今、マレーシア政界とマスメディアは、今月15日の米司法省(DOJ)による昨年7月に続く第2弾の民事訴訟提起の発表を受け、かなり騒がしくなってきています。と言っても、驚いたことにマレーシアのほとんどの主流メディアはこの件完全スルーしています。ほんの僅かな記事があったとしてもその内容は政府報道官などの発表に同じで読む気にもなりません。なので、詳細かつ信頼に足る情報はこれまで同様非主流メディアに頼らざるを得ません。

しかしこんな政権べったりの国内の主流メディアとは裏腹に、今回は海外の大手メディアも一斉にこれを取り上げ、いずれも詳細な記事を掲載しましたね。マレーシア国内においては、この1MDB問題はすでに沈静化していてこれ以上拡大することはない、などと楽観的と言うか呆れた見方をする政治家や専門家も多いのですが、そうではなくて、やはり世界はまだまだ注目していることの証左だと思います。

また今回は日本国内においても日経新聞などが素早くこれを報じたようですし、それに海外の大手通信社などの翻訳記事なども即刻出回ったようですので、ある意味マレーシアの政界疑獄はいよいよ日本国内でも注目され始めたかと感じています。

と言うことで、先ず最初に日本経済新聞の短文の記事から今回DOJ提訴の概要を見てみたいと思います。



マレーシア系の資産差し押さえ求め提訴 米司法省
日本経済新聞 (2017/6/16)

 米司法省は15日、マレーシアの国営投資会社「1MDB」を巡る資金の不正流用疑惑で、約5億4千万ドル(約600億円)の資産差し押さえをカリフォルニア州の連邦地裁に申し立てた。昨年7月の請求と合わせ、1MDB関連の資産差し押さえの請求額は約17億ドルに達した。

 米司法省によると、1MDBの幹部や関係者はペーパーカンパニーなどを使って、45億ドル以上の資金を横領し、高級不動産や宝飾品などを買いあさった。今回の差し押さえ対象にはピカソの絵画なども含まれる。

 米司法省は巨額の横領にマレーシアのナジブ首相に近い複数の人物が関わったとみているもようだ。ナジブ首相の報道官は16日、「1MDBに関してはマレーシア当局が広範に調査したが、いかなる犯罪も明らかにならなかった」と反論した。



以上でお分かりのように、米司法省は昨年7月に第1回目の民事訴訟をロサンゼルスの連邦地裁に提起したのですが、今回はその第2弾という訳です。しかしながら、マレーシアでは、本件訴訟は飽くまで財産差し押さえ目的の民事訴訟であり、誰かが刑事告訴されているわけではないし、それを目的とするものではない、だとか、訴状には1MDBやナジブ首相が直接名指しされているわけではないのでマレーシア政府とはなんの関係もない、と堂々とマスコミを相手に語ったり、また、米司法省の訴状の内容は信頼に足るものではない、なんの証拠もないものだ、と一蹴する政府高官や首相周辺の政治家も少なくありません。

しかし、今回の251ページに及ぶ膨大な訴状に克明に記された米国司法省の捜査・調査結果と、現下のマレーシア政府機関や首相周辺の政治家たちの言い分のどちらが信頼に足るものかは、世界中の誰の目にも明らかなのに、未だ強弁し続けるなどは生き残りに必死すぎて哀れにも思えるほどです。

と言うことで以下は、この米司法省の第2弾提訴の内容を報じる内外のメディアの中で、最も詳細かつ丁寧に報じていると思われるマレーシア・キニの記事のうち、膨大すぎて分かりにくい訴状の要点のみをダイジェスト版のように簡明に報じた記事を紹介してみたいと思います。(註: 和訳は筆者ですが必要に応じて意訳しています)



The 1MDB players - in their own words
1MDBプレーヤーとその語録

 訳者註; プレーヤーとは米司法省の今回訴状中の主要登場人物 

malaisiakini
Published 16 Jun 2017, 8:17 pm Updated 17 Jun 2017 2:05 pm

kini001_R.jpg



kini002_R.jpg

"Billions of dollars that should have been used to help the people of Malaysia, but instead was used by a small number of indivisuals to fuel their astonishing greed." Acting US Attorney, Sandra R Brown
「マレーシア国民のために使われるべき数十億ドルが、一握りの人たちの驚くべき貪欲さを満たすために使われてしまった」( 米国カリフォルニア地方検事代理 サンドラ・R・ブラウン氏 )

 訳者註: US Attorneyとは日本の地方検察庁検事正に相当する職務

Brown said this in a conference call, when announcing the Department of Justice’s (DOJ) latest civil suit, seeking to seize an additional US$540 million in assets purchased with funds allegedly misappropriated from 1MDB.
ブラウン氏は、1MDBからの盗用資金で購入したとされる新たな5億4千万ドルの資産を追加差し押さえするための民事訴訟提起を発表する電話会議でこのように(前記のとおり)述べた。



kini003_R.jpg

"Mwahahahaha-$$$$" Risa Aziz's email to Joey McFarland.
「ムハハハハ-$$$$」(リザ・アジズ氏からマックファランド氏へのEメール)

 訳者註: リザ・アジズ氏(写真)はナジブ首相の義理の息子、マックファランド氏はリザ・アジズ氏が創設した米映画制作会社レッドグラニットの共同創業者兼副社長で映画プロデューサー。Mwahahahahaは高笑いのことだが、$$$$は金はいくらでもあるの意か?

In an email exchange, Prime Minister Najib Abdul Razak’s stepson Riza Shahriz Abdul Aziz and his business partner Joey McFarland discuss their obsession with collecting expensive movie posters. The DOJ claimed Riza had purchased his collection, which covered the walls of his Park Laurel condominium, using funds allegedly misappropriated from 1MDB.
ナジブ首相の義理の息子 リザ・アジズ氏と彼のビジネスパートナーのマックファランド氏はメールで、高価な映画ポスター収集の執念を話し合った。米司法省は、リザ氏所有のパークローレルマンションの壁を覆う高価な映画ポスターは、1MDBから横領した資金で購入されたと判断している。

 訳者註: 前述のMwahahahaha-$$$$は、そんな彼らのEメール文中のもの。

- DOJ third suit on 1MDB, page 83, paragraph 278
-米司法省1MDB関連訴状第3版第83ページ278節より



kini004_R.jpg

"Aboard the Topaz, Schwartz showed the pink diamond to a group of people that included Low, Husseiny(※), the Wife of Malaysian Official 1, and one of her friends."(Department of Justice Lawsuit)
シュワルツ氏は豪華ヨット トパーズ上で、ジョー・ロー氏、フセイニー氏(※1)、MO1氏の妻(※2)とその友人を含むグループにピンクダイアモンドを披露した。(米司法省訴状)

 訳者註 ※1 アブダビ政府のMohamed Ahmed Badawy Al-Husseiny氏、※2 MO1氏の妻とはナジブ首相の妻、ロスマー夫人を指しているとの見方が大勢

According to the DOJ, Jho Low had engaged New York-based jeweller Lorraine Schwartz to prepare the pink diamond necklace for the wife of Malaysian Official 1 (MO1). They viewed the jewellery aboard a yacht off the shore of Monaco. The DOJ said the necklace, which cost US$27.3 million, was purportedly paid for using portions of US$620 million that MO1 had returned to his “donor.”
米司法省によれば、ジョー・ロー氏はMO1氏の妻にピンクダイヤモンドのネックレスを用意するために、ニューヨークに拠点を置く宝石商 ロライン・シュワルツ氏と頻繁に会っていた。彼らはモナコ海岸の沖合に浮かぶヨット上で宝石を見定めした。米司法省は、MOI氏が「ドナー」に返したと言う6億2千万ドルの一部が、この2730万ドルのネックレスの支払いに充てられたとみている。

