差別します。

差別される側としては決して愉快ではないのですが、この国の
プミプトラ政策を考えたとき、これぐらいの差別で不平不満は
言えないのだろうと思います。

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FRIMって公園みたいなところなのですが、実は公園ではないのだそうです。

熱帯雨林の調査研究施設と言うことですが、内部はほぼ森林公園のような
ところです。

流石にFORESTと言うだけあって、広大な敷地は鬱蒼とした森と言うか、
まるで熱帯のジャングルの中にいるような、そんな感じですね。

聞いたとおり、朝早くからたくさんのジョガーやウォーカーさんたちです。
そしてバイカーもたくさんいますね。見たところ、ほとんどローカルの方
のようです。なかでも中華系の方たちがほとんどかなと言う印象です。

今日は初めてなので、是非キャノピーウォークウェイを体験してみようと
思いました。

なので、FRIMのwebsiteでチケットの買い方をチェックしてきたのですが、
チケット販売所のインフォメーションセンターなる建物が分かりません。

うろうろしながら、ローカルのおじさんに聞いてみました。
すると、しばらく考えた上で、自信たっぷりに身振り手振りで道案内を
してくれました。

で、丁寧にお礼を述べて、言われたところに行ってみるとまるで違う建物。

あれ??とまたしてもうろうろしていると、さっきのおじさん、親切にも
車で追いかけてきて、違う違う、ここではなくあっちだと、再度の道案内。

なんと親切な人がいるものだと感心しながら、言われた場所に車で移動。

すると、またしてもまったく違うところ??????

おかしいなぁ?としばらくうろつきながら、セキュリティガードの人や、
周囲のウォーカーさんにも聞いたりしてるうち、おじさんから言われた場所
からまったくの反対方向で、目当てのインフォメーションセンターを発見しました。

ここです。FRIMの入り口から真っ直ぐに2kmほど走ってきて、道路右側の
奥にある平屋の小さな建物です。

でも、案内の看板が小さく、私も最初は見過ごしていました。

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これが案内板です。

でも、つくづく思いますが、こちらの方って、よく誤った道案内をして
くれますよね。知らないのなら、知らないって言ってくれればそれでいいのに、
聞かれたらどうしても答えないといけないと思うのか、一生懸命悩んだ挙句、
最後には結果として誤った道案内をしてしまう。

これ絶対悪気はないのですよね。寧ろ親切心なのですが結果がねぇ。

こんなこと、今までいろんなところで経験しましたね。

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これがインフォメーションセンターの入り口です。
ガラス扉を開けて中に入ると、奥にチケットカウンターがあります。

ここで、外国人大人一人10リンギ(マレーシア人5リンギ)のチケットを買います。

なお、キャノピーウォークウェイのチケットはここでしか買えないので注意です。

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時計を見るとまだ朝9時です。早速、マップ見ながらウォーキング開始です。

インフォメーションセンター建物から奥に数えて二つ目の交差点を右です。
これです。モスクの看板があるところです。車両進入禁止の看板もあります。

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歩いて行くと、途中で舗装路は途切れ、山間の林道のような道に続きます。

しばらく緩やかな砂利道を登っていきます。道路は良く整備されています。

前後にファミリーや子供たちのグループも歩いています。

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約1kmほど歩いて行くと、林道の右手にキャノピーウォークウェイの看板と
その奥に細い山路が続いています。

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この細い登山道のような路ですが、結構傾斜があり、久しぶりに山登りの
いい汗をいっぱいかきました。

路は木の根が階段状に連なっていて、そんなところも、慣れ親しんだかつての
山々や登山道を思い出させてくれます。

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ゆっくりゆっくり歩いて登って、トータル約1時間半、やっと着きました。

ここがキャノピーウォークウェイのゲートハットです。

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ハットの内階段を登り、中の係員にチケットを提示します。

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このキャノピーウォークウェイの本来の設置目的は、高さのある樹木の調査確認
なのだそうです。ドイツ国の支援で建設されたとの説明書きがありました。

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これが標高300m地点のジャングルに設置された、地上高30mのウォークウェイです。

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長さは150mほどですが、下を見ると結構高いのでスリルがあって楽しいです。
観光客にも大人気だそうです。熱帯雨林の樹や葉っぱを始めて間近に見ました。

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キャノピーウォークウェイの途中、樹の間から、KLの街が望めました。
視界が良くなかったのですが、方角からするとモントキアラのあたりでしょうか。。

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キャノピーウォークウェイを下りて、今度はピクニックエリアに向かいました。
途中驚きました。見て下さい、こんなきれいな沢水が流れているんですよ。

手を浸してみたのですが、まあまあ冷たくていい感じでした。

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沢に沿って下って来ると、水音とともに子供たちの嬌声が聞こえてきました。

見るとローカルの子供たちが気持ち良さそうに水遊びをしています。

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中には着衣のまま水に浸っている子もいましたが、まさに熱帯のオアシスですね。

ところでこちらに来て以来、こんな澄んだ水の流れを見たのは初めてです。

クアラルンプールは泥の川の交わるところと言う語源どおり、街を流れる
川と言う川はすべて泥川で、お世辞にも綺麗な川とは言えません。

なので、よく子供のころに遊んだふるさと山形のあの清流を懐かしく
想うこともあるのですが、クアラルンプールでもこんなにきれいな水の流れが
あるのであれば、これからは時々ここに来ようかなと思いました。

それにしても、今日は、日本のどこにもある綺麗な小川や冷たい清水が
いかに貴重で贅沢なものなのか、あらためて気付かされましたね。

この後、ピクニック広場に下りてきましたが、そこには多くのファミリーが
それぞれ木陰などに陣取って、楽しそうにピクニックランチしてました。

こんな風景は遠くから見ると日本とほとんど変わりませんね。

でも近づいてピクニックランチを覗いてみる(失礼)と、やっぱり
Malayのローカルお弁当でした。ピクニックランチは日本のお弁当のほうが
何倍も見た目も良く美味しいですよね。

そんなことを思いながらウォーキングのスタート地点に戻ってきましたが、
いや今日もいい汗かきました。

今夜もギンギンに冷えたビールが美味しそうです。

ではまた。。