みなさん、こんにちは。実は前回ブログにアップした例の悪質業者とのバトルの件(ブログタイトルをバトルリポートに変えました)は、案の定あれで終わりではありませんでした。

4月11日夜まで待っても、やはり入金確認はできずじまいでした。あいつは、警察官がかけた電話でこの私に、これからすぐ銀行に行ってbank in(入金)するからと約束したのに、なんと言うことでしょう、またもやcheating(騙し)です。

こうなると怒りを通り越して悲しくなってきます。

人間って、こうも平気でウソをつける動物なのでしょうか。平気で約束を破り、良心の呵責も何もないのでしょうか。

私は、これは決して○○人だからとは思いたくありませんが、今まで永いこと日本に暮らしてきて、こんなトンデモナイ奴には遭遇したことがなかったので、巷で言われているようにこれはやっぱり大陸DNAの為せる業なのかと考えてしまいます。

まぁでもその日は土曜日だったので、週明けの月曜までイライラしながら待ちました。

そして月曜日です。お昼になってもやっぱり入金されていません。がっかりです。

多分また着信拒否されるだろうなと思い期待しないで、いつもの番号をコールしたところ、意外や意外、直ぐに繋がり例のあの不機嫌な声です。私は、またもや電話口で大きな声を出さざるを得ませんでしたが、おい、おまえ、入金の約束はどうなったのだ?と言うと、あいつは、おい、よく聞けよ、なんの問題もない、慌てずに待て、と言うではありませんか。

なに?どういう意味だ?支払いはしたのか?いつだ?いつ入金したのか?と問うと、11日の午後だ、と言います。

なに、11日午後に入金しただと?おい、本当だな?さっき銀行口座をチェックしたがまだ入金されてなかったぞ、と言うと、当然直ぐには着かないだろう。慌てるなよ、などと言います。

おい、念のために確認するが、入金した口座番号を言ってみろ、と言うと、確かに私の口座番号を言います。そうか、入金したんだな、じゃいましばらく待つことにする、と言って電話を切りましたが、まさかこれまでウソだとは夢にも思いませんでした。

月曜日1日、そして翌火曜日の午後まで待ってもやっぱり入金確認ができません。

まさかあいつ、11日に入金しただのと言ってたが、これも騙しか、なんと言うやつだろう・・・・・・

まさに開いた口が塞がらないというか絶句なのですが、そうか、入金したと聞いたとき、どこの銀行で入金したかとか、ネットバンキングなのかカウンターバンキングなのかとか、トランザクションナンバー(取引番号)とか、なにも確かめなかったオレも大甘だったな、と反省しきりです。

私も普段いろいろ予定があって決して暇ではないのに、こんなやつのためにくだらない時間をいっぱい費やして、しかも精神衛生には最悪のストレスを腹いっぱい溜めていると思うと、益々腹がたつやら悔しいやらでぶち切れそうです。

もう勘弁ならん、絶対に許さん、と意を決して電話したところ、なんと今度はblocking(着信拒否)です。

よし分かった、よおし、おまえがそう言う態度ならもう一度警察に行こう。あいつのフェイスブックに、オレは心底怒っている、もう絶対に許さん、今からまた警察に行くからな、とコメントを送信し、またまたスリハタマス警察署に行ってきました。

↓スリハタマス警察署です。

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塀の中のあの青い建物です。二度目なのでもう勝手も分かります。受付で事情を説明し、中に入ると、男性と女性のおまわりさんが二人、カウンターに座っています。

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なんの用ですか、と尋ねられたので、事情を説明し、先週金曜日に入力したポリスリポートのゲラが残っているはずだが、と言って、PC検索してもらったのですが、見当たらないと言う。

なんてことだ、やっぱりこっちの警察は当てにならないのかと思いながら、じゃまた最初からやり直しですか、と言うと、ちょっと待って、これはCivil Caseなのでポリスリポートを出したからと言ってあなたのお金が取り返せる保証はありませんよ、私の上司がどのように判断するかにも拠るけど、こう言うことは普通警察ではなくて、弁護士とかに相談するものでしょう、などと言います。

