2014.05.31 KLIA2(番外編)
klia2シリーズは前回で終わりにしようと思っていたのですが、先日、実際にエアアジアでklia2から羽田を往復してみて、いろいろ感ずるところがありましたので、それを番外編として綴りたいと思います。

5月2日に開業したklia2は、ご承知の通り最大ユーザーのエアアジアグループが5月9日に旧LCCTからの移転を完了し、いよいよ本格稼働に入りました。

新聞報道などによると、その後2週間足らずでklia2の航空旅客数のピークが16万人に達したそうですので、先ずは順調な滑り出しと言えそうです。(参考:航空旅客数については、我が国トップの羽田が1日平均約17.5万人ですので、KL国際空港第2ターミナルであるklia2単独としては良い数字だと思います)

しかし、一方で早くも問題も表面化してきているようです。特に、誘導路やエプロンの凹み(地盤の部分沈下?)により、地上滑走中の航空機が激しく上下に揺れたり、エプロンに駐機中の航空機が独りでに動いてしまったり、誘導路やエプロンなどに水溜りができるなどの不具合がエアライン側から指摘されているようです。

それにしても面白いのは、ここでもまたエアアジアと空港管理運営会社による言い争いのような記事が各メディアによって報道されていることですね。(エアアジア側が不平不満を言い、MAHB側がそれに反論する構図の記事です)

まぁ、でも安全性に関することですから、お座なりの対応は決して許されることではありません。
例の口ひげのヒシャムディン運輸相代行が、またまた民間のコンサル会社とICAO(国際民間航空機関)の検査チームに再度の点検・評価を依頼したようですが、当然必要なことと思います。



さて、主題のklia2の利用雑感に入ります。

klia2からの出発の際、実は長年愛用してきたキャノンのデジカメが突然壊れてしまい、写真を撮ることが出来なかったので、以下はすべて到着時の記録です。(日本で新しいカメラを購入しました)

羽田からのエアアジアX、D7 523(A330-300)便は、定刻より少し早い朝5時55分頃にKLIA第3滑走路(RWY33)に着陸しました。南側からRWY33への着陸でしたので地上滑走の時間も極めて短く、あっと言う間にランプインし、6時少し前にklia2の国際線到着ゲートに接舷しました。

なお、RWY33(Runway33)と言う新滑走路の名称ですけど、33の数字は滑走路の磁方位(3桁の数字)を上2桁数字で表したものです。つまり、klia2用の新滑走路は磁方位330°(反方位は150°)と言うことなのですが、実は、私はこのことを非常に気にかけてました。と言うのは、KLIAの既存の滑走路はRWY14L/32RとRWY14R/32Lの2本の並行滑走路ですし、新設滑走路もどうやら並行滑走路のようなので、すると計3本の並行滑走路ができることになり、その場合のそれぞれの滑走路名称は、ハテ、どうするのだろうかと興味津々だったのです。

そしたら、まったく並行ではなく、ちょっと方向がズレていたのですね。しかし、これって、まさか、名前付けに困るからワザとそうしたのではないでしょうね。普通、滑走路の方向は年間平均風向で決まるはずと理解しているので、マクロ的に見れはごく近接した地点で、平均風向が異なるなんてありえるのかなぁなんて思ってしまいますけどね。

ま、しかし、こんなことは普通の人にとってはどうでも良いことだろうと思いますので話を元に戻します。

着陸後の地上滑走時間だけでなく、出発の際の地上滑走時間も、以前のLCCT時代よりも随分短くなったように感じました。(我が国の羽田空港では、着陸後の地上滑走時間が果てしなく長くて、京急線や山手線の終電に間に合わないのではとイライラしてましたので、それに比べれば雲泥の差があります)

6時5分、飛行機を降り、ボーディングブリッジを通ってピアに上がります。外は小雨のようでしたが、以前であればタラップを降りて外を歩かなければならず、雨天の場合は濡れていたことを思うと、ありがたいことだと感じました。

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国際線ピア(L2)に出て来ました。うへぇ、ここから随分歩かなきゃいけないなと、ちょっとうんざりです。

