今日はのっけからすみません、これ↓、やっぱり美味いマルヒラアジの刺身です。

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今回はスラヤンバルの旧卸売市場(Pasar Borong Selayang Baru)で買いましたが鮮度抜群です。捌きながら試食してみたところ、身の締まりと言い脂の乗りと言いなかなかのものです。

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特に腹身は薄く削ぎ切りにするのがいい。適度な噛み応えと口の中で蕩ける脂のコラボは実に見事。これは、マレーシアの安価で旨い刺身ナンバーワンかも知れませんね。

ついでに言うと、私が思うこの国の、刺し身で美味いベスト3は、今のところ、このマルヒラアジ、スマガツオ、そしてシャカップでしょうね。でも、市場では新鮮なスマガツオには滅多にお目にかかれないので、これは幻のセカンドベスト、と言うことで・・。(フツーのスマは、ローカル名トンコル・プティの名で山ほど売られているのですが・・・・)

金に糸目をつけなければ、もちろんマナガツオ(ローカル名バワル・タンバ)も入るのですがなにせ高い。キロ70リンギは下らないので最近の私としては、これはハナから除外しています。なぜって、魚捌きは私の道楽。だから私のポケットマネーの範囲でしか魚を買えないのです。

次にローカル名シャカップですが、これは価格が安値安定していて供給量も豊富、いわばこちらの大衆魚です。もちろんこちらの方たちは丸ごとディープフライやグリルでしか食べないのですが、鮮度の良いものは刺身で食べてもクセがなくあっさりしていて美味しいです。

なおシャカップの正式名はバラマンディ、日本のスズキやアカメに良く似ているのでこちらのデパートの日本食コーナーなどでは、その冊(サク)がローカルスズキの名で売られています。肉質は日本のスズキよりもピンクがかっていて、河口付近に生息する日本の一部のスズキのような泥臭さはまったくありません。

私は今までこのシャカップを日本のスズキと同種と思っていましたが、調べてみたところ同じスズキ科ではあるものの異なる目(モク)のようです。アフリカのナイルパーチと呼ばれる淡水魚とも外見が似ていますが、当地のシャカップは海水魚です。

これ↓がシャカップのお刺身です。見た目はマルヒラアジもシャカップもほぼ同じですね。(違いが見分けられればあなたはプロ級です)

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肉質はマルヒラアジよりも柔らかくあっさりしています。腹身は逆に身が締まっていて歯ざわりが固い感じです。シャカップの良いところはどこの市場でもスーパーでも、いつでもどこでも簡単に入手できることです。鮮度を見極める目があれば、ほぼ間違いなく安価(キロ10~15リンギ)で刺し身にできる美味しいシャカップを購入することができます。

またこのシャカップは、一度に食べきれない分は昆布〆にした上で冷蔵・冷凍するのがお奨めです。お酒やビールのお肴としてこれに勝るものはありません。(この南国マレーシアでは、と言う意味です)

なお、今のところベストワンのマルヒラアジの価格はシャカップよりも若干高め(キロ16~18リンギ)ですが、スナッパー(タイもどき)よりは安価です。でも供給量が少ないせいか市内の普通のスーパーではほとんど売られていません。これは市場に出かける必要があります。

次にイカです。今回はいつものアオリイカではなくモンゴウイカを捌いてみました。身が厚いので、細く切っても食べ応えがありますし、噛んだ時のコリコリ感とネットリ感のバランスが良く、Ummmm、これはアオリイカと甲乙つけがたいかな、と思っています。

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ところでこのモンゴウイカって、ヤリイカやアオリイカなどと違い少々見た目がグロですよね。市場にはもっと大きくて見た目がもっとグロいのもいっぱいあったのですが、今回はやや小型で模様も比較的ナチュラルで大人しいものを購入してみました。(笑)

紋様の入った背中を手で開いて、でかくて硬い甲羅を外し、身肉からエンペラと薄皮を剥がすと、ほらこんなに綺麗なお刺し身イカの登場です。↓(右隅)

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↑イカを捌いていて、ついうっかり包丁の先で肝を破ってしまってから、その匂いでワタの鮮度の良さに気がつきました。いや失敗です。こんなに鮮度の良いワタなら好物の塩辛にできたのに・・・、しょうがないですね、マレーシア初の手作り塩辛は次回に"乞うご期待"です。

今回のお刺し身宴会の場所は、マレーシアへの移住のための住まい探しに訪れている知人のUD氏ご夫妻の短期滞在先コンドです。モントキアラからさほどの距離ではないのですが、もちろん車ではなくタクシー移動なので、大皿に盛りつけることができないため止むを得ず↓こんな風にプラスチックのパックに分けて盛り、小型のクーラーバッグに入れて持参したと言うわけなんです。