さらに、普通は300リンギぐらいでポリスリポートは出しませんよ、もっとたくさんの金額ならばいいけど、、、、などと私に暗にポリスリポートの提出を思い止めさせるような発言です。

私が、と言うことは、これぐらいの被害金額ではポリスリポートは受け付けないと言うことですか、と気色ばって尋ねると、いやどうしても出したいということなら出してもいいのだが、と年の頃40代の男性おまわりさんです。

金額の多寡ではなくて、客を騙す卑怯な業者は許せないのだと力説し、しかしこのようなことはこの国では普通にあることなのかと尋ねてみたら、あっさり、フツーですよ、とのシンプルな答え。まったく気が抜けるというか、力が入りませんよね。こんなんじゃあ、政府目標の2020年までの先進国入りなど絶対無理、100年早いワと思ってしまいます。

でもいいですよ、出して下さい。それでは被害の概要をこの欄に入力して下さいね、と言うのでまたまたタイピング作業です。この前苦労して打ったものがあれば楽なのにと不満に感じつつ、ひたすら入力し、ようやく打ち終えると、今度はおまわりさんがそれを読みながら私にヒアリングです。

私が微に入り細に入りことの顛末を説明し出すと、ようやくこの男女二人のおまわりさん、真剣に聞く気になったようです。

途中、パスポート記載の私の年齢を指し、本当にこの齢なのか、見た目は40代だぞ、などと持ち上げられていい気になる私です。さらになにかスポーツやってる?って聞くから、若い時はなんでもやったけど今は齢だからと答えると、いい身体してるなぁ、なんて煽てるもんだから、止せばいいのに直ぐその気になって、若い頃のいろんな自慢話などしてしまう私です。

今、なに仕事してんの?って言うから、なんにもしてないよ、年金生活者だからって言うと、年金いくら貰ってるの?と来た。5000(リンギ)も貰ってんのかい、って聞くから、どう答えようかちょっと迷ったけど、いや、7、8000ぐらいかなーなんて、テキトーに答えると、二人して驚いた顔をして、えーっ、そんなにぃ?

この国のガバメントペンション(政府年金)って、もっとずっと少なくて雀の涙ほどだってことローカルの知人から聞いたことがあるので、こんなことあんまり言っちゃいけないかなとも思ったけど、だって、5000だなんて言ったら、そのうち毎月の賃貸料が3000もあるんだからどうやって生活できるんだよってことになるし、だからちょっと考えてテキトーな金額言ったんですけどね。

書きながら思い出しましたけど、最近、新聞で読みました。この国の老後生活に必要な資金はいくらか試算してみたって。だけど、計算の前提となる月々の生活費が一人800(リンギ)なんですよ。それぐらいなんですよね。ちょっと我々日本人の生活や収入レベルからすると驚きですが、いくらこの国の経済発展が目覚しいと言われていてもまだまだそのぐらいのレベルなんですよね。(それでもこの国の7から8割の人がその老後資金の蓄えがないのだそうです。生涯、ガバメントペンションを支給される公務員やおまわりさん、軍人などは、なんにも手当てのない民間人に比べればずっと恵まれてるらしいのですけど、ペンションと言っても極々僅かです。そんな彼らの前で我々の年金額など軽がるに口にすべきではないですね。ちょっと反省しています。)

彼ら二人、随分羨ましそうな顔してましたね。お陰で、そんなら300ぐらいなんだっつうのって言われそうな雰囲気になったから、金額じゃないんだよね、こういうことって絶対に許せないんだよ、、なんて何度も独りごと言ったりしてました。。

さて、ようやくポリスリポート↓の完成です。

police report 2015041402
拡大

2枚綴りの2枚目に担当警察官と私が署名しました。提出(告訴)者である私が控え一部を保持し、原本はスリハタマス警察が保管するが、今後地区本部のBalai PolisTravers(トラバース警察署)にて所管するとの説明を受けました。

