今日は2014年の大晦日、さて、去年の今頃は何をしていたのだろうとブログを振り返ってみると、2013年12月30日にはKL屋台街のバーチャルツアー記事を書いていました。

それで思い出しましたが、去年の今頃はほとんど雨が降らず連日熱い日が続いていて、確か屋台街にカメラ持参で出かけた日も汗が噴出すような熱さでした。

ところが今年は、このところなぜか毎日雨で、とても涼しい日が続いています。しかも、雨季でも1日中雨が降り続くことなどめったにないこの国のはずなのに朝から晩までずっと雨、そして夕方からは決まって激しい土砂降りです。

このことはここKLだけでなくマレーシア全土、いやマレー半島全域に及んでいる模様で、テレビや新聞では各地の洪水被害状況が連日大きく報道されています。特に半島東海岸地域では深刻な被害が出ていて、政府・軍による大規模な災害救助活動が行われている様子です。

自然災害がほとんどない国と言うイメージのマレーシアだったのに、やはり地球規模の気候変動の影響なのか少しずつ自然環境も変化してきているのかも知れませんね。



・・と、ここまで書いてふと窓の外に目を遣ると、なんと驚き、今日は青空、ホントにこんな青空久しぶりと思うほどのいい天気です。そして、外の空気のなんとクールで爽やかなこと。まるで日本の秋のようだと思ってしまいました。これって自然のいたずらなのか、はたまた強烈な皮肉なのか。。

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↑私の部屋の窓から見る今現在の景色です。コンドミニアムの裏山の濃い緑が眼に優しくていい感じです。(12/31 09:20)



そんな中、しばらく前に購入しておいた格安のグルーポンバウチャーを使用して、シンガポールへ弾丸バスツアーに行ってきました。

バウチャーの有効期限(12月31日)が切れる前に使用しないと損をしてしまう、と言う生来の貧乏人根性が前面に出て、最近とみに立て込んできた日本語講師のアルバイトスケジュールなどを無理やり調整してもらって、半ば強引に行って来ました。

次のブログはこの弾丸ツアーのことを書こうかと思いながら帰ってきたわけですが、その翌朝とんでもないニュースに驚かされました。そうです、あのエアアジア機が不明と言うのです。

驚きました。格安航空ながら創業以来の無事故(死亡事故)をキープしてきたエアアジアなのに、マレーシア航空の2件の航空事件事故に続き、マレーシアでは本年3度目の航空大事故です。

これは大変、私のあらゆる触覚を最大限に動作させて、すぐさま緊急ウォッチ態勢に入りました。(・・・なんて、大袈裟に書きましたが要するにテレビや新聞やネットに張り付いた、と言うことです)

こりゃ、弾丸ツアーのブログどころじゃないなと始めは思っていましたが、良く考えて見れば、状況はMH370とはまったく異なるようです。いつまでも不明ならMH370と同じミステリーですが、遭難(墜落)地点が特定できれば、そしてそれが浅いジャワ海なら遺体や機体の回収は容易だろうし、特にブラックボックスの回収だって困難ではないでしょう。

また飛行中、悪天回避のための高度変更許可を管制に求めてきたことからも事故の要因の一つは悪天であろうことが推定でき、ブラックボックスの回収さえ進めば意外に早く事故原因が解明されるのかも知れません。

などと思考を巡らしながらウォッチしていたら、昨日朝、残骸の一部と遺体が回収され始めたというニュースです。やっぱりこの事故はミステリアスなMH370とはまったく異なりますね。しかしそうは言っても、エアアジアは、創業以来始めて162名もの犠牲者を出す大事故を起こしたわけですから、満身創痍のマレーシア航空を横目にしながら我が世の春を謳歌していたかのトニー・フェルナンデス氏もこれに懲りて、安全・安心の上の格安を追求して欲しいと切に願っています。

さてエアアジア機の事故の件については、事故原因の解明を待ってまたいつか書いてみたいとは思いますが、とりあえずは緊急ウォッチ態勢を解き、ノーマルちゃらんぽらん態勢に戻ります。

