みなさん、こんばんは。

今日は、私の住む街クアラルンプールのモントキアラで、先日(5月9日)行われたパパママちびっ子サムライパレードのお話をしてみたいと思います。

実はこのサムライパレードですが、みなさん憶えておられますか、昨年の今頃、クアラルンプール日本人会でMy Better Halfの布絵本展示会とコラボした友人アレックスの甲冑展示会のこと。

そうです、今回はその彼の手製の甲冑を身に纏ったインターナショナルなちびっ子とそのパパママたちのサムライパレードのお話なんです。

先ずは、甲冑作者の友人アレックス↓をあらためて紹介させて下さい。

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以前のブログにも書いたことがありますが、日系メキシカン3世の彼は、1世のご祖父が東北宮城県のご出身だそうで、そのせいか伊達政宗などの戦国武将たちにいたくご執心です。

彼は、メキシコの大学でグラフィックデザインを学んだフォトグラファーなのですが、いや実に多才な人物で、特にその芸術的、美術的センスは私などの武骨者とは大違いです。

幼い頃から慣れ親しんできたと言う様々な楽器を自在に操り、彼が現在所属しているKLのアマチュア交響楽団では、最近までビオラを弾いていたのですが、この前、もっとレベルの高い交響楽団のオーボー(オーボエ)奏者のオーディションに合格したと言って喜んでました。

彼は音楽のことでも私に詳しく話を聞かせてくれるのですが、如何せん、この私は昔っから音楽の時間が大の苦手と言う手合いです。もちろんカラオケでは歌謡曲やライト演歌などの和モノを得意げに歌ったりするのですが、譜面が読めない、楽器を知らない、扱えないと言う典型的な体育会系的人間です。

なのでせっかくの彼の専門的な話も、およそ猫に小判状態なのですが、それでも彼は一生懸命説明してくれたりして・・・・私としては、いやとても有難いことだと思っています。

また先日、彼の家で中国茶会をやろうと言うことになり、KL日本人会の英語クラスの女性達と一緒に行ってみたのですが、しかしまぁ、彼は何事にも凝り性と言うか、芸術的なんですね。

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↓最近買い揃えた中国茶器で、習い憶えたと言う作法どおりにいろんな中国茶をみんなに振舞うアレックスです。

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↑普段は強気の女性陣も、流石に神妙な面持ちでちょっと押され気味ですね。(笑)

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↓ええ、もちろん中国茶もいいのですが、私はついでに彼の甲冑工房を覗いてみました。

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コンドミニアムの一室が彼の甲冑工房なのですが、狭いながらも実に機能的。甲冑作りのための各種部品や工具類など・・・

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↓そして、本棚には甲冑作りのマニュアルもありました。

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彼の甲冑は100%手作りなのですが、特に感心するのは、その材料のほとんどをダイソーなどの100均ショップで求めていることです。100均ショップで買い求めた材料を見事に創意工夫して甲冑を作る。もうこれだけでも凄いです。

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しかし彼の甲冑はとても精巧にできています。本物そっくりと言うか、そして、この甲冑が何でできているのか、どのように作られたのかを尋ねた誰もが一様に驚きます。

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細かな部品のひとつひとつに至るまですべて手作りです。材料を創意工夫し繊細に加工していきます。彼のアイディアとその創作技術には、類稀なる芸術的、美術的センスが見事に生かされています。

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そんな彼の甲冑作品に目をとめたのが、モントキアラにもたくさんのコンドミニアムを保有・管理しているUEMサンライズと言う、大手の不動産開発会社の女性イベンターさんです。

モントキアラにもたくさん住んでいる日本人ヤングファミリィやその他の外国人ファミリィ、そして地元のヤングファミリィに、誰もが大好きな日本のサムライ文化を体験させたいと言うのです。

もちろんアレックスも望むところです。二つ返事ですぐに↓こんなイベントの開催が決まりました。

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サムライパレードの規模は25名程度、オール手製の武将隊としては結構な人数です。アレックスは不足の甲冑を不休不眠で作ったと言います。

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そして5月9日当日です。モントキアラJalan Kiara 2の突き当たりにある↓UEMサンライズのコミュニティセンター(Chil‐OutT)がパレードの準備会場です。

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当日、私とMy Better Halfは甲冑の着付けを手伝いました。もちろん、事前にアレックスから着付けの特訓を受けてのことなんですけど。。

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↓こんな可愛いちびっ子に着付けするもう一人のアシスタントは、私のマレー語クラスメート、髭のinuさんです。

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そして不肖ワタクシひねくれ団塊の登場です。先にパレードの総大将役のパパ、次に足軽隊のちびっ子を着付けしたところ、なんとママもやってみたいですって・・・・うーん、このママには女武将がお似合いかなと思ったのですが、彼女、男武将をやりたいって。。。

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↓さあ、ちびっ子たちの準備はいいかな?

