昨日10月17日、ここマレーシアのRice Bowl(米作地帯)と評判のSekinchanに行ってきました。

KLからはおよそ100Kmほど北に位置する西海岸沿いの地域なのですが、予想以上に美しい田園地帯で、久々に故郷山形の庄内平野を想い出しちょっと切ない気持ちにもなりました。

また、このSekinchanには漁港もあって、水揚げ時には直接買い付けもできるというので、私の興味はつきないのですが、今日はそのSekinchanの話ではなく、ガーミンカーナビゲーションの使い方のお話をしてみたいと思います。(Sekinchanについては後日あらためて取り上げる予定です。)

以前、このガーミンカーナビの使い方について、その大まかな手順や使い勝手に関する私見を綴りました。

そうしたところ、このマレーシア在住の多くの日本人ドライバーの方から、関連のお問合せやお礼のお言葉などをいただきました。やはり、このマレーシアではナビが欠かせないと感じておられる方が多く、そしてその多くの方がガーミンナビユーザーであることが分かりましたので、今回も、既にご存知の方には言わずもがなでしょうが、敢えて記しておきたいと思います。


実は昨日、仲間同士で車1台に相乗りをしSekinchanまでちょっと遠出をしたわけですが、その往路、道を大きく間違えてしまいました。原因は、ガーミンナビへの目的地座標入力間違いだったのですが、同乗していた私やその他の者も、そのことにまったく気がつかず、気付いたときには真の目的地からは遥か遠くにそれてしまっていました。

結果、カーナビを再探索して目的地へのショートカットルートを通ったのですが、それが山間の狭隘な未舗装路で、途中、猿が道路わきで遊んでいたり、何度も前方を横断するのを見たりして少々アドベンチャラスな体験をしました。(笑)

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それはそれで良かったのかも知れませんが、結果として倍ぐらいの距離を走り、大きくタイムロスした訳ですので、あらためてこの件を振り返ってみると、①ガーミンナビへの座標値入力間違い ②ガーミンナビの3D画面使用 が原因だったようです。

このうち、②については、以前もその使用上の注意点などを書きましたが、3D画面のみでは全般の位置関係が見えないことが欠点です。なので、これを補う意味で、時々は3D画面上の任意の位置をタップして、2D画面に一時的に変更した後、地図を大きくして全体的な位置関係を確認することが必要です。

昨日はこれを怠っていました。したがって、ドライバーを含め、同乗者全員が3D画面と外の景色を眺めながら、間違いにはまったく気付かなかったのです。実はこれ、日本では考えられないことですが、道路標識上の地名などにまったく馴染みのない当地の未知のエリアにおいては、よくあることだと思います。

ナビのガイダンスに、3D画面を使用している場合は十分に注意しましょう。

次に、間違いの直接原因である座標値入力についてです。

この座標値については、昨日の私の仲間たちと同じように、正しく認識(理解)されていない方が、まだ大勢いらっしゃるのではないか(ごめんなさい、私たち団塊ジュネレーションを指しています。)と思いますので、詳しく説明したいと思います。

ガーミンナビを車にセットして使っておられる方のほとんどは、PCやスマホで事前に目的地の座標値を取得し、それをガーミンナビに入力して使っておられることとと思います。もちろん、地名や住所、電話番号あるいは種々のランドマーク名など、あらかじめデータとしてナビに取り込まれているもの以外はと言う意味です。

座標値を取得する手段(マップ)も様々あると思いますが、最近ではGoogle Mapを使っておられる方が多いのではないでしょうか。このGoogle Mapは実に便利なので私も専らこれです。

これがそのGoogle Mapですが、目的地(ある特定地点)などのピンポイントデータは、該当する任意の地点上の右クリックメニューから「この場所について」をクリックすると、左上の窓内に座標値が現れます。この数値が座標値です。

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上の地図の赤線で囲っているのが座標値です。

この「3.201191,101.630723」と言う数字は、実は北緯3.201191度、東経101.630723度を意味しています。
そうなんです、Google Mapの座標の小数点以下は10進法による度数表示なのです。ところがこれを度分表示とConfuseしておられる方がいらっしゃるようです。(ごめんなさい、私たち団塊ジェネレーションに限った話です)

一方、数値を入力する側のガーミンナビを見てみると、こうです。

最初の「Where to?」の画面です。

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次の探索メニュー画面です。

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左にある「下がる矢印」を2度タップするとこの画面になります。