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壁のバゲージインフォメーションボードを見ると、バゲージレーンは7と表示されています。時計は、6時10分を指していました。

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長い通路を覚悟を決めてひたすら歩きます。(実は、出発の際も、ここら辺(P10)まで延々と歩かされ、まだかまだかと思ってました。)

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↓どうやらピアの突き当たりのようです。(ここはピアの付け根でサテライトビルの入り口付近になります)サインボードの標示は、国際線/国内線乗り継ぎ及びイミグレ・バゲージリクレイムの方向を指しています。

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右に曲がって直ぐ左に折れます。

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ピアの大きなガラス窓から見ると、外はまだ真っ暗です。雨は止んでるようですね。

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サテライト内の通路を通ります。スカイブリッジの向こう側、国内線ピア方向のショットです。管制塔も見えてますが、ブルーの光がなんとも幻想的です。

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サテライトの通路をまだまだ歩きます。向こうに見える時計の針は6時20分を指してますが、ここまで、もう10分も歩いてます。

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ふぅーっ、ようやくスカイブリッジの2Fに上がるエレベータの前に来ました。
このリフト(エレベータ)か、隣にある長いエスカレータのどちらかに乗ってスカイブリッジ2Fに上がります。でも、エアサイド内トローリィ(カート)はここまでです。ここから手荷物は文字通り手で運びます。(これが意外と大変だったんです。なんせお土産バッグを入れて4つも持っていたのですから)

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国内線乗り継ぎ及びバケージリクレームなとのアライバルホール方向を標示しています。(国際線乗り継ぎ待合はサテライト内ですので既に分岐しました)

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さぁ、ここから長さ約300mのスカイブリッジを渡ります。覚悟してください、動く歩道は、途中の60mしかありませんから、頑張って歩きましょう。

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ほらね、歩く歩道を下りた後もまだ先が見えないぐらいずっと歩くんですよ。

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ふぅー、ようやく、アライバルホールに到着ですね。

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アライバルホール、つまりメインターミナルのL2に着きました。イミグレ、バゲージリクレイム及び国内線への乗り継ぎはこちらとサインボードが示しています。時計を見ると、現在6時30分過ぎです。

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おっと、国内線への乗り継ぎは真っ直ぐ、イミグレ、バゲージリクレイムは右方向だそうです。

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イミグレカウンターです。外国人パスポートレーンも空いていてすんなりパスです。これはgoodでした。

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そして、バゲージリクレイムに出てきました。現在時刻、6時33分。レーン7にはまだ、ほとんどバゲージが流れていません。klia2の全自動カーロセル(ベルトコンベヤーのこと)では、到着後15分以内に荷物が受け取れるとの謳い文句だったように思うのですが、既に到着から30分以上も経ってるのに、まだ荷物はほとんど出てきてないです。

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まっ、しょうがないでしょ、まだまだ初期段階ですから、みなさん大目に見てあげて下さいね、と言いつつも、実は私はバゲージ受け取りにさらに15分も待つハメになってしまい、正直言ってブリブリでした。なにが全自動なんだかね。。

次はカスタムです。見ると結構長い列が出来てました。

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長い列の原因が分かりました。全てのバゲージがX線検査機を通るのです。もっともこれが本来あるべき姿なのでしょうが、以前のLCCTではほとんどなんの検査もなしでしたからね。これって、MH370の事件以来のことなのでしょうか。。カスタム通過6時55分。

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おぉ、やっと国際線アライバル出口に辿りついたようです。

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長かったですね。時計を見ると、7時ちょい前ですから、ここまで約1時間近くかかった訳で、写真を撮りながらゆっくり歩いて来たにせよ、ちょっとかかり過ぎだと思いませんか。

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この前のオープンデーの時には気が付きませんでしたが、出口の向こうにmaxisのホットリンクショップがありました。旧LCCTには到着出口に至る間にいくつものモバイルショップが並んでいて、結構便利な気がしていましたが、klia2の場合は全部出口の外です。

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さぁ、Gateway@klia2の中を真っ直ぐにバス乗り場に向います。

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大きなトローリィを押しながら足早に進みます。

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途中、ATMも、もちろんありました。

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当然両替所も開いてました。て言うか、24H営業なのだと思います。

