みなさん、こんにちは。

実は最近、私のこのブログの更新が少しずつ遅くなってきています。そのことを私は大変気にしているのですが、正直言って、このところブログに割く時間と体力・気力が十分ではないのです。

なんてことを書くと、仕事が忙しいのかとか、身体の調子が悪いのかなどと心配して下さる方が、ひょっとしておられるかも知れませんが、いやそうではありません。私はまったくの年金暮らしで仕事はしていません(ボランティア日本語教師は都合で辞めました)し、また特に身体を壊しているわけでもありません。

ではなぜそうなのかと言うと、私のこの国への移住目的達成の道筋が未だに見えて来ず、大いに焦っているからなのです。これまでも何度か書きましたが、私のマレーシア移住の目的は、ゴルフやテニスなどの趣味に明け暮れるためではなく、日本に比して格段に安いコストで毎日優雅に暮らすためでもありません。

私が敢えて定年後に、ここマレーシアに移住したのは、残り少ない人生で自分に何が出来るのだろう、自身のためだけでなく、地域や社会に喜ばれ・役立つことができることはないものか、もしあるとすればその可能性にチャレンジし、その成否は余り問わずとも良い、チャレンジすることによって、ああ十分に満足な人生だったと、最後に思いたいからなのです。

もちろん、人はそれぞれですから余生の目的も目標も異なるでしょう。私の古い友人たちの中には、地域の自治会長などの役に就きその思いを遂げつつある人たちもいます。でも私の場合は、それがマレーシア移住だったわけです。

私の余生の唯一かつ最大の目的である「地域や社会に喜ばれ・役立つことを成す」ためのファーストステップは、「この国を知り、この国に溶け込む」ことです。そしていずれ日馬(日本・マレーシア)の文化や人の交流活動の一端を成したい、そのことが私のマレーシア移住のセカンドステップであり、即ちマレーシア移住の目的なのです。

しかしながら、第1段階目標の「この国を知り、この国に溶け込む」をクリアするためにはどうしても通らなければならない関門があります。それはこの国の国語であるマレー語を習得することです。もちろんこの国においては英語がよく通じますが、それはほとんど都会に限ったことです。田舎に行けば行くほど英語だけでは最早意思の疎通は困難です。

したがって英語を自由に喋れて、その上で少なくとも日常生活に不自由のない程度のマレー語を話せるようになること、は私にとっての必須条件なのです。なのに・・・・・

最近では情けないことに本当に自身の能力の衰えを感じています。記憶力にしても論理・分析力や空間的時間的感覚さえも若いときのような冴えが徐々に失われつつある気がしています。

若い方たちには理解できないことかも知れませんが、これってとっても焦ることなんです。

多分私は今、毎日、持てる時間のうちの大半をマレー語に費やしているのかも知れません。もちろん、毎週のYMCAと日本人会のマレー語レッスンには欠かさず通っている他にです。それなのに・・・それなのに、なかなか思うように進まないのです。

もちろん語彙もフレーズも文法もかなり習い憶えたつもりでいます。なのに。。いざと言う時には咄嗟にそれが出てこない。情けないです。

もちろん、もっともっと時間をかけて、昼も夜も寝ないで勉強すればと思うのですが、それもできない情けのない男なのです。飲み会に誘われれば決してイヤとは言えないし、遊びに行こうといわれればホイホイと出かけてしまう。好きな日本酒をたらふく飲んで、一週間ぐらいかけてやっと憶えたはずのマレー語もすっかり忘却の彼方です。

最近では、親友のアレックスがメキシコに帰国するというので、某所で開いた送別宴会で、ビールと日本酒とテキーラとワインとウィスキーをチャンポンかつ大量に飲み干してしまったお陰で、翌日の頭痛と記憶喪失は洒落にならないほどでした。

そんなこんだで最近は特に、時間の余裕も、体力・気力の余裕もないのです。このことがブログ更新が少し遅れてきた真の理由なのですが、でも、なんとか頑張ろうとの思いはまだ残っています。

幸か不幸かマレーシア政界疑獄シリーズにおいては、最近ではリポートしたい記事も見当たらず、平穏無事と言うか、このまま世紀の大悪事が見逃されてしまうのだろうかとの不安も興味も人一倍あるのですが、そういう状況なのでしばらくは当たり障りのないブログ記事でお茶を濁そうかと考えています。なので今後とも本ブログをご愛顧賜りますようよろしくお願いいたします。

さていつもの癖で、前置きが長くなりましたが本題に入ります。今日のブログタイトルは「IFTAR2016と反動の侈衣美食(しいびしょく)」ですが、この意味はこうです。

今、この国はラマダン中です。なのでムスリムの方たちは毎日日中に断食をして、夕方、日が沈んでからいっせいに食事を摂ります。それがIFTARですが、このIFTARがラマダン期間中の毎週末に、KLのムルデカスクェアとスルタン・アブドゥル・サマドビルディングの間のジャラン・ラジャをブロックして大がかりなイベントとして開催されているのです。

DBKL(KL市役所)主催のこのIFTARは非ムスリムの外国人も参加できるというので、私は昨年も参加しそのことをブログに書きましたが、今年は、私の日本人会のマレー語クラスの友人たちを誘って参加してきましたので、その雰囲気などを是非写真でお伝えしたいと思います。

で、なぜ「反動の侈衣美食(しいびしょく)」かと言うと、そのIFTARのあまりに質素なお弁当を食べさせられた(おっと、タダでお弁当や飲み物をもらい、おまけに完食までしたと言うのに、こんなことを言ったらバチがあたりますね)反動かは知らず、翌日、これでもかと言うほどのご馳走にありつきました。

別にそのこととIFTARとはなんの関係もないのですが、IFTARの質素な健康食と私たち日本人の飽食三昧を対比する意味で「IFTAR2016と反動の侈衣美食(しいびしょく)」とのタイトルを打ってみました。

今日はそのことを写真を中心にリポートしてみたいと思います。




その日(6月18日)のIFTARには自宅から乗り合いバスで向かいました。と言うのは、IFTAR終了後に仲間で飲もうとの約束を事前にしてあったからなのです。なので、バックパックに1.8Lの日本酒紙パックを放り込み、自宅コンド前のバス停からムルデカ・スクェア方面行きの路線バスに乗りました。

でもこれが間違いでした。なんとまだ夕方4時半だと言うのに、バスがこれでもかと言うほど混んでいたのです。え?なんで?と思いましたが、またもや私の老化による分析力欠如を思い知らされました。

そうです、ラマダン期間中のムスリム労働者たちは4時上がりだということをすっかり忘れていたのです。お陰で、近くの建設工事現場で働く大量の男女ムスリム作業員たちと押し合い圧し合い、身動きひとつ出来ないひといきれの中で、マレー語やインドネシア語やミャンマー語などに包まれてしばし過ごしましたが、ものは考えようで、これも"この国に溶け込む"ことのひとつなのかも知れませんね。

バスはムルデカアクェアの直ぐ側を通るのですが、まだ仲間たちとの待ち合わせ時間に少し早かったので、手前のパタマモールで降りて歩くことにしました。

時刻はもう夕方、街はラマダンバザーが全開でとても賑やかです。

001iftar.jpg

そごうデパート前の交差店近くです。なにやらそごうデパート前に人だかりができてます。ちょっっと行ってみますね。

003iftar.jpg

そごうデパート正面入り口前です。ここはいつもストリートパフォーマンスが行われていて、このような人だかりができています。

006-1iftar.jpg

さてこの人たちはどんなパフォーマンスを観ているのでしょうか?

006-2iftar.jpg

これです。ちっちゃい子連れのマレーバンドです。母子なのか息がぴったり合っていて、観客から絶えず笑いと拍手が湧いています。ちびちゃんは子供用のタンバリンを片手に持ち、音楽に合わせてくねくねと踊りながら実に器用にタンバリンを打っています。

007iftar.jpg

そごう前の通り、つまりジャラン・トゥアンク・アブドゥル・ラーマンをムルデカスクェアに向けて歩きます。この辺りは、衣料品店や生地屋さんが多いところです。

009-0iftar.jpg

通りの向かい側もほとんどが衣料品店や生地屋さんです。

009-1iftar.jpg

横道を覗くと既に土曜ナイトバザーが開いていて凄い人出です。

015iftar.jpg

歩いているうち、いつの間にか、ジャラン・トゥン・ぺラクとの交差点を渡り、ジャラン・ラジャに出ました。DBKL主催のIFTAR会場は向こうの時計台の前あたりですが、おっ、既に移動販売車が出ています。

018-1.jpg

通りの反対側、ムルデカ・スクェア側にも何台か出ています。

018-2iftar.jpg

カメラを向けるとマレーガイが三人そろって精一杯の愛嬌です。何売ってるの?と聞いたら、メニュー看板を指差して、チキンラップとかエッグソーセージラップとか、ベジタブルラップだよ、飲み物もあるよ、だってさ。。

018-3.jpg

ムルデカスクェアの芝地を見てみると、別に規制のロープはなさそうなのに芝生内には余り人が入っていません。去年はこっちにも一杯人が出てたのに・・・

018-4iftar.jpg

あぁ、良く見たらなんか規制の立て札が立ってますね。ほら、だからこんなところにシート敷いて座ってるグループもいるんですね。

018-5iftar.jpg

ここ、ここです。ここが今日の私たちの待ち合わせ場所です。みなさん、既に集まってました。

018-6iftar.jpg

えーっと、何処が空いてるかなぁ?すみません、おネーさん(係りの人)、ごめんおネーさんではなかった、良く見たら結構なおばさんだった。マレー語で"チッ(Cik)"って言うと若い娘さんのことを指すが、年配の女性にはいつもなんて声掛けすれば良いのか迷います。"アンティ(Auntie)"っておばさんのことで、いつか私がそう言ったら、えっ、私がアンティ?私はあなたより若いワヨって顔されたし、"カカッ(Kakak)"とは年上のおネーさんのことなのだが、我々より年上の女性なんて普通こんなところにうろうろしいる訳ないですからね。。

018-7iftar.jpg

おネーさん(おばさん)に私たちが日本から来た日本人だってことを告げると、途端に相好を崩して、ではどうぞどうぞと案内してくれようとします。

018-8ftar.jpg

お茶の無料サービスです。ご自由にどうぞって。。

018-9-1iftar.jpg

おばさんにガイドされるまでもなく、我々こういうことには目ざといニッポンオヤジ連です。ちゃっかりと若い人たちの隣席に陣取りました。

018-9iftar.jpg

早速みなさん、マレー語会話の練習です。隣のグループ、私たちが日本人と知ると大喜び。東海岸のクランタンから車で来たんだよ、とか、今度10月には大阪に行くんだよ、とかいろいろな話題で盛り上がりましたね。

すると、そこにさっきの案内係りのおばさんが現われ、みなさん、一番前のゲスト席にどうぞと言う。そしてなんと、日本からのゲストだと司会が私たちをみんなに紹介すると言うではありませんか。

さ、流石に、そ、それはと遠慮しようと思っていたら、それを側で聞いてた隣グループの女性たち、ダメ!行っちゃダメっ、ここに居て!と、なんと驚きのこのモテぶり。。。 特にEK氏、TY氏、普段は若い女性にモテることなどないであろうニッポンオヤジたち、もうそれだけでも、今日は来て良かったぁぁぁ。。。(あはは笑笑)

101iftar.jpg

さて、目の前のお弁当はと言うと、一人前のワンセットはこれ。真ん中が、向きは逆になっているけどメインのお弁当。去年より大きくはないけど中味はどうでしょうね。その左にはブブ・ランブ(ラマダン粥)とライチのジュース、そして右側はお水とお茶です。

018-12iftar.jpg

IFTAR開始時間の日没時刻まで、まだしばらく時間があるので前のメイン席の方をうろうろしてみました。やはりメイン席にはどうも招待客のようなゲストが陣取るようですね。まだこの時間になっても大分空いています。

030iftar.jpg

だんだん少しずつ埋まってきましたね。

046iftar.jpg

そしてゲスト席もほとんど埋まったようです。この辺りからは後方が見えません。どのぐらいの人数なのでしょうかね。

050iftar.jpg

外はまだ明るいのですが、前の特設ステージ上で、宗教指導者と言われる方なのでしょうか、なにやらお話が始まりました。

052iftar.jpg

そしてその後、一斉にIFTAR開始です。

071-0iftar.jpg

こっちは左隣のファミリィですが、とても可愛い女の子がいて、私と目が合うと、なんと、やんちゃにあっかんべぇみたいな可愛いしぐさをします。こっちもあっかんべぇで返すと、すかさずパパの後ろに隠れてから顔を半分出してこっちを覗き見るのです。思わずちっちゃいころのあーちゃん(孫娘、小2)を思い出しました。

071-1iftar.jpg

これがIFTARお弁当の中味です。ナシ・プティ(ご飯)とブア・クルマ(デーツ)が3個、それに少々のサユー(野菜炒め)とひとかけらのアヤム(骨付きチキンの煮込み)がついています。

071iftar.jpg

ブブ・ランブ(ラマダン粥)です。うーん、これは美味しいと言うよりとても胃に優しい食べ物なのだそうです。あれ?みんなどうしたの?食べないの?

072iftar.jpg

オカズも美味いだろう?え、なに?不味いって?おいおいそりゃないぜ。胃に優しい、胃に優しいって唱えながら食べるんだよ。まさか美味いものを期待してIFTARに参加したわけじゃないよな?

073iftar.jpg

などと言いながら私はこれらを完食しました。周りのムスリムの方たちは、日中ずっと断食してたわけだから、当然みんな完食でしょ?え、あれ、なぜか残してる人も居るなぁ。なぜ?だんだんIFTARも時代が変わってきたと言うことなのかなぁぁ。。

と見る間に、みなさん食べ終えて、帰り支度をしてさっさと帰り始めました。去年もそうだったけど、これで今日のIFTARは終わりです、みたいな締めのステートメントはないのかね。

もっとも開始の合図もないのだから、そういうもんなのかねえ。。

078iftar.jpg

IFTARテントの外に出てみると、おおーっ、淡いブルーにライトアップされたスルタン・アブドゥル・サマドビルディングの大時計が闇の中に浮かんで見えて、とても素敵です。

080iftar.jpg

素敵と言えばこの辺り、美しい歴史的建造物がたくさんあります。これは国立織物博物館。

081-0.jpg

そしてこれは国立音楽博物館です。

081iftar.jpg

以上でIFTAR2016@KLの写真リポートは終わりです。

え?この後どうしたかってですか。もちろん言わずと知れた、喰い直し、飲み直しですよ。と言うことで飲兵衛オヤジご一行様は、この後タクシーすっ飛ばし、タマンデサ界隈の、とある日本食レストラン(アルコール持ち込み自由)にて、私がずっと背中に担いでいた日本酒1.8L紙パックとEK氏が担いでいたたっぷりの缶ビールとで、遅くまでわいわい賑やかに飲み喰いしましたよ、はい。。



さて次は、反動の侈衣美食(しいびしょく)の章です。侈衣美食なんて、漢検1級に出てきそうな難解な四文字言葉を好んで使う私は一体なんなんでしょうね。でも昔からこんな四文字言葉が好きでこっそりと暗記してはひとり悦にいってたものです。

はい、ご覧あれ!ここはモントキアラのさる私の知人宅(コンドミニアム)なのですが、以前から計画していたご馳走持ち寄りパーティがたまたまIFTARの翌日、つまり昨日6月19日の日曜日だったってことなんです。

montkiara002.jpg

このご馳走、凄いでしょう?前日のIFTARに比べたら天地の差、雲泥の差、月とすっぽんの差なのですが、"反動"とは言っても別に前日のIFTARの質素な食事を当てこすっている訳でもなんでもありません。そんなことを言ったら、飽食のニッポンジジババが何を言うかと怒られそうです。

montkiara003.jpg

これ普段、モントキアラでお付き合いをしている5ファミリィのご馳走持ち寄りの結果なんですけど、和洋亜いろとりどりでとても美味しそうですよね。

montkiara004.jpg

我が家の持ち寄りは、ご想像通りこの刺身盛り合わせ(二皿)とアジフライの盛り合わせとナスの漬物です。

016-1.jpg

刺し盛りは、もちろん私の作品ですが実は当初3種盛りにしようと考えていたのに、前夜の酒のせいか、私としたことが鮮度チェックをおざなりにしてしまい、結果、この↓Pinjalo Merah(セダカタカサゴ)の生食は諦めました。それでこのような↑ヒラスズキとヤリイカの2種盛りになったということなんです。

montkiara009.jpg

この↑ピンジャロ、一見鮮度が良さげに見えたのでエラ蓋も開けずに買ってしまいましたが、家に帰ってから腹を開けてみると内臓からほんの僅か臭いが来るのです。最終的には身肉を口に含んでみて生食はちょっと無理と判断しましたが、パサー・ボロン(卸売市場)になぜこんな鮮度落ちの魚が混じっていたのか不思議です。やっぱりこの国では卸売市場と言えども信用できませんね。今回のことで肝に銘じました。

そしてこれはMy better halfの作品のアジフライの盛り合わせです。この身肉の厚いローカルアジは私が三枚に下ろし、小骨を抜き、薄皮まで引いてから冷凍保存してあったものです。刺身もアジフライも美味しいと言ってみなさんに喜んでもらえたことはやはり嬉しいことでした。

010_201606202020103b5.jpg

それにしてもこのパーティのご馳走は盛りだくさんで、あり余るほどの飽食でした。↓このラザニアは見た目も豪華、美味しさもボリュームも言うことなし。さすが若い頃から世界を渡り歩いてきたUD氏夫人の芸術品ですね。

montkiara006.jpg

そして最後はコレ!手打ち蕎麦です。今日のパーティ会場を提供してくださったOU氏が午前中に打ったものだそうです。蕎麦の切り方と言い茹で方と言い、そして蕎麦つゆに至るまで完璧でした。まさか、南国マレーシアでこんな美味い蕎麦をいただけるとは、いやぁ実に美食な今宵でしたなぁぁ。

montkiara008.jpg

また、ここでは飲み物のことは書きませんでしたが、パーティはもちろんビールに始まり日本酒、ワインと続き、そしてなんと最後には、OU氏自慢の新潟・三条の職人の手によると言う見事なシェーカーを振って創る微細な泡立ちのカクテル、それに加えてKN氏の甘いギター演奏と来ればもう夜の更けるのもついつい忘れてしまうほどでした。

しかし、ラマダン期間中というのに私たちニッポン人だけ、こんな侈衣美食(しいびしょく)で良いのでしょうか、非ムスリムと言えども一片の呵責を感じざるを得ない一夜でございました。

ではまた。。





スポンサーサイト
みなさんは下の写真を見て、ここがどこかお分かりですか?