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↓さぁパレード準備だ、みんなくつを履いて一列に並んでみてね。

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↓おーいそこの足軽隊のみなさん、ちゃんと前向いて並んでね。

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↓お、ちびっ子女武将隊もなかなかカッコいいよ、ん?ど、どうしたの?な、なんで、泣いてるの?泣かないでよ、頼むからさ。ちょっと我慢しててね。

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↓おーいそこのちびっ子サムライたち、遊ばないでね、もうすぐ出発だからって、注意している忍者は甲冑作者のアレックスです。

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↓ワイワイガヤガヤ、これじゃアッツくてたまんないよ、あはっ、早く出発しろよなぁと、言ってるちびっ子武将隊デス。

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↓さ、いよいよ総大将を先頭にパレード開始です。

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↓みなさん、立ち止まらないで下さい。

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↓ホラ、後ろがつっかえてますよ。なーに言ってんの、ワタチたちお姫様は早く歩けないんだから。。だって杖ついてるんだもん。

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↓あはっ、ちびまるくん、刀抜いて遊んでるから遅れちゃうんだよ。早く前についてってよ。。ママも気が気じゃないよ。

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↓パレードの途中だけど、みんなで記念撮影です。一番前の伊達政宗パパの兜の三日月がサマになってますね。

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↓ちょっと失礼、ズームアップさせて下さい。うーん、このパパ、見事に絵になってますね。日本の方?ですよね。ちょっとはボカシを入れたつもりですが、これ以上(ボカシを)強くすると精悍なお顔が見えなくなるのでコレぐらいで許して下さいね。

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↓みんなー。ちゃんと並んでね。ハイ、カメラさんこっちこっち。大忙しのアレックス忍者です。

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↓うんいいですね。みんな可愛くてカッコいいです。たくさんの見物の人たちが上から覗いてまたしよ。

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↓ねぇねぇ、そこのお姫様と女武将隊さん、みんなこっち向いてよ、ほら長刀をちゃんと握ってね。

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↓ほら、そこのボク。。キミは男サムライなんだから、こっちじゃないよ、あっちだよ。え?キミって女の子だったの?

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↓アハハ、そんなに睨みつけたってちっとも怖くないからね。みんなカワイイよ。

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このアレックス忍者の忍者服、実はこれも彼のお手製なんです。なにを隠そうその隣のお姫様の着物も被り物も、みんな見よう見真似(グラフィックデザインはお手のものです)で彼が作ったのだそうです。彼、ミシン掛けの達人なんですよ。

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↓大人武将隊の勢ぞろいです。さぁ、これからパフォーマンスが始まりますよ。

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↓忍者アレックスが前で演技するので、みんなその通りにやってみてね。

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↓えいっ、やぁっ・・・・、ちょ、ちょっと違うなぁ。。でも仕方ないよ、練習なしのぶっつけ本番だからさ。。

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↓と言うわけでアレックス忍者だけが、いやいや、全員とってもサマになってるグッドパフォーマンスでした。

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ハイ、記念のポーズです。。みなさん、拍手をお願いしますね。

この後、また陣形を組みなおし、ゆっくりとパレード再開です。そして大人もちびっ子も全員脱落することなしに無事UEMサンライズのChil-Outに戻りました。パパもママもそしてちびっ子のみなさんも暑い中よく頑張りましたね。



このマレーシアの地で、日系メキシカンお手製の甲冑を身に纏ったインターナショナルな武将隊パレード、なかなかあり得ないコンビネーションでしたが、とても楽しい日本文化の体験・紹介イベントだったと思います。私たちもこんな楽しいイベントを多少なりともお手伝いできたことを本当に嬉しく思っています。アレックス、そしてイベンターのJunkoさん本当にありがとう。(ご参考までに当日5月9日、私はこの後、前回記事で紹介した刺し盛りパーティの準備と参加で朝から晩まで大忙しでしたが、とても充実した長い1日でした。)

ではまた。。


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