と言うことで、ここからは、今日の本題のシンガポール弾丸バスツアーです。

タイトルを「弾丸バスツアーの愚行」としたのは、このツアーが私にとって近年稀に見る最悪ツアーだったからです。

以下に恥を忍んでその経緯と顛末を書き綴りますのでご笑読あれ。




先ずはグルーポンバウチャーですが、グルーポンってご存知ですよね。確かアメリカに本社と言うか元締め会社があるディスカウントチケットのオンライン販売を行う会社です。もちろん日本にもあるのですが、今ではマレーシアにもあります。グルーポンドットマイ(groupon.my)と言います。私は最近このグルーポンバウチャーに嵌ってしまい、いろいろなバウチャーを買っては試しているのです。

結果、当たり外れがあります。いいものはいい、ダメなものはどうしようもなくダメです。所詮、グルーポンに出すってことは、売れない・客が寄り付かない、からだろうし、少々安くても元々売れない・客がつかないものは結局ダメ、と仰る人も大勢いるようです。

余談ですが、KLパビリオン前のスターヒル・ギャラリーにある日本食レストランの海宝丸、最近グルーポンバウチャー出しているんですね。この前、ランチセットのバウチャー買って行ってみたところ、なんかあんまり良くないって言うか、あれ?これバウチャー専用ランチじゃないの?って言うぐらいにショボイものでした。ご一緒したF氏ご夫妻には言いませんでしたが、あんなんではダメです。で、お昼時間でもほとんど客がいない、あぁ、このままだと海宝丸も危ないな、なんて思いながら帰ってきました。

で、話しを元に戻しますと、ネットでグルーポンバウチャーの一覧を見ていたら、"シンガポールデイツアー驚きの85%引き"なんてのが目に留まりました。読んでみると、KLからシンガポールのセントーサ島往復バス代(入島料込み)、バス出発地点の1日駐車場代、ドリンキングウォーターボトル1本、ライトブレックファストがついて、N・P(ノーマルプライス)が2名で360リンギのところ、85%ディスカウントで55リンギというものです。

二人で55リンギということは、一人22.5リンギ、片道なんと11リンギでシンガポールに行ける?しかも、バスはVIPデラックスコーチときた。こりゃ何がなんでも買わないと損、と判断し、即買いしました。

聞くところによると、KLからシンガポールまで約400km、高速道路で4~5時間もかかり、それはそれは疲れるんだそうです。しかし私はいつも困難に立ち向かうチャレンジャーです。こんなことは朝飯前です。

今度シンガポールにバスで日帰りツアーしてくるよって言うと、みな一様に、ええーっ?バスで日帰りーっ?大変だぞーって、言ってくれます。でも、私は決してめげません。何言ってんだよ、VIPデラックスコーチだよ、しかも朝食もついてるんだぜ、って吹聴しては一笑に付していました。

そして、12月27日の出発当日です。早朝4時半集合と言うので、前夜の宴会も早々に切り上げ、予定どおりにワンウタマショッピングセンターの旅行会社近くの集合地点に行きました。でも、実を言うとこの集合地点の案内も、駐車場の案内も、旅行会社からは、予告に反して事前になんの説明もなかったので、少々不安な気持ちはありました。

若干早く(30分前)集合した時には、まだ誰もそれらしき人が集まってるでもなく、バスも見えず、もちろん案内係りの姿も見えず、しかも当の旅行会社は閉まってるので果たしてここで良かったのかと不安でした。

しかし、4時半少し前になるとどこに隠れていたのやら、あっと言う間に全員集合、そしてバスも来てあっと言う間に全員乗車完了です。

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↑これがバスです。VIPデラックスコーチだそうです。座席は3列ではなくやっぱり4列シートでしたが、普通の観光バスよりも足元がゆったりしていて、なにより新しくて綺麗です。ここまでは十分及第点です。

まもなく中年の男性ガイド(ガイドではないのでしょうがバス会社のスタッフさんです)さん、無言でなにか配り始めました。私たちも、それぞれウォータボトル1本、クッキー1個、なにかの紙2枚(セントーサ島ミールバウチャー引換券とシンガポール出入国カード)をもらいました。

配り終えると、なんの説明も案内もなし、全員無言のままにバス発車です。

私は、膝の上のクッキー1個を見ながら、まさかこれが朝食ではあるまい、と思ってましたが、これ以外何も配る気配はないし、ようやくこれがライトブレックファストなんだと悟りました。