- DOJ third suit on 1MDB, page 225, paragraph 850
-米司法省1MDB関連訴状第3版第225ページ850節より



kini005_R.jpg

"[S]ize matters." (Jho Low's text message to Jeweler Lorainne Schwartz)
「サイズが重要なんだ」 (ジョー・ロー氏から宝石商ロライン・シュワルツ氏へのテキストメッセージ)

 訳者註: 宝石は大きさが大事なんだ、とショートメールメッセージ(SMS)の記録にあったという意。

Low was said to have sent this message to Schwartz while surveying for a heart-shaped diamond as a Valentine’s Day gift for Australian model Mirande Kerr. Low finally settled on an 11.72-carat diamond for US$1.29 million, allegedly using stolen 1MDB money.
ロー氏は、オーストラリアのモデル ミランダ・カー氏(※)へのバレンタインプレゼントにハート形のダイヤモンドを物色中に、このテキストメッセージをシュワルツ氏に送ったものと見られている。ロー氏は最終的に11.72カラットのダイヤモンドを購入することに決め、1MDBから盗用した資金の中から129万ドルをこの支払に充てたとDOJは判断している。

 訳者註: ミランダ・カーはジョー・ロー氏の元カノ。

- DOJ third suit on 1MDB, page 234, paragraph 881
-米司法省1MDB関連訴状第3版第234ページ881節より



kini006_R.jpg

"Would it be appropriate to make a dragon-cake with the text 'Happy birthday May Lin. Celebrate birthday during the river cruise Saturday as a surprise?" (Oceanco executive's email to Jho Low)
「土曜日のリバークルーズにサプライズとして、"ハッピーバースディ メイ・リン"と書いたドラゴンケーキを出すというのはいかがでしょうか」 (オーシャンコ役員からジョー・ロー氏に宛てたEメール)

 訳者註: メイ・リンはジョー・ロー氏の妹。オーシャンコはジョー・ロー氏の豪華ヨットを製造・販売したオランダのヨット会社。

Email correspondence obtained by the DOJ includes a birthday cake proposal by Oceanco for Jho Low’s sister May Lin. Oceanco built Jho Low’s 300-foot yacht, “The Equanimity”, which he allegedly acquired using misappropriated 1MDB funds.
DOJが取得したEメールには、オーシャンコからジョー・ロー氏の妹メイ・リン氏への誕生祝いのプランの提案が含まれていた。オーシャンコが製造したジョー・ロー氏の300フィートの豪華ヨット「エクアニミティ」には、1MDBから横領した資金が使われたとDOJはみている。

- DOJ third suit on 1MDB, page 198, paragraph 726
-米司法省1MDB関連訴状第3版第198ページ726節より



kini007_R.jpg

"Dear Leonard DiCaprio, Happy belated Birthday ! This gift is for you." (Note written by Eric Tan)
「親愛なるレオナルド・ディカプリオ様、ちょっと遅れましたが誕生日おめでとうございます ! これは貴殿への贈り物です。」(エリック・タン氏によって書かれたメモから)

 訳者註: エリック・タンとはジョー・ロー氏の別名/偽名。

Eric Tan allegedly purchased a Pablo Picasso painting worth US$3.28 million using misappropriated 1MDB funds and gifted it to Hollywood actor Leonardo DiCaprio for his birthday in January 2014. The Singapore courts had established that Eric Tan is an alias for Jho Low.
エリック・タン氏は1MDBから盗用した資金で時価328万ドルのパブロ・ピカソの絵を購入し、ハリウッドの映画俳優レオナルド・ディカプリオ氏に贈ったとされる。 シンガポールの裁判所はエリック・タンはジョー・ロー氏のエイリアス(別名)であると断定した。

- DOJ third suit on 1MDB, page 243, paragraph 928
-米司法省1MDB関連訴状第3版第243ページ928節より



kini008_R.jpg

"When good wealth creation is generated, as a matter of cultural respect and good fortune that arises from respect, we always give our parents the proceeds " (Jho Low's email to BSI)
「良い富の創造が生まれたとき、尊敬から生じる文化的敬意と幸運の印として、私たちは常に両親に収益を分け与えます(※」) (ジョー・ロー氏のBSI銀行へのEメール)

 訳者註(※): 悪い言葉でいえば、「金の成る木を掴んだら、親孝行の私たちはあがりの一部を親に恵むのが常だ」、と言うこと。

Low, responding to queries by BSI bankers over large transfers to his father’s bank accounts. He explained that it was his family’s tradition to provide gifts to his parents when business is good. The DOJ said BSI bankers accepted this explanation, instead of raising red flags for money laundering.
ロー氏は、BSI銀行の父親口座への大量資金の移転に関する銀行側の質疑に応じ、「ビジネスが好調ならば親に贈り物をするのは自分の家族の伝統だ」と答えた。DOJは、BSI銀行がジョー・ロー氏のこの説明を受け入れて、 (大量資金の)マネーロンダリンクを食い止めずに見逃すことになった、とみている。

 訳者註: BSI銀行とはスイス系の銀行で、シンガポールを拠点にアジア事業の拡大を進めているが、今回の件(大量資金のマネーロンダリングを見逃したこと)で関係当局から厳しく糾弾されている。

- DOJ third suit on 1MDB, page 242, paragraph 920
-米司法省1MDB関連訴状第3版第242ページ920節より



kini009_R.jpg

"I hope all is well. As discussed, please kindly arrange for ........wire transfer {of} GBP35,000,000.00 in full to the account details below for value date asap." (Jho Low's letter to RBS Coutts.. March 19, 2010.)
「私はすべてうまくいくことを願ってる。(これまで)議論したとおり、3,500万ポンド(GBP)の全額が指定の口座(詳細は下記)に指定日に着金すべく電信送金するよう即刻手配を頼む」 (ジョー・ロー氏のRBSクーツ(Coutts)銀行への手紙)

 訳者註: RBSクーツ(Coutts)銀行はスイスのチューリッヒに本部を置くスイス系銀行。

The DOJ claimed that Low holds a passport for the West Indies island of St Kitts and Nevis, apart from a Malaysian passport. Low’s signature on the foreign passport also appeared in a letter the billionaire wrote to RBS Coutts when requesting for a £35 million wire transfer.
ロー氏はマレーシア国のパスポートとは別に、西インド諸島のセントクリストファー・ネイビス連邦のパスポートを所持しているとDOJは主張している。そのパスポートに書かれたロー氏のサインは、億万長者(ロー氏のこと)が3500万ポンドの送金を要求したRBSクーツ銀行に宛てた手紙と同じものだ。

- DOJ third suit on 1MDB, page 185, paragraph 685
-米司法省1MDB関連訴状第3版第185ページ685節より



kini010_R.jpg

"The documentation which we have received, Jho, it's a joke" (Falcon Bank CEO'S phone conversation with Jho Low)
「我々が受け取った書類は、ジョー、これは冗談だよ。」 (ファルコンバンクのCEOとジョー・ロー氏の電話会話記録から)

The Falcon Bank CEO, expressing concerns about the documentation provided to the bank to justify the numerous transactions in 2013 involving Tanore Corporation and Granton Property Holdings accounts. The DOJ claimed proceeds from a 2013 bond raised by 1MDB was siphoned to the Tanore account. US$681 million of those siphoned funds were later transferred to Malaysian Official 1.
ファルコンバンクのCEOは、2013年におけるタノレ・コーポレーション及びグラントン・プロパティ・ホールディング口座に関連する多数の銀行取引を正当化するために銀行側に提出された書類に不安を表明している。DOJは、2013年の1MDBによる債権収益(債権売却益)はタノレの口座に吸い上げられ、このうちの6億8,100万ドルは、後にMO1氏の個人口座に移管されたと判断している。
 