これでポリスリポートの完成です。ステートメントも手に入ったし、これを携えて消費者相談センター(Consumer Claims Tribunal Malaysia)にも堂々と行ける態勢は整ったということなのですが、はて・・・・・

参考までに、これを受付した後の警察の対応を教えて下さいと、丁寧にお伺いしたところ、それは上司の判断による、ですと。今後その業者がいつまでも支払いしない場合は、上司がどうするかを判断するとの説明でしたが、どうも具体的なイメージが沸きません。要するに、犯罪と言えるような段階になったら処置してくれるということなのかなぁなどと勝手に想像しました。

最後に、すみませんがおまわりさん、この業者に電話してもらって、早く払えと話してもらえませんか、とダメもとで言ってみたら、即、手元の電話であいつをコールしてくれました。

その後、小声でいろいろ話してくれてましたが、早口のマレー語なので、残念ながら私にはところどころしか聞き取れません。

しかしそのおまわりさん、受話器を置くと、私に向かって、今度は間違いなく払うと言ってるから安心しても良いのではないかと言います。え、本当ですか、でも、それで今まで何度騙されたことか、と私が答えると、今度は私も確かに聞いた、もしこれがウソならば、彼は決定的に不利になる、とのこと。なるほどそう言うことですかと納得した私です。

スリハタマス警察署を後にしながら考えました。今日入金したと言うことは、他銀行からのFund Transfer(振込)入金と考えて最大3日待ってみよう。それで着金しなかったら、警察にその旨を電話連絡し、その足でConsumer Claims Tribunal Malaysiaに行ってみよう、後学のためにもと思いました。

さて、家に帰ってジムとプールの準備をしていたらケイタイにメッセージの着信です。なんと、そこにはこんな文字が・・・・
I proved to bank in to ur akaunt. U hv to go to polis with resit if u not reply I make polis repot.(原文のまま)
マレー語と英語がチャンポンなのはどうでもいいとして、要するに、支払いしたぞ、おまえはそのレシートを持って警察に行って来い、無視すると今度はオレがポリスリポートを出すぞ、と言ってるのです。

思わず笑っちゃいましたね。さらに、まったく盗人猛々しい奴だなぁこいつは、と思いましたね。今まで散々自分がしてきたことをすっかり棚に上げて、こっちに警察に行って取り下げて来いと指図してる、おいおいおまえって奴は・・・・とホトホト呆れました。

金を受け取って当たり前、全部自分の金なんだから。おまえに貰ったわけじゃないんだからな。まぁ、もっとも、受け取ったぞと言うメッセージぐらいは返すけど、バンクレシート持って警察に行けなどと、おまえに指図される筋合いはねえワ。バーカ。。



と言うわけでみなさん、その後ほどなく無事に入金確認が取れましたし、これで2ヶ月半以上に渡る私と悪質電気業者とのバトルは終わりです。

今回のバトルを通じて学んだことや反省したことなどが多くありますので、これを教訓に二度と同じ過ちを繰り返すことのないように注意したいと思います。

恥をさらけ出して綴ったこのバトルリポート、なにかの参考にでもしていただければ幸いです。

ではまた。。


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私はここ最近、あること、いやローカルのある男に対してずっと腹を立てていました。

実は、もう2ヶ月以上前のことですが、日本から持ち込んだ愛用の大型冷蔵庫の冷えが悪くなっていることに気付き、ちょうど日本一時帰国直前だったので、急いで中の冷蔵・冷凍食品をもう一台の大型冷蔵庫に移し変えて、インターネットで探した修理業者さんを電話で呼びました。

ネット情報(フェイスブック)によると、冷蔵庫を含む家電製品のベテラン修理業者さんとのこと。しかも、ローカルブランドだけではなく、世界のあらゆるブランドにも対応できる専門技術者と書いてある。これならば良いだろうと即電話をかけて事情を説明し、至急に来てもらいたいとお願いしたのです。