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早くもスーパーマーケットもオープンしてました。

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ここは24Hオープンではないはずですが、もうオープンしているということは、7時オープンなのでしょうかね。ジャヤグローサー(Jaya Grocer)と言うスーパーマーケットですが、輸入品もお土産品も日本食材も生鮮品の品揃えも豊富です。店内には、食事のスペースもあるそうで、お店で買ったお弁当などを食べたいときはチョー便利ですよね。

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ここにもモバイルショップがありました。

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大型トローリィを押してますので、L1のトランスポーテーションハブのバス乗り場に降りるにはリフトを使った方が良さそうです。でも、このリフト、ボーっとして歩いていると見逃してしまいそうな場所にあるので要注意です。

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リフト待ちの間、後を振り返るとできたばかりのはずの白い壁が随分汚れていて、なんだかなーと思ってしまいました。実はこのことは、ここだけでなく、KLIA2の至るところで感じましたので、昨晩、通って来た羽田とはこのあたりが決定的に違うのだなぁと考えてしまいました。

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LIのバスチケット売り場でRM10のセントラル行きのチケットを買い求め、既に客待ちをしていたエアロバスに乗り込みました。時計を見ると、時刻は7時20分でした。

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と、ここまでklia2に着陸してからKLセントラル行きのバス乗車までを、順を追ってリポートしましたが、降機してからバスに乗るまで、1時間20分もかかってしまっているんですね。もちろん、歩きの遅いmy better halfと一緒ですし、私もところどころ写真を撮りながらでしたので、他の人よりは余程ゆっくりになったとは思うのですが、それにしてもちょっとかかりすぎかなと思います。

そうは言っても、今更これ(エアポートデザイン)を改善しろなんてことは言える筈もないので、我々利用客はこのことを承知した上で行動する以外ないのだと思います。

出発にしてもエアサイドに入ってからゲート到着まで最低30分はみておかないと、出発時間に間に合わないなんてことになりかねないし、到着時の待ち合わせ時間なども余裕をもった時間計画を心がけたいものです。

それと、かなり長い距離を歩きます(動く歩道はホンの一部しかありません)ので、歩き易いシューズがベターですよね。それを知らずにハイヒールなど履いていたらかなりしんどい経験をされると思うのですけど・・・。

さぁ、みなさん、klia2では健康維持のためのGood Exerciseができるのだと割り切って、積極的に脚を鍛えるようにしましょう。(笑)



最後に、これはおまけですがラウンジ(Lounge)のことです。まだGateway@klia2のL2Mにあるプラザプレミアムラウンジ(Plaza Premium Lounge)は営業開始していないようです。

他の人のブログを読むと、エアサイドにあるプラザプレミアムラウンジは既に営業を開始しているらしいのですが、私が実際にこの目で確かめたわけではないのでよく分かりません。

klia2の癒し系のプレイスは旧LCCTとは比較にならないほど充実しているようです。

先ず、サテライトビルのL3にはサマサマエクスプレス(Sama sama express klia2)と言うエアサイド内ホテルがありますし、併設のラウンジもあって有料ですが誰でも利用可能ということです。

その他、プラザプレミアムラウンジがサテライトビルL3とGateway@klia2のL2にそれぞれあります。HPによれば5月中旬にオープンとありますので、既にオープンしているか、あるいはまもなくと言うことなのだと思います。

その他、Gentingカード系のゲンティンラウンジ、The Bar、The Green Market、Wellness SpaといずれもサテライトビルのL2とL3にあるらしいのですが、詳しい場所やオープンしているのかどうかは確かめていません。

それと、国際線/国内線の乗り継ぎコンタクトピアにもなにか癒し系のプレイスがあるらしいのですが、良く分かっていません。

どなたか、このklia2の癒し系プレイスについて、場所や営業時間、内容や利用料金、利用できるプリビレッジカードの種類などの詳細情報をまとめていただけると大変嬉しいのですが・・・。(他力本願ではダメですかね)

以上、今日はklia2の番外編として、先日実際に利用してみた結果に基づき、その雑感や気付きなどを綴ってみました。

ではまた。。。
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