KLのツインタワーの下だ、と直ぐに分かった方はよほどのKL通だと思います。ツインタワーの真下から東方向を見ているのですが、いつの間にかジャランアンパンの向こう側にあんなに高い建物が建ちましたね。で、良く見るとあれもツインタワーじゃないですか。

2015080900.jpg

聞くところによると、Le Nouvelと言う高級サービスアパートメントだそうですが、まだ建築中なんだそうです。あれ、絶対こっち側のツインタワーを意識してますよね。

そして↓これは廻れ右をして西側を眺めているところです。

2015080900-1.jpg

ツインタワーのエントランス前の水場とグリーンをちょっと北側↓に歩くと・・

2015080900-2.jpg

今回のKLシティグランプリ2015のための華やかな臨時施設が所狭しと立ち並んでいます。

2015080901.jpg

ジャランPラムリーの片側道路を完全閉鎖し、そこには有料のスタンド席も建っています。

2015080903.jpg

いや、いずれもこの3日間(8/7~8/9)のシティグランプリのために準備した施設でしょうが、臨時施設にしてはすべてが立派です。これでは準備もさぞかし大変だったでしょう。

2015080904.jpg

どうも私は直ぐに貧乏人根性が出てしまうのですが、たった3日のためにこんな大袈裟なことをやって、お金も随分かかっただろうし、果たして大丈夫なのかと思ってしまいます。でもこれでもペイできるってことなのでしょうか。

そう言えば、有料スタンド席の入場料が最低でも350リンギ(約11,000円)もするそうなので、満員御礼にでもなれば良いのでしょうけどね。

2015080905.jpg

グランプリの最終日(8月9日)は日曜でしたので健康ウォーキングも兼ねて出かけてみました。いや私の場合、自動車レースに特に興味があるわけでもないので、ほとんど物見遊山です。

2015080906.jpg

プログラムによると朝一番のレースはFMCSと言うF1のレースと言うことでしたので、スタート前の9時ごろにKLCCに到着、辺りをウロウロしてみました。まだ朝のせいか思ったほどの人出ではありませんが、やっぱりフェンスの外側からは良く見えませんね。

2015080907.jpg

ウロウロしながらジャランアンパンの北側にやって来ました。事前にDLしたマップによると、この辺りはプレミアムウォークアバウトと言う有料のウォークアバウト(立見席)のようなのですが、どうやらチケットなしでもまったく問題なさそうです。どうなっているのか良く分かりませんけどとにかく見たもの勝ちですからね。

ところでKLシティグランプリって、マレーシア初なんだそうですね。マレーシアにはKLIAの近くのセパンと言うところに大層立派なサーキットがあって、有名なF1レースも行われているのだそうです。在住日本人の中にも結構高価なチケットを購入して出かける方々がおられるようですが、私はそんなことには興味ゼロ、きっとタダと言われても面倒だから行かないと思うかも知れません。

2015080908.jpg

では、そんな私が今回はなぜ?と問われれば、答えは簡単です。ストリートレースなるものに興味が湧いたからです。公道を閉鎖してサーキットを臨時に造るって、一体どうやるんだろう?

もちろんその運営については、DBKL(KL市役所)も主催者なのだから、市の職員や警察や消防などをフル動員してこなすのだろうけど、サーキットの内側に位置する人たちや商業施設にとっての迷惑はどうするのだろう、などの興味が湧いてきます。

私は当日朝、モノレールのブキッ・ナナスの駅から臨時のサーキット(1周4.2km)の外側を反時計回りに歩いて半周してみたのですが、全てがコンクリートブロックと金網つきの鉄柵に囲まれていて、アリ一匹も通さないぞと言う厳重なものでした。

しかし、こんな風に朝から晩まで3日間も車や人の通行を完全にブロックしたら、内側にあるホテルとかレストランなどへは客もまったく行き来できないわけだから、一体どうするのだろうと思ってしまいます。

ここはKLの中心地です、たった4.2kmのサーキット内の狭い地域とは言え多くの商業施設が林立しています。これって内側の経済を完全に犠牲にしてるってことですか。パンフレットの説明書きを読むと今年が初回で、来年以降は毎年の恒例にするとのことですけど。。

もちろんこんな経済効果や損失など、メリット・デメリットを十分検討した結果のことかも知れませんが、これじゃ反対意見もさぞ多かったのではないかなどと真面目に危惧したりして、私って、本当に貧乏人根性+ひねくれ者なのかも知れませんね。

さて、9時30分になりました。プログラム最初のF1レースがスタートしたようです。おぉっ、爆音と共にF1がやってきました。慌てて持参のカメラを構える私ですが、Ummmmm、目の前の金網が邪魔になってよく撮れません。

2015080909.jpg

私は、金網の向こうを走るF1のみにピントを合わせたいのですが、安全のための金網フェンスと観客立ち入り防止策の間が約1.5mほどあるので、私のコンデジではどうしても金網がくっきりと撮れてしまうのです。

2015080910.jpg

自動焦点をオフにしてマニュアルでもいろいろトライしてみたのですが、如何せん、一眼カメラのように上手く手前の金網をぼかすことができませんでした。これって私の操作が不味いのでしょうかね。

2015080911.jpg

ほら、これ↓だって、目の前を疾走するF1を上手に撮れているのに、手前の金網が邪魔でしょう?

2015080912.jpg

KLCCでひととおりF1レースを観てから、今度は、KLCCビンタン・ウォークウェイを通って、ジャランペラク↓にやってきました。うん?こっちの方が良く観えるような気がします。でもやっぱり金網が邪魔ですよね。

2015080913.jpg

格好いいF1が次から次に、凄い爆音とともに目の前を疾走していきます。

2015080915.jpg

ほら、これ↓なんかもスピード間が出ていていい写真でしょう?

2015080916.jpg

ほら、これ↓も。。

2015080917.jpg

ほらっ、こっち↓もでしょ?でも、、、どうしても金網が邪魔なんだよなぁ。。

2015080918.jpg

じゃじゃーん。んじゃこれはどうだ。。いや、すんません、これ↓は8月9日付けのFastMotoringと言うマレーシアのモーター情報誌に掲載されていた写真です。流石にプロは違いますね。

2015080919.jpg

これ↑って場所取りもいいですよね。そう言えばサーキットのところどころにクレーンで持ち上げられたカメラポイントがありましたが、この写真も多分そう言う場所に陣取ったプロカメラマン撮影によるものなのでしょうね。

ところでこれ↓なにか分かりますか?

2015080920.jpg

はい、これはKLCCビンタン・ウォークウェイ、KLCCとブキッ・ビンタンのパビリオンを結ぶ空中回廊(連続歩道橋のようなもの)の途中にある降り口のひとつです。

実は、このウォークウェイは、今回のサーキットを構成する公道のひとつ、ジャランペラクに沿っているので、ところどころからはサーキットが良く見渡せるのです。私は事前にグーグルマップでこのことに気付いていましたので、良く見えなかったときの最後の手段として心密かに期待していたのですが、いざ、その場所に行ってみてガッカリです。

なぜってほら、上の写真のように暗幕が張ってあって、サーキットが覗けないようにしてあるのです。おぉーっ、なんと言う意地悪、なんと言う儲け主義。。。

さらにこの場所↑には、係りの人が見張っていて、覗こうとする人を厳しく制しています。こらっ覗いちゃダメ!写真撮っちゃダメって。。えっ?なんで写真撮っちゃダメなの?


しかし、そんなことにめげる我々大衆ではありません。ほら、ここではみんなで覗けば怖くないです。暗幕なんてくるくる巻いて持ち上げればいいんだよ。ほら、そこの人、暗幕が垂れてこないようにしっかり押さえといてよ!

2015080921.jpg

ここなんか完全に目隠しなしです。みんな入れ替わり立ち替わりにしっかりカメラを構えています。もちろん近くには係りの人が見張っているのですが、多勢に無勢、なんにも注意しません、いやできません。注意しても誰も聞かないし、無視されるから。

2015080922.jpg

私も早速カメラで被写体を狙いました。でもここはちょうどカーブになっているところでみな速度を落とすので迫力に欠けるかな?

2015080923.jpg

でもですよ、↓ここはジャランペラクのグランドスタンド(有料スタンド席)ですが、F1レースの最中だと言うのにこんなにガラガラです。一体どうしたと言うのでしょう。

2015080924.jpg

主催者の思惑が外れた?まさか3日間ともこんな状態だったんじゃないよね?1日目、2日目は練習日でしかも初日は雨だったというし、今日は最終日の本戦なんですけど、これでこんなにガラガラ、一体ナゼ?

最近、私はこの国のいろんなことに気がついて若干まごつく時もあるんですけど、これだってそんなものかも知れないな。マレーシアって、急速に所得格差が出てきてるって言われてますよね。つまりお金持ちと貧乏人のギャップがあって、一部の裕福な人たちとその他大勢の貧乏人たち。

大勢の貧乏人たちは、私も含めて、F1レースは観たいけど高いチケットなんか絶対買わない。暗幕丸めて覗き見するだけで十分なんだよね。

あーぁ、これ絶対大赤字だな、きっと。そんなことを思いながら、このイベントに関する新聞記事を早速チェックしてみましたけど、期待に反して大半がお気楽&お調子記事のオンパレード。でも中には、セパンの常設サーキットではなくてなぜKLシティグランプリなんだと疑問を呈する記事も若干はありましたけど。

主催者側はこのイベントがもたらす経済効果を高らかに謳いあげているようですが果たして来年以降は如何に?

さて、そんなKLシティグランプリ2015でしたが、ここで嬉しいニュースをひとつ。

この↓写真はもちろんプロ写真家による写真(BHディジタル8/10)ですが、このカッコいい車、ランボルギーニ・ウラカンスーパー・トロフェオと言う舌を噛みそうな名前の車だそうですが、本イベントの目玉レースで総合優勝した車だそうです。

2015080925.jpg

で、いかにも速そうなこの車のドライバーは、なんと日本人。横溝直輝さんというレーシングドライバーだそうです。

2015080926.jpg

真ん中のイケメンドライバーが横溝さんだそうです。凄いですね、KLでの初市街戦を制した、総合優勝者が日本人ドライバーだなんてね。自動車レースにはまったく興味のない私もちょっぴり嬉しくなりました。

NAOKIYOKOMIZO.jpg

さて、今回最後は、私が撮ったムービーです。一部暗幕の隙間からの覗きもありますが、ほとんどは金網越しの撮影なので、観づらいところもあるでしょうが、興味のある方はご覧いただきたいと思います。



今日は、KLで始めてのストリートグランプリの様子と、私の気付きを綴ってみました。それではまた。。


みなさん、おはようございます。今、朝です、朝の3時半です。どうも最近は私の体内時計が完全に狂ってしまったようで、眠い時に寝て、目覚めたら起きて何かする。こんな出鱈目な生活になって久しいのですが、かつての私がそうだったように(※)共に暮らす身になれば、これほど迷惑な存在は他にないだろうと思います。※以前、しばらく実家で老父と暮らしていたのですが、当時の父は今の私とまったく同じ出鱈目パターンで本当に迷惑してました。(笑)

さて、突然話は変わりますけど、ブログって、毎回の題材探しが結構大変なんですよ。だから、寝て起きて、頭が冴える今なんですよ、題材考えたり、書いたりするのは・・・・と言いつつ、今、一生懸命考えながらキーボードを叩いています。

それでも私の場合は平均すると週一のペースなので、まだまだ楽な方かも知れません。中には毎日、いや毎日どころか日に何度も書いている方も大勢おられますので、まったくもってご苦労なことだと思います。それにしても毎日書くって、大変ですよね。きっと寝ても覚めてもブログのことばかりなんでしょうね。私には到底無理です。

週一のペースでもこんなに苦労しているのにと思いますけど。もっとも私のブログは、一回のボリュームを減らして内容をもっと軽めのものにすれば、さほど苦にはならないのかも知れませんが、私には私のこだわりがあるんですよね。

私の場合、タイトルこそ日記ですけど、単なる日記風ではなくエッセイ風に書きたい、しかもちょっと濃い目の短編の読み物風に仕上げたいなどと、小難しいことを考えているんですけど、これって自分で自分の頚を絞めているようなものですね。(笑)

先日、何のためにキナバル山に登るのか?と誰かに問われましたがこれとて同じことです。誰に強制されたわけでもなく自ら望んで苦しいことや辛いことに挑み、それを自からの努力で達成できた時に得られる無常の喜び、達成感、これですよ、これ。

なーんちゃってね、でも、今日は最初から鼻息を荒くするつもりは毛頭ありませんのでご心配なく。。(笑)

さて、今、イスラム世界は年に一度のラマダン月の真っ只中ですが、思い起こしてみれば、昨年も、一昨年もラマダン関連のスピリチュアルなムービー作品を何本か紹介しましたよね。

なので、今年もそれを恒例にしようと、ユーチューブやソーシャルメディアなどの動画サイトを今まで懸命に探し廻っていたのですが、ようやくこれはと思ういくつかの作品を発見しました。今日は、そんな中から私が選んだショートフィルムベスト2を紹介してみたいと思います。



では先ず、ショートフィルムのベスト2からお送りします。

私は、↓この作品を何気に見ているうち、なにかとても不思議な感覚に包まれました。この感覚は一体なんなのだろうかと頚を傾げながら何度も繰り返して見ているうち、その登場人物やストーリィ、そして後半に流れるスローテンポのテーマソングに私は不思議に心を打たれたのです。

まぁ、百聞は一見に如かずです。ちょっと長いムービー(約8分)ですが最後までご覧下さい。(今日紹介するムービーはすべてHD画質ですので、是非大きな画面でどうぞ)



見終えてから、この作品のことをちょっと調べてみました。これは、昨今なにかと話題のMAS(マレーシア航空)が制作したショートフィルムですが、この5月24日に発表されたそうです。発表後1週間で100万回を超えるビューがあったということで、その人気振りが際立っています。

ストーリィはご覧になってお分かりのとおり、ロンドンとマレーシアに離れて暮らすヤングカップルの遠距離愛と家族愛のお話です。でも、これが単なる作り話かと言うと、実はそうではなく実在の人物の実話だというから凄いのです。

以下は、The Malaysian Women's Weeklyと言うマレーシアの女性週刊誌に掲載された記事(2015.5.31)の抜粋です。

Are the “leads” in this film, Aadil and Athirah, a real-life couple?
このフィルムの主役のアディル(男性)とアシラ(女性)は実在のカップルか?

“Yes they are. Aadil Marzani Samsuddin is as an engineer based in London, UK, while Nik Nurul Athirah is a doctor at Hospital Kuala Krai, in Kota Bharu, Kelantan.
そのとおり。アディル・マルザニ・サムスディンはロンドンをベースとするエンジニア、ニク・ヌルル・アシラはマレーシア、クランタン州のコタバル市にあるクアラ・クライ病院の医師だ。

Why is the film called #lundangtonewcastle?
なぜ、このフィルムは#lundangtonewcastleと呼ばれているのか?