午前中に来るとの約束が夕方になったことは、この国の常なので特に驚きもしませんでしたが、わが家の玄関先に現れた男の、なんだこいつは?と思うほどの怪しげな風体には一瞬不安が過ぎりました。

年のころは私と同じかちょっと若いぐらいか、坊主頭にいかにも胡散臭そうなチャイナ髯、私をじろりと一瞥した後、挨拶もなしに無言で上がりこんで、件の冷蔵庫の後ろカバーを持参のドライバーで乱暴に外すと、露出したコンプレッサーをドライバーの先でたたきながら、This one dead, need to replace.(これ死んでるアル、部品取替え必要アルね)と、いかにも高飛車な口調で言う。(筆者註:和文からこいつの風体をイメージしてみて下さい)(笑)

Dead?But this fridge still working, only problem is, the automatic ice cube maker doesn't work well.(死んでる?だって、この冷蔵庫まだ動いているんだよ、問題は自動製氷器が良く作動していないことだけなんだけど)と私が言うと、それには何も応えず、Need to order a motor, pay RM300 deposit now.(取替えが必要アル、300リンギの保証金、今すぐ支払うアル)だと。

私が、Why you know the motor is dead? Is it common?(モーターが死んでるって何で分かるんだよ、そんなことは普通にあることなのか?)と尋ねると、You using this one how many years?(あんた、これ何年使っているアルか)と来た。About 10 years.(約10年)と応えると、it's common. You order?(フツーアルよ、注文するアルか?)と催促してくる。

しばらく考えていると、彼はもうRM300デポジットの領収証を書き始めていて、I'll get a new motor for this one from the factory. Wait for a week to 10 days, OK?.(工場からこの冷蔵庫用の部品取るから1週間から10日ほど待つアルね、いいか?)と鷹揚でしかも偉そうな態度なのでちょっとムッとくる私。

しかし、私の頭の中では、そっか、そのぐらいで部品が入手できるってことならちょうどいいや、どうせ明日から一時帰国で10日程こっちにいないわけだし、こいつ(修理業者)は見た目も態度も悪いが、他人を外見で判断しちゃいけないな、こっちとしてはちゃんと修理してくれれば文句はないのだし、、と考えて、OK-lah.とお金を300リンギ支払いしたわけです。

ところがこれが大失敗でした。一時帰国から戻ったのは2月19日、あの冷蔵庫をあいつに修理依頼したのは2月6日でしたから、もう13日も経過してるので部品はとっくに届いているだろうなと、彼に早速電話しましたがこれが繋がらないのです。何度電話しても、電源が入っていないとのメッセージが流れるばかりです。その日も翌日も翌々日も一切繋がりませんでした。

あ、そうか、今は中華正月だ、彼はチャイナのようだから仕事は休みなのか、でも、最初に会った時、日本にちょっと帰ってくるけど19日には戻るので電話するからと彼に伝えていたはずなのに・・・

ずっと電源切ってるなんて、ダメな奴だなぁ。いくら自分が休みだからって客の電話には対応しないといけないよなぁ。それが商売人としての常識って言うか心構えだよ、なんて少々憤慨しながらも、週明けの月曜まで待つことにしました。

そして週明けの月曜日、でも依然として繋がりません。とうとう痺れを切らして、折り返し電話もらいたいとのSMSを送りましたがその日はなしのつぶてです。翌日火曜日の朝に再度SMSを入れ直しても音沙汰なしです。こうなると、私も気が長いほうではありませんから、次第に怒りがこみ上げてきます。

でも夕方まで、しつこくなんども電話していたら、なんとか最後に繋がりました。でも、明らかに不機嫌そうな声で、なんの用だ、との信じられない言葉です。

な、なんの用だって、お、おい、おまえ、冷蔵庫の部品はどうなったかってことだろうが、とついこっちも声が大きくなります。すると彼、明日、工場に行って確かめてくるから明日まで待て、との返。なんだ、まだそんなこともやってないのか、じゃ今まで何してたのだと、一瞬ムッとしたのですが、そうだな、確かにまだ中華新年期間中だしそんなにせっつかなくても良いか、と思い直し、分かった、じゃ明日必ず返事くれ、と言い置いて電話を切りました。

