ランタ島の夜が明けました。

ここタイは、マレーシアとの時差が1時間、つまり日本とは
2時間の時差があります。マレーシアの朝はいつも暗いけど、
ここは普通に明るい朝です。

これ、やっぱりマレーシア時間が変なのですよね。
どう考えても、ここタイとは経度がほとんど同じ訳だし、
時差があるほうが変だと思うのですがね。

それにしても夕べは大変でした。
寝る前に良く目を凝らして、何匹かのモスキートを退治した
つもりだったのですが、どこに隠れていたのか、なんとまだ
残党がいたらしく、朝方までしつこくつきまとわれました。

持参したバイトリリーフの軟膏でなんとか凌ぎましたが、
やっぱり、星の数の少ないホテルの場合、携帯蚊取り線香は
必須アイテムですね。

それに、夜昼関係なく頻繁に停電はするし(停電と言っても直ぐ
復旧するのでさほど深刻ではないのですが)、電話はないし・・・

でも、グレードも、料金も高いホテルでこうなら腹も立ちますが、
今回は、決してそうではないので腹も立ちません。

昔読んだ沢木耕太郎の深夜特急に出てくるような安宿に比べれば、
遥かに立派です。熱いシャワーも、清潔なシーツもgoodでしたし、
それに、質素だけど内容も美味しさも十分な朝食にも満足しました。

夜中、一人でテレビを観ていたら、その台の陰になにか気配を
感じ、目を凝らすと、おっと、geckoくん(ヤモリくん)の登場です。

一瞬、小型のgeckoくんと目があってしまいました。
geckoくんのあの目って意外にキュートなんですよね。

私はこんな生き物は特に好きでも嫌いでもないのですが、
my better halfの場合は、極端な虫嫌いと言うか、テントウムシを
見てもギャーギャー騒ぐほうなので、こりゃまずい、こんな夜中に
ホテル変わるって、騒がれたら手がつけられんと思い、シッシッ、
って追い払いました。

geckoくん、テレビの後ろに隠れてからも、まだこっちをじっと
見てましたが、そのうち尻尾ふりふりしながら見えなくなりました。

でも、そんな私の気持ちがgeckoくんにも伝わったのか、
それから最後まで隠れたまま出てくることはありませんでした。
(もちろん、この件、my better halfには今も黙ったままです。)

これが今回宿泊したオーシャンビューバンガローです。

名前だけはゴージャスなのですが、実はこんな感じです。
でも、確かにオーシャンビューはばっちりだし、偽りはありません。

201306291000.jpg

早起きして砂浜を散歩していたら、猟師さん(?)に出会いました。
見ると、吊り下げた網の袋に魚が結構入っています。

201306221000.jpg

これです。一見、さよりに似た青みの魚です。
聞いたところ、左手の刺し網のような網で獲ったのだそうです。
この浜で、1時間ぐらいで獲ったんだと自慢してました。
思わず、刺身にすると美味そうと思ってしまいました。

20130622000.jpg

陽も高くなり、波がすっかり引いた遠浅の砂浜に出てみました。
遥か向こうに結構な人影が見えますが、なにか海水浴のようです。

20130621025.jpg

近づいてみるとやはりそうでした。ローカルの方達のようです。
ファミリーで海水浴と言うか、楽しそうに遊んでいました。

20130621027.jpg

でも皆さん、着衣のままなのですね。
ムスリムの方はヒジャブですしね。

そうそう、着衣のままの海水浴で思い出しましたけど、
我が家のあるコンドのプールで、一度アラブ系のご婦人が、
眼以外の全身を覆い隠す、ニカブと言う真っ黒の着衣のまま
プールに入っているのを目撃しましたけど、、、、、

いくら宗教上のこととは言え、大変だなぁと思いました。

20130621028.jpg

私はもちろん水着で海に入ってみました。
下は平らな砂地、波はなし、水はそこそこ透明、でもかなりの
沖合いに出ないと腰以上の深さにはならないほどの遠浅でした。

20130621029.jpg

水から上がると、もうすっかり乾いていて、硬く締まった砂浜を
バイクやバイクの横にリヤカーの荷台を溶接したような乗り物が
家族を乗せて走ってました。

20130621026.jpg

バンガロー前に戻ってくると、おとなりさんがデッキチェアーで
気持ち良さそうにくつろいでいます。

失礼、んじゃ私もここら辺でとお邪魔虫。。

20130621022.jpg

ドイツ語が聞こえてましたのでドイツの方かと思いますけど、、

見ると(別に眺めていたわけではありません)このカップル、
とっても仲がいいようです。

でも、仲が良すぎて、隣に私がいるのもお構いなしに、
次第に、かなり熱烈な行為に及びそうな気配です。

こ、こら、おまえたち、人前で、犬や猫じゃあるまいし、
ちっとは常識をわきまえろ! この馬鹿ものどもが!と、
怒鳴りたいところをじっと我慢して、静かに遠ざかりました。

思えば遠い昔のこと、地下鉄有楽町線の朝の混雑車内で、
正視に堪えない行為に夢中のアホカップルがいて、周囲は皆眉を
ひそめていましたが、それを見かねたひとりの団塊おっさんが、
「ったく、お前たちは、犬畜生じゃあるまいし」と怒り爆発させて
まくし立てていたことを、今思い出しましたが、いつの時代にも、
そしてどこの世界にもいるのですね、こういうバカップル。

さて、閑話休題です。

身体に付いた潮と砂をシャワーで洗い流し、今度はプールで
ひと泳ぎです。いやぁ、こんな時間っていいですねぇ。

20130621020.jpg

泳ぎに疲れたら、デッキチェアーに寝そべって本を読んだり、
うたた寝したり、、、あっそうそう、ここwifi繋がるんですよ。
だから、持参のipod touchでメールチェックしたり・・・

いやぁ、いいですね、このプールほとんど独り占めだし・・・

ん、いつのまにか、だんだん汐が満ちて来ましたね。

20130621019.jpg

これ、いかにも南国の花らしい真っ赤な花です。
名前はわかりませんが、ビーチによく似合ってます。

20130621012.jpg

ほらね、素敵でしょう、絵になっていると思いませんか?

追記(2013/6/30):この花の名前が分かりました。
トウダイグサ科のバーバドスナッツと言う花です。

201306293000_20130629191916.jpg

こっちはオレンジ色のハイビスカス、これもいいですね。。

20130622001.jpg

なんて、考えているうちにすっかり汐が満ちてしまい、
白い砂浜がほとんど見えなくなってしまいました。

お昼も過ぎておなかも空いてきたので、どこかで腹ごしらえでも
しようかと、ビーチの向こうの赤い旗の立っている小屋風のところ、
きっとレストランだろうと考えて歩いてやってきたのですが、
残念ながら、それはクローズ中のボート小屋で、レストランでは
ありませんでした。

20130621014.jpg

しょうがないので、着替えて、昨日のトクトク少年をコールしました。
すると5分もしないうちに、少年がやってきました。
ローシーズンだから、きっと他に客がいないのでしょうね。

出発前に、ダウンタウンのレストランまで、いくらで行くかと、
値段交渉すると、昨日と同じでいいよだと。。

えっ、いくら?