”Athirah lives in Kota Bharu (which is the Malay translation of ‘Newcastle’) while Aadil lives in London (which Kelantanese jokingly refer to as ‘Lundang’). The focus of the story is on how this couple’s love remains strong despite the long distance, and how social media has become a bridge between the couple.”
アシラはコタバル(マレー語でNew Castleの意)に住んでいる。一方のアディルはロンドン(クランタン州の人たちは冗談でLundangと言う※)に住んでいる。ストーリィの焦点は、このカップルの愛は長距離でありながらどうして強く保たれているのか、またソーシャルメディアがいかにしてこのカップルの架け橋になり得るのか、と言うことだ。(※訳者註:コタバルにはルンダン(Lundang)と言う地名がある)

At one point in the film, Aadil says the first time he met Athirah was when he had to pick her up at the airport. Was that really their first meeting?
フィルムの一場面で、アディルがアシラと初めて会ったのは、彼が彼女を空港に出迎えた時と言っているが、本当にこれが初めての顔合わせだったのか?

“The two first met on Facebook through a circle of friends when Aadil was working in Malaysia for three months. At the time, Athirah was studying medicine in Dublin, Ireland. So the first time they met face-to-face was when Athirah came back for a semester break, and Aadil had offered to pick her up at KLIA.”
二人が知り合ったのは、フェイスブックの友達サークルを通じてだ。アディルがマレーシアで3ヶ月間働いていた時のことだったが、その時、アシラはアイルランドのダブリンで薬学を学んでいた。なので彼らの初顔合わせは、アシラが学期休みで(マレーシアに)帰国した際にアディルがKLIA(クアラルンプール国際空港)に彼女を出迎えに行った時のことだった。

When are the couple getting married – and where will they call home?
カップルはいつ結婚するのか、そして彼らはどこをhomeと呼ぶのか(どこに住むのか)?

“They are getting married in August this year, but in terms of where they will call ‘home’, we didn’t want to ask such specific questions to respect the couple’s privacy. Plus, we always strive to engage our audience with our content, and leave that answer open-ended: ‘What is your idea of home?’
彼らはこの8月に結婚する。しかし彼らがどこをhomeと呼ぶのか(どこに住むのか)については、カップルのプライバシーを尊重して、そのような具体的な質問はしたくなかったので知らない。それに加えて、我々は、常に内容で聴衆を惹きつけるように努めているし(訳者註:フィルムの内容で勝負すると言うこと)、その中で、あなたのhomeに対する考え方はなにか?と言うことを皆さんに問いかけてオープンのエンディングとした。



いや驚きましたね。そして、このヤングカップルだけでなく、登場するご両親も青年の友達も皆実在のご本人たちなのだそうです。さらに驚くべきは一切台本なしで、それぞれが自分の言葉で録ったという。そうだとすれば実にいい仕上がりだと思いませんか。うーん、だからでしょうか。このムービーには本物の魅力と言うか、観る者を包み込む不思議な感覚があるような気がします。

しかし、このアディル青年は爽やかですね。最初はなかなか感じの良い役者さんだなーと思っていたのですが、フィルムのエンディングで役者さんではなく当の本人と知って驚きです。

そして、アシラという名の清々しくとても可愛い彼女、本物の若い女医さんと知ってこれまた驚きです。さらに実に味わいのあるご両親の言葉、将来二人がどこに住んで欲しいか、とのインタビューに応えて、イギリスのロンドンではなくクランタンのロンドン(Lundang)だと近くて良いのにと笑って仰った、これも良かった、そう思います。

さらに補足で説明したいと思いますが、アディル青年はマレーシアからイギリスに移住したご両親の間にロンドンで生まれたロンドン育ち、現在は本人がロンドン、彼のご両親はイギリスのニューカッスルと言うところにお住まいだそうです。

一方のアシラさんですが、マレーシア東海岸のコタバルにご両親とお住まいです。コタバルは英語に訳すとニューカッスル、この縁がなんとも可笑しいですよね、LondonとLundangもそうですけど。こんな背景が判るとストーリィの全体をさらに良く理解できますので、ぜひもう一度どうぞ。(笑)

で、ムービーの後半に流れているテーマソングですけど、こんな旋律の曲って、実は私好みなんですよね。何度も聴くうち、ムービーだといちいち操作が面倒なので、絶対アラカルトでもある筈と思って探してみたら、やはりありました。↓これです。



歌っているのは、Aizat Amdanと言うマレーシアのプロ歌手です。最初はフィルムの主役の男性か?と思いましたが良く見れば全然違いますね。ご参考までに以下にこの歌のマレー語の歌詞とその英訳文を載せておきます。



Angau - Theme for Malaysia Airlines #lundangtonewcastle Campaign

Melangut di sempadan
Sempadan langit senja
Senja memanggil riang
Riang ketawa si dayang

Terlukis laut
Lautan kisah
Kisah terpaut
Dipaut gadis indah

Baiduri
Selamkan sunyi
Ooh, petik silam yang sirna
Cambahkan di singgahsana
Igauan mekar
Angau ku mekar

Terpana si perjaka
Dibuai ayu ratna
Gemalai sambut nyawa
Soldadu yang terluka

Andai intan
Bimbang tercalar
Kan aku simpan
Dalam dakapan buana

Baiduri
Selamkan sunyi
Ooh, petik girang yang sirna
Hias pada mata suria

Bidadari
Hanyutkan sunyi
Ooh, petik hening berwarna
Ukiri satu purnama

Baiduri
Hanyutkan sepi
Ooh, petik silam yang pudar
Cambahkan di singgahsana
Igauan mekar
Angau ku mekar

Angau ku mekar
Angau ku mekar



そして、これ↓は上記のマレー語歌詞の英訳版です。

Wondering in the horizon
In the horizon of the sunset sky
The sunset beckons merrily
The merry laughter of a maiden

A sea is painted
with an ocean of tales
A tale that is linked
linked to a beautiful maiden

Baiduri ( Malay for gemstone Opal )
Please drown away the silence
Ooh, Choose a past that has gone
And nurture it on my throne
My dream blossoms
My enamoured love blossoms

The stunned beau
Swayed by the maiden's soft beauty
Gracefully reaching out for the soul
of the soldier who is hurt

If a raw diamond
is worried that it will be cut
Then I will keep it
safe in the embrace of this world

Baiduri ( Opal )
Please drown away the silence
Ooh, Choose the happiness that is gone
And let it decorate the sun

Baiduri ( Opal )
Please drown away the silence
Please carry away the silence
Ooh, Choose the colorful calm silence
and carve a beautiful full moon

Baiduri(Opal)
Please carry away the silence
Ooh, Choose a faded past
And nurture it on my throne
My dream blossoms
My enamoured love blossoms

My enamoured love blossoms
My enamoured love blossoms



さて、ここまでちょっと長くなってしまいましたが、いよいよベストワンの登場です。

もちろんこれも、スポンサー企業のコマーシャルとこの時期(ラマダン)の道徳教育を兼ねたムービーです。どのムービーを見ても内容は毎年似たり寄ったりというか、家族愛とか隣人愛とかそう言う類のものばかりで、先が見えたりする時もあるのですが、どうも私はこの手のものに弱いんですよね。

このムービー、前のムービーよりも長い11分ものですが、どうぞ最後までご覧下さい。



いかがでしたでしょうか。なぜ、これが私の選ぶ今年のベストワンかと言うと、泣けてくるムービーだからベストワンなんです。

その表情や仕草がとても可愛いい小学生の女の子と担任女性教師との心のふれあい、感動の場面もありましたしね。いつもの作り話ムービーだとは分かっていても、もともと涙腺の緩い私は思わず泣けてきて涙がとまりませんでした。だから、こっちがベストワンなんです。(特にこの女の子は、私が目に入れても痛くないと思う私の孫娘と同い年ぐらいで、顔やその仕草もなんとなく似てるような気がするのでなおさらです)

しかし今年も思いましたが、現代日本では徐々に希薄になってきたとされる家族愛や隣人愛など、こんなショートフィルムは、今の日本にこそ必要なのかも知れませんね。

以上、今日は私が選んだマレーシア最新のベストなショートフィルムを2本+1本(おまけ)、お届けしてみました。

では、また。。


みなさん、IFTARって言葉をご存知ですか? 

実は私も今回始めて知ったのですが、調べてみると、"Iftar (Arabic: إفطار‎ ifṭār 'breakfast') is the evening meal when Muslims end their daily Ramadan fast at sunset.(Wikipedia)"とあり、アラビア語でラマダン月の日々の断食明けの食事のことを言うのだそうです。

ところでBreakfastって、断食明けの食事のことだったんですね。。。恥ずかしながら知りませんでした。言われてみれば、Break Fasting=断食明け、文字通りの意味ですよね。ところが、英語のbreakfastは夕食ではなくて朝食の意。これもwikiで調べてみましたが、どうやらキリスト教とイスラム教の教義や習慣の違いによるもののようですね。

それはともかく、そんなIFTARのイベントがKL市内で開催される、しかもムスリム以外の外国人も参加大歓迎と言う嬉しいニュースをローカル新聞で読みました。

日時はラマダン月内の毎週土日の夕方、場所はスルタン・アブドゥル・サマド(Sultan Abdul Samad)ビルディング前のジャランラジャ(Jalan Raja)、参加者には無料で食事と飲物が提供される、ただし席に限りがあるので、First come, First served、つまり早い者勝ちだと言うのです。

と言うことで、昨日の土曜日(6月27日)、IFTAR2015@KLに参加してきましたので、今回はそのことを中心にリポートしてみたいと思います。

最近の私の土曜日と言えば、午前から午後にかけてYMCAでマレー語レッスン、それが終わったら、軽い昼食の後夕方までパタマモールで日本語コーチと結構忙しいのですが、異文化を知りたい、可能ならば異文化に溶け込んでみたいと願う私にとってこんなチャンスを逃す手はありません。

↓IFTARの会場となるスルタン・アブドゥル・サマド前のジャランラジャです。通りの右側はムルデカ広場です。この広い通りが、ラマダン期間中の土日夕方から通行止めとなりIFTARの会場になるのだそうです。

2015062701.jpg

通りのずっと向こうに大勢の人が集まっているのが見えますが、どうやらあそこが会場のようです。でも、まだ時刻は夕方6時半、西日がまともに顔に当たり暑いです。



実はここに来る前、途中のマックでちょっと休んで来たのですが、そこには大勢のムスリムファミリーが所在なげにテーブルにじっと座っていました。↓これって、みなさん断食明けの時間(日没)を待っているのですね。でも、時計をみるとまだ6時前、日没までには随分時間があるんですけど、それまでここでこうやって待つのでしょうか。。

2015062703.jpg

いやしかし、最初はこのことに気が付かずにちょっと恥ずかしい思いをしました。と言うのは、隣のテーブルの健気な女の子が、私が頬張っていた例の1リンギのバニラアイスをじっと見つめているのに気付き、ようやく、あ、そうか、みなさんまだ断食中なんだと知りました。きっと、なんてKY(空気を読めない)で厚顔なオヤジかと思われたのではなかろうかと思います。

2015062702.jpg

私の日本語の生徒さんたちも全員ムスリムなので、昨日も尋ねてみたのですが、彼らはムスリム以外の人が(自分たちの断食中に)側で食べているのを見てもまったく平気なんだそうですね。でも、やっぱりこっちにしてみれば、側でじっと見られていると、なんか申し訳ないような、そんな気にはなりませんか?えっ、全然ならない?そうですか、人ってさまざまですから、それもありですよね。



さて、↓こちらはIFTAR会場です。既に大勢の方たちが、路上に長いゴザが敷いてあって、なにやらお弁当が配られている席に着いていました。

2015062704.jpg

見渡すと殆どがマレーの方たちばかりで、外国人らしき人は皆無です。なので、ちょっと気後れしたので、最後列にいた係りの方に、これって何のイベントですか?なんて、知らばっくれて聞いてみました。すると、熱心にいろいろ教えてくれて、最後にどうぞこちらに、と私を席に案内してくれました。

えっ?私、日本人なんですけど、ムスリムじゃないんですけど・・・参加してもいいんですか?なんて、ここでも殊勝な振りをして、まんまと席取り成功です。

私が案内された席の両隣はそれぞれマレーのファミリーです。特に左側のファミリーには愛想の良い女性陣がたくさんいて、私がちょっと挨拶したら、外国人と思ったらしくいろいろ問いかけてきます。何処から来たの?って聞くから、すかさず例の得意フレーズ、ダリ・カンポン・ジャプン(日本の田舎から来たんです)て答えると、先ず私のマレー語に驚き、そしてカンポンで大笑い、と言うか、大うけです。

2015062705.jpg

アハハ、日本にカンポン(マレー語で村の意味)はないでしょ?いや、これがあるんですよ・・・などなど、とっても楽しい会話です。こっちは、あらかじめ想定問答を用意していたので、割と楽にマレー語会話もできたし、マレー語に詰まったら、比較的若い女性陣だから、みなさん英語もお上手だし、いろいろ教わったりしながら日没までの時間を過ごしました。

2015062706.jpg

それぞれの席の前には日本のお花見弁当みたいなものがズラリと並んでいて、飲み物もあるし、これってまるでお花見宴会みたいですね。もちろんアルコールなんてある訳ないですけどね。。

2015062707.jpg

私って、何を隠そう根っからの食いしん坊だから、↓目の前のお弁当が気になってしようがありません。誰がお金を出しているのか知りませんが、こんな大きなお弁当を無料で大勢に大盤振る舞いですよ。豪気と言うか太っ腹ですね。(後で知ったことですが、このイベントの主催はマレーシア観光文化省とKL市役所観光課だそうで、と言うことはすべて国や市の予算ですね)

日本でこのサイズのお花見弁当だったらきっと2千円はするなぁなんてバカなことを想像したりしてました。でも、中味はまだ見られません。だって誰も中を覗き見るなんてそんなハシタナイことをしてないから、私もじっと我慢してました。

2015062708.jpg

これ全部でどのぐらいの人数なの?って左の女性陣に聞いたら、1000人かなぁ、いや3000人かなぁ、なんていい加減な返事。でも私が見渡した限りでは2000人ぐらいでしょうか。

さぁ、日も翳ってそろそろ日没が近づいてきたようです。最前列のステージ方向からなにやら音楽か説法みたいなものが流れてきますが、周りの人々の話し声にかき消されて、良く聞こえません。

2015062709.jpg

左隣のファミリーも右隣のファミリーも、みんなお腹が空いてるらしく、今か今かとその時を待っている様子です。

私は、当然、その時がきたら、誰かが合図して、みんな一斉に食べ始めるのだろうと思っていたのですが、一向にそんな合図もなにも聞こえてきません。

2015062710.jpg

そのうち、あちこちでお弁当を開けて、いつの間にか、食べ始めている人もいます。あれ、なんの合図もないけど、食べてもいいの?って左隣の女性に尋ねたら、もちろんOKだと言います。あれ?いつもこんな感じなの?って聞いたら、いつもはテレビでアナウンスがあるんだけど・・・・・・・・・

2015062711.jpg

だけど、今日は良く聞こえないし、時間も時間だから、もう食べてもいいんだよって、教えてくれました。

さぁそれではいよいよお花見弁当ならぬ、マレーシアIFTAR弁当のご開帳です・・・・・・・・・ドキドキ

ジャジャーン、↓これがIFTARのビッグサイズお弁当の中身でーす。

2015062712.jpg

・・・・・・・・・・・・・・・・・・? ん、あれ?なに?これだけ?さっきお弁当を手に取ってみたらずっしりと重かったので、さぞかしいろいろな料理が入っているのだろうと思ってたのに、なんだあれは水の重さだったのか。

白くて硬いバサバサご飯と、マレー味の鶏肉がひとかけら、真ん中にあるのは一見梅干みたいだけどDatesと呼ばれるドライナツメヤシが2個、そして右側はキャベツの油炒めのような惣菜がほんの少々・・・・・そして飲料水、はい、これだけです。

ちょ、ちょっと待ってね。実はまだあるんですよ、飛び切りのご馳走が。。

はい、↓これです。これがブブ・ランブ(Bubur lambuk)と呼ばれるお粥ですが、これはラマダン特製で大変美味しいのだそうです。これを目当てにはるばる遠くからやって来る人もいるのだそうです。

2015062713.jpg

あはは、そうですよね、断食明けの食事が豪華なわけがないですよね。私の期待は間違いでした。そっか、断食開けだから胃の負担にならないようにこんな質素な食事なんですね。でも、このブブ・ランブ、見た目はともかく、はい、とても美味しくいただきました。

私は周りを見ながら、お粥を除き、見よう見まねで右手を使って食べようとしたのですが、あの硬い白ご飯は右手でつかんでも指の間からボロボロこぼれ落ちてしまい、なかなか口に運べないのです。左のお隣さんに無理しなくてもいいですよって言われ、お弁当についてきたスプーンとフォークを使って食べましたけど、手で食べるってことも慣れないと難しいのですね。