しかし、よく考えてみれば、いくら中華新年って言ったって、この国は多民族国家なワケだから中華新年とはまったく関係のない国民だっていっぱいいるワケだし、商売人とすればそんな客のことも考えなくてはいけない、それが当然のことと思うのだけど、でもこの国ってそんなフツーの常識が通じないことが多いんだよね。

さて、そして翌日、彼からの電話をじっと待ってましたが、またもや待ちぼうけです。再度怒り心頭にして電話してみると、なんとまたまたスイッチが切られている。

な、なんて奴だ、こいつはとんでもなくいい加減な奴だなぁ、やっぱり最初に思ったとおりだったか、、、と私のイライラは益々つのるばかりです。

もちろん翌日以降も彼に対する私の電話攻撃は執拗に続きます。でも彼も一切出ようとしません、て言うかいつも電源が入っていませんと言うメッセージのみです。はて、これ、一日中電源切ってるのだろうか、そんなことしたら自分の商売にも影響するだろうからあり得ないだろうと思い、微妙に時間を変えて時間差攻撃を続けていたところ、修理依頼から約1ヶ月となる3月4日になってやっと、本当にやっとと言う感じなのですが、ようやく彼と話ができました。

怒りを露にして、一体全体どうなっているのだ、いつ電話しても電源が入ってなくて繋がらないのはどう言うことだ、こっちは客だぞ、あんたは商売人だろう、客から受けた仕事の途中経過を報告する義務があるだろう、、などと矢継ぎ早やにまくしたてると、ますます不機嫌な声で面倒くさそうに、オレはそんなことはしない、それがオレのやり方だ、そして、ムカつくことに、おまえはもっと穏やかに話せ、などと信じられない呆れた発言の数々です。

なんていう奴だ、こいつは、と言う思いからこっちの声はさらに大きくなります。ところで、注文したモーターはどうなったんだ、え、おい?と、問うと、ああ、モーターが来たには来たが、230V仕様のやつであんたの冷蔵庫には使えないやつだ。今再注文かけてるからそれまで待て、などとまたまた信じられないことを言う。

なんだって?おまえはオレの冷蔵庫が日本から持ち込んだものだってとっくに知ってるだろう?当然110V仕様でなきゃダメじゃないか、おい、おまえ、ホントに注文したのか?と私が詰問すると、なにぃ、疑うのか?ならばHITACHIに聞いてみろ、だと??????

なんだって?おい、おまえ、日立の工場に注文したのかよ、オレの冷蔵庫はナショナル(パナソニック)だぞ、オイ。

いやはや、呆れましたね、その後、ワケの分からない言い訳に終始するばかりなので、とにかくあと10日ほど待つが、それで部品が入手できなかったら、おまえはまったく信用ならんから修理依頼はキャンセルだ、デポジットの金返せ、と強く言い捨てて終話としました。

さて、それから10日後の3月半ばのことです。さあ第2ラウンドの開始だとばかり、毎日電話及びSMS攻撃です。でも、やっぱりほとんど繋がりません。SMSも届いていないようです。もちろん彼からはなんの連絡もなしです。

そしてそのうちメッセージが、電源が入ってないではなく、この電話番号は使用できません、と言うメッセージに変わりました。とうとう私の電話とテキストメッセージはブロック(着信拒否)されてしまったようです。

私のイライラは益々つのるばかりです。さて、どうしてくれようかと思い、ひょっとしたらと思いついて、My Better Halfの携帯電話からコールしてみたら、ハハ、あいつバカだよね、一発ヒットでした。

逃すものかと、あいつに負けないぐらいにドスを聞かせた声で、おい、おまえ、オレを騙すつもりか、もう我慢がならん、おまえは無責任で信用できない奴だから、直ぐ修理依頼をキャンセルするからな。デポジットで預けた金を返せよ、金返さなかったら訴えるぞ、って言ったら、分かった、金は返すから銀行口座番号教えろと言う。ここはそうだなと考えてテキストで送ってやった。と、あいつから口座番号受け取った、この口座に金を振り込むから、とのメッセージが帰ってきたので、やれやれホッとひと安心、これで一見落着かと安堵してました。