200バーツ? おいおい、なにを抜かすかこの少年。。

こっちはレセプションテスクに聞いて知ってるんだぞ。。
大体50バーツだそうじゃないか。あんまり吹っかけるなよと言うと、
んじゃ150バーツ。だって、今、客少ないし、、、

えっ? それは逆だろう、客が少ない時は安くしなかったら、
他に客を取られてしまうだろう、そう言いかけてハタと気がついた。

そうか、この少年と私の思考手順は、当然ながら真逆なのだ。
それが当たり前。家族や自分の生活のために必要なことなのだ。

なんて考えたりして、結局150バーツ払う言い訳考えている。

私って、どうしてこうも脇が甘いんでしょうかね。
そしていつもこんな展開になってしまう、、ダメですよねー。。

でも、だったら150でいいから、いいレストランに案内してくれと
少年に頼み、やってきたのがこのシーフードレストランです。

中に入ると、海上に突き出たボートハウス風でなかなかの風情でした。

201306293000.jpg

客は、案の定、誰も居ません。お店の人は何人か居るようですが、
なぜか、誰一人、こちらに眼を向ける人がいません。

テーブルに座ってしばらく待っても、誰もやって来ないので、
レジの奥の従業員らしき人に、メニューブック持って来てよって、
声掛すると、明らかに、メンドくさいんだよなぁって感じの態度。。

なっ、なんだ、、ここって、まるでやる気なさそうな店じゃないか。

どこがベストレストランなんだか、と思ったけど、また外に出て
暑い中をウロウロするのも嫌だったし、なによりおなかが空いて
いたので、ここで我慢することにしました。

なにはともあれ、冷えたビールです。

20130621023.jpg

外を見ると、タイのロングテールボートが舫ってあったり、
観光船らしき船もありました。

きっとハイシーズンは賑やかなんだろうなと思いました。

201306211000.jpg

料理はそれなりにリーズナブルで美味しいものでしたが、
いかんせん、従業員の態度が悪いし、それにトイレも汚い。

ローシーズンだけのことかも知れませんがこれではいけません。

またまた迎えに来てくれた少年のトクトクに乗りながら、
この界隈はきっとどこも同じなのだろうと考え、本日の夕食は
ホテルでいただくことにしました。

3日目は来た道を平穏無事に戻りましたが、特記することも
ありませんので、今回の気晴らし旅行記はここまでとします。

でも、振り返れば、いろいろと反省すべき点はありましたね。

特にハイシーズンとローシーズンって、意外に重要な要素だと
しっかり学習しました。

ではまた。。
スポンサーサイト
6月20日から2泊3日でタイのランタ島に行ってきました。
実は、こちらに来てから始めての小旅行です。

KLはやはり大都会なので、都会に住まう便利さがある反面、
時々はこの人混みが息苦しく感じられて、自然や静けさを
とても恋しく思うことがあるのです。

と、言うことで、余り遠くなく、観光地ずれしていなくて、
自然が豊かなところ、と言う条件でGoogle検索したところ、
このランタ島がヒットしたという訳です。

でも、タイのランタ島と言っても大部分の方が、え?どこ?
と思われるでしょうから位置関係の概略を説明しておきます。

タイのランタ島はタイとマレーシアの国境から北に約300km
ほどのところにある島で、観光地で有名なプーケット島とは
アンダマン海を挟んで東西対岸の位置関係にあります。

最寄空港はクラビ空港、ランタ島はそこから70kmほど南下した
ところですが、途中フェリーを2度乗り継ぐ必要があります。

エアアジア利用ですので出発空港はもちろんLCCTです。

でも、LCCTからの国際線出発は今回が始めてではないので、
搭乗手続きなどの不安は一切なかったのですが、今回は、
なぜか分からないことが多くて、うろうろしてしまいました。

良く考えて見れば、過去にはここから日本にしか出国した
ことがなかったので、気がつかなかったのですが、近距離の
クロスボーダーフライトって結構粗雑に扱われているのだと、
言うことに気がつきました。

極めつけは、搭乗待合室から搭乗に至る不案内です。
これ、サービスゼロです、要注意です。

普通、搭乗便ごとに搭乗ゲートがあり、その近くに待合室が
あって、搭乗客は迷うことなく搭乗できる仕組みなのですが、
この国際近距離線の場合はそうではないのです。

複数の搭乗便の搭乗客が同一の待合室を利用していて、
搭乗開始の合図で一斉に外に出て、ボーディングブリッジ
ならぬ、安普請のボーディングコリドーみたいなところを
ぞろぞろ歩いて行くのですが、この出口がまったく分からない。

20130622003.jpg

待合室での案内放送もなかったし、行き先案内板もなにもない。
自分が、どの出口から出て、どの飛行機に乗れば良いのかが
まったく分からないのです。

見れば、右や左に何箇所もの出口があり、その先に航空機が
駐機しているのですが、F61とかF52とかの標示があるのみで、
肝心の行き先がどこにも書いてない。

20130622004.jpg

人の波に乗って歩いて行くと、係りらしき人がいて、搭乗券
をチェックしているので最終的には誤搭乗などあり得ないのかも
しれないが、これじゃぁ不親切すぎやしませんか?

私なんか2回も、この飛行機は違うよって追い返されました。

当然、ワタシもワタシですから、んじゃ、どの出口に行けば
いいんだよ?って、強く言っても聞こえないフリしてるだけ。

ムッとしつつも、まだ先にある出口に向けた人の波に乗る、
この繰り返しで、ようやく3度目、ピンポーン、当たりです!!

ここが良く分かったね、って態度のお姐さんのチェックを貰いました。

おいおい、これじゃぁいけないよ。いくら、儲からない路線
だからと言ってもこりゃ酷すぎる、正直そう思いましたね。

そう言う意味合いからも、早く新LCCT(KLIA2)が出来上がり、
専用の搭乗ゲートからボーディングブリッジを通って搭乗する、
うろうろしなくてもいい様なこんな格安航空になって欲しいと
思います。

閑話休題です。

搭乗したエアバスA320は、離陸上昇後、水平飛行に入ったかなと
思うまもなく降下開始、トイレに行く暇もなくあっと言う間に、
クラビ国際空港に到着です。

クラビ空港の到着スポットに入ったところです。
国際空港なのですが、発着便数も少ないようで閑散としています。

201306224000.jpg

でもターミナルなどの施設は新設らしく、とても綺麗でした。

201306223002.jpg

空港からホテルのあるランタ島までの送迎(往復)を事前予約
していましたので、ドライバーさんのお迎えはばっちりで、
豪華ミニバスのトヨタコミューターでレッツゴーです。

20130622002.jpg

途中砂利道もあると言うネット情報は真っ赤なウソでした。

交通量もほとんどなく、綺麗で平らな(凸凹がない)舗装道路を、
車は快適にすっ飛ばして行きます。

約1時間半後、最初のフェリーに乗りました。

これはフェリーに偶然同乗したバイクのアイスクリーム屋さんです。
1個2スクープ、10バーツ(1バーツ約3円)でほんのり甘い大豆アイス
を買って食べました。とても美味しかったです。

20130620000.jpg

そしたら、赤シャツの前にいたジーンズのおっさんが、さかんに
話しかけてきて、どこから来たのかだとか、何しにきたのかだとか、
日本人はあんまり見ないだとか、日本に行きたいが金がないだとか、
うるさいほど陽気に付き纏われました。

201306205000.jpg

でも、私はこんな陽気なおっさんが実は大好きなのです。(笑)
おっさん同士、話がのりのりに弾んで楽しくなりました。

そして、これは次のフェリー、て言うか最後の渡し船です。
対岸に見えているのが目的地のランタ島です。

20130620001.jpg

車やバイクや人間を満載したフェリーは、停まっているのか、
動いているのか分からないほど、のんびりと微速前進し、ようやく
対岸の船着場に到着しました。

そして、これがランタ島唯一最大のダウンタウン、サラダンの町です。

201306205001.jpg

聞くところによると、今は雨季で、観光地としてはローシーズンです。
どうりで観光客も見えないし、ストリートの活気のないこと、、、、

20130620002.jpg

こりゃぁ静かでいいやと思う反面、ちょっぴり不安も過ぎりました。


と言うことで、ここまで約3時間、ようやく目的地ホテル到着です。

クラビ空港から送ってもらったkrabiShuttle.comのイケメンお兄さんに、
2400バーツ+100バーツ(気持ち)を払い、明後日また迎えに来てもらう
ことを確認してサヨナラしました。

えっ? 2500バーツは高いのではないかですって?
うーん、マレーシアのタクシー代に比べれば、確かにそう思いますが、
約70km、途中2回のフェリー代込みで、3時間、ま、止むを得ない料金と
判断しました。