2015062714.jpg

写真に撮ると明るく見えますが、実際はもっと暗かったんです。でも、こうやって、大勢で食べたり飲んだりすることって楽しいですね。みなさんの顔も明るいし声も弾んでいます。聞くところによると、KL以外の土地でもこうして一堂に会してIFTARを食べることって普通にあるらしいのですが、これほど大規模なIFTARは珍しいのだそうです。

2015062715.jpg

だから、一度来てみたかったんですって、はしゃいで言ってた女性陣、最後には、みんなで、ほら、↓こんな素晴らしい笑顔で送ってくれました。一番手前の男性、多分左のご婦人のご主人かと思いますが、あまり話しの輪に入ってこないので無愛想な方かなと思ってました。でも、なんと最後には立ち上がってマレー式のハグ(Memeluk)までしてくれてちょっと驚きました。

で、みなさん、これからどちらに?え?これからみんなでマスジッドジャメ(ジャメモスク)に行ってお祈りするんですって、笑顔で答えてくれました。

2015062716.jpg

時間はまもなく夜8時。IFTAR開始からまだ30分も経っていないと言うのにあっと言う間に日が暮れましたね。でもこのIFTARイベント、もっとなにかいろいろあるのかと思っていたらこれで終わりなんですね。

2015062716-1.jpg

まあ、もっとも聖なるお祈りの場に我々ノンムスリムは立ち入れないのだから、このIFTAR、食べるだけのイベントで仕方がないのかもしれませんね。

2015062717.jpg

マイク放送で後片付けボランティアを集めているなと思うまもなく、IFTARの会場は見る間に片付いていきます。へえーっと感心してしまいました。

2015062718.jpg

写真を撮りながら感じたことですが、マレー人ってこんなにテキパキとやれるんですね。まさに彼らがいつも口にするMALAYSIA BOLEH!(マレーシア人はできるんだ!)のスローガンの実践ですね。

2015062719.jpg

でも、こんなにテキパキとチームワーク良くなんでもできるのに、なぜ車からゴミのポイ捨てするの?なんでドブ掃除しないの?と不思議に思ってしまうのは私だけでしょうかね。

いやそれにしてもこの歴史建造物のスルタン・アブドゥル・サマドビルディングのライトアップは素晴らしい。(これ↓は今朝からこのブログのトップ画像に据えた写真です)

2015062722.jpg

さてイベント会場を後にして、正面に見えるDBKL(KL市庁舎)を眺めながら、ふと、そうだマスジッドジャメに行って写真を撮って帰ろうと思いつきました。ここからマスジッドジャメはすぐそこなんです。

2015062723.jpg

これは、HSBC銀行の裏手、クラン川の堤から撮ったマスジッドジャメのライトアップです。実際の見た目はとても素晴らしいのですが、写真に撮ると平面的になり過ぎてちょっと良くないですね。ここは、全体が見渡せていい場所だとはおもうのですが、川があって近くに寄れないのが難点ですね。

2015062724.jpg

車を停めてあるメナラ・マラまでの道すがら、ナイトバザーを通りました。ここは、いつかもブログで紹介したことのある私のお気に入りのプレイスのひとつです。

2015062725.jpg

今はラマダン期間と言うこともあり、いつもより人出があるような気がします。

2015062726.jpg

お、これは私の大好物の牛串焼きじゃないですか。うーん、お腹はさっきのお粥とお弁当でいっぱいの筈なのに、これは別腹のようです。

2015062727.jpg

我慢できずに一本だけ買って食べましたが、う、甘い。この甘ダレは絶対許せないな、なんていつかも思った同じことをまたまた思ってしまいました。ローカルの人も進化しないけど、私も決して進化しませんからね。(味に関して言ってます)

ローカルにはローカルの味のこだわりがあるでしょうけど、私には私の味のこだわりがあるから相容れないと言うことでしょうか。なら、食べなきゃいいじゃないかって、突っ込み入れないで下さいね。

2015062728.jpg

ジャラントゥアンクアブドゥルラーマンに出てきました。まもなく夜9時半になろうとしていますが、まだ凄い人混みです。

2015062729.jpg

そごうデパート前ですが、見て下さい、この雑踏。大道芸人やストリートミュージシャンがいたり、地べたに座り込んでいる老若男女やギャーギャー泣き叫んだり走り回っている子供たちがいたりして、この国マレーシアのラマダン月の夜はまだまだ更けないのでありました。

2015062730.jpg



いかがでしたでしょうか。今日は、昨日訪れたIFTAR2015@KLとラマダン月の一夜の様子を即興でお届けしてみました。

ではまた。。


昨日(5月31日)は、KLのムルデカ広場で行われたKL Big Kitchen Festival 2015に行ってきました。

ガラにもないと思われそうですが、実はMy better halfのためです。2年半前、このマレーシアに無理やり連れてきたものの、この国のいろいろな事柄を未だに消化できないでいるのです。

中でもマレーシアのローカルフード嫌いはやっかいです。確かに、この国のローカルフードは、日本食の美しさや美味さを十分に知る私たちからみれば、見た目も味も決して素晴らしいとは言えないのかも知れません。まぁしかし、特に食の好みは十人十色ですから、美味しいと思う人がいたり、そうではないと思う人がいたりするのは当然のことです。

私などは、沢木耕太郎時代からアジアの熱気に絆されていますし、辛かろうが酸っぱかろうが、少々大雑把であろうが美味い美味いと思って食べていますので、なんの支障もないのですが、My better halfの場合は、一度懲りたら、口にすることはおろか、見るのも嗅ぐのも嫌だと言って二度と近づかなくなってしまうのです。

したがって外食の際は、イタリアンなどの洋食を除き、そのほとんどは日本食です。もちろん、家での食事も朝から徹底して和食、いまだに塩鮭と納豆と海苔とお味噌汁がわが家の定番の朝ごはんなのです。

かく言う私も和食大好き人間ですから、そのことに決して反対ではないのですが、なにせここはマレーシアと言う外国です。日本食ばかり食べていたら、外食費はもちろん食材費だって日本の1.5倍、いやもっとかも知れませんし、決してバカにはできません。

それに私としては、お金のことだけでなく、郷に入っては郷に従えを実践したいわけですが、現実はとても厳しいのです。甘言を弄して無理やり連れて来ただけに、いつも軟着陸を模索してあれやこれやと提案しては却下され、次第になんとかせねばと、マレー語学習ともども本気で焦ってきたと言うのが実情なんです。

そんな中、思わぬ朗報をゲットしました。年に一度マレーシア全土から飛び切り美味しいものが集まるお祭りがあると言うのです。KL Big Kitchen Festivalと言うのだそうですが、試食はもちろんのこと、食べ方や作り方まで教えてもらえるのだそうです。

なるほど、そんなイベントならばあちこち時間と金をかけて探す手間隙が省けていいじゃないかと、咄嗟にGOを独断したことは、常日頃から"現状における家庭内の問題点とその対策"について、衰えかけた脳味噌をフル回転させている私としては、コレ、至極当然のことですよ、ハイ。

と言うわけで昨日の日曜日、イベントの最終日だったのですが、あまり乗り気でないMy better halfと共に、マレーシアの美味しいもの探しにムルデカ広場に行ってきました。

ムルデカ広場の地下駐車場は混み合って入れないだろうと思い、パタマモールの隣のいつものメダン・マラの地下に車を停めてそこから歩きました。

距離はたいしたことはないのですが、なにしろその日は朝からクソ暑い。ムルデカ広場に着いたころには汗だくでした。

↓ここがエントランスです。10時オープンと聞いてましたが、既にゲートは早くからオープンしています。ゲート脇にはセキュリティガードがいましたが、なんのお咎めもなくすんなり中に入れました。

20150531001.jpg

中に入って後を振り返ると、例の↓Sultan Abdul Samad Buildingが正面に見えました。

2015053102.jpg

↓まだ時間が早いせいか、ほとんど誰もお客はいないようですね。

2015053103.jpg

そうだ思い出した、あのクパンって何処で買うんだっけ?

2015053104.jpg

↑これ、クパンって言う模擬通貨だそうです。今日のこのビッグキッチンでの買い物や食事は、実通貨ではなくてすべてこの模擬通貨で支払いするのだと、事前にチェックしたホームページには確かにそう書いてありました。

エントランスゲートに戻り、セキュリティガードさんに、クパンは何処で買うの?と尋ねたら、エントランスの外のチケット売り場で買うのだが、今日はまだオープンしていない、また後で来て見れば、なんて言うものだから、しばらく中をぶらぶらして再度戻ってみたら、今度はようやく開いてる。

で、チケット売り場で、クパン下さいと、係りの人に言ったら、何人ですかと言う。2人だと答えると、では2リンギです、とのこと。。。え?どういうこと?このクパンで買い物するのにたった2リンギでダイジョブなの?

2015053105.jpg

係りの人曰く、このクパンは入場券ですよ。買い物は現金でして下さいね、だと。。えっ?だって、このクパンを使って買い物するってホームページに書いてあったんだけど、と言うと、あー、それ違います、直前に変更になったんです、って。。

ふーん、なるほどここはマレーシア、突然の梯子外しだってフツーにあるんだよ、こんなことにいちいち驚いたり、怒ったりしてたんじゃ身が持たんワイ。フフ、おいらも随分物分りがよくなったもんだぜ。。。

2015053106.jpg

と言うことで、改めてそのクパン(入場券)をセキュリティガードに見せてエントランスから中に入ったわけですが、これって良く考えてみれば、私はとっても愚直なことをしたんですね。だって、もともと10時前からタダで中に入っていたのだから、そのまま中にいれば良いものを、入場券を買うために一旦外に出て、たった2リンギだけですけど、お金払ってまた入り直したと言うことなんですよね。(笑)

2015053107.jpg

↑さて、直行したのは独立記念国旗掲揚台下にある特設のメイン会場です。ここでは、マレーシア国内外の有名シェフによるクッキングのデモンストレーションとクッキングワークショップが時間を追って開催されるのです。

↓ここは、クッキングデモの会場です。すでになにやらデモンストレーションが始まっていました。

2015053108.jpg

↓そして、その隣にあるワークショップ会場にやってきました。クッキングワークショップ、つまり料理教室のようなものですが、実は私の本日の一番の狙いはこれだったんです。いくらローカルフード嫌いのmy better half でも、一流シェフの手による、いや一流シェフに教わって自分で作るローカルフードなら、あるいは道が開けるかも知れん、そう考えたのですよ。

2015053109.jpg

ワークショップの参加登録は早いもの順だと聞いていたので、ここに直行で来てみたのですが、全然混んでなくてちょっと拍子抜けしました。

2015053110.jpg

ほどなくワークショップが始まりましたが、この時間のシェフ↑はマレー人の女性です。司会の紹介ではテレビのクッキング番組に出たり、料理本の著書もある有名な方なのだそうです。

2015053111.jpg

参加者はほとんどがローカルの方。後のご婦人↑はいかにも私がマレーの主婦よ、みたいな方です。見ているととても手際が良いです。

↓一方こちらは、料理など今までしたことがない、みたいなマレー親父の二人連れ。見るに見かねて、シェフが壇上から降りてきて、手取り足取り直接指導してました。

2015053112.jpg

この時間の料理は、白身魚(鱈)のパルメザンチーズパン粉つけ焼きとジャックフルーツとチェリートマトのサラダ、のようでした。ようでした、と言うのは、この有名シェフ、とっても早口で料理の名前を良く聞き取れなかったんです。原材料から私がそう勝手に判断しました。

↓コレが有名シェフの完成形。最後にガーリックとバジルとハニーと胡桃とオイルのすり潰しぐちゃ混ぜソースを、完成形に振りかけるシェフです。

2015053113.jpg

そして↓コレが我々の完成形です。黄色のみじん切りはジャックフルーツ、その上の緑の葉っぱは何の葉っぱか、説明もロクに聞いていなかったので、分かりません。

2015053114.jpg

↑最後に、この完成形に、別に作った甘いソースをかけて全部食べましたけど、まぁ、飛び切り美味しくもないが、決して不味くはない、でも結構ボリュームもあってお腹は一杯になる、と言う代物でした。でも、コレってローカルフードなんですかね。

↓最後にワークショップ参加者一同の記念撮影です。1時間半ほどのワークショップでしたけど、参加はタダでしたし、私はお腹も一杯になったしで、まあ良かったかなと思います。が、しかし、なかなかこちらの思惑どおりにはならないものですね。

2015053113-1.jpg

さて、メイン会場から外に出てみると、お昼も廻ってぼちぼち来場者も多くなってきたようです。それにしても陽射しがとてもキツクて苦しいほどです。やっぱりこんなイベントは屋外ではなくて、どこかエアコン完備の涼しい室内でやっていただきたい、そう思うのですが、この国の人たちってなぜかテントイベントが得意なんですよね。

2015053115.jpg

ムルデカ広場にはこのように大型テントがズラリ。そして、それぞれのテントではマレーシア各州の代表料理や高級ホテルや有名レストランの看板料理が調理実演されていたり、中には試食や試飲コーナーもありました。

2015053116.jpg

↓こちらは、マレーシア13州の代表的な伝統料理。まあ、大きなフードコートのようなものですね。

2015053117.jpg

↓これも同じ。どこの州かは忘れてしまいましたけど、いずれも美味そう。。。私はそう素直に思うのですが、それぞれの屋台を見て廻るうち、My better halfは徐々に後ずさりして、気がつくとその姿は遥か向こうに遠ざかっていました。

2015053118.jpg

このテントでは、ホテルや一流レストランのシェフたちがその場で調理したものを、もちろんしっかりお金を払わないといけませんが、食べたり飲んだりすることができます。

2015053119.jpg

↓こんな料理はmy better harfも当然OKなんですけど、コレ、ローカルフードじゃないですよね。値段も高いし・・・・

2015053120.jpg

いやぁ、それぞれのテントを歩き回るだけで疲れ果てます。とにかくクソ熱いし。。そして我々、お互い、次第に口数が少なくなってきています。コレって、黄色信号点灯中ってことなんです。なんせ"あれから40年"の関係だから、なにも言わなくても思ってることが全部分かる、、、ま、そんなもんですよね。

2015053121.jpg

んじゃ、最後にスイーツのテントで冷たいアイスクリームでも食べて帰ろう、そう言うことにしました。

2015053122.jpg

お、コレ、美味しそうなホームメイドのアイスクリームだな。でも・・・ちょっと待てよ、一番上の"スイートコーン"は分かるけど、その下のPANDANって何だ?BANDUNGってなんだ?SARSIってなんだ?コレって英語?マレー語?

2015053123.jpg

お店のオニイチャンにそのことを尋ねようとしたら、その前に私が"スイートコーン"と小さく口にしたのを聞いたらしく、私がそれを注文したものと勘違いしたのでしょう、既にスイートコーンアイスクリームを手に持っていて、それを素早く手渡してくれました。

・・・・・・・・・えっ?・・・・・・・で、でも、まいっか。。

3リンギ払ってそれを受け取り、My better halfに手渡そうとしたら拒否されて、仕方なく自分で食べたのですけど、正直言ってコレ美味しくない。なんかコーンクリームにたっぷりの砂糖を混ぜて、それを冷たく凍らせただけのようなそんな代物でした。

やっぱ、PANDANとか、BANDUNGとか、SARSIを食べてみれば良かった。。



この後、ムルデカ広場を後にして、炎天下をメダン・マラの地下駐車場に向かったのですが、暑くて暑くて、たまらず手前のSOGOデパートに避難して、6Fでフレッシュアップルジュースをオーダーしたら、カウンターの向こうの不細工な女店員がブッキラボーに"ない"と返。仕方なく、じゃオレンジと言ったら、またもや"ない"、じゃパイナップルは?それも"ない"。。んじゃナニがあるんだよ!