さて、それが3月23日ぐらいのことでしたが、それから2週間以上経っても入金なし、音沙汰なし。しかもあの日以来、My Better Halfの携帯番号もブロックされてしまってる。

もちろん住所はわからないし、いろいろネットや電話帳で検索しても出てくるのは名前と電話番号だけ。トホホ、オレとしたことがあんな、見るからに怪しそうな奴に易々と騙されたなんて、オレの男としてのプライドが泣くぜ・・・とストレスは最高潮に達しそうでした。

一方、肝心の冷蔵庫ですが、もう一台あるとは言え、私の新鮮魚たちや酒瓶も冷蔵(冷凍)しなければならず、やっぱりはなはだ不便です。なので、冷蔵庫の修理は諦めて、新品を購入することに決し、その日のうちに購入しました。と言うのは、あいつに修理依頼をキャンセルすると宣言した後、直ぐに当地のパナソニックのサービスセンターに電話し、専門技術者を派遣してチェックしてもらったところ、やはり、コンプレッサーの交換が必要だが、日本からの部品取り寄せになるので、当地で新品を買った方が安くつく、との助言を得たためです。

と言うことは、あいつの言ったことは間違ってはいなかった。と言うことはまるっきりの詐欺師ではなさそうだ。だがしかし、あいつの態度は絶対許せない、私の怒りは既に頂点に達していたのです。

そうだ、フェイスブックだ、フェイスブックのコメント欄で金返せと毎日クレームつけてやる。

しかし、あいつも生半可な相手じゃなさそうです。相変わらずの知らん振り、もちろん入金の気配もなしです。ついに、堪忍袋の尾が切れました。昨日(4月10日)朝、今から警察に行くからな、とのメッセージを送りつけたのですが、もちろん、これは脅しではありません。最後はそうしようかと本当に考えていたのです。

さて、警察に行ってどうなるのか、果たして期待の効果は得られるのか、日本だったらこんな民事の案件に警察は関与しない。金額の多寡にもよるだろうけど、明らかな詐欺や詐称などの犯罪被害ならいざしらず、こんな消費者と商売人どうしのいざこざなどはほとんど見向きもしてくれない。

思い余ってローカルの知人に相談したところ、こちらにも消費者相談センターみたいなところがあって、警察に対応してもらえないような事柄の相談と仲裁をしてくれるのだそうな。ネットで調べてみたところ、Consumer Claims Tribunal Malaysiaと言うところがそれで、KLにはプトラに本部兼サービスセンターがあるとのこと。

ただし、その前にはやはり警察に行って、ポリスリポートを提出し、可能ならそのステートメントを持参するのが手順と書いてある。

いや面倒なことだなぁとは思いましたが、ご承知の通り、私は、少々のことでは決してめげないかつ諦めない性分です。

と言うことで、今日、実際に警察に行ってきましたので、以下、ご参考までにそのことをリポートしてみたいと思います。



モントキアラにお住まいの方なら、お分かりですよね、ワンモントキアラショッピングセンターの隣にあるBalai Polis Mont Kiara(モントキアラ警察署)のこと。あれ、警察署と言うより日本の交番みたいな雰囲気ですよね、あそこで果たしてこんなことには対応してもらえるのかどうか・・・・・

でも、とにかく行ってみようと、意を決して訪ねてみました。車をワンモントの地下駐車場に停めて、歩いて行ったのですが、中には二人のおまわりさんがいて、一応私の話を最後まで聞いてもらえました。

しかし、話を聞き終えると、お巡りさんのひとりが、実は今、ここのコンピューターが故障していてポリスリポートを作成できないから、申し訳ないけど、スリハタマスのBalai Polisに行ってくれないか、と言うのです。