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ご夫妻は、シニア海外ボランティア先のウガンダ(アフリカ)からミッションを終えて帰国したばかり。だからなのかも知れませんが、お二人ともこんなお刺し身に飢えていたと仰り、大変喜んでくれました。美しい雨上がりのKLの夜景を眺めながら、美味い刺し身に旨い酒(ごめん、ビール&ワインでした)、会話も弾みついつい長居してしまいました。

ところで雨上がりの夜景のことです。その日は家を出ようとした途端に、激しい土砂降りが小一時間も続き、お陰でMyTeksi(タクシーコールアプリ)でいくら呼んでもタクシーがつかまらずに閉口したのですが、その代わり雨が上がった後の夜景のなんと綺麗なこと。。

実は、UD氏ご夫妻の短期滞在先コンドの屋上には、KL中心部の夜景を楽しめる、私の大好きな屋上プールがあるとの情報をキャッチ。飲み会の数日前、日中に訪れてこのプールの下見をさせてもらった私は、ちゃっかりと、また夜景を見に来るからね、との約束までしてきたと言うわけなんです。

これ↓は、日中に訪れた際の屋上プールからの写真です。いいじゃないですか、KL定番のツインタワーとKLタワーが目の前に一望できる、こんな素晴らしいルーフトッププールがここにあるなんて今まで知らなかったです。

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UD氏ご夫妻がKLでのショートステイ先に選んだのはここ↓、ジャランクチン沿いにあるレガリア・レジデンス&ホテル(写真右側の建物です)。今とても人気のあるAirBNBと言う、ショートステイが可能な空き室検索&予約サイトで探したとのこと。数多くのゲストコメントや施設内外の写真などで好みのチョイスが可能、それでいてとてもリーズナブル。これはいいかも知れませんね。

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ロケーションはPWTCの向かいにあるサンウェイプトラモールの隣の隣。ところでこの↓プトラモールですが、2013年5月から延々と改築工事をしていて、ついこの前(6月)リオープンしたばかりです。

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さぞかし画期的に素敵なモールがオープンするのだろうと密かに期待していたのですが、今回初めて中に入ってみて、ちょっとがっかり・・・・

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なんのことはない。こんな↑、KLにはどこにもある何の変哲もないフツーのモールでした。

しかしご夫妻のユニットからの眺めも抜群です。ここからは、私がローカルの若者たちに日本語を教えているパタマモールも直ぐそこに見えるのですね。写真↓の右端がパタマです。

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さて、待望の屋上インフィニティプールです。雨上がりの澄んだ夜景をしばしお楽しみ下さい。

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Ummmmm、これはKLのナイトビューを楽しむベストスポットかも知れませんね。

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当夜はこのあと飲み会が控えていたので、プールには入りませんでしたが、こんなプールで是非ゆっくりとくつろぎたいものです。

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↓プールサイドです。階下には展望レストランも控えています。

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↓KLタワーをズームアップしてみましたが、眩いばかりのライトアップで、綺麗の一言です。

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いかがでしたでしょうか、昨年訪れたシンガポールのマリーナ・ベイ・サンズの屋上プールには及びませんが、KLにもこんなところがあると知りちょっぴり嬉しくなりました。

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この後は予定どおり、UD氏ご夫妻の滞在ユニットで、雨上がりの綺麗な夜景と持参した刺し身などを肴に一杯、となった訳ですが、ご夫妻の豊富な海外経験とご見識に基づく大変興味のあるお話もこれありで、ついつい夜の更けるのも忘れてしまうほどでした。

いや、楽しい充実の一夜でした。UD氏ご夫妻に大感謝です。

それではまた。。


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一昨日の深夜、突然、最近好きな刺身を食べてないことを思い出しました。深夜のことですから、もちろん眠っていたのですが、眠っていてもこう言うことは思い出すのです。

半分眠りながらも、脳は明瞭に早く市場に行け、と命令しています。はて、今何時なのだろうと、枕もとの時計に目をやると、ちょうどいい具合に朝の3時。そう言えば、夕べは早々と9時前に寝たのだから、私としては目が覚めて当然なのです。

よし、行こう、そう決心すると行動は素早いです。若い時もそうでしたが、朝はめっぽう強いのです。全ての手順は山行きと同じで身体に染みてます.。ものの5分で出発準備完了、3時20分にはコンドミニアムのゲートを通過してました。

きっと、コンドのセキュリティガードのオニイサン達はいつも不思議に思ってるだろうなオレのこと。だって、でっかいクーラーボックス担いでエレベータに乗る姿をモニターテレビで絶対見てるはずだし、あいつなにやってんだろうと思ってるよね。

だけど笑っちゃうよね、この前歩いてコンドのゲート通過した時、ガードハウスの係長(私がつけた渾名)がオレを見て、グッドモーニング・ボス!だってさ。。えっ?オレ、いつのまにあいつらのボスになったの?