大体ココは、いっつもフレッシュジュースを作る果物を置いてないじゃないか、いつも無いんだったら看板のメニュー表に書くなよ。消せよ!って大声出そうと思ったけど、ぐっと堪えて、じゃ、フレッシュじないフツーのジュース下さい、ってフツーにオーダーしてしまいました。

お陰で汗は若干引っ込んだけど、疲れは逆に倍増してしまいました。

はい、みなさん、これで今日のリポートは終わりです。えっ?KL Big Kitchen Festival 2015の成果はどうだったかって?それは、もう、みなさん、言わずもがなですよ。土台、そんなに簡単に答えが見つかるようなら、私だって苦労しません。なかなか根の深い問題なんですよ。ええ、そうなんです。ハイ。。


前々回のブログでムルデカパレードのことを書きましたが、今日も、この国マレーシアの独立(成立)記念日に関することを綴ります。

harimalaysia2014.jpg

先日の8月31日の記念日(Hari Merdeka)はマラヤ連邦(Federation of Malaya)の独立記念日、そして今日、9月16日はマレーシア連邦(Malaysia Federation:現在のマレーシア国)が成立した記念日です。

少々ややこしいのですが、そうです、マレーシアには国の発足にかかわる記念日が年に2回もあるのです。

なぜか、簡単に説明するとこうです。

1957年8月31日、それまでの英領からマラヤ連邦が独立したことは先のブログにも書きましたが、このマラヤ連邦には、実は半島マレーシア、つまり西マレーシアのみで、今で言う東マレーシア(ボルネオ島マレーシア)は含まれていませんでした。

そして1963年9月16日、このマラヤ連邦独立の6年後、紆余曲折を経た末に、シンガポール自治国、英保護国北ボルネオ(現サバ)、英領サラワクがマラヤ連邦に統合し、現在のマレーシア(連邦)が成立したのです。(注:シンガポールはこの2年後にマレーシア連邦から独立しています)

なので、西マレーシア(半島マレーシア)の人々にとっての独立記念日は1957年8月31日で良いのですが、東マレーシア(現サバ州、サラワク州)の人々にとって、国の成立記念日は1963年9月16日と言うことになるのです。

今では、どちらの記念日も国の祝日に指定されていますが、9月16日の祝日指定は2010年とつい最近のことなのだそうです。

今日のマレーシアデーも、国のあちらこちらでいろいろなイベントがある模様ですが、特にサバ州やサラワク州では大々的なセレモニーが行われるのだと聞きました。

しかし、この国のスローガンのSatu Malaysia(ひとつのマレーシア)、街のいたるところで見るバナーですが、これ最近つくづく凄いことだと感じています。

多種多様な民族が共存共栄するなんて、口で言うほど簡単なことじゃないことは現下の世界情勢が示すとおりです。

世界の各地で現に起きている紛争のほとんどが民族間の対立です。中東でもアフリカでもアジアでも、世界のあらゆるところで民族紛争が絶えません。

ウクライナの問題も、そしてUKのキャメロン首相の喫緊の課題に浮上したスコットランドの独立問題も押しなべて民族対立に端を発しています。

scottishindependence.jpg

多民族の共存は、異なる民族間の異なる言語、宗教、政治、経済、歴史や生活様式、食習慣などありとあらゆる対立要素を全て克服して初めて成し得ることです。

為政者にとってこれほど厄介で困難なことはないだろうと思います。

その点、この国マレーシアは見事なほどに異民族間対立をコントロールしているかに思えます。

マレー系も中華系もインド系も、そしてその他あまたの少数民族も、サトゥ・マレーシア(Satu Malaysia)を合言葉に見事に共存共栄しています。これはいかにも素晴らしい調和だとは思いませんか。そう言う意味で、この国は世界のお手本になれる国、いやなるべき国のひとつだと思います。

こんなことをいろいろ学習していくうち、今まで見えていなかったことが少しずつ見えてくるような気がしています。我が祖国日本に比べるとこの国の歴史はまだまだ浅い。でもそれだけに、例えが悪いかも知れませんが祖国日本はほぼ完成され落ち着いた老壮年、この国は未成熟ながら躍動感溢れる青年のようです。

そしてその若く元気な青年国のマレーシアは、多種多様な民族の調和を維持するため努力も決して怠りません。

これも最近見えてきたことなのですが、チャイニーズニューイヤーにしてもハリラヤにしてもムルデカにしてもディーパバリにしても、国や民族の祝祭日が近づくと、テレビや新聞などのメディアで盛んにスピリチュアルな映像や記事を繰り返し配信しています。

これらのテレビ映像、まだ私には英語以外のネイティブランゲージの理解は甚だ困難ですが、中には英語のサブタイトルがついているものもあり、いつも大変興味深く観ています。

そんなテレビ映像のほとんどは有名企業による自社PRを兼ねた、所謂コマーシャル番組なのですが、良く見ていると内容が実に面白いと言うか、凝っているのです。

最近のちょっと面白い映像(ユーチューブ動画)を紹介してみます。

先ず最初は、石油会社ペトロナスによるムルデカとマレーシアデーの今年スピリチュアルムービーのうちのひとつです。



昔日を回顧するムービー制作を手がけるスタッフや出演者へのインタビュー映像なのですが、彼らの話し言葉、分かりますか?そうです、これ典型的なマレーシアンイングリッシュです。初めての方には英語に聞こえないかも知れません。でも、良く聞くと英語です。

この英語のことをマングリッシュと呼ぶ人もいるようですが、私はこれはSatu Malasian Englishだと思います。

それぞれ異なる言語の民族で構成されるマレーシア人、その共通の言語がこのマレーシアンイングリッシュなのです。マレー語や中国語、そしてインドのタミール語などのアクセント、時には単語の変化形も入り混じった新種の英語、私はそう理解しています。

そして、次↓これ、電話会社のMaxisのPRムービーですが、笑っちゃいますよ。



マッチャ(Matcha)って、この国でももちろんあの抹茶の意味でもあるんですけど、人への呼びかけで使われる時は、Brother in law(義理の兄弟)になるんですね。これマレー語じゃありません。タミール語です。

その他、Brother、Auntie、Uncle、Pakcik、Anneh、poh-pohなどなど。英語もマレー語もタミール語も中国語もごちゃ混ぜになった新種の言葉、これがマレーシアンイングリッシュです。

なので初めての方、分からなくて当然です。英語のようで英語でない。悩む必要などありません。新種の英語だと思って下さい。

しかし、↑上のムービーでもありましたが、例え他人であっても、人を呼ぶ時は親しみを込めて家族のように呼ぶ。多民族共存の極意はここにあったのかと、目から鱗ですね。ところでこのムービーの中で、マレーのお店のおばさん、青年ティム君にSayangと言ってウィンクしたんですけど気が付きましたか。これ「ダーリン」と言う意味です。

最後、これもMaxisのムービーですが、今年の家族愛を語るスピリチュアルムービーの代表作だと思います。



ほのぼのとした暖かさや優しさが伝わってきて、繰り返し見たくなります。

考えてもみましたが、日本でこの種のテレビコマーシャルってあんまりないような気がします。奇をてらうものや人目を引くものなどはうざいほどに溢れているのに、こういう素朴に家族愛だとか人間愛を伝えてくれるものもあっていいような気がするのは私だけでしょうか。

いい意味でのメディアの活用、私は今の日本にこそ必要なことだと思いますが。。。。

ではまた。
先週日曜日、8月31日は57回目のマレーシア独立記念日でした。もっと正確に言うと、マレーシア国の前身であるマラヤ連邦が英領から独立した記念の日、でした。

なお、今月16日のマレーシアデーは、1957年のマラヤ連邦独立から6年後の1963年9月16日、シンガポール(※)、北ボルネオ及びサラワクがマラヤ連邦と統合してマレーシア国が成立した記念の日です。(※シンガポールはその2年後の1965年にマレーシアから独立しました)

私は若いころからこの種のイベントとかお祭り騒ぎが大好きで、労を厭わずあちらこちらに出かけていたものです。

この日は朝5時起床(もっとも私は毎日コレぐらいの時間にはとっくに起きてますのでいつもとちっとも変わらないのですが)し、6時に家を出て、先ず髭のinuさんをピックアップ(inuさんもこういうの大好きなんですって)し、自他共に認めるニッポン団塊オヤジの二人連れ、共に元気にムルデカ広場に向かいました。

会場から程近いマジュタワーの地下パーキングに車を停め、ここからムルデカ広場まで歩いていくことにしました。

6時20分、日本ならとっくに明るい時間ですがここマレーシアはまだ真っ暗です。歩いて行くと、そごうデパートの前の通りに、随分派手なイルミネーションの大看板が輝いていました。

↓SELAMAT HARI KEMERDEKAAN KE-57、とは、祝 第57回独立記念日、の意味です。

2014090401.jpg

歩いて行くうちに白々と夜が明けてきました。時計を見るとまだ時刻は6時35分です。朝のうちは空気も幾分爽やかでいい気持ちです。歩いていてもちっとも苦になりません。

会場に近づくに連れ、通りを会場に向かう人波も多くなり、会場から聞こえてくる大音響の音楽に否が応にも気持ちが昂ぶります。

6時40分、ムルデカ広場に到着しました。なんと、既にすごい人混み。そしてまだまだ続々と押し寄せてきます。

Sultan Abdul Samad Buildingの前にローヤル席、首相席、閣僚席そして招待外国要人席などが、テント仕立てで設えてあり、まだ7時前だと言うのに既に着席している要人もいるようです。

2014090402.jpg

要人のテント席の両側に一般用の椅子席がならんでいますが、ここは既にほぼ満席状態、しかし連れのinuさん、素早く二人分の席を確保してくれました。シティギャラリー近くの一番端っこの席ですが座れただけ上等です。

2014090403.jpg

通りの反対側をみると、正面のテント席前にはなにやらチアガールのような一群と純白の衣装が眩しいダンサーたちが、続々とやってくる政府要人や外国要人の車列を、踊りながら出迎えています。

2014090404.jpg

しかし、派手ですねえ。会場全体が鮮やかな赤や黄色で覆われ華麗に輝いています。どちらかと言うとモノトーン系の落ち着いた色が好みかも知れない我がニッポンとはこのあたりが決定的に異なるような気がします。

2014090405.jpg

ムルデカ広場の向こう側には、特設の大スタンド、その上には横長で巨大なディスプレイ、そしてディスプレイ上にはマレーシア国旗がゆらゆらとはためいています。

特設大スタンドには、何百・何千もの同じ衣装の人たち(後でこれは地元の中高生と知りました)が整然と並び、音楽に合わせていろんな文字を描いたり、小旗を振ったり、スタンド全体が見事な絵になっています。

2014090406.jpg

私たちの席からは良く見えなかったのですが、大スタンドの手前のムルデカ広場にはやはり特設の巨大ステージがあって、ここではいろんな衣装の人達が踊ったりマスゲームをしていました。

私たちの席のちょうど前あたりがパレードの出発点のようです。

左方向を見渡すと、パレード参加の人達や車列がずうーっと向こうまで並んで待機しているのが見えています。

2014090407.jpg

見上げると飛行船です。無人のラジコン飛行船のようですが、57の数字とマレーシアの国旗が目立っています。

2014090408.jpg

いよいよ会場正面特別テント席前では、国軍の最高司令官たる国王陛下に対する特別儀仗が始まりました。続いてロイヤルマレー連隊(陸軍近衛連隊)の巡閲(閲兵)、国王への忠誠を誓う「Daulat Tuank(Long Live the King: 国王万歳)」の唱和、さらに陸軍近衛軍楽隊の伴奏によるNegaraku(マレーシア国歌)の斉唱と国旗掲揚、国民の誓い(※)の唱和(National Pledge Reading)、そして陸軍砲兵隊による計14発の礼砲が轟きます。(※Rukunegara:National Principles)

しかし残念ながら、その様子は私たちの席からはまったく見えません。なので、近くの大型ディスプレイに映し出される中継映像を観ながら、周囲の観客とともに立ったり座ったり、マレーシア国旗の手旗を懸命に振ったり、国歌を斉唱する真似をしたり(知っていれば堂々と歌いたいと思うのですがまだ知らないのです)、国家斉唱の後、Rukunegaraを大声で唱和する周りの観客に紛れてどぎまぎしたりして、いや我々ニッポンおやじ連もマレー人の大観衆の中で結構忙しい思いをしたのです。

2014090431.jpg

さあ、一連のセレモニーも無事に終了すると いよいよ軍楽隊と国旗を先頭に独立記念パレードの開始です。

↓これは、スターオンラインからお借りした画像です。我々はこの写真の上部、一般席の右端寄りで観てましたので会場の全体が見えずとても残念だったのですが、なるほどこんな具合になっていたのですね。

2014090432.jpg

私たちの正面からパレードを見るとこうです。椅子席なのですが、前列の人達が立ち上がるとどうしても良く見えず、三脚に取り付けたカメラを高く持ち上げての撮影でもこんなものです。

2014090410.jpg

↓これ、多分消防署の人達です。ユニフォームが多彩で感心しますが、中には迷彩服まであるんですね。でも消防活動になぜ迷彩服が必要なのかは良く分かりませんけど。

2014090411.jpg

このライトグリーンの迷彩服軍団は?小銃を持っているのでミリタリーだとは思いますが、予備役なのか現役なのか、陸軍なのか海軍なのか空軍なのか良く分かりません。パレード参加部隊やグループのリストでも配ってくれれば良いのにと思いました。

2014090412.jpg

↓このベレー帽部隊はポリス?いや小銃持ってるからミリタリーか?

2014090413.jpg

これは明らかに軍の部隊と分かります。それにしてもいやいや凄いカモフラージュですね。

2014090414.jpg

↓これもスターオンラインからお借りした画像ですが、なるほどこんな状態で群衆の中を行進していたのですね。

2014090414-1.jpg

ん?↓これは何?まるで一人乗りの装甲車みたいですけど。マレーシア陸軍は、小規模ながらASEAN諸国の中でもトップクラスの近代装備を備えているのだそうですが、でも、この超小型装甲車、ちょっと変わってますね、初めて見ました。。

2014090416.jpg

↓これ、装甲戦闘車(Armored combat vehicle)ですね。

2014090417.jpg

うーん、これはナニ?良く分かりません。

2014090418.jpg

おーっ、これは、テロ対策車のようですけど警察の装備でしょうか。しかし、観客に銃口を向けて構えてるって、いくらデモとは言えちょっと違和感がありますね。

2014090419.jpg

↓これは自走浮橋でしょうか?

2014090420.jpg

↓我が国自衛隊も装備している野戦砲のようにも見えますが。。

2014090421.jpg

装甲兵員輸送車ですね、これ。

2014090422.jpg

やっぱり最後は戦車ですね。後で知ったのですが、↓これはPT-91M Pendekarと言うポーランド製のタンクだそうです。

2014090423.jpg

次はヘリコプターです。最初は空軍所属のフランス製、ユーロコプターEC725大型輸送ヘリ。

2014090425.jpg

次は、陸軍所属のイタリア製、オーガスタA109多用途ヘリ。

2014090426.jpg

そして固定翼航空機群、と言ってもたったの3機だけです(例年はもっと大規模なのだそうですが、今年は例のMAS機の連続悲劇の犠牲者や遺族に配慮し、規模を大分縮小したのだそうです)が、C-130輸送機2機とスペイン製のCASA CN-235輸送機1機の編隊飛行です。

2014090427.jpg

最後に、我が国自衛隊のF-15のようなジェット戦闘機の登場です。これも後で知ったことですが、この戦闘機、ロシア製のスホーイSu-30MKMだそうです。なんと、ロシア製の最新鋭機ですよ。

2014090428.jpg

しかしマレーシア空軍はこの他、米国製のF/A-18も持ってるんですよね。これって、マレーシアの全方位外交のなせる技と言うか、西側だけでなく東側からもいろんなところから兵器を購入しているんですね。

西側や東側の一方の陣営に兵站を依存することは国の政治姿勢を拘束してしまう、と言うのがその理由だそうですが、これって凄いことだと思います。でも整備や運用上の問題はないのでしょうかね。

2014090429_201409060019107d5.jpg

そして約2時間のパレードも無事に終わりました。

帰りがけ、道路の向こう側のムルデカ広場に特設されたステージに立ち寄ってみました。ステージ上には今まで人文字を書いたりマスゲームをしていた一団が解散した直後のようでごった返していました。

でもムルデカ広場最奥の特設スタンドの方はまだまだ演技が続いていました。

翌日の新聞には、当日の観客数は40万との報道もありましたが、私の見る限りそんなに多くはないと思います。せいぜい10万人程度かなと思いますが、それにしてもあのそんなにも広くはムルデカ広場周辺ですから、凄い人出だったことは間違いないです。

興奮冷めやらぬマレーの大群衆とともに家路につきましたが、それにしても初めて見たマレーシア独立記念パレード、確かにマレーシアの誇りと情熱のようなものを肌で感じることができました。

最後に、当日撮影した動画2本をアップします。

撮影場所が場所だけに、満足な動画が撮れなかったのは残念でしたが、会場の熱気や華やかさ十分感じていただけるかと思います。是非2本ともご覧下さい。

Merdeka Parade Malaysia 2014 (part1)


Merdeka Parade Malaysia 2014 (part2)


MALAYSIA Di Sini Lahirnua Sebuat Cinta(マレーシア ディシニ セブアット チンタ=マレーシア、ここは愛が生まれるところ) 多種多様な民族、多種多様な言語、多種多様な文化が見事な調和をなし愛が育つマレーシア、歌の文句じゃないけれど、日本にいては決して感じることができないような感動の一場面でした。