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↑これ、ライトブレックファストだそうです。薄くて小さなクッキーが3枚入ってました。これじゃぁ、ライトならぬウルトラライトのブレックファストですよね。(笑)

でも二人でたったの55リンギだよ、贅沢は言えないよ、これで十分十分、と自分に言い聞かせていました。

さて、そうこうしているうちにバスはNorth-South Express Wayを南下し一路シンガポールへと向かいます。

途中から明るくなると、今まで静かだった車内が急にざわめかしくなりました。聞こえてくるのは中国語オンリーです。それにしても、中国語ってどうしてこんなにも喧しいのでしょうか、お願いだからもっと静かに話してよって言いたくもなりますよね。

中年ガイドのおじさん、いやガイドではないです、案内もなんにもしないのですからね。しばらくしてそのおじさんが私の席にやって来て、英語でこう言いました。

おじさん:Are you follow me today?
私:Sorry? (あんた、今日、オレについてくるか、だと?????)
おじさん:Are・・you・・ follow me・・ today?
私:・・・・????? E, Excuse me? (わっかんねぇよ)
おじさん:If you wana follow me, six thirty, ok? (もし、あんた、おれについて来たかったら、6時半だよ、okか)

ここで私も気付きました。そうだ、マングリッシュのfollowは追いかけるとかついて行くではなくて、乗せて貰うとか乗って行くってことなんだ。

と言うことは、今日は帰りも乗るのかってことを聞いてるんだ、んなこと聞くなよ、当たりメーじゃないか。で、咄嗟に、Yes, Six Thirty(6:30), Ok と返事し会話を終えました。

えっ、でもなんで6:30なんだ。バウチャーの説明書きには夜8時出発って書いてあったのに・・・・、でも我慢我慢、二人で55リンギの格安ツアーだし・・・

でもね、ホント中華系の方の英語って難解ですよ。上のおじさんのようにDo you follow・・・ではなく平気でAre you follow・・・なんて文法無視するし、follow meのようにマングリッシュ特製の語彙も入るし、いやいや、私はまだまだ修行が足りませんな。

途中一度サービスエリアでトイレ休憩した後、8時30分にマレーシア側のイミグレーション通過、そして9時、出発からちょうど4時間でマレーシア・シンガポールセカンドリンクに架かる橋を渡り、シンガポールのイミグレーションとカスタムに到着しました。

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↑ブリッジを渡り終えたところです。向こう側がマレーシア、こちらがシンガポールです。

ところが、ここまで4時間か、なかなか順調じゃないか、と考えたのが実は大きな間違いでした。

ここからバスを降りてシンガポールのイミグレーションとカスタムを通過するのになんと、2時間もかかったのです。

ARRIVAL HALLと書かれた看板の先には、なんと人人人の波、向こうが見えないほどの人で埋まっていました。

いくつもあるイミグレーションのレーンはある程度幅のあるレーンなのですが、どのレーンも人でぎっしりです。さてどのレーンが一番早いかと思案していたところ、入り口に立っていた怒った顔のおばさんが、変な抑揚の日本語で「おい、こっち、こっち、こっち並べ」と言うのです。

この時はまだその先のことが読めずにいたので、怒った顔の言うとおりにそのレーンの最後尾に付きました。でも4列か5列ぐらいの幅のレーンに人がぎっしり詰まっていて、しばらく経っても一向に前に進みません。そのうちどんどんと後続の人波も増えてきていやぁ参ったなぁ、これじゃ1時間も並ばなきゃいけないぞと覚悟したのですが、実はそれでも大甘だったのです。

ちょ、ちょっと待ってよ、このレーンの先頭って、1列じゃないのか、イミグレのカウンターって一人ずつだろう、なんて思っていたら、さっきの怒った顔のおばさんがやってきて、なんと幅広の人波を怒った顔で狭めようとするのです。

みな渋々と怒った顔の言うとおりに徐々に幅を狭めて行くと、その反作用でだんだんと列が伸びていって、なんと私たちは数あるレーンの中で一番長い列の最後尾から僅かのところに立っていました。もう既に並び始めて30分ぐらい経過したと言うのに、まだほとんど最後尾、しかも動かない。