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そしてこれが「Coordinates」、即ち座標値入力画面です。

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これ、良く見て下さい。そうです、「ddd°mm.mmm′(度分)」となっています。ガーミンナビはこれがデフォルト(初期設定)されているようなのです。つまり、ナビの設定を変えない限り、「度」と「分」を入力しなければならないのです。なお、「分」は小数点3桁まで入ります。

このことは、Google Mapの座標値は「度」のみの数値ですから、それを「度分」に(60進法に)変換しないといけないと言うことです。

変換しないままムリに数値を入れようとしても、60分以上の数字は入力できないうえ、とんでもない間違い入力となってしまいます。

それでも、こうして事前に画面の地図を拡大して、全体の位置関係などを確認すれば間違いに容易に気付くわけですが、昨日の私たちと同じように、それすら端折って、間違いに気がつかずに出発してしまう可能性もあると言うことです。(私たち団塊ジェネレーションぐらいだと思いますが・・・)

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私自身は、実は今まで、このことにはとっくに気付いていましたが、ナビの設定を変える方法を探そうともせず、漫然と手計算でgoogle mapの座標値を「度分」に変換して入力していました。

しかし、昨日の一件があって、帰宅後、カーナビ画面と睨めっこしていましたが、簡単に設定変更方法がみつかりましたので、早速それをお知らせしようと思った訳です。(既知の方は笑って無視してやって下さい。)

座標入力画面の左側にあるメニューボタンを押すと、フォーマット変更画面が開きます。
これがそれです。

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この画面の「Format」をタップすると、次の画面が現れます。
デフォルトでは真ん中にチェックが入っていますが、それを一番上にチェックを入れ替えて「Save」すると先ほどの座標値入力画面に切り替わります。

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これが座標値入力画面ですが、お分かりでしょうか、オール「度」表示に変更されています。
これで、google mapの座標値を変換することなくそのまま入力すれば良くなりました。

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入力後、念のために地図を拡大して確認してみますが、間違いなく正しい位置が入力されています。これで安心です。年々歳々、脳細胞減少症にお悩みのアナタ、ひとつでも間違いを減らすため、早速ガーミンナビの設定を変更してみませんか。

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さて、近年ITの進歩は益々速くなり、Google Mapなども飛躍的に便利になりました。

特にGoogle Mapは、早くからカーナビゲーションなどとの連携を拡充していて、もちろんガーミンナビもその対象であるわけです。米国のほか、欧州各国や日本などではGoogle Mapの座標データをUSBケーブルを通じて直接ガーミンナビに送信できる機能が既に整備されているのですが、残念ながらここマレーシアではまだのようです。したがって、マレーシア在住の私たちは、今後しばらくの間は上述した方法でマニュアルインプットしなければならないのだと思います。

なぜまだできないのか、東南アジアにまでGoogle Mapの機能が拡充されるのはいつかなどは明らかにはなっていませんが、一日も速くそのあたりの整備をお願いしたいものです。

以上、今日はガーミンカーナビの使い方第2弾をお届けいたしました。

今後もこうして気がついたことなどを綴っていくつもりですが、もし記述内容などの誤りにお気づきの場合は、お気軽にご指摘いただきたければ幸甚です。

では、また。。


追記:
ガーミンナビの件ですが、その後何人かの方から教えていただいたのですが、座標入力フォーマットが最初から「オール度数(h ddd.ddddd°)」となっているナビもあるそうです。

いずれにしても、今まで座標入力してなにかがおかしいとか、どうも思ったところと違う場所に行ってしまうとか、不審に思われた方は先ず最初にこの座標入力フォーマットを確認すべきと思います。(2013.10.19)

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ブログを続けるに当たって、普段のマレーシアの日常生活で
気付いたことの中から、他の方があまり書かれていないような
お役立ち情報を、取り上げて行きたいと考えているのですが、
テーマによってはその準備や確認にかなりの時間がかかる場合も
ありなかなか思うようには行きません。

今日のテーマは、カーナビの使い勝手に関する私の感想と、
使い方のコツについてなのですが、内容が他の誰かの受け売りで
あったり、使い方を知り尽くしてもいないのに、使い勝手を述べたり
使い方のコツなどと知ったかぶりをしてはいけないと思いましたので、
今まで約4ヶ月半、ほぼ毎日、十分に使いこんできました。