ではまた。。

私は、ずっと遠い昔、母に連れられて田舎の神社のお祭りで見た獅子踊りのことなどを、今もふと何気に思い出すことがあるのですが、この国でこのライオンダンスを初めて目にした時は、日本の田舎の獅子踊りとはまるで異なるパフォーマンスなのに何か彼方の記憶に通じているような、そんな不思議な感覚を覚えたものです。

以来、ライオンダンスの鐘や太鼓の賑やかな音を耳にするたびに自然と足がそちらに向いてしまうのですが、今回は、偶然にもライオンダンスの全国競技会に出会う機会がありましたので、そのことについて紹介したいと思います。

先週土曜日、6月21日ですが、買い物にチュラスに出かけた際、久しぶりにビバホームに立ち寄ったところ、あの賑やかなライオンダンスのお囃子が聞こえていました。

中華正月とかなにかのオープニングとかのお祝い時に披露されることの多いこのライオンダンスですが、ハテ何のお祝いイベントだろう?と思って足早に向ってみると、GFの特設会場にはこんなステージがありました。

2014062401.jpg

見ていると、大勢のライオンダンスグループが中央に集い、どうやらライオンダンスの競技会の開会式のようです。

2014062402.jpg

あらためてステージ上の看板に目をやりましたが、中国語の繁体字で書かれた文字を判読(推測?)すると、全國傳統南獅精鋭邀請賽、つまり全国の伝統南獅子予選会を通過した精鋭チームの招待競技会、多分こんなところだろうと思います。

2014062403.jpg

会場中央には、四角のマット敷きの演技場が2面あり、正面と各コーナーには審判と思しき方達がおそろいのユニフォームを着て座っています。

2014062404.jpg

特設会場の周囲は観客と、各ライオンダンスグループのメンバーや関係者でごったがえしています。演技待ちのグループの中にはそれぞれの場所で真剣なリハーサルを繰り返している方たちもいます。

よく見ると皆さん中高生のような若い人たちばかりですね。ひょっとして、この競技会はそういうユース以下の若い人たちの大会なのですかね。

いよいよ演技が始まりました。

2014062405.jpg

さあ、それでは私の好きなライオンダンスをとくとご覧あれ。おっと、その前にちょっと説明しておきますが、ライオンダンスにはアクロバティックなパフォーマンスを売りにするダンスと、アクロバティックな動きよりもライオンの仕草や表情を売りにするダンスの2種類があって、どうもこの競技会は後者のような気がします。(間違っていたらごめんなさい)



次の演技もどうぞ。ライオンの表情などを細かく見ていると、実に上手く動いているなと感心してしまいます。特にライオンの後の演技者、視界がほとんど遮られていると思うのですが、よくあれだけ見事に前の人の動きにシンクロナイズできますよね。



いかがでしたか、良ければ次の演技も是非見て行って下さい。



約10分程度の演技が終ると、各審判が採点表を掲示します。

2014062407.jpg

まるで体操競技の審判のようで、私も昔を思い出してとても懐かしい気がしました。

2014062406.jpg

最後に正面の主審らしき方が、各審判の採点を平均した数字を高々と掲げます。8.45点、これはなかなか良い得点だったのではないでしょうか。

2016062408.jpg

競技会は6月21日と22日の2日間に渡って行われるのだそうですが、私は21日の夕方までじっくりと見学させてもらいました。思いがけず、今日はなかなか良いものを見せてもらったナーと大変満足しながら帰ってきました。


明日の11月2日(土)はディーパバリ(Deepavali or Diwali)と言うヒンドゥ教最大の祭日です。

ご存知のとおり、マレーシアは多人種(民族)国家のため、それぞれの人種ごとの宗教的なお祭りなどを間近に見る機会が多くある訳ですが、このことは、これまで宗教にはほとんど無関心に生きてきた私のような人間にとって、世界の宗教と人種(民族)や人間社会との関わりを学ぶ良い機会でもあります。

このディーパバリもそのうちのひとつで、この日は、ここマレーシアではインド系の人たちの祭日のみならず、国が定める国民の祝日でもあるのです。(ワンマレーシアたる所以です。)

また、このお祭りは別名を光の祭り(Festival of Lights)とも言うそうですが、その名のとおりショッピングモールやインド人街などでは、華やかなイルミネーションに彩られるのだそうです。

と言うことで、私も早速でかけてみました。どこへかと言うと、ライスアート(サンドアートとも言うようです。)で評判のパビリオンやロット10のあるブキビンタン方向です。

いや、実はこのためにだけ出かけたのではなく、主目的は、前回ブログに書いたとおり、TOKIO MARINEを訪問することだったのですが、方角がピタリなのでついでに立ち寄ったと言うことなのです。

昨日は久々にKLモノレールに乗りました。

平日の午後だと言うのに随分混んでいて、このモノレールってなんでたった2両編成で走っているんだろうと疑問に思いました。もちろん、これで十分と判断しているからなのだろうけど、こんなに混み合うんじゃ、もっと車両を増やしてもらいたいものですよね。

そんなことを考えているうちに降車駅のブキビンタンに到着しました・・・・でも、あれっ?目の前の降車口のドアが開きません。他のドアは開いているのにこのドアだけ閉まったままです。え、どうしたのかな?ドアの向こう側とこちら側で大勢のお客さん、にらめっこしながらじっと我慢すること数十秒・・・、でも、まだ開かない。。

我慢できなくなったお客さん、隣のドア方向に押し合いへし合い移動して行っちゃいました。

でも、私や周囲の大半の客はそのうち開くだろうと思って、さらに数十秒にらめっこ継続です・・・・・

すると、突然発車のブザーが鳴って隣や他所のドアが閉まり、こちらのドアの内と外に大勢の乗降客を残したまま動き始めたではありませんか。ナニコレ? オー、ノー!! なんてことでしょう、こんなんありか?

周囲にブーイングが少しは起こったものの、でも、ほとんどの客はダンマリです。。。なんで??あーぁ、もう隣のインビに着いちゃったよ。

インビ駅ではドアがまともに開いたので、ぞろぞろ降りて反対側のモノレールに乗って戻ってきたけど、これって、なんでみんな文句言わないの?日本だったら新聞沙汰ですよね、いや、7時のテレビニュースに出るかもしれないくらいのことじゃないですか。

あらためて思いました、やっぱりここは日本ではないなって。。。

そして、久し振りにブキビンタン駅に降りてみて、ロット10側の改札出入口がまだ工事中と知り、一体いつになったら工事が終るのだろうと不思議に思いました。だって、去年9月に来た時にも工事中だったんですよ。ったく、この国って・・・・と、ひとしきりぼやいてしまいました。

さて、閑話休題です。

これ、きれいでしょう、これが噂のライスアートです。

20131101002_20131101092440c7e.jpg

これはロット10のアートですけど、今回見て廻った中で一番の出来のような気がしました。
米粒や砂でこんなアートを描くのだそうですけど、大変なんでしょうね。

近くに寄ってみるとこんな感じです。

20131101003_20131101092440d92.jpg

次にパビリオンに行ってみました。

201311011000.jpg

パビリオンのブキビンタン口にはこんなアートがありました。

20131101001.jpg

これも寄ってみるとこんな感じです。
確かにこれもライスアートです。

201311011001.jpg

この他、パビリオンの各フロアーや他のショッピングモール、そしてモノレールの駅などにもライスアートが飾られていて、それらをひととおり見てきましたが、まあ、あんなもんでしょうね。

でも、でもですよ、言わせてもらえば、はっきり言って、私のイメージとしてはもっと規模が大きくてびっくりする位に素晴らしいのかと思ってたけど、あんなもんだったんですね。

まぁ、一度見れば来年からはもういいかなって、そんな感じでしょうか。。(関係者のみなさん、すみません、決して腐しているのではありませんが、私の偽らざる印象です。)


さて、次は私が毎週通い詰めているパタマモール、その際に毎回車を駐車しているマジュジャンクションモールでのひとコマです。

先週の土曜日(11月26日)のことです。

私が日本語の授業を終えて、パタマからマジュの方向に歩いて行くと、向こうになにやら賑やかな太鼓の音が聞こえてきました。見ると、インド系の派手な衣装の人たちがマジュの入り口前の路上で踊っています。

20131031000.jpg

動画も撮ってみましたので、先ずはご覧下さい。



私も人に劣らずお祭り好きで、かつ好奇心は人一倍旺盛なほうですから、この人たちの後について行ってみました。

20131031001.jpg

するとそこにはちゃんとしたステージが拵えてあり、なんとその人達はそこのダンサーだったのです。

もちろん、これ観覧は無料(当たり前ですけど)です。私もちゃっかり一番前で写真撮ったり、動画撮ったりしながら、これ何の踊りかなーなんて考えていると、その近くにこんな大きな看板がありました。

201310311000.jpg

そうか、ハッピーディーパバリだ。これ、インドのお祭りの踊りだってようやく気がつきました。

20131031002.jpg

もちろん動画も撮りましたので見て下さい。



帰ってからしっかりネットで調べてみました。

この踊りはインドとパキスタンに跨るパンジャブ地方(Punjab Region)のダンスで、バングラダンス(Bhangra Dance)と言うのだそうです。

20131031003.jpg

踊りを見ていて、マレーシアやタイの伝統的な踊りとはまるで違う動きの早いリズミカルな踊りだねって思っていたら、やっぱりそうでした。この踊り、伝統的なものに現代のR&Bやヒップホップダンスの要素を取り入れた、いわゆるフュージョン(Fusion)なのだそうです。

このところSOGO界隈の街歩きをしていると、サリーを美しく纏ったインド系の女性の姿が良く目に付きます。

やっぱりディーパバリって、インド系の方たちにとっては、年に一度の大切なお祭りなんだと実感している今日この頃です。


昨日、8月8日(木)はハリラヤ・プアサの初日(Day1)でした。

その前の晩は、隣町デサ・スリハタマスの花火が我が家からも
良く見えましたし、爆竹の音も派手でとっても賑やかでした。

そして昨日の朝は近くのモスクのアザーンがいつになく大きく
聞こえ、今、大勢のムスリムの方たちはみんな特別な想いで、
一斉にモスクに向かって歩いているんだろうなと思いました。

7月10日から続いていたラマダン(断食月)がついに明けたのです。

ハリラヤ・プアサは私にとっては初めての経験なので、ムスリムの
方たちのいろいろなイベントをこの目でしっかり見てみたいのですが、
なにせ身はひとつしかないし、悩んだ挙句、王宮で行われると言う
オープンハウスに行くことに決めました。

ところがこの王宮のオープンハウス、ネット検索にヒットするのは
過去ものばかりで、なかなか確たる情報を探せないのです。

でも、ついに一昨日のBernamaNewsにてイスタナネガラ(王宮)発表の
オープンハウスに関するパブリックステートメントを発見したのですが、
これって㏚が遅くないですか。

前日ですよ、前日。もっと前もって知らせて欲しいものですよねぇ。
マジ、それまではどこにも載っていなかったのですから・・・

それはともかく、11時からゲートオープンだと言うので、2時間前、
つまり、9時にメインゲート(第1ゲート)前に行きました。

以前一度言ったことのある王宮前の駐車場は余り広くないので、
果たしてその時間で停めれるかどうかちょっと心配だったのですが、
着いたときにはまだ空きが結構あって、意外でしたけど、すんなり
駐車できて正直ほっとしました。

王宮前の広場です。

201308081000.jpg

王宮広場の花壇に咲くブーゲンビリアです。

20130808001.jpg

日陰のないだだっ広い王宮広場で、ゲートが開くまでの2時間、
どうやって暑さを凌ぐかを心配していたのですが、幸運にも空は曇り空、
風も少しあって、さほどの暑さは感じませんでした。

見ていると大使館ナンバーをつけた車が次々とゲートに吸い込まれて
行きます。大使館車もいつもはこのメインゲートからは入れないのだと
聞いてましたが、今日は特別なのでしょうね。

20130808000.jpg

ゲートオープンまでの間、うろうろしながら撮影した動画です。
偶然に、王様なのかどなたか分かりませんがVIPの車列も撮れました。



通用門前の整列は30分ほど前から始まりました。

11時ちょうどに通用門のオープンです。

中の建物でセキュリティ検査もあったのですが、意外に簡単で、
これで大丈夫なのかと余計な心配をしてしまいました。

ちょっと驚いたのですが、セキュリティチェックを終えると、
そこにはRapid KLのバスが待ち構えていました。

20130808008.jpg

どうやら会場とゲートとのシャトルバスのようです。

シャトルバス内からの撮影動画です。



5分ほどで会場に到着です。

バスを降りると、前方には黄色と白の王宮建物。

20130808005.jpg

そしてその手前の広大な庭には巨大な特設テントです。

20130808009.jpg

見ると中には丸テーブルと椅子が並べられ、ビュッフェテーブルには
多くのマレー料理やお菓子、それに飲み物などが準備されています。

201308082001.jpg

奥の方にはステージがあって、生バンドのミュージックショー付きです。

201308082002.jpg

これ、どのくらいの人数を収容できるのだろうと見渡してみました。

ざっとみても、楽に千人以上はいけますね。

ビュッフェテーブルもたくさんあります。

料理はマレー料理ですが、種類も多く内容も本格的なもので、
食事が出るらしいとは聞いていたものの、もっと簡単なものだろうと、
想像していた私には意外でした。

20130808002.jpg

早速皆さん、ビュッフェで好きな料理のチョイスです。
そして、それぞれファミリーごと、カップルごとに好きなテーブルに
陣取って、しっかり食事(昼食?)の開始です。

かく言う私もしっかり&ちゃっかりといただきました。

いやぁ、王宮の大判振舞いは徹底していますね。

巨大テント内の様子や王宮版ミュージックステージの様子を動画に
撮ってみましたのでご欄下さい。



そうこうしているうちにどんどん混み合ってきました。

そのうち、テントの端の方に並んでいる人達がいることに気付き、
きっとあれは王様と握手するための列だろうと慌てて後に付きました。

201308083000.jpg

それでも私が並び始めたときは既にかなりの方たちが前にいて、
ちょっと出遅れたかなと思うまもなく、意外に進みも早く、30分ぐらい
で王宮建物の2階、大きなバルコニー様な場所に特設(?)された謁見場
に辿りつきました。

バルコニーへの階段を上がる途中、振り返ると、なんとモントキアラの
コンドミニアム群がすぐそこに見えるではありませんか。

20130808003.jpg

そうなんですよね、直距離にしたら2kmもない位の近さなのですね。

そして、ついにこの国の王と王妃に拝謁、そして恐れ多くも握手も
していただきました。一国の王と王妃がこのように一般平民と気軽に
接し、握手まで交わすなんて、本当に驚きです。

20130808004.jpg

最奥に並んで座っておられるのが王様と王妃様です。

201308082003.jpg

子供にはドゥィ・ラヤ(お年玉のような現金入り袋)、そして大人には
お菓子のお土産までいただきました。私もいただきました。

これです、王と王妃の顔写真入りのお菓子箱です。
日本であれば菊の御紋章入りと言うところなのでしょうね。

20130808010.jpg

しかし繰り返し感心してしまいますが、この国の王宮のサービス振りは
半端じゃないですね。

セキュリティの問題など傍目にも心配ですが、一般平民にとっては、
王様や王妃様を直に拝謁できるまたとない機会ですからね。

いや、この国の平民だけでなく、私のような外国人平民に対しても、
気軽に握手までしていただけるなんて、今日は私にとってもまたとない
良い機会でした。来て良かったなと思いました。

謁見場から降りて大食堂テントに戻って来ると、益々大勢の人たちで
大賑わいです。

20130808006.jpg

これは地元のテレビクルーでしょうか。カメラテストなどしてました。

20130808007.jpg


さてと、時計を見るともう1時過ぎです。
2時までのオープンハウスと聞いてましたので、この辺で切り上げようと
考え、シャトルバスでメインゲートに戻って来ました。

見ると空は雲がすっかりとれ、強い日差しが照りつけています。

201308082000.jpg

通用門前を見るとまだ長い列です。暑い中、皆さん日傘をさして大変そうです。

思わず、朝もこうでなくて良かったなと思いました。


以上、新王宮でのハリラヤ・プアサについてのリポートでした。

ではまた。。
前回も書きましたが、今、KLの街ではハリラヤ(ラマダン明け)の
カウントダウンが始まっています。

私は今まで、イスラム教とかムスリムとか、正直言ってほとんど
感心がなく、したがって知識もありませんでした。

こんなことを言うと、私の親しい大和尚に怒られそうですが、
私は、現代日本に暮らす多くの方たちと同じで、イスラム教に限らず
宗教そのものに余り感心がなかったと言う方が正しいかも知れません。

しかし、こちらに来てからと言うもの、周り中がヒジャブ姿ですし、
街全体、と言うより国全体がヘッドスカーフを被っているようなところ
ですから、否が応にもそう言うことを意識せざるを得ません。