人混みで先が見えず、あとどのぐらいかかるかなんて全く読めないままにじっと並んでました。

1時間が経過、ようやく半分ぐらいのところまで進みました。そしてまだまだ後続がやってきます。後を振り返ると既に後ろも長い列です。

あの怒った顔のおばさん、何度も私の前を横切って、レーンを横切りながら何事か怒鳴っているのですが、中国語なので何言ってるのかさっぱり分かりません。でも、何度も横切るので顔を覚えてしまいました。よく見るとなんとふてぶてしい顔です。女ヤクザ出身なのかも知れません。睨みつけられたら震えてしまうかも知れません。・・・・なんてくだらないことを考えていて、ふと気が付いたら、後に並んでいた筈の長い列がいつのまにかどこかに消えてる???

あれ、どうしたのかな?と、思ったら、なんと新たなレーンがオープンしていてそっちに移動して行ったようなんです。な、な、何なんだよぉ。。。良く良く見てみると、私たちはこんなに必死にいっぱい並んだのに、いくつもあるレーンのまだ最後尾近くにたってます。

それに、なんと言うことでしょう。こんな時って、隣のレーンの進みの早いこと、こっちはいつまで経ってもカメのノロさなのに、こっちの隣もあっちの隣もウサギさんぐらいの速さです。どんどん抜かれて行きます。

いやはやいやはや、、、、でも、こんなこといつまでも書いていてもしょうがないので、先に進みますが、結局ここでは2時間も並ばされてしまいました。

イミグレ通過するのに2時間だなんて、こんなこと初めてです。まったく予想だにしていませんでした。

そしてそれから30分後の11時40分、ようやく目的地のセントーサ島に到着しました。早朝5時にKLを出発してから既に6時間半以上が経過しています。

バスが地下駐車場らしいところに停車すると、みな一斉に立ち上がりぞろぞろと降り始めました。でも例の中年ガイド氏、何も言いません、無言です。なんだよ、帰りの集合場所とか時間とかなんか説明しないのかよって思っていたら、降り際に中年ガイドし、Six, Six, OK?と私に向かって言うのです。えっ、6、6時かい、6時半じゃなかったのかいと私が言うと、ガイド氏、いや6時だよって。。

なんといい加減、グルーポンのバウチャーには8時、バス内では6時半、そして最後には6時集合だって。。ガイド氏曰く、6時にKLに向け出発するから間違えないようにだと。。分かったけど、ここでいいんだな、6時にここに戻ってくれば良いんだねと念押しして、ようやくフリーの行動開始です。

しかしなんですね、10時に到着して夜8時まで10時間の自由行動の筈が最終的には6時間に減らされてしまってる、これが格安弾丸ツアーの正体てすよ、でもこれじゃあ、ゆっくりしていられない。




急ぎその場でタクシーをつかまえ、予ねて予定したとおりマリーナベイサンズに直行です。

実は、シンガポール訪問はこれが2度目です。1度目は約10年前、でもその時はマリーナベイサンズはまだ建ってなかったから、今回はそのマリーナベイサンズの屋上に上がり、そこからこの10年間に益々発展したであろうシンガポールの街を眺めようかと思ったのです。

マリーナベイサンズってセントーサから近いんですね。タクシーでほんの15分ほどでタワー1のエントランスに到着です。タクシーでの道すがら思ったのですが、ここは埋立地なんですね。雰囲気がお台場と良く似ています。

↓そのマリーナベイサンズを下から見上げたところです。これはタワー3の真下から見上げています。

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↓タワー3とタワー2の間のほぼ真下から見上げています。

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↓タワー1脇の道路上からタワー2とタワー3を見上げています。

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↓道路を挟んだ側から2と3を見上げています。

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↓もう少し離れた位置から、タワー1、2、3を見上げています。

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しかし、このマリーナベイ・サンズ、奇抜なと言うか斬新なデザインですよね。3つの高層ビルを土台にしてその屋上に巨大な舟を乗っけているような形で、これは目立ちますね。このビルを上空から眺めると↓こうです。