えっ、スリハタマスにもあったんですか、どこにあるんですか、と詳しく場所を訪ねたところ、Balai Bomba(消防署)の隣のビルだと言う。向こうの方がずっと大きくて立派だから、、ハハハと、自嘲気味に言うお巡りさん。。

了解です、んじゃ、向こうに行ってみますと外に出てからちょっと考えました、車で行こうか、歩いて行こうかと。

モントキアラにお住まいの皆さんはこれもお分かりですよね、モントキアラとデサスリハタマスは隣同士の町だけど、間に高速道路が通っていて、行き来するにはぐるっと遠まわりしなきゃいけないですよね。

でも、歩いて行き来ができるショートカットの抜け道があることはご存知ですか? もちろん、知ってる人は知ってるだろうし、いつも通っているよと言う方もいるのかも知れませんが、まだご存じない方たちへ特別にお教えしますね。

先ず、プラザモントの前から高速道路下の道路を向こう側に渡ります。

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今来た道を振り返りかえるとこんな感じです。

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そして、右にちょっと歩き、高架下をくぐり抜けます。

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↓くぐり抜けたところを振り返りました。

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あとは狭い階段を上り、柵沿いの路地を歩いて行くだけですので説明は不要かと思います。写真を撮ってきましたのでそれをご覧ください。

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↓今来た道を振り返っています。

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↓今来た道を振り返っています。

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えっ、こんな草地を行くんだ?

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これ、暗い夜などは女性の一人歩きは避けたほうが良いかも知れませんね。

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↓今来た道を振り返っています。

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右には、最近できたばかりの新しいビルが建っています。

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え、意外に遠いんですね。

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またまた、↓今来た道を振り返っています。

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そしてついにスリハタマス側の出口です。↓これは出口の階段を下りた道路側から撮った写真です。

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そして、↓ここに出て来ます。ちょっと下がった右側がシェルのガソリンスタンド、その奥にセブンイレブンがあります。

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歩いてみると結構距離があるなと感じるのですが、それでもぐるりと遠まわりすることを思うとかなりのショートカットです。しかし、これ反対方向(デサスリからモント方向)に行く時は、入り口がちょっと分かりづらいので注意です。

さて、デサスリハタマスの町を、消防署の向こう側にある警察署まで歩きます。距離はたいしたことはありません。

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↓スリハタマス消防署の前を通ります。

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そして、まだ少し歩いたところの角を左に曲がった奥の左が警察署です。でも、ここはいつも車で通る道なのですが、そんなところに警察署があったなんて知りませんでした。

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着きました、ここがBalai Polis Sri Hartamas(スリハタマス警察署)です。おお、やっぱり、さっきのモントキアラの警察とは全く違う大きな警察署です。(すみません、建物内外の写真は撮影禁止と言うので撮っていません)

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入口にある受付で、要件を述べると、建物の中に入って事情を聞いてもらいなさいとのおまわりさんの優しいお言葉、おぉ、なんか、いい感じだなぁ。。

で、今度は真新しい警察署建物玄関の大きなガラス扉から中に入ります。でも、建物内はがらんとして、日本の警察署のような騒々しさや混み合いはまったくなさそうです。右手のやや大きな部屋がどうやらそれらしい雰囲気の場所のようです。

部屋の奥には長いカウンターがあって、制服姿のおまわりさんたちが5、6名、カウンターのこちら側に座った方たち(市民?)と応対しています。その手前には待合椅子がならんでいましたが、誰も座っていません。

はて、どうすれば良いのだろうと立っていたら、カウンター内のおまわりさんに手招きされました。

ご用件を伺いますだって。。いいですね、この丁寧さ、ひょっとっして日本のおまわりさんよりも丁寧じゃないですか。

私が、持参した資料(あいつのフェイスブックをコピーしたもの、あいつと私のやりとりの記録、デポジットの領収書)を提示しながら、ひととおり説明し終わると、それでは今から、ポリスリポートを作成しますから、ご協力願いますって。