で、ホテルですが、大体これは想像どおりでした。

バンガロースタイルのリゾートホテルで、直ぐ目の前がビーチ。

ロケーションは抜群です。施設そのものは決して新しくなく、
立派とは言えないのですが、レセプションデスクの女性の対応も良く、
第一印象としてはGoodです。

ホテルのプールからアンダマン海を望みます。
風があって波が少し高いようでしたが、まずまずの景色です。

20130621005.jpg

プールの縁辺から左方向を望みます。
ご覧のように、プールからビーチの波打ち際までほんの数メートルです。

2013062110000.jpg

今度は目を右に転じてみます。
向こうに見える森がコークワン岬(Koh Kwang Cape)です。

20130621011.jpg

ホテルのプールとプールサイドです。

20130621003.jpg

20130621018.jpg

さて、今日はもう直ぐ暗くなる時間なので、一休みしてから、
ダウンタウンに夕食に出かけることにしました。

実はお目当てのレストランがあったのです。

ランタ島のレストランのうち、トリップアドバイザーで評価が高く、
人気のレストランをリストアップし、コメントを丹念に読んで、
目星をつけておいたのです。

ところがレセプションデスクにその場所を聞いたところ、
誰も(2人)知らないと言うのです。そんな馬鹿なと思いましたが、
とにかくタクシーを呼んでもらいました。

もちろん、ここからダウンタウンまでタクシー代はいかほどかと
尋ねることも忘れませんでした。(ぼったくり予防のため)

5分ほどで、タクシーがやって来たのですが、見てびっくりです。

なんとトラックなのです。と言っても、荷台に座席のあるあの有名な
ソンテオではなく、本物のトラック、と言うか、いわゆる運転席の
後ろにもう一列座席のあるダブルキャブタイプの小型トラックなのです。

で、運ちゃん、汚い無精ひげに薄汚れた服装の貧相なおっさんです。
そのおっさんに、レストランの住所を書いたメモを渡し、ここ知ってるか
と尋ねるとニタつきながら頷きかえすので、んじゃ行ってもらおうかと
頼みました。

運ちゃんの後ろ座席は、二人がやっと座れるほどの窮屈さです。

しかも、座席の上には汚れ物とかゴミが散乱してて、おいおいこれ
ホントにタクシーなのかよと、思わずしかめっ面をしてしまいました。

でも、直ぐそこだろうからと、我慢していると、僅か2km弱の距離の
筈なのになかなか到着しない。

運ちゃんに、まだ着かないのかと言うと、レストランが見当たらないから、
もっと探す(これタイ語と英語ちゃんぽん&ジェスチャー会話)と言う。

おいおい、おまえ知ってるって言うから乗ってやったのに、なんだよと
思ったけど、じっと我慢我慢。。

しばらく走り回って、ようやく着いたレストランは、オフシーズンのため
なんと、営業休止中、、、とほほ、なんてことだ。

で、件の貧相運ちゃん、汚い顔に貧相笑いを浮かべながら、あちこち
走り廻ったから150バーツ払ってくれと言う。なんだよ、こいつ、まっすぐ
ここに来れなくて、あちこち探しまわったのはお前が知らなかったせい
だろうよ、ったく、、と思ったけど、こんな貧相なおっさん相手に大人気
ないかとも思い、言うとおりに150バーツ払ってやった。

するとこのおっさん、いいレストラン紹介するからそこへ行こうだと。

400バーツで行ってやるぞ、みたいなこと言い出したので、こいつ、
調子に乗ってバカかよと内心思いつつ、相手にせず。

そこにちょうど通りかかった少年バイタク(タイ名物のトクトク)を止め、
用意してあった第2の目星レストランの名前と住所を書いたメモを見せた。

すると、知ってる、そのレストランは、ちょっと遠くて約8km先にあると言う。

いくらで行くかと聞くと、200バーツだと言う。おいおいホントはもっと安く
走るんじゃないか、あんまり吹っかけるなよと一瞬思ったが、最初のおっさん
の貧相さと胡散臭さを見た後だけに、少年は純情かつ正直そうに見えたのです。

20130621024.jpg

トクトクはサラダンの町を遠く離れ、島のメインロードをひたすら
走ります。うーん、ローシーズンだけあって、人影もまばら、静けさを
求めてやってきた身にはピッタシの感なのですが、もうちょっと賑やかな
方が安心かなぁ、、、なんて思ったりしてね。

20130620003.jpg

で、ついに着きました。ここが第2の目星レストラン、Kwang's Cookeryです。
トクトク少年に200バーツ渡すと、少年、えっ?300って言ったでしょ、だと。

おいおい、そりゃないだろうよ、おまえさっき200って言ったじゃないか、
って言い返すと、いや、一人なら200だけど、二人だから300だなどと、
訳の分からないことを言う。

なに言うか、この嘘つき少年!と大人気なく興奮してちょっと大声出したら、
少年あっさり引き下がって、じゃそれでいいよ、だと。。。

ったく、ここはどいつもこいつもよってたかって、、と思ったが、
こんな少年にも家族がいて、少年の稼ぎを待っているのだろう、などと、
いつもの優しいおっさん気質が出てしまい、んじゃ帰りも迎えに来てくれよ、
と優しく声掛けしてしまいました。

さて、このレストランですが、とにかく営業休止してなくてホッとしました。

もう辺りはすっかり真っ暗です。店の前でトクトクを降り、店内を眺めて
いると、直ぐ目の前でビールを飲んでたハゲ頭のおっさん、大げさに両手を
広げて、Welcome to good restaurant, Please come in!!などと陽気に
英語で話しかけて来た。

20130620007.jpg

見ると、このおっさん、頭はまるで映画のユル・ブリンナーだよ、なんて
言っても今時の若い世代にゃ分かるまいがね。。

うんうん、悪くないぞ、このアジアンテイストの店に、この客か。。

で、奥のほうにはまだ数組の白人客がいるぞ、、、そこで私、すかさず
このユル・ブリンナー氏に、ここネット見て来たんですよ、評価良かったし、
って言うと、それトリップアドバイザーだろうと、返してきた。

良く知ってんじゃん、で、すかさず、ここホントにいいですか?って
聞いてみた。すると、そりゃいいに決まってるよ、なんせオレのワイフ
の店だから。。ほら、あそこに居るだろ、あれがオレのワイフだ、で、
こっちが娘、、と言って店内で立ち廻っているこれぞタイ女と言う感じの
娘っこを指さす。

なんだなんだどうなってんだ、おいおい、て、ことはあんたはこの店の
オーナーかって聞くと、いやオーナーじゃない、オーナーはワイフだ、
とバツが悪そうに口ごもって、ビールグラスを口に運ぶ仕草を見て、
感の良い私は、一瞬のうちに、このタイ母娘と一見白人系のこのおっさん
との複雑な関係をいろいろと想像してしまいましたね。

まぁ、そんなことはどうでも良いことなのですが、とにかくテーブルに
着いて、料理を注文しました。

最初は評判のタイフライドライス。
これです。刳りぬいたパイナップルに盛り付けてあって、見た目もGood。

20130620004.jpg

おおーっ味もいい。いや、これが100バーツはリーズナブルですよ。
やっぱりトリップアドバイザーはウソつかないね、などと思いながら、
他にもシーフード料理やスプリングロールなど注文して、腹一杯食べて
そして飲みました。

一品一品の料理を評することは止しますが、とにかく美味しい、それに
店内の雰囲気もいい、でも、トイレは行かなかったので分かりません。

そしてここ、評判どおり、白人系の観光客が多いみたいですね。

わたし達も食事しながら、隣のテーブルの白人客といろいろ話したりして、
ランタ島の楽しい夜は次第に更けて行きました。

これ、食事の最後に、例のオーナー母さんが、特別サービスだからねって、
出してくれた、ライプマンゴーです。冷たくてとても美味しかったです。

20130620008.jpg

そして、会計してもらって、えっ、びっくり、なんと450バーツですって。。

だってビール大瓶2本とmy better halfのソフトドリンクと料理が3品で、
たったの450バーツ?? こんなところもあるんですね。

帰りは、街灯のない真っ暗な道を、時間通りに迎えにきた少年トクトクに
激しく揺られながら、少々スリルを感じつつも無事にホテルに戻りました。

で、別れ際、この少年、明日はもっと安くするから、必要なら呼んでくれ、
ってタバコの空き箱に下手な字で電話番号書いてくれました。

(つづく)
2013.06.19 KLIA2(その6)
昨日、ついにKLIA2の開港予定日が明らかになった模様です。

本日の新聞情報ですが、来年4月30日にプロジェクトが完成、
そして開港日はその2日後の来年5月2日だそうです。

ナジブ・ラザク首相指示による現行の開港予定期日の今年6月28日より
なんと約1年もの遅れとなります。

しかし、これでは首相の面子丸つぶれかと思うのですが、ここまで
首相のコメントなど一切聞こえて来ないのも摩訶不思議ですよね。

ともかく、これまで噂でしかなかった開港予定期日がはっきりした
ことは一歩前進ですね。

ということで、本日の該当記事全文をアップしてみます。
和文はこれまで同様、筆者訳ですが、一部意訳しています。

======================================================================
KLIA2 to open on May 2, 2014

Posted on 19 June 2013 - 05:39am
sunbiz@thesundaily.com
PETALING JAYA (June 19, 2013):

KLIA2, the new low-cost carrier terminal in Sepang, is now targeted for
completion on April 30 next year and is to open for commercial operations
on May 2, almost one year behind the latest target date set and exceeding
analysts' assumptions of a six-month delay.