そして私が日本語を教えている生徒さんたちも全員ムスリムの方です。

彼らの最近の話題は専らラマダンのこと、そしてラマダン明けのことです。

彼らがラマダンやハリラヤのことを口にする時、ムスリムであることの
誇りと満足感、そして皆がいかにラマダン明けを待ち望んでいるかが良く
伝わってきます。


前回、スリアKLCCで偶然出会ったDendang Anakの不思議な旋律と
歌声を紹介しましたが、あれ以降、街に流れている音に注意していると、
至るところに同様の旋律の音楽が流れていることに気付きました。

ユーチューブにもたくさん載ってますが、そうですね、
これって、ラマダンミュージックなのですね。



俄然、イスラム教やムスリムの方達のことをもっと知りたくなりました。

インターネットや図書館、それに私の生徒さんたちが情報源なのですが、
まったく知らなかったことがいろいろと見えてきた気がします。

以下、その学習成果を整理する意味で少し綴ってみたいと思います。


まもなくラマダンも終わりですけど、このラマダン、世界中に10億以上
いると言われるムスリムの方たちが一斉に1ヶ月の断食に入っています。

日没をもって一日が始まるとするイスラム教の教えに従い、夜明け前から
日没まで食べ物も飲み物もタバコも一切口にしてはいけないのです。

もちろん例外があって、幼い子供や病人、妊娠中の女性などは別です。

なのでこの時期、日中、街のレストランに入ってもヒジャブの女性を
見ることは、従業員を除いてほとんどありません。

でも、たまには明らかにムスリムと分かるファミリーを見かけることも
あるので、そんな時は意地悪く近くのテーブルに陣取って観察してみる
のですが、完全に脱帽です。

つまり、幼子に飲み物や食べ物を与えているだけで、大人の自分たちは
一切なにも口にしていないのです。

ちょっとでも疑ってしまった自分がとても恥ずかしくなりました。

夜明け前に食事を終えるための早起き(毎日4時に起きて、5時半までには
食事を終えるそうです)、日中の飲食に関する欲望の完全制御、決まった
時間の夕食など、規則正しい生活を強いられて、辛くはないのかなどと、
私の生徒さんたちに質問してみましたが、皆さん一様に、「辛いけれど
我慢できる。物質的な辛さより、精神的な充実感や達成感が大切です。」
と、いかにも自信たっぷりな答えでした。

ここマレーシアは多民族国家、なのでノンムスリムも大勢います。

例えラマダン中でも国の社会経済は休みなく動いているのです。

かくして、この国のムスリムたちは、職場で、学校で、ノンムスリムの
食事姿を傍目に見ながらじっと苦行に耐えている訳です。

夕方、その日1日の行を終えたムスリムたちは、ようやくイスラムの
世界に戻り、それぞれの家やレストランや屋台などでその時を待ちます。

そして時を告げるアザーン(礼拝の時刻を告げる呼びかけ)がモスクや
テレビ、ラジオから流れ始めると、一斉に目の前の飲み物や食べ物で
渇いた喉を潤し、空腹を満たし、疲労した体を癒すのだそうです。

見ていると、彼らは皆一様にムスリムであることを強く誇りに思い、
精神的にとても満たされているかに見えます。

親子や兄弟、親戚関係の絆を再確認したり、貧者や弱者への思い遣りも
この時期です。

いろいろとインターネット上の関連記事を眺めていたら、とても印象に
残る短編ムービーに出会いました。

ムスリムの方たちの親子愛、そしてハリラヤ・プアサの大切さを
教えられた気がします。

なぜか自分自身の少年時代と重なる部分があって、ちょっと目頭が熱く
なってしまいましたが、とても良いムービーだと思います。




ラマダン明けの祝日(ハリラヤ・プアサ)、今年は8月8、9日です。

当日は国民の休日で、日本で言うなら正月元旦と2日にあたります。

多くの人たちはハリラヤプアサの2日間に、一週間ほどの休暇を付けて
帰省するのだそうですが、そのためのUターンラッシュは凄まじく、
この辺はわが日本と同じですね。

ハリラヤプアサまであと3日、秒読み態勢に入りました。

街に流れる音楽も、今までの宗教色の強いものからラマダン明けを祝う
明るいトーンの音楽に変わりました。

こんな感じの音楽です。




街にはサラマッ・ハリラヤ・アイディル・フィトゥリ(断食明けおめでとう)という
看板が大きく掲げられ、ハリラヤを祝うイルミネーションが灯りました。


思えば昨年の今頃、MM2Hの仮承認を今か今かと心待ちにしていた私は、
MM2Hセンターに電話確認をしたのですが、その時がハリラヤ・プアサの
翌日でなかなか電話が繋がらず、平日なのになぜだと憤慨したものでした。

しかし、こうやってムスリムへの理解を深めてみるとほぼ納得ですね。


あと3日となった今年のハリラヤプアサ、
私にとっては初めてのハリラヤ・プアサです。

ノンムスリムの立場から、それがどんなものかをこの目で見て、
その結果をリポートしてみたいと思います。

ではまた。。

今日は柄にもなく音楽の話題です。

ご承知のとおり、今こちらは今月10日からラマダン中です。

今年のラマダンは来月(8月)8日に明けるそうで、残すところあと10日ほどと
なりました。

私たちノンムスリムに、ラマダン中も明けも特に関係はないでしょうと、
こちらに来る前は私もそう思っていたのですが、実はそうでもないのです。

今頃は、ちょうど日本で言う年の瀬のようなイメージなのでしょうか、
街では年最大のビッグイベントに向けてのカウントダウンが始まっています。

デパートやショッピングモールなどの大型店舗はもとより、道路上には
びっしりと露店のテントが立ち並び、凄まじい商戦が繰り広げられています。

こうなるとイスラム社会のみならず、中華系もインド系もその他多国籍系も
黙って指を咥えて見ているわけには行きません。

かくして街には、車が溢れ、人が溢れ、物が溢れ、驚くほどの活気です。

そんな中、昨日の日曜日、久しぶりにKLCCに出かけてみました。

シティセンターに向かう道路は余程の渋滞かと思いきや意外に空いていて、
ちょっと拍子抜けしましたが、でもKLCC界隈はやはりごったがえしでした。

そして、人混みのスリアKLCC内をうろうろしているうち、センターコートの
特設ステージでマレー音楽のライブ演奏に出会ったのです。

看板によると、どうやらラマダンを祝うイベントのようです。

201307281000.jpg

演奏が始まるまでちょっと時間があり、その間特設ステージへの最前列で、
その男性音楽グループを何気なく眺めていたのですが、良く見ると皆さん、
数人の若者を除きほとんどは若くない。

そんな彼ら、黄と赤の民族衣装にロングヘア、しょぼい鼻髭や顎鬚とくれば、
いかにも芸術音楽家風でもあるが、見方を変えれば、ただの田舎のおっさん
グループのようにも見えますね。

ステージ周りはいつの間にか立錐の余地もないほどになり、いよいよ演奏が
始まりました。

20130728000.jpg

ところが彼らの演奏を聴いているうち、その不思議に郷愁を誘う歌と演奏に
次第にぐいぐい引き込まれて行きました。

最初のうちはカメラを持参していることも忘れ、無我夢中で聴いてしましたが、
ようやく3曲目に入り、持参のデジカメを取り出して、動画モードで撮影して
みましたのでとりあえずはご欄下さい。



いやこの演奏、驚いたと言うか、とても不思議な感じなのです。

私の中のなにかが反応するのです。ずっと遠い昔のなにかです。

とても懐かしい郷愁のような、、まるで異なる国の音楽なのにです。。

これは、途中ステージ最前列から離脱し、階上から撮影したショットです。

20130728001.jpg

帰宅後、早速調べてみました。

グーグル検索したところ、マレー語ページしかヒットしませんでしたが、
ようやくこの音楽グループのことが分かりました。

DENDANG ANAK(デンダン・アナ)、1997年iにマレー半島東海岸の町、
Kuala Terenggann(クアラトレンガヌ)で誕生した男性音楽集団のようです。

さらにグーグルってみたところ、ユーチューブにも結構動画投稿が
載っていましたので、その中からいくつか拾ってみました。

先ずは、Dendang Anak Usul Bangsaと題する動画からです。



次に、Dendang Anak Kecintaanです。このKecintaanはマレー語で
「愛」と言う意味で、これはどうやら愛の歌のようですが、聴いていると
なんとなく日本の歌謡曲に旋律がとても良く似て聞こえます。
そしてこれ、なんとマレー語の歌詞つきですよね。これってカラオケ? 
そうか、マレー語の練習のためにもこれいいかもなんて思ってしまいました。



なお、↑この映像は、マレー半島東海岸の映像と思いますが、西海岸に
比べればはるかに美しい海岸線とのこと、ぜひ訪れてみたいと思います。

そして、Dendang Anak-Jangi malam Keramat、つまり、神聖な夜の約束、
と言う意味のタイトルがついた曲です。



最後は、どうやらこのDendang AnakのCDプロモーションビデオのようです。



以上、いかがでしたでしょうか。

この不思議な感覚の旋律と歌声が、なにか琴線に触れるようだと思うのは
私のような団塊世代人間だけなのでしょうか、いや、こんなひねくれ者の
私だけなのでしょうかね。

今日は、まったく不得意なジャンルながらこんな音楽のことを綴ってみました。

それでは今日はこれで。。


追記:

Dendang Anakの撮影動画2本追加しました。(2013.7.31)
興味のある方は是非ご欄下さい。





7月6日(土)は、KL日本人会や日本大使館等が主催する盆踊り大会でした。

毎年恒例の行事で、今年はKL日本人会50周年記念の大会なのだそうです。

毎年毎年参加者が増えてきて、会場は大変な混みようとのことですが、
一度は行ってみるべきとの先輩の助言もあり、行ってみることにしました。

私は夏祭りと言うと、秋田西馬音内の盆踊りや富山の越中おわら風の盆を
思い出すほど、あの幽玄な踊りや一種独特なまつりの雰囲気にすっかり
魅せられた一人なのですが、あんな芸術的なものでなくても、夏まつりは
とにかくなんでも好きなのです。

と言うわけで、今日は公営のバスと電車を乗り継いで、盆踊り会場のある
シャーアラム(Shah Alam)までやって来ました。

シャーアラムはKL中心部から西南西に25kmほどの距離にある郊外の街、
そして、ここはセランゴール州の州都でブルーモスクや工業都市として
有名なところです。

↓これがその有名なブルーモスクです。この国最大のモスクだそうです。
まだ行ってみたことがないので、そのうち是非行って見学してきます。
(この写真は借り物です。)

2013070602.jpg

モントキアラのコンドの前から路線バス(U7)でKTMのセガンブット駅へ、
そしてクアラルンプール駅で乗り換えてここシャーアラム駅に着きました。

自宅出発からここまで約1時間40分ほどかかりまたし。

車だと道路混雑がなければ30分程度で来れるのだろうと思いますが、
今日は会場付近が混み合うだろうし、駐車場の出入りも大変だろうからと
考えたのです。

それに、公的交通手段を乗りこなせなければローカルには溶け込めないと
考えている私は、普段から積極的に路線バスや電車を利用しているのです。

シャーアラムの駅です.
州都の駅にしては意外に質素でこじんまりとした駅なのですね。

2013070601.jpg

その駅前には盆踊り会場への無料の大型バスが待っていてくれました。

2013070603.jpg

会場のコンプレックス・スカンネガラ(旧パナソニックスポーツ施設)入り口です。

2013070604.jpg

まだ6時前なので盆踊り開始時間の7時まで1時間ぐらいあります。
見ると、ほとんど若者たちばかり、ぞろぞろと入って行きます。

2013070605.jpg

こちらは移動警察ステーションのポリスバスです。

2013070606.jpg

スタジアムの中に入ってみると、400mのトラックフィールドの中央に
盆踊りやぐらが組まれていて、トラックの外側にたくさんの屋台テントが
並んでいます。

2013070607.jpg

でもまだ時間も早いので、フィールドの中はそんなに混んでいません。
屋台テントの近くにはたくさんの人、そしてフィールドと屋台テントの間には、
おおぜいのファミリーやカップルたちがシートを敷いて、陣取りのようです。

2013070608.jpg

スタジアムの観覧席もぼちぼち埋まり始めました。

2013070609.jpg

それじゃぁ、私も腹ごしらえといきましょうか。

屋台テントはマレーも中華もインドも韓国もいろいろありましたが、
主催が主催だけにやはり日本屋台が一番多くて、人気もあるようでした。

で、早速、懐かしいきゅうりの漬物を買って食べてみました。
塩味がちょっと薄いようだけど、と思ったら、目の前にはいろんなつけダレ
がたっぷりおいてありました。

2013070622.jpg

そして、ジャパニーズヒモノの看板に釣られて覗いたら、これでした。
カツオやイカ、それに鮭などの燻製スライスを竹串に刺したものです。

これ干物スティックなのだそうです。うん、コレいいかもと感心しました。
まるでこちらのフルーツスティック感覚ですね。味もいい・・でも高い。

2013070623.jpg

喉も潤ったし、お腹も膨れたので、ちょっとその辺探索してみました。

すると、国籍不明、人種不明、言語不明のちとぽっちゃりした女性の
グループに遭遇しました。見ると、全員が車座で胡坐をかいておにぎりや
お寿司、それにお菓子などを一心不乱にぱくついています。

一瞬どうしようかと迷いましたが、さっき飲んだビールの勢いもあって、
Excuse me ladies, can i take some picture of you?と聞いてみました。

すると、えっ、なぜ?と一瞬の動揺が全員に走ったかに見えましたが、
Charming kimono.と言ってあげると、今度はみんなで、Boleh Boleh、
つまりマレー語でOK,OKと言いながら、素早く中央にあった大量の弁当や
食べ物の残骸を後ろに隠し、綺麗にしてからみんなでにっこりポーズです。

なんと、気持ちの可愛い(決して容姿ではない)女性たちなんだろうと、
嬉しくなって、丁寧にお礼を述べてその場を離れました。

2013070610.jpg

おっ、こっちは相撲取りか? と思ったけどどうもそうではなさそう。
でも、こっちも国籍人種不明。とりあえず写真撮ってもいいですか、と
英語で聞いてみると、それまでの怖い顔から一瞬で相好を崩して、
決めポーズ。もう一枚と言ってみると、さらに違う決めポーズでパチリ。

2013070611.jpg

いや、この彼もそうだけど、気持ちが純でいいですよね。
こんなおまつり会場だからみんな気持ちがハイだし、国籍や人種を超えた
一体感みたいなものがあるのかも知れませんね。

2013070612.jpg

そろそろ時間のようです。
お定まりのオープニングスピーチの後、やぐら太鼓の合図で盆踊り開始です。

見て下さい、この人人人。この人たち、一斉に立ち上がって踊りだすのですよ。

ほら、始まりました、最初は東京音頭です。みんな輪になって、ヒジャブも
着物もジーパンもにこにこ笑顔の盆踊りです。

2013070613.jpg

ほら、みんないい笑顔でしょう?