余談ですが、私は若い時から新しもの好きで、カーナビについても
世に出始めた直後に大枚叩いて車に装備し、得意満面だったことを
懐かしく思い出しますが、あれからもう30年にもなるのですね。

以来、国産トップブランドのカーナビを使い続けて、今に至って
いますので、カーナビのエンドユーザーとしては少しは薀蓄を語れる
部類かなと自負しています。

そんな私ですが、当地では米国製のガーミンナビを使用しています。

ここマレーシアでは、GARMIN(米国)、PAPAGO(台湾?)、GOGOPAL(シンガポール)、
TomTom(蘭)、Holux(台湾)、Gophers(マレーシア)製のカーナビを購入して
使用することができます。

また、これは未確認情報ですが、最近の日本製のカーナビには、
ここマレーシアのマップデータを入れて使用することができるものもある、
とのことです。(真偽は不明です)

私の場合は、車の輸入手続きをお願いしたSTEP1.Malaysia.comの中村さんに、
カーナビの購入もお願いし、その結果がGARMIN nuvi 2565LMだったと言うことです。

これが愛用のGARMIN nuvi 2565LMのメインメニューです。

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最初に、今日のテーマの使い勝手の感想を述べてしまいますが、
このガーミンナビは、Very Good、非常に良い、です。

今ではこのガーミンナビは私の右腕で、これさえあれば怖いものなしです。
もちろん、これにばかり頼り切るのもいかがなものかとも思いますので、
少しずつlearn by heartしているつもりですが、なにしろ当地の道路の
複雑なこと、それはそれは半端じゃないのです。

まるで迷路のような(いつかも使用したフレーズですね)道路ですので、
今のところガーミンナビさまさまです。

とにかくこのガーミンナビには大満足しています。
もちろん私はこちらで他の機種を試用したことがありませんので、
多機種との優劣の比較を語ることはできません。

ですが、日本で使用した日本製高機能カーナビとの比較はできる訳で、
カーナビゲーション機能に限って言えば、特に遜色はないと思います。

ただマップの精度や情報量の点からみると、やはりハンディナビですので、
日本のHD搭載マップと比較するとかなり見劣りします。

さらには、ジャイロや車の駆動走行装置からの情報はありませんので、
位置の特定はGPS情報のみですが、これもハンディですので止むを得ません。

なお、この件は当地で販売されている他の機種についても同様かと思います。

以下、このナビの使い勝手や使用する際のコツなどを綴ってみます。

先ずメインメニューのToolsを開いてみましょう。
Toolsのメニュー画面です。

20130503006.jpg

次にSettingsです。

このメニューのLanguageで使用言語の設定ができます。
もちろん、日本語での音声案内や文字に設定することもできます。

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私は、英語案内のストリート名つきやストリート名なし、そして日本語案内
などを実際にしばらく使ってみましたが、結論としては、American Englishで
ストリート名なしの方が使い易い気がします。

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なぜならば、日本語案内は英語案内よりも情報量が少なく、そして時々、
咄嗟には意味が分からない案内も実際にあったりしたので、英語案内の方が
betterかなと思っているのです。

特にここクアラルンプールの複雑に入り組んだ立体交差や隣接した多くの
分岐路などでは、合流した直後に分岐するなんてのもざらにありますので、
瞬時の判断が必要なのですが、判断を躊躇しているうちに通り過ごしてしまい、
戻ってくるのに数キロもの無駄な走りを強いられてしまうこともあるのです。

他の方のブログには、日本語案内は楽だと書かれている方もおられますが、
英語案内でも慣れてしまえば楽に聞き取れますし、なにより指示が明確です。

例えば、このナビの英語案内では、たびたび「Bear the right/left」との
指示があります。この意味は、右/左に寄って下さい、が正しいのですが、
ナビの日本語案内は「斜め右/左です」と言うのです。

参考までに、「Keep Right/left」の日本語案内は「車線は右/左です」で、
「Exit Right/Left」の日本語案内は「出入り口は右/左です」となっています。