訳者註: ファルコンバンクとはスイスの銀行ファルコン・プライベート・バンク。この銀行のCEO氏がジョー・ロー氏に電話を掛け、彼らが雇いあげた法律事務所が作成・提出した取引正当化の書類が十分ではないことに不安を感じ、このままでは大変な問題になる、とジョー・ロー氏に話したくだり。it's a jokeはネガティブの表現。ファルコンバンクは後に(2016年10月に)スイスの金融市場監督機関(FINMA)とシンガポール通貨庁(MAS)から、相次いで資金洗浄規制違反によりシンガポール支店の業務停止命令などを受けている。

- DOJ third suit on 1MDB, page 98, paragraph 335
-米司法省1MDB関連訴状第3版第98ページ335節より



kini011_R.jpg

"This money financed the lavish lifestyles of the alleged co-conspirators at the expense and detriment of the Malaysian people." (Acting US Assistant Attorney-General, Kenneth A Blanco)
「この資金は、共謀者たちの贅沢なライフスタイルの財源として使われ、マレーシア国民に損害を与えた」 (米副司法長官代理 ケネース・A・ブランコ氏)

Blanco said this in a conference call, when announcing the latest civil suit by the Department of Justice (DOJ), seeking to seize an additional US$540 million in assets purchased with funds allegedly misappropriated from 1MDB.
ブランコ氏は、米司法省(DOJ)の最新の民事訴訟提起を発表する電話会議で、1MDBから盗用したとみられる資金で購入した5億4000万ドルの資産をさらに差し押さえしようとするものだ、と述べた。



以上、6月16日にポストされ17日にアップデートされたマレーシア・キニの記事でした。

なお、今回ブログのタイトルを「米司法省による1MDB関連訴訟・第2弾」としていますが、本文に引用される訴状のバージョンが第3版(the third file)となっていることに当惑された方もおられるかと思います。

これは、実は今回(6月15日)の1週間前に第2版(the second file)の訴状が提出されているのです。しかしその第2版の差し押さえ請求額は約1億ドルで、今回第3版の5億4千万ドルに比し少額(?)だっことと、第1回から約1年と言う節目もあって、裁判所における1MDB関連民事訴訟としては第2版と第3版をあわせ一本で第2弾と報じているメディアが多いのだと思います。

さて今日は6月20日、米司法省の最新訴状提出発表から既に5日が経ちました。しかしながら国内の主流メディアは未だに完全スルーし続けていて本当に驚きです。特に今回訴状の内容は、これが事実とすればマレーシア国民としてはとても看過できるはずもないことばかりです。これがもし日本ならば、とうの昔にメディアも国会も大騒ぎで内閣総辞職は火を見るより明らかでしょう。

ところがこの国の主流メディアの今朝のトップには、高層公務員住宅の初めての引き渡し式に参列するナジブ首相が報じられていました。これなど何をか言わんやですね。でも、私はその公務員住宅の記事を読んで実は目からウロコでした。(今日のブログの本題から外れますが少しだけ書かせて下さい)

何が目からウロコかと言うと、先ずこれ↓を見て下さい。

PPA1M_R.jpg

これはPPA1Mと言う、政府の公務員住宅供給プログラムで目下着々と全国に整備されつつある高層公務員住宅です。新聞によると2020年までに全国で合計20万戸が整備される計画だとか。で、それは良いと思うのですが、目からウロコなのは、その住宅は1000平方フィート(約93平米)から1500平方フィート(約140平米)までの3タイプのユニットがあって、その買取価格はRM150,000(現在為替で約405万円)からRM300,000(同810万円)と言う超低価格なことです。

日本の公務員住宅はオール賃貸形式で買い取りなどもちろんできません(国有財産の買い取りなどできるわけがない)が、この国では買い取りができるんですね。驚きました。しかも超低価格、それに住宅のタイプに応じてさらなる政府補助金が出るのだとか。。これって凄いですね。さらに超低利の長期ローンと合わせ、若い人たちでも300から500リンギ程度の月払いローンで住宅を容易に取得できるのだそう。。すごい !の一言です。

しかしこれってかなりの国庫を投入してますよね。でなければこんなに安くできるわけがない。。。。穿った見方をすれば、1MDB関連で大事な国庫を失い、こんなところにも大盤振る舞いしてるから、急速に国庫が空になって新たな財源(税収)が必要になるのだろう、なんて思ってしまいます。でも正直言って、この国の公務員は本当に羨ましいですね。でも、公務員って政権にとっては大切な票田ですからね、大切にされているんですね。

なんて最後に愚痴ってしまいました。それではまた。。


スポンサーサイト
みなさん、こんばんは。

今日は6月12日の月曜日(Hari Isnin)ですが、パブリックホリディ(Cuti Awam)なのでDBPはお休みです。何のホリディかと言うと、Nuzul al-Quran(Revelation of the Quran)と言う祝日です。と言っても、私も何のことか分かっていなかったのですが日本語ではコーラン啓示の日と言うのだそうです。

それでもまだ良く分からないのでwikiで調べたのですが、イスラム教の聖典であるコーランがアッラーの神から最後の預言者のムハンマドに対して下された日なのでコーラン啓示の日、この国の祝日だそうです。(まぁ、これぐらいの説明で勘弁して下さい)(^-^)/

そんな今日という日、前から気になっていた頭の髪のボサボサをすっきりしてもらいたくて床屋さんに行って来ました。今日はその床屋さんのお話しですが、ひねくれ団塊もいよいよブログのネタが尽きたかと思われそうですね。(笑)

実は、マレーシアに住んでもう4年半も過ぎたのですが、この、、所謂、、ごく一部の人を除いて、普通は誰もが必ず定期的にお世話になる床屋さんって、なかなかお気に入りを見つけるのが難しいですよね。

日本に住んでいても、新しいところに引っ越ししたりすると、行きつけの床屋さんってなかなか決まらないでしょう? 異国の地ではなおさらのことです。言葉が違うし、やり方も違う、まぁ文化が違うのでそこが面白いといえば面白いのですが、自分の思い通りにならない時など、これはかなりのストレスですよね。

でも若い時ならいざ知らず、とっくに頭の見栄えなど気にしなくても良い年のはずなのに、これはいつまでも他人に良く見られたいという、仕様もない人間の性(さが)なのでしょうか。

ところで最近、と言っても随分以前からですけど、日本でも格安床屋さんって急速に増えましたよね。いわゆる1000円床屋さんですけど、私など、いつの頃からかこの格安床屋さんが行きつけになっていました。それまでは、4000円とか5000円とかの高い床屋さんに行ってたのに、あの安さと手軽さには抗いようがありませんよね。

なので、マレーシアでももちろん格安床屋さんです。ここKLの数あるショッピングモールには、Quick-CutとかX-Cutなどの格安床屋のチェーン店がたくさんあるし、街中には格安のインド人床屋さんもたくさんあります。

そんな格安の床屋さんでは、どこでも大体20リンギ以下(現在26円/リンギなので日本円換算で520円以下)でチープに髪を切ってもらえるのですが、仕事が雑だとか、あまり上手じゃないだとか、職人さんがフレンドリーでないだとか、お店が清潔でないとか、やっぱり安いだけあっていろいろと不満がある訳です。

私は特に若い頃から刈り上げくんスタイルが好きではないので、バリカンでなくハサミでやってね、とか、バックとサイドはあまり短くしないでね、などとお願いしているのです。ところがこちらの格安床屋さんでは、たまにですけど、ロクに客の希望も聞かずにいきなりバリカンをばりばり入れられて、ものの5分で見事な刈り上げくんに仕立てられたりすることもあって、そんな時には、あーぁ、酷いところに入っちゃったよ、こんなところ二度と来るものかと思ってしまいます。