KLIA2(Sepangの新しい格安航空会社ターミナル)は、今、来年4月30日が
(プロジェクトの新しい)完成目標となり、6ヵ月は遅れるだろうとしたアナリストの
想定を超える現目標期日のほぼ1年後の5月2日に営業開始の予定となりました。

The opening of KLIA2, which was expected to start operations on June 28
this year, was delayed for a fifth time after contractors working on the
new terminal requested more time to come up with a revised date for the
completion of the project.

新ターミナルの(プロジェクト)請負会社が、プロジェクトの完成には
まだ多くの時間が必要と(MAHBに)要求した後、今年6月28日に運用開始の予定で
あったKLIA2のオープニングには、(今回で)5回目の遅れが生じることになりました。

In a statement yesterday, Malaysia Airports Holdings Bhd (MAHB) said the
UEMC-Bina Puri Joint Venture, the contractors for the main terminal building,
has confirmed that the completion date will be April 30, 2014 inclusive of
securing the Certificate of Completion and Compliance and Operational Readiness
& Airport Transfer as obligated under the contracts.

昨日の声明において、マレーシア空港ホールディングス会社(MAHB)は、
UEMC-Bina Puri 共同企業体(主ターミナルビルの請負契約者)が、
(プロジェクトの新)完成期日は2014年4月30日であり、それは(その期日までに)
工事の完成、コンプライアンス(の完成)、運用開始準備態勢(の完成)並びに
(現LCCTから新LCCTへの)空港移転(の完成)が、(プロジェクト請負)契約の中で
義務付けられたものであることを確認した、と言いました。

"Based on the revised completion date by the contractors, we are targeting to
open KLIA2 for operations on May 2, 2014," said the airport operator.

「請負会社によって修正された(プロジェクトの)完成期日に基づき、我々は、
2014年5月2日を、KLIA2のオープン目標期日とする。」と、空港オペレーター
(MAHBのこと)は言いました。

MAHB said it will continue to monitor the progress of work being done by all
contractors and that liquidated ascertained damages (LAD) will be enforced
according to the contractual obligations of the respective contractors.

MAHBは、すべての請負会社の工事進捗状況の監視を継続し、そしてそれぞれの
請負会社による契約上の義務(の履行状況)に応じて、予定損害賠償金(LAD)が
課せられる、と述べました。

On Monday, MAHB slapped its first LAD of RM199,445.40 per day on the
UEMC-Bina Puri JV, the contractor of the main terminal building of KLIA2.

月曜日に、MAHBはUEMC-Bina Puri 共同企業体(主ターミナルビルの請負契約者)
に対し、1日につきRM199,445.40の初のLADを突きつけました。

"Safety and quality is of utmost priority to MAHB and, as such, the
contractors are required to ensure that the completion of the klia2
terminal building complies with all safety standards as required by
regulators and MAHB itself," it said.

「安全と(高い)品質はMAHBの最優先課題です、そして、そのように、請負会社は
KLIA2ターミナルビルの建築の完成は、監査機関とMAHB自体が要求するすべての
安全基準を遵守することを確行することが要求される。」と、MAHBは言いました。

=======================================================================

うーん、記事内容はイメージどおりなのですが、最後の「LAD」の件に関しては、
果たして本当に課したのか、あるいは今後課すことにしたということなのか、
良く分かりませんね。(追記:今年6月15日からLADを課すことにしたとの情報も
ありますが、それに対して課される側の反応は今のところ不明です。)

それと、ターミナルビルは分かりましたが、その他の滑走路とか誘導路とか
エプロンなどの空港施設工事のほうは一体どうなっているのか、さっぱり
分かりませんよね。なぜ、一度に全部が明らかにならないのですかね。

まだまだ続編が出てきそうなので、私もウォッチを続けますが、こんなことばかり
書いていると、またまた、おまえのブログは堅苦しいばかりで面白くもなんともない、
などと面罵されるかも知れませんので、この後はしばらく美しい景色や花なども
アップして行こうかなと考えています。

では。。
2013.06.17 KLIA2(その5)
KLIA2シリーズの第5弾です。
先週の金曜と土曜に、大変興味深い記事を目にしました。

一紙はsunbizで、もう一紙はPhilosophy politics economicsです。
両誌ともエアアジアマレーシアCEOへのインタビュー内容と、
政府答弁を求める野党要求に依然として応えようとしない交通省への
非難の記事ですが、両紙をじっくり読むと、このKLIA2プロジェクトの
裏舞台が見えてくるようで、あまり愉快な気持ちにはなれません。

でも、一部にはこれほどの記事が出ているにもかかわらず、この国の政府も
国民も、そしてメディアでさえもあまり大きく騒いではいないということが
私には大変な驚きです。

とりあえず、両紙の関係記事全文をアップしましたので、
興味のある方はじっくりと読んでください。
(興味のない方は、すみませんがスルーして下さい。)

前回同様、和訳は筆者ですが、一部意訳しています。

===============================================================
AirAsia wants independent body for KLIA2 to be set up
Posted on 14 June 2013 - 05:39am
sunbiz@thesundaily.com

SEPANG (June 14, 2013): Fed-up with the delays to the opening of
the new low-cost carrier terminal in Sepang and finger pointing
made towards it, AirAsia Bhd has called on the government to appoint
an independent body to evaluate the KLIA2 project.

Sepangの新LCCTの開港の遅れと、その遅れに対する非難の転嫁に嫌気して、
エアアジアは、政府にKLIA2のプロジェクトを評価する独立機関を設けるよう
求めました。

It's CEO for Malaysia Aireen Omar said the independent body can help
to determine the current progress of KLIA2, its completion date and
final cost.

エアアジアマレーシアCEOのAireen Omar氏は、独立機関はKLIA2の現在の
進捗状況、完成期日及び最終コスト(の見積もり)の決定を援助することが
できると述べました。

"Unless the true cause of the delay is made known, AirAsia feels there may
be more finger pointing against AirAsia or contractors which will do nothing
towards the completion of the project," she said in a statement yesterday.

「遅れの真の原因が明らかにならない限り、エアアジアは、プロジェクトの
完成に向けなんの役にも立たない、エアアジアや請負会社に対するより多くの
非難の転嫁があるかも知れないと感じている。」と、彼女は昨日の声明で述べました。

"AirAsia therefore would like to propose a solution for an independent body
appointed by the government to evaluate three key points:
what is the current progress of the project;
when can it be completed;
and how much is it going to cost.”
"We believe that this is the fairest solution to ensure proper accountability
for the project," she added.

「したがって、エアアジアは、3つのキーポイントを評価するために、
政府によって指名される独立機関による(問題)解決を提案したい。: (その3つとは、)
(プロジェクトの)現在の進捗状況は?、
いつ、完成するのか?、
(最終的な)費用はいくらになるのか?、である。」
「我々は、これがプロジェクトの正しい責任を確実にする最も公平な解決策であると
信じている。」と、彼女は付け加えました。

Aireen said the budget airline is seeking clarification to the issues
pertaining to the delay of KLIA2 and the recent claims that AirAsia's
'indecisiveness' on the baggage handling system (BHS) and aerobridges was
the cause for the delay of the terminal's completion.

「格安航空会社は、KLIA2の遅れに関する問題と、手荷物取り扱いシステム(BHS)や
エアロブリッジ(の整備)におけるエアアジアの『優柔不断』が、ターミナルの(工事)
完成の遅れの原因であると言う最近の主張に対し、説明を求めている。」と、
Aireen氏は言いました。

"The claim deflects the public's attention from the magnitude of the KLIA2
project which has grown so exponentially from what was originally envisaged
in 2009," she said.