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(ネット上からお借りした写真です)

そして、このマリーナベイサンズの売りは↓この屋上プールなのだそうです。

マリーナベイサンズ02
(ネット上からお借りした写真です)

では、これからこの屋上に上がってみたいと思いますが、プールエリアはホテルの宿泊客でないと入れません。宿泊客以外の人はタワー3の上のスカイパークと言う屋上の展望デッキのみ。それだけでも入場料は大人23S$(約2200円)もします。ちょっとでもケチりたい私としては、オンラインでもシニア割引を受けられることを知り、S$20(約1900円)で購入しましたけどね。。

スカイパーク専用エントランスをとおり、エレベータで56Fへ。あっと言う間に着きました。ここが地上高200mのスカイパークの展望デッキです。ここは巨大な舟の船首(先頭部分)にあたるところです。

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↓後を振り返ったところです。

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↓舟のデッキから2階部分を見ています。

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↓眼を斜め右に転じたところです。

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天気は余り良くありません。でも時々太陽が雲の間から顔を出します。

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↓舟の左舷2階のデッキから左前を見ています。

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↓左舷2階デッキから下に降りる階段途中で撮影したものです。

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↓これは舟の左舷後方部分を撮影したものです。プールエリアが見えていますが、通路のドアに遮られて向こう側には立ち入りできません。(宿泊者以外は立ち入り禁止です)

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↓左舷デッキから正面を撮影したものです。海面に浮かぶ大きな"50"の数字は、2015年に大々的に祝賀される予定のシンガポール建国(独立)50周年を表しています。(シンガポールがマレーシアから独立したのは1965年です)

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↓小さくマーライオンが見えています。

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↓これは舟の右舷から海方向を撮影したものです。海上に浮かぶ船の多さに注目です。

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以上、スカイパーク@マリーナベイサンズでした。



さて次は地上に下りてきて、マリーナベイサンズの前の道路の向こう側にあるショッピングモール「ザ・ショップス」を覗いてみました。

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↓このモールもマレーシアにも多い吹き抜けスタイルですが、ここにはなんと小舟を浮かべる水路がありました。

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↓外にでてみると、目の前にはラッフルズ・プレイスの高層ビル群です。

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そして↓これはエスプラネード・シアターズ・オン・ザ・ベイ方向です。

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↓カメラをズームインしてみると観光名所のマーライオンがきれいに見えました。

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さてと、時計をチェックするとすでに午後1時半です。少々お腹も空いてきたのですが、ゆっくりもしてられません。ここからセントーサまでは地下鉄とモノレールで帰る計画にしてましたので、そそくさとMRTのベイフロント駅に向かいました。

↓MRTベイフロント駅のプラットホームです。

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↓これはチャイナタウン駅で乗り換えた地下鉄の車内ですが、静かで綺麗。なんか東京の地下鉄よりも綺麗と感じた訳は、中吊り広告などがなにもないことでした。

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↓終着駅のハーバルフロント駅の改札出口です。やはりどうしてもKLの駅の改札口と比較してしまいますが、こちらの方が断然スマートできれいです。こちらは日本と似てますね。

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↓これはセントーサへ渡るモノレールです。KLモノレールと同じく2両編成の可愛いモノレールです。

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さて、またセントーサに戻ってきました。現在時刻2時15分です。と言うことは、帰りの集合時刻まで残り3時間45分。。

これってなんかのテレビ番組を思い出しました。時間に追われてとても楽しめたものじゃないですね、これじゃ。

しかし、実はこのデイツアーのバウチャーを購入する前に考えたのですが、せっかく行くのだから本当はいろいろ見て廻りたい。でも弾丸ツアーだから時間に余裕がない。地理不案内のところうろうろしても時間の無駄。なのでポイントを絞ろう。そう2箇所だけ。一箇所はマリーナベイサンズ、そしてもう一箇所は、ユニバーサルスタジオがいい。

と言うのは、バスの発着地点はユニバーサルスタジオの直ぐ近くの地下駐車場。最初にマリーナベイサンズに行って戻ってくれば、残りの時間はゆっくりユニバーサルスタジオで遊べる。そうだそれがい、実に良い考えだ、と独りで悦に入ってました。