2013070614.jpg

私は、輪と輪の間を歩きながらグッドな被写体を探していたのですが、
カメラを向けるとハイポーズ、とびきり素晴らしい笑顔を作ってくれました。

2013070615.jpg

東京音頭や花笠音頭などに合わせ、やぐらステージのデモンストレータを
見ながら、みんな一生懸命です。いやぁ、でもこんなに一生懸命に踊る盆踊りは
初めてです。

日本を遠く離れた異国の地でこんなに盆踊りがうけているとは、予想外でしたね。
こうしているうちにも輪がどんどん増えています。それにみんな楽しそうです。

2013070616.jpg

これ、物珍しいから行ってみようって感じじゃないですね。みんな心底楽しんでる。
そう感じました。

国籍や人種を超えたこの笑顔、この一体感、この素晴らしさはなんなんでしょうね。

2013070617.jpg

どこかのローカル校の生徒たちでしょうか、この赤シャツ軍団、大勢いるのですが、
見て下さい、この屈託のない笑顔。この子供たちのこの笑顔がアジアの元気ですよ。

2013070618.jpg

そして、カメラを向けるとたちまち寄ってきてこのポーズです。
ワーワーキャーキャー、どこの世界の女学生も同じですねー。

2013070619.jpg

そして、カメラの前に現れた今日一番の笑顔。これです、このインド系(多分)の
男性のこの楽しそうな笑顔。ついこっちまで笑ってしまいました。

2013070620.jpg

着物や盆踊り、まったく純な日本文化であるはずなのに、こうも違和感なく
この国の人たちに受け入れられている、、、驚きと同時に、日本人の一人として
本当に嬉しく、そして誇り高い気持ちにもなりました。

2013070621.jpg

こんなに素直に日本文化が受け入れられている。

だったら我々日本人も、もっともっとよその国の文化や価値観を受け入れようよ。

そうしたら、きっといつかは国籍や人種を超えて分かり合えるから、、なんて、
今日は、青臭い青年のような気持ちにもなりましたね。

2013070624.jpg

夜も更けて、益々熱気がこもってきます。
いつの間にか、やぐらの周りはこんな状態になっていました。

最後までいたら、シャトルバスにも乗れないかもなんて不安になって、
最後の花火を待たずに、この辺で切り上げることにしました。

夜のシャーアラムの駅です。

2013070625.jpg

乗降客も結構いるようですが、不思議なことにシニアは見かけませんね。
みんな若い人たちばかり。街を歩いていても、たまに見かけるシニアは
ほとんどが日本人ばかり。この国のシニアは果たしてどこにいるのだろう。

今度は、もっと田舎にシニア探しにでかけてみようか、、、なんてことを
本気で考えながら元来た道をモントキアラに戻りました。

では、また。。

Gong Xi Fa Cai、これ中国語で新年明けましておめでとうって、
言う意味でしょうかね。昨日もあちらこちらで目にしました。

さて、KL街歩き雑感その2は、中華新年で賑わう街の雑踏です。

ここKLは言わずと知れた多民族国家なので、人種のるつぼとか
人種のサラダボウルとか言われているそうです。

「るつぼ」と「サラダボウル」の違いは、混じり合っているか
どうかだそうですから、ざっと見たところ米国などと同じで、
大部分はサラダボウル(完全に混じり合っているのではなく、
個々がうまく共存している状態)で一部がるつぼ(完全に混じり
合っている、溶け込んでいる状態)と化していると言う方が、
正しい表現なのかも知れませんね。

他民族同士が混じり合うって、そう簡単なことではないのだと
思いますが、どうすればこのような国が出来上がるのですかね。

地政学的な環境などの諸条件が満足していれば、必然的に
この国のようになるのでしょうか。

とにかく、次第に慣れてはきましたが、この国の人種や民族
そして文化の多様性には驚かされます。

インターナショナルなんて言葉はこの国には不要な気がします。
なんせ、街を歩くすべての人々の顔、肌や髪の色、言葉、匂い、
衣服、食べ物などがことごとく異なっているのですから。

見事な融合としか言い様がありません。
もちろん融合と言っても、無節操に交じり合うということでは
ないようです。互いのIdentityを尊重した共存社会なのです。

前置きが長くなりましたが、今月の中華正月の一連の取扱いも
この国で3割の人口を誇る中華系の方達のIdentityを尊重しての
ことだろうと思います。

と言うことで、中華正月がどのようなものなのか見てみたいと
思い、2月9日、10日と街歩きをしてみました。

先ずやって来たのは中華街です。
9日は中華正月の大晦日だったので、ここに来ればなにかイベント
やってるだろうとの安易な考えでした。

ライオンダンスは、昔、学生時代に横浜中華街で見たことがあって、
随分派手なものだとの記憶がありますが、それをもう一度見たくて
出かけてみたのです。

着きました、ここが中華街入り口です。
夕方、4時です。まだ陽も高く、いやあマジ暑いです。

20130209001.jpg

中に入ると、アーケード商店街のようになっていて、
日差しは遮るものの、今度は人の熱気で、たまらなく暑いです。

でも行けども行けども、イベントらしきものには遭遇しません。
たまらず、開店準備中の屋台のお兄さんに聞いたところ、
ライオンダンス? 
さぁね、きっと朝のうちに終わってるよ、とのこと。
えっ、だって今日は大晦日じゃない? これからなにかないの?
ないない、ここじゃ何もないよ、って。

そりゃそうだよね、通りには見る間に屋台が立ち並び、
とてもイベントやるようなスペースはなさそうだ。

で、しょうがない、セントラルマーケットでも行ってみたらって、
笑いながら言うお兄さんの助言に従い、中華街を出て、
そこから5分ほどの距離にあるセントラルマーケットへ。

20130209000.jpg

炎天下をちょっと歩くと暑くて汗だくになるけど、着きました。
ここがセントラルマーケット入り口です。

でも、マーケット前の広場はがらんとして何にもない。
入り口直ぐのインフォカウンターで、インド系のお姉さんに尋ねた
ところ、ライオンダンス? 朝のうちに終わってます、って。

20130209002.jpg

しょうがないなあって、ぶつぶつ言いながらマーケットの中に。
おっ、涼しい!! ここ、いいじゃん。ん、でもあんまり人いないねえ。
でも、ここ綺麗じゃないか、さっきの中華街は、お世辞にも綺麗とは
言えなかったけど、ここはいい。

ゴミも落ちてないし、匂いもしないし、、、
それに、My Better Halfの好きな民芸品とかの雑貨屋さんがずらり。
それにしても、セントラルマーケットって言うから、生鮮食料品とか
いっぱいあって、上野のアメ横の大晦日をイメージしていた私としては
少々拍子抜けではありましたが、ここはいいと思います。

なにがって、綺麗だし涼しいし、お土産屋さんが無数にあるし、
2階には、マッサージ屋さんやレストランもあって、ここいいかもです。

20130209003.jpg

さて、せっかく出て来たのにイベントなにも見ないで帰るのかと思うと、
悔しいから、せめてうまいワンタンミーでも食べようと、ブキッビンタンの
アロー街へ。そろそろ陽も落ちてちょうどいい頃に到着です。

20130209004.jpg

去年9月にMM2Hの本申請に来た時以来ですが、ここはいつも混んでますね。
ここに来るとなぜかいつも、同世代の作家、沢木耕太郎を思い出します。
深夜特急、バックパッカー、アジアの熱気、いやぁたまらないですね。

そして、躊躇なくワンタンミーとタイガービールを注文したのですが、
出てきたのはワンタンミードライの方。えっ、これオーダーと違うよって、
お兄ちゃんに言ったら困った顔して、どうしようかともじもじしてたので、
んじゃ、いいよって、またまた言ってしまいました。

実はドライの方はあんまり好きでなくて、案の定、連れもぶつぶつ言って
ましたが、こう言う優しさがいつも裏目に出るのですよね。

20130209005.jpg

で、そろそろ帰ろうかとタクシー拾いにブキッビンタン通りに出ました。
おおっ、ここはまさに異文化真っ只中、多民族、多言語オンパレードで、
何色の顔が何語を話していようが、なにも不思議ではありません。

20130209007.jpg

そう言えば、新宿・池袋界隈でも似たような光景を目にしたものですが、
ここは規模が違います。
辺りには世界のバックパッカーに人気のホテルが多いせいなのか、
多種多様な民族が街に溢れ、それは見事に沢木耕太郎の世界なのです。

20130209006.jpg

おっと、信号赤ですよ、なんて言ったって、ここでは誰も言うこと聞きません。
だって、歩行者信号が青になったって車は止まってくれないし、そんなこと
言ってたらいつまで経っても信号渡れないんだから。
でも、飽くまでなんでもOwn Riskでと言うことですよね。

20130209008.jpg

さて、9日の結局大晦日はなにもイベント見れずじまいでしたので、
開けて、10日の中華正月の元日、今度はお昼過ぎに買い物兼ねて、
1(ONE)UTAM SHOPPING MALLに出かけてみました。

このMALL、アジアで4番目に大きいと、なにかに書いてあるのを
読みましたが、果たしてそうなのかどうかは分かりません。
が、たしかにビッグです。

モールと言えば、ここクアラルンプールには多くのMALLがあって、
そのどれもが派手に大きいのです。日本に最近多くできつつある
アウトレットモール、あれぐらいか、あれよりもっと大きいかです。

で、違うのは郊外と言うより街中に多いこと。
そして、なにもかもビッグで雑多。この雑多と言う表現がピタリだと
思うのですが、日本のモールに比べるとなにもかもが雑多で、
いつ行っても人だらけ。

そして、いつも不思議なのは、お昼とか、夕方とか以外の時間でも
レストランやフードコートは超満員なこと。

この国の人達っていっつも食べてるなあと言う印象です。
いつもて食べて飲んでおしゃべりしてて、いつ働くのかなって、
つい日本人的に観察してしまいがちですけど、、、
そう言えば、お昼休み長いんですよね。2時までぐらいは普通かな?

でも、平日の午後の時間帯にMALLのレストランやフードコートが
大勢の人で溢れている光景なんて、日本ではどうなんでしょうか。

まっ、それだけこの国は活気があると言う証左でしょうね。
なので、あれだけ広いMALLに、無数にあるお食事どころ、
これで商売成り立つのだろうかなどと言う心配は無用のようです。

この前、来た時にこのオーバルコートでパフォーマンスやってた
のを思い出し、来て見たのですが、今日はなにもやっていません。

20130210000.jpg

こちらのMALLには一様にところどころに天井まで吹き抜けの大きな
広場があり、○○コートと名前がついてます。

この1UTAMA SHOPPING MALLのオーバルコートは、モール最大のコートで
様々なイベント会場ともなりますが、見てください、コートに俄かに
出現した中華正月を祝う臨時のチャイナタウンです。

20130210001.jpg

今年はGOLDEN STREETと称し、往時の香港の街並みを再現したとのことです。

201302101000.jpg

思ったほどの人混みではなかったですね。
やっぱり、中華系の方たちは皆さん地方に帰っておられるのでしょうか、
そう言えば道路もガラガラで、いつもこうだと良いのにと思いました。
すいすいと楽々運転でしたから。

でも、良く見ると、今日はチャイナドレスのご婦人方が多いですね。

赤や白やピンクのチャイナドレス、しかもスリットのしっかり入った
ドレスを身に纏うご婦人方を見ていると、お似合いの方もいるし、
中には、いやどう見ても似合うとは思えないけど、自分では決して
そう思っていないだろうご婦人方も多くて、ある意味眩しくて、
じっと眺めたり思わず目を逸らしたりしてしまいます。(笑)

20130210002.jpg

しかし、やっぱり2月10日の中華正月元日にもライオンダンスを
観る事ができませんでした。

次回(来年?)はもっと事前研究して絶対逃さないようにしたいと思います。

では今日はこれで。。

追伸:1(ONE)UTAMA MALLの中華新年イベント開催日程が、今日(11日)
  判明しました。
  それによると、明日12日の夕方5時半からオーバルコートで
  アクロバティックなライオンダンスが観られると言うことです。
  是非行ってみたいと思います。いい写真が撮れたらアップします。


追伸2:12日の夕方に行ってきました。
   1UTAMAの会場は溢れんばかりの人混みで、最前列でないと
   ライオンの頭しか見えません。止むを得ず、周囲の顰蹙を
   買いながらも人混みをかき分けて前に出ました。

20130212000.jpg
   
   どうも会場が狭すぎて、ライオン達も十分に動けないようでした。
   でも、出演はワールド(?)チャンピオンの人達だそうで、静止画では
   そのアクロバティックな動きが見えないのですが、なかなかでした。

201302121000.jpg

   日本の獅子舞と比較してしまいますが、これは余程訓練しないと
   できないですよね。ただの踊りじゃないですからね。
   飛んだり跳ねたりどころか、なんと、宙返りみたいなモーション
   もあって、観衆を沸かせてくれます。

20130212001.jpg

   最後は下に降りて来て、皆さんからアンパオ(ご祝儀)いっぱいもらってました。
  
20130212002.jpg

   こんな光景、日本の獅子舞でも見ますが、
   似ているようでもいろいろ違いがあって面白いですね。
   ルーツが同じでも時を経て様々に進化したんですね。
今回は、久方振りにMM2H以外のカテゴリーでの記事です。

と言っても、マレーシアからの記事は全部MM2Hに関係してるだろうって、
突っ込まれると反論できないのですが、そこは私の気分次第ということで、
まあ大目に見ていただきたいと思います。

さて、昨日はKL日本人会の新年会に行ってきました。

先日、日本人会の入会手続きに行ったときに掲示板の案内やちらしを見て、
面白そうだから来てみようと思っていたのです。

同じコンドの別棟に住んでおられる北海道出身のIWさんご夫妻とともに、
無料のシャトルバスを利用して、ミッドバリー経由で「徒歩で」行きました。

この「徒歩で」には、実は秘密の魂胆があるのです。

えっ?分かりますか?なんで分かっちゃうんですか?

そうです、聡明なお方は既に察しがついておられるかも知れませんが、
新年会とくれば「鏡開き」、鏡開きとくれば「振舞い酒」じゃないですか。

当地に来てから1ヶ月超、早くも日本酒難民と化した自分がこれほど
卑しく浅ましいとは、なんと情けない、とちょっとだけは思うのですが、
背に腹は変えられないです。

会場に近づくに連れ、汗とともに涎も出てきました。

ようやく会場に到着しました。
ミッドバリーからここまで結構な坂道でしたので、先ずは一休みです。

夕方とは言え、まだまだ陽は高く、屋外駐車場がメイン会場とあっては
少し歩きまわると汗が噴き出てくるほど暑く、これじゃ新年会と言うより
まるで夏祭りです。

20130112000.jpg 

まだそれほどの人混みではありません。早速屋台を巡ります。
大好物のイカ焼です。でもちょっと値段が・・・

20130112001.jpg

おおっ、フランクソーセージだぞって、IW氏、早速頬張ってましたが、
味はいまいちだそうです。
後で私も食べてみましたが、日本で売ってるものの方が、これよりも
ずっと美味いと私も思いました。

20130112002.jpg

暑いから、こういうものは売れますよね。
日本のまつり屋台だと、こういう、いわゆる水ものは当日の天候や気温が
売れ行きを左右する訳で、気を揉むんですけどすけど、こっちは年中暑いから、
全然心配しなくて良くて楽ですよね。

20130112003.jpg

ちょっと南国らしい盛り付けかなと思います。
RM8のトロピカルフルーツ満載のカキ氷を食べてみましたけど、
やっぱり味はいまいちでした。(ごめん、私の味覚がいい加減なのかも)

20130112004.jpg

おおーっ、ついに日本酒発見、しかも、冷えた純米吟醸酒などなど。
鏡開きはまだのようだし、どうしようか、でも値段見てびっくりです。

20130112005.jpg

そうなんですよ、こっちでも日本酒売ってないわけじゃないんだけど、
問題は値段なんですよ。日本で買うより2倍も3倍もするから、いつも、
酒瓶を手にとり、財布と相談しては即却下され、結果、日本酒難民と
化す訳なんですよ。

20130112006.jpg

でも、今日は、おまつりです。少しぐらい贅沢してもいいだろう、
といつもながら自分に甘く判断し、ついに買っちゃいました。

そして、早速味見。くーっ、効くーっ!! 美味っ!! 
舌が踊り喜び、喉がびっくりして、最後に胃が震えました。(これはウソです。)

大枚はたいて買ったのだから、大事に飲もうとチビリチビリ初めていると、
なんと、ステージでは鏡開きが始まりました。

そして振舞い酒と、まさに期待通りの展開です。
買ってきたお酒を慌ててしまい、人混みを掻き分け、振舞い酒まっしぐらです。

でも、ちっちゃな紙コップに少しだけ。。。ええーっこれだけ?と、もちろん
口には出しませんでしたが、恐らく顔には出てたと思います。

だけど、テーブルに帰ってくると、そこには紙コップがズラリ。
そう、お酒を飲まないIWさんご夫妻も含めて、振舞い酒を私のために
貰って来てくれたのだそうです。

卑しいぞ、浅ましいぞと諌める自分と、なんとありがたい、嬉しいことかと
喜ぶ二人の自分がいて、結局、後者に前者が圧倒されて、次第に酔いが
すすむ至福のひとときでした。

ステージではマレーダンスのご婦人方が舞い踊るうち、陽も翳って来て、
少しは涼しくなったような気もします。

20130112007.jpg

会場から北西に見えるミッドバリーシティにも灯がともり、
次第に夜は更けゆくのでした。

20130112009.jpg

陽もすっかり落ちて、会場は益々賑やかになってきました。
当然ですが、周りは日本人だらけで、まるでここはニッポンです。

20130112010.jpg

20130112012.jpg

いつのまにか、周りはすっかり暗くなり、ミッドバリーのビル群の灯りも
輝きを増してきました。

20130112011.jpg

いやぁ、久しぶりの日本酒ですっかり酔ってしまいました。
でも、やっぱり日本酒っていいですね。私はもちろんビールもウィスキーも
何でも来いなのですが、やっぱり日本酒がいちばんですね。

先述のとおり当地では日本酒は高価です。お財布にちっとも優しくないので、
とても買えません。ではどうすれば良いか、当然の帰結ですが、自前で造る、
これっきゃないですよ。

醸造専用冷蔵庫(コンド備え付けの冷蔵庫)も準備したし、技術はOK(?)だし、
あとは原材料の米と米麹と水を準備すれば良い、と言うは易いが、実際には
難しい問題もあるのではと現在調査確認中です。

いつの日か、このことについても詳しく綴りたいと考えています。
今日は、これで。。