でも、髪ってそんなに早く伸びないから、私のような団塊シニアでも、それからしばらくは面白くない日が続くのです。だから、、早くお気に入りの床屋さんを見つけて、行きつけの店を決めたかったんだけど、でもこれって意外と難しい。なんせひと月半に一度ぐらいのペースでしか行かないから、それでも1年に8回は行くとして、マレーシアに来てからもう40回近くも行ったはずなんだけど、そのうちの大半が空くじばかり。たまに、お、ここはいいかなって思う時もあるにはあるけど、次に行くと同じ職人さんが辞めてしまっていなかったり、店が潰れて閉店していたりでホント難しいよ。

それにこの格安床屋さん情報ってなかなか探せないですよね。高級ヘアサロンやこだわりの理髪店なら、いくつものおすすめ情報がネット上にあるのに、格安の床屋さんの"これはおすすめ"ってのはなかなかないんですよ。英語ブログにもマレー語ブログにも、もちろん日本語ブログにもほとんど見当たらない。なので、自分で探すしかないのですが、これにはかなりの長期を要するわけです。

でも、このところ、あるところに偶然行き始めてから、お、なかなかいいじゃんと思うようになり、そして行き始めから3回目の今日、ついに確信しました。大袈裟に言えばマレーシア移住4年7か月にしてようやく行きつけの床屋さんが決まったということなんです。

そう言うことで、今日は私が行きつけと決めた格安床屋さんを紹介します。ただし、これは飽くまで私の好みとセンスに基づく独断評価ですから、すべての人に当てはまる訳はないと思いますので、その辺りをどうぞ斟酌し、参考情報としてお読みください。でも、もし良さげと思われた方は是非行ってみて下さいね。



場所はモントキアラから車で約8分のムティアラ・ダマンサラ(Mutiara Damansara)のスーパーマーケット、Tesco Extra店です。ここの屋内駐車場(Gフロア)の傍にある床屋さんです。

KFC最寄りの出口/入り口から駐車場に出てくると右前方のショップロットです。↓

P_20170612_113932_vHDR_Auto_R.jpg

もっと近づいて良く見てみましょう。↓

P_20170612_150731_vHDR_Auto_R.jpg

お店の名前はGOVA'S、この名前でネット検索すると、1件だけヒットするのですが、それはこの店ではなくシャーラムにある別のお店のようです。でも、やはり同じ経営者だとは思いますが、大きなチェーン店ではなさそうです。

P_20170612_113309_vHDR_Auto_R.jpg

Kedai Gunting Rambutとは英語のBarber Shopのこと、つまり床屋さんです。看板の店名の下に書かれているのは、BERSIH、CEPAT、MURAHです。マレー語でそれぞれ、きれい(衛生的)、早い、安いの意味です。そして、店の両側には世界共通の床屋さんの回転サインポール。でもあれ? 赤・白・青ではなく、緑に見えるけど、ま、こんなことはどうでも良いですね。。

うんうん、外から覗いてみる限りは、なかなか良さげ。明るくて清潔そうだし、職人さんは、、、二人だけかな、インド系の方かな。。でも、早いってのは、私の場合、時間はいつもたっぷりあるからそんなに気にする要素でもないんだけどね、、逆にあまり素早く手抜き工事でやってもらうより少しゆっくりと丁寧にやってもらってもいいかなと思ってるんですけど。

おぉ、これこれ↓これは安いよ。

P_20170612_113500_vHDR_Auto_R.jpg

大人(中学生以上)が13リンギ(約340円)、小学生が9-10リンギ、子供が7-8リンギだってさ。。うん、これは他の格安店と比較しても十分安いですね。

さぁ、次は肝心の職人さんと散髪の技術ですね。それでは中に入って見ましょう。(写真撮影とブログ掲載の件はスタッフの事前許可を得ています)

P_20170612_113142_vHDR_Auto_R.jpg

職人さん(Tukang Gunting Rambut=Barbers)はいつも二人、バーバーチェアは二台ある。聞けばスタッフは全部で三人いるのだが、店は年中無休なので三人が交代でお休みするのだそう。

P_20170612_113156_vHDR_Auto-COLLAGE_R.jpg

私は、意図的にこれまで毎回異なるスタッフの方に髪を切ってもらったのですが、三人ともとても上手で当たり外れもなさそうです。コミュニケーションは今日の方(写真の方)がマレー語も英語も一番容易だったのですが、でもあとの二人も特に大きな問題はありません。

↑の左下の写真は、今回の散髪直後の私の後ろ頭です。恥ずかしくもなくこんな写真良くアップしたなと言われそうですが、何ごとも文字だけでなく視覚にも訴えたい私です。恥を忍んでアップしてみました。

Boleh duduk sini?(ここ座っていい?)と声掛けして椅子に座ると、Nak macam mana?(どうしますか?)と聞かれたので、ハサミともバリカンとも何も言わずに、ただ、Tah suka terlalu pendik(あまり短くしないでね)とだけマレー語で言った(※)のですが、正直言って、器用に櫛とバリカン使って良くここまできれいに出来るもんだと感心するぐらいの出来でした。(※マレー語は私のマレー語実用練習のためです。最近では日常的にどこでも英語よりも先ずマレー語で話し始めるようにしています)

このGOVA'SはいわゆるKedai Gunting Rambut Mamak(Indian Barbar Shop)で、Quick-CutやX-Cutなどのチャイニーズ系の格安床屋さんとは一線を画しているインド系の床屋さんなのですが、技術も文句なしだし、店内も清潔でスタッフもフレンドリー。そしてなによりQuick-CutやX-Cutなどより4-5リンギも安いのがいい。私的には、ついにいい店見つけたな、と大変満足しています。

それに多くの日本人のお客が気にするだろうコミュニケーションですが、会話に自信がなければ、店内にべたべた貼られているヘアスタイルモデルの写真を指差すか、そうでなければ身振り手振りでも十分だろうと思います。いつかどこかのチャイニーズ系の店で、散髪中一方的に中国語で喋くりまくられたことを思い出しますが、あんなのよりもずっと寡黙で控えめなインド系の職人さんたちのほうが私は好きです。

再度言いますが、お店はムティアラ・ダマンサラのテスコ・エクストラ内にあり、周囲は隣にカーブショッピングモール、道路の対面にはイケアもIPCもあるメガショッピング&イーティングエリアです。是非皆さんも買い物や食事のついでにお試しあれ。。

以上、今日は私の行きつけと決めた格安床屋さんを紹介してみました。ではまた。。


ご承知のようにマレーシアは今、ラマダン(断食)月です。なので、ムスリムの方たちは夜明けから日没まで一切の飲食を摂りません。お陰で、街のマレーレストランなどは日中どこもガラガラ、中には臨時休業しているお店もあるほどです。

でも私たち非ムスリムにとっては、このラマダン月も特に影響なしです。寧ろ、普段より空いたレストランで、ゆったりと楽にランチができると喜んでいる人たちも少なくないと思います。

ところが私にとっての今年のラマダン月は、例年と少々勝手が違います。なぜかと言うと、週に2回、私も断食の真似ごとをしているのです。

実は今、引き続きですけどDBP(国立言語図書研究所※)に週2日通っています。
(※マレーシア教育省傘下で国語/マレー語の教育・調査・研究及び関連図書の出版等を行う外部機関です。これまで私はマレー語研修所と簡易的に呼んでいましたが、今後はより正確な日本語呼称を使うことにします)