で、入場チケット(ワンデーパス)は、この時期のプロモーション価格でも大人S$71(約6800円)と決して安くない。あちこち探し回ってシニアディスカウントを発見、早速オンライン購入、一人S$46(約4400円)、二人併せて92シングドル(約8800円)、しかもこのチケットはクリスマススペシャルセットミールがフリーでついてると言う。へへん、どんなもんだい、世の中賢く生きなきゃ損だよな、なんて我ながらしてやったりとほくそ笑んでいたのです。と言うことで、今日の弾丸バスツアー、私の中では正直言ってここユニバーサルスタジオが本命なんです。

いい年をしてこんな遊園地が好きだなんて、と思われるかも知れませんが、そうです、何を隠そう実はローラーコースターなどの、くるくる回転したりひっくり返ったりする乗り物が昔から大好きなんです。(今日はMyBetterHalfが一緒なので流石にそれは無理でしょうけど)

でもちょっと天気が心配ですね。なんか、雨がぱらぱら降ってるし。

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いや、それにしても凄い人です。これじゃ、東京ディスニーランドやディズニーシーとちっとも変わらん、いやこっちの方が混んでるぞ。(今日は土曜日、そして年末、スクールホリデー、いろいろな悪条件が重なったのかも知れませんね)

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人ごみの中を歩いて行く途中、↓こんなパレードにも出会いました。

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でも、なんだか空模様が怪しい。時計をチェックすると既に3時近く、お腹もペコペコなので例の無料のセットミールを食べようと、指定のレストランをうろうろ探しているうちにどんどん時間がなくなっていきます。

でようやく探し当てた指定のピザハウスの中に入ったらここも凄い人混み。ミールを注文するのも行列、受け取るのも行列、テーブルが空くのを待つのも行列、何をするにも行列、行列でいや今日は行列するためのツアーかよ、なんて思ってしまいました。

そして、それでもなんとかお腹を満たし外に出ました。えっ?クリスマススペシャルセットミールはどうだったかって?すみません。語りたくありません。

この時、空がますます暗くなり、雨です。雨が降ってきました。最初はぱらぱら、そして、あっと言う間にバケツをひっくり返したような土砂降りになってしまいました。

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傘も持ち合わせていない私たちは瞬時にずぶ濡れ、なんと靴の中もびしょびしょ、パンツまでも濡れ濡れびっちょりになりながら、慌てて近くのアトラクションエントランスに逃げ込みました。

ここがそのエントランスですが、ここは屋根つきなので大丈夫。でも困った。このまま雨が止まないとどこも行けない、見れない、乗れないで大枚4000円のチケットを無駄にしてしまう。

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ええい仕方がない、このアトラクションに入ろう、そう考えたのですが、トランスフォーマーズ???これ一体なんのライドなのかさっぱり分からない。なんかガンダムみたいなロボットだけど、これってなんだろう、こんなのに乗るの???

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孫たちにでも聞けば直ぐ分かるのだろうけど、孫もいないし、周りに一杯いるチャイナの人たちには聞きたくないし・・・・

ええい、とにかく入ろう、バスの集合時間まではまだ2時間半もある。これに乗ってもまだ時間があるようなら、なにかもう一個ぐらい乗ってそれで我慢しよう。そのうち雨も止むだろうし・・・

そう決心して長い行列の最後尾についたのですが、それが実は恐怖の行列だったのです。

周りの群集ですが、みな考えることは同じようで、どんどん行列が長蛇の列になってしまいました。入り口ゲートから中を覗くと、中にはつづらおりの行列が果てしなく続いています。その先はどうなっているのか分からないけど、まぁ、なんとか少しずつ進むだろう、そう思ってました。

長蛇の列の最奥は、階段になっていてその先のドアから中に入っていくようです。きっと、あそこが乗り物のゲートだろうから、ざっと見積もっても40分ぐらいか・・・なんて考えてました。それにしても濡れたくつやパンツが気持ち悪い。こんな格好、誰からも見られたくないです。