「(その最近の)主張は、当初2009年に想定されたよりも加速度的に膨らんできた
KLIA2プロジェクト規模の大きさから人々の注意をそらしている。」と、
彼女は述べました。

"KLIA2 is a project meant to be a simple low-cost terminal built to relieve
the congestion at the current LCCT, which is already running beyond its
15 million-passenger capacity.”
"KLIA2 was planned to be constructed to a capacity of 30 million passengers
per year, double the capacity of the (current) LCCT," she added.

「KLIA2は、現LCCT(1500万人の乗客収容能力を既に超過して運用されている)
での混雑解消のために建設される単なる低コストターミナルのプロジェクトである。」
「KLIA2は、年間3000万人の乗客収容能力(現LCCTの2倍)を持つターミナル
として建設される予定であった。」と、彼女は付け加えました。

She said over the course of its construction, the terminal has developed into
a vast and highly complex infrastructure, different compared with its initial plan.
"The BHS and aerobridges are only smaller components and should not be
the main factor in the delay.

彼女は、KLIA2建設の方向性に関し、「ターミナルは、その当初計画とは異なり
広大で高度な複合施設に発展してきた。BHSとエアロブリッジ(の問題)は、
より小さな問題要素であるだけで、遅れの主原因とすべきではない。」と述べました。

"As a party who will ultimately occupy and operate from KLIA2,
we have consistently expressed concerns over delays attributable to the size
of the project as well as cost overruns which we do not want to be passed
on to airlines."

「KLIA2のほぼ全域を占拠し、KLIA2を基盤に運航することになる航空会社として、
我々は、プロジェクトの規模並びに航空各社に転嫁して欲しくない(建設)費用超過の
元となる(プロジェクトの)遅れに対する懸念を一貫して表明してきた。」

Aireen also said during ongoing discussions, MAHB have consistently assured
that the construction was on track and will be completed on June 28, 2013.

Aireen氏はまた、「MAHBは、(関係者間で)進行中の議論の中で、建設は順調であり、
2013年6月28日に完成するのだということを一貫して保証してきた。」と述べました。

"In fact, MAHB announced the project was 53 days ahead of schedule in January 2013.
Therefore it is indeed very puzzling that despite such clear visibility,
MAHB is not able to conclusively state a new (delayed) date of completion for KLIA2."

「事実、MAHBは2013年1月に、プロジェクトは予定より53日も早く進んでいると発表した。
したがって、そのように明確な見通しがあるにもかかわらず、MAHBがKLIA2プロジェクト
完成の新期日を最終決定できないでいることは、本当に大変不思議なことである。」
=================================================================
Why is Transport Ministry Silent on KLIA2 Fiasco?
SATURDAY, JUNE 15, 2013
Philosophy politics economics

We would like to ask why is it that the newly appointed Minister of Transport,
Datuk Seri Hishamuddin Hussein been silent as a mouse over the entire RM4 billion
KLIA2 fiasco by the Malaysia Airports (MAHB)?

私たちは、新しく任命されたDatuk Seri Hishamuddin Hussein交通大臣が、
マレーシア空港ホールディングス会社(MAHB)による総工費40億リンギットに上る
KLIA2プロジェクトの大失敗について、なぜネズミのようにひっそりと静かでいる
(注:黙して語らずの意)のかを尋ねてみたいものである。

The current KLIA2 airport contract was scheduled to be completed by September 2011
but has been delayed at least 7 times since then with no definite deadline in sight.

KLIA2の現行の空港契約は、2011年9月までに完成するという計画であったものの、
これまでに少なくとも7回遅延し、それ以降は確たる完成期限も明らかにはなっていない。
(注:契約の中でと言う意)

MAHB has claimed that the delays plaguing the completion of KLIA2 is the result
of the non-delivery of parts of the project by contractors, leading Malaysia Airports
Holdings Bhd (MAHB) to come out to say that it would impose liquidated and ascertained
damages (LAD) on the responsible parties.

MAHBは、KLIA2の完成に禍いする(工事の)遅延は、請負会社によるプロジェクト
(に必要な)部品の不達の結果であり、それがマレーシア空港ホールディングス会社
(MAHB)に、予定損害賠償金(LAD)を請負会社に課す、と言わしめているのだと
主張している。

Unsurprisingly, the main contractors of the project all lined up to deny
their complicity in the delays and placed the blame squarely on MAHB the project
owner who allegedly made repeated variation orders to the original contract.

驚くことではないが、プロジェクトの主な請負会社は、横一列に並んで遅延の
共犯性を否定し、真正面からMAHBの責任、伝えられるところによると、当初契約に対して
幾度もの(計画)変更命令を作成してきたプロジェクトオーナーに、非難を浴びせた。

While we are not privy to the details of the dispute which is now triggering
the blame game between the various parties, the question that needs to be asked is,
after nearly 2 years of delay, why is it that MAHB is only coming out for
the first time to blame the contractors?
If it is really the contractors who are at fault, why haven’t they been penalised
with the LAD since September 2011?

我々が、現在様々な(プロジェクト関係)組織間で非難ゲームを誘起している問題の
詳細に関与しないでいる間、尋ねられるべき問題は、約2年間の(工事)遅延の後に、
なぜ、MAHBが今回始めて請負会社を非難しているのか、と言うことである。
それ(工事の遅延の原因)が本当に請負会社の責めに帰すものであるなら、
なぜ、彼らは2011年9月から予定損害賠償金(LAD)を課されていないのだろうか。

As the Minister of Transport with direct purview over Malaysia Airports,
Datuk Seri Hishammuddin must step in immediately to resolve this protracted
scandal and bring to task all those who are responsible for the embarrassment
to the nation, and the sheer waste of public funds.

マレーシア空港を直接管轄する交通大臣として、Datuk Seri Hishammuddin氏は、
この長引くスキャンダルの解決のため直ちに介入し、国の窮迫と公的資金の完全な
無駄遣いに対して責任のあるすべて(の人と組織)を俎上に上げなければなりません。

What is worse is the fact that the Ministry of Transport should have been
well on top of the scandal as the Secretary-General of the Ministry,
Datuk Seri Long See Wool sits as a Board of Director of MAHB.
Datuk Seri Long has been a Director since 9 September 2008 and he also sits
on the Board Procurement Committee and Board Risk Management Committee of MAHB.

さらに悪いことは、(交通省の)事務次官のDatuk Seri Long See Wool氏が
MAHBの取締役会に席を得ていたため、交通省(自身)がスキャンダルのトップに
居なければならなかったという事実である。
Datuk Seri Long 氏は2008年9月9日から取締役会に席があり、
MAHBの取締役会調達委員会と危機管理委員会にのメンバーでもある。

Therefore unless the Secretary-General of the Ministry of Transport himself
decides to say that he knows absolutely nothing about what is going on in
the KLIA2 fiasco, the Ministry cannot deny culpability in the entire debacle.

したがって、交通省の事務次官自身が、KLIA2(プロジェクト)の大失敗劇で
何が起きているのかについて全く何も知らないと言わない限り、交通省は全ての議論で
(交通省の)過失を否認することはできません。

This drastic increase in cost has resulted in MAHB having to raise bonds amount
to RM3.1 billion to date, with another RM1 billion expected to be raised in the
near future, causing MAHB to take on debt which may not have been necessary in the
first place.

MAHBが現在までに増加しなければならなかった31億リンギの債券と、
近い将来増えるであろうさらなる10億リンギの債権をもたらす、費用のこの急激な増大は、
当初計画では必要のなかった負債をMAHBが抱え込むということである。

However, the ultimate losers on the “low cost” airport which busted the budget
will be the Malaysian travellers who will have to bear the cost of higher airport
taxes for MAHB to repay its debts. This will also severely impact Malaysia’s
competitiveness as the hub for low-cost carriers in the Asia region.