VE150005_R.jpg

昨年10月から始めたDBPアカデミーの外国人特別マレー語コースはとっくに修了したのですが、担当の先生(Dr.D)から、"良ければここ(DBP)でインターン(研修生)をやってみませんか"と、とっても有難いお誘いをいただき、週に2日(月&木)だけ通っているんです。先生は、私がリタイアリーで仕事をしていないということを知ってのお誘いです。他のクラスメートは、平日の日中は全員仕事があるので無理なのです。

VE150004_R.jpg

DBPのインターンと言っても、別にDBPで正規に働くことを前提にした研修生ではありません。私の場合はあくまでインターンの真似ごとです。Dr.Dの雑用と言うかお手伝いをやりながらマレー語を実際に活用する、ただそれだけのことなんです。私にとってみれば、周りがすべてマレー人でマレー語オンリーの世界なので、マレー語の実際的な会話練習にはもってこいの場所なんですよね。

しかもすぐ傍には、Dr.Dを含むマレー語のスペシャリストたちがごまんといますし、マレー語学習者にとってこんなに恵まれた環境は他にはあり得ないでしょう。Dr.Dには心から感謝です。

でも今日は朝からハプニングがありました。Dr.Dがなんと突然内部異動(アカデミー部から一般図書部へ)になったんです。私にはまだこのDBPという巨大組織が良く見えていないので、なぜ突然こんな異動があるのか、なんのことやらさっぱり分からないのですが、とにかくサポート、サポート、こうなると年齢なんて言ってられないですね。60の手習いどころか、70の丁稚状態ですよ。Dr.Dの書庫や机からすべての資料や図書を段ボールに詰め込み、PCも外して、Dr.Dと共に私もアカデミーから一般図書部に引っ越してきました。

Dr.Dの新しい職場となった一般図書部は、DBPタワーの13階、広々とした部屋には30人ほどが働いておられるようですが、とても静かな職場です。加えて、Dr.Dの執務室(個室)からはKL中心部の街並みが一望でき、思わず"Wah, Pemandangan indahnya(景色がきれいだね)"と、Dr.Dとともに呟いてしまいました。

(Dr.Dの新執務室から見たKL中心部)
IMG-20170605-WA0000-COLLAGE_R.jpg

私は、Dr.Dの執務室近くに自分専用のデスクを割り当てていただき、定年後すっかり忘れていた現役当時の職場の思い出や仕事の感覚が蘇えるようです。周りの方々に伺ったところ、みなさん本の原稿を書いたり、編集のお仕事をされているんだそうです。でもこの静かな雰囲気は私にとって初めてでちょっと戸惑いましたが、まさかまさかこの年で、娘のような若い女性編集者などに囲まれて仕事(の真似ごと?)する羽目になろうとは夢の夢にも思っていませんでしたね。

で、ラマダン月の断食のことです。周りすべてがマレー人なので、当然ですが、昼休みになっても誰一人食事に出る人はいません。そんな中みんなは私に"ランチしてくれば"と勧めてくれるのですが、そう言うわけにはいきません。Dr.Dにも、"ここにいる限りは私も断食します"と勢いで宣言してしまいましたし、止むを得ず似非ムスリムを演じているわけです。

でもこれって、一日三食のうちの一食を抜くだけなんですけど、、、健康のために普段から二食だけにしている人にとってはなんでもないことなんでしょうが、この大喰らいの私には結構きついんですよ。なので、DBPの帰り時刻(今は四時)近くになると、正直腹が減って喉が乾いて堪らないのです。なので家までの30分ほどですら我慢できずについつい帰り道途中のMcDonaldとかに立ち寄っちゃうんですよね。

で、注文はいつもマック・デラックスのラージ、これって結構ボリュームがあって即効で腹いっぱいになるし、これで税込み12.9リンギ(約340円)は安いものです。しかし、私ってまったくの似非ムスリムですよね。DBPではファースティング(断食)だなんて、周りにはカッコいいこと言っちゃって、帰る途中にこれですもんね。本物のムスリムは、まだまだ日没まで飲食できないと言うのに、この似非ムスリムの我慢のなさは一体何なの?って、自分を自分で罵ってますよ。(笑)



さて、今日は例年恒例のIklan Rayaを紹介したいと思いますが、はっきり言って今年は不作だと思います。Iklanとは、まぁ、広告・宣伝の類なのですが、ここマレーシアでは、それぞれのナショナルイベントに合わせて、各企業がこぞってスピリチュアルなショートムービーを作成し、テレビなどで放映するのです。

私のような古い人間はそれで単純にお涙頂戴なんてこともあって、実は私はそれを毎年楽しみにしているのですが今年の出来はいまいちのような気がします。

然は然り乍ら、私のようなマレー語学習者への参考と私自身のマレー語学習も兼ねて、今年は1本だけ紹介してみます。



Diary Ramadan Opah(おばあちゃんのラマダン日記)と題するショートムービーです。



いかがでしたか?と言っても、画面上のサブタイトルが小さすぎて良く読めなかった方が多くいらっしゃったのではないかと思います。これはSUSU SOYA(豆乳)会社の製作による作品ですが、私はこれを今年のベストとしました。

ハリラヤのバリ・カンポンで、老母が独りで暮らす田舎の実家に帰省した子供家族の物語です。以下、ムービーのサブタイトル(マレー語+英語)を書き起こしてみましたので、マレー語学習者の方は良ければどうぞ参考になさって下さい。

Diari Ramadan Opah(おばあちゃんのラマダン日記)

Diari ini adalah kepunyaan Mak Senah !(This Diary is owned by Mak Senah !) この日記はMak Senahのもの←表紙の裏書

Along belikan mak mesin basuh yang canggih. (Along bought me a hghi-tech washing machine.)
Alongがハイテクの洗濯機を買ってくれた。(注:Alongとは長男の通称)

Along cakap mesin basuh ini tekan-tekan sahaja. (Along said that it only takes a few clicks to operate this washing machine.)
Alongは、"この洗濯機は簡単だよ、ポンポンとボタンを押すだけなんだよ" (注:tekanとはpush/pressの意→tekan-tekan=a few cliksとなる)

dan boleh basuh kain ! (and it washes all the clothes !)  
"それだけで衣服を全部洗ってくれるんだよ"って言ったけど。。。

Wah, memang selonok lah mak ! (I'm so excited !)  
凄いって私(Mak)は興奮したよ、、

Banyak kain cadar, langsir, semua nak basuh nih ! (Many bed sheets and curtains need to be washed !)  
ベッドシーツやカーテンなどいっぱい洗わなきゃいけないからね、、、

Tapi macam mana nak guna benda nih ? (But how do I use this washing machine ?)
でもこの洗濯機って、どうやって使うの ?

Along tak ajar pun mak ! (Along didn't teach me how to use it !)
Alongは使い方を教えてくれなかったよ !