↓この写真はネット上からお借りした(以下同じ)ものですが、空いてる時の写真です。実際は前後左右とも身動きできないほどの人混みでした。

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のろのろと歩む行列の中で、みな、立ちながら、歩きながらの飲み食いはもちろん、そのうち子供は泣き叫ぶは、じじばば(私たちじゃありません、チャイナのじじばばです)は座りこむし、挙句は行列を無理やり横切って割り込むじじばばもいたりしてあちこちで、言い争いまで始まる始末。

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どうしよう、でもあそこの階段の先まで我慢しよう、きっとあそこで行列終わりだから。。そう信じてました。

我慢して我慢して約1時間以上も並び、ようやく階段の先のドアから中に入ることができました。と、ところが、ところがですよ、その先にもいっぱい並んでる。そこで行列が終わりではなかったのです。

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いくつもいくつも↓こんな部屋があって、行列が無限に続いているのです。

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あといくつの部屋を通過しなくちゃいけないのか、どれぐらい時間がかかるのか、聞きたくても周りにスタッフはいません。(日本じゃこんなこと考えられないですよね)時計を見るとまもなく5時。焦ってきました。そのうちトイレにも行きたくなってきたし、さてどうすれば良いのか。。戻るか、と言っても前後左右は人人人。今来た道を戻ることもできなさそう。。。

そのうちだんだん時間がなくなってきて終に5時半、あと30分しかありません。2時間以上並んでもう限界、これ以上並んだら間に合わない。こんなことでバスに置いていかれたらそれこそ大変。

決断しました。しょうがない、諦めよう、外に出よう。でもどこから出るか?

と、その時、行列の先に見えました。緊急用の非常口です。あぁ良かったこれで間に合う。

そして、さらに数分後、ようやくたどり着いた非常口と書かれたドアの取っ手を持って見て愕然としました。

そうです、それは贋物の非常口だったのです。宇宙船のようなアトラクションのなかのフェイクのドアだったのです。

いや焦りました。みるとあちこちに非常口があります。一体どれが本物なのか。。

もう15分前です。このドアが本物でありますよう、祈る気持ちでドアノブを回したところ、大当たり~。。。

何度かドアを試してみてようやく本物に当たりました。本物と贋物の区別がつかないほど精巧に作ってあるのには感心したり頭にきたり。。。

でも、ホッとしました。その後、倉庫の中の楽屋裏のようなところを彷徨いながらもなんとか外に出てこれました。

まだ小雨のぱらつく中、大急ぎで集合場所に向かい、そして、ちょうど6時、良かった、間に合った。。。。で、でも、バスはどこ?ツアーの他の人たちはどこ?例の中年ガイドのおっさんはどこ?

誰も居ない。またまた焦りました。集合地点を間違えたのかと大汗かきながら、小走りに探し回りました。でもどこにも誰もいないし、バスも見当たらない。

なんと言うことだ、と途方にくれていたところ、6時半ちょっと前にオッサンが現れ、他のチャイナの人たちもぞろぞろと現れました。なっなんだよぉ、驚かさないでくれよぉ。頼むからさ。

おっさんに6時集合だっただろうって、問いただしたら、しれっとした顔で、ノー6時半だよ、なんてことヌカス。お、おい、それは違うだろう、確かに6時って言ったじゃないかと怒る私です。

でも、早く着いたならそれでいいじゃないか、なんてオッサンに返され、この私もしょげてしまいました。



いやいや、今日はなんと言う日なのでしょう。楽しみにしていたユニバーサルスタジオでは4000円ものワンデーパスを買っていながら、なーんにも見てない、乗ってない、ただ雨に濡れて、2時間も行列に並んだだけ、食事だって粗末なものだったし、こんなツアー、二度と来るかと悪態つきながらバスに乗り込みました。

この後も帰りのシンガポールのイミグレでまたも1時間ほど並ばされ、最後には、くそっもうシンガポールなんて絶対来てやるかと怒りながら家路につきましたとさ。



以上、長々と書いてしまいましたが、シンガポール弾丸バスツアーの愚行、往復バス乗車時間10時間、行列に並んだ時間約5時間超、何しに行ったんだかまったく訳の分からないツアーのリポートでした。最後までお読みいただき大変お疲れ様でした。なにかの参考にでもしていただければ報われます。

では、2015年は(も)、私にとっても皆さまにとっても良い年でありますように。。

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