しかし、価格を破壊した「格安」空港の最終的な敗者は、MAHBの借金返済のために、
より高い空港諸税に耐えなければならないマレーシアの旅行者なのです。
これは、アジア地域の格安航空会社のハブとしてのマレーシアの競争力にも深刻な
影響を与えます。

This conundrum of higher debt will also result in a conflict of interest for
Datuk Seri Long and the Ministry. The question will be raised as to whether
as a Board Member of MAHB, will Datuk Seri Long support the increase in airport
taxes to help MAHB pare down its debt and raise its profitability or will he
take on the regulator’s role of suppressing airport taxes to protect the interest
of ordinary Malaysians as well as our competitiveness as the hub for low-cost
carriers in the region?

より高い負債のこの難問は、Datuk Seri Long氏と交通省の軋轢をもたらすでしょう。
問題は、MAHBのメンバーとして 、Datuk Seri Long氏が、MAHBがその負債を削減し
収益性を増やすために空港諸税に転嫁することを支援するのか、あるいは、
彼が地域の格安航空会社のハブとして一般のマレーシア人ならびに我々の競争力の
関心を保護するために、空港諸税への転嫁を抑制する監査機関の役割を引き受けるか
どうかなのです。

Dato’ Seri Hishamuddin Hussein must also declare as to why the contract
for Managing Director of MAHB, Tan Sri Bashir Ahmad who has helmed the company
for the past 9 years will be ending in 7 June 2013, has been extended again
as at 6 June 2013 for an additional year.
It is clear that Tan Sri Bashir has failed to competently manage the single
largest project by MAHB during his reign and his contract must not be renewed.

『首長』Seri Hishamuddin Hussein氏は、MAHBの常務取締役(9年間に渡りMAHBを
舵とりし、2013年6月7日に任期終了の予定だったTan Sri Bashir Ahmad氏)が、
なぜ2013年6月6日の時点でもう1年延長されたかについても説明しなければなりません。
Tan Sri Bashir Ahmad氏が彼の任期中、MAHBの単一最大のプロジェクトを十分に
掌握できなかったこと、そして、彼の(常務取締役としての)契約が更新されては
ならないことは、明白です。

Finally, we also call upon the Minister to also support the call by
Air Asia CEO, Aireen Omar to set up an independent body to probe
the much-delayed construction of the new low-cost airport, KLIA2.
She said that “unless the true cause of the delay is made known,
AirAsia feels there may be more finger pointing (against AirAsia or contractors)
which will do nothing towards the completion of the project”.

最後に、我々はまた交通大臣に、Air Asia CEOのAireen Omar氏の新LCCT(KLIA2)の
非常に遅れた建設を徹底調査するために独立機関を設立すべきとの呼びかけを
支持するように求めます。「遅れの真の原因が明らかにならない限り、エアアジアは、
プロジェクトの完成に向けなんの役にも立たない、エアアジアや請負会社に対する
より多くの非難の転嫁があるかも知れないと感じている。」と、彼女は述べました。

Datuk Seri Hishamuddin, who has yet to respond to Pakatan Rakyat’s call for
a meeting over this issue, must respond immediately over these issues raised
and tackle the crisis which may yet worsen to ensure that the interests of
Malaysians are protected.

(交通大臣の)Datuk Seri Hishamuddin氏(彼はまだこの問題でのPakatan Rakyat(野党)
の会議要求には応じていない。)は、提示されたこれらの問題について直ちに反応
しなければならず、マレーシア人の利益保護を確実にするため、さらに悪化するかも
しれない危機に取り組まなければならないのです。
================================================================

いかがでしたでしょうか、このような展開は、この国をよく知らない私に
とっては意外なことだったのですが、古くからおられる方に聞くと、そんなに
意外なことでもない、寧ろ、さもありなんと言うことのようです。

政治家も経済界もメディアもそして国民もまだまだ意識改革が必要ですね。
なんて、分かったようなことを言ってしまいました、すみません。

いずれにしろ、早く適切な情報開示をして、国民やこの国を愛する者たち(私を含む)
を安心させてほしいものですね。

ではまた。。
今日(6月9日)は日曜日、時にはどこか景色の異なるところでウォーキングを
してみようと、朝早くに自宅を出て、KL中心部にあるレークガーデンパークの
すぐ隣、バードパークの駐車場にやってきました。

前夜のうちにGoogleマップとガーミンのカーナビで下調べしていましたので、
道に迷うこともなく、あっという間(15分程度)の到着です。

特にこのバードパークに興味があった訳ではないのですが、実はこの場所は、
位置的にみると、目当てのレークガーデンや植物園、周辺の有名スポットへの
ウォーキングアクセスがとても良い場所なのです。

まだ朝が早いせいか、駐車場はガラガラ状態、ゆったり楽々パーキングです。
もちろん駐車料も無料で、ハナマルなのです。

今朝の空はどんより曇り空、でも、いつものことでそのうち晴れるだろうと
気楽に考え、8時30分、レークガーデンウォーキングのスタートです。

20130612000.jpg

先ず、駐車場の前の道路に出て、目の前の突き当たりを左折すると、
すぐにトゥン・アブドゥル・ラザク記念館(Memorial Tun Abdul Razak)
がありますが、その記念館を右に見ながらそのまま200mほど進みます。

20130612001.jpg

そして、道路右側にあるレークガーデンパーク入口の門扉の隙間
(人が通り抜けできるよう少しだけ開いています)から、レークに繋がる
ゆるい傾斜の小路を下ります。

20130612002.jpg

樹木に覆われた小路を300mほど下ると突然視界が開けます。
ここがレークガーデンパークの周回コースです。

ほほぉ、この雰囲気は日本のどこにもある都会の中のオアシス公園
のようだけど。。でも、オアシスと言うには水があんまりきれいでは
ないような、、、

20130612002-1.jpg

でも一見綺麗な噴水もあるし、定番のごみもほとんど落ちてないし、
まあ良しとしましょうか。。

20130612003.jpg

この周回コース、事前にマップで測ったところ、コース取りによっても
異なりますが、一周約3~5kmのようです。(公園自体はとてつもなく広く、
縦横に小路が整備されているのでコース取りも自由自在です。)

20130612004.jpg

この後、レークを離れ森の方に進んで行くと、STARTの横断幕がありました。

20130612006.jpg

近くには、小さなゼッケンを付けたカップルや子供たち、それに本格的な
ランニングスタイルの人達も大勢いて、それぞれ道路をゆっくり走ったり、
記念写真撮ったり、草地に寝っ転がったりしていました。

聞けば、この日は来る6月30日のKLマラソンの最終練習会なのだそうです。

えっ、KLマラソン? でも子供たちや、走りとは縁の無さそうな体型の方も
いるんだけど、うっそー、この人達がみんなマラソン走るんじゃないでしょう?
 
と、ちょっと理解できなかったのですが、自宅に戻ってからKLマラソンを
ネットで検索してみて、なるほどと解せました。

KLマラソンって、フルマラソンやハーフマラソンだけじゃないんですね。
キッズの700M走からフルマラソンまで合計9部門のカテゴリーがあって、
本格ランナーでなくても誰でもエントリーできるのだそうです。

スタート・ゴールはムルデカ広場だそうで、俄然興味が湧いてきました。
と言っても、もちろん参加ではなく応援とか見物と言うものなのですが。。

思惑どおりに応援・見物できればBlogにて様子をアップしたいと思います。

20130612007.jpg

その後、森の小路(JLN KEBUN BUNGA)を北上し、突き当りのキッズ遊園で
大きく左に周回します。

20130611000.jpg

森を抜けてまもなくするとレークの北端にでます。
向こう岸にはピクニック風のファミリーが見えてます。
朝からピクニックお弁当でしょうかね。

20130612007-2.jpg

この花どこかでも見たような気がします。
なんの花か分からないのですが、とてもいい感じです。
(追記:花の名前が分かりました。アカネ科のバージンツリーです。)

20130612007-3.jpg

ふと、コース側の大きな樹を見上げると、ミカンのような実が
たくさん付いてました。これって何の実なのでしょうね?