Hmm うーん

Terpaksalah mak basuh kain cadar semua pakai tangan, (So I had to wash these dirty bed sheets by hands.)
だからやっぱりこの汚れたベッドシーツは手で洗わなきゃいけなかったんだよ。(注: pakaiとはこの場合useの意)

Petang ini mak lupa nak tutup periuk nasi. (I forget to turn off the rice cooker this evening.)
今日の夕方、炊飯釜の火を止めるの忘れてしまって、、

Habis hangit nasi mak. (The rice was burnt.)
ご飯が完全に焦げ付いてしまったんだよ。(注: この場合のhabisはexhaustedの意)

Tapi esoknya mak call Angah. (I called Angah the next day.)
次の日、Angah(次男の通称)に電話したら、、

Dia datang bawak periuk elektrik nasi baru untuk mak. (He dropped by and bought me a new electric rice cooker.)
彼は新しい電気炊飯器を買って持って来てくれた。 (注: 英語サブタイトル誤り。正しくはHe came to bring mak a new electric rice cookerであろう。)

Bangun sahur ini. (For today's sahoor.) 
今日のBangun sahurのために、、 (注: Bangun sahurとは断食が始まる夜明け前に食事を摂るために早起きすること、またはその食事のこと。sahurはアラビア語由来)

mak masak pakai periuk nasi baru lah ! (I will be cooking rice with the new electric rice cooker !)
これからは新しい電気炊飯器でご飯を炊くんだね。(注:このpakaiもuseの意)

Tak sabarnya ! (I can't wait !)
待ち遠しいなぁ。。

Tapi tiba-tiba sahaja. (Suddenly)
すると突然、、、

Elektrik tak ada lah pulak. (The electricity went off.)
また停電になっちゃった、、

Terpaksalah mak makan roti dan Seri Kaya. (I had to eat bread with Seri Kaya.)
たから、私(mak)はパンにSeri Kayaつけて食べなきゃいけなかったんだよ。。 (注: Seri Kayaとはココナツジャムのこと)

Tapi sedap jugak ! (But still it was delicious.)  
だけどそれでも十分美味しかったんだけどね。。

bismillahirrahmanirrahim
(注: これはアラビア語の"いただきます"のようなお祈り言葉)

Along dengan adik-beradik bagi mak TV baru. Besar ! (Along and siblings gave me a new big TV.)
Alongと兄弟たちは私に新しい大きなテレビをくれたけど、、

Katanya bole buat mak hilang rasa sunyi. (They said that it could help to ease the lonliness..)
そしてTVは私の寂しさを和らげてくれるよって言われたけど、、

Tapi (But)
しかし、、、

hidup mak memang dah lama sunyi. (My life is always felt lonely.)
私の暮らしはいつも寂しい。。

Tambah lagi selapas arwah ayah kamu semua dah tak ada. (Especially when your father passed away.).
特にあなたたちのお父さんが亡くなってから、、

Mujurlah, dah dekat raya ini. (Thankfully, Raya AidilfItri is near.)
でも有難いことに、、もうすぐハリラヤ、、

dapatlah kita berkumpul sau keluarga. (so we can get together again.)
だからまた家族がひとつになれる。。

Kita pun beraya sama-sama tahun ini. (and we can spend together for Raya-Aidilfitri.).
今年も家族みんなでハリラヤを過ごせる。。

Opah !
おばあちゃん !

Mak !
お母さん !

(以下、スポンサー企業製品の宣伝につき略)



いかがでしたか? でも、今回ムービーは、私のようなマレー語学習者以外の方にとってはあまり感動のムービーではなかったかも知れませんね。

早いもので今年のラマダンもあと半月ほどでハリラヤです。私の周囲のマレー友人たちも、みな今からバリ・カンポンをとても楽しみにしています。一方、私のDBPでの似非(えせ)断食はあと5回。私も早く断食月が明けないかな、とひそかに願っている今日この頃です。

ではまた。。




今日は久方ぶりにマレーシア政界疑獄シリーズを書きます。前回が2月28日でしたからちょうど3か月ぶりですね。これって極めて長いインターバルですけど、このことに特別な意味がある訳ではありません。単に記事になるようなトピックが見当たらなかったからです。

もちろんこちらのメディアには、主流も非主流もほぼ連日のようにポリティカルな記事が満載なのですが、私にとっては新鮮味がないと言うか変わり映えのしない記事ばかりで、ブログに書く意欲が湧かなかったのです。

さて今の私の関心事はもちろん、第14回総選挙の行方です。選挙がいつ行われるのか、そしてその結果はどうなるのか、様々な噂や憶測が飛び交っているようですが、未だ確たる情報はありません。

ただ、今年9月頃に前倒し実施される模様だと噂されてきたものが、最近の一部メディアには10月頃とするものもあるようで、まだまだ情報は揺れています。

しかしながら私的に見るといまいち盛り上がりに欠けると言うか、なにか地の底から湧いてくるようなマグマをちっとも感じないのが不思議でなりません。これまでの政界疑獄シリーズで、私がリポートしてきたような血沸き肉躍るエキサイトメントが消沈してしまったかのようです。

一方、ナジブ首相を核とする与党陣営は益々勢いを増し、対する野党側は大同団結どころか、なぜか一枚岩になり切れていないとする見方が大勢です。不思議でならないのですがこれが現実というものでしょうか。

話は突然変わりますが、日本国憲法の前文にある「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」と言う文言、あれは性善説に基づく理想に過ぎないと私は思っていますが、何処の世界でも理想は単なる理想であって現実とは異なるのですね。理想に基づく正義は正しくても勝つとは限らないのが現実の社会と言うか世界なのですよね。

そう考えると、最近日本マスメディアで連日報道されている、いわゆる共謀罪などに関する論議など不毛ですよね。人間社会は理想社会にはなりえないから、あらゆる処罰法を定めて律するのが法治国家であって、そのような大前提に立たないと現実社会を律することは難しい。先ずは現実社会の問題を直視し、それを律するための処罰法の必要性を説かずして、枝葉末節ばかり言い合う日本マスメディアの姿勢にこそ問題があると私は感じています。

翻って、私の住むマレーシアは日本と同じ法治国家であるはずですが、犯罪は悪で決して許されないとする法治国家の大原則が最近とみに歪められているのではないかと感じています。日本のような民主的な法治国家においては、正義は正しく常に勝たなければならないのが常識であって、正義が負けることがあってはならないのです。

非民主的とも言える法治国家、それが今現在のマレーシアなのかも知れません。

そこで今日は、失われた民主主義を取り戻そうと、91歳という超高齢を押してなお戦いを続けているマハティール・モハメド元首相の、次期総選挙に対する直近の心境を、氏のブログ(Chedet)から読んでみたいと思います。(※Chedetとは家族愛のシンボルを意味するワードのようです)

chedet_960x170_R.jpg

HOW NAJIB PLANS TO WIN
ナジブはいかにして勝利を画策するか

Chedet 24 May 2017

1. Najib is fully aware of the dire consequences to him if he loses. He will therefore leave no stone unturned in his effort to get the votes for the 14th General Election. He knows the possibility of losing even in his constituency of Pekan. In 1999 he won only by 241 votes and that also by hijacking votes of soldiers encamped in other constituencies.
1. ナジブは、(次期選挙で)負けた場合、彼がどんな悲惨な結果になるかをすべて知っている。だから、彼は第14回総選挙で票を取るためにありとあらゆる手段を尽くすことだろう。彼は、彼自身のペカン選挙区でさえ負ける可能性があることも知っている。1999年の選挙(第10回総選挙)では、彼はたった241票の差で勝っているが、これとて他の選挙区に駐屯中の軍人票をハイジャックしての結果だった。(訳者註: 選挙におけるハイジャックとは選挙の管理・運営を支配すること)

2. For some time now he is striving to starve the opposition of funds.
2. このところ彼は野党の(選挙活動)資金を枯渇させようと躍起だ。

3. Elections are costly. Posters, flags and buntings need a lot of money. Literally hundreds of thousands of these have to be produced. They will cost millions. The workers must be paid allowances, fed with nasi lemak and bottled drinks. There will be tens of thousands of them. At 2 bottles a day, 30,000 to 40,000 of bottle will be drunk.
3. 選挙は金がかかる。ポスター、旗、幟(のぼり)には多くの金が必要だ。文字どおり何十万と言う数のポスター、旗、幟(のぼり)を準備しなければならずそれには何百万(リンギ)もの金がかかる。また、選挙活動に従事するスタッフには給与を支払わなければならず、ナシレマや飲み物を支給することも必要だ。数万のスタッフを雇うとして、それぞれに1日2本のウォーターボトルとすれば、全部で1日に3万から4万本のボトルが必要となる。

4. Then the vehicles have to be rented or borrowed. Fuel would have to be paid for.
4. それから(選挙活動用の)車をレンタルまたは借用しなければならない。ガソリン代も支払わないといけない。