めったに分岐や合流のない道路であれば、さほどの問題はないのでしょうが、
当地のように複雑怪奇に絡み合っているような道路を走る場合は、ちょっと
問題です。

もちろんそれを聞いた人がなんと理解するかによるのですが、ドライバーは
常に前方や側方に現れては過ぎ去るいろいろな分岐や出口を目で追いながら
案内を瞬時に理解して、直ちに運転操作に繋げなくてはならないのです。

「斜め右です」と言われて咄嗟に斜め右の分岐に乗ってしまったことも
何度かあって、それ以降、私は英語案内にしています。

次に、このガーミンナビにもシミュレーションモード機能が付いていて、
初めての場所に行く時など、ルートや通過地点などを事前にイメージする
ことができ大変便利です。

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しかしながら、このシミュレーションモードをを解除し忘れたまま、
実際のナビゲーションを開始しようとするとちょっと問題なのです。

その場合はナビ開始の自己位置がシミュレーションモードの到着地のままと
なっているため、ちょっとまごまごしたり、ようやくそのことに気付いても
なかなか衛星による位置情報が得られなかったりで慌てることになるのです。

時間に余裕がある時などは、発進する前に気付いて修正するのですが、
急いでいて、セットと同時に発進し、直ぐ流れに乗ってしまった時などは、
なかなか停まれないし、実際大変な思いをするのです。

なので、出発前のGPSモード確認、簡単なことですが忘れずにやりましょう。

それと、シミュレーションを連続する場合の自己位置の戻し方ですが、
一度GPSをONにして、自己位置をホームに戻した後に再度OFFにすれば良いのです。

次に、これが私が今回一番お奨めしたいことなのですが、
MAP VIEWのセットの仕方です。

ToolsメニューからSettingsに進み、Navigationを開きます。
Navigationメニューです。

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そしてAutomobileメニューからMap Viewを選択します。

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するとTrackUpとNorthUp、そして3-Dの選択画面が開きます。

ここで何を選択すれば良いかです。
私が日本に居たときはいつもTrack Upでした。

しかし、ナビの画面が小さい(5インチ)こともあり、ちょっと見難くて
使い辛いのです。

そこで3-Dにして使用してみました。結局、これが一番見易く使い易ことが
わかりました。

20130503017.jpg

でもこの3-D画面は今どの方角にすすんでいるのか、全体的な位置関係は
どうなのか、直ぐにはぴんとこないのです。

そこでいろいろ試してみました。
その結果、3-Dの欠点カバー方法が直ぐ見つかりました。

それは、ナビのほとんどを3-D画面にしておきながら、東西南北の方角を
イメージする場合や、目的地までの全体的な位置関係を知りたい場合には
3-D画面の任意の地点をタップするのです。

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すると瞬時にNorth Up画面に切り替わります。

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なので、そこで必要情報確認後に、また戻る矢印をタップして、
3-D画面に戻れば良いのです。

夜間の3-Dナビ画面です。

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画面をタップして切り替えた2-DのNorth Up画面です。

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方角など確認後、戻る矢印をタップして3-Dナビ画面に戻りました。

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今度は進行方向の立体交差と方角確認のため、North Upに切り替えました。

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とまぁ、このような感じですが、いかがでしょうか。

最後に、AutomobileのnuRouteのCalculation Modeですが、

20130503019.jpg

ここはPrompted(ルート選択)が良いのではないでしょうか。

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そうすることにより、目的地設定時に最短時間ルートか、最短距離ルートか、
最安ルートかを選択できるのです。

ただし、使ってみての感想ですが、なぜか上記3本のルートのほとんどが
同一ルート、つまり選択のチャンスはあまりないのが普通です。

つまりReroute機能が貧弱といえるのかも知れません。
この点だけがこのガーミンナビの使い勝手のNegativeなところです。

しかし、この点を除けばほとんどハナマルです。
実は、私の登山用のハンディGPSもガーミン社製なのですが、
このカーナビの3倍ほどの価格でした。

なので、コストパフォーマンスからみても合格点は十分にクリアしています。

もちろんマップやソフトウェアのUpdateは永久無料(ユーザー登録要)ですし、
メーカーサポートもVery Goodと感じています。

以上、今日はGARMIN nuvi 2565LMの使い勝手と使い方のコツなどについて、
私自身の感想と意見を綴りました。

ガーミンナビの特定機種に限った情報かとは思いますか、ガーミン社製の
カーナビであれば共通点も多いと思います。

あくまでも参考情報として軽く流していただければと思います。ではまた。。