カウンター上のデスクトップパソコンをぐるりと私のほうに向け、このフォーマットに分かる範囲で記入するように求められたので、PC用のメガネに掛け直して入力作業にかかりました。

特に被害の概要のところはちょっと私の脚色も加えたりして、小一時間もかかりましたがやっと終了です。

さて、次はどうするの?と待っていたところ、カウンターの端で電話していた年配のおまわりさんが、受話器を持ちながら私を手招きします。え?ひょっとして、あいつと話していたの?そう、そうだったのです。私のリポートを読んだそのおまわりさんが、あいつに電話して話してくれたようなのです。

受話器を差し出されたので、止むを得ず電話に出ると、しばらく振りのあいつの声です。あいつ、今、おまわりさんにも説明したけど、すぐ銀行に行って金払うからリポート取り下げてくれないか、だと。。

なに?ホントなのか?ホントに払うんならばそうしてやるぞ、とこっちも俄然強気になりましたが、あいつは、ただしガソリン代とか仕事の時間使ってるのだから、300全部じゃなくて半分の150にしてくれだと。なにぃ、どこまで図々しい奴だ、何を言うか、そんなことはダメだ。と語気を荒げたところ、件のおまわりさん、200にマケてあげたらどうですか、と仲裁に入ります。

もう一人のおまわりさんも、そうですよ、300のうち200取り返せたら上々ですよって、小声で言ってくれてます。

そうか、それもそうですねと、頷き返しながら、分かった、じゃ200にマケてやる、とあいつに言うと、それでいい、なら、200、今から払いに行くから、と、なんと殊勝なこと。

見かけはヤクザみたいな男だけど、ホントは小心者だなこいつ、とほくそ笑みながら受話器を置きましたが、それにしてもなんと言う展開なのでしょうね。これでもう、消費者相談センターには行く必要がなくなったな、経験のためにちょっと行ってみたい気もしてたけど、これで着金が確認できれば一応この悶着は解決と言うことなので、先ずはめでたしめでたしと言うことなのでしょうね。

担当のおまわりさんに丁寧にお礼を言い、ポリスリポートの取り下げをお願いしたところ、笑いながら、いや、まだ支払い着金を確認するまではこのままにした方が良いですよ、しばらくセーブしときまから、との有難いアドバイス。

それもそうですね、と頷きながら、では、しばらく様子見て着金が確認できない場合にはもう一度来ますと述べて、スリハタマス警察署を後にしました。

異国の地で、交通事故や犯罪被害に会ったりした場合には絶対に避けて通れないポリスリポート、今日始めての貴重な経験をしましたが、思ったよりも簡単と言うか、みなさん親切で涙が出るほどに有難いことだと思いました。私のこの国のおまわりさんや警察に対する印象が少し変わったかも知れません。

と言うことで、今日は家電品の悪質修理業者にご注意あれと題した、私の実体験リポートでしたが、最後に簡単にまとめて3つほどアドバイスです。

先ず、電気製品のうち、コンプレッサーのモーターなど電圧の違いにより絶対この国では調達できない部品が組み込まれているもの、例えば冷蔵庫などはやはり持ち込まない方がベターのようですね。

それと、万一故障した場合の修理依頼ですが、電話帳やインターネットで簡単に探せる個人業者には安易に電話しない方が良いのかも知れません。今回だって最初からメーカーのカスタマーセンターに電話していれば、こんな呆れるほどの悪質業者には捕まらなかっただろうし、こんな嫌なことは経験しないで済んだのにと思っています。

それから、ポリスリポートですが、案ずるより産むが易しだと思いました。案外、おまわりさんたち、優しく丁寧に対応してくれましたし、これだけは、今回の中で唯一嬉しいお話でした。

でも、あれから一日経過した今日(4月11日)現在、まだ入金がありません。他銀行からの入金は1日~2日程度かかることもあるそうなので、まだ見極めはできませんが、これでいつまでも着金が確認できなくて、再度スリハタマスの警察署に行くようなことになったらまたリポートします。

それではまた。。