もう何度も書いていますが、この国の国教はイスラム教です。
だから、毎朝6時になると近くのモスクからお祈りの音が聞こえてきます。

私は元来無宗教、いや仏教徒や神道の崇敬者と言われても否定はしませんが、
あまり興味がないと言うのが正直なところです。(ごめんなさい、私の友達には
立派な大和尚もいるし、日本から新しく購入し持参した小型仏壇の中の父母や
ご先祖様に毎朝お線香を上げ、お祈りだけは欠かさずしていますので、
あなたの宗教はなに?と問われたら、仏教と応えるべきかも知れません。)

なので、イスラム教やキリスト教あるいはヒンドゥ教と言われても、
はっきり言って今はさほどの興味はありません。

でも、日本ではあんまり見かけないムスリムの方たちの被り物、いや被り物を
しているムスリム女性たちのなんと多いことか。

もっとも人口の6割以上がムスリムと言うマレーシアにあっては、この光景は
極く当たり前のことなので、誰も驚いたり不思議に思ったりはしないのですが、
私はやはり、こちらに来た当初は、この被り物の女性たちを見るたびに、
異国にきたなぁと感じていたものです。

でも最近では、周りがみんな被り物をしたムスリムの女性たちであっても
まったく違和感を憶えないほどに慣れ親しみを感じるようになりました。

そして、最近、街を歩いているとハッとするほどきれいなムスリム女性と
すれ違うことも良くあって、眼が悪い(老眼)筈なのになんで女性がきれいとか
可愛いとか、そう言うことだけは分かるのだろうかと、My Better Halfに
いつも嫌味を言われています。

これは拾いものですが、こんな方もときどきは見かけます! これホント。(笑)

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これも拾いものですけど、こうなるとこれは被り物と言うより素敵なファッションですね。

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で、今日は何を言いたいのかと言うと、この被り物、英語で言うとHead Scarf、
こちらの言葉(アラビア語が語源)で言うと、Hijab(ヒジャブ)のことについて
なるほどなぁ思うWeb Siteに遭遇しましたので、その内容を紹介したいのです。

あの被り物なんて言うんだっけ、っていつも日本人同士の会話で話題になりますが、
あれ一般的にはヒジャブと言うのだそうです。いや、もっといろいろな言い方が
あって、厳密に言えば国や地方によっても異なるのだそうですが、今日はとにかく
このヒジャブについてなのです。

ヒジャブとは、あの被り物のことだと思っていたら、こんな分かり易いサイトに
巡りあい、ちょっと違うのだということなど、いろいろ勉強できました。

みなさんご存知の方もいらっしゃるのかも知れませんが、ご参考までに
このサイトのアニメ解説を不肖私の訳文付きでアップしてみたいと思います。

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「親愛なるお友達のみなさんやなんでも知りたがりの皆様に平和が訪れますように。」
「誰(バカでも)にも分かるヒジャブ理解のための簡単ガイドへようこそ!!」
                              【訳:ブログ筆者(以下同じ)】

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「大勢のムスリム(イスラム教信者)以外の方、またはムスリムの方の中にも、
ヒジャブはムスリム女性がその頭を覆うために身につける伝統的な布片であると
考えている方がいらっしゃいます。」

「でも、実際にはヒジャブにはそれ以上の意味合いがあるのです。」

「第一に、ヒジャブは、(訳者註:男性に)あまりじろじろ見られずに済むし、
 (男性が)目線やハートで罪を犯すことを回避してくれています。」

「(ヒジャブと言うのは)個人の道徳的な行い、態度や意思、そして衣服をも
含むものなのです。」(訳者註:包括的な概念と言う意味。)

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「男性と女性の身体は違います。なので、男性と女性には異なるヒジャブがあるのです。」

「男性は最小限へそから膝までを覆い隠すべきだし、
女性は、顔と手(手首から先)を除く全ての身体を覆い隠さなければいけないのです。」

「男性と女性で衣服のルールが違うのは、なぜなら女性は男性ほど異性に色目を
使うことはないからです。」(笑)

「もちろん、ヒジャブは24時間365日身に纏うものではありません。」
「男性も女性も外出する際や特定の方にお目にかかる時に身に着けるものなのです。」

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「衣服は体の線が出ないようにゆったりとしていなければいけないし、
透けて体形が見えるようなものもいけません。」

「あまり魅惑的でもいけないし、また異性のような格好もいけません。」

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「みなさんはヒジャブを身に纏う女性に、夏は暑いでしょう? と尋ねたいでしょう。」
「正直言って、時々はそうですね。でもミニススカートで外出する女性だってそうでしょう?」

「誰も、暑い中でウールや皮のヒジャブを身に纏いなさいとは言っていません。」

「かしこい女性たちは、一枚布で軽くて、それでいてシースルーではなくて、
通気性が良い素材のヒジャブを身に纏っています。それはまた、酷い公害や紫外線から
身体を保護するのです。」

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「みなさんはまたこんなことも尋ねるのかも知れません。ヒジャブは
女性の(家事などの)日常生活上の邪魔にはならないか、と言うことです。

「でも正直、これはまったくそんなことはありません。」

「もし、長いヒジャブが女性の仕事の妨げになるならば、裾を引きずらないような
違う形のヒジャブを着ることもできるし、もしそれが女性の慎みを失わないものであれば、
女性が動き易いようなゆったりとしたズボンを穿いたり、長袖のシャツを着ることも
できるのです。」

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「では、二人の女性が一緒に買い物に出かけた時のことを考えてみましょう。」
「一人の女性はミニスカードで頭も髪もだしてます。もう片方の女性はヒジャブ姿です。」
「果たして周りの人は彼女たちをどのように見るでしょうか。」
「果たしてどちらの女性が敬われ、どちらの女性が(性的に)からかわれ易いでしょうか?」

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「ヒジャブによって、街を歩くすべての危険な人たち(男性)にあなたの美しさを
見られてしまうよりも、見てくれる人をあなた自身が選ぶことができると言う
自由を持つことができるのです。」

「もしもあなたが何かに成功した場合、人々は、それはあなたの行動と知性によるもの
 であって、けっしてミニスカートの短さによるものではないと知るのです。」

「(外見の)美しさはいつかは萎んでしまうもの。しかし、ヒジャブによって、
人々は、外見の美しさを妨げることなく、内面的な美しさを愛することを学ぶのです。」

「なにか質問はありますか?」

「はい、あります。ヒジャブって女性抑圧の象徴ではないですか?」

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「それはまったく逆です。ヒジャブは女性が慎み深さを保ち、人間としての尊敬を
得るための女性の権利なのです。」

「ヒジャブを纏うある女性は、私がこのヒジャブを身に纏っているのは、あなたたちに
私と言う人間を見てもらいたいからであって、私がそれを許してもいないのに私の髪や
身体を(じろじろ)見てもらいたくはないからなのだと、世界に訴えています。」

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「じゃ、こちらからあなたに質問します。」

「もし女性には、公衆の面前に半裸(に近い)の格好で出る権利があると言うなら、
では、なぜ女性には公衆の面前で(身体を)覆い隠す権利がないと言えるのでしょうか?」

「彼女自身が慎み深くありたいと願っているのに、それを抑圧と見なされて
しまうのはなぜなのでしょう。」

Fullwhitemoon hijab anime
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以上、いかがでしたでしょうか。

追伸:明日から日本に一時帰国してきます。KLIAからMAS便です。

なのでKLIA2の進捗状況なども写真に撮ってきたいと考えています。
マレーシアに帰って来てから、ゆっくり整理してブログにアップします。

では、また。。
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