セキュリティだけじゃないよ、メンテナンスの通称赤シャツおっさんにも、庭師のグッドボーイにも、そして掃除のおばちゃんやおねーちゃんたちにもなぜか、いっつも手を上げてにこにこと挨拶される。でも悪い気はしないよね。なんかこのコンドの人たちみんな家族のようになってきたな、、なんて感じていい気分だよ。

ところで朝のドライブって、道路は空いてるし、空気はひんやりしてるしで、チョー気持ちいいっすよ。でも、油断しちゃいけないね、この前なんか、うっかり黒猫、踏んづけそうになったからね、ハハ、車は走ってなくても真夜中は猫が走ってるからね。特にクロネコに注意だよ。。

さて、どっちにしようかな、なんてちょっと迷いましたけど、この前はニューに行ったから今日はオールドに行ってみようと、結局、古い方のパサーボロン(卸売市場)に行きました。

まだ4時前だと言うのに、市場周辺は相変わらずのごった返しです。真っ暗な路上にたくさんの物売りが出ていて、盛んに声をかけてきますが、まさにこれこそがアジアンテイスト、アジアンエネルギー、いつもそう感じてワクワクしてしまいます。

もう何度も訪れて、どの路地から入ればあの魚屋に直近で行けるかなんて、お茶の子さいさい、暗いながらも慣れた道です。

ほら、あっと言う間に、いつものマグロやカツオくんたちのお店に着きました。

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ん?でも↑これヤイト(黒点)がないぞ、スマじゃないかも、なんて吟味していたら、もう既に顔なじみになったオニイチャンたちが寄ってきました。で、盛んにメラ、メラって薦めてきます。しまいには↓このメラ(イカン メラ)を買えって・・・

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笑いながら、カメラを取り出すと↑二人でこのポーズ。。ん?でも、このメラなんで輪ゴムで縛ってる?えらチェックできなくしてる?それって鮮度に問題ありじゃないのか?なんて思いたくなるけど、ここパサーボロンだよな、まさかなー。。。

彼らはこの店の従業員です。ここの店構えは結構大きくて、島(売り場)を2つ仕切っています。奥に奥さんと店の主人らしき年配の人(中華系?)がいるのですが、この人たちも愛想がとてもGoodです。こう言うところ(市場)でいい魚を買うには、その店の人たちと馴染みになること、これ、絶対条件です。(今までの市場経験から学びました)

二人とも何人(どこの国の人)か分かりませんが、片言の英語とマレー語が話せますのでなんとかコミュニケーションは取れます。今日はこの他、盛んに目の前のアヤムを買えとも薦めてきます。アヤムって、カワハギのことです。アヤムとはマレー語でチキンのことなのですが、イカンアヤムはカワハギのことです。

この日は、彼らに薦められるままに、次の魚4本を買って帰りました。

イカンメラ(フエフキダイ)  1本(850g、23リンギ)
イカンアヤム(カワハギ)  1本(670g、4リンギ)
トンコルプティ(スマガツオ)  1本(2.1kg、14.7リンギ)
トンコルヒタム(コシナガマグロ)  1本(1.2kg、11.4リンギ)

以上4本で計53.1リンギ(現在レートで約1760円)でした。
(この店は珍しいことに簡単な計算書を出してくれますが、これもなかなかGoodです。)

市場の魚の値段は、当然ですが日によって異なります。この日はちょっと高めだったかも知れません。

でも、町のスーパーマーケットなどに比べればずっと安いですし、なによりも鮮度が良いことは間違いなしです。しかし、それでも鮮度チェックを怠ってはいけません。エラブタを開けた入念な鮮度チェックは、店側に余り良い顔をされないのが普通ですが、そのためにも馴染みの店を持つことが必要です。

もちろん、なかなかきちっと鮮度がチェックできない魚もたまにはありますし、なかにはチェックしたつもりでも見誤る場合もあります。

そんな場合は、捌きながら、最終チェックです。いつかも書きましたが、頭を落とし腹を出せばこの時点で鮮度が判ります。でも、私は三枚に下ろし、身肉のにおいを嗅いで最終判断をしています。今回は、なぜか、カワハギの鮮度がイマイチでした。こんな時は躊躇なく"調理して食べる(火を通す)"に方針変更です。(今回は刺身ではなくフリッターに変更しました)