5. Rallies and ceramahs cost money. Thousands will attend and some drinking water would be needed. Tents and stages and public address systems will have to be rented.
5. 集会や説明会にも金がかかる。それには数千人が参加するであろうし、参加者のためのウォーターボトルも必要となる。テントやステージ、それに拡声装置なども借り上げなければならない。

6. All these need millions. If you do not have millions you cannot influence the people. Najib has billions. He is ensuring the opposition receive no donations.
6. これらのすべてを満たすには何百万(リンギ)もの金が必要だ。もし何百万(リンギ)の金がなければ、人々(の投票行動)に影響を与えることはできない。ナジブには何十億(リンギ)もの金がある上、ナジブは寄付金が野党の手に渡ることがないように手を打っている。

7. How?
7. いかにして?  

8. By imposing taxes on any money owned by even the relatively rich. And so:
8. 比較的富裕層が保持するいかなる金に対しても課税することによって、そして、、、、

9. Money more than RM 40,000 taken out from the bank will be asked to give details as to how the money is to be spent. Any hint that the money is to be donated to Opposition parties will meet obstacles to withdrawals, and harassments by income tax people.
9.. 4万リンギ以上を銀行から引き出す場合は、それが何に費やされるかの詳細が問われ、もし野党への寄付金に使用するなどと答えた場合には、預金引き出しがスムーズにできなかったり、所得税担当者による嫌がらせを受けるのだ。

10. Any borrowing for this purpose will not be approved.
10. (野党に対する寄付のための)いかなる借り入れも承認されることはない。 

11. The LHDN will demand for payment of back taxes amounting sometimes to hundreds of millions. If disputed the tax payer must pay first or be black listed. He may even be raided, records and passports seized.
11. 内国歳入庁(訳者註: 日本の国税庁に当たる税務所管庁)は、(納税者に)時には数億リンギに上る滞納税の支払いを要求することがある。もし、(納税者が内国歳入庁との間で)紛争になった場合、納税者は速やかに税を支払わなければならない。そうしないとブラックリストに載り、時には(税務当局の)急襲を受けたり、関係書類やパスポートが押収されることもあるのだ。(訳者註: この項は、野党に寄付しようとする納税者を指している)

12. If the court finds there is no justification, it would take years before the money is returned.
12 もし裁判で(納税者の)正当性が認められなければ、税金(滞納税)の返還には数年を要することになる。(訳者註: この項も前項に同じ)

13.. And now the AMLA (Anti Money Laundering Act) is used. Never mind if there is no evidence. But if LHDN or some government agencies declare that a person with money in a bank is suspected of money laundering then the money would be frozen. The process of proving there was no money laundering would take years. During that time the money cannot be accessed by the owner. No contribution to the opposition would be possible.
13 そして今はAMA(資金洗浄法)が適用される。証拠がない場合は気にする必要はないが、内国歳入庁または政府の一部機関は、(多額の)銀行預金者にはマネーロンダリングを疑い、その場合、該当の銀行預金は凍結されると、宣言した。預金者がマネーロンダリングがないことを証明するには何年もかかり、その間預金者は自身の銀行預金にアクセスすることができない。したがって、野党へのいかなる寄付も可能性がまったくないのだ。

14. Of course money in the account of the Prime Minister and certain Government members would not be frozen in Malaysia. They will not be accused of money laundering. They will be free to give the money to BN parties during election.
14. もちろん、ナジブ首相と特定の政府当局者の口座預金がマレーシアで凍結されることはあり得ない。彼らがマネーロンダリングを行ったと非難されることもない。彼らは自由にBN(与党連合)の各党に資金提供ができるのだ。

15. You can lodge a police report. You risk being questioned and detained. You may be charged with sabotage of the economy, or of being a terrorist.
15. あなたは、このことをポリスリポート(訳者註: 警察に対する被害届のようなもの)として警察に提出することはできる。しかし、(そのことによって)警察の事情聴取を受けたり、拘束されたりするリスクが発生する。あなたは、経済破壊者やテロリストとして起訴されるかも知れないのだ。

16. The courts may throw out the case. But that would take years. You will suffer all kinds of harassments, made bankrupt, deprived of your passport etc. During appeals to the Appeal Court and then the Federal Court, the harassment of the victim will go on. This is meant to deter others from attempting to support the opposition.
16. 裁判所は(あなたが告訴された)事件を却下するかも知れない。しかしそれには何年もかかる。あなたは、(その間)破産することになったり、パスポートを奪われたり、あらゆる嫌がらせを受けて苦しむことになる。これらのことは、人々の野党に対する支援の試みを阻止するものだ。

17. With Pakatan Harapan financially paralysed Najib expects to win based on his enormous financial strength and the willingness of the administrative officers to commit wrongdoings if ordered to.
17. ナジブは、Pakatan Harapan(野党連合: 希望の同盟)の財政麻痺と、自身の持つ莫大な資金力、それに命令されれば悪行をも厭わない行政官僚たちにより、(第14回総選挙)勝利すると期待しているのだ。

18. I have been accused of having destroyed democracy during my tenure. Since democracy has been destroyed already, the only thing that is being done by Najib must constitute kleptocracy.
18. 私は、私の(首相)任期中に民主主義を破壊したと訴えられている。(となれば)民主主義はすでに破壊されているので、ナジブによって唯一成されていることは泥棒政治を育むことだ。、



さて、いかがでしたか? 心なしか、元気がないようなそんな気がします。マレーシア政界史に残るスーパーヒーローで、91歳となる今もその人気が衰えない氏なのですが、財政問題など思うようにならない選挙戦の現実に直面し、少々弱気になっているのではないかとも思える書きぶりです。

莫大な資金力にものを言わせ着々と選挙準備をすすめるナジブ陣営に比し、なんと非力な野党連合なのかを憂いているかにも読めます。

しかし、この先何が起こるかわからないのもこの世界の常です。氏にはますます健康で奮闘していただきたいと切に願っています。

ではまた。。



今、風薫る季節です。5月のGW後のこの時季はおそらく全国的に見ても新緑が萌え風が薫るベストな季節なのでしょう。

そんなベストな季節に、不肖この私は先月のジャングル旅で引いた風邪が未だ抜けきれずに、酷く咳き込んだりして・・・、お陰で電車やバスの中だけでなく、家の中でもマスクして周りに気遣いながらひっそりと暮らしています・・・・・・・・・なんてことはウソですが、周りの迷惑顧みずゲホゲホ、ゴホゴホとやっては嫌がられています。

それと前回ブログでちょっと書いた異臭騒ぎのことですが、先日わざわざ酒田までお越しいただいた秋田のY子さんのご要望にお応えし、恥を忍んでことの顛末を綴ります。



いやぁ、ホトホトあの臭いには参りました。実は、マレーシアを発つ前から、my better halfに私の周囲でなにか異臭がすると指摘されていました。私は生来、臭い鈍感人間なのでほとんどなにも感じていなかったのですが、犬も驚くほど嗅覚が鋭いmy better halfには、ゴムが焼け焦げたような嫌な臭いだとかいろいろと言われてました。

でも、どうも私自身の身体から発しているオヤジな臭いではなさそうで、その元は結局分からずじまい。ところが、埼玉の長女宅に着いてまもなく、今度は長女が異臭がすると言い始めたのです。

二人の孫など他の家族も加わり、異臭探索大作戦を大騒ぎしながらやったところ、どうも私が常々背中に担いでいるバックパックが臭いの元らしい。なので家族全員の立会いの下にバックパックのジッパーをオープンしましたよ。。