20130612007-4.jpg

もっと木の実がないかどうか、樹を見上げながら歩いていると、
今度は椰子の実に出会いました。やっぱり南国ですね。

20130612007-5.jpg

そして、ずうっと歩いてくるとそろそろレークの南端です。

20130612009.jpg

あの東屋風がこの周回コースの第3コーナーのようです。

ここまで時間にして約1時間半ですが、途中いろいろ道草しながらの
ウォーキングですので、距離はまだ4km弱ぐらいかなと思います。

20130612009-1.jpg

第4コーナーを廻りかけると、右手に歩行者用トンネルがあります。
これは、国立博物館やKLセントラルステーションへの抜け道となっていて、
今日は、計画通り、これからここを通って国立博物館に道草するのです。

20130612010.jpg

トンネルをくぐると直ぐに国立博物館の裏手に抜け出ます。

先ほどから、雲行きが怪しくなってきていたのですが、ここで雨です。
でも、ちょうど良かったのかも知れません。雨宿りついでに博物館を
見学してみました。ご参考までに外国人の入館料は5リンギです。
(これ差別と思いませんか?この国では至るところで同様の仕組みです。)

20130612011.jpg

そうしているうち40分ほどで雨が止んだので、今度は国立博物館正門脇の
歩道橋を渡り、国立プラネタリウム横を通り抜けて、再びレークです。

20130612011-1.jpg

雨上がりでレークガーデンの路面が濡れています。

20130612012.jpg

と、道端に雨に濡れたなんとも妖艶な花に遭遇しました。
ゆり科の花のようですが、少し調べても分かりませんでした。

20130612013.jpg

ここで、レークガーデンの周回コースから離脱し、森の小路を抜けて、
なんとか記念館の構内を通り抜けてスタート地点のバードパークの上の
道路に出てきました。

20130612013-1.jpg

すると、目の前をKLホップオンホップオフバスが走って行きました。

オープンデッキの乗客たちの嬌声が聞こえましたが、雨上がりで
さぞ爽快なのでしょう。(普段はまるで炎熱地獄と誰かが言ってました。)

20130612015.jpg

そして、バードパークのトイメンにある国立オーキッド(蘭)公園に
立ち寄りしてみました。公園だから当たり前ですが蘭の花が咲き乱れ、
それはそれは見事なものでした。

20130612016.jpg

写真も一杯撮ったのですが、全部披露すると日が暮れますので、
ほんの僅かだけアップしてみますね。

この花、いかにも、私は蘭です、って主張してるかのようです。

20130612017.jpg

中にはこんな花まで咲いていました。
調べてみるとネコのヒゲと言う花のようです。

20130612018.jpg

公園内にははこんな緑のトンネルの路が多くあって、
天井のシーリングファンからの風がとても爽やかでした。

20130612019.jpg

トンネルの奥の売店です。見て下さい、この子、可愛いでしょう?
思わず断りなくシャッターを切ってしまいました。
とっても可愛いけど、でも、孫娘のあーちゃんはもっと可愛いです。
(相変わらずのジジ馬鹿ぶりです、笑ってやって下さい。)

20130612019-1.jpg

なんて他愛もないことを考えながらバードパーク上の道路に戻って
きました。と、またあのホップオンホップオフバスが通りすぎて行きました。

でも既に陽射しが強くなっていて、あのオープンデッキの人達、
きっと炎熱地獄だろうなぁ、なんてまたまた人の不幸を喜ぶような
思考過程を踏んでしまいました。すみません。。

20130612020.jpg

陽射しが強くなってきてじりじりと熱くなっては来たものの、
せっかくだからムルデカ広場まで歩いて行ってみよう言うことになり、
歩き始めてまもなく、道路わきにバナナの樹出現。

なんとバナナがたわわに実っていました。
人目がなければ、そしてなにか長い棒でもあれば、あのバナナを何本か
叩き落として食してみたいと、本気で思ってしまいましたが、これって、
やっぱりこの南国の太陽に焼かれてだんだん善悪の判断が狂って来ている
のでしょうかねぇ。

20130612021.jpg

その後、木陰や日陰を選んで歩くこと約15分・・・

20130612022.jpg

ついに、国立織物博物館が見えてきました。
ムルデカ広場はその向こうです、もう直ぐです。

20130612023.jpg

そしてようやくムルデカ広場到着です。
見えている大きなテントは先週土曜日の、国王の誕生祝賀閲兵式に
参列した内外要人のためのテントなのだそうです。
(実は、私が現在親しくしている友人が夫妻でこの祝賀式典に招かれて
参列したのだそうですが、熱い中での長時間のフォーマルウェアはまるで
地獄のようだったと話していました。偉くなるのも良し悪しですよね。)

20130612024.jpg

青空をバックに目にも鮮やかなブーゲンビリアです。
この国では至るところにこのブーゲンビリアが咲いています。

20130612025.jpg

有名な旧連邦事務局(Sultan Abdul Samad Building)です。

20130612026.jpg

6月30日のKLマラソンはこの辺がスタート/ゴールなのだそうです。

20130612027.jpg

旧連邦事務局建物後ろの古木です。
これ日本であればなにかの記念木とかになりそうですよね。

20130612028.jpg

この界隈のランドマーク、CITY POINTビルです。

20130612028-1.jpg

時計をみるととっくにお昼を過ぎています。
今日は朝8時半から、もう随分歩きました。
途中雨も降ったけど、偶然にもウォーキング途中の国立博物館で
雨宿りしながらついでに見物もできました。

もうすっかり南国の青空です。
太陽が容赦なく照りつけ、日向を歩くと眩暈がするほどですが、
木陰も多いし、周囲の見所も多くて、なかなかのウォーキングコースでは
ないかと思います。

そんなことを考えながら出発点のバードパーク駐車場に戻ってきました。

20130612031.jpg

駐車場は朝と違い、とっくに満車状態で、チケットカウンターや
入り口前の軽食屋さんやお土産屋さんも大勢の人で賑わっています。

20130612031-1.jpg

今日はどれぐらいの距離を歩いたでしょうか、、疲れ具合から判断すると
10km以上は歩いたような気がします。でも、決して飽きないコースだと思います。

20130612032.jpg

次回は、今日行けなかった国立モスクや他の歴史博物館などにも道草しながら、
ウォーキングと歴史の勉強の一石二鳥を試みたいと考えています。

注:すみません、今回もだらだらとした長文になってしまいました。
読者の方から、読むのも疲れるんだよねぇ、などと言われないように、
もっとコンパクトに纏めるよう努力しなければと真剣に思っています。

ではまた。。
2013.06.02 KLIA2(その4)
KLIA2のオープン情報の続報です。

5月9日付けの新聞記事を最後にしばらくなしのつぶてでしたが、
ようやく5月30日(木)と31日(金)付けの新聞(The Sun-epaper)や
The malaysian Insider、KiniBizなどのネットニュースに関連の
記事が掲載されました。

それらによると、KLIA2の建設工事発注元のMAHBが工事請負各社に
確認したところ、現行目標期日に間に合わないことは確実であるが、
では、いつになったら工事が完成し、その結果のオープン期日が
いつになるかの見極めについては、請負各社による再検討が必要であり、
あとしばらく時間が必要と言う内容の記事でした。

なんだか、がっかりしましたね。
こんな内容は関係者間では周知のことでしょうし、5月8日、9日の
記事内容とほとんど変わりませんね。

MAHBとして遅れを確認したこと、そのため遅れによる予定損害賠償を
関係請負各社に求めることなどが新たに追加されただけです。

なお、記事は一部アナリストの、遅れが6ヶ月になるだろうとの見解や
工費が最大45億リンギに膨れ上がるとの見通しを述べていましたが、
これも前回記事と大差ありません。

ただ、一部のビジネスニュースのなかでは、工事完成は10月末になる
との請負会社による再見積書がMAHBに送付されたとの記事もありました。

一方関連記事では、KLIAエクスプレスなどを運行する鉄道会社の方は
既に試験運転などの準備も終了し、仕上げの段階であるとの内容でした。

要するに、足並みが揃っていなかったということなのでしょうね。
これほどの大規模工事となるとさもありなんとも思いますが、
それにしても、何度も言いますが、日本ではあり得ないことですよね。

MAHBさんも仰っておられますが、不肖私めも同感です。
安全安心のためには決して焦らず急がず、なにごとも万全確実に
お願いしたいものです。

以下、ご参考までに関係新聞記事等の抜粋です。
(和文は筆者訳ですが、一部意訳しています。)
===============================================================
KLIA2 opening delayed further
Posted on 30 May 2013 - 05:38am
sunbiz@thesundaily.com

Malaysia Airports Holdings Bhd (MAHB) said the contractors
for the new low-cost carrier terminal in Sepang (KLIA2) have notified
that they are unable to meet their contractual obligations for its
targeted June 28, 2013 opening.