カワハギの薄作りを思い描いていたのですが、次回に期待することとします。しかし、なぜ、鮮度落ちの魚が混じっていたのか、そしてそれをなぜ私が見抜けなかったのか、今度あの店に行ったときに尋ねてみようと思いますが、やはり、卸売市場だからと言って油断するのはいけませんね。この点ちょっと反省です。

↓これは、イカンメラ(レッドスナッパー:フエフキダイに類似)ですが、これは鮮度は問題なしです。

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イカンメラってご存知ですか。世界中どこにもいるフエダイ科の魚なのですが、食味は日本の真鯛やフエフキ鯛にそっくりで、まあ、普通に、"鯛"だよと言っても判らないかも知れません。

新年だから(と言っても1月ももう終わりですが)、めでタイを食らってみようかと洒落てみました。

家に帰り、早速捌きにかかります。でも、冷蔵庫をチェックしたら、いつもの大葉などを切らしています。なぁに、自分で食らうだけなのだから、刺身の"つま"などどうでもいいやとも思いましたが、そうだ、ついでにブログに乗っけてやろうかと咄嗟に思いついて、大根とかレモンとか、みかんとかちょっと萎れたパセリ少々とかで支度にかかりました。

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先ず、大皿に、大根のケンを敷きます。

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次に、↓サクに取ったコシナガマグロです。身が柔らかいのが難点ですが、食味は抜群です。

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コシナガマグロを平に切って↓右上のケンの上に乗っけます。(左上からスタートするのが良いとおっしゃる方もおられますが、私の癖でつい右上スタートになってしまいます)

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その次は、スマガツオです。こちらの市場で売られているスマガツオは、1.5k~3.5k位の小さめが多いのですが、今日のは2.1kです。さて、果たして食味はどうでしょう。

スマの場合は捌いたら直ぐ結果が出ます。なぜって、鮮度の良いものは身がきれいに赤々としてますし、ちょっと鮮度落ちのものはやや黒ずんでいます。こうなると刺身では美味しくないので、タタキにしたほうがマッチベターです。(本場では藁で表面を焼くそうですが、家庭のフライパンでもできます。表面を焼くと皮目と身肉との境にまで火が通りとても美味しくなります。)

去年、こちらで最初に出会ったスマが一番美味しかったのに、それ以降、何度試してもあれぐらいの美味いスマに出会っていません(見た目はまったく変わらないのにです)。これって、絶対鮮度の問題だと思っているのですが、どうなんでしょうね。

さて、今回のはどうでしょう?うん、とびきり赤々とはしていませんがこれ↓なら許せます。色的にみるとベストの状態からやや落ちてるかな、と言う感じでしょうか。やはり、足の速い魚だと思うので鮮度チェックは最重要だと思います。

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お次は、お待ちかねイカンメラです。↓これはサクに取ったメラですが、みるからに美味しそうです。

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今日は、このメラをやや厚めのそぎ切りにしてマグロの左に盛ってみました。

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そして、スマは平造りでその下に盛ります。

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スマの身の細いところは小さめのブツにきってその左に添えてみます。

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さらに、その下段には左からメラのウス造り、そしてスマのサイコロ、一番右にはコシナガマグロのブツを添えてみました。

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うーん、どうもイマイチですな。。やっぱり、下段のスマとメラを入れ替えた方が良いかも・・・なんて美術センスがほとんどない私がいくら考えても所詮この程度ですね。

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そうですね、プロじゃないんだから今日はこれ↓で良しとしましょうね。

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ハイ、これが新春祝いの地魚刺し盛りです。一人宴会のスタート前に写真撮影と洒落てみました。

え?味はどうだったかって?もちろん、コシナガマグロもイカンメラも唸るほどの旨さでした。そして、あのスマガツオも、最初ほどではないけど、結構美味しくて、一人で全部ぺろりと平らげて大大満足の夜でした。(笑)

ではまた。。。



追記:マグロとタイの冷凍サクを解凍し、お寿司盛り合わせを作ってみました。(2015.1.28夜)

↓新潟コシヒカリの極上硬め炊きです。

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My better halfが生魚嫌いなので、今宵もまた一人宴会です。今夜は極上マグロとフエフキダイの握り寿司と、これはまったくど素人の下手くそな鉄火とかっぱの海苔巻きです。見ようみまねで巻いてみましたが、ダメですね。大体ネタが中心に来てません。もっと上手に巻けるように特訓が必要ですね。

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思いっきり下手っぴいを見せ付けているようで、すんまっしぇん。どうか許してつかぁさい。。。
(2015.1.29 10:00追記)