すると、私には確かになにかの臭いがするね、程度なのですが、私を除く全員が、うっ、こ、これだ、と言って大げさに仰け反るではありませんか。

当然のように、この私と私のバックパックは玄関から外に追いやられましたよ。私は外でバックパックの中身を全部出して、ひとつひとつ臭いを嗅いでみて、異臭の原因が何かを調べたのですが不思議なことにそれが良く分からない。

確かに何かの臭いがするのだが、これが何の臭いかは分からない。鼻にツンとくる薬品臭のようであもり、なにかが焦げた臭いのようでもある。ひょっとしたら私の(中国製)バックパックを間仕切りしてる材質の、熱かなにかによる溶解が原因かもしれないと考え、バックパックを完全裏返し、洗剤で洗って天日に干してみた。

一方、バックパックの内容品については、IT小物入れ、メガネケース、薬入れビニールバッグ、ノート、ペンケースなどなど、いずれもそれ単体ではさほどの臭いはしない。ただ念のため、これらも天日干しにしておいた。

さて、その2日後である。バックパックの臭いはほぼ取れた、、、、と思った。なので、まだ訝しむ家族をよそに、天日干しにしておいた内容品をバックパックに戻し玄関の物置台に置いておいた。しばらくして孫たちが学校から帰り、玄関先でなにか騒いでる。え、まだ異臭がするって?? そんな馬鹿な、、、

またまた家族全員の立会いの下にバックパックを検査した。ジッパーを開けると、またもや全員仰け反った。今度はさすがにこの私も仰け反った。く、くさい、確かにくさい、これは耐えられん。

でもなんで? どうして? と、、今度は内容品を疑った。どうも薬入れの小型ビニールバックが怪しい。ビニールバッグのジッパーを開けてみた。するとまるで毒ガスのような、オドーでスティンキーな臭いがたちまちのうちに部屋中に拡散した。こ、これは、、、、正露丸(せいろがん)の臭いだ。ついに臭いの正体が判明した。

実は先月、ボルネオ島のジャングル旅に出る前、もしもの腹痛に備え、正露丸をチャック付の小さなポリ袋に小分けし、他の薬とともに塩ビのバッグに入れて持ち歩いていたが、それが間違いの大元だったようだ。コーティングしていない昔からあるあの正露丸の黒い小さな丸薬は、腹痛などに対する効果も抜群だが、発する臭いがたまらなく臭いのだ。普段は小瓶の中に密封されているので、臭いが外には漏れないのだが、ポリ袋や塩ビの袋など、臭いの分子は楽々通過してしまうらしい。

そうか、鼻にツンとくる薬品臭はあのクレオソートの臭いだったんだ。焼け焦げ臭の正体みたり正露丸。。

しかし驚いた。ほんの20粒ほどの小さな粒粒が、こんなに強烈な異臭を放ち、薬入れの中の他の薬や、ザックの中の他の小物類、さらにはバックパックそのものにまで、あんなに頑固に異臭を染み込ませるなんて、こりゃ驚いた。ちなみに正露丸臭のキーワードでネット検索してみると、出るわ出るわ。。。

いやぁ、これは知らなんだ。セイロガンって大変なシロモノだったんだ。恥かしながら初めて知った。しかし、バックパックに正露丸を入れて持ち歩き始めて一ヶ月半。初めは臭いもたいしたことはなかったんだろう、と思う。なぜならジャングル旅で四六時中一緒だったピーターもシーシーもなんにも言わなかったし、私のマレー語仲間たちからもなにも言われなかった。

だけどそう言われれば、今回のマレーシアからの飛行機の中で、隣の座席の乗客が心なしか少し距離を置いていたような、、、、そんな気もしないでもない。。気づかないうちに周りに異臭を振りまいていただなんて。。いや、これはマジ反省、反省。。



ところで早いもので、明後日、マレーシアに戻ります。心配していたノートPCの修理も無事に終わり、工場から無事に戻ってホッと安堵したのですが、予期のとおりすべてがまっさらの工場出荷状態です。もちろんこのままでは使えないので、今は婿殿の古いノートPCを借りてこれを書いています。

そうそう、腕時計の修理も終わりました、と言うより、町の時計屋さんに持って行ったら偏屈・頑固そうな親父の手にかかりチョチョイのチョイで直ったようです。でも明らかに、油を差して時刻合わせしただけと言うのに、4000円も取りやがって、あと1000円ボッタクッたら、大喧嘩してやったのに、微妙なところの値付けは時計屋の親父の勝ちと言わざるを得ませんね。

一時滞在間、今回も足早に東京と酒田を往復しました。しかし、この時季の日本は本当に清清しい。新緑が萌え、風薫るふるさとニッポンを至る所で満喫しました。

以下、今回の一時滞在間、多くの古い仲間たちと共に過ごした東京と酒田、一部移動途中に撮り貯めたマイ・ライブラリーから、ほんの少しだけピックアップしてみます。

2017一時帰国a001
東京クラス会@浜離宮恩賜庭園(東京都中央区) 16 May 2017

2017一時帰国a002
東京クラス会@浜離宮恩賜庭園(東京都中央区) 16 May 2017

2017一時帰国a003
東京クラス会@浜離宮恩賜庭園(東京都中央区) 16 May 2017

2017一時帰国a004
東京クラス会@隅田川水上バス(日の出桟橋→浅草吾妻橋) 16 May 2017

2017一時帰国a005
東京クラス会@朝日ビール本社と通称ゴールデンう○こビル(吾妻橋から) 16 May 2017

2017一時帰国a006
東京クラス会@浅草仲見世伝法院通り 16 May 2017

↓これは今現在、ブログのトップ画像に据えている、田植えを終えたばかりの水面に映る秀麗な鳥海山です。

2017一時帰国b001
PANORAMA CHOKAI←クリックして拡大パノラマ画像

今回酒田でお会いした秋田のY子さんは秋田側から眺める鳥海山がベストだって仰ったけど、私は、やはり他の庄内人同様、この形、左端の笙ヶ岳から二峰を経て山頂に続くこの形が一番好きです。

2017一時帰国b003
酒田市新井田川から見る鳥海山 18 May 2017

2017一時帰国b004
懐かしい仲間たちとの集い(酒田市中町響や) 17 May 2017

2017一時帰国b004-1
ふるさと美味いものづくし(酒田市中町響や) 17 May 2017

2017一時帰国b005
初孫酒造にしては珍しい辛口赤魔斬り(酒田市中町響や) 17 May 2017

2017一時帰国b006
タンカー@酒田本港(海鮮どんや「とびしま」から) 18 May 2017

2017一時帰国b007
イカ釣り船@酒田本港(海鮮どんや「とびしま」から) 18 May 2017

2017一時帰国b008
豪快舟盛り刺身膳(海鮮どんや「とびしま」) 18 May 2017

2017一時帰国b009
これも豪快ウニいくら丼(海鮮どんや「とびしま」) 18 May 2017

2017一時帰国b011
我が友、泰禅大和尚の眞秀寺境内(山形県庄内町) 18 May 2017

2017一時帰国b012
鳥海山と庄内平野を一望し、心安まる眞秀寺境内(山形県庄内町) 18 May 2017

2017一時帰国b013
懐かしい月山春スキー場遠景(月山道路) 19 May 2017

2017一時帰国b014
新緑の月山湖(山形自動車道月山湖PA) 19 May 2017



今回は、滞在間ほとんど晴天に恵まれて、文字通りの風薫るふるさとニッポン満喫の旅でした。孫に囲まれ、大勢の古い仲間たちの優しく温かな気遣いに心ゆくまで癒されました。

本当はもっともっと書きたいことがあるのですが、情けないことに風邪がまだ尾を引いていて本調子ではありません。加えて、借り物のPCでは思うように筆も走らず、今日のところはこれで仕舞いとします。

では、また。。次回はマレーシアからです。