マレーシア空港ホールディングス株式会社(MAHB)は、Sepang(KLIA2)の
新LCCTの(工事契約)請負会社から、目標とした2013年6月28日開港と言う
契約上の義務を果たすことができないとの通知を受けたと述べました。

"The board has decided to impose liquidated ascertained damages (LAD)
on the respective contractors and any other recourse available to
MAHB under the contract.
The contractors have requested time to revert with a revised date,"
it said in a filing with Bursa Malaysia late yesterday.

「(MAHBの役員)会議は、それぞれの請負会社に予定損害賠償金(LAD)を
課すことと契約に基づくその他の有効なリコース(求償)を求めることを決定した。
請負各社は、(工事完成予定の)修正期日を再検討する時間を要請した。これは、
昨日遅くのBursa Malaysia(マレーシア証券取引所)への(MAHBの)ファイリング
(情報開示のための資料提出)において明らかになりました。

Some analysts had earlier opined that KLIA2 will likely be delayed
by around six months. They also expect the delay may push up the cost
of KLIA2 to as high as RM4.5 billion.

一部のアナリスト達は、KLIA2はおそらく6ヵ月ほど遅れるだろうと以前から
見解を述べていました。
彼らはまた、遅れはKLIA2のコストを最大45億リンギまで引き上げるかも
知れないと見積もっています。

MAHB's announcement yesterday made no mention of the construction cost.

MAHBの昨日の発表においては、建設費用への言及はありませんでした。
--------------------------------------------------------------
KUB not one of contractors behind KLIA2 delay
Posted on 31 May 2013 - 05:40am
Premalatha Jayaraman
sunbiz@thesundaily.com

KUB Malaysia Bhd is not one of the contractors causing the delay to
the opening of the new low-cost carrier terminal in Sepang (KLIA2),
which has been delayed for the fifth time, said its group managing director
Datuk Wan Mohd Nor Wan Ahmad.

KUB Malaysia Bhdは、Sepang(KLIA2)の新LCCTの遅れの原因となっている
請負会社の中の一社ではない。そして、それ(KLIA2の工事)は(今回で)5回目の
遅れであると、グループ常務のDatuk Wan Mohd Nor Wan Ahmadは言いました。

"We are one of the contractors of KLIA2 and I am glad to advice you that
we are on target. No need to worry about our performance.
I am happy that Malaysia Airports Holdings Bhd (MAHB) has given all
the support to meet the target," he told reporters after a signing ceremony
between KUB and Datacom Systems (Asia) Sdn Bhd here yesterday.

「我々はKLIA2の工事請負会社の一員である。そして、我々が目標どおりに
進捗していることを報告でき喜ばしい。我々の行動(工事)について心配する
必要はない。私は、マレーシア空港ホールディングス株式会社(MAHB)が
目標期日に対応するためのすべてのサポートを行ったことに満足している。」と、
彼は昨日のKUBとDatacom Systems(アジア)株式会社の間の調印式の後、
リポーターに述べました。

KUB's subsidiary KUB Builders Sdn Bhd is responsible for the construction
of the 3.96km third runway, parallel taxiways connecting taxiways and other
associated works at KLIA2. It won the RM268.8 million contract from MAHB.

KUBの子会社であるKUB Builders 株式会社は、3.96kmの第3滑走路、平行誘導路、
誘導路間の接続経路の建設及びその他の関連工事に対して責任があります。
そして、それは、MAHBから2億6880万リンギの契約を得ています。
-------------------------------------------------------------
KLIA2 to be physically completed end October
Posted on 31 May 2013 - 05:06am
kinibiz.com

The long delayed RM4 billion KLIA2 could now be physically completed
in end October this year, industry sources tell KiniBiz. It is understood that
UEM, one of the key developers of the project, had sent a letter to
Malaysia Airports Holdings Bhd (MAHB).

長期にわたり遅れている40億リンギのKLIA2は、10月末に物理的に完成するだろうと、
業界筋がKinBizに述べました。 UEM(プロジェクトの主要な開発業者の一社)が
マレーシア空港ホールディングス会社(MAHB)に書簡を送付したものと理解されています。
--------------------------------------------------------------
ERL extension line to KLIA2 almost ready
Posted on 30 May 2013 - 04:08pm
theSundaily.my

201306022001.jpg

The 2.2km extension line and services from the KL International Airport
in Sepang(KLIA) to the new low-cost carrier terminal(KLIA2) is almost ready,
said Express Rail Link Sdn Bhd((ERLSB) CEO Noormah Mohd Noor.

2.2kmの鉄道延伸と、Sepang のKL国際空港(KLIA)から新LCCT(KLIA2)への
(電車運行)サービスの準備はほぼ整ったと、エクスプレスレールリンク株式会社
(ERLSB)のCEO (最高経営責任者)のNoormah Mohd Noorは述べました。

Speaking to Bernama, she said work on the extension which began in July 2011,
is now 98.5% complete.

ベルナマの取材に対し、彼女は、2011年7月から始まった延伸(工事)は現在98.5%
終了していると述べました。

She said the company has tested the train service to KLIA2 and is currently
doing some work at the concourse area.

彼女は、同社はKLIA2までの電車運行試験を終え、現在コンコースエリアで若干の
作業をしていると言いました。

KLIA2, touted to be Asia's biggest low-cost carrier terminal, is experiencing
a delay in its opening, although reportedly 92% complete.

92%の工事進捗と報告されてはいるものの、アジア最大のLCCTと宣伝されるKLIA2は、
その開港に遅れが生じる模様です。

The new ERL extension is expected to increase ridership by 40%.

新しいERLの延伸では、40%の利用者数増が見込まれています。

To better accommodate passengers, Noormah said ERL is in discussions with
Air Asia to see what other facilities can be provided to passengers.

より良く乗客を収容するために、Noormahは、ERLが他のどのような施設を乗客に
提供することができるかを、AirAsiaと検討中であると言いました。

"AirAsia will be operating from KLIA2 and we need to work together to provide
a world class service at a low price," she added.

「エアアジアはKLIA2を拠点に運行するでしょう、そして我々は低価格で世界クラスの
サービスを提供するために共に働く必要があります。」と、彼女は付け加えました。
==============================================================

以上が新聞など関係記事の抜粋ですが、結局分かったことは遅れが確実なこと、
工事完成は10月末ごろになるであろうことなどですが、肝心の遅れの原因が何なのか、
改めた予定オープン期日はいつなのかについてはまだ明確ではありません。

現在までの新聞記事内容を総合すれば、空港ターミナル施設工事やアクセス関連の
工事は予定どおりの進捗なのに、滑走路、誘導路、エプロンなどのいわば空港本体
関連工事に遅れが生じているような気がしますが、これはあくまで推測です。

オープン期日に関しては、もし工事完成が10月末となると、一般的にはそれから
さらに数ヶ月以上の試験運用と慣熟訓練などが必要なわけで、となると、アナリスト
さんたちの言う2014年1月にオープンできれば上々、下手したらさらに遅れるのかも
知れませんね。

まあ、そうならないことを願うばかりですが、いずれにしても早くMAHBから
改めての予定オープン期日を明らかにしていただきたいものです。

・・・・・なーんて、今日は私自身の個人的な興味本位の、いわば無機質な話題に
終始してしまいました。

KLIA2に感心のある方ならば、目を通していただけるのかも知れませんが、
そうでない方にはそっぽを向かれそうですね。

なので、最後に今朝のウォーキング中に撮った花たちの写真をアップしてみます。

20130602005.jpg
malaysian yellow-red hibiscus(マレーシア黄赤ハイビスカス)

20130602003.jpg
purple bougainvillea(紫ブーゲンビリア)

20130602008.jpg
allamanda cathartica(アリアケカズラ)

20130602006.jpg
Tecoma stans(キバナテコマ)

201306021002.jpg
Plumbaginaceae(ブルンバーゴ/ルリマツリ)

実はこの他にも今朝撮った花があるのですが、名前が分からないので
アップしませんでした。

ネットでこちらのオンライン植物図鑑を探しているのですが見つかりません。
どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら、是非教えていただきたいと
思います。どうぞよろしくお願いします